ソフトバンクの7GB制限(通信制限)とは
わからなくて気になることをいくつか調べてみました。
ソフトバンクの通信制限には3日で1GB制限と1ヶ月で7GB制限の2種類あります。どちらも極端に通信速度が落ちてしまうものですが、今回は7GB制限について解説していきます。
7GB制限を受ける通信・受けない通信
ソフトバンクでは、iPhoneやAndroidといった、いわゆるスマートフォンの使用において、ひと月のパケット通信量が7GBを超えると、通信速度に制限がかかります。
この7GBの通信制限による低速化の対象には、3G通信、4G通信(LTE通信)、テザリングでの通信が含まれていますが、Wi-Fi通信は対象には含まれていません。
7GB制限の対象期間と確認方法
この7GB制限の期間は、通信量が7GBを超えたその瞬間から請求月末までです。
ソフトバンクでは契約者に向けたホームページである「My Softbank」において、現在の自身のパケット通信量を知ることができます。
そもそもなぜ7GB制限が生まれたのか?
ソフトバンクがこのように7GB制限を設けるのには、もちろん理由があります。
携帯電話など、電波を使用するものには、それぞれ周波数が割り当てられており、使用できる周波数帯は限られています。
よって、一部の利用者の大量のデータ通信で、ほかの利用者が回線を使用することができなくなってしまうのです。
実際にソフトバンクは、2011年には利用者全体の僅か約2パーセントの利用者が、通信量全体の約4割を独占していたと発表しました。
こういった利用者間の不公平を無くすための制限なのです。
実際に速度制限がかかった場合
実際に速度制限がかかるとどうなるでしょうか。
たとえばiPhone5sのデータ受信の最大速度は100Mbpsで、制限がかかった際には128kbpsになるので、制限がかかっていない場合の約800分の1となります。
時速100kmで高速道路を走っていたのに、急に一般道の交通渋滞に巻き込まれるようなもので、とても遅く感じられることでしょう。
7GB制限を避けるためのポイント
この通信速度の低速化を避けるためには、いくつかのポイントがあります。
まずはさきほど述べたように、ソフトバンクでは自身の通信量をインターネット上で把握することができるので、こまめに自身の使用状況をチェックし、調節するといいでしょう。
また、通信量が膨大になるのはどんな時かを知っておくのもいいでしょう。
インターネットで何本も動画を見たり、直時間ゲームをしたりすると、通信量があっという間に増えてしまうので注意が必要です。
Wi-Fi通信においては7GB制限がかからないので、こういった大容量のデータの送受信する際には、Wi-Fi通信を活用するのも一つの有効な手段です。
また、7GBを超えてしまい、制限がかかってしまった場合、料金を上乗せすることで、1GBからのデータ量の追加が可能です。
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