【公文/くもんの解約】辞めたいけど先生に言いづらい。スムーズに退会できる「辞める理由」とは?
こどもを公文へ通わせているけど
- こどもの成績が思うように上がらない
- こどもが嫌々やっていて意味があるように思えない
- 他の習い事もあって続けるのが難しくなってきた
このような状況なので、そろそろ公文を辞めようかと思っていませんか?
- 「でも、公文の先生にはとてもお世話になったので言いづらい・・」
- 「辞めようと思っていることを、どういう風に伝えるのが良いのか・・」
- 「電話で伝えるだけで良いのか、教室に直接言って伝えるべきなのか。手紙できちんと伝えるべきか・・・」
- 「菓子折りやお礼の品は渡した方が良いの?」
このようなことでもし悩んでいるのであれば、安心してください。
この記事で紹介している辞める手順や注意事項を読んでもらえれば、誰でも簡単に辞める手続きを進めることができます。
みんなはどんな理由で辞めているのか?
ちなみに我が家のこども達ですが、お兄ちゃんは小2から小6まで、おとうと君は小1から小6まで公文に通わせていました。通わせている間は、「辞めさせて、塾や通信教育に変えたほうが良いかな?」と何度か考えたことがありました。
でも「せっかくこれまで続けてきたし、もし辞めて今よりも勉強しなくなったら困るし・・」と考え、結局小学生の間は通わせて、中学生になるタイミングで辞めさせました。
近所では、小学校の途中で辞めたこどもも何人もいましたね。
さて、みんなはどんな理由で辞めているのでしょうか。特に多いのが下記の4つのようです。
- 「進学塾に変えたい。」
→ 今後の受験を考えると進学塾に入れさせたい!でもそうすると、お金も時間も厳しいから公文は辞めるしかない状況。 - 「月謝が高いから」
→ 1教科 8,000円位かかるので続けていくのが大変。家計が苦しい! - 「宿題をこなすのが大変」
→ こどもが宿題をなかなかやらない!やらせるにも、側について教えながらやらせないといけないので大変! - 「公文式のやり方に不安がある」
→ 基礎の計算を繰り返し行なうだけ。文章問題が少ないし、総合的な学力が付くように思えなくて不安・・。
これを読んでいるあなたも、似たような理由ではないでしょうか。
公文を辞めることを検討したら気を付けるべきこと
公文を辞めることを検討したときに、まず気を付けてほしいことがあります。それは、「辞めようと思っている」ことをすぐに言わないことです。
「そろそろ辞めようかと思ってるんですが」
辞めることを考え始めた時や、悩んでいる状況の時には、事前に公文の先生に相談することはしないようにしましょう。
なぜなら、辞めようか悩んでいることを相談した場合、先生がこどもに対して今まで以上に優しく接してきて
「今辞めるともったいないよ。もう少し頑張ったらきっと成績が上がるから頑張ろうね!」
と、こどもに対して辞めないように説得するケースがあるからです。
そのような状況にならないためにも、辞めようかと悩んでいる段階では、すぐに相談しないことをお勧めします。
公文を辞める手順
書類について
公文を辞める時は、通常は書類を出すような手続きはありません。辞める月の前月末までに、先生へ辞めたい意思を伝えましょう。(退会届が必要な教室もありますが、その場合は、辞めたいことを伝えた時に先生から記入用紙を渡してくれると思います)
伝える手段
では、辞めたいことを伝える手段ですが、電話をするか、直接会って伝えるか、どちらが良いのでしょうか。
忙しくて教室に行くことができないときは、電話でも良いと思います。
ただし、公文の教室はお家の近所だったり、それほど遠い場所ではないかと思いますので、できればこれまでお世話になったマナーとして直接会って伝えた方が良いでしょう。
先生に伝える辞める理由は何て言えば良い?(良い理由と悪い理由)
まずどんな理由であろうとも大事なことは、「辞める」という意思を固めることです。先生によってはあの手、この手で辞めさせないように上手に説得してくる場合もありますので、何か言われても揺るがないよう、意思を固めておきましょう。
正直に伝えるべきか?
あなたが、公文を辞めようと思っている理由はなんですか?
- 月謝が高い。金銭的な理由から。
- 進学塾に通わせたい。又は、良い進学塾を見つけたから。
- 効果を感じられない。成績が上がらないから。
- こどもが嫌がっていてお金がもったいないから。
- こどもの宿題の面倒を、自分が見ないといけないので大変だから。
辞めたい理由を正直に伝えるべきかどうかですが、なんでもかんでも正直に話すのは極力避けて、スムーズに辞められる良い理由を伝えるようにしましょう。
参考までに、スムーズに辞められる良い理由と悪い理由を紹介します。
良い理由
①「家庭の事情、家庭の都合でどうしても・・」
おすすめは「家庭の事情でちょっと続けるのが難しくなりました」です。
家庭の事情や都合、というのはプライベートなことですので、先生も深く質問しづらい内容ですよね。
もし質問をされた場合にも「すみません、家庭のことなので・・」と、それだけを答えれば問題ありません。
②「他の習い事や塾の為に時間が取れなくなってしまって・・」
もう一つのおすすめは
「こどもの習い事(サッカー、テニス、野球、体操、など)でどうしても公文の時間がとれなくなってしまって・・・。」
「受験のため、進学のために、進学塾に通わせることになったので両立できなくなってしまって・・・」
というように、時間がどうしても取れなくなってしまって、と伝えるのが良いです。(実際にどうかは置いといて・・。)
というのも、公文を辞める理由でもこれが一番多いそうですので、先生もスムーズに受け入れてくれる理由といえます。
③「中学生になるから・・」
お子さんが小学校を卒業するタイミングであれば、
「中学生になるので、辞めようと思います」
でOKです。
中学生になると、部活も始まって生活のリズムが変わるので、それを理由に辞める生徒も多いため、先生も引き留めることはありません。
悪い理由
では、先生から引き留められやすい、悪い理由を紹介します。
①「月謝が高くて金銭的も続けるのが難しくて・・」
これを正直に伝えた場合、先生から
「では教科を減らして負担を軽減しましょう」
と提案してきますので、この理由はお勧めできません。
公文は大概、2教科、3教科やらせているかと思いますので、「いったん1教科にしましょうか」と言われた場合に、断るのが面倒になってしまいますので、できればこの理由は避けましょう。
②「効果を感じられない。成績が上がらないので・・」
これを先生に正直に伝えた場合、
「以前に比べると、問題を解くスピードが確実に上がってますよ。もう少ししたら成果が出ると思いますので、今辞めるのはもったいないから、もう少しだけ続けてみませんか。」
「似たようなタイプのお子さんが以前いましたが、公文を続けたことでこんなに成績があがりましたよ」
と、わが子の頑張っている姿を説明されたり、他のお子さんの成功事例を言われてしまって、辞めづらくなってしまいますので、この理由も避けましょう。
③「こどもが嫌がっていて勉強しなくて・・。」
これを先生に正直に伝えた場合、
「確かに○○さんには宿題が多いかもしれないですね。少し量を減らして調整してみましょう」
と、まずは負担を軽くしてすこし様子を見ませんか、それからでも遅くないですよ、と説得されてしまいます。
これも断りづらくなってしまうので、この理由は避けましょう。
もう一つの辞め方(休会制度を利用する)
休会制度について
もうひとつの公文の辞め方として、休会制度を利用して、そのままフェードアウトして辞める、という方法があります。
この「休会」という制度ですが、これは、公文を最大で3ヶ月間お休みすることができる制度です。
休会中に月謝を払う必要はありません。
そして、休会のまま3か月を過ぎた場合には、公文を退会しないといけません。つまり、このシステムを利用すれば、3ヶ月休会すれば「自動退会」できる、ということになります。
休会するには
まず、休会するときですが、「ちょっと公文の時間が取れなくなってしまって・・」と、曖昧な理由で良いので先生に休会する意思を伝えましょう。
休会なので、これなら伝える側はストレスありません。
そして、休会中ですが、特に先生から連絡が入ることは特にありません。
そうして、そうこうしているうちに3か月たったら、自動的に退会となります。
この方法だと引き止められる心配も無く、楽に辞めることができますよ。(但し3か月間は「休会中」なので、正式に退会しているわけではないので少しモヤモヤ感は残ります)
もしあなたが、辞める意思を伝えるのが苦手な人だったら、この制度を利用することをお勧めします。
菓子折りは必要か?
これまで先生に個人的にとてもお世話になった、というのであれば、その気持ちを菓子折りやお手紙で伝えるのが良いでしょう。
でもそこまで深い間柄でないのであれば、特に気にする必要はありません。
菓子折りを持ってくるとか、先生もそういったことは期待していないので、菓子折りやお手紙を渡さないといけないのかな、と考える必要はありません。
【まとめ】公文をスムーズに退会するために
お子さんの塾や教室は、始めるときよりも、辞める時のほうがいろいろ考えてしまい大変ですが、辞める行為自体は、決して悪いことではないので変に気まずい思いを抱える必要はありません。
これまで公文にお世話になった、という思いがあるのなら、先生には感謝の気持ちをきちんと伝えましょう。
そしてスムーズに辞める手続きを進めていただき、お子さんに、もっと合う塾や教室、勉強法を見つけてもらえたらと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
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