"解約調査リクエスト" 受付中(申込フォームはこちら)
【解約方法】ドコモiPhone返却で22,000円の違約金を回避する完全ガイド

【解約方法】ドコモiPhone返却で22,000円の違約金を回避する完全ガイド

ドコモでiPhoneを購入した際に「いつでもカエドキプログラム」や「スマホおかえしプログラム」に加入している場合、適切な返却手順を知らないと違約金が発生する可能性があります。本記事では、ドコモのiPhone返却方法について、プログラム別の詳しい手順から初期化方法、査定基準、よくあるトラブルの対処法まで完全解説いたします。

もくじ

ドコモのiPhone返却プログラムの種類と概要

解約くん
ドコモには2つの返却プログラムがありますので、お使いのiPhoneがどちらのプログラムに対応しているか、購入時期から確認してみてくださいね!
ドコモでiPhoneを返却する際は、購入時期によって適用されるプログラムが異なります。それぞれのプログラムで返却方法や条件が変わるため、まずはお使いのiPhoneがどちらのプログラムに該当するかを確認することが重要です。

①いつでもカエドキプログラム(2021年9月以降販売機種)

2021年9月24日以降に発売されたiPhoneが対象となる、ドコモの最新返却プログラムです。残価設定型24回払いで購入し、23ヶ月目までに端末を返却すると、24回目の残価支払いが免除される仕組みです。

  • 対象機種例:iPhone 13シリーズ、iPhone 14シリーズ、iPhone 15シリーズ、iPhone 16シリーズなど
  • 支払い回数:24回払い(残価設定型)
  • 最適な返却時期:23ヶ月目
  • 免除される金額:24回目の残価(端末価格の約半額)

さらに、「いつでもカエドキプログラム+」という上位プランもあり、smartあんしん補償への加入が必須となりますが、12~22ヶ月目の早期返却でも支払いが免除されるメリットがあります。

②スマホおかえしプログラム(2021年8月まで販売機種)

2021年8月までに販売されたiPhoneが対象となる、従来の返却プログラムです。36回分割払いで購入し、24ヶ月目以降に端末を返却すると、最大12回分の支払いが免除されます。

  • 対象機種例:iPhone 12シリーズ、iPhone 11シリーズ、iPhone SEシリーズなど(※2025年現在、対象機種の販売は終了)
  • 支払い回数:36回払い
  • 最適な返却時期:24ヶ月目
  • 免除される金額:最大12回分の分割支払金(端末価格の約1/3)

プログラム加入状況の確認方法

ご自身のiPhoneがどちらのプログラムに加入しているかは、以下の手順で確認できます:

  1. My docomoにログイン
  2. ご契約内容」をタップ
  3. 割引・優待」の項目を確認
  4. プログラム名が表示されていれば加入中、表示がなければ未加入

また、端末等代金分割支払金の項目で支払い回数も確認できます:

  • 全24回:いつでもカエドキプログラム
  • 全36回:スマホおかえしプログラム
重要なポイント
プログラムに加入していない場合でも、ドコモの下取りプログラムを利用してiPhoneを手放すことは可能です。ただし、返却プログラムの方が一般的に高額な割引を受けられる場合が多いため、加入状況の確認は必須です。

いつでもカエドキプログラムでのiPhone返却方法

解約くん
いつでもカエドキプログラムでは、My docomoから簡単に申し込めて、郵送またはドコモショップでの返却が選択できますよ!
いつでもカエドキプログラムでのiPhone返却は、オンライン手続きによる郵送返却と、ドコモショップでの店頭返却の2つの方法から選択できます。どちらの方法でも、事前の準備と正しい手順を踏むことで、スムーズに返却手続きを完了できます。

①オンライン(郵送)での返却手順

オンラインでの返却は、24時間いつでも申し込み可能で、ドコモショップに行く手間が省けるメリットがあります。
基本的な流れ

  1. My docomoにログイン
  2. お手続き」→「割引・優待」を選択
  3. いつでもカエドキプログラムご利用(郵送)」をタップ
  4. 契約内容を確認し、「お手続きする」を選択
  5. 本人確認手続き(eKYCまたは本人限定受取郵便)を選択
  6. 申し込み完了後、1週間~10日程度で送付キットが到着
  7. 端末を初期化し、送付キットで返送
オンライン返却のメリット
  • 24時間いつでも手続き可能
  • ドコモショップへの来店不要
  • 待ち時間なしで手続きできる
  • eKYC利用で普通郵便での送付キット配送が可能

②ドコモショップでの返却手順

ドコモショップでの返却は、スタッフのサポートを受けながら手続きできるため、初期化や返却手続きに不安がある方におすすめです。
店頭返却の流れ

  1. ドコモショップを予約(来店予約推奨)
  2. 必要書類とiPhoneを持参して来店
  3. スタッフがその場で端末状態を確認
  4. 問題なければその場で返却完了
  5. データ移行サポート(有料)も利用可能

持参する物

  • 返却するiPhone本体
  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
  • ドコモUIMカード(SIM)は事前に取り出しておく
注意:ドコモショップでの返却は、新しい端末の購入と同時の場合に限られることがあります。端末返却のみの場合は、事前に店舗へ確認することをおすすめします。

③いつでもカエドキプログラム+の場合の注意点

いつでもカエドキプログラム+に加入している場合は、通常のプログラムと異なる手続きが必要です。

返却申込み前の補償サービス解約について

いつでもカエドキプログラム+では、返却申込み前に必ず補償サービスの解約が必要です。
解約が必要なサービス

  • smartあんしん補償
  • ケータイ補償サービス
  • AppleCare+ for iPhone
  • AppleCare+ 盗難・紛失プラン

解約手順

  1. My docomoにログイン
  2. 「ご契約内容確認・変更」を選択
  3. 該当する補償サービスを解約
  4. 解約完了後に返却申込み手続きを実施
重要:補償サービスを解約せずに返却申込みを進めると、「申し訳ございませんが、手続きを進めることができません」というエラーが表示されます。必ず事前に解約を完了してください。

本人確認書類とeKYC手続き

返却申込み時には本人確認が必要で、以下の2つの方法から選択できます:
①eKYC(オンライン本人確認)

  • 運転免許証またはマイナンバーカードをスマホで撮影
  • 本人の顔写真も撮影して照合
  • 手続き完了後、送付キットが普通郵便で配送
  • 受け取りが簡単で早い

②本人限定受取郵便

  • 従来の本人確認方法
  • 送付キットが本人限定受取郵便(特例型)で配送
  • 配達員に本人確認書類の提示が必要
  • 受け取りに立ち会いが必要

送付キットの受け取りと返送手順

送付キットの内容

  • いつでもカエドキプログラム お申込み手順書
  • プログラム利用申込書
  • 返信用封筒(レターパックライト)
  • エアクッション(緩衝材)

返送手順

  1. プログラム利用申込書に必要事項を記入
    • 職業欄、生年月日、機種名、製造番号(IMEI)など
    • お客様ご署名欄は必須
  2. iPhoneをエアクッションで梱包
  3. レターパックライトに以下を同封
    • 初期化済みのiPhone本体
    • 記入済みのプログラム利用申込書
  4. 利用申込みの翌月末までにポスト投函
返送時の重要な注意点
  • 返送期限:利用申込みの翌月末まで(必須)
  • 梱包:エアクッションでしっかりと保護する
  • 追跡:レターパックライトなので追跡可能
  • 期限厳守:期限を過ぎると違約金(残価分一括)が発生
査定完了の確認方法

  • ドコモ回線あり:メッセージR(SMS)に査定結果が届く
  • 回線なし:dアカウント登録メールアドレスに結果が送信
  • My docomo:「ご利用料金」→「詳細を確認」→「スマホおかえしプログラム 端末返却相当額」で確認可能

スマホおかえしプログラムでのiPhone返却方法

解約くん
スマホおかえしプログラムは36回払いで購入したiPhoneを返却すると、最大12回分の支払いが免除される仕組みですよ!24ヶ月目での返却が最もお得になります。
スマホおかえしプログラムは、36回の分割払いで購入したiPhoneをドコモに返却することで、翌々月請求分以降の分割支払金(最大12回分)の支払いが不要になるプログラムです。2021年8月までに販売された機種が対象となっており、現在は新規販売が終了していますが、既に加入している方は引き続き利用可能です。

①My docomoからの返却申し込み手順

スマホおかえしプログラムの返却申し込みは、My docomoから簡単に行えます。
申し込み手順

  1. My docomoにログイン
  2. お手続き」を選択
  3. カテゴリから探す」→「割引・優待」をタップ
  4. スマホおかえしプログラムご利用(郵送)」を選択
  5. 契約内容および機種情報を確認
    • 機種名(例:iPhone 12 Pro 128GB)
    • 加入日(購入日)
    • 製造番号(IMEI番号)
    • 現在の支払い回数
  6. 返却方法を「郵送」で選択
  7. 本人確認方法を選択(eKYCまたは本人限定受取郵便)
  8. 受付完了メールの送信先を指定
  9. お手続きする」で申し込み完了
申し込み前の確認事項

  • 契約者住所が最新になっているか確認
  • ケータイ補償サービス等の解約が必要
  • 分割支払金の未払いがないか確認

②送付キット到着後の返却手順

申し込み完了後、約1週間~10日程度で送付キットが到着します。
送付キットの受け取り

  • eKYC利用時:普通郵便で配送
  • 本人限定受取郵便:本人確認書類の提示が必要
  • 受け取り期限:到着通知から10日以内

送付キット同梱物

  • スマホおかえしプログラム お申込み手順書
  • プログラム利用申込書
  • 返信用封筒(レターパック)
  • エアクッション(緩衝材)

返送準備と手順

  1. iPhone本体の初期化を完了(後述の初期化手順を参照)
  2. プログラム利用申込書に記入
    • 氏名、住所、電話番号
    • 機種名、製造番号(IMEI)
    • 返却理由
    • 署名(必須)
  3. iPhone本体をエアクッションで梱包
  4. 返信用封筒に同梱物を入れて封印
    • 初期化済みiPhone本体
    • 記入済みプログラム利用申込書
  5. ポスト投函または郵便局窓口で発送
返送時のポイント
  • SIMカード:事前に取り出しておく
  • 付属品:iPhone本体のみ返送(充電器等は不要)
  • 梱包:輸送中の破損を防ぐため、しっかりとエアクッションで保護
  • 追跡:レターパックなので配送状況の確認が可能

③店頭での返却手順

ドコモショップでも返却手続きが可能ですが、条件があります。
店頭返却の条件

  • 新しい端末の購入と同時に限定される場合が多い
  • 端末返却のみの場合は、事前に店舗へ確認が必要
  • 来店予約を推奨

店頭返却の流れ

  1. ドコモショップを予約
  2. 必要書類とiPhoneを持参
    • 本人確認書類
    • 返却するiPhone本体(初期化済み)
  3. スタッフが端末状態を確認
  4. 査定基準を満たしていれば、その場で返却完了
  5. 必要に応じてデータ移行サポートも利用可能(有料)

店頭返却のメリット

  • その場で査定結果が分かる
  • スタッフのサポートを受けられる
  • 初期化やデータ移行のサポートが受けられる
  • 郵送の手間や輸送中の破損リスクがない

プログラム利用申込み後のキャンセル不可について

スマホおかえしプログラムでは、一度利用申込みを行うと、キャンセルができません。これは非常に重要なポイントです。
キャンセル不可の理由と影響

  • 申込み完了と同時に返却義務が発生
  • 返却しなかった場合は違約金が請求される
  • 端末の状態や査定結果に関わらず、返却が必要
  • 「やっぱり返却したくない」という理由でのキャンセルは不可
申込み前の慎重な検討が必要

  • 端末の状態を十分に確認する
  • 故障時利用料のリスクを理解する
  • 返却後に端末が手元に残らないことを理解する
  • 新しい端末の購入計画を立てておく

返却期限と違約金のリスク

スマホおかえしプログラムでは、厳格な返却期限が設定されており、期限を過ぎると重大なペナルティが発生します。
返却期限

  • 郵送の場合:利用申込みの翌月末まで
  • 送付キット受け取り:到着通知から10日以内
  • 店頭の場合:申込み当日または指定された期日まで

期限遅れの場合の違約金

状況 違約金額 備考
期限内に返却しなかった 分割支払金残額の一括請求 プログラム利用によって免除されるはずだった金額と同額
送付キットを受け取らなかった 同上 手続きが完了しないため
返却品が受付不可品だった 同上 端末返送後に判明した場合
違約金を避けるための対策
  1. 申込み前に端末状態を十分確認
  2. カレンダーに返却期限をマーク
  3. 余裕を持って返送手続きを実施
  4. 追跡番号で配送状況を確認
  5. 不明な点があれば事前にドコモインフォメーションセンターに相談
期限管理のコツ

  • 申込み完了メールを保存し、期限日を確認
  • 送付キット到着後は速やかに返送準備を開始
  • 月末の郵便局混雑を避け、余裕を持って発送
  • レターパックの追跡番号で到着確認

iPhone返却前の必須準備事項

解約くん
iPhone返却前のデータバックアップと初期化は絶対に必要です!未実施だと返却を受け付けてもらえないので、手順をしっかり確認してくださいね。
iPhone返却前の準備は、単なるデータ消去だけでなく、Apple製品特有の設定解除が重要です。これらの準備を怠ると返却が受け付けられず、違約金が発生する可能性があります。必ず以下の手順を順序立てて実行してください。

①データのバックアップ方法

iPhone返却前には、必ずデータのバックアップを作成してください。初期化後はデータの復旧ができません。
iCloudバックアップの手順

  1. Wi-Fiに接続されていることを確認
  2. 設定」→「[ユーザー名]」をタップ
  3. iCloud」→「iCloudバックアップ」を選択
  4. 今すぐバックアップを作成」をタップ
  5. バックアップ完了まで待機(Wi-Fi接続を維持)

iTunesバックアップの手順(PC使用)

  1. 最新のiTunesがインストールされたPCを準備
  2. iPhoneをPCに接続
  3. iTunes起動後、iPhone アイコンをクリック
  4. このコンピュータ」を選択
  5. iPhoneのバックアップを暗号化」にチェック
  6. 今すぐバックアップ」をクリック
バックアップで保存されるデータ
  • 写真・ビデオ
  • 連絡先・カレンダー
  • メッセージ・メール
  • アプリデータ
  • 設定情報
  • キーチェーン(暗号化バックアップの場合)
アプリ個別のデータ移行準備

  • LINE:トーク履歴のバックアップとアカウント引継ぎ設定
  • ゲームアプリ:引継ぎコードの発行
  • 金融アプリ:機種変更手続きの確認
  • 認証アプリ:バックアップコードの保存

②Apple IDとiCloudからのサインアウト

Apple IDからのサインアウトは、iPhone返却前の最重要手順です。この作業を怠ると、新しい所有者がデバイスを使用できなくなります。
Apple IDサインアウト手順

  1. 設定」→「[ユーザー名]」をタップ
  2. 画面下部の「サインアウト」をタップ
  3. Apple IDのパスワードを入力
  4. オフにする」を選択
  5. デバイスに残すデータを選択(通常は全てオフを推奨)
  6. サインアウト」で完了

iCloudからの個別サインアウト確認

  • iCloudメール
  • 連絡先
  • カレンダー
  • 写真
  • iCloud Drive
  • キーチェーン
重要な注意点

  • Apple IDパスワードを忘れた場合は、事前にパスワードリセットを実施
  • 2ファクタ認証が有効な場合は、信頼できるデバイスまたは電話番号が必要
  • サインアウト時にiCloudデータを端末に残すかの選択を慎重に行う

③iPhoneの初期化手順

Apple IDからサインアウト後、iPhone本体を初期化します。
初期化の実行手順

  1. 設定」→「一般」をタップ
  2. 転送またはiPhoneをリセット」を選択
  3. すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
  4. パスコードを入力(設定している場合)
  5. iPhoneを消去」を確認
  6. 再度「iPhoneを消去」でプロセス開始
  7. 初期化完了後「こんにちは」画面が表示

初期化で消去されるデータ

  • すべての個人データ(写真、動画、音楽)
  • インストールしたアプリ
  • 設定情報(Wi-Fi、Bluetooth等)
  • Face ID/Touch IDの設定
  • パスコード
  • メッセージ、メール
補足:初期化してもiOSのバージョンは変更されません。最新バージョンにアップデートしてあるiPhoneを初期化しても、iOSは最新バージョンのまま維持されます。

iMessageの登録解除方法

Androidスマートフォンに機種変更する場合、iMessageの登録解除を怠ると、SMSが正常に受信できなくなる場合があります。
iMessage登録解除手順

  1. 設定」→「メッセージ」をタップ
  2. iMessage」のスイッチをオフにする
  3. FaceTime」も同様にオフにする
  4. 確認ダイアログで「オフにする」を選択

オンラインでの登録解除(iPhone手放し後)

  • Apple公式サイト「iMessage の登録を解除する」ページにアクセス
  • 電話番号を入力して確認コードを受信
  • 確認コードを入力して登録解除完了

Apple Watchペアリングの解除

Apple Watchを使用している場合、必ずペアリングを解除してからiPhoneを初期化してください。
Apple Watchペアリング解除手順

  1. iPhone で「Watch」アプリを開く
  2. マイウォッチ」タブを選択
  3. 画面上部の「すべてのWatch」をタップ
  4. 対象のApple Watch の横にある「」をタップ
  5. Apple Watchとのペアリングを解除」を選択
  6. Apple IDパスワードを入力
  7. ペアリングを解除」で完了
ペアリング解除の重要性
  • 解除せずにiPhoneを初期化すると、Apple Watchが使用不可能になる
  • 新しいiPhoneでApple Watchを使用する際に問題が発生する
  • Apple Watchのアクティベーションロックがかかる可能性がある

「iPhoneを探す」機能のオフ設定

「iPhoneを探す」機能がオンのままだと、アクティベーションロックがかかり、新しい所有者が使用できません。
「iPhoneを探す」オフ手順

  1. 設定」→「[ユーザー名]」をタップ
  2. 探す」を選択
  3. iPhoneを探す」をタップ
  4. iPhoneを探す」のスイッチをオフにする
  5. Apple IDパスワードを入力
  6. オフにする」で設定完了

確認方法

  • 設定画面で「探す」項目が「オフ」表示になっている
  • iCloud.com の「iPhoneを探す」でデバイスが表示されない

SIMカードの取り出し

SIMカードは返却前に必ず取り出してください。SIMカードには契約者情報や電話番号が記録されています。
SIM取り出し手順

  1. iPhoneの電源を切る
  2. SIMピン(またはクリップを伸ばしたもの)を準備
  3. iPhone側面のSIMトレイを確認
  4. SIMピンを小さな穴にまっすぐ差し込む
  5. 軽く押すとSIMトレイが飛び出す
  6. SIMカードを取り出し、安全な場所に保管
  7. SIMトレイのみをiPhoneに戻す
SIM取り出しの注意点
  • 無理に引っ張らない:破損の原因となる
  • SIMピンを斜めに刺さない:穴が破損する可能性
  • SIMカードを紛失しないよう注意:新しい端末で使用する
  • SIMトレイは必ず戻す:紛失すると返却時に問題となる場合がある
新しい端末での利用

  • 同じキャリア:取り出したSIMをそのまま使用可能
  • 他社乗り換え:MNP手続き完了後に新しいSIMを使用
  • SIMサイズ変更:ドコモショップでSIM交換手続きが必要

ドコモのiPhone返却査定基準と故障時の対応

解約くん
査定基準を満たさないと最大22,000円の故障時利用料がかかってしまいます。でも補償サービスに加入していれば2,200円に軽減されるので、事前に確認しておきましょうね!
ドコモでのiPhone返却時には厳格な査定基準があり、基準を満たさない場合は追加料金が発生します。返却前に査定基準を理解し、適切な対策を講じることで、予期しない費用を避けることができます。

①良品として認められる状態

良品と認定されるための基本条件をクリアしていれば、追加料金なしで返却プログラムを利用できます。
外観の基準

  • 画面:割れ、ヒビ、大きな傷がない
  • 背面:大きな傷、欠け、変形がない
  • 側面:凹み、変形がない
  • ボタン類:正常に作動する
  • カメラレンズ:割れや大きな傷がない

機能面の基準

  • 電源:正常にオン/オフできる
  • タッチ操作:全画面で正常に反応する
  • 各種センサー:正常に動作する
  • カメラ:正常に撮影できる
  • スピーカー・マイク:正常に音声入出力できる
  • 充電:正常に充電できる

データ・設定の基準

  • 初期化:工場出荷状態に完全リセット済み
  • アクティベーションロック:解除済み
  • パスコード:設定なし
  • Apple ID:サインアウト済み
良品判定のポイント
  • 通常使用で生じる軽微な傷は許容される場合が多い
  • 保護ケースや画面保護フィルムの使用痕跡は問題なし
  • クリーニングして清潔な状態で返却することを推奨

②機能不良品と判定される条件

以下の状態が確認された場合、機能不良品として判定され、故障時利用料が発生します。
画面・表示関連の不良

  • 画面割れ・ヒビ:軽微なものから全面的な破損まで
  • 液晶不良:表示異常、色むら、焼き付き
  • タッチ不良:一部または全体的な反応不良
  • 輝度異常:極端に暗い、明るくならない

本体・筐体の損傷

  • 背面割れ・欠け:ガラス面の破損
  • 本体変形:落下や圧力による歪み
  • 深い傷:塗装剥がれを伴う傷
  • 腐食・サビ:水濡れによる内部腐食

機能面の不良

不良箇所 具体的な症状
電源系統 電源が入らない、勝手に電源が切れる、充電できない
カメラ 起動しない、ピントが合わない、レンズ割れ
音声系統 スピーカーから音が出ない、マイクが機能しない
通信機能 Wi-Fi接続不良、Bluetooth不良
センサー類 Face ID/Touch ID不良、加速度センサー異常

水濡れ・浸水の痕跡

  • 内部浸水:分解時に水濡れシールの変色が確認される
  • 腐食痕:基板や端子部分の腐食
  • 異臭:内部の異常な匂い
改造・分解の痕跡 以下の場合は受付不可品となり、返却自体ができません:

  • 非正規店での修理痕跡
  • 本体の分解痕跡
  • 内部部品の交換痕跡
  • ソフトウェアの改造(脱獄)

③故障時利用料の詳細

機能不良品と判定された場合の追加料金について詳しく説明します。
故障時利用料の基本料金

  • 通常料金:22,000円(税込)
  • 補償サービス加入時:2,200円(税込)
  • 適用条件:査定基準を満たさないすべての場合

料金発生のタイミング

  1. 返却品がドコモに到着
  2. 専門スタッフによる査定実施
  3. 機能不良品と判定
  4. 査定結果の通知(SMS またはメール)
  5. 翌月の料金請求に故障時利用料を合算

重要な注意点

  • 返却後のキャンセル不可:一度返却すると端末は戻ってこない
  • 査定結果への異議申立て:基本的に受け付けられない
  • 分割支払金残額との関係:残債が故障時利用料より少ない場合、プログラム利用不可
故障時利用料の重要なポイント
  • 必ず発生:査定基準を満たさない限り、軽微な不良でも料金が発生
  • 一律料金:不良の程度に関わらず同一料金
  • 補償効果:事前の補償加入で90%軽減(22,000円→2,200円)

ケータイ補償サービス加入時の料金軽減

ケータイ補償サービスまたはsmartあんしん補償に加入していると、故障時利用料が大幅に軽減されます。
対象となる補償サービス

  • ケータイ補償サービス
  • smartあんしん補償
  • AppleCare+ for iPhone
  • AppleCare+ 盗難・紛失プラン

軽減効果の比較

補償加入状況 故障時利用料 軽減効果
補償サービス未加入 22,000円
ケータイ補償サービス加入 2,200円 19,800円軽減
smartあんしん補償加入 2,200円 19,800円軽減
AppleCare+ 加入 2,200円 19,800円軽減

補償加入の確認方法

  1. My docomoにログイン
  2. ご契約内容」を確認
  3. サービス」欄で補償サービスの有無を確認
注意:返却プログラム利用時には、加入中の補償サービスを解約する必要があります。ただし、解約前の加入期間があれば故障時利用料の軽減対象となります。

画面割れや傷の判定基準

画面割れの判定基準は、多くのユーザーが気になるポイントです。
機能不良品と判定される画面の状態

  • ひび・亀裂:長さ、深さに関わらずすべて対象
  • 欠け:角の欠け、端部の欠け
  • 浮き:画面パネルの浮き上がり
  • 異物混入:画面内部への異物の侵入

傷の判定基準

傷の種類 良品範囲 機能不良品
画面の傷 保護フィルム跡、軽微な擦り傷 ガラスを貫通する傷、深い傷
背面の傷 通常使用での軽微な傷 塗装剥がれ、深い引っかき傷
側面の傷 軽微な擦れ跡 変形を伴う傷、深い打痕

判定時の確認ポイント

  • 明るい場所での目視確認
  • 角度を変えての傷の確認
  • タッチ操作への影響確認
  • 保護フィルム除去後の状態確認

水濡れ・破損時の対処法

iPhone に水濡れや破損がある場合の対処法をご紹介します。
水濡れが疑われる場合の対処法

  1. 即座に電源を切る
  2. SIMカードを取り出す
  3. 外部の水分を乾いた布で拭き取る
  4. 充電や電源投入を避ける
  5. 自然乾燥させる(48時間以上推奨)
  6. 正常動作の確認後に返却を判断
NGな対処法

  • ドライヤーでの強制乾燥
  • 米や乾燥剤での埋没
  • 分解・分離の試み
  • 無理な電源投入
破損時の対処法

  • 軽微な破損:故障時利用料を承知の上で返却
  • 重度の破損:修理後の返却を検討
  • 受付不可レベル:下取りプログラムへの変更を検討

修理と返却の費用比較例

対処方法 費用目安 備考
そのまま返却(補償なし) 22,000円 故障時利用料
そのまま返却(補償あり) 2,200円 故障時利用料(軽減)
Apple Store修理後返却 修理費用による 画面修理:30,000円程度
下取りプログラム利用 下取り価格による 機能不良品価格適用
最適な判断基準
  1. 補償サービス加入時:そのまま返却が最も経済的
  2. 補償未加入 + 軽微な故障:故障時利用料での返却
  3. 補償未加入 + 重度破損:修理費用と故障時利用料を比較
  4. 受付不可品:下取りプログラムへの変更

iPhone返却の最適タイミングと注意点

解約くん
返却プログラムによって最適なタイミングが違います!いつでもカエドキプログラムは23ヶ月目、スマホおかえしプログラムは24ヶ月目がベストですよ。タイミングを逃すと損をしてしまうので要注意です!
iPhone返却の最適タイミングは、加入しているプログラムによって異なります。適切なタイミングで返却することで、最大限の割引効果を得られますが、タイミングを逃すと免除される金額が減少し、経済的な損失につながります。

①いつでもカエドキプログラムの場合(23ヶ月目が最適)

いつでもカエドキプログラムでは、23ヶ月目での返却が最も経済的です。
23ヶ月目返却のメリット

  • 24回目の残価支払いが完全免除(端末価格の約50%)
  • 早期利用特典による割引も最大限活用
  • 新機種への乗り換え時期として最適
  • プログラム早期利用料が不要

具体例:iPhone 15 128GB の場合

返却時期 支払済み金額 免除される金額 実質負担額
23ヶ月目 69,690円 75,570円 69,690円
24ヶ月目 75,570円 69,690円 75,570円
25ヶ月目 78,464円 66,796円 78,464円

23ヶ月目返却のタイミング計算

  • 購入月:2023年9月
  • 1ヶ月目:2023年10月(初回支払い)
  • 23ヶ月目:2025年8月(最適返却時期)
  • 24ヶ月目:2025年9月(残価支払い月)
23ヶ月目返却のポイント
  • 23ヶ月目の支払い完了後、すぐに返却申込みを実施
  • 24ヶ月目の請求が確定する前に手続き完了が理想
  • 月末近くの返却は翌月扱いになる可能性があるため注意

②スマホおかえしプログラムの場合(24ヶ月目が最適)

スマホおかえしプログラムでは、24ヶ月目での返却が最も経済的です。
24ヶ月目返却のメリット

  • 最大12回分の分割支払金が免除(端末価格の約33%)
  • 免除金額が最大となる
  • 25ヶ月目以降は免除額が月々減少

具体例:iPhone 12 128GB の場合

返却時期 支払済み回数 免除される回数 免除金額
24ヶ月目 24回 12回 36,432円
25ヶ月目 25回 11回 33,389円
26ヶ月目 26回 10回 30,360円
30ヶ月目 30回 6回 18,216円

24ヶ月目返却のタイミング計算

  • 購入月:2022年9月
  • 1ヶ月目:2022年10月(初回支払い)
  • 24ヶ月目:2024年9月(最適返却時期)
  • 25ヶ月目以降:免除額が月々減少
重要:スマホおかえしプログラムは翌々月請求分以降の免除となるため、24ヶ月目に返却した場合、26ヶ月目請求分から免除が開始されます。

③返却タイミングが遅れた場合の影響

返却タイミングが遅れると、段階的に免除金額が減少し、経済的な損失が拡大します。
いつでもカエドキプログラムの場合

  • 24ヶ月目以降:残価を24回に再分割して支払い継続
  • 再分割期間中の返却:残りの再分割支払金が免除
  • 47ヶ月目以降:プログラム利用不可、通常の分割完済

再分割時の支払い例(iPhone 15 128GB)

期間 月額支払い 返却時免除額 備考
1~23ヶ月 3,030円 75,570円 通常期間
24~47ヶ月 3,148円 段階的減少 再分割期間
48ヶ月以降 完済 利用不可 プログラム終了

スマホおかえしプログラムの場合

  • 25ヶ月目以降:免除回数が月々1回ずつ減少
  • 36ヶ月目以降:プログラム利用不可
  • 損失額の計算:月額×遅れた月数分の損失
タイミング遅れのリスク
いつでもカエドキプログラム

  • 1ヶ月遅れ:約6,000円の損失
  • 6ヶ月遅れ:約35,000円の損失
  • 12ヶ月遅れ:約70,000円の損失

スマホおかえしプログラム

  • 1ヶ月遅れ:約3,000円の損失
  • 6ヶ月遅れ:約18,000円の損失
  • 12ヶ月遅れ:プログラム利用不可

My docomoでの契約期間確認方法

最適な返却タイミングを逃さないため、定期的な契約期間の確認が重要です。
基本的な確認手順

  1. My docomoにログイン
  2. ご契約内容」を選択
  3. 端末等代金分割支払金」の項目を確認
  4. 現在の支払い回数総支払い回数を確認
  5. 購入日最適返却時期を計算

確認できる重要情報

  • 機種名:返却対象の端末
  • 購入日:プログラム開始日
  • 支払い回数:現在何回目の支払いか
  • 月額支払金:毎月の分割金額
  • 残債金額:残りの支払い総額

プログラム別の表示内容

プログラム 表示される支払い回数 最適返却判断
いつでもカエドキプログラム ○回目/24回 23回完了後が最適
スマホおかえしプログラム ○回目/36回 24回完了後が最適

返却時期アラート設定のコツ

  • カレンダーアプリに最適返却月をマーク
  • リマインダーで2ヶ月前にアラート設定
  • My docomoで月1回の定期確認
  • 新機種発売情報と合わせてタイミング調整

早期返却時の特典と注意点

最適タイミングより早く返却する場合の特典と制約について解説します。
いつでもカエドキプログラムの早期返却

  • 1~22ヶ月目返却:早期利用特典あり
  • 特典内容:翌月以降の分割支払金を割引
  • 計算方法:機種により異なる月額割引
  • メリット:23ヶ月目と同等または近い負担額

早期利用特典の例(iPhone 15 128GB)

返却時期 通常負担額 早期利用特典 実質負担額
12ヶ月目 36,360円 ▲600円×11ヶ月 69,960円
18ヶ月目 54,540円 ▲600円×5ヶ月 69,540円
23ヶ月目 69,690円 特典なし 69,690円

いつでもカエドキプログラム+の早期返却

  • 12~22ヶ月目:翌月以降の支払いが完全免除
  • プラス早期利用料:12,100円が必要
  • smartあんしん補償:加入必須
  • 総合的な負担:1年サイクル利用者には有利

スマホおかえしプログラムの早期返却

  • 制約:24ヶ月未満の返却は経済的に不利
  • 理由:免除回数が24回未満に固定される
  • 例外:機種変更と同時の場合のみメリットあり
早期返却の判断基準
おすすめする場合

  • 毎年新機種に買い替えたい
  • いつでもカエドキプログラム+に加入している
  • 端末に不具合や故障の兆候がある

おすすめしない場合

  • スマホおかえしプログラムで24ヶ月未満
  • 補償未加入で端末の状態に不安がある
  • 新機種への乗り換え予定がない
返却タイミング最適化の戦略

  1. 契約内容の定期確認(月1回推奨)
  2. 新機種発売スケジュールとの調整
  3. 端末状態の定期チェック
  4. 補償サービス加入状況の確認
  5. 市場の下取り価格動向との比較

他社乗り換え時のiPhone返却手順

解約くん
他社に乗り換えた後でもドコモの返却プログラムは利用できますよ!ただし、dアカウントの維持や手続き方法に違いがあるので注意が必要です。
他社へのMNP転出やドコモ解約後でも、返却プログラムは継続して利用可能です。ただし、回線契約の有無により手続き方法や必要な準備が異なるため、適切な順序で手続きを進めることが重要です。

①MNP転出前の返却手続き

MNP転出前に返却手続きを完了させる方が、手続きがスムーズです。
MNP転出前返却のメリット

  • My docomoの全機能が利用可能
  • ドコモショップでのサポートが受けられる
  • 手続き完了の確認が容易
  • 問い合わせ対応が充実している

推奨される手続きの流れ

  1. 返却タイミングの確認(23ヶ月目または24ヶ月目)
  2. iPhone返却プログラムの利用申込み
  3. 送付キットの受け取り
  4. iPhone初期化と返送
  5. 査定完了の確認
  6. MNP予約番号の取得
  7. 他社での契約手続き
  8. ドコモ回線の自動解約

注意すべきタイミング

手続き項目 推奨タイミング 理由
返却申込み MNP転出の1~2ヶ月前 手続き完了に時間が必要
端末返送 MNP転出前 回線契約中の方が追跡しやすい
査定完了 MNP転出前が理想 問題発生時の対応が容易
MNP転出前返却のポイント
  • 新しい端末の準備:返却前に代替端末を用意
  • データ移行:新端末への移行を完了してから返却
  • MNPタイミング:査定完了後にMNP手続きを実施
  • dアカウント維持:解約後も利用できるよう設定確認

②ドコモ解約後の返却方法

ドコモ解約後でも返却プログラムは利用できますが、手続き方法に制約があります。
解約後の利用可能な手続き方法

  • My docomo:dアカウントでログイン可能(機能制限あり)
  • 郵送手続き:引き続き利用可能
  • ドコモショップ:本人確認書類持参で対応可能
  • 電話問い合わせ:ドコモインフォメーションセンター

解約後の返却手続きの流れ

  1. dアカウントでMy docomoにログイン
  2. お手続き」→「割引・優待」を選択
  3. 該当するプログラムの利用申込み
  4. 本人確認書類の提出(eKYCまたは郵送)
  5. 契約者住所への送付キット配送
  6. 端末初期化と返送
  7. 査定結果の通知(dアカウント登録メール宛て)

解約後手続きの制約事項

  • My docomoの一部機能が利用不可
  • ドコモショップでのサポートが限定的
  • 問い合わせ対応が制限される場合がある
  • 住所変更の手続きが複雑

必要な情報・書類

必要項目 詳細 入手方法
契約者情報 氏名、生年月日、旧電話番号 契約時の情報
端末情報 機種名、IMEI番号、購入日 端末設定またはMy docomo
本人確認書類 運転免許証、マイナンバーカード等 有効期限内のもの
現住所証明 住民票、公共料金領収書等 発行から3ヶ月以内

③回線契約がない場合の注意点

回線契約がない状態での返却プログラム利用には、特別な条件と制約があります。
回線契約なしでの利用条件

  • dアカウントの維持が必須
  • 本人確認の強化(eKYC推奨)
  • 住所情報の最新化が必要
  • 連絡先メールアドレスの有効性確認

手続き上の主な違い

項目 回線契約あり 回線契約なし
申込み方法 My docomo(全機能) My docomo(制限機能)またはドコモショップ
本人確認 ネットワーク暗証番号 eKYCまたは本人限定受取郵便
連絡方法 SMS(メッセージR) メール(dアカウント宛て)
住所変更 My docomoで簡単変更 ドコモショップでの手続きが必要

回線契約なしでの制約事項

  • 法人名義の場合、オンライン手続き不可
  • 一部家電量販店では受付制限あり(残債11,000円以上)
  • 早期利用料の支払いが一括のみ
  • 問い合わせ対応が制限される
重要な注意点

  • 回線契約なしの場合、プログラム利用期限内での手続き完了がより重要
  • 住所変更手続きに時間がかかるため、余裕を持った計画が必要
  • dアカウントの失効により手続き不可となるリスクあり

dアカウントの維持について

dアカウントは、ドコモ解約後の返却プログラム利用に必須です。
dアカウント維持のための設定

  1. dアカウント設定の確認
    • My docomoにログイン
    • 「dアカウント設定」を選択
    • 「継続利用設定」を確認
  2. 連絡先メールアドレスの設定
    • ドコモメール以外のメールアドレスを登録
    • Gmail、Yahoo!メール等のフリーメール推奨
    • メールアドレスの有効性を定期確認
  3. 本人確認情報の更新
    • 住所、電話番号等の最新情報に更新
    • 本人確認書類の有効期限確認

dアカウント維持のチェックリスト

  • ドコモメール以外のメールアドレスが登録済み
  • パスワードが設定済み(忘れていない)
  • 2段階認証の設定確認
  • 住所・電話番号が最新情報
  • dポイントクラブの継続利用設定

dアカウント失効のリスク

  • My docomoへのアクセス不可
  • 返却プログラムの申込み不可
  • 査定結果の受信不可
  • dポイント失効
dアカウント失効を防ぐ対策
  1. 解約前にメールアドレス変更(ドコモメール → フリーメール)
  2. 定期的なログイン(月1回以上推奨)
  3. パスワード管理(パスワードマネージャー活用)
  4. 緊急連絡先の登録(家族のメールアドレス等)

住所変更時の対応方法

他社乗り換えに伴う引越しや住所変更がある場合の対応方法について説明します。
住所変更のタイミング別対応

  • ドコモ契約中の住所変更:My docomoで簡単変更
  • 解約後の住所変更:ドコモショップでの手続きが必要
  • 返却申込み後の住所変更:原則として変更不可

契約中の住所変更手順

  1. My docomoにログイン
  2. 契約内容・手続き」を選択
  3. ご契約内容確認・変更」をクリック
  4. ご住所」の「変更」をクリック
  5. 新住所を入力して変更完了

解約後の住所変更手順

  1. 最寄りのドコモショップを予約
  2. 必要書類を持参して来店
    • 本人確認書類(新住所記載)
    • 住民票または公共料金領収書
    • 印鑑(認印可)
  3. 住所変更手続きを実施
  4. dアカウント情報の同期確認

送付キット配送先の注意点

状況 配送先住所 対応方法
住所変更前に申込み 旧住所 郵便転送サービス利用
住所変更後に申込み 新住所 通常通り配送
申込み後に住所変更 変更不可 ドコモショップで相談

郵便転送サービスの活用

  • 日本郵便の転送サービスに事前登録
  • 転送期間:1年間(延長可能)
  • 転送対象:本人限定受取郵便も含む
  • 注意点:転送先での本人確認が必要
住所変更時のベストプラクティス
  1. 引越し前に返却手続き完了が最も安全
  2. 郵便転送サービスを早めに申請
  3. dアカウント住所も必ず更新
  4. 送付キット受取りの住所を事前確認
  5. 緊急連絡先として家族等の住所も登録
トラブル発生時の対処法

  • 送付キットが届かない:郵便局での保管状況確認
  • 住所不一致エラー:ドコモショップで住所確認手続き
  • 転送先で受取不可:ドコモインフォメーションセンターに相談
  • 期限切れのリスク:速やかにドコモショップで直接相談

よくあるトラブルと解決方法

解約くん
返却手続きでよくあるトラブルも、事前に対処法を知っていれば安心ですよ!送付キットが届かない、期限に間に合わないなど、具体的な解決方法をご紹介しますね。
iPhone返却プロセスでは、様々なトラブルが発生する可能性があります。事前に対処法を把握しておくことで、慌てることなく適切に対応でき、違約金などの不利益を避けることができます。

①送付キットが届かない場合

送付キットが予定通り届かないのは、最も多いトラブルの一つです。
送付キットが届かない主な原因

  • 住所情報の不一致(転居、住所変更未実施)
  • 本人限定受取郵便の受取り忘れ
  • 郵便局での保管期限切れ
  • eKYC本人確認の不備
  • システム処理の遅延

届かない場合の確認手順

  1. 申込み完了メールの確認
    • 申込み日時の確認
    • 配送予定期間の確認(1週間~10日程度)
    • 選択した本人確認方法の確認
  2. My docomoでの手続き状況確認
    • 「お手続き履歴」で進捗確認
    • エラーメッセージの確認
    • 住所情報の再確認
  3. 郵便局での保管状況確認
    • 本人限定受取郵便到着通知の確認
    • 最寄り郵便局への問い合わせ
    • 保管期限(7日間)の確認

本人確認方法別の対処法

選択した方法 配送方法 届かない場合の対処法
eKYC 普通郵便 ポスト確認、郵便局への問い合わせ
本人限定受取郵便 本人限定受取郵便(特例型) 到着通知確認、郵便局窓口で受取

対処法の優先順位

  1. 申込みから10日以内の場合
    • 郵便局への配送状況確認
    • 住所・氏名の相違確認
    • もう数日待機
  2. 申込みから10日以上経過の場合
    • ドコモインフォメーションセンターへ電話
    • 申込み状況の確認依頼
    • 再発送手続きの相談
  3. 期限が迫っている場合
    • 緊急でドコモショップへ相談
    • 店頭での代替手続きを検討
    • 期限延長の可能性を確認
送付キット未着時の緊急対応
期限まで1週間を切った場合

  1. 即座にドコモショップに相談
  2. 店頭での返却手続きを検討
  3. 違約金発生リスクを避ける

②返却期限に間に合わない場合

返却期限に間に合わない場合、重大なペナルティが発生します。
返却期限の種類

  • 利用申込みの翌月末(郵送での返却期限)
  • 送付キット受取から10日以内(本人限定受取郵便の場合)
  • 店頭での申込み当日(ドコモショップでの返却)

期限遅れのペナルティ

遅延理由 ペナルティ内容 金額例
返送期限超過 分割支払金残額の一括請求 36,000円~75,000円程度
送付キット未受取 プログラム免除金額と同額の違約金 同上
受付不可品の返送 同上 同上

期限が迫った場合の緊急対応

  1. 残り3日の場合
    • 速達またはレターパックプラスで緊急発送
    • 配達日時指定で確実な到着を確保
    • 追跡番号で配送状況を常時確認
  2. 残り1~2日の場合
    • ドコモショップでの緊急相談
    • 店頭での直接返却を検討
    • 期限延長の可能性を確認
  3. 当日または期限切れの場合
    • 即座にドコモインフォメーションセンターに連絡
    • 事情説明と救済措置の相談
    • 特別対応の可能性を確認

やむを得ない事情がある場合

  • 入院・療養による返却不可
  • 災害・事故による郵送不可
  • 転居・住所変更による配送トラブル
  • 家族の事情による手続き遅延
救済措置の可能性 やむを得ない事情がある場合、ドコモが個別に救済措置を講じる場合があります。必要に応じて診断書や被災証明書等の提出が求められることがあります。

③査定結果に納得できない場合

返却したiPhoneの査定結果に納得できない場合の対処法について説明します。
査定結果で発生しうる問題

  • 機能不良品判定で故障時利用料22,000円の請求
  • 受付不可品判定で違約金の請求
  • 判定理由の説明不足
  • 返送前の状態との相違

査定結果の通知方法

契約状況 通知方法 確認場所
ドコモ回線あり メッセージR(SMS) My docomo「メッセージ」
回線なし メール dアカウント登録メールアドレス
共通 My docomo表示 「ご利用料金」→「詳細確認」

異議申立てする場合の手順

  1. 査定結果の詳細確認
    • 判定理由の確認
    • 不良箇所の特定
    • 写真・動画での証拠確認
  2. 返送前の状態記録との照合
    • 返送前に撮影した写真との比較
    • 動作確認記録との相違点確認
    • 輸送中の破損可能性の検討
  3. ドコモインフォメーションセンターへ問い合わせ
    • 査定結果への異議申立て
    • 詳細な説明を要求
    • 再査定の可能性を確認

異議申立ての現実的な結果

  • 査定基準の説明を受けることは可能
  • 判定の変更は非常に困難
  • 端末の返却は基本的に不可能
  • 追加証拠があれば個別検討される場合あり
査定トラブルを避けるための予防策
  1. 返送前の状態記録(写真・動画撮影)
  2. 動作確認の実施(全機能チェック)
  3. 適切な梱包(エアクッション使用)
  4. 補償サービス加入(リスク軽減)
  5. 事前相談(不安な場合はドコモショップで確認)

ドコモインフォメーションセンターへの問い合わせ方法

トラブル発生時の最終的な相談窓口となります。
ドコモインフォメーションセンター

  • ドコモ携帯から:151(無料)
  • 一般電話から:0120-800-000(無料)
  • 受付時間:午前9時~午後8時(年中無休)

効果的な問い合わせ方法

  1. 事前準備
    • 契約者情報(氏名、生年月日、電話番号)
    • 端末情報(機種名、IMEI、購入日)
    • 申込み日時、送付キット送付日等
    • エラーメッセージやメール内容
  2. 問い合わせ内容の整理
    • 発生している問題の詳細
    • これまで実施した対処法
    • 希望する解決方法
    • 期限等の制約事項
  3. 通話時の注意点
    • オペレーター名と受付番号を控える
    • 回答内容を詳細にメモする
    • 後日確認可能な情報を確認
    • 必要に応じて上席者への相談を要求

問い合わせ時の時間帯別対応

時間帯 混雑状況 推奨度 備考
9:00-11:00 やや混雑 受付開始直後
11:00-14:00 比較的空いている 最も繋がりやすい
14:00-17:00 混雑 会社員の休憩時間
17:00-20:00 非常に混雑 × 待ち時間が長い

返却品の追跡と確認方法

返却品の配送状況を追跡することで、トラブルの早期発見が可能です。
郵送方法別の追跡方法

  • レターパックライト:日本郵便の追跡サービス
  • レターパックプラス:同上(対面配達)
  • 簡易書留:同上(補償付き)

追跡番号の確認方法

  1. 送付キット同梱の返信用封筒に追跡番号が印刷
  2. 投函時のレシートに追跡番号が記載
  3. 日本郵便公式サイトまたは郵便追跡アプリで確認

配送状況の重要なチェックポイント

配送状況 表示内容 次のアクション
引受 郵便局で受付完了 配送開始を確認
中継 配送中 到着予定日を確認
到着 ドコモ指定センター到着 査定開始を待機
不在・保管 配達先不在で保管中 緊急で配送先に連絡

到着確認後の査定期間

  • 通常査定期間:到着から3~7営業日
  • 混雑期間:最大2週間程度
  • 査定結果通知:SMS または メール
  • My docomo反映:査定完了の翌営業日

違約金請求時の対応策

違約金が請求された場合の対応策について説明します。
違約金が発生する主なケース

  • 返却期限の超過
  • 送付キットの未受取
  • 受付不可品の返送
  • 必要書類の不備

違約金請求への対応手順

  1. 請求内容の詳細確認
    • My docomoでの請求明細確認
    • 違約金発生理由の特定
    • 請求金額の妥当性確認
  2. 事実関係の整理
    • 手続き実施状況の確認
    • 郵送記録・追跡情報の収集
    • 通信記録・メール履歴の保存
  3. 異議申立ての検討
    • 正当な理由の有無確認
    • ドコモ側の手続き不備の確認
    • 救済措置適用の可能性確認

分割支払いの相談

  • 一括支払いが困難な場合は分割相談可能
  • 支払い猶予の申請も可能な場合あり
  • 経済的事情による特別対応あり
違約金を避けるための最終チェック
  • 返却期限の再確認(申込み翌月末まで)
  • 追跡番号による到着確認
  • My docomoでの手続き完了確認
  • 査定結果通知の受信確認
  • 不明点は期限前にドコモに確認
法的な相談が必要な場合

  • 消費生活センターへの相談
  • 弁護士への法律相談
  • 総務省への申立て
  • ADR(裁判外紛争解決)の利用

iPhone返却とデータ移行のベストプラクティス

解約くん
新しいiPhoneに機種変更するときの返却手順って迷いますよね。効率的なデータ移行のタイミングや方法を知っておくと、スムーズに手続きができますよ!
iPhone返却プログラムを利用して新機種に機種変更する際は、データ移行と返却手続きの順序が重要です。適切な手順を踏むことで、データ損失のリスクを避けながら、効率的に機種変更を完了できます。

①機種変更前の返却 vs 後の返却

機種変更のタイミングと返却手続きの順序について、それぞれのメリット・デメリットを比較します。
機種変更前の返却(推奨パターン)
メリット

  • 新機種の選択肢が豊富(返却による割引額が確定)
  • 予算計画が立てやすい(免除金額が事前に分かる)
  • 手続きの分離(返却と購入を別々に処理)
  • 期限管理が容易(返却期限を先に処理)

デメリット

  • 一時的な端末不足(代替端末が必要)
  • データ移行の複雑化(クラウド経由が必要)
  • 緊急時の対応困難(端末がない期間の発生)

機種変更後の返却(一般的パターン)
メリット

  • 端末の継続使用(代替端末不要)
  • 直接データ移行(iPhone同士の直接移行可能)
  • 緊急時の安心(古い端末をバックアップとして保持)
  • 比較検討可能(新旧端末の使用感を比較)

デメリット

  • 返却期限のプレッシャー(期限管理が重要)
  • 手続きの集中(機種変更と返却を同時進行)
  • 初期不良対応の複雑化(新機種に問題があった場合)

推奨パターンの判断基準

状況 推奨パターン 理由
返却期限に余裕がある(2ヶ月以上) 機種変更前の返却 余裕を持った手続きが可能
返却期限が迫っている(1ヶ月以内) 機種変更後の返却 期限遵守を優先
代替端末がある 機種変更前の返却 端末不足の心配なし
代替端末がない 機種変更後の返却 継続使用を優先
データ移行に不安がある 機種変更後の返却 直接移行でリスク軽減
最適な返却タイミングの決め方
  1. 返却期限の確認(23ヶ月目または24ヶ月目)
  2. 新機種の発売スケジュール確認
  3. 代替端末の有無確認
  4. データ移行方法の選択
  5. 個人のスケジュール調整

②データ移行のタイミング

データ移行をいつ実施するかにより、必要な準備や手順が変わります。
返却前のデータ移行(クラウド経由)
実施タイミング

  1. 返却申込み前:iCloudバックアップの作成
  2. 新機種購入後:iCloudからのデータ復元
  3. 復元完了確認後:旧機種の返却手続き

必要な準備

  • iCloudストレージの十分な容量確保
  • 安定したWi-Fi環境の準備
  • バックアップ時間の確保(数時間程度)
  • 復元時間の確保(同様に数時間)

返却後のデータ移行(直接移行)
実施タイミング

  1. 新機種到着後:クイックスタートまたはiTunes復元
  2. データ移行完了後:動作確認
  3. 問題なし確認後:旧機種の初期化と返却

直接移行のメリット

  • 高速なデータ移行(Wi-Fi Direct使用)
  • 完全なデータ移行(アプリ配置まで復元)
  • iCloudストレージ不要
  • 移行失敗時の再実行可能(旧端末が手元にある)

移行方法別の所要時間比較

移行方法 所要時間 必要なもの 推奨度
クイックスタート(直接) 30分~2時間 旧端末、新端末、Wi-Fi
iCloudバックアップ 2時間~半日 iCloudストレージ、Wi-Fi
iTunesバックアップ 1時間~3時間 PC、USBケーブル
手動移行 数日 各種アプリ、手間 ×

データ移行の事前チェックリスト

  • 重要データのバックアップ(写真、動画、連絡先)
  • アプリの引き継ぎ準備(LINE、ゲーム等)
  • Apple IDの確認(パスワード、2ファクタ認証)
  • iCloudストレージの容量確認
  • Wi-Fi環境の確認(安定した高速回線)
  • 十分な時間の確保(中断しない時間帯)

③クラウドサービス活用方法

iCloud以外のクラウドサービスも活用することで、より安全で効率的なデータ移行が可能です。
主要クラウドサービスの活用法
iCloud(Apple純正)

  • 対象データ:写真、連絡先、カレンダー、メール、アプリデータ
  • 容量:無料5GB、有料50GB~2TB
  • メリット:iOS完全対応、自動同期
  • デメリット:無料容量が少ない、Apple製品限定

Google フォト

  • 対象データ:写真、動画
  • 容量:15GB無料(Googleアカウント共通)
  • メリット:高画質バックアップ、AI検索機能
  • 活用法:iPhone→Android移行時の写真移行

Dropbox / OneDrive

  • 対象データ:書類、写真、動画
  • 容量:2GB~1TB以上(プランにより)
  • メリット:クロスプラットフォーム対応
  • 活用法:重要書類の保管、大容量ファイル移行

クラウド活用の効果的な戦略

  1. メインバックアップ:iCloud(iOS標準)
  2. 写真専用:Google フォト(容量節約)
  3. 書類保管:Dropbox/OneDrive(汎用性)
  4. 音楽:Apple Music/Spotify(ストリーミング)
クラウド活用のコツ
  • 複数サービスの併用でリスク分散
  • 自動バックアップの設定で手間軽減
  • 定期的な容量確認でストレージ管理
  • 家族共有プランでコスト削減

iPhone同士のクイックスタート機能

iOS 12.4以降で利用可能な、最も効率的なデータ移行方法です。
クイックスタートの基本手順

  1. 準備段階
    • 新しいiPhoneの電源を入れる
    • 古いiPhoneを新機種に近づける
    • 「新しいiPhoneを設定」画面の表示確認
  2. 認証段階
    • 古いiPhoneで「続ける」をタップ
    • 新機種の画面に表示される模様をカメラで読み取り
    • 新機種で古いiPhoneのパスコードを入力
  3. 設定段階
    • Face ID またはTouch IDの設定
    • データ転送方法の選択
    • 転送の実行と完了待ち

データ転送方法の選択

転送方法 転送速度 必要な環境 推奨用途
iPhone間で直接転送 最高速 Wi-Fi(推奨) データ量が多い場合
iCloudから復元 中速 Wi-Fi、iCloudストレージ データ量が中程度の場合
後で設定 急ぎの場合

クイックスタート使用時の注意点

  • 十分な電力確保(両端末を充電器に接続推奨)
  • 安定したWi-Fi環境(途中で接続が切れないよう注意)
  • 十分な時間確保(データ量により30分~数時間)
  • 中断禁止(移行中は両端末を操作しない)

移行できるデータ・設定

  • アプリとアプリデータ
  • 写真と動画
  • 連絡先、カレンダー、メール
  • 設定(Wi-Fi、壁紙、通知設定等)
  • Apple Pay情報
  • アプリの配置
移行されないもの

  • Face ID/Touch ID設定(再設定が必要)
  • Apple Pay のカード情報(再認証が必要)
  • アプリによっては個別の引継ぎ作業が必要

AndroidからiPhoneへの移行時の注意点

AndroidからiPhoneへの機種変更の場合、異なるOS間でのデータ移行となるため特別な準備が必要です。
Move to iOS アプリの活用

  1. 事前準備
    • Android端末にMove to iOSアプリをインストール
    • 両端末を充電器に接続
    • Wi-Fi環境の確認
  2. 移行手順
    • 新しいiPhoneで初期設定開始
    • 「Androidからデータを移行」を選択
    • Android端末でMove to iOSアプリを起動
    • 表示されるコードを入力して接続
    • 移行するデータを選択

Move to iOS で移行できるデータ

  • 連絡先
  • メッセージ履歴
  • 写真と動画
  • ウェブブックマーク
  • メールアカウント
  • カレンダー
  • 一部の無料アプリ

手動で移行が必要なデータ

データの種類 移行方法 注意点
LINE アカウント引継ぎ機能 トーク履歴の一部制限あり
ゲームアプリ 各アプリの引継ぎ機能 事前の引継ぎコード取得必須
電子マネー 新端末での再設定 残高移行不可の場合あり
認証アプリ バックアップコード使用 事前準備必須
有料アプリ iOS版を再購入 クロスプラットフォーム非対応

Android→iPhone移行の事前準備チェック

  • Googleアカウントでの重要データバックアップ
  • 写真・動画のGoogle フォトへのバックアップ
  • LINEアカウントの引継ぎ準備
  • 各種アプリの引継ぎコード取得
  • Apple IDの作成・確認
  • 電子マネー残高の使い切りまたは移行
Android→iPhone移行の注意点
  • 完全な移行は困難:一部データは手動移行が必要
  • アプリの互換性:Android専用アプリは使用不可
  • 有料アプリ:iOS版の再購入が必要
  • 充電器の違い:Lightning/USB-C ケーブルが必要
  • 操作方法の違い:学習コストを考慮
移行完了後の確認項目

  1. 重要アプリの動作確認(銀行、決済、SNS等)
  2. 連絡先・カレンダーの確認
  3. 写真・動画の移行確認
  4. 各種通知設定の調整
  5. セキュリティ設定の確認(Face ID、パスコード等)
  6. バックアップ設定の確認(iCloud等)

【まとめ】ドコモのiPhone返却方法完全ガイド

いかがでしたでしょうか。ドコモでのiPhone返却は、プログラムの種類や返却方法を正しく理解すれば、確実にお得に機種変更できる仕組みです。返却を検討されている方は、本記事の手順を参考に、余裕を持って手続きを進めてください。
iPhone返却プログラムは、適切な知識と準備があれば非常にお得な制度です。しかし、手続きを怠ったり、タイミングを逃したりすると、予想外の費用が発生する可能性もあります。本記事でご紹介した内容を参考に、計画的に返却手続きを進めることで、最大限のメリットを享受できるでしょう。
返却プログラムを利用することで、最新のiPhoneを実質半額程度で使用でき、定期的な機種変更による最新機能の享受も可能になります。また、環境への配慮という観点からも、端末の適切なリサイクルに貢献できる意義深い制度といえるでしょう。
特に重要なポイント:
加入しているプログラムの種類を事前に確認する いつでもカエドキプログラムかスマホおかえしプログラムかによって、返却方法や最適タイミングが異なります
最適な返却タイミングを逃さない(23ヶ月目または24ヶ月目) タイミングを逃すと免除金額が大幅に減少し、経済的な損失につながります
iPhone初期化前の準備(バックアップ、Apple ID管理)を徹底する データ損失や返却不可を避けるため、事前準備が最も重要です
査定基準を満たすよう端末の状態を確認する 故障時利用料22,000円を避けるため、日頃からの丁寧な取り扱いが大切です
返却期限を守り、必要に応じて補償サービスを活用する 期限厳守と補償サービス加入により、リスクを最小限に抑えられます

【番号そのまま】最新スマホ&キャッシュバック