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【解約方法】セゾンカードを解約する前に絶対確認!永久不滅ポイントが消える前にやるべき8つのこと

【解約方法】セゾンカードを解約する前に絶対確認!永久不滅ポイントが消える前にやるべき8つのこと

セゾンカード(セゾンパール・インターナショナルなど)の解約をお考えですか?セゾンカード解約方法には、カードの種類や状況によって複数の手続き方法があり、解約前に確認すべき重要なポイントも多数存在します。特に永久不滅ポイントの失効、年会費のタイミング、継続決済の変更など、知らずに解約すると損をする可能性があります。本記事では、セゾンカードの解約方法を契約種別ごとに詳しく解説し、解約時の注意点、ベストなタイミング、解約後のカード処分方法まで網羅的にご紹介します。

目次

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高橋健太/たかはしけんた(解約ナビ編集長)
高橋 健太(たかはし けんた)
サブスク・携帯キャリア・カード・各種サービスの「解約・退会手順と注意点」に特化した解説サイト「解約ナビ(kaiyaku.jp)」の編集長をやっております。2015年から解約情報を収集・検証し、つまずきやすいポイントを“最短ルート”で回避できる記事作りを重視しています。運営年数:10年以上。主なテーマ:サブスク解約・携帯キャリアMNP/オプション解約・クレカ/金融口座の解約・違約金/更新月の把握・クーリングオフ/初期契約解除。

セゾンカードの解約方法は主に3つ【カード種類別で異なる】

解約くん
セゾンカードは「Netアンサー/アプリ」「電話」「金融機関窓口」の3つの方法で解約できますが、カードの種類によって利用できる方法が異なりますので、まずはご自身のカードがどの方法に対応しているか確認しましょう!

セゾンカードの解約方法は、お持ちのカードの種類によって異なります。一般的なセゾンカード(セゾンパール・インターナショナルなど)であれば、NetアンサーやセゾンPortalアプリから24時間いつでも解約手続きが可能です。一方、キャッシュカード一体型のセゾンカードや一部の提携カードは、電話や金融機関窓口での手続きが必要になります。

解約手続き自体は手数料無料で、手続きが完了すれば即日解約となります。ただし、解約前に必ず確認すべきポイントがいくつかありますので、この記事を最後までお読みいただき、損をしないように準備を整えてから手続きを進めましょう。

①Netアンサー(インターネット)・セゾンPortal(アプリ)での解約手順

セゾンカードの最も便利な解約方法は、Netアンサー(インターネット)またはセゾンPortal(アプリ)を利用する方法です。24時間いつでも手続きができるため、日中忙しい方や窓口に行く時間がない方に最適です。ただし、システムメンテナンス中は利用できない時間帯がありますのでご注意ください。

Netアンサーでの解約の具体的な操作手順

Netアンサーを利用したセゾンカードの解約手順は以下の通りです。

  1. NetアンサーIDとパスワードを準備する
    NetアンサーIDをお持ちでない方は、事前に新規登録が必要です。SAISON IDに登録している方は、ご自身のメールアドレスでログインできます。
  2. セゾンカード公式サイトの「カード解約のお手続きはこちら」からNetアンサーへログイン
    解約したいカードのNetアンサーIDでログインしてください。
  3. 「お客様情報の確認・変更」メニューから「カードの解約」を選択
    画面の指示に従って解約手続きを進めます。
  4. 解約理由を選択し、解約内容を確認
    解約理由の選択画面が表示されますので、該当する理由を選択してください。
  5. 解約手続き完了
    手続きが完了すると、解約完了の画面が表示されます。解約直後からNetアンサーへのログインができなくなりますので、必要な明細のダウンロードは事前に済ませておきましょう。

重要:Netアンサーで解約手続きをする場合、解約したいカードのNetアンサーIDでログインする必要があります。本会員様のIDでログインした場合、家族カードや追加カードのみの解約手続きはできませんのでご注意ください。

セゾンPortalアプリでの解約の操作手順

セゾンPortalアプリからもセゾンカードの解約が可能です。スマートフォンから簡単に手続きができます。

  1. セゾンPortalアプリを起動し、ログイン
    解約したいカードのアカウントでログインしてください。
  2. アプリTOP画面右下の「メニュー」をタップ
  3. 「カード登録情報の確認・変更」を選択
  4. 「カードの解約」をタップ
    画面の指示に従って解約手続きを進めます。
  5. 解約内容を確認し、手続き完了
    解約が完了すると、そのカードはアプリ上からも削除され、すぐに利用できなくなります。

セゾンPortalアプリでの解約も、Netアンサーと同様に24時間いつでも手続きが可能です。ただし、一部のカードは電話での手続きが必要になる場合があります。

Netアンサー/アプリで解約できないカードの一覧

以下のセゾンカードは、NetアンサーやセゾンPortalアプリでは解約手続きができません。これらのカードをお持ちの方は、電話または窓口での手続きが必要です。

カード種類 解約方法
みずほマイレージクラブカード 各金融機関窓口
京信セゾンカード 各金融機関窓口
西武信用金庫セゾンカード 各金融機関窓口
福銀セゾンカード 各金融機関窓口
F-Oneセゾンカード 各金融機関窓口
スルガセゾンカード(キャッシュカード機能付帯型) 各金融機関窓口
荘銀セゾンカード 各金融機関窓口
三井ショッピングパークカード《セゾン》 電話(インフォメーションセンター)
シネマイレージカードセゾン 電話(インフォメーションセンター)
一部提携カード 各種お問い合わせ窓口

注意:キャッシュカード機能が付いているセゾンカードは、クレジットカード会社では解約ができません。必ず各金融機関の窓口で手続きを行ってください。

②電話(インフォメーションセンター)での解約手順

インターネットやアプリでの手続きが難しい方、または対面での説明を希望される方は、インフォメーションセンターへの電話でセゾンカードの解約が可能です。オペレーターが丁寧に案内してくれるため、初めての方でも安心して手続きができます。

電話解約の流れと必要な情報

セゾンカードを電話で解約する際の流れは以下の通りです。

  1. 解約するセゾンカードを手元に準備する
    カード番号や会員番号を確認されることがありますので、必ずカードを手元に用意してください。
  2. カード裏面に記載されているインフォメーションセンターに電話
    カードの種類によって電話番号が異なりますので、必ず裏面の番号を確認してください。カードが手元にない場合は、セゾンカード公式サイトの「お問い合わせ電話番号検索」から確認できます。
  3. オペレーターに解約の意思を伝える
    「カードを解約したい」とはっきり伝えましょう。自動音声ガイダンスで用件を聞かれた場合は、「解約」と発話してください。
  4. 本人確認を受ける
    氏名、電話番号、住所、生年月日、カード番号などの本人確認情報を聞かれます。正確に答えてください。
  5. 解約理由を伝える(差し支えなければ)
    「差し支えなければ」という前置きで解約理由を聞かれることがありますが、簡単な理由を伝えれば問題ありません。解約を断られることは基本的にありません。
  6. 解約手続き完了
    オペレーターから解約完了の案内があります。カードの処分方法についても指示がありますので、従ってください。

必要な情報:

  • カード番号(16桁)
  • 氏名(カード名義人本人)
  • 電話番号(登録している番号)
  • 住所(登録している住所)
  • 生年月日

重要:電話での解約手続きは、必ずカード名義人本人が行う必要があります。家族や代理人による解約は原則として認められていません(名義人死亡時などの特殊ケースを除く)。

インフォメーションセンターの受付時間と混雑予想

セゾンカードのインフォメーションセンター(オペレーター対応)の受付時間は以下の通りです。

  • 受付時間:9:00〜17:00
  • 休業日:1月1日のみ(それ以外は年中無休、土日祝日も対応)

混雑予想と繋がりやすい時間帯:

時間帯 混雑状況
午前中(9:00〜11:00) 比較的繋がりやすい
昼休み(12:00〜13:00) 混雑しやすい
午後(14:00〜17:00) 繋がりやすい
月曜日 週明けで混雑しやすい
毎月4日前後 引き落とし日のため混雑
請求確定日前後 混雑しやすい

セゾンカード公式サイトの「お問い合わせ電話番号検索」ページには、「インフォメーションセンター混雑予想」が掲載されています。事前にチェックしておくと、スムーズに手続きができるでしょう。

自動音声(パーソナルアンサー)では解約できない点に注意

重要な注意点:セゾンカードには自動音声ガイダンス「パーソナルアンサー」というサービスがありますが、このサービスでは解約手続きはできません。解約手続きには必ずオペレーター対応が必要です。

電話をかけた際に自動音声ガイダンスに繋がった場合は、「解約」と発話するか、オペレーター対応を選択してください。間違えてパーソナルアンサーで手続きを進めようとしても、解約はできませんのでご注意ください。

ただし、一部のカードでは、カードサービス手数料発生による解約に限り、自動音声での24時間解約受付が可能です。お手元にカードをご用意の上、カード裏面の電話番号にお問い合わせください。

③セゾンカウンター(店頭窓口)での解約手順

対面でしっかりと確認しながら解約手続きを進めたい方は、セゾンカウンター(店頭窓口)での解約がおすすめです。買い物のついでに立ち寄ることができ、スタッフが丁寧に対応してくれるため、安心して手続きができます。

セゾンカウンターで解約する際の必要書類

セゾンカウンターでセゾンカードを解約する際には、以下のものを持参してください。

  • 解約したいセゾンカード本体
  • 本人確認書類(以下のいずれか)
    • 運転免許証
    • 健康保険証
    • パスポート
    • マイナンバーカード(通知カードは不可)

重要:セゾンカウンターでの解約手続きは、必ずカード会員本人が来店する必要があります。「忙しい」「面倒」などの理由があっても、家族や代理人による手続きは原則として認められていません。

本人確認書類は顔写真付きのものが望ましいですが、健康保険証でも手続きは可能です。ただし、顔写真がない本人確認書類の場合は、追加で別の書類の提示を求められることがあります。

セゾンカウンターの探し方と営業時間確認方法

セゾンカウンターは、全国のショッピング施設を中心に設置されています。主な設置場所は以下の通りです。

  • パルコ(錦糸町パルコ、渋谷パルコなど)
  • ららぽーと
  • 三井アウトレットパーク
  • ダイバーシティ東京プラザ
  • その他のショッピングモール

セゾンカウンターの探し方:

  1. セゾンカード公式サイトにアクセス
  2. 「セゾンカウンター検索」ページを開く
  3. 都道府県または施設名から検索
  4. 営業時間と所在地を確認

セゾンカウンターの営業時間は、各施設によって異なります。多くの場合、ショッピング施設の営業時間に準じていますが、施設の営業時間と異なる場合もありますので、事前に公式サイトで確認してから来店することをおすすめします。

解約手続き自体は、混雑状況にもよりますが、おおむね10〜15分程度で完了します。待ち時間を含めても30分程度を見込んでおけば十分でしょう。

④キャッシュカード一体型セゾンカードの解約方法

キャッシュカード機能が付いているセゾンカードは、クレジットカード会社では解約ができません。これらのカードは金融機関との提携カードであるため、必ず各金融機関の窓口で手続きを行う必要があります。

各金融機関窓口での解約が必須となるカード一覧

以下のキャッシュカード一体型セゾンカードは、各金融機関窓口でのみ解約が可能です。

カード名 解約窓口
みずほマイレージクラブカード みずほ銀行の窓口
京信セゾンカード 京都信用金庫の窓口
西武信用金庫セゾンカード 西武信用金庫の窓口
福銀セゾンカード 福岡銀行の窓口
F-Oneセゾンカード 福岡中央銀行の窓口
スルガセゾンカード(キャッシュカード機能付帯型) スルガ銀行の窓口
荘銀セゾンカード 荘内銀行の窓口

注意:「スルガセゾンカード」には、キャッシュカード機能が付いていないタイプもあります。スルガ・セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード、スルガ・セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード、スルガ・セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カードは、NetアンサーやセゾンPortalで解約可能です。

金融機関窓口での解約手続きの流れ

キャッシュカード一体型セゾンカードを金融機関窓口で解約する際の手順は以下の通りです。

  1. 必要なものを準備する
    • 解約したいキャッシュカード一体型セゾンカード
    • 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
    • 届出印(金融機関によって必要な場合があります)
    • 通帳(金融機関によって必要な場合があります)
  2. お近くの金融機関窓口に来店
    営業時間内(通常は平日9:00〜15:00)に来店してください。混雑を避けるため、平日の午前中または14時以降がおすすめです。
  3. 窓口で解約の旨を伝える
    「キャッシュカード一体型セゾンカードを解約したい」と伝えてください。
  4. 本人確認と必要書類の提出
    本人確認書類を提示し、必要に応じて届出印を押印します。
  5. 解約書類に記入
    金融機関所定の解約書類に必要事項を記入します。
  6. 解約手続き完了
    手続きが完了すると、クレジットカード機能とキャッシュカード機能の両方が使えなくなります。

重要な注意点:

  • キャッシュカード一体型セゾンカードを解約すると、キャッシュカード機能も使えなくなります。口座自体は残りますが、新しいキャッシュカードの発行が必要になる場合があります。
  • 金融機関窓口は平日のみの営業が一般的です。土日祝日は休業している場合が多いため、事前に営業日を確認してください。
  • 解約手続きには30分〜1時間程度かかる場合があります。時間に余裕を持って来店しましょう。

⑤SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル)の解約方法

SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル)は、セゾンPortalアプリで発行できるデジタルカードです。申し込みから発行まで最短5分で完了し、アプリ上ですべてのデータを管理できるのが特徴です。後日郵送されるプラスチックカードは、国内初の「ナンバーレスカード」として高いセキュリティを誇ります。

デジタルカード特有の解約手順

SAISON CARD Digitalの解約手順は、通常のセゾンカードとは少し異なります。

  1. セゾンPortalアプリを起動
    解約したいSAISON CARD Digitalのアカウントでログインしてください。
  2. TOP画面右下の「設定」をタップ
  3. 「その他」セクションの「お問い合わせ」を選択
  4. 「電話でお問い合わせ」をタップ
    インフォメーションセンターの電話番号が表示されます。
  5. 表示された番号に電話して解約の意思を伝える
    「プラスチックカード裏面のお問い合わせナンバー」または「セゾンPortalに表示されるカード番号」を手元に用意しておきましょう。
  6. オペレーターの指示に従って解約手続きを進める

重要:SAISON CARD Digitalは、NetアンサーやセゾンPortalアプリから直接解約することはできません。必ず電話での手続きが必要です。

デジタルカードのみの契約で、手元にプラスチックカードがない場合も、同様にセゾンPortalアプリの「お問い合わせ」から電話番号を確認して、電話で解約手続きを行ってください。

プラスチックカードとデジタルカードの同時解約

SAISON CARD Digitalは、アプリ上のデジタルカードと後日郵送されるプラスチックカードの2つが発行されます。解約手続きを行うと、デジタルカードとプラスチックカードの両方が同時に解約されます。

解約時の注意点:

  • 解約が完了すると、セゾンPortalアプリ上のデジタルカード表示も削除されます
  • プラスチックカードは、ハサミで細かく裁断してから廃棄してください
  • Apple PayやGoogle Payに登録している場合は、解約前に端末からカード情報を削除しておきましょう
  • QUICPay(クイックペイ)機能も解約と同時に使えなくなります

SAISON CARD Digitalを解約する際も、通常のセゾンカードと同様に、永久不滅ポイントの失効や継続決済の変更などの注意点がありますので、解約前に必ず確認してください。

セゾンカード解約前に必ず確認すべき8つの重要ポイント

解約くん
解約前には永久不滅ポイント、年会費タイミング、継続決済、利用残高など8つの項目を必ずチェックしましょう。これを確認しないと、大きな損をしてしまう可能性がありますよ!

セゾンカードの解約は簡単に手続きができますが、解約前に必ず確認すべき重要なポイントがいくつかあります。これらを確認せずに解約してしまうと、貯めたポイントが失効したり、継続決済が滞って延滞扱いになったり、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

この章では、セゾンカード解約前に必ずチェックすべき8つの重要ポイントを詳しく解説します。解約手続きを始める前に、必ずこれらの項目を確認してください。

①永久不滅ポイントの失効について

セゾンカードの大きな魅力の一つが、有効期限のない「永久不滅ポイント」です。しかし、「永久不滅」という名前に反して、カードを解約するとポイントは失効してしまいます。解約前に必ずポイントを使い切るか、他社ポイントに交換しておきましょう。

永久不滅ポイントは解約で消滅する

セゾンカードで貯まる「永久不滅ポイント」は、カード会員である限りは有効期限がないという意味です。カードを解約してしまうと、会員資格を失うため、貯まっていたポイントはすべて失効します。

重要な注意点:

  • 解約後のポイント交換は一切受け付けてもらえません
  • ポイント交換を申し込んだ後でも、交換アイテムの受け取り前に解約すると、アイテムは受け取れなくなります
  • 解約を決めたら、まずポイント残高を確認し、すべて使い切ってから解約手続きを行いましょう

ポイント残高の確認方法:

  1. Netアンサーにログイン
  2. トップページに表示される「永久不滅ポイント」の残高を確認
  3. または、セゾンPortalアプリのTOP画面でも確認できます

ポイント残高が少しでもある場合は、解約前に必ず使い切りましょう。後で後悔しても取り戻すことはできません。

複数のセゾンカードを保有している場合のポイント合算ルール

セゾンカードを複数枚お持ちの方には朗報です。同じ名義でクレディセゾン発行の永久不滅ポイント対象カードを複数保有している場合、ポイントは自動的に合算されます。そのため、1枚を解約しても、ポイントは他のカードに引き継がれ、失効しません。

ポイント合算のルール:

状況 ポイントの扱い
同一名義で複数の永久不滅ポイント対象カードを保有 ポイントは自動合算され、失効しない
解約するカードが唯一の永久不滅ポイント対象カード ポイントは失効する
家族カードのポイント 本会員カードに自動的に付与される
クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン 同一名義でも自動合算されない(Netアンサーで合算手続きが必要)

例:セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードとセゾンカードインターナショナルの2枚を保有している場合、セゾンパールを解約しても、ポイントはセゾンカードインターナショナルに自動的に引き継がれます。

注意:他社との提携カードの場合、提携先のポイントは自動合算されない場合があります。事前にNetアンサーやインフォメーションセンターで確認することをおすすめします。

解約前にポイントを使い切る方法(交換先一覧)

セゾンカードの永久不滅ポイントは、さまざまな商品やサービスに交換できます。解約前に以下の交換先を検討して、ポイントを有効活用しましょう。

おすすめのポイント交換先:

交換先カテゴリ 具体例 交換レート
他社ポイント dポイント、Pontaポイント、nanacoポイント、Tポイント 100ポイント→450〜500ポイント
マイル ANAマイル、JALマイル 100ポイント→300〜350マイル
ギフトカード Amazonギフトカード、App Store & iTunesギフトカード 100ポイント→450〜500円分
キャッシュバック カード利用代金に充当 200ポイント→900円分
商品 家電、食品、生活雑貨など 商品により異なる
チャリティ 寄付 100ポイントから可能

少ないポイントでも交換できる方法:

  • チャリティ(寄付):100ポイントから交換可能。日本赤十字社や国連WFPなどに寄付できます
  • ポイント運用:100ポイントから投資体験ができます(ポイントが増減しますが、解約前に引き出せば問題ありません)
  • STOREE SAISON:セゾンの総合通販サイトで1ポイントから利用可能

ポイント交換の手順:

  1. Netアンサーにログイン
  2. 「永久不滅ポイント」メニューから「ポイントを使う」を選択
  3. 希望の交換先を選んで申し込み
  4. 交換アイテムの受け取りを確認してから解約する

重要:商品やギフトカードへの交換には、申込から受け取りまで数日〜数週間かかる場合があります。交換申込をしただけで安心せず、必ずアイテムの受け取りを確認してから解約手続きを行ってください。

②年会費・カードサービス手数料の返金不可

セゾンカードを解約する際、すでに支払った年会費やカードサービス手数料は一切返金されません。年会費有料のカードをお持ちの方は、解約タイミングに注意が必要です。

年会費の請求タイミング(入会月の翌々月4日)

セゾンカードの年会費は、入会月の翌々月4日(土日祝日の場合は翌営業日)に請求されます。このタイミングを把握しておくことが、損をしない解約の第一歩です。

年会費請求の例:

  • 4月に入会した場合:6月4日に年会費が請求される
  • 12月に入会した場合:翌年2月4日に年会費が請求される

入会月の確認方法:

  1. Netアンサーにログイン
  2. 「お客様情報の確認・変更」を選択
  3. 「入会日」欄を確認

または、セゾンPortalアプリの「カード情報」からも入会日を確認できます。解約を検討している方は、まず入会日を確認し、次回の年会費請求日を把握しましょう。

年会費発生を避けるベストな解約タイミング

年会費有料のセゾンカードを損せずに解約するには、入会月の月末までに解約手続きを完了させることが重要です。

ベストな解約タイミング:

入会月 年会費請求日 解約推奨期限
1月入会 3月4日 翌年1月31日まで
4月入会 6月4日 翌年4月30日まで
10月入会 12月4日 翌年10月31日まで

重要:入会月を過ぎてから解約すると、次年度の年会費が請求されてしまいます。年会費を避けたい場合は、必ず入会月の月末までに解約手続きを完了させてください。

例:4月入会のカードの場合、翌年4月30日までに解約すれば次年度の年会費(6月4日請求予定)を回避できます。しかし、5月1日以降に解約しても、6月4日の年会費請求は発生します。

すでに支払った年会費は返金されない

セゾンカードでは、すでに支払った年会費の返金は一切行っていません。これはクレジットカード業界の一般的なルールです。

返金されないケース:

  • 年会費を支払った直後に解約した場合でも、日割り計算や月割り計算での返金はありません
  • 「1年間使わなかったから返金してほしい」という理由でも返金されません
  • 年会費請求後、実際の引き落とし前に解約しても、年会費の請求は継続されます

損をしないための対策:

  1. 年会費請求日の1〜2ヶ月前から解約を検討し始める
  2. 年会費請求日直前に解約手続きを行う
  3. 年会費を支払った直後に解約するのは避ける(次回の年会費請求前に解約する)

年会費無料カードの注意点:「年会費永年無料」のカードであれば、いつ解約しても損はありません。ただし、一部のカードでは「カードサービス手数料」が発生する場合があります。こちらも返金されませんので、発生タイミングを確認してから解約しましょう。

③継続決済(公共料金・サブスク)の変更が必須

セゾンカードで公共料金やサブスクリプションサービスの支払いをしている場合、解約前に必ず決済方法を変更してください。変更を忘れると、支払いが滞って延滞扱いになり、信用情報に傷がつく可能性があります。

継続決済している可能性のあるサービス一覧

以下のサービスをセゾンカードで支払っている可能性がありますので、必ず確認してください。

公共料金・通信費:

  • 電気料金(東京電力、関西電力など)
  • ガス料金(東京ガス、大阪ガスなど)
  • 水道料金
  • 携帯電話料金(docomo、au、SoftBank、楽天モバイルなど)
  • 固定電話料金(NTT、KDDIなど)
  • インターネット料金(光回線、プロバイダ)
  • Wi-Fiルーターのレンタル料金

サブスクリプションサービス:

  • 動画配信サービス(Netflix、Amazon Prime Video、Disney+、Huluなど)
  • 音楽配信サービス(Spotify、Apple Music、LINE MUSICなど)
  • 電子書籍サービス(Kindle Unlimited、楽天マガジンなど)
  • クラウドストレージ(iCloud、Google One、Dropboxなど)
  • 新聞の電子版購読料

保険・その他:

  • 生命保険・医療保険の保険料
  • 自動車保険の保険料
  • NHK受信料
  • 新聞購読料
  • ジムの会費
  • 習い事の月謝
  • レンタルサービス(レンタカー、シェアサイクルなど)

継続決済の確認方法:

  1. Netアンサーにログイン
  2. 過去6ヶ月分の利用明細をチェック
  3. 毎月同じ金額が引き落とされているサービスをピックアップ
  4. 各サービスの支払い方法変更手続きを行う

決済方法変更を忘れると延滞扱いになるリスク

セゾンカードを解約した後も、継続決済の変更手続きを忘れていると、各サービス会社からの請求が滞り、延滞扱いになる可能性があります。これは非常に深刻な問題です。

延滞扱いになった場合のリスク:

リスク 具体的な影響
信用情報への記録 延滞情報が信用情報機関(CIC、JICCなど)に登録される
サービスの停止 携帯電話が使えなくなる、電気・ガス・水道が止まるなど
遅延損害金の発生 支払いが遅れた分に対して遅延損害金が請求される
今後のクレジットカード審査への影響 新しいクレジットカードの審査に通りにくくなる
住宅ローンや自動車ローンの審査への影響 ローンの審査で不利になる可能性がある

特に注意が必要なケース:

  • 携帯電話料金:2〜3ヶ月滞納すると回線が停止され、信用情報にも記録されます
  • 公共料金:長期間滞納すると、電気・ガス・水道が止められる可能性があります
  • 保険料:滞納すると保険契約が失効し、万が一の際に保障が受けられなくなります

重要:「カードを解約したから支払わなくていい」というわけではありません。解約後も、各サービス会社からの請求は継続されます。必ず決済方法を変更してから解約しましょう。

継続決済の確認方法と変更手順

継続決済の確認と変更は、以下の手順で行います。

Step1:継続決済の確認

  1. Netアンサーで過去6ヶ月の利用明細をダウンロード
  2. 毎月定額で引き落とされているサービスをリストアップ
  3. 各サービスの契約状況を確認

Step2:各サービスへの問い合わせ

  1. 各サービス会社のマイページにログイン
  2. 「支払い方法の変更」メニューを探す
  3. 新しいクレジットカードまたは口座振替の情報を登録

Step3:変更完了の確認

  1. 変更手続き完了のメールや通知を受け取る
  2. 次回の請求で新しい決済方法が適用されているか確認
  3. すべてのサービスの変更が完了してから、セゾンカードを解約

決済方法変更の主な方法:

サービス種類 変更方法
公共料金(電気・ガス・水道) 各社のマイページ、または口座振替依頼書を郵送
携帯電話 キャリアのマイページ(My docomo、My auなど)、または店頭
サブスクサービス 各サービスのアカウント設定から変更
保険 保険会社に連絡し、変更手続き書類を請求

所要時間:すべての継続決済の変更手続きには、1〜2週間程度かかることがあります。セゾンカードの解約を急いでいる場合でも、継続決済の変更が完了してから解約するようにしましょう。

④利用残高・未払い額の取り扱い

セゾンカードを解約する際、利用残高(未払い額)がある場合でも解約自体は可能です。しかし、解約後も支払い義務は継続しますので、正しく理解しておきましょう。

解約後も利用残高は引き続き請求される

セゾンカードを解約しても、解約前に利用した分の支払いは継続されます。解約したからといって、支払いが免除されるわけではありません。

解約後の請求について:

  • 解約手続き完了後も、利用残高は登録している銀行口座から自動引き落としされます
  • 引き落とし日は、通常通り毎月4日(土日祝日の場合は翌営業日)です
  • すべての利用残高の支払いが完了した時点で、正式な解約が成立します

重要:解約後も引き落とし口座を解約したり、残高不足にしたりしないでください。引き落としができないと延滞扱いになり、信用情報に傷がつく可能性があります。

利用残高の確認方法:

  1. Netアンサーで「ご利用明細」を確認
  2. 「今月のご請求額」と「次回以降のご請求予定額」をチェック
  3. 未確定の利用分も含めて、すべての残高を把握しておく

リボ払い・分割払いは解約後も継続可能

セゾンカードでは、リボ払いや分割払いの利用残高がある場合でも、解約後は今まで通りの支払い方法で返済を続けることができます。一括請求されることはありません。

解約後の分割払い・リボ払いの扱い:

支払い方法 解約後の扱い
一括払い 通常通り次回の引き落とし日に全額引き落とし
2回払い 解約後も2回に分けて引き落とし
分割払い(3回以上) 解約後も設定した回数で引き落としが継続
リボ払い 解約後も毎月の設定金額で引き落としが継続
ボーナス払い ボーナス月に引き落とし

リボ払い・分割払いの注意点:

  • 解約後も、リボ払いの手数料や分割払いの手数料は通常通り発生します
  • 支払い回数の変更や繰り上げ返済を希望する場合は、解約前に手続きを済ませておきましょう
  • 解約後はNetアンサーにログインできなくなるため、残高の確認が難しくなります(インフォメーションセンターへの電話で確認可能)

早期完済を希望する場合:解約前であれば、Netアンサーから繰り上げ返済の手続きが可能です。解約後は、インフォメーションセンターに電話して振込先を確認し、銀行振込で返済することになります。

一括請求の有無の確認方法

セゾンカードでは、解約時に利用残高を一括請求されることは原則としてありません。これは他のクレジットカード会社と比べて利用者に優しいポイントです。

ただし、以下の場合は一括請求される可能性があります:

  • 会員規約違反があった場合
  • 支払いの遅延が頻繁にある場合
  • 信用状態が著しく悪化した場合
  • 虚偽の申告が発覚した場合

通常の解約であれば、一括請求の心配はありませんが、念のため解約前にインフォメーションセンターに確認しておくと安心です。

確認方法:

  1. インフォメーションセンターに電話
  2. 「解約を検討しているが、一括請求になるか確認したい」と伝える
  3. 利用残高の扱いについて詳しく説明してもらう

安心して解約するために:可能であれば、すべての利用残高の支払いが完了してから解約するのが最も安心です。特に大きな買い物をリボ払いや分割払いで購入している場合は、完済してから解約を検討しましょう。

⑤家族カード・ETCカードの自動解約

セゾンカードの本会員カードを解約すると、付帯している家族カードとETCカードも自動的に解約されます。家族やご自身が継続して使用する予定がある場合は、必ず事前に確認してください。

本会員カード解約で家族カード・ETCカードも使えなくなる

本会員カードを解約すると、以下のカードがすべて使えなくなります。

自動解約されるカード:

  • 家族カード(ファミリーカード):配偶者や子供に発行している追加カード
  • ETCカード:高速道路の通行料金支払いに使用するカード
  • 追加カード:2枚目以降のカード(複数枚発行している場合)

自動解約のタイミング:本会員カードの解約手続きが完了した直後から、すべての付帯カードが利用できなくなります。予告なく突然使えなくなるわけではありませんが、解約を決めたら家族やカード利用者に必ず事前に伝えましょう。

家族カードが使えなくなることで起こる問題:

  • 配偶者が買い物中にカードが使えず、困る
  • 子供の留学先でカードが使えなくなり、緊急時に対応できない
  • 家族カードで公共料金を支払っていた場合、支払いが滞る

ETCカードが使えなくなることで起こる問題:

  • 高速道路の料金所でETCが使えず、一般レーンでの支払いが必要になる
  • ETCマイレージサービスのポイントが使えなくなる
  • 深夜割引や休日割引が適用されなくなる

対策:本会員カードを解約する前に、家族カードやETCカードの利用者に必ず連絡し、別のクレジットカードを準備してもらいましょう。

家族カード・ETCカードのみの解約も可能

本会員カードは残して、家族カードやETCカードのみを解約することも可能です。不要になった追加カードだけを整理したい場合に便利です。

家族カード・ETCカードのみを解約する方法:

カード種類 解約方法
家族カード NetアンサーまたはセゾンPortalから解約可能(家族会員本人のIDでログイン)
ETCカード NetアンサーまたはセゾンPortalから解約可能

家族カード解約の手順:

  1. 解約したい家族カードのNetアンサーIDでログイン(本会員のIDではログインしない
  2. 「お客様情報の確認・変更」から「カードの解約」を選択
  3. 画面の指示に従って解約手続きを完了

ETCカード解約の手順:

  1. 本会員または家族会員のNetアンサーIDでログイン
  2. 「ETCカードの解約」メニューを選択
  3. 画面の指示に従って解約手続きを完了

注意:家族カードやETCカードのみの解約でも、年会費が発生している場合は返金されません。また、家族カードを解約しても、本会員カードの年会費は変わりません。

ETCマイレージサービスへの影響と手続き

ETCマイレージサービスに登録している場合、ETCカードを解約するとポイントが使えなくなります。解約前に必ずポイントを使い切るか、別のETCカードに登録を変更しましょう。

ETCマイレージサービスとは:高速道路の通行料金に応じてポイントが貯まり、無料通行分として利用できるサービスです。

ETCカード解約時の手続き:

  1. ETCマイレージサービスのポイント残高を確認
    ETCマイレージサービスのWebサイトまたは自動音声ダイヤルで確認できます。
  2. ポイントを無料通行分に交換
    貯まったポイントを無料通行分に交換し、使い切ります。
  3. 別のETCカードがある場合は登録変更
    新しいETCカードをお持ちの場合は、ETCマイレージサービスの登録カード情報を変更します。
  4. ETCマイレージサービスの退会手続き(必要に応じて)
    今後ETCカードを使う予定がない場合は、退会手続きを行います。

ETCマイレージサービスの問い合わせ先:

  • Webサイト:ETCマイレージサービス公式サイト
  • 電話:0570-010-125(平日9:00〜21:00、土日祝9:00〜18:00)

重要:ETCカードを解約した後は、ETCマイレージサービスのポイントは使えなくなります。必ず解約前にポイントを使い切ってください。

⑥NetアンサーとセゾンPortalへのログイン不可

セゾンカードを解約すると、NetアンサーとセゾンPortalに即座にログインできなくなります。解約後に必要な情報がある場合は、必ず解約前にダウンロードしておきましょう。

解約直後からログインできなくなる

セゾンカードの解約手続きが完了すると、その瞬間からNetアンサーとセゾンPortalへのログインができなくなります。「後で確認しよう」と思っていても、解約後はアクセスできません。

ログインできなくなることで使えなくなるサービス:

  • WEB明細の閲覧とダウンロード
  • 永久不滅ポイントの確認と交換
  • セゾンポイントモールの利用
  • ポイント運用
  • STOREE SAISON(セゾンの通販サイト)
  • セゾンのふるさと納税
  • カード情報の確認
  • 各種設定の変更

重要:解約後は、これらのサービスがすべて利用できなくなります。必要な情報は解約前に必ず保存しておきましょう。

WEB明細のダウンロードは解約前に必ず実施

セゾンカードの利用明細は、解約後は閲覧もダウンロードもできなくなります。確定申告や経費精算、家計簿の記録などで明細が必要な方は、必ず解約前にダウンロードしてください。

WEB明細のダウンロード手順:

  1. Netアンサーにログイン
  2. 「ご利用明細照会」を選択
  3. 必要な月の明細を選択
  4. 「PDF形式でダウンロード」または「CSV形式でダウンロード」をクリック
  5. パソコンやスマートフォンに保存

ダウンロードすべき明細の期間:

  • 確定申告用:過去1年分(または必要な年度分すべて)
  • 経費精算用:未精算の月すべて
  • 家計管理用:必要に応じて過去6ヶ月〜1年分
  • 念のため:可能な限り過去の明細をすべてダウンロード(通常は過去15ヶ月分が閲覧可能)

注意:紙の利用明細書を郵送で受け取っている方も、念のためWEB明細をダウンロードしておくことをおすすめします。紙の明細を紛失した場合でも、解約後は再発行が難しくなります。

解約後の請求額確認方法

セゾンカードを解約した後も、解約前の利用分の請求は継続されます。しかし、Netアンサーにログインできないため、請求額の確認方法が限られます。

解約後の請求額確認方法:

確認方法 詳細
銀行口座の引き落とし履歴 引き落とし口座の通帳やインターネットバンキングで確認
インフォメーションセンターへ電話 オペレーターに請求額を確認(本人確認が必要)
紙の利用明細書 解約後も利用残高がある場合は郵送される場合がある

インフォメーションセンターでの確認方法:

  1. カード裏面の電話番号(または総合窓口)に電話
  2. 「解約したカードの請求額を確認したい」と伝える
  3. 本人確認情報(氏名、生年月日、住所など)を伝える
  4. オペレーターが請求額を確認してくれます

重要:解約後も利用残高がある場合、引き落とし口座を解約したり、残高不足にしたりしないでください。引き落としができないと延滞扱いになります。

解約証明書について:住宅ローンの審査などで「解約証明書」が必要になる場合があります。解約証明書は、解約手続きと同時にインフォメーションセンターやセゾンカウンターで発行を申し込むことができます。発行には1週間〜10日程度かかり、登録住所宛に郵送されます。

⑦付帯サービス・保険・特典の利用不可

セゾンカードには、さまざまな付帯サービスや保険、特典が用意されています。カードを解約すると、これらのサービスはすべて利用できなくなります。特に旅行保険やショッピング保険が必要な方は注意が必要です。

旅行傷害保険やショッピング保険の終了

多くのセゾンカードには、旅行傷害保険やショッピング保険が付帯しています。カードを解約すると、これらの保険はすべて無効になります。

解約で終了する主な保険:

保険の種類 補償内容 解約後の影響
海外旅行傷害保険 海外旅行中のケガや病気、携行品損害などを補償 解約後は補償なし(旅行中でも即座に無効)
国内旅行傷害保険 国内旅行中のケガや死亡などを補償 解約後は補償なし
ショッピング保険 カードで購入した商品の破損や盗難を補償 解約後は補償なし
オンライン・プロテクション 不正利用による損害を補償 解約後は補償なし
Super Value Plus(任意加入の保険) 各種保険サービス 自動解約

特に注意が必要なケース:

  • 旅行中の解約:海外旅行や国内旅行の最中にカードを解約すると、その瞬間から旅行保険の補償がなくなります。旅行中や旅行予定がある場合は、旅行が終わってから解約しましょう。
  • 高額商品の購入直後:カードで高額な商品を購入した直後に解約すると、ショッピング保険が適用されなくなります。補償期間(通常は購入日から90日間)が終了してから解約することをおすすめします。

対策:旅行保険が必要な方は、解約前に別のクレジットカード(旅行保険付帯)を用意するか、旅行保険を単体で加入することを検討しましょう。

Apple Pay・Google Pay・iDなどの決済不可

セゾンカードをApple PayやGoogle Pay、iDなどのスマホ決済に登録している場合、解約後はこれらの決済手段が使えなくなります。

解約で使えなくなる決済サービス:

  • Apple Pay(iPhone、Apple Watchでの決済)
  • Google Pay(Androidスマートフォンでの決済)
  • iD(携帯クレジット)
  • QUICPay(クイックペイ)
  • 各種電子マネーへのチャージ(一部)

解約前に必ず行うべき手続き:

  1. スマホ決済から削除
    • Apple Payの場合:「ウォレット」アプリからカードを削除
    • Google Payの場合:Google Payアプリからカードを削除
    • iDの場合:端末からカード情報を削除
  2. 別のクレジットカードを登録
    スマホ決済を継続して利用したい場合は、新しいクレジットカードを登録してから解約しましょう。

注意:スマホ決済から削除せずにカードを解約すると、決済時にエラーが発生し、レジで慌てることになります。必ず解約前に削除しておきましょう。

プライオリティ・パスなどの優待サービス終了

一部のセゾンカード(特にゴールドカードやプラチナカード)には、プライオリティ・パスやその他の優待サービスが付帯しています。カードを解約すると、これらの優待サービスもすべて利用できなくなります。

解約で終了する主な優待サービス:

サービス名 内容
プライオリティ・パス 世界中の空港ラウンジを利用できるサービス
国内空港ラウンジサービス 国内主要空港のラウンジを無料で利用可能
セゾンの木曜日 毎週木曜日にTOHOシネマズで映画を優待料金で鑑賞
セゾンフクリコ 全国25,000以上の施設を割引価格で利用
SAISON MILE CLUB 自動的にマイルが貯まるサービス
プラスEXカード 東海道・山陽新幹線のネット予約サービス
各種提携先のポイントやサービス 提携先での割引や特典

プライオリティ・パスについて:セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カードなどで優遇年会費で登録できるプライオリティ・パスは、カード解約と同時に利用できなくなります。旅行予定がある場合は、旅行が終わってから解約することをおすすめします。

すでに取得した特典の扱い:解約前に取得した映画チケットや優待クーポンなども、解約後は利用できなくなる場合があります。有効期限内でも無効になる可能性があるため、解約前に使い切るか、カード会社に確認しておきましょう。

⑧短期解約が今後の審査に与える影響

セゾンカードを発行してすぐに解約すると、今後のクレジットカード審査に悪影響を与える可能性があります。特に入会特典目当ての即解約は、カード会社からの印象が非常に悪くなります。

入会後6ヶ月未満の解約はカード会社の印象が悪くなる

クレジットカードを発行してすぐに解約すると、カード会社は「入会特典だけが目当てだった」と判断し、今後の審査で不利になる可能性があります。

短期解約のリスク:

解約時期 カード会社の印象 今後の審査への影響
1ヶ月未満 非常に悪い 同じカード会社での再発行がほぼ不可能
3ヶ月未満 悪い 再発行が難しくなる可能性が高い
6ヶ月未満 やや悪い 再発行時に審査が厳しくなる可能性
1年以上 問題なし 通常通りの審査

推奨:セゾンカードを解約する場合は、最低でも6ヶ月、できれば1年以上保有してから解約することをおすすめします。特に将来的に再度セゾンカードを作る可能性がある方は、短期解約を避けましょう。

入会特典目当ての即解約のリスク

クレジットカードの入会キャンペーンでポイントやキャッシュバックを受け取った直後に解約すると、「入会特典目当て」と判断され、今後のカード審査に大きな影響を与えます。

入会特典目当ての即解約によるリスク:

  • 同じカード会社での再発行が困難:セゾンカードを短期解約すると、今後セゾンカードを作る際の審査が非常に厳しくなります
  • 入会特典の取り消し:一部のキャンペーンでは、短期解約した場合に入会特典が取り消される場合があります
  • 他社カードの審査にも影響:信用情報機関に「短期解約」の履歴が残るため、他社のクレジットカード審査でも不利になる可能性があります

入会特典を受け取った場合の対策:

  1. 入会特典の受け取り条件を満たす
  2. 最低でも6ヶ月〜1年間はカードを保有する
  3. カードを全く使わない期間を作らず、定期的に利用する(月1回程度でOK)
  4. 解約を急がず、他のカードとの兼ね合いを考えながらタイミングを見計らう

重要:「入会特典だけもらって即解約」という行為は、カード会社にとって大きな損失になります。そのため、カード会社は短期解約者を厳しくチェックしており、社内のブラックリストに載る可能性もあります。

信用情報への記録期間(最大5年)

クレジットカードの申込や解約の情報は、信用情報機関に最大5年間記録されます。この情報は、今後のクレジットカードやローンの審査で参照されます。

信用情報機関とは:個人の信用情報(クレジットカードやローンの利用履歴)を管理する機関です。セゾンカードは以下の2つの信用情報機関に加盟しています。

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)

信用情報に記録される情報:

記録される情報 保存期間
クレジットカードの申込情報 6ヶ月間
クレジットカードの契約情報 契約期間中および契約終了後5年間
クレジットカードの利用状況 契約期間中および契約終了後5年間
支払い遅延(延滞)情報 契約期間中および契約終了後5年間
解約情報 解約日から5年間

短期解約が信用情報に与える影響:

  • 短期解約そのものは、信用情報上「悪い情報」として扱われるわけではありません
  • しかし、複数のクレジットカードを短期間で申込→解約を繰り返していると、審査担当者が「入会特典目当て」と判断する可能性があります
  • 延滞や支払い遅延がなければ、通常の解約は大きな問題にはなりません

自分の信用情報を確認する方法:CICやJICCに情報開示請求をすることで、自分の信用情報を確認できます。手数料(1,000円程度)がかかりますが、インターネットや郵送で手続きが可能です。

まとめ:セゾンカードの解約自体は大きな問題ではありませんが、短期解約や頻繁な申込・解約は避けるべきです。最低でも6ヶ月〜1年間は保有してから解約することで、今後のクレジットカード審査への悪影響を最小限に抑えることができます。

セゾンカード解約のベストタイミングはいつ?

解約くん
年会費請求前の「入会月の月末まで」に解約するのが最もお得です!ポイントを使い切ってから手続きすれば、損することなくスムーズに解約できますよ!

セゾンカードを解約する際、「いつ解約するか」というタイミングは非常に重要です。年会費が請求される直前に解約するのと、年会費を支払った直後に解約するのでは、金銭的な損失が大きく異なります。この章では、損をしないためのセゾンカード解約のベストタイミングについて詳しく解説します。

①年会費有料カードの解約タイミング

年会費が発生するセゾンカードをお持ちの方は、解約タイミングを間違えると年会費分が無駄になってしまいます。最もお得に解約するには、年会費請求前に手続きを完了させることが重要です。

入会月の確認方法(Netアンサーで確認可能)

セゾンカードの年会費は、入会月の翌々月4日に請求されます。そのため、まずはご自身のカードの入会月を確認することが第一歩です。

Netアンサーでの入会月確認手順:

  1. Netアンサーにログイン
  2. トップページのメニューから「お客様情報の確認・変更」を選択
  3. 「お客様情報」ページ内の「入会日」欄を確認
  4. 入会日から入会月を把握する

セゾンPortalアプリでの確認方法:

  1. セゾンPortalアプリを起動
  2. TOP画面右下の「メニュー」をタップ
  3. 「カード情報」を選択
  4. カード詳細画面で「入会日」を確認

入会月と年会費請求日の関係:

入会月 年会費請求月 年会費請求日
1月 3月 3月4日(土日祝の場合は翌営業日)
2月 4月 4月4日(土日祝の場合は翌営業日)
3月 5月 5月4日(土日祝の場合は翌営業日)
4月 6月 6月4日(土日祝の場合は翌営業日)
5月 7月 7月4日(土日祝の場合は翌営業日)
6月 8月 8月4日(土日祝の場合は翌営業日)
7月 9月 9月4日(土日祝の場合は翌営業日)
8月 10月 10月4日(土日祝の場合は翌営業日)
9月 11月 11月4日(土日祝の場合は翌営業日)
10月 12月 12月4日(土日祝の場合は翌営業日)
11月 翌年1月 1月4日(土日祝の場合は翌営業日)
12月 翌年2月 2月4日(土日祝の場合は翌営業日)

例:2024年4月15日に入会した場合、入会月は「4月」となり、初回の年会費は2024年6月4日に請求されます。2年目以降も毎年6月4日に年会費が請求されます。

注意:カード申込日ではなく、カード発行日(入会日)が基準となります。申込から発行までに数日〜数週間かかる場合があるため、必ず正式な入会日を確認してください。

損しない解約タイミングの計算方法

年会費を無駄にせずセゾンカードを解約するには、入会月の月末までに解約手続きを完了させることが重要です。

損しない解約タイミングの計算式:

ベストな解約期限 = 入会月の月末
入会月を過ぎると、翌々月に次年度の年会費が請求されます。

具体例で見る解約タイミング:

入会月 解約推奨期限 次年度年会費請求日 解約が遅れた場合
4月入会 翌年4月30日まで 翌年6月4日 5月以降に解約しても6月4日の年会費は請求される
10月入会 翌年10月31日まで 翌年12月4日 11月以降に解約しても12月4日の年会費は請求される
12月入会 翌年12月31日まで 翌々年2月4日 翌年1月以降に解約しても翌々年2月4日の年会費は請求される

実例:4月入会のカードの場合

  • 初回年会費:2024年6月4日に請求
  • 2年目年会費:2025年6月4日に請求予定
  • 解約推奨期限:2025年4月30日まで
  • 4月30日までに解約:2025年6月4日の年会費を回避できる ✓
  • 5月1日以降に解約:2025年6月4日の年会費は請求される ✗

年会費請求前の最適な解約時期:

  1. 入会月の中旬〜月末(推奨):余裕を持って解約でき、年会費を回避できます
  2. 入会月の上旬:解約可能ですが、カードをもう少し使いたい場合は月末まで待つのもあり
  3. 入会月より前:前倒しで解約することも可能ですが、年会費をすでに支払っているため損をします

重要な注意点:

  • 入会月を1日でも過ぎると、次年度の年会費が確定してしまいます
  • 年会費請求後に解約しても、日割り計算や月割り計算での返金は一切ありません
  • 「ほとんど使っていない」「すぐに解約するつもりだった」などの理由でも返金されません
  • 月末は手続きが混雑する可能性があるため、余裕を持って中旬頃に解約するのがおすすめです

年会費をすでに支払ってしまった場合:

すでに年会費を支払ってしまった場合は、次回の年会費請求前まで使い続けることで、年会費分を有効活用できます。すぐに解約しても返金されないため、以下のようにカードを活用しましょう。

  • 付帯サービス(空港ラウンジ、映画割引など)を最大限活用する
  • ポイント還元率の高い買い物で使用する
  • 旅行保険が必要な旅行で利用する
  • 次回の年会費請求前(入会月の月末)に解約する

②年会費無料カードの解約タイミング

「年会費永年無料」のセゾンカードであれば、基本的にはいつ解約しても金銭的な損はありません。ただし、一部のカードでは条件付きで「カードサービス手数料」が発生する場合があるため注意が必要です。

カードサービス手数料が発生する条件

一部のセゾンカードでは、「年会費無料」であっても、利用状況によって「カードサービス手数料」が発生する場合があります。

カードサービス手数料とは:年会費とは別に、カードの維持管理費として請求される手数料です。すべてのセゾンカードで発生するわけではなく、特定の条件を満たさない場合にのみ請求されます。

カードサービス手数料が発生する主な条件:

カードの種類 手数料発生条件 手数料額
セゾンカードインターナショナルデジタル 入会月から翌年同月までにカードの利用がない場合 要確認(カードによって異なる)
一部の年会費無料カード 年1回以上の利用がない場合 要確認

カードサービス手数料の請求タイミング:年会費と同じく、入会月の翌々月4日に請求されます。そのため、解約タイミングも年会費有料カードと同様に考える必要があります。

カードサービス手数料を回避する方法:

  1. 年1回以上カードを利用する
    少額でも構いませんので、年に1回以上カードを使用することで手数料を回避できます(コンビニで100円の買い物でもOK)。
  2. 手数料が発生する前に解約する
    カードをまったく使わない場合は、入会月の月末までに解約すれば手数料を回避できます。

自分のカードに手数料があるか確認する方法:

  • カード発行時の規約を確認(郵送された書類またはWebサイト)
  • Netアンサーの「カード情報」で確認
  • インフォメーションセンターに電話で問い合わせ

年1回以上の利用で手数料無料のカード

多くの「年会費無料」カードは、年1回以上の利用があれば、カードサービス手数料も発生しません。そのため、完全に使わないカード以外は、解約タイミングを気にする必要はありません。

年1回以上の利用で維持できる主なセゾンカード:

  • セゾンカードインターナショナル
  • セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード Digital
  • SAISON CARD Digital
  • その他多くの提携カード

「年1回の利用」としてカウントされる取引:

  • 店頭でのショッピング(金額問わず)
  • オンラインショッピング
  • 公共料金や携帯電話料金などの継続決済
  • ETCカードの利用
  • 家族カードの利用(本会員カードの利用としてカウント)

「年1回の利用」としてカウントされない取引:

  • 年会費やカードサービス手数料の支払い
  • キャッシングのみの利用(ショッピング利用がない場合)

年会費無料カードの解約タイミング:

利用状況 おすすめ解約タイミング
年1回以上利用している いつでもOK(金銭的な損はない)
まったく利用していない 入会月の月末までに解約(カードサービス手数料を回避)
今後も利用予定がない 早めに解約(不正利用のリスクを避けるため)

重要:年会費無料カードでも、すでに支払ったカードサービス手数料は返金されません。手数料が請求される前に解約するか、年1回以上利用して手数料を回避しましょう。

③ポイント使い切りのタイミング

セゾンカードを解約する際、永久不滅ポイントは必ず使い切ってから解約する必要があります。しかし、ポイント交換には時間がかかる場合があるため、解約タイミングには注意が必要です。

ポイント交換には時間がかかる商品もある

永久不滅ポイントの交換先によって、交換申込から商品やギフトカードの受け取りまでにかかる時間が大きく異なります。解約前に余裕を持ってポイント交換を行いましょう。

交換先別の所要時間:

交換先カテゴリ 所要時間 注意点
電子ギフトコード(Amazon、App Storeなど) 即日〜3営業日 最も早く受け取れる
他社ポイント(dポイント、Pontaなど) 1〜2週間 移行完了まで時間がかかる
マイル(ANA、JAL) 1〜2週間 移行完了まで時間がかかる
キャッシュバック(カード利用代金充当) 翌月または翌々月の請求時 タイミングによっては2ヶ月かかる
物品(家電、食品など) 2週間〜1ヶ月 在庫状況によっては遅れる場合も
ギフトカード(郵送) 2週間〜3週間 郵送に時間がかかる

ポイント交換の申込から受取までの流れ:

  1. ポイント交換を申し込む
    NetアンサーまたはセゾンPortalから交換手続きを行います。
  2. 交換受付完了の通知
    メールまたはアプリで交換受付完了の通知が届きます。
  3. 処理期間(数日〜数週間)
    交換先によって処理に時間がかかります。この間は待つしかありません。
  4. 商品・ギフトコード・ポイントの受け取り
    メール、郵送、または他社ポイント口座への移行で受け取ります。
  5. 受け取り確認後に解約
    必ず商品やギフトコードを受け取ってから、セゾンカードの解約手続きを行います。

重要な注意点:

  • 交換申込だけでは不十分:ポイント交換を申し込んだだけでは安心できません。必ず商品やギフトコードを実際に受け取ってから解約してください
  • 受取前に解約すると無効:交換申込後、受取前にカードを解約してしまうと、交換自体が無効になり、商品やギフトコードを受け取れなくなります
  • 年末年始やGWは遅延:長期休暇期間中は処理が遅れる場合があります。余裕を持って交換しましょう

交換申込から受取までの期間を考慮した解約

セゾンカードの解約タイミングを決める際は、ポイント交換の所要時間を逆算して計画を立てることが重要です。

解約タイミングの逆算計算:

解約予定日 – ポイント交換所要時間 = ポイント交換申込期限
例:4月30日に解約予定で、商品交換に1ヶ月かかる場合
→ 3月30日までにポイント交換を申し込む必要がある

具体例:年会費有料カードの場合

  • 入会月:4月
  • 次回年会費請求日:6月4日
  • 解約推奨期限:4月30日
  • ポイント交換先:家電製品(所要時間:約1ヶ月)
  • ポイント交換申込期限:3月30日頃まで
  • 商品受取予定:4月末頃
  • 解約実施:商品を受け取ってから4月30日までに解約

安全な解約スケジュール(推奨):

タイミング やるべきこと
解約予定日の2ヶ月前 ポイント残高を確認し、交換先を決める
解約予定日の1〜1.5ヶ月前 ポイント交換を申し込む(物品の場合)
解約予定日の2〜3週間前 ポイント交換を申し込む(ギフトカード郵送の場合)
解約予定日の1週間前 ポイント交換を申し込む(電子ギフトコードや他社ポイントの場合)
解約予定日の3日前 商品・ギフトコードの受取を確認
解約予定日 セゾンカードの解約手続きを実施

早めにポイント交換するメリット:

  1. 余裕を持って解約できる:商品の到着遅れなどがあっても慌てずに済みます
  2. 交換忘れを防げる:解約直前に慌てて交換しようとすると、忘れる可能性があります
  3. 在庫切れのリスクを回避:人気商品は在庫切れになる場合があります。早めに交換すれば確実です

ポイント交換が間に合わない場合の対処法:

  • 電子ギフトコードに交換:即日〜3営業日で受け取れるため、解約直前でも間に合います
  • 他社ポイントに移行:1〜2週間で移行できるため、比較的早く処理できます
  • チャリティ(寄付):100ポイントから可能で、処理も早いです
  • 解約を延期:どうしても欲しい商品がある場合は、商品を受け取ってから解約しましょう

最も確実な方法:

年会費有料カードの場合、入会月の2ヶ月前から計画的にポイント交換を進めることで、損をせずにスムーズに解約できます。「解約を決めたらすぐにポイント交換」を実行すれば、ポイントを無駄にすることはありません。

まとめ:セゾンカードの解約ベストタイミングは、年会費有料カードなら「入会月の月末まで」、年会費無料カードなら「いつでもOK(ただしポイントは使い切る)」です。ポイント交換には時間がかかる場合があるため、解約予定日から逆算して、余裕を持って交換手続きを行いましょう。

【特殊ケース】状況別のセゾンカード解約方法

解約くん
カード紛失時、本人死亡時、代理解約など、特殊な状況でも解約は可能です。それぞれのケースに応じた手続き方法がありますので、安心してくださいね!

セゾンカードの解約は、通常であればNetアンサーや電話で簡単に手続きができますが、カードを紛失した場合や、カード名義人が亡くなった場合など、特殊な状況では手続き方法が異なります。この章では、そうした特殊ケースでの解約方法について詳しく解説します。

①セゾンカードを紛失・盗難した場合の解約方法

セゾンカードを紛失したり盗難に遭ったりした場合でも、解約手続きは可能です。ただし、通常の解約とは手続きの流れが異なり、まずは不正利用を防ぐための緊急対応が必要です。

紛失受付係での手続き(24時間対応)

セゾンカードを紛失・盗難した場合は、まず紛失受付係に連絡してカードを無効化し、その後に解約手続きを行います。紛失受付係は24時間365日対応しているため、いつでも連絡できます。

紛失・盗難時の連絡先:

連絡先 電話番号 受付時間
セゾンカード紛失受付係(国内) 0570-064-107(ナビダイヤル)
0120-107-242(フリーダイヤル)
03-6688-8000(IP電話)
06-7709-8086(IP電話)
24時間・年中無休
セゾンカード紛失受付係(海外) 滞在国によって異なる(ワールドフリーフォン)
コレクトコール:03-5992-8300
24時間・年中無休

紛失・盗難時の手続きの流れ:

  1. 最寄りの警察署に紛失・盗難届を提出
    まず警察に届け出を行い、「受理番号」または「届出番号」を控えておきます。これはカード会社への連絡時に必要になります。
  2. セゾンカード紛失受付係に電話
    24時間対応の紛失受付係に電話し、カードの紛失・盗難を報告します。
  3. 本人確認情報を伝える
    氏名、生年月日、住所、電話番号、カード番号(わかる範囲で)などの本人確認情報を伝えます。
  4. 警察への届出情報を伝える
    警察に届け出た際の受理番号または届出番号、届け出た警察署名を伝えます。
  5. カードの無効化処理
    オペレーターがカードを無効化し、不正利用を防ぎます。
  6. 再発行または解約を選択
    カードを再発行する場合は、新しいカードが郵送されます。解約する場合は、そのまま解約手続きを進めます。

紛失・盗難時の解約手続き:

  • カードが見つからない場合は、無効化手続きと同時に解約を申し出ることができます
  • 解約を選択した場合、そのカードは完全に使えなくなります
  • 紛失したカードが後で見つかっても、一度無効化したカードは使用できません

不正利用の補償について:

セゾンカードでは、紛失・盗難の届け出をした日を含めて61日前まで遡って不正利用の補償が受けられます。ただし、以下の場合は補償の対象外となります。

  • カード裏面に署名がない場合
  • 暗証番号を他人に教えた場合
  • 家族や同居人による使用
  • 紛失・盗難の届け出が遅れた場合(61日を超える)

カード無効化と解約の違い

セゾンカードを紛失・盗難した場合、「無効化」と「解約」は異なる手続きです。状況に応じて使い分けましょう。

カード無効化と解約の違い:

項目 カード無効化(完全停止) 解約
カードの利用 使用不可(永久に) 使用不可(永久に)
会員資格 継続(新しいカードを再発行可能) 喪失(再発行には新規申込が必要)
永久不滅ポイント 保持される(再発行後も継続) 失効する
年会費 継続して請求される 請求されない(解約後)
再発行 可能(手数料がかかる場合あり) 不可(新規申込が必要)
家族カード・ETCカード 継続可能(本会員カードが有効なら) すべて解約される

無効化を選ぶべきケース:

  • カードが見つかる可能性がある場合
  • 今後もセゾンカードを使い続けたい場合
  • 永久不滅ポイントを失いたくない場合
  • 家族カードやETCカードを継続して使いたい場合

解約を選ぶべきケース:

  • カードが見つかる見込みがない場合
  • 今後セゾンカードを使う予定がない場合
  • 年会費を支払いたくない場合
  • 別のクレジットカードに切り替える予定がある場合

重要:無効化後にカードが見つかっても、そのカードは使用できません。新しいカードの再発行手続きが必要です。再発行には通常1〜2週間かかります。

一時停止と完全停止の使い分け

セゾンカードの紛失・盗難時には、「一時停止」と「完全停止(無効化)」の2つの選択肢があります。状況に応じて使い分けましょう。

一時停止と完全停止の違い:

項目 一時停止 完全停止(無効化)
停止期間 24時間 永久
カードが見つかった場合 24時間後に自動的に利用再開 見つかっても使用不可
手続き方法 Netアンサーから可能 電話での手続きが必要
適用場面 「家の中にあるはずだが見つからない」場合 「外出先で紛失・盗難に遭った」場合

一時停止の利用方法:

  1. Netアンサーにログイン
  2. 「カードの紛失・盗難」メニューを選択
  3. 「一時停止」を選択
  4. 24時間カードが使えなくなる
  5. 24時間後に自動的に利用が再開される

一時停止を選ぶべき状況:

  • 「財布を家のどこかに置き忘れたが見つからない」
  • 「バッグの中にあるはずだが見当たらない」
  • 「ゆっくり探せば見つかりそうだが、念のため止めておきたい」

完全停止を選ぶべき状況:

  • 「外出先でカードを落とした」
  • 「財布ごと盗まれた」
  • 「どこで失くしたか全く見当がつかない」
  • 「家中探したが見つからない」

注意点:

  • 一時停止中に不正利用があった場合でも、補償の対象となります(条件を満たす場合)
  • 一時停止は何度でも利用できますが、頻繁に利用するとカードの管理が不適切と判断される可能性があります
  • 24時間以内にカードが見つからない場合は、完全停止(無効化)の手続きを行いましょう

海外で紛失・盗難に遭った場合:

海外でセゾンカードを紛失・盗難した場合は、以下の手順で対応してください。

  1. 最寄りの警察署に紛失・盗難届を提出
  2. 滞在国のワールドフリーフォンまたはコレクトコール(03-5992-8300)に連絡
  3. カードの無効化処理を依頼
  4. 必要に応じて緊急カードの発行を依頼

ワールドフリーフォンは、外国から日本にかけた通話料金が自動的に着払いとなるため、利用者は通話料を支払う必要はありません(一部地域を除く)。

②カード名義人が死亡した場合の解約方法

セゾンカードの名義人が亡くなった場合、親族の方が代理で解約手続きを行うことができます。カード名義人本人が手続きできない唯一のケースです。

親族による代理解約が可能

カード名義人が死亡した場合、家族や親族の方がカード裏面のインフォメーションセンターに電話して解約手続きを行えます。

代理解約できる方:

  • 配偶者
  • 子供
  • 兄弟姉妹
  • その他の親族
  • 法定相続人

代理解約の手続き方法:

  1. カードが手元にある場合:カード裏面に記載されているインフォメーションセンターに電話
  2. カードが手元にない場合:セゾンカード公式サイトの「お問い合わせ先」から総合窓口の電話番号を確認
  3. オペレーターに「カード名義人が死亡したため、代理で解約したい」と伝える
  4. 本人確認と故人の情報を伝える(詳細は次の項目で解説)
  5. 解約手続き完了

代理解約の受付時間:

  • 電話受付時間:9:00〜17:00(1月1日を除く年中無休)
  • 混雑を避けるため、平日の午前中または14時以降がおすすめです

重要な注意点:

  • 代理解約は電話のみの対応となります。NetアンサーやセゾンPortalからは手続きできません
  • カード名義人本人以外が代理で解約できるのは、死亡時のみです(認知症や病気の場合は別途対応)
  • 解約手続き完了後も、未払いの利用残高がある場合は相続人に請求されます

代理解約時に確認される項目

カード名義人の死亡による代理解約時には、故人の情報と代理人の情報の両方を確認されます。スムーズに手続きを進めるため、以下の情報を準備しておきましょう。

確認される情報:

カテゴリ 確認される項目
故人(カード名義人)の情報 ・氏名(フルネーム)
・生年月日
・住所(登録していた住所)
・電話番号(登録していた番号)
・カード番号(わかる範囲で)
・死亡日
代理人(連絡者)の情報 ・氏名
・故人との続柄(配偶者、子など)
・連絡先電話番号
・住所
その他 ・カードの有無(手元にあるか)
・未払い残高の有無
・解約証明書の発行希望の有無

準備しておくと良いもの:

  • 故人のセゾンカード:カード番号やお問い合わせ番号を確認できます
  • 故人の利用明細書:カード番号や利用状況を確認できます
  • 死亡診断書(コピーでOK):電話では必要ありませんが、後日郵送を求められる場合があります
  • 戸籍謄本(コピーでOK):親族関係を証明するため、後日必要になる場合があります

代理解約時の流れ(具体例):

  1. オペレーター:「お電話ありがとうございます。セゾンカードインフォメーションセンターです」
  2. 代理人:「カード名義人が死亡しましたので、代理で解約手続きをお願いしたいのですが」
  3. オペレーター:「承知いたしました。まず、カード名義人様のお名前をお伺いできますでしょうか」
  4. 代理人:故人の氏名、生年月日、住所などを伝える
  5. オペレーター:「ありがとうございます。次に、お電話いただいている方のお名前と、名義人様との続柄を教えていただけますか」
  6. 代理人:自分の氏名と続柄(例:長男)を伝える
  7. オペレーター:その他の確認事項を質問し、解約手続きを進める

未払い残高がある場合:

カード名義人の死亡時に未払いの利用残高がある場合、相続人に支払い義務が発生します。

  • 相続人は法定相続分に応じて支払い義務を負います
  • 引き続き登録口座から引き落としされる場合と、請求書が送付される場合があります
  • 相続放棄を検討している場合は、弁護士や司法書士に相談してください

解約証明書の発行方法(住宅ローン審査などで必要)

カード名義人の死亡による解約後、解約証明書の発行が必要になる場合があります。特に、残された家族が住宅ローンなどを組む際に、故人の負債がないことを証明するために求められることがあります。

解約証明書とは:

クレジットカードを解約したことを証明する公式な書類です。金融機関やローン会社が、故人に他の負債がないことを確認するために利用します。

解約証明書の発行手順:

  1. 解約手続きと同時に発行を依頼
    代理解約の電話の際に、「解約証明書も発行してください」と伝えるのが最もスムーズです。
  2. または、解約後に改めて依頼
    解約手続き後にインフォメーションセンターまたはセゾンカウンターに連絡して発行を依頼します。
  3. 必要書類の提出(求められた場合)
    死亡診断書のコピーや戸籍謄本のコピーなど、親族関係を証明する書類の提出を求められる場合があります。
  4. 発行・郵送
    解約証明書は、カード解約後でなければ発行されません。手続き完了後、1週間〜10日程度で登録住所宛に郵送されます。

解約証明書の発行にかかる費用:

  • セゾンカードでは、解約証明書の発行は無料です
  • 発行には1週間〜10日程度かかりますので、急ぎの場合は早めに依頼しましょう

解約証明書が必要になる主なケース:

  • 住宅ローンの新規申込時(相続人が申し込む場合)
  • 自動車ローンの申込時
  • 相続手続きにおいて、故人の負債がないことを証明する必要がある場合
  • 遺産分割協議の際に、故人のクレジットカードがすべて解約済みであることを証明する場合

注意:解約証明書は解約後でなければ発行されません。解約前に発行を依頼しても対応してもらえませんので、必ず解約手続きを完了させてから(または同時に)依頼してください。

③カード名義人が認知症・病気の場合

カード名義人が認知症や病気で意思表示が難しい場合、家族による代理手続きが認められるケースがあります。ただし、カード会社の判断によるため、まずはインフォメーションセンターに相談してください。

家族による代理手続きの可否

セゾンカードでは、カード名義人が認知症や重い病気で本人確認ができない場合、一定の条件を満たせば家族による代理解約が認められる場合があります。

代理手続きが認められる可能性があるケース:

  • カード名義人が認知症で意思表示ができない状態
  • カード名義人が重病で電話やサインができない状態
  • カード名義人が入院中で連絡が取れない状態
  • 成年後見人が選任されている場合

代理手続きが難しいケース:

  • 「高齢だから」「面倒だから」という理由だけで家族が代理しようとする場合
  • 本人の同意が得られていない場合
  • 本人が意思表示できる状態にあるのに、家族が勝手に解約しようとする場合

まずは相談から:

カード名義人が認知症や病気で解約手続きができない場合は、まずインフォメーションセンターに電話して状況を説明してください。カード会社が個別に判断し、対応方法を案内してくれます。

相談時に伝えるべき情報:

  • カード名義人の状態(認知症、入院中など)
  • 本人確認ができない理由
  • 連絡者の氏名と名義人との続柄
  • 成年後見人が選任されているか

必要な書類と手続きの流れ

カード名義人が認知症や病気で代理解約を行う場合、通常よりも多くの書類提出が求められることがあります。

必要になる可能性がある書類:

書類名 用途
診断書(医師が作成) 本人が意思表示できない状態であることを証明
成年後見人選任の審判書 成年後見人が選任されていることを証明
戸籍謄本 親族関係を証明
住民票 同居の有無を確認
委任状(本人の署名入り) 本人が署名できる場合は委任状が有効

代理解約の手続きの流れ:

  1. インフォメーションセンターに電話
    「カード名義人が認知症(または病気)で本人が手続きできないため、代理で解約したい」と伝えます。
  2. 状況の説明と必要書類の確認
    オペレーターが状況を確認し、必要な書類を案内してくれます。
  3. 必要書類の準備と提出
    指示された書類を準備し、郵送またはFAXで提出します。
  4. 書類の審査
    カード会社が書類を審査し、代理解約が可能かどうかを判断します。審査には数日〜1週間程度かかる場合があります。
  5. 解約手続きの実施
    審査が通れば、解約手続きが完了します。

成年後見人が選任されている場合:

家庭裁判所で成年後見人が選任されている場合は、手続きがスムーズです。成年後見人は、本人に代わって契約の解除などを行う権限を持っているため、セゾンカードの解約も代理で行えます。

成年後見人による解約手順:

  1. インフォメーションセンターに電話
  2. 「成年後見人として解約手続きをしたい」と伝える
  3. 成年後見人選任の審判書のコピーを提出
  4. 解約手続きが完了

重要:カード名義人本人の同意なく勝手に解約することは、トラブルの原因になります。必ずカード会社に相談し、正規の手続きを踏んでください。

④聴覚障がいをお持ちの方の解約方法

聴覚障がいをお持ちの方でも、セゾンカードの解約手続きは可能です。セゾンカードでは、手話や筆談によるサポートサービスを提供しています。

セゾン手話サービスの利用方法

セゾンカードでは、「セゾン手話サービス」を提供しており、ビデオ通話を通じて手話や筆談でのサポートを受けられます。

セゾン手話サービスの概要:

項目 内容
サービス名 セゾン手話サービス
対応方法 ビデオ通話による手話・筆談
対応アプリ LINE、SkyRTC(スカイアールティーシー)など
受付時間 要確認(公式サイトまたは事前に問い合わせ)
利用料金 無料(通信料は利用者負担)

セゾン手話サービスの利用手順:

  1. 対応アプリの準備
    LINEまたはSkyRTCなどのビデオ通話アプリをスマートフォンやタブレットにインストールします。
  2. セゾン手話サービスのアカウントに連絡
    セゾンカード公式サイトで案内されているセゾン手話サービスのアカウントにビデオ通話をかけます。
  3. ビデオ通話で手話または筆談
    オペレーターが手話または画面上の筆談で対応してくれます。
  4. 解約手続きの案内
    解約に必要な情報を伝え、手続きを進めます。
  5. 手続き完了
    解約手続きが完了したら、確認のメッセージが表示されます。

セゾン手話サービスで解約できない場合:

一部のカードや状況によっては、セゾン手話サービスでは解約手続きができない場合があります。その場合は、以下の方法を検討してください。

  • NetアンサーまたはセゾンPortalで解約:インターネットやアプリから手続き可能なカードであれば、こちらが最も簡単です
  • FAXや郵送での手続き:カード会社に相談して、FAXや郵送での解約手続きが可能か確認してください
  • 筆談対応可能なセゾンカウンター:一部のセゾンカウンターでは筆談対応が可能です。事前に確認してから来店しましょう

LINEやSkyRTCでのビデオ通話対応

セゾン手話サービスは、LINEやSkyRTCなどのビデオ通話アプリを利用して手話や筆談でのサポートを提供しています。

LINEでのセゾン手話サービス利用方法:

  1. LINEアプリを開く
  2. セゾンカード公式サイトで案内されているQRコードをスキャン、またはIDを検索して友だち追加
  3. トーク画面から「ビデオ通話」を選択
  4. オペレーターに繋がったら、手話または筆談で解約の意思を伝える
  5. 画面の指示に従って解約手続きを進める

SkyRTCでのセゾン手話サービス利用方法:

  1. SkyRTCアプリをダウンロード・インストール
  2. セゾンカード公式サイトで案内されている接続方法に従って、セゾン手話サービスに接続
  3. ビデオ通話で手話または筆談での対応を受ける
  4. 解約手続きを進める

ビデオ通話での解約手続きで必要な情報:

  • カード番号(画面に映して確認してもらう)
  • 氏名(手話または筆談で伝える)
  • 生年月日
  • 住所
  • 電話番号またはメールアドレス

筆談での対応例:

オペレーターが画面に文字を表示して質問し、利用者も画面に文字を書いて回答します。手書き文字の認識機能や、テキスト入力での対応も可能です。

重要な注意点:

  • ビデオ通話には安定したインターネット接続が必要です(Wi-Fi推奨)
  • 通信料は利用者負担となります
  • 受付時間が限られている場合がありますので、事前に公式サイトで確認してください
  • 混雑時は待ち時間が発生する場合があります

その他のサポート:

聴覚障がいをお持ちの方向けに、セゾンカードでは以下のようなサポートも提供している場合があります。

  • FAXでの問い合わせ対応
  • メールでの問い合わせ対応
  • 筆談対応可能なセゾンカウンターでの対面サポート

詳しくは、セゾンカード公式サイトの「お問い合わせ」ページで確認するか、FAXやメールで事前に相談してください。

セゾンカード解約でよくあるトラブルと解決方法

解約くん
解約できない、ポイントが消えた、請求が続くなど、よくあるトラブルの解決策をまとめました。事前に知っておけば、慌てずに対処できますよ!

セゾンカードの解約手続きは通常スムーズに進みますが、時折トラブルが発生することがあります。この章では、セゾンカード解約時によくあるトラブルと、その解決方法について詳しく解説します。トラブルに遭遇した際の参考にしてください。

①「Netアンサー/アプリで解約できない」と表示される

NetアンサーやセゾンPortalアプリで解約手続きを進めようとしたら、「このカードはオンラインで解約できません」というメッセージが表示されることがあります。これは、カードの種類や状況によって解約方法が制限されているためです。

提携カードや一体型カードは電話・窓口が必要

一部のセゾンカードは、NetアンサーやセゾンPortalアプリからは解約できず、電話または窓口での手続きが必要です。

Netアンサー/アプリで解約できない主なカード:

カード種類 理由 解約方法
キャッシュカード一体型カード
(みずほマイレージクラブカード、京信セゾンカードなど)
金融機関との提携カードのため 各金融機関の窓口
一部の提携カード
(三井ショッピングパークカード《セゾン》、シネマイレージカードセゾンなど)
提携先との契約管理が必要なため 電話(インフォメーションセンター)
SAISON CARD Digital(セゾンカードデジタル) デジタルカード特有の手続きが必要なため 電話(セゾンPortalアプリから問い合わせ先を確認)
カードサービス手数料発生による解約 チャットオペレーター対応が必要 チャット(営業時間:10:00〜17:00、日・祝除く)

解決方法:

  1. カードの種類を確認する
    お持ちのカードが上記のいずれかに該当するか確認してください。カード券面に提携先の名称が記載されている場合は、提携カードの可能性が高いです。
  2. 適切な解約方法を選択する
    • キャッシュカード一体型:各金融機関の窓口に来店
    • 一部提携カード:カード裏面のインフォメーションセンターに電話
    • SAISON CARD Digital:セゾンPortalアプリの「お問い合わせ」から電話番号を確認して電話
  3. 電話での解約手続きを進める
    カードを手元に準備して、インフォメーションセンターに電話し、「Netアンサーで解約できなかったので電話で手続きしたい」と伝えてください。

注意:NetアンサーやセゾンPortalで解約できないカードは、公式サイトの「カード解約のお手続きはこちら」ページにも記載されています。事前に確認しておくと、スムーズに手続きできます。

利用残高がある場合の手続き方法

利用残高(未払い額)がある場合でも、セゾンカードの解約は可能です。ただし、一部の状況では解約手続きが制限される場合があります。

利用残高がある場合の解約可否:

状況 解約可否 備考
通常の利用残高がある ○ 解約可能 解約後も引き続き請求される
リボ払い・分割払いの残高がある ○ 解約可能 解約後も設定通りの支払いが継続
支払い遅延がある △ 制限される場合あり まず遅延分を支払う必要がある場合も
規約違反がある △ 制限される場合あり カード会社の判断による

利用残高がある場合の解約手順:

  1. 現在の利用残高を確認
    NetアンサーまたはセゾンPortalで「ご利用明細」を確認し、現在の未払い額を把握します。
  2. 解約手続きを進める
    NetアンサーやセゾンPortal、または電話で通常通り解約手続きを行います。
  3. 解約後も引き落とし口座を維持
    解約後も、利用残高の支払いが完了するまで、登録している銀行口座を解約したり、残高不足にしたりしないでください。
  4. すべての支払いが完了
    利用残高がすべて支払われた時点で、正式な解約が完了します。

利用残高がある状態で解約できない場合:

まれに、利用残高が大きい場合や支払い遅延が続いている場合、解約が一時的に制限されることがあります。

解決方法:

  • 遅延分をすぐに支払う:支払い遅延がある場合は、まず遅延分を支払ってから解約手続きを行いましょう
  • インフォメーションセンターに相談:「利用残高があるが解約したい」と相談し、対応方法を確認してください
  • 一括返済を検討:リボ払いや分割払いの残高がある場合、一括返済してから解約することも可能です

重要:解約後も利用残高の支払い義務は継続します。引き落としができないと延滞扱いになり、信用情報に傷がつく可能性があるため、必ず口座残高を維持してください。

②解約したのに請求が来る

「セゾンカードを解約したはずなのに、まだ請求が来る」というトラブルは、解約後によくある問い合わせの一つです。しかし、多くの場合、これはトラブルではなく正常な処理です。

解約前の利用分は引き続き請求される

セゾンカードを解約しても、解約前に利用した分の支払いは継続されます。これはすべてのクレジットカードに共通するルールです。

解約後も請求が来る理由:

ケース 説明
解約前の利用分 解約手続き前にカードで支払った分は、通常通り請求されます
未確定の利用分 解約時点ではまだ確定していなかった利用分(加盟店からの請求が遅れた分)も後日請求されます
リボ払い・分割払いの残高 解約後も設定した回数・金額で引き落としが継続されます
年会費 解約タイミングによっては、解約後に年会費が請求される場合があります
継続決済 公共料金やサブスクの決済方法を変更していない場合、解約後も請求が続く場合があります

解約後の請求スケジュール例:

  • 3月15日:カードで1万円の買い物
  • 3月20日:セゾンカードを解約
  • 4月4日:3月15日の利用分1万円が引き落とし ← 解約後だが正常な請求

未確定の利用分の例:

  • 3月10日:カードでガソリンスタンドを利用
  • 3月20日:セゾンカードを解約
  • 3月25日:ガソリンスタンドからカード会社への請求が到着(遅延)
  • 4月4日:3月10日のガソリン代が引き落とし ← 解約後だが正常な請求

解決方法:

  1. 請求内容を確認する
    銀行口座の引き落とし履歴を確認し、何の請求かを特定します。
  2. 解約前の利用かを確認
    請求額が解約前に利用した金額と一致するか確認してください。
  3. 解約前の明細をチェック
    解約前にダウンロードしたWEB明細と照らし合わせて確認します。
  4. 不明な請求がある場合はインフォメーションセンターに問い合わせ
    「解約したのに請求が来ている。請求内容を確認したい」と伝えてください。

重要:解約後も、すべての利用残高の支払いが完了するまでは、引き落とし口座を解約しないでください。引き落としができないと延滞扱いになります。

継続決済の変更を忘れていた場合の対処法

解約したセゾンカードで公共料金やサブスクリプションサービスの支払いをしていた場合、決済方法の変更を忘れると、各サービスからの請求が滞ります。

継続決済の変更忘れによる影響:

  • 携帯電話が使えなくなる
  • 動画配信サービスが視聴できなくなる
  • 電気・ガス・水道が止められる(長期間滞納した場合)
  • 支払い遅延として信用情報に記録される

継続決済の変更を忘れていた場合の対処法:

  1. すぐに各サービス会社に連絡
    各サービス会社のカスタマーサポートに電話またはWebサイトから問い合わせます。
  2. 「カードを解約したため、決済方法を変更したい」と伝える
    事情を説明し、新しい決済方法(別のクレジットカードまたは口座振替)を登録します。
  3. 未払い分を支払う
    すでに滞納が発生している場合は、コンビニ払いや銀行振込で未払い分を支払います。
  4. 遅延損害金の有無を確認
    支払い遅延により遅延損害金が発生している場合は、併せて支払います。
  5. 今後の決済方法を確認
    新しい決済方法が正しく登録されているか、次回の請求で確認します。

主なサービスの決済方法変更手続き:

サービス 変更方法
携帯電話(docomo、au、SoftBankなど) 各キャリアのマイページまたは店頭で変更
Netflix、Amazon Prime Videoなど 各サービスのアカウント設定から変更
電気・ガス・水道 各社のマイページまたは電話で変更
保険 保険会社に電話して変更手続き書類を請求

今後同じミスを防ぐために:

  • クレジットカードを解約する前に、必ず過去6ヶ月の利用明細をチェックし、継続決済をすべて洗い出す
  • 継続決済のリストを作成し、すべての変更手続きが完了してから解約する
  • スマホのリマインダーやカレンダーに「継続決済の確認」を登録しておく

請求額の確認方法

セゾンカード解約後に請求が来た場合、請求内容を確認する方法は限られています。

解約後の請求額確認方法:

確認方法 詳細 メリット デメリット
銀行口座の引き落とし履歴 通帳またはインターネットバンキングで確認 いつでも確認できる 詳細な内訳はわからない
インフォメーションセンターに電話 オペレーターに請求内容を確認 詳細な内訳を教えてもらえる 受付時間内に電話が必要
紙の利用明細書(郵送) 解約後も利用残高がある場合は郵送される場合がある 紙で保管できる 郵送まで時間がかかる
解約前にダウンロードした明細 解約前に保存したWEB明細を参照 いつでも確認できる 解約後の利用分は含まれない

インフォメーションセンターでの確認手順:

  1. カード裏面の電話番号(または総合窓口)に電話
  2. 「解約したカードの請求内容を確認したい」と伝える
  3. 本人確認情報(氏名、生年月日、住所など)を伝える
  4. オペレーターが請求内容を確認して教えてくれます

解約前に必ずやっておくべきこと:

  • Netアンサーから過去15ヶ月分の利用明細をすべてダウンロード(PDF形式推奨)
  • リボ払いや分割払いの残高を確認し、完済予定日をメモしておく
  • 年会費の請求タイミングを確認しておく

不正な請求が疑われる場合:

解約後に身に覚えのない請求が来た場合は、すぐにインフォメーションセンターに連絡してください。不正利用の可能性がある場合は、調査と補償の手続きが行われます。

③永久不滅ポイントが消えてしまった

「セゾンカードを解約したら、永久不滅ポイントが消えてしまった」というトラブルは、ポイントの仕組みを正しく理解していないことが原因です。

解約前にポイント交換を完了させる必要性

セゾンカードの「永久不滅ポイント」は、カード会員である限り有効期限がないという意味です。カードを解約すると、会員資格を失うため、ポイントも失効します。

永久不滅ポイントが失効するケース:

ケース ポイントの扱い
セゾンカードを解約した ポイント失効(他のセゾンカードを持っていない場合)
ポイント交換を申し込んだが、受け取り前に解約した 交換が無効になり、ポイントも失効
同じ名義で複数のセゾンカードを保有している ポイントは自動合算され、失効しない
家族カードを解約(本会員カードは継続) ポイントは本会員カードに移行され、失効しない

ポイントが消えてしまった場合の対処法:

残念ながら、一度失効したポイントは復活させることができません。以下のような主張をしても、ポイントを取り戻すことはできません。

  • 「永久不滅ポイントだから消えないはずだ」
  • 「ポイントが消えるとは知らなかった」
  • 「解約の説明でポイント失効の案内がなかった」

解約手続きの画面やオペレーターからの説明で、「ポイントが失効する」という案内があったはずです。カード会社の規約にも明記されているため、返還は困難です。

今後同じミスを防ぐために:

  1. 解約前に必ずポイント残高を確認
    NetアンサーまたはセゾンPortalでポイント残高をチェックします。
  2. ポイント交換を完了させる
    解約予定日の1〜2週間前(商品交換の場合は1ヶ月前)にポイント交換を申し込みます。
  3. 商品やギフトコードの受け取りを確認
    実際に商品やギフトコードを受け取ってから、解約手続きを行います。

他のセゾンカードへのポイント移行は自動

同じ名義で複数のセゾンカードを保有している場合、ポイントは自動的に合算されます。そのため、1枚を解約してもポイントは失効しません。

ポイント自動合算のルール:

状況 ポイントの扱い
同一名義で複数の永久不滅ポイント対象カードを保有 ポイントは自動合算され、1枚を解約してもポイントは残る
家族カードのポイント 本会員カードに自動的に付与される
クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン 自動合算されない(Netアンサーで手動合算が必要)
提携カードのポイント 提携先のポイントは自動合算されない場合がある

ポイント自動合算の確認方法:

  1. Netアンサーにログイン
  2. 「永久不滅ポイント」メニューを確認
  3. 複数のカードで貯めたポイントが合算されているか確認

例:セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードで500ポイント、セゾンカードインターナショナルで300ポイント貯まっている場合、合計800ポイントとして表示されます。どちらか1枚を解約しても、残ったカードで800ポイントを継続して利用できます。

注意すべきケース:

  • すべてのセゾンカードを同時に解約:複数枚持っていても、すべて解約するとポイントは失効します
  • クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン:このカードは自動合算されないため、Netアンサーで合算手続きが必要です
  • 提携カードの独自ポイント:永久不滅ポイント以外の提携先ポイントは、カード解約で失効する場合があります

④解約を取り消したい

「セゾンカードを解約したけど、やっぱり取り消したい」と思っても、解約の取り消しは原則としてできません。

解約の取り消しは原則不可

セゾンカードに限らず、クレジットカードの解約手続きは一度完了すると取り消すことはできません。これは、カード番号の無効化処理が即座に行われるためです。

解約の取り消しができない理由:

  • 解約手続き完了と同時に、カード番号が無効化される
  • 会員情報がシステムから削除または更新される
  • セキュリティ上、一度無効化したカードを再び有効にすることはできない
  • 家族カードやETCカードも同時に無効化される

解約直後に気づいた場合:

解約手続きを完了した直後に「間違えた!」と気づいた場合でも、取り消しはできません。ただし、すぐにインフォメーションセンターに電話すれば、再発行の手続きを案内してもらえる可能性があります。

解約を後悔する主なケース:

ケース 対処法
永久不滅ポイントを使い切る前に解約してしまった ポイントの復活は不可。諦めるしかない
家族カードやETCカードも使えなくなって困っている 新しいクレジットカードを申し込み、家族カード・ETCカードを発行
継続決済の変更を忘れていた 各サービスの決済方法を急いで変更する
付帯保険が必要だった 旅行保険を単体で加入するか、保険付帯のカードを新たに申し込む
年会費を払ったばかりだった 返金不可。諦めるしかない

どうしても同じカードが必要な場合:

同じセゾンカードが必要な場合は、再度新規申込が必要です。ただし、短期間での解約→再申込は、審査で不利になる可能性があります。

再発行には再度審査が必要

解約したセゾンカードをもう一度持ちたい場合は、新規申込として審査を受ける必要があります。「以前持っていたから」という理由で、審査なしで再発行されることはありません。

再申込の手順:

  1. セゾンカード公式サイトから申し込み
    解約したカードと同じ種類のカードを、新規申込として申し込みます。
  2. 審査
    新規申込と同様に、信用情報や収入状況などが審査されます。
  3. 審査結果の通知
    審査に通過すれば、新しいカードが発行されます。審査に落ちる場合もあります。
  4. カード発行
    審査通過後、1〜2週間程度で新しいカードが郵送されます。

再申込時の注意点:

  • カード番号は変わる:以前のカードとは異なるカード番号が発行されます
  • 継続決済の再設定が必要:カード番号が変わるため、すべての継続決済を再設定する必要があります
  • 入会特典は受けられない場合がある:過去に同じカードで入会特典を受け取っている場合、再申込では特典対象外となることがあります
  • 審査に落ちる可能性がある:短期間で解約→再申込をすると、「入会特典目当て」と判断され、審査に落ちる可能性があります

再申込までの推奨期間:

解約から再申込までの期間 審査への影響
1ヶ月未満 審査に落ちる可能性が非常に高い
3ヶ月未満 審査に落ちる可能性が高い
6ヶ月以上 通常の審査基準で判断される
1年以上 過去の解約歴はほとんど影響しない

別のカードを検討するのも一つの方法:

解約したセゾンカードと同じカードでなくても良い場合は、別のセゾンカードや他社のクレジットカードを検討するのも一つの方法です。特に、年会費無料で永久不滅ポイントが貯まるセゾンカードインターナショナルなどは、審査もスムーズで発行しやすいカードです。

まとめ:セゾンカードの解約は慎重に行いましょう。一度解約すると取り消すことはできず、再発行には新規申込と審査が必要です。解約前に、ポイント残高、継続決済、付帯サービスなどをすべて確認し、本当に解約して良いかをもう一度考えてから手続きを進めてください。

セゾンカード解約後のカードの正しい処分方法

解約くん
個人情報保護のため、ハサミで細かく裁断してから複数回に分けて廃棄しましょう。適切に処分しないと、不正利用のリスクがありますので注意してくださいね!

セゾンカードの解約手続きが完了したら、カード本体を適切に処分する必要があります。解約済みのカードであっても、カード番号やセキュリティコードなどの個人情報が記載されているため、そのままゴミ箱に捨てるのは非常に危険です。この章では、セゾンカード解約後の安全な処分方法について詳しく解説します。

①解約済みカードの安全な処分手順

セゾンカード解約後のカードには、カード番号、有効期限、セキュリティコード、氏名などの重要な個人情報が記載されています。これらの情報が第三者の手に渡ると、不正利用やなりすまし被害に遭う可能性があるため、適切に処分することが重要です。

ICチップ・磁気ストライプ・カード番号を重点的に裁断

セゾンカードを処分する際は、特に以下の部分を重点的に裁断する必要があります。

重点的に裁断すべき箇所:

箇所 理由 裁断方法
ICチップ(金色のチップ) カード情報が記録されているため ハサミで細かく切り刻む(最低でも4分割以上)
磁気ストライプ(裏面の黒い帯) カード情報が磁気記録されているため ハサミで細かく切り刻む
カード番号(16桁の番号) 不正利用の可能性があるため 数字部分を1桁ずつ分断するように裁断
有効期限 カード情報として使用されるため 判読できないように細かく裁断
セキュリティコード(CVV/CVC) オンライン決済で必要な情報のため 判読できないように細かく裁断
氏名(カード表面のローマ字名) 個人を特定できる情報のため 判読できないように細かく裁断
署名欄(裏面の署名) 筆跡が悪用される可能性があるため 判読できないように細かく裁断

安全な処分手順:

  1. 準備するもの
    • ハサミ(できれば丈夫なもの)
    • または、プラスチック用シュレッダー
    • 複数のゴミ袋
  2. ICチップを裁断
    カード表面にある金色のICチップを、ハサミで最低でも4〜8分割に細かく切り刻みます。ICチップは硬いため、力を入れて切る必要があります。
  3. 磁気ストライプを裁断
    カード裏面の黒い磁気ストライプ部分を、細かく切り刻みます。磁気情報が読み取れないようにすることが重要です。
  4. カード番号を裁断
    カード表面の16桁のカード番号を、1桁ずつ分断するように裁断します。数字が判読できないようにすることが目的です。
  5. 有効期限・セキュリティコード・氏名を裁断
    有効期限、セキュリティコード(CVV/CVC)、氏名(ローマ字表記)も同様に細かく裁断します。
  6. 署名欄を裁断
    カード裏面の署名欄も、筆跡が判読できないように細かく裁断します。
  7. カード全体を細かく裁断
    重要箇所を裁断した後、カード全体をさらに細かく(1cm×1cm程度)切り刻みます。

裁断のポイント:

  • 細かく切る:大きな破片が残っていると、情報を読み取られる可能性があります。できるだけ細かく(1cm×1cm程度)切り刻みましょう
  • ICチップは特に念入りに:ICチップには多くの情報が記録されているため、完全に破壊することが重要です
  • 磁気ストライプも忘れずに:古いカードリーダーでは磁気ストライプから情報を読み取る場合があるため、こちらも細かく裁断してください

注意:カードの素材は硬いプラスチックのため、裁断には力が必要です。ハサミが滑って手を切らないように注意してください。また、切った破片が飛び散ることがあるため、新聞紙などを敷いた上で作業することをおすすめします。

プラスチック用シュレッダーの活用

ハサミでの裁断が面倒な方や、より確実に処分したい方は、プラスチック用シュレッダーの使用がおすすめです。

プラスチック用シュレッダーのメリット:

メリット 詳細
短時間で処理できる ハサミで裁断するよりも圧倒的に早く処分できます
細かく裁断できる 機械が自動的に細かく裁断するため、情報漏洩のリスクが低い
手間がかからない カードを投入するだけで自動的に裁断されます
複数枚を一度に処分可能 解約したカードが複数ある場合でも、まとめて処分できます

プラスチック用シュレッダーの選び方:

  • クレジットカード対応機種を選ぶ:「クレジットカード対応」または「プラスチックカード対応」と明記されている機種を選びましょう
  • クロスカット方式がおすすめ:縦と横の両方向に裁断する「クロスカット方式」が、より細かく裁断できて安全です
  • ICチップ対応を確認:一部のシュレッダーはICチップを裁断できない場合があるため、事前に確認してください

プラスチック用シュレッダーの使い方:

  1. シュレッダーの電源を入れる
  2. カードを投入口に挿入
  3. 自動的に裁断される
  4. 裁断くずはシュレッダーのダストボックスに溜まる
  5. ダストボックスの中身を複数回に分けて廃棄(後述)

プラスチック用シュレッダーの注意点:

  • 紙専用シュレッダーでは、クレジットカードを裁断できません。必ずプラスチック対応機種を使用してください
  • ICチップが硬すぎて裁断できない場合は、事前にICチップ部分をハサミで切り取ってから投入しましょう
  • 一度に複数枚を投入すると故障の原因になるため、1枚ずつ投入してください

プラスチック用シュレッダーの価格帯:家庭用のプラスチック対応シュレッダーは、3,000円〜10,000円程度で購入できます。クレジットカードだけでなく、免許証や保険証などの処分にも使えるため、1台持っておくと便利です。

複数回に分けて廃棄する理由

セゾンカードを裁断した後、すべての破片を一度にゴミ箱に捨てるのは危険です。複数回に分けて廃棄することで、情報漏洩のリスクをさらに低減できます。

複数回に分けて廃棄する理由:

  • 復元を防ぐ:すべての破片が一箇所にまとまっていると、悪意のある第三者がパズルのように破片を組み合わせて情報を復元する可能性があります
  • リスク分散:破片を複数のゴミ袋に分けて、異なる日に廃棄することで、情報漏洩のリスクを分散できます
  • 他のゴミに紛れ込ませる:他のゴミと一緒に廃棄することで、カードの破片だけが目立つことを防げます

安全な廃棄方法:

  1. 破片を複数のグループに分ける
    裁断したカードの破片を、3〜5つのグループに分けます。特に、ICチップの破片とカード番号の破片は別々のグループにしましょう。
  2. 異なるゴミ袋に入れる
    各グループの破片を、別々のゴミ袋に入れます。できれば、他の家庭ゴミ(生ゴミ、紙ゴミなど)と一緒に入れて、カードの破片が目立たないようにします。
  3. 異なる日に廃棄する
    すべてのゴミ袋を同じ日に出すのではなく、数日〜1週間にわたって分散して廃棄します。例えば、1つ目のグループは月曜日、2つ目は水曜日、3つ目は金曜日というように、時間をずらして廃棄します。
  4. 異なる場所で廃棄(可能であれば)
    自宅のゴミ出し場所だけでなく、職場や外出先のゴミ箱など、異なる場所で廃棄するとさらに安全です(ただし、ゴミ出しルールを守ることが前提)。

廃棄時の注意点:

注意点 詳細
透明なゴミ袋は避ける 中身が見えるゴミ袋は、カードの破片が目立ちやすいため、不透明なゴミ袋を使用しましょう
他のゴミと混ぜる カードの破片だけを廃棄するのではなく、生ゴミや紙ゴミなど、他のゴミと一緒に廃棄しましょう
ゴミ出しルールを守る 自治体のゴミ出しルールに従って廃棄してください。プラスチックごみの分別が必要な地域もあります
すぐに廃棄しない 裁断した破片を家の中に長期間保管するのは危険です。1週間以内には廃棄しましょう

さらに安全性を高める方法:

  • 破片を水に浸す:カードの破片を水に浸してから廃棄すると、印字やエンボス(凸凹の文字)が読み取りにくくなります
  • 破片に傷をつける:裁断後の破片にさらにハサミで傷をつけることで、情報の復元をより困難にできます
  • 燃やす(自治体のルールに従う):自治体のルールで許可されている場合、焼却処分も有効です。ただし、プラスチックを燃やすと有害物質が発生する場合があるため、自宅での焼却は避け、自治体の焼却ゴミとして出しましょう

重要:「面倒だから」という理由で、解約済みカードをそのままゴミ箱に捨てるのは絶対にやめてください。不正利用やなりすまし被害に遭うリスクがあります。少し手間がかかっても、必ず適切に処分しましょう。

②紙の利用明細書の処分方法

セゾンカードの利用明細書にも、カード番号、利用店舗、利用金額などの個人情報が記載されています。カード本体と同様に、適切に処分する必要があります。

個人情報が記載された明細書の扱い

セゾンカードの利用明細書(紙)には、以下のような個人情報が記載されています。

利用明細書に記載されている主な情報:

  • 氏名:カード会員の氏名
  • カード番号:16桁のカード番号(一部マスキングされている場合もあるが、下4桁などは表示されている)
  • 利用店舗名:どこで買い物をしたかが分かる
  • 利用金額:いくら使ったかが分かる
  • 利用日:いつ買い物をしたかが分かる
  • 支払い金額:今月の支払い総額
  • 支払い口座情報:引き落とし口座の一部(金融機関名、支店名など)

利用明細書から分かること:

情報 悪用のリスク
利用店舗名・利用日 行動パターンが把握され、ストーカー被害などに遭う可能性
利用金額 収入や生活レベルが推測され、詐欺のターゲットにされる可能性
カード番号(一部) 他の情報と組み合わせて不正利用される可能性
支払い口座情報 口座情報が特定され、振り込め詐欺などのターゲットにされる可能性

利用明細書の保管期間:

利用明細書は、確定申告や経費精算に必要な期間だけ保管し、不要になったら速やかに処分しましょう。

  • 個人の場合:確定申告に使用する可能性がある場合は、最低5年間保管(税務調査に備えるため)
  • 経費精算に使用しない場合:支払いが完了したら、1〜2ヶ月後には処分してOK
  • 事業用の場合:最低7年間保管(青色申告の場合)

保管が不要になった利用明細書は、必ずシュレッダーで処分してください。

シュレッダー処理の重要性

利用明細書を処分する際は、必ずシュレッダーで細かく裁断してから廃棄しましょう。そのままゴミ箱に捨てると、個人情報が漏洩するリスクがあります。

シュレッダーで処分すべき書類:

  • セゾンカードの利用明細書(紙)
  • セゾンカードの入会申込書(控え)
  • セゾンカードからの郵便物(カード番号が記載されているもの)
  • セゾンカードの解約証明書(不要になった場合)
  • その他、カード情報や個人情報が記載された書類

シュレッダーの種類と選び方:

シュレッダーの種類 裁断方法 セキュリティレベル おすすめ度
ストレートカット 縦方向のみに裁断(細長い短冊状になる) ×(おすすめしない)
クロスカット 縦と横の両方向に裁断(小さな四角形になる) 中〜高 ○(おすすめ)
マイクロクロスカット より細かく裁断(ゴマ粒状になる) 非常に高 ◎(最もおすすめ)

家庭用シュレッダーの選び方:

  • クロスカット以上を選ぶ:ストレートカットは復元されやすいため、クロスカット以上の機種を選びましょう
  • A4サイズ対応:利用明細書はA4サイズが多いため、A4サイズに対応した機種を選びましょう
  • 連続使用時間を確認:大量の明細書を一度に処分する場合は、連続使用時間が長い機種を選びましょう
  • 価格帯:家庭用シュレッダーは、2,000円〜10,000円程度で購入できます

シュレッダー処理の手順:

  1. シュレッダーに投入
    利用明細書をシュレッダーに投入します。一度に大量に投入すると詰まる場合があるため、数枚ずつ投入しましょう。
  2. 裁断完了
    自動的に裁断され、ダストボックスに溜まります。
  3. 裁断くずを廃棄
    ダストボックスの中身を、不燃ゴミまたは資源ゴミ(自治体のルールに従う)として廃棄します。
  4. 念のため複数回に分けて廃棄
    カードの破片と同様に、裁断くずも複数回に分けて廃棄すると、さらに安全です。

シュレッダーがない場合の処分方法:

シュレッダーを持っていない場合でも、以下の方法で利用明細書を処分できます。

  1. ハサミで細かく切る
    カード番号、氏名、利用店舗名、利用金額などが判読できないように、細かく切り刻みます。
  2. 水に浸す
    細かく切った明細書を水に浸して、インクを滲ませます。文字が読めなくなったら、絞って廃棄します。
  3. 黒く塗りつぶす
    油性マジックで個人情報部分を黒く塗りつぶしてから廃棄します。ただし、裏から透けて見える場合があるため、完全に安全とは言えません。

WEB明細(電子明細)の場合:

NetアンサーやセゾンPortalでダウンロードしたWEB明細(PDFファイル)も、不要になったら削除しましょう。

  • パソコンやスマートフォンから、PDFファイルを完全削除します(ゴミ箱に入れるだけでなく、ゴミ箱も空にする)
  • クラウドストレージ(Google DriveやDropboxなど)に保存している場合も、そちらからも削除します
  • パソコンを廃棄する際は、ハードディスクを物理的に破壊するか、専用ソフトでデータを完全消去してから廃棄しましょう

まとめ:セゾンカード解約後のカードと利用明細書は、個人情報保護のため必ず適切に処分してください。カード本体はICチップ・磁気ストライプ・カード番号を重点的に裁断し、複数回に分けて廃棄します。利用明細書はシュレッダーで細かく裁断してから廃棄しましょう。少し手間がかかりますが、不正利用やなりすまし被害を防ぐために非常に重要です。

セゾンカード解約前に知っておきたいFAQ

解約くん
解約に関するよくある質問と回答をまとめました。解約前に気になることがあれば、こちらで確認してくださいね!

セゾンカードの解約に関して、多くの方が疑問に思うポイントをFAQ形式でまとめました。解約手続きを始める前に、気になる質問がないか確認してください。

①解約に手数料はかかりますか?

A. いいえ、セゾンカードの解約に手数料は一切かかりません。

セゾンカードの解約手続きは完全無料です。解約時に手数料や事務手数料を請求されることはありません。これは、NetアンサーやセゾンPortalアプリでの解約、電話での解約、セゾンカウンターでの解約、いずれの方法でも同じです。

解約に関して費用が発生しないもの:

  • 解約手数料:0円
  • 解約事務手数料:0円
  • 電話での解約相談料:0円(通話料は自己負担)
  • セゾンカウンターでの解約手続き:0円

ただし、以下の場合は費用が発生します:

  • 年会費:すでに請求された年会費は返金されません
  • カードサービス手数料:すでに請求されたカードサービス手数料は返金されません
  • 利用残高:解約前に利用した分の支払いは継続されます
  • リボ払い・分割払いの手数料:解約後も手数料は通常通り発生します

注意:「解約手数料が無料」だからといって、気軽に解約と再入会を繰り返すのは避けましょう。短期間での解約と再入会は、カード会社の印象が悪くなり、今後の審査に悪影響を与える可能性があります。

②解約の理由を聞かれますか?

A. はい、解約の理由を聞かれることがありますが、正直に答える必要はありません。

セゾンカードを電話やセゾンカウンターで解約する際、オペレーターから「差し支えなければ、解約の理由をお聞かせいただけますか?」と質問されることがあります。これは、カード会社がサービス改善のために情報収集しているためで、解約を引き止めるためではありません。

解約理由を聞かれる理由:

  • サービス改善のため(不満があった場合、今後のサービス向上に活かす)
  • 統計データ収集のため(どのような理由で解約する人が多いかを把握)
  • 引き止めのため(まれに、改善策を提案して継続を促す場合もある)

解約理由の答え方:

解約理由 おすすめの答え方
他のカードをメインで使うようになった 正直に「他のカードを使うことが多くなったため」と答えてOK
年会費が高い 正直に「年会費が負担になったため」と答えてOK
カードを整理したい 「カード枚数を減らしたいため」と答えてOK
特に理由はない 「答えたくない」または「特に理由はありません」と答えてOK
サービスに不満がある 正直に伝えても良いが、長々と説明する必要はない

解約理由を答えたくない場合:

解約理由を答えたくない場合は、以下のように答えれば問題ありません。

  • 「個人的な理由です」
  • 「特にお答えできません」
  • 「プライベートな理由です」

解約理由を答えなくても、解約手続きは問題なく進みます。オペレーターも無理に聞き出すことはありません。

引き止められた場合の対処法:

まれに、「年会費を優遇します」「ポイントをプレゼントします」などの提案をされて引き止められることがあります。提案内容に魅力を感じない場合は、「結構です。解約手続きを進めてください」とはっきり伝えましょう。

NetアンサーやセゾンPortalアプリでの解約:オンラインでの解約では、解約理由を聞かれることはありません。そのため、理由を答えるのが面倒な方は、オンライン解約を選ぶのがおすすめです。

③解約は何日で完了しますか?

A. 解約手続きは即日完了しますが、完全な解約(利用残高の完済)には時間がかかる場合があります。

セゾンカードの解約手続き自体は、申し込んだその日に完了します。しかし、「完全な解約」とは、利用残高がすべて支払われた状態を指すため、完済までには時間がかかる場合があります。

解約完了までのタイムライン:

タイミング 状態
解約手続き当日 カードが使えなくなる(即時無効化)
解約手続き当日 Netアンサー・セゾンPortalにログインできなくなる
解約手続き後〜数日 カード会社のシステムから会員情報が削除される
利用残高がある場合 すべての支払いが完了するまで、引き落としが継続
すべての支払い完了後 正式な解約が完了

ケース別の解約完了時期:

  • 利用残高が0円の場合:解約手続き当日に完全に解約完了
  • 一括払いの利用残高がある場合:次回の引き落とし日(4日)に支払いが完了し、その後に正式な解約が完了
  • リボ払い・分割払いの残高がある場合:すべての支払いが完了するまで(数ヶ月〜数年)、引き落としが継続

解約手続き後にカードが使えなくなるタイミング:

解約手続きを完了した瞬間から、カードは使えなくなります。オンラインショッピングや店頭での決済、Apple PayやGoogle Payなどのスマホ決済もすべて利用不可になります。

解約の記録が信用情報機関に登録されるタイミング:

解約情報は、解約手続き完了後、数日〜数週間以内に信用情報機関(CIC、JICCなど)に登録されます。この情報は、解約日から5年間保存されます。

急いで解約したい場合:NetアンサーやセゾンPortalアプリでの解約が最も早く、手続き完了まで数分で終わります。電話やセゾンカウンターでの解約は、混雑状況によって時間がかかる場合があります。

④解約証明書の発行は可能ですか?

A. はい、解約証明書の発行は可能です。ただし、解約手続き完了後でなければ発行できません。

セゾンカードでは、解約証明書(カードを解約したことを証明する書類)を無料で発行できます。住宅ローンの審査や自動車ローンの審査などで、「クレジットカードを解約したことを証明してください」と求められた際に必要になります。

解約証明書の発行方法:

  1. 解約手続きと同時に発行を依頼
    電話やセゾンカウンターで解約手続きをする際に、「解約証明書も発行してください」と伝えるのが最もスムーズです。
  2. 解約後に改めて依頼
    解約手続き後に、インフォメーションセンターに電話して「解約証明書を発行してほしい」と依頼します。
  3. セゾンカウンターで直接依頼
    最寄りのセゾンカウンターに来店し、解約証明書の発行を依頼することもできます(本人確認書類が必要)。

解約証明書の発行にかかる時間:

  • 郵送の場合:依頼から1週間〜10日程度で、登録住所宛に郵送されます
  • セゾンカウンターでの発行:即日発行できる場合もありますが、カードの種類や状況によっては後日郵送になることもあります

解約証明書の発行費用:

セゾンカードでは、解約証明書の発行は無料です。手数料は一切かかりません。

解約証明書に記載される内容:

  • カード会員の氏名
  • カード番号(一部マスキングされる場合があります)
  • 解約日
  • カード会社名(株式会社クレディセゾン)
  • 発行日

解約証明書が必要になる主なケース:

  • 住宅ローンの審査で、既存のクレジットカードを解約したことを証明する必要がある場合
  • 自動車ローンの審査で、借入件数を減らすためにクレジットカードを解約したことを証明する必要がある場合
  • 勤務先の規定で、クレジットカードの保有状況を報告する必要がある場合
  • 相続手続きで、故人のクレジットカードがすべて解約済みであることを証明する必要がある場合

注意:解約証明書は、解約手続きが完了してからでないと発行できません。解約前に「解約証明書だけ先に発行してほしい」という依頼には対応できませんので、ご注意ください。

⑤解約後に再入会できますか?

A. はい、解約後に再入会することは可能ですが、新規申込として審査を受ける必要があります。

セゾンカードを解約した後、もう一度同じカードを持ちたくなった場合、再入会は可能です。ただし、「以前持っていたから」という理由で、審査なしで再発行されることはありません。新規申込として、改めて審査を受ける必要があります。

再入会の手順:

  1. セゾンカード公式サイトから申し込み
    解約したカードと同じ種類のカードを、公式サイトから新規申込します。
  2. 審査
    新規申込として審査が行われます。収入状況、信用情報、過去の利用履歴などが審査されます。
  3. 審査結果の通知
    審査に通過すれば、カードが発行されます。審査に落ちる場合もあります。
  4. カード受け取り
    審査通過後、1〜2週間程度で新しいカードが郵送されます。

再入会時の注意点:

項目 詳細
カード番号 以前のカードとは異なる新しいカード番号が発行されます
永久不滅ポイント 解約時に失効したポイントは復活しません
入会特典 過去に同じカードで入会特典を受けている場合、再入会では対象外となることがあります
審査 短期間での解約→再入会は、審査で不利になる可能性があります
継続決済 カード番号が変わるため、すべての継続決済を再設定する必要があります

再入会までの推奨期間:

  • 1ヶ月未満:審査に落ちる可能性が非常に高い(入会特典目当てと判断される)
  • 3ヶ月未満:審査に落ちる可能性が高い
  • 6ヶ月以上:通常の審査基準で判断される
  • 1年以上:過去の解約歴はほとんど影響しない

短期間での解約→再入会のリスク:

入会特典目当てで短期間に解約と再入会を繰り返すと、カード会社の社内ブラックリストに載る可能性があります。一度ブラックリストに載ると、同じカード会社での再発行がほぼ不可能になります。

別のセゾンカードへの申込:解約したカードと同じ種類のカードでなく、別の種類のセゾンカード(例:セゾンパールからセゾンカードインターナショナルへ)であれば、比較的審査に通りやすい場合があります。

⑥複数枚のセゾンカードを一度に解約できますか?

A. はい、複数枚のセゾンカードを一度に解約することは可能ですが、手続きは1枚ずつ行う必要があります。

複数枚のセゾンカードをお持ちの方が、すべてのカードをまとめて解約したい場合、1回の電話や手続きで複数枚を解約することができます。ただし、NetアンサーやセゾンPortalアプリでの解約は、1枚ずつ手続きが必要です。

複数枚を一度に解約する方法:

解約方法 複数枚の一括解約 詳細
電話(インフォメーションセンター) ○ 可能 1回の電話で複数枚の解約を依頼できます
セゾンカウンター ○ 可能 1回の来店で複数枚の解約手続きが可能です
Netアンサー △ 1枚ずつ手続きが必要 各カードごとにログインして解約手続きを行う必要があります
セゾンPortalアプリ △ 1枚ずつ手続きが必要 各カードごとに解約手続きを行う必要があります

電話で複数枚を一度に解約する手順:

  1. インフォメーションセンターに電話
  2. オペレーターに「複数枚のセゾンカードを解約したい」と伝える
  3. 解約したいカードの番号をすべて伝える(または、「保有しているすべてのセゾンカードを解約したい」と伝える)
  4. 各カードごとに本人確認と解約手続きが行われる
  5. すべてのカードの解約が完了

複数枚を一度に解約する際の注意点:

  • 永久不滅ポイントは失効:すべてのセゾンカードを解約すると、永久不滅ポイントも失効します。必ず解約前にポイントを使い切ってください
  • 家族カード・ETCカードも解約:本会員カードをすべて解約すると、すべての家族カードとETCカードも使えなくなります
  • 継続決済の変更:各カードで設定している継続決済をすべて変更する必要があります

一部のカードだけを解約したい場合:例えば、3枚のセゾンカードを持っていて、2枚だけ解約したい場合は、解約したいカードの番号だけを伝えれば問題ありません。残したいカードは継続して使用できます。

NetアンサーやセゾンPortalで複数枚を解約する場合:各カードごとにログインして、1枚ずつ解約手続きを行う必要があります。少し手間がかかりますが、自分のペースで手続きできるメリットがあります。

⑦海外在住の場合でも解約できますか?

A. はい、海外在住の場合でも解約は可能ですが、連絡方法が限られます。

海外に住んでいる方や、海外赴任中の方でも、セゾンカードの解約手続きは可能です。ただし、NetアンサーやセゾンPortalアプリでの解約が推奨されます。電話での解約は、国際電話料金がかかるため、コストが高くなる可能性があります。

海外在住者の解約方法:

解約方法 海外からの利用 詳細
Netアンサー ○ 利用可能 インターネットに接続できれば、世界中どこからでも解約可能
セゾンPortalアプリ ○ 利用可能 アプリがインストールされていれば、どこからでも解約可能
電話(国際電話) ○ 利用可能(ただし料金高額) 日本のインフォメーションセンターに国際電話をかける必要があります
セゾンカウンター × 利用不可 日本国内のセゾンカウンターに来店する必要があります

おすすめの解約方法:

海外在住の方には、NetアンサーまたはセゾンPortalアプリでの解約を強くおすすめします。インターネット接続があれば、無料で解約手続きができます。

Netアンサーでの解約手順(海外から):

  1. インターネットに接続(Wi-Fiまたはモバイルデータ)
  2. Netアンサーにログイン
  3. 「カードの解約」メニューを選択
  4. 画面の指示に従って解約手続きを完了

国際電話での解約:

どうしても電話で解約したい場合は、滞在国から日本のインフォメーションセンターに国際電話をかけます。

  • 日本国内の電話番号:カード裏面に記載されている電話番号
  • 国際電話のかけ方:滞在国の国際電話アクセス番号 + 81(日本の国番号)+ 最初の0を除いた電話番号
  • 例:カード裏面の電話番号が「03-1234-5678」の場合 → 「国際電話アクセス番号 + 81-3-1234-5678」
  • 通話料:国際電話料金がかかるため、高額になる可能性があります

コレクトコール(着払い電話):一部の国からは、コレクトコールで日本のセゾンカードに連絡できる場合があります。セゾンカード公式サイトの「海外からのお問い合わせ」ページで確認してください。

海外在住者が解約する際の注意点:

  • 住所変更:海外に住所を移している場合は、事前に住所変更手続きを行っておくと、郵便物(利用明細など)が届きやすくなります
  • 利用残高の支払い:解約後も、日本国内の銀行口座から引き落としが継続されます。口座を解約していないか確認してください
  • 時差:電話で解約する場合は、日本時間の営業時間内(9:00〜17:00)に電話する必要があります

一時帰国時に解約:日本に一時帰国する予定がある場合は、帰国時にセゾンカウンターや電話で解約するのも一つの方法です。

⑧電話が繋がらない時の対処法は?

A. 混雑する時間帯を避ける、またはNetアンサーやセゾンPortalアプリでの解約を検討してください。

セゾンカードのインフォメーションセンターは、時間帯によっては非常に混雑し、電話が繋がりにくいことがあります。特に、月曜日の午前中や、月末・月初、ゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇明けは混雑します。

電話が繋がりやすい時間帯:

曜日・時間帯 混雑状況 おすすめ度
月曜日 午前中 非常に混雑 ×
月曜日 午後 混雑
火〜金曜日 午前中(10:00〜12:00) 比較的空いている
火〜金曜日 午後(14:00〜16:00) 比較的空いている
火〜金曜日 昼休み(12:00〜13:00) やや混雑
金曜日 午後(16:00以降) 混雑
土日祝日 受付なし(一部カウンターのみ営業)
月末・月初(1日〜5日) 非常に混雑 ×

電話が繋がらない時の対処法:

  1. 時間帯をずらす
    混雑する時間帯を避けて、火〜金曜日の14:00〜16:00に電話するのがおすすめです。
  2. NetアンサーやセゾンPortalアプリで解約
    電話が繋がらない場合は、オンラインでの解約を検討しましょう。24時間いつでも手続き可能で、待ち時間もありません。
  3. コールバック予約(可能な場合)
    一部のカスタマーサポートでは、コールバック予約ができる場合があります。セゾンカードで対応しているか確認してください。
  4. セゾンカウンターに来店
    電話が全く繋がらない場合は、最寄りのセゾンカウンターに直接来店して解約手続きを行うことも可能です。
  5. チャットサポート(一部カード)
    一部のカードでは、チャットサポートで解約手続きができる場合があります。セゾンPortalアプリの「お問い合わせ」から確認してください。

電話での待ち時間を短縮する方法:

  • 自動音声案内をスキップ:自動音声案内中に、該当する番号を押すことで、オペレーターに早く繋がる場合があります
  • スピーカーフォンで待機:待ち時間が長い場合は、スピーカーフォンにして他の作業をしながら待機しましょう
  • 必要な情報を手元に準備:カード番号、氏名、生年月日、住所などの本人確認情報を手元に準備しておくと、オペレーターとのやり取りがスムーズです

繁忙期(混雑する時期):

  • ゴールデンウィーク明け
  • お盆休み明け
  • 年末年始明け
  • 月末・月初(請求書が届く時期)
  • 年会費請求時期(カードによって異なる)

これらの時期は特に混雑するため、可能であれば避けることをおすすめします。

どうしても電話で解約したい理由がある場合:提携カードやキャッシュカード一体型カードなど、オンラインで解約できないカードの場合は、電話または窓口での解約が必須です。その場合は、混雑を避けた時間帯に根気よく電話をかけ続けるか、セゾンカウンターに来店してください。

まとめ:セゾンカードの解約に関するよくある質問をまとめました。解約手続きは無料で、即日完了しますが、利用残高がある場合は完済まで時間がかかります。解約理由を聞かれることがありますが、答えなくても問題ありません。解約証明書の発行や再入会も可能ですが、それぞれ条件があります。複数枚の一括解約や海外からの解約も可能で、電話が繋がらない場合はオンライン解約がおすすめです。

まとめ|セゾンカードの解約は計画的に進めましょう

いかがでしたでしょうか?セゾンカードの解約は、カードの種類や契約状況によって手続き方法が異なり、解約前に確認すべきポイントも多岐にわたります。特に永久不滅ポイントの失効や年会費のタイミング、継続決済の変更など、知らずに解約すると損をしてしまう可能性があります。本記事でご紹介した手順と注意点を参考に、計画的にセゾンカードの解約を進めてください。

NetアンサーやセゾンPortalで24時間いつでも手続きできるカードもあれば、電話や窓口での対応が必要なカードもありますので、まずはご自身のカード種類を確認してから適切な方法で手続きを行いましょう。

セゾンカード解約時の重要ポイント:

  • 永久不滅ポイントは解約前に必ず使い切るか他社ポイントに交換しましょう
    解約するとポイントは失効し、復活させることはできません。商品交換の場合は受け取りまで1ヶ月かかることもあるため、余裕を持って交換手続きを行ってください。
  • 年会費有料カードは入会月の月末までに解約すれば次年度の年会費を回避できます
    入会月を1日でも過ぎると次年度の年会費が確定してしまい、返金もされません。Netアンサーで入会月を確認し、計画的に解約しましょう。
  • 継続決済(公共料金・サブスクなど)の変更を忘れると延滞扱いになるリスクがあります
    携帯電話、電気・ガス・水道、Netflix、Spotifyなどの継続決済を設定している場合は、必ず解約前に決済方法を変更してください。延滞すると信用情報に傷がつく可能性があります。
  • 家族カード・ETCカードは本会員カード解約と同時に使えなくなります
    本会員カードを解約すると、家族カードやETCカードも自動的に解約されます。家族にも必ず事前に連絡し、別のクレジットカードを準備してもらいましょう。
  • 解約後も利用残高の請求は続くため、引き落とし口座の残高には注意が必要です
    解約しても、解約前の利用分やリボ払い・分割払いの残高は引き続き請求されます。引き落とし口座を解約したり、残高不足にしたりしないように注意してください。

セゾンカードの解約は、事前準備をしっかり行えば、トラブルなくスムーズに完了します。本記事で紹介した内容を参考に、損をせず、安全に解約手続きを進めてください。解約後は、カード本体や利用明細書も適切に処分し、個人情報を守りましょう。

最後に、解約を決断する前に「本当に解約する必要があるか」をもう一度考えてみてください。年会費無料カードであれば、解約せずに保有し続けることで、将来的にまた使う機会があるかもしれません。また、永久不滅ポイントを貯め続けられるメリットもあります。すべてを考慮した上で、納得のいく決断をしてくださいね。

解約くん
セゾンカードの解約、お疲れさまでした!この記事が少しでもお役に立てたなら嬉しいです。解約後も、新しいクレジットカードライフを楽しんでくださいね!

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