ワイモバイルの留守番電話プラスは月額330円の有料オプションです。不要になった場合はいつでも解約できますがアプリを削除するだけでは解約にならず、保存メッセージが削除されるなど注意点もあります。ワイモバイル留守番電話プラスの解約方法を、My Y!mobile・My SoftBankアプリ・ワイモバイルショップの3つの手続き方法ごとに詳しく解説します。解約時の注意点や、かけ放題オプションとの関係、無料で使える代替手段についても紹介しています。
ワイモバイル留守番電話プラスとは?サービス内容と料金

ワイモバイルの留守番電話プラスは、電話に出られない時に相手からの伝言を預かってくれる有料オプションサービスです。通常の留守番電話サービスよりも保存件数や保存期間が長く、ビジネス用途や留守番電話を頻繁に使う方に適しています。
①留守番電話プラスの基本情報と月額料金
ワイモバイルの留守番電話プラスは、月額330円(税込)で利用できる有料オプションサービスです。
留守番電話プラスの主な機能は以下の通りです。
- 伝言保存件数:最大100件まで
- 保存期間:最大1週間(7日間)
- 録音時間:1件あたり3分まで
- ボイスメッセージ機能:音声ファイルをスマホに自動配信
- 文字変換機能:音声を自動で文字に変換
- 圏外でも再生可能:スマホに保存されるため電波がなくても聞ける
特に便利なのがボイスメッセージ機能です。留守番電話サービスセンターで預かったメッセージを音声ファイルとしてスマートフォンに自動配信してくれるため、通話料をかけずにメッセージを確認できます。
②シンプル2/シンプル3プランでは留守番電話プラスが必須
シンプル2 S/M/Lおよびシンプル3 S/M/Lを契約している場合、無料の留守番電話サービスは利用できません。留守番電話機能を使いたい場合は、有料の留守番電話プラス(月額330円)への加入が必須となります。
| 料金プラン | 無料留守番電話 | 留守番電話プラス |
|---|---|---|
| シンプル2 S/M/L | 利用不可 | 月額330円で利用可能 |
| シンプル3 S/M/L | 利用不可 | 月額330円で利用可能 |
| 旧プラン(シンプルS/M/Lなど) | 無料で利用可能 | 月額330円で機能アップグレード可能 |
③かけ放題オプション加入で無料になる条件
ワイモバイルの通話オプション「だれとでも定額+」または「スーパーだれとでも定額+」に加入している場合、留守番電話プラスを追加料金なしで利用できます。ただし、自動で適用されるわけではなく、別途申し込みが必要です。
重要な注意点:かけ放題オプションを解除しても、留守番電話プラスは自動では解除されません。翌月から留守番電話プラスの月額330円が請求されるため、不要な場合は別途解除手続きが必要です。
④留守番電話プラス(有料)と留守番電話(無料)の違い
最も大きな違いは再生方法です。無料の留守番電話サービスは、メッセージを聞くために1416へ電話をかける必要があり、30秒あたり22円の通話料が発生します。この通話料はかけ放題オプションの対象外です。
一方、留守番電話プラスでは、Androidの場合は「ボイスメッセージ」アプリ、iPhoneの場合は「ビジュアルボイスメール」を使って、通話料をかけずにメッセージを再生できます。
ワイモバイル留守番電話プラスの解約前に必ず確認すべき注意点

①解約すると保存メッセージがすべて削除される
留守番電話プラスを解約すると、保存されている留守番電話メッセージがすべて削除されます。重要なメッセージが残っていないか確認し、大切なメッセージは別の方法で保存しておきましょう。
②アプリを削除しても解約にはならない
Android向けの「ボイスメッセージ」アプリを削除しただけでは、留守番電話プラスは解約されません。アプリを削除しても契約は継続しているため、月額330円の料金は引き続き請求され続けます。必ずMy Y!mobileまたはMy SoftBankアプリから正式な解約手続きを行ってください。
③解約時の料金は日割り計算される
留守番電話プラスを月の途中で解約した場合、月額料金は日割り計算されます。不要だと感じたら、月末を待たずにすぐに解約手続きを行うことをおすすめします。
④解約の適用タイミング(21時前後で異なる)
| 手続き時間 | 適用タイミング |
|---|---|
| 21時までに手続き完了 | 即時適用(すぐに解約される) |
| 21時以降に手続き | 翌日9時以降に適用 |
急いで解約したい場合は、必ず21時までに手続きを完了させるようにしましょう。
⑤かけ放題オプション解除後も自動解除されない
かけ放題オプションを解除しても留守番電話プラスは自動では解除されず、翌月から月額330円が請求されます。かけ放題オプションを解除する際に、留守番電話プラスも一緒に解除手続きを行いましょう。
ワイモバイル留守番電話プラスの解約方法(全3パターン)

①My Y!mobile(ウェブ)での解約手順
ログインから解約完了までの流れ
- My Y!mobileにログイン(Wi-FiをOFFにすると自動ログイン可能)
- 「サービス一覧をみる」をタップ
- 「ご加入中のサービス」から「留守番電話プラス」の「変更」をタップ
- 「サービス変更のお申し込み」にある「次へ」をタップ
- 解約内容を確認し「同意する」にチェックして「申込」をタップ
- 解約完了
解約完了の確認方法
My Y!mobileの「契約・オプション管理」→「変更受付状況」で、留守番電話プラスの解約手続きが「受付済み」または「完了」と表示されていれば、正しく手続きが完了しています。
②My SoftBankアプリでの解約手順
アプリでの解約操作の流れ
- My SoftBankアプリを起動
- 「解除したいオプションを選択してください」から「留守番電話プラス」を選択
- 「変更内容を確認する」をタップ
- 変更内容を確認して「同意して申し込む」をタップ
- 解約完了
ウェブ版との違い
アプリはログイン情報を保存できるため毎回入力する手間がありませんが、変更履歴の確認はウェブ版のみ可能です。基本的にはどちらの方法でも解約手続きは同じように完了します。
③ワイモバイルショップでの解約手順
来店時の必要書類
- 本人確認書類:運転免許証、マイナンバーカード、日本国パスポートなど
- 印鑑またはサイン
来店予約の方法
ワイモバイルショップ検索ページから最寄りのショップを検索し、「来店予約」から日時と来店目的を選択して予約できます。予約すれば待ち時間がほとんどなく、スムーズに手続きできます。
ワイモバイル留守番電話プラス解約後の代替手段

①iPhoneのビジュアルボイスメール・ライブ留守番電話
iPhoneには標準で留守番電話機能が搭載されています。特にiOS 18以降のiPhoneでは、「ライブ留守番電話」という機能が追加され、録音中のメッセージがリアルタイムで文字起こしされて画面に表示されます。
注意点:USIM単体で契約している場合(SIMのみ契約)は、ビジュアルボイスメールが利用できません。また、電源がONで電波が届く状態でないと機能しません。
②Androidの伝言メモ・簡易留守録機能
Android端末の多くには、「伝言メモ」または「簡易留守録」という名称の留守番電話機能が標準搭載されています。完全無料で、スマホ本体に録音されるため圏外でも再生可能です。
注意点:Google Pixelなど一部の機種では伝言メモ機能が非対応です。また、電源がONで電波が届く状態でないと機能しません。
③LINEやメールでの連絡手段への切り替え
LINEやメールは完全無料で、テキストで記録が残るため聞き漏らしや聞き間違いがありません。写真や動画も送れるため、言葉だけでは伝わらない情報も共有可能です。
④旧プラン(シンプルS/M/L)の無料留守番電話サービス
ワイモバイルの旧プランを契約している方は、無料の留守番電話サービスが利用できます。ただし、メッセージを再生する際は30秒あたり22円の通話料がかかり、この通話料はかけ放題オプションの対象外です。
注意:シンプル2 S/M/L、シンプル3 S/M/Lでは無料の留守番電話サービスは提供されていません。
まとめ【ワイモバイル留守番電話プラスの解約方法】

ワイモバイルの留守番電話プラス解約方法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。留守番電話プラスは月額330円の有料オプションですが、My Y!mobileやMy SoftBankアプリから24時間いつでも簡単に解約できます。解約前には保存されているメッセージがすべて削除される点、アプリを削除するだけでは解約にならない点に注意が必要です。また、料金は日割り計算されるため、不要だと感じたらすぐに解約手続きを行うことをおすすめします。かけ放題オプションを解除した場合も留守番電話プラスは自動解除されないため、別途手続きが必要です。留守番電話プラスを解約しても、iPhoneやAndroidの本体機能やLINEなどで代替できますので、ご自身の利用状況に合わせて最適な方法を選択してください。
ポイント
- 留守番電話プラスの解約はMy Y!mobile・My SoftBankアプリ・ショップの3つの方法がある
- 解約すると保存メッセージがすべて削除されるため事前にバックアップが必要
- アプリを削除するだけでは解約にならず、必ず公式サイトやアプリから手続きが必要
- 解約時の料金は日割り計算されるため、不要ならすぐ解約してOK
- スマホ本体の留守録機能やLINEなど無料の代替手段も活用できる
