【公文/くもんの解約】辞めたいけど先生に言いづらい。スムーズに退会できる「辞める理由」とは?
お子さまを公文に通わせているものの、最近退会を検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。公文(くもん)の退会を考える理由はさまざまですが、成績が思うように上がらない、子どもが嫌々取り組んでいる、他の習い事との両立が難しくなってきたなどが挙げられます。
しかし、長年お世話になった公文の先生に退会の意思を伝えるのは心苦しいものです。どのように伝えれば良いのか、電話で済ませて良いのか、それとも直接教室に行くべきか、お礼の品は必要かなど、悩みは尽きないでしょう。
そんな方々に朗報です。この記事では、公文をスムーズに退会するための手順や注意点を詳しく解説します。これらの情報を参考にすれば、誰でも簡単に退会手続きを進めることができます。
まず、公文の退会を検討する際に気をつけたいのは、「退会を考えている」ということをすぐに先生に伝えないことです。なぜなら、退会を悩んでいることを相談すると、先生が子どもに対してより熱心に指導し、退会を思いとどまらせようとする可能性があるからです。
退会の意思が固まったら、退会希望月の前月末までに先生へ伝えましょう。通常、退会のための特別な書類は必要ありませんが、教室によっては退会届が必要な場合もあります。
退会の意思を伝える方法としては、電話でも構いませんが、可能であれば直接教室に出向いて伝えるのがマナーとして望ましいでしょう。
退会理由を伝える際は、正直すぎる必要はありません。スムーズに退会できる理由としては、以下のようなものがおすすめです:
- 「家庭の事情で続けるのが難しくなりました」
- 「他の習い事や塾のために時間が取れなくなってしまって…」
- 「中学生になるので…」(小学校卒業のタイミングの場合)
これらの理由であれば、先生も引き留めづらく、スムーズに退会できる可能性が高いです。
なお、公文には最大3ヶ月間の休会制度があります。この制度を利用してフェードアウトする方法もあります。休会中は月謝を払う必要がなく、3ヶ月経過すると自動的に退会となるため、退会の意思を直接伝えるのが苦手な方にはおすすめの方法です。
最後に、菓子折りやお礼の品については、特別にお世話になった場合を除いて、必ずしも必要ではありません。先生も特に期待していないでしょう。
公文の退会は始めるときよりも悩むことが多いかもしれませんが、決して悪いことではありません。感謝の気持ちを伝えつつ、スムーズに退会手続きを進めて、お子さまにより合った学習方法を見つけていただければと思います。
みんなはどんな理由で辞めているのか?
くもんの退会理由は人それぞれですが、多くの家庭に共通する理由があります。我が家では、上の子は小2から小6まで、下の子は小1から小6までくもんに通わせました。「くもんを辞めて塾や通信教育に変えた方が良いかな?」と何度か考えましたが、「せっかく続けてきたし、もし辞めて勉強しなくなったら困る」と思い、結局中学入学のタイミングでくもんを退会しました。
近所でも小学生の途中でくもんを辞めた子どもが何人もいました。くもんの退会理由として特に多いのが以下の4つです:
- 「進学塾に変えたい」
→ 受験を考えると進学塾に入れたいが、お金も時間も厳しいのでくもんは辞めざるを得ない状況。 - 「月謝が高いから」
→ 1教科あたり約8,000円かかるので、家計が苦しく続けるのが大変。 - 「宿題をこなすのが大変」
→ 子どもが宿題をなかなかやらない。親が側について教えながらやらせないといけないので負担が大きい。 - 「くもん式のやり方に不安がある」
→ 基礎の計算を繰り返し行うだけで、文章問題が少ない。総合的な学力が付くか不安を感じる。
これらの理由は、くもんの特徴や学習方法に関連しています。くもんは個別指導で基礎学力の向上を目指しますが、受験対策や応用力の養成には向いていないと感じる家庭も多いようです。また、くもんの退会を考える際は、子どもの学習状況や家庭の事情を十分に考慮することが大切です。
くもんを続けるか退会するかは、各家庭の状況や子どもの学習ニーズによって判断が分かれます。くもんの特徴を理解した上で、他の学習方法と比較検討し、最適な選択をすることが重要です。
公文を辞めることを検討したら気を付けるべきこと
公文を辞めることを検討したときに、まず気を付けてほしいことがあります。それは、「くもんを辞めようと思っている」ことをすぐに言わないことです。
「そろそろくもんを退会しようかと思ってるんですが」
くもんの退会を考え始めた時や、悩んでいる状況の時には、事前に公文の先生に相談することはしないようにしましょう。
なぜなら、くもんを辞めようか悩んでいることを相談した場合、先生がこどもに対して今まで以上に優しく接してきて
「今くもんを退会するともったいないよ。もう少し頑張ったらきっと成績が上がるから頑張ろうね!」
と、こどもに対してくもんを辞めないように説得するケースがあるからです。
そのような状況にならないためにも、くもんの退会を悩んでいる段階では、すぐに相談しないことをお勧めします。
また、くもんを辞める決心がついたら、退会の手続きを進める前に、こどもの気持ちも確認しておくとよいでしょう。こどもが本当にくもんを辞めたいと思っているのか、あるいは継続したい気持ちがあるのか、よく話し合うことが大切です。
最後に、くもんの退会を決めた後も、家庭学習の習慣は継続することが重要です。くもんで培った学習スキルを活かし、新しい学習方法を見つけることで、こどもの学力向上につながります。
公文を辞める手順
公文(くもん)を退会する際は、特別な手続きは必要ありません。辞める月の前月末までに、公文の先生へ退会の意思を伝えることが重要です。ただし、一部の教室では退会届の提出が求められる場合もあります。その際は、退会の意思を伝えた時に先生から記入用紙を渡されるでしょう。
退会の意思を伝える方法としては、電話か直接会って伝える2つの選択肢があります。忙しい場合は電話でも構いませんが、これまでお世話になったマナーとして、可能であれば直接会って伝えることをおすすめします。多くの場合、公文の教室はお家の近所にあるため、直接訪問することは難しくないはずです。
退会の際は、くもんの先生に感謝の気持ちを伝えることも大切です。長年お世話になった場合は、お礼の言葉を添えるとよいでしょう。また、退会の理由を尋ねられる可能性もあるため、あらかじめ適切な理由を考えておくことをおすすめします。
なお、公文には休会制度があり、最大3ヶ月間のお休みが可能です。この制度を利用して、徐々にフェードアウトしながら退会する方法もあります。休会中は月謝の支払いは不要で、3ヶ月を過ぎると自動的に退会となります。退会に不安がある場合は、この制度の利用も検討してみてください。
書類について
公文を辞める時は、通常は書類を出すような手続きはありません。辞める月の前月末までに、先生へ辞めたい意思を伝えましょう。くもんの退会手続きは基本的にシンプルで、特別な書類は必要ありません。ただし、一部の教室では退会届が必要な場合もあります。その場合は、くもんの先生に退会の意思を伝えた際に、記入用紙を渡してくれるでしょう。くもんの退会手続きは教室によって多少異なる場合がありますが、基本的には口頭での連絡で十分です。退会を決めたら、できるだけ早めにくもんの先生に伝えることをおすすめします。これにより、スムーズなくもんの退会手続きが可能になります。なお、くもんの退会に際して、特別な違約金などは通常発生しません。
伝える手段
くもんを退会する際の伝え方について、電話か直接会って伝えるか、どちらが良いでしょうか。
時間に余裕がない場合は、電話でくもんの退会を伝えることも可能です。しかし、くもんの教室は多くの場合、自宅から近い場所にあります。そのため、これまでお世話になったマナーとして、可能な限り直接会って退会の意思を伝えることをおすすめします。
くもんの退会を伝える際は、以下の点に注意しましょう:
- 退会の意思を明確に伝える
- 感謝の気持ちを忘れずに
- 退会理由を簡潔に説明する
- 退会の時期を明確にする
- 必要書類の確認を忘れずに
くもんの退会手続きは教室によって多少異なる場合がありますが、基本的には簡単です。退会を決意したら、できるだけ早めに先生に伝えることが大切です。特に月末に退会を希望する場合は、遅くとも前月末までには連絡するようにしましょう。
くもんの退会を円滑に進めるためには、先生との良好な関係を保ちつつ、はっきりとした態度で意思を伝えることが重要です。退会後もくもんでの学習経験を活かし、お子様の教育に役立てていくことができるでしょう。
先生に伝える辞める理由は何て言えば良い?(良い理由と悪い理由)
公文(くもん)を辞める際に最も重要なのは、「辞める」という意思を固めることです。先生によっては巧みな説得で引き留めようとする場合もあるため、何を言われても揺るがないよう、しっかりと決意を固めておきましょう。
辞める理由を正直に伝えるべきかどうかについては、必ずしも全てを正直に話す必要はありません。むしろ、スムーズに退会できる良い理由を伝えることをおすすめします。くもんの退会手続きを円滑に進めるためには、適切な理由を選ぶことが重要です。
例えば、「月謝が高い」「効果を感じられない」「子どもが嫌がっている」などの理由は、先生から様々な提案や説得を受ける可能性が高いため、避けた方が良いでしょう。これらの理由を伝えると、くもんの退会がスムーズに進まない可能性があります。
代わりに、以下のような理由を伝えることをおすすめします:
- 「家庭の事情でどうしても続けるのが難しくなりました」
- プライベートな理由なので、先生も深く質問しづらい内容です。
- 「他の習い事や塾のために時間が取れなくなってしまって」
- 時間的な制約を理由にすると、先生も受け入れやすい傾向があります。
- 「中学生になるので」(小学校卒業のタイミングの場合)
- 生活リズムの変化を理由にすると、先生も引き留めにくくなります。
これらの理由は、くもんの退会をスムーズに進める上で効果的です。特に「家庭の事情」や「時間が取れない」という理由は、先生も深く追及しにくい内容なので、円滑な退会手続きにつながりやすいでしょう。
くもんを辞める際には、これまでのお礼を伝えつつ、上記のような理由を適切に選んで伝えることで、スムーズな退会が可能になります。退会の意思を固め、適切な理由を選ぶことで、くもんからの円滑な卒業を実現しましょう。
正直に伝えるべきか?
くもんを退会する際、正直に理由を伝えるべきかどうかは慎重に考える必要があります。あなたがくもんをやめようと思っている理由は何でしょうか?以下のような理由が考えられます:
- 月謝が高くて、家計的に続けるのが難しい
- 進学塾に通わせたいので、くもんと両立が困難
- 学習効果を実感できず、成績向上につながっていない
- お子さんがくもんを嫌がっていて、継続が難しい
- お子さんの宿題のサポートが大変で、負担が大きい
これらの理由を正直に伝えるべきかどうかですが、すべてを正直に話すのは避けたほうが良いでしょう。くもんの先生との関係性を考慮し、スムーズに退会できる理由を選んで伝えることをおすすめします。
退会の際は、くもんの先生が引き留めようとする可能性も考慮に入れておきましょう。例えば、「月謝が高い」と伝えると、教科数を減らすことを提案されるかもしれません。「効果が感じられない」と言えば、もう少し続けることを勧められる可能性があります。
したがって、退会をスムーズに進めるためには、先生が引き留めにくい理由を選ぶことが重要です。例えば、「家庭の事情」や「他の習い事との両立が難しい」といった理由であれば、先生も深く追及しにくいでしょう。
くもんを退会する際は、お子さんの学習環境や家庭の状況を総合的に考慮し、最適な判断をすることが大切です。退会後の学習計画も併せて検討し、お子さんの成長を継続的にサポートしていきましょう。
良い理由
公文を退会する際、スムーズに手続きを進めるためには、適切な理由を伝えることが重要です。以下に、くもんを辞める際に効果的な理由をいくつか紹介します。
- 家庭の事情: 「家庭の事情でどうしても続けるのが難しくなりました」という理由は、先生も深く追及しづらいため、スムーズな退会につながります。プライバシーに関わる内容なので、詳細を聞かれても「家庭のことなので…」と答えるだけで十分です。
- 他の習い事や塾との両立: 「こどもの習い事(スポーツなど)で時間が取れなくなった」や「進学塾に通うことになり、両立が難しくなった」という理由も、先生に受け入れられやすいです。公文を退会する理由として一般的なため、スムーズに進めやすいでしょう。
- 進学に伴う変更: 特に小学校卒業のタイミングであれば、「中学生になるので、くもんを辞めようと思います」という理由で十分です。中学進学に伴い生活リズムが変わるため、多くの生徒が退会する理由として認識されています。
これらの理由を使うことで、くもんの先生との対話もスムーズになり、退会手続きがスムーズに進むでしょう。ただし、退会の意思を固めてから伝えることが重要です。くもんを辞める決心をしっかりとした上で、これらの理由を使って退会の意思を伝えましょう。
①「家庭の事情、家庭の都合でどうしても・・」
おすすめは「家庭の事情でちょっと続けるのが難しくなりました」です。
家庭の事情や都合、というのはプライベートなことですので、先生も深く質問しづらい内容ですよね。くもんを辞める理由として、これは非常に効果的です。
もし質問をされた場合にも「すみません、家庭のことなので・・」と、それだけを答えれば問題ありません。先生も追及しづらいため、スムーズに退会の手続きを進めることができます。
また、「家庭の事情」という理由は、くもんに限らず多くの場面で使える汎用性の高い理由です。例えば、「家族の介護が必要になった」「引っ越しを検討している」などの具体的な理由を挙げることもできますが、詳細を明かす必要はありません。
くもんの退会を考えている方は、この「家庭の事情」という理由を使うことで、先生との関係性を損なうことなく、スムーズに退会できる可能性が高くなります。ただし、嘘をつく必要はありませんので、実際の状況に合わせて適切に伝えることが大切です。
②「他の習い事や塾の為に時間が取れなくなってしまって・・」
もう一つのおすすめは
「こどもの習い事(サッカー、テニス、野球、体操、など)でどうしても公文の時間がとれなくなってしまって・・・。」
「受験のため、進学のために、進学塾に通わせることになったので両立できなくなってしまって・・・」
というように、時間がどうしても取れなくなってしまって、と伝えるのが良いです。(実際にどうかは置いといて・・。)
というのも、公文を辞める理由でもこれが一番多いそうですので、先生もスムーズに受け入れてくれる理由といえます。くもんの先生は、生徒の成長を第一に考えているため、他の習い事や進学塾のために時間が必要になったという理由は理解を示してくれやすいでしょう。
また、「部活動が忙しくなって、くもんの宿題をする時間が取れなくなってしまいました」というのも、退会理由として受け入れられやすいです。くもんは日々の継続学習が重要なので、時間が取れないことは大きな問題だと認識されます。
さらに、「家族の介護が必要になって、くもんに通う時間が作れなくなりました」といった家庭の事情も、先生が深く質問しづらい内容なので、スムーズな退会につながりやすいでしょう。
③「中学生になるから・・」
お子さんが小学校を卒業するタイミングであれば、くもんの教室を退会する理由として、
「中学生になるので、辞めようと思います」
でOKです。
中学生になると、部活も始まって生活のリズムが大きく変わるので、それを理由にくもんを辞める生徒も多いため、先生も引き留めることはありません。また、中学校の学習内容が難しくなることや、受験勉強に専念したいという理由も、くもんを退会する際によく聞かれます。
くもんの退会手続きは比較的簡単ですが、中学進学のタイミングであれば特にスムーズに進めやすいでしょう。ただし、くもんで培った学習習慣を中学生になっても継続できるよう、新しい学習方法を検討することをおすすめします。
悪い理由
では、公文の先生から引き留められやすい、悪い理由を紹介します。これらの理由を伝えると、くもんの退会手続きがスムーズに進まない可能性が高くなります。
- 「月謝が高くて金銭的に続けるのが難しくて・・」
この理由を正直に伝えると、先生から「教科数を減らして負担を軽減しましょう」と提案される可能性が高いです。くもんの退会を決意しているのに、1教科に減らすことを提案されると断りづらくなります。 - 「効果を感じられない。成績が上がらないので・・」
この理由を伝えると、先生から「問題を解くスピードが上がっている」や「もう少しで成果が出る」といった説得を受ける可能性があります。他の生徒の成功事例を聞かされ、くもんの退会を躊躇してしまうかもしれません。 - 「子どもが嫌がっていて勉強しなくて・・」
この理由を伝えると、先生から「宿題の量を調整しましょう」といった提案を受ける可能性があります。くもんの退会を決めているのに、負担軽減の提案を断るのが難しくなるかもしれません。
これらの理由は、くもんの退会をスムーズに進めるには適していません。先生からの説得や提案を受けやすく、退会の意思を伝えにくくなる可能性があります。くもんを辞める際は、先に紹介した「良い理由」を使うことをおすすめします。
①「月謝が高くて金銭的も続けるのが難しくて・・」
これを正直に伝えた場合、先生から
「では教科を減らして負担を軽減しましょう」
と提案してきますので、この理由はお勧めできません。
公文は大概、2教科、3教科やらせているかと思いますので、「いったん1教科にしましょうか」と言われた場合に、断るのが面倒になってしまいますので、できればこの理由は避けましょう。
くもんの退会を考えている場合、金銭的な理由を伝えるのは慎重になるべきです。なぜなら、公文の先生は生徒の継続を重視するため、様々な提案をしてくる可能性があるからです。例えば、教科数を減らしたり、特別割引を提案したりすることもあります。これらの提案を断るのは心理的に難しくなる場合があります。
また、くもんの退会を決意したのに、このような理由で引き止められると、スムーズな退会手続きが難しくなる可能性があります。金銭的な理由を伝えることで、先生との関係性が気まずくなることも考えられます。
したがって、くもんの退会を円滑に進めたい場合は、金銭的な理由を避け、他の適切な理由を選ぶことをおすすめします。例えば、家庭の事情や他の習い事との両立の困難さなどを伝えるほうが、スムーズな退会につながる可能性が高いでしょう。
②「効果を感じられない。成績が上がらないので・・」
これを先生に正直に伝えた場合、くもんの効果や成績向上に関する説明を受ける可能性があります。
「以前に比べると、問題を解くスピードが確実に上がってますよ。もう少ししたら成果が出ると思いますので、今辞めるのはもったいないから、もう少しだけ続けてみませんか。」
「似たようなタイプのお子さんが以前いましたが、くもんを続けたことでこんなに成績があがりましたよ」
と、わが子の頑張っている姿を説明されたり、他のお子さんの成功事例を言われてしまって、辞めづらくなってしまいますので、この理由も避けましょう。くもんの退会を考えている場合、成績に関する理由を述べると、先生から継続を勧められる可能性が高くなります。そのため、くもんを辞める際は、成績に言及せず、他の理由を選ぶことをおすすめします。
③「こどもが嫌がっていて勉強しなくて・・。」
この理由を公文の先生に正直に伝えてしまうと、退会手続きがスムーズに進まない可能性があります。くもんの先生は、こどもの学習意欲を高めるために様々な対策を提案してくる可能性が高いのです。
例えば、
「確かに○○さんには宿題が多いかもしれないですね。少し量を減らして調整してみましょう」
と言われるかもしれません。先生は負担を軽くしてすこし様子を見ませんか、それからでも遅くないですよ、と説得してくるでしょう。
くもんの学習システムは、こどもの能力に合わせて進めていくことができるため、先生はこどもの状況に応じて柔軟に対応しようとします。そのため、「こどもが嫌がっている」という理由を伝えると、先生は様々な提案をしてくる可能性が高くなります。
また、くもんの退会を考えている場合、先生から「学習の成果が出始めているところなので、もう少し続けてみませんか」といった励ましの言葉をかけられる可能性もあります。
このような提案や励ましを断るのは心理的に難しくなることがあります。結果として、退会の意思決定を先延ばしにしてしまう可能性があります。
したがって、くもんをスムーズに退会したい場合は、この理由を直接伝えることは避けた方が良いでしょう。代わりに、前述の「良い理由」を使用することをお勧めします。
もう一つの辞め方(休会制度を利用する)
公文の退会をスムーズに進める方法として、休会制度を利用する方法があります。この制度を活用すると、くもんを一時的に休むことができ、最終的には自然な形で退会することが可能です。
休会制度は、くもんの学習を最大3ヶ月間休止できるシステムです。この期間中は月謝の支払いが不要となり、経済的な負担も軽減されます。休会中にくもんの先生から連絡が入ることもほとんどありません。
休会を申し出る際は、「しばらくくもんの時間が取れそうにないので、休会させていただきたいです」といった曖昧な理由で構いません。これにより、退会の意思を直接伝える必要がなくなり、心理的なハードルも下がります。
注目すべき点は、3ヶ月間の休会期間が経過すると自動的に退会扱いとなることです。つまり、休会制度を利用することで、くもんからのスムーズな退会が可能となります。
この方法は特に、直接退会を伝えるのが苦手な方や、くもんの先生との関係性を気にする方におすすめです。休会制度を利用すれば、引き留められる心配もなく、比較的楽にくもんを辞めることができます。
ただし、3ヶ月間は正式な退会ではなく「休会中」の状態が続くため、少しモヤモヤした気持ちが残る可能性もあります。この点を考慮しつつ、自分に合った退会方法を選択することが大切です。
休会制度について
もうひとつのくもんの辞め方として、休会制度を利用して、そのままフェードアウトして辞める、という方法があります。くもんは生徒の都合に合わせて柔軟な対応を心がけており、この「休会」という制度はその一環です。
この「休会」という制度ですが、これは、くもんを最大で3ヶ月間お休みすることができる制度です。くもんの学習を一時的に中断したい場合や、家庭の事情で通えない期間がある場合に利用できます。
休会中に月謝を払う必要はありません。これはくもんの特徴的なサービスの一つで、経済的な負担を軽減することができます。
そして、休会のまま3か月を過ぎた場合には、くもんを退会しないといけません。つまり、このシステムを利用すれば、3ヶ月休会すれば「自動退会」できる、ということになります。これは、くもんを辞めたいと考えている方にとっては、スムーズに退会できる選択肢の一つとなります。
休会制度を利用することで、くもんの先生との直接的な対話を避けつつ、自然な形で退会することができます。ただし、3ヶ月間は正式には退会していない状態となるため、その点は留意しておく必要があります。
休会するには
まず、くもんの休会制度を利用する場合、先生に休会の意思を伝える必要があります。「ちょっと公文の時間が取れなくなってしまって・・」と、曖昧な理由で構いませんので先生に休会したい旨を伝えましょう。
休会は一時的な措置なので、退会を直接伝えるよりもストレスが少ないのが特徴です。くもんの先生も、休会については比較的柔軟に対応してくれることが多いでしょう。
休会中は、くもんの先生から特に連絡が入ることはありません。ただし、3か月という期間制限があることに注意が必要です。この3か月間で、お子さんの学習状況や家庭の事情を考慮し、くもんを継続するか退会するかを決めることができます。
そして、3か月が経過すると自動的に退会となります。この方法を使えば、くもんの先生に引き止められる心配も無く、比較的スムーズに辞めることができます。ただし、3か月間は「休会中」という状態が続くため、正式に退会したわけではないという点で少し中途半端な感じは残るかもしれません。
もしあなたが、くもんを辞める意思を直接伝えるのが苦手だったり、先生との関係を考えて躊躇している場合は、この休会制度を利用することをお勧めします。くもんの退会を考えている方にとって、この方法は一つの選択肢となるでしょう。
菓子折りは必要か?
公文を退会する際、菓子折りやお礼の品を渡すべきかどうか悩む方も多いでしょう。これまで公文の先生に個人的にとてもお世話になったという場合は、その感謝の気持ちを菓子折りやお手紙で伝えるのも良いでしょう。
しかし、そこまで深い間柄でない場合は、特に気にする必要はありません。公文の退会時に菓子折りを持参することは一般的ではなく、先生もそういったことは期待していないのが普通です。
くもんの退会手続きにおいて、菓子折りやお手紙を渡さないといけないのかな、と考える必要はありません。むしろ、退会の際に重要なのは、これまでの感謝の気持ちを言葉で伝えることです。
公文での学習を振り返り、お子さんの成長や学力向上に貢献してくれたことへの感謝を口頭で伝えるだけで十分です。くもんでの経験を活かし、今後の学習にどうつなげていくかを考えることも大切です。
退会時のマナーとしては、最後の授業日までしっかりと通い、宿題をきちんとこなすことが大切です。くもんの退会を決めたからといって、最後の授業日までしっかりと通い、宿題をきちんとこなすことが大切です。くもんの退会を決めたからといって、途中で投げ出したり欠席を重ねたりするのは避けましょう。きちんと区切りをつけることで、お子さん自身も「最後までやり遂げた」という達成感を得ることができます。
また、退会のあいさつの際には、これまでの指導への感謝を一言伝えるだけで十分です。「お世話になりました」「先生のおかげで勉強が好きになりました」といった簡単な言葉で構いません。形式ばった贈り物よりも、誠実な言葉のほうが先生にとって心に残るものです。
退会後も、公文で身につけた学習習慣を続ける姿勢を大切にしていくことが、公文で得た最大の成果といえるでしょう。
【まとめ】公文をスムーズに退会するために
公文(くもん)の教室を辞める際は、始めるときよりも退会時の方が様々な配慮が必要になりますが、退会自体は決して悪いことではありません。不必要に気まずい思いを抱える必要はありません。
これまで公文にお世話になった感謝の気持ちがあるなら、先生に丁寧に伝えましょう。スムーズな退会手続きを進めるためには、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
- 退会の意思を固める: 先生に引き留められても揺るがないよう、しっかりと決意を固めておきましょう。
- 適切な理由を選ぶ: 「家庭の事情」や「他の習い事との両立が難しい」など、先生も受け入れやすい理由を伝えると良いでしょう。
- 直接会って伝える: 可能であれば、電話ではなく直接会って退会の意思を伝えることをおすすめします。
- 退会時期を確認: 通常、退会する月の前月末までに伝える必要があります。期日を確認しておきましょう。
- 休会制度の活用: 直接退会を伝えるのが難しい場合は、休会制度を利用してフェードアウトする方法もあります。
退会後は、お子さんにより適した学習方法や教室を見つけることができるでしょう。公文での経験を活かし、新たな学習環境でさらなる成長を目指してください。