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【解約方法】楽天カードを解約する完全ガイド|手続きから注意点まで徹底解説

【解約方法】楽天カードを解約する完全ガイド|手続きから注意点まで徹底解説

楽天カードの解約方法は電話またはチャットのみで、オンライン上では手続きできません。本記事では、楽天カード解約の具体的な手順から、年会費や支払い残高、楽天Edy、楽天ポイントなど、解約前に必ず確認すべき注意点まで網羅的に解説します。ETCカードや家族カードをお持ちの方、解約後の再入会を考えている方にも役立つ情報をまとめていますので、スムーズに解約手続きを進めたい方はぜひ最後までご覧ください。

楽天カードの解約方法【契約種類別の手順】

解約くん
楽天カードの解約は電話またはチャットで手続きできます。カードの種類によって連絡先が異なるので、お持ちのカードに合わせて正しい窓口に連絡しましょう。

楽天カードを解約する方法は、電話またはチャットサポートのみです。楽天e-NAVIなどのオンライン上では解約手続きができないため、必ず指定された窓口に連絡する必要があります。

ここでは、カードの種類別に解約手順を詳しく解説します。ご自身がお持ちの楽天カードの種類を確認してから、適切な方法で手続きを進めましょう。

①通常の楽天カードの解約手順

通常の楽天カード(年会費無料の一般カード)を解約する場合は、楽天カードコンタクトセンターに連絡します。

【連絡先】

  • 電話番号:0570-66-6910
  • 営業時間:9:30~17:30
  • チャットサポート:9:30~25:30

電話の場合、ナビダイヤルで通話料が発生します。固定電話からの利用がおすすめですが、携帯電話からでも通話可能です。IP電話や海外からの場合は、以下の番号を利用してください。

  • 092-303-7188
  • 092-474-6287

電話をかけると自動音声ガイダンスが流れますが、「5400」と入力することで解約手続きの案内まで直接スキップできます。オペレーターにつながったら、「解約したい」と伝えれば手続きが開始されます。

②楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードの解約手順

楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードをお持ちの方は、カード裏面に記載されている専用電話番号に連絡する必要があります。通常の楽天カードコンタクトセンターでは解約手続きができませんので、ご注意ください。

【連絡先】

  • 電話番号:カード裏面に記載の番号
  • 営業時間:9:30~17:30

楽天ゴールドカードおよび楽天プレミアムカードは年会費が発生するカードです。解約のタイミングによっては年会費の支払いが必要になる場合がありますので、契約月を事前に確認しておくことをおすすめします。

③楽天銀行カードの解約手順

楽天銀行カード(クレジットカード機能付きキャッシュカード)の解約は、楽天カードではなく楽天銀行で手続きを行います。楽天カードコンタクトセンターでは受け付けていませんので、必ず楽天銀行カスタマーセンターに連絡してください。

【連絡先】

  • 楽天銀行カスタマーセンター:0120-776-910
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 携帯電話・IP電話・海外から:03-6832-2255(通話料有料)

楽天銀行カードを解約した後に楽天カードへ切り替えを希望する場合は、解約手続き完了後1週間から10日程度経過してから楽天カードの申し込みを行ってください。

④家族カード・ETCカードのみ解約する手順

家族カードやETCカードのみを解約したい場合も、電話またはチャットサポートで手続きが可能です。

【家族カードの解約】

家族カード会員本人からの申請も可能です。手続きの際には、解約を希望する家族カードのカード番号が必要になりますので、手元に準備してから連絡しましょう。

【ETCカードの解約】

ETCカードのみの解約は、自動音声専用ダイヤルまたはチャットサポートで受け付けています。解約を希望する楽天ETCカードの番号を入力する必要がありますので、カードを手元に用意してから連絡してください。

なお、本カード(楽天カード本体)を解約すると、家族カードとETCカードも自動的に解約されます。家族カードやETCカードのみを継続して使用することはできませんので、ご注意ください。

⑤契約者が死亡した場合の解約手順

カード契約者がお亡くなりになった場合は、ご遺族の方から解約手続きを行うことができます。

楽天カードコンタクトセンター(営業時間9:30~17:30)に電話で連絡し、契約者が死亡した旨を伝えてください。オペレーターから必要な手続きについて案内がありますので、指示に従って手続きを進めます。

手続きの際には、以下の情報が必要になる場合があります。

  • カード番号
  • 契約者の氏名・生年月日
  • ご連絡者様(ご遺族)の情報

チャットサポートでの楽天カード解約方法(営業時間9:30~25:30)

楽天カードの解約は、チャットサポートからも手続きが可能です。チャットサポートは電話よりも営業時間が長く、9:30~25:30まで利用できるため、仕事終わりでも手続きしやすいのがメリットです。

【チャットサポートでの解約手順】

  1. 楽天カード公式サイトのチャットサポートページにアクセス
  2. お問い合わせ内容で「カードのご解約」を選択
  3. 質問に従って必要事項を入力
  4. オペレーターの案内に従って手続きを進める

チャットサポートでは質問に従って入力していくだけで解約手続きが完了するため、電話が苦手な方にもおすすめです。ただし、内容によっては電話での問い合わせが必要になる場合もありますので、その際は指示に従って電話で手続きを行ってください。

※楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードをお持ちの方は、カード裏面記載の電話番号からの手続きとなります。

電話での楽天カード解約方法(営業時間9:30~17:30)

電話で楽天カードを解約する場合は、以下の手順で進めます。

【電話での解約手順】

  1. 解約したい楽天カードを手元に準備する
  2. 楽天カードコンタクトセンター(0570-66-6910)に電話する
  3. 自動音声ガイダンスで「5400」と入力(解約手続きへスキップ)
  4. オペレーターにつながったら「解約したい」と伝える
  5. 本人確認のため、カード番号や個人情報を伝える
  6. 解約前の注意事項の説明を受ける
  7. 解約手続き完了

電話での解約手続きは、カード契約者本人が行う必要があります。家族や代理人による解約はできませんのでご注意ください(契約者が死亡した場合を除く)。

電話はナビダイヤルのため、通話料が発生します。長時間の通話になると料金が高額になる可能性がありますので、固定電話からの利用がおすすめです。

電話が繋がりやすい時間帯とつながりにくい時間帯

楽天カードコンタクトセンターは、時間帯によって混雑状況が大きく異なります。スムーズに解約手続きを進めるために、電話が繋がりやすい時間帯を狙って連絡することをおすすめします。

【電話が繋がりやすい時間帯】

  • 平日の10:00~11:00
  • 平日の15:00~17:30

【電話がつながりにくい時間帯】

  • 営業開始直後(9:30~10:00)
  • 昼休み時間帯(12:00~13:00)
  • 毎月27日前後(支払日付近)
  • 月初・月末

特に、毎月27日は楽天カードの支払日であるため、問い合わせが集中して電話がつながりにくくなります。解約を急いでいない場合は、この時期を避けて連絡することをおすすめします。

何度かけてもつながらない場合は、時間を置いて再度かけ直すか、営業時間が長いチャットサポート(9:30~25:30)の利用を検討してください。

楽天カード解約時に伝える必要事項(カード番号・本人確認情報)

楽天カードの解約手続きを行う際には、本人確認のためにいくつかの情報を伝える必要があります。スムーズに手続きを進めるために、事前に以下の情報を準備しておきましょう。

【解約時に必要な情報】

項目 内容
カード番号 16桁のカード番号(カード表面に記載)
氏名 カード契約者の氏名(フルネーム)
生年月日 カード契約者の生年月日
登録電話番号 楽天カードに登録している電話番号
住所 楽天カードに登録している住所

カードが手元にない場合でも解約手続きは可能ですが、本人確認に時間がかかる場合があります。できるだけカードを手元に準備してから連絡することをおすすめします。

また、解約手続きの際には、オペレーターから解約前の注意事項について説明があります。特に、継続決済の変更支払い残高楽天Edyの残高などについて確認されますので、事前にチェックしておくとスムーズです。

楽天カード解約前に必ず確認すべき7つの注意点

解約くん
楽天カードを解約する前に確認すべきポイントがいくつかあります。これらをクリアしておかないと、料金の未払いやポイントの損失が発生する可能性がありますので、必ずチェックしてくださいね。

楽天カードの解約手続き自体は簡単ですが、事前準備を怠ると後々トラブルになる可能性があります。特に、継続決済の変更や残高の確認を忘れると、料金未払いや延滞扱いになってしまうリスクがあります。

ここでは、楽天カードを解約する前に必ず確認しておくべき7つの注意点を詳しく解説します。すべての項目をクリアしてから解約手続きを行いましょう。

①公共料金・サブスクなどの継続決済の変更

楽天カードを解約する前に、最も重要なのが継続決済の変更手続きです。楽天カードで支払いを設定しているサービスがある場合、解約後に決済ができなくなり、料金未払いや延滞扱いになってしまいます。

【継続決済の変更が必要なサービス例】

  • 電気・ガス・水道などの公共料金
  • 携帯電話・インターネット回線の通信費
  • 家賃・駐車場代
  • Netflix、Amazon Prime、Spotifyなどのサブスクリプションサービス
  • 新聞・雑誌の定期購読
  • 保険料(生命保険、自動車保険など)
  • ジムやスクールの月謝

決済方法の変更をせずにカードを解約すると、支払いが滞って延滞扱いになり、最悪の場合はサービスが利用停止になる可能性があります。また、延滞情報が信用情報に記録されると、今後のクレジットカードやローンの審査に悪影響を及ぼす恐れもあります。

変更手続きは各サービス会社で行う必要があります。楽天カードの利用明細を確認して、どのサービスで継続決済を設定しているかをチェックしましょう。

また、楽天市場で「通常利用のカード」として楽天カードを設定している場合は、楽天会員情報の管理メニューから変更が必要です。特に2枚目の楽天カードを持っている方で1枚目を解約する場合は、楽天市場の支払い設定も忘れずに変更してください。

②支払い残高・利用明細の確認

楽天カードを解約する前に、支払い残高が残っていないかを必ず確認しましょう。解約手続きを行っても、支払いが完済されるまでは正式な解約とはなりません。

【確認すべき支払い残高】

  • 一括払いの未払い分
  • 分割払いの残高
  • リボ払いの残高
  • キャッシングの残高
  • 解約月の利用分(まだ請求されていない分)

楽天e-NAVIにログインして、利用明細や支払い予定を確認してください。特に注意が必要なのは、解約月に利用した分の請求です。解約手続きを完了しても、解約月に利用した分は翌月以降に請求されますので、解約後も請求が来ることを理解しておきましょう。

支払い残高がある状態で解約手続きを行った場合、支払いが完済した時点で正式に解約となります。完済するまでは引き続き請求が続きますので、最後までしっかりと支払いを行ってください。

③楽天Edyの残高消化とオートチャージ解除

楽天Edy機能付きの楽天カードをお持ちの方は、解約前に必ず楽天Edyの残高を使い切る必要があります。カード解約と同時に楽天Edy残高は消滅し、返金や補償は一切ありません

楽天Edyの残高は、楽天Edyマイページトップから確認できます。コンビニや加盟店で残高をすべて使い切ってから解約手続きを行いましょう。

また、オートチャージ機能を設定している場合は、必ず解除してください。オートチャージが設定されたまま残高を使い切ろうとすると、自動的にチャージされてしまい、残高が残ってしまう可能性があります。

【楽天Edyオートチャージの解除方法】

  • ファミリーマート設置のマルチコピー機(Famiポート)で解除
  • パソリなどの専用端末で解除

なお、カード解約手続き以降に楽天Edyで支払った金額は、楽天Edy利用ポイントの対象外となりますのでご注意ください。

④楽天ポイントの取り扱い

楽天カードを解約しても、楽天ポイントは失効しません。楽天ポイントは楽天会員IDごとに管理されているため、楽天カードを解約しても楽天会員を継続していればポイントはそのまま利用できます。

ただし、解約したクレジットカード裏面のポイントカード機能は利用できなくなりますので、楽天ポイントカードアプリや別の楽天ポイントカードを利用してください。

【楽天ポイントに関する注意点】

  • 楽天カード解約後も楽天ポイントは継続して利用可能
  • 楽天会員を退会するとポイントは失効する
  • 期間限定ポイントは有効期限内に使用する必要がある
  • 再入会時に同じ楽天IDを使用すればポイントは引き継がれる

楽天カードを解約した後に再入会する場合も、同じ楽天ID・パスワードで手続きを行えば、貯めていたポイントはそのまま引き継がれます。楽天市場や楽天トラベルなど、楽天グループのサービスで変わりなく利用できますのでご安心ください。

⑤年会費の請求タイミング(ゴールド・プレミアム会員向け)

楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードなど、年会費が発生するカードをお持ちの方は、解約のタイミングに注意が必要です。

楽天カードの年会費はカード契約月に発生し、その翌々月に請求されます。年会費の請求前であっても、契約月を過ぎてから解約すると年会費の支払いが必要になりますので、損をしないためには契約月の前月までに解約することをおすすめします。

【年会費に関する重要ポイント】

  • 楽天ゴールドカード:年会費2,200円(税込)
  • 楽天プレミアムカード:年会費11,000円(税込)
  • 年会費発生後の解約でも返金はされない
  • 月割り・日割り計算による返金もなし

たとえば、3月が契約月の場合、3月中に解約すれば次年度の年会費は発生しませんが、4月以降に解約すると年会費が発生してしまいます。年会費が発生してしまうと返金はできないため、解約する前に必ず契約月を確認しましょう。

すでに年会費を支払った直後に解約するのはもったいないので、その場合は次回の年会費が発生する前まで使い続けることをおすすめします。

⑥家族カード・ETCカードの同時解約

楽天カード本体(本カード)を解約すると、家族カードとETCカードも自動的に同時解約されます。家族カードやETCカードのみを継続して使用することはできませんので、ご注意ください。

【家族カード・ETCカードの解約に関する注意点】

  • 本カード解約時に家族カード・ETCカードも自動解約
  • 家族カードやETCカードのみの解約も可能
  • 家族が日常的にカードを利用している場合は事前に相談が必要
  • 通勤でETCカードを使用している場合は代替手段を準備

特に、家族が家族カードを日常的に利用している場合や、通勤でETCカードを頻繁に使用している場合は、解約によって生活に支障が出る可能性があります。解約前に必ず家族に相談し、問題がないか確認してから手続きを進めましょう。

なお、家族カードやETCカードのみを解約して本カードは継続する、という選択も可能です。その場合は、楽天カードコンタクトセンターに連絡して、解約したいカードを指定してください。

⑦解約証明書の発行希望

楽天カードの解約手続きは電話やチャットで完了するため、手元には解約した証拠が残りません。解約後に何か不備があった場合に備えて、解約証明書(退会証明書)の発行を希望することができます。

【解約証明書の発行方法】

  1. 解約手続きの際にオペレーターに解約証明書の発行を希望する旨を伝える
  2. 支払い残高をすべて完済する
  3. 解約証明書が普通郵便(ハガキタイプ)で届く(約2週間後)

解約証明書は、契約者本人から楽天カードコンタクトセンター(営業時間9:30~17:30)に連絡して申し込みます。楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードをお持ちの方は、カード裏面記載の電話番号に連絡してください。

解約証明書は、当社にお届けの請求書送付先(自宅もしくはお勤め先)へ、通常約2週間程度で届きます。なお、解約証明書は支払い残高をすべて返済した後に発行されますので、支払い残高がある場合は早めに返済しましょう。

継続決済を楽天カードに設定しているサービスのチェックリスト

楽天カードで継続決済を設定しているサービスを見落とさないために、以下のチェックリストを活用してください。すべての項目を確認してから解約手続きを行いましょう。

カテゴリ サービス例 変更済み
公共料金 電気・ガス・水道
通信費 携帯電話・固定電話・インターネット回線
住居費 家賃・駐車場代・管理費
保険 生命保険・医療保険・自動車保険
サブスク Netflix・Amazon Prime・Spotify・YouTube Premium
定期購読 新聞・雑誌・オンラインサービス
習い事 ジム・スクール・オンライン英会話
交通 高速道路(ETC)・駐車場定期契約
その他 ふるさと納税・寄付金・会費

楽天e-NAVIの利用明細を過去数ヶ月分さかのぼって確認すると、継続決済を設定しているサービスを漏れなくチェックできます。毎月定額で引き落とされているものや、年に数回引き落とされるものもありますので、注意深く確認しましょう。

決済方法の変更手続きは、サービスによって反映されるまでに時間がかかる場合があります。解約予定日の1~2週間前には変更手続きを済ませておくことをおすすめします。

支払い残高が残っている場合の取り扱い(一括請求の有無)

楽天カードを解約する際、支払い残高が残っている場合の取り扱いについて詳しく解説します。

【楽天カードの支払い残高の取り扱い】

楽天カードでは、解約手続きを行っても利用残高を一括請求されることはありません。分割払いやリボ払いの残高がある場合でも、従来通りの支払い方法で請求が続きます。

  • 分割払い:そのまま分割払いで請求
  • リボ払い:そのまでリボ払いで請求
  • キャッシング:契約通りの返済方法で請求

ただし、楽天カードの会員規約には「当社は、会員が退会する場合、支払日にかかわらず支払い債務全額を直ちに請求できるものとします」という記載があります。これは、楽天カード側が必要と判断した場合に限り一括請求ができる、という意味です。

実際には、通常の解約であれば一括請求されることはほとんどありませんが、長期延滞などで強制解約になった場合は、一括請求される可能性があります。

【解約後の支払いに関する注意点】

  • 解約手続き後も支払い完済まで請求は続く
  • 支払いが完済した時点で正式に解約となる
  • 解約後は楽天e-NAVIでリボ支払いコースの変更ができなくなる
  • 変更が必要な場合は楽天カードコンタクトセンターに連絡

解約前に利用明細を確認し、いくら残高があるのかを把握しておきましょう。すぐに解約したい場合は、残高を繰り上げ返済することも可能です。楽天カードコンタクトセンターに連絡して、繰り上げ返済の手続きについて相談してください。

楽天Edyの残高移行方法(楽天Edyアプリ・Famiポート等)

楽天カードを解約する前に、楽天Edyの残高を使い切る必要がありますが、新しい楽天カードに切り替える場合は残高を移行することもできます。

【楽天Edyの残高移行方法】

1. 楽天Edyアプリを使った移行(おすすめ)

  1. 楽天Edyアプリをスマートフォンにダウンロード
  2. アプリを起動し「楽天カード搭載Edy用機能」を選択
  3. 「残高移行」を選択
  4. 旧カードと新カードを用意し、画面の指示に従って移行

2. Famiポート(ファミリーマート設置のマルチコピー機)を使った移行

  1. ファミリーマートのFamiポートで「楽天Edy」を選択
  2. 「残高の移行」を選択
  3. 旧カードと新カードを用意し、画面の指示に従って移行

3. 楽天Edyリーダー(専用機器・有料)を使った移行

楽天Edyリーダーを購入している場合は、パソコンに接続して残高を移行することもできます。

【楽天Edyの残高移行に関する注意点】

  • 残高移行は新しい楽天カードへの切り替え時のみ可能
  • 楽天カードを完全に解約する場合は残高を使い切る必要がある
  • オートチャージ機能は事前に解除しておく
  • 残高移行後は旧カードの楽天Edy機能は使えなくなる

楽天Edyの残高移行手続きの詳細は、楽天Edy公式サイトで確認できます。不明な点がある場合は、楽天Edyカスタマーサポートに問い合わせてください。

楽天ポイントは解約後も使える?引き継ぎ方法

楽天カードを解約しても、楽天ポイントは失効せず、そのまま使い続けることができます。楽天ポイントは楽天会員IDに紐づいて管理されているため、楽天カードを解約しても楽天会員を継続していればポイントは残ります。

【楽天ポイントの引き継ぎ方法】

楽天カード解約後に再入会する場合、同じ楽天ID・パスワードで申し込みを行えば、貯めていたポイントはそのまま引き継がれます。

  1. 楽天カードの申し込みページにアクセス
  2. 以前使用していた楽天IDとパスワードでログイン
  3. カード申し込み手続きを進める
  4. 新しいカードが発行されても、ポイントはそのまま継続

【楽天ポイントに関するよくある質問】

Q. 楽天カードを解約すると楽天ポイントは消えますか?

A. いいえ、消えません。楽天会員を継続している限り、楽天ポイントはそのまま利用できます。

Q. 期間限定ポイントはどうなりますか?

A. 期間限定ポイントも失効しませんが、有効期限内に使用する必要があります。

Q. 楽天カード解約後、ポイントはどこで使えますか?

A. 楽天市場、楽天トラベル、楽天ブックスなど、楽天グループのサービスで引き続き使用できます。また、楽天ポイント加盟店でも利用可能です。

Q. 楽天ANAマイレージクラブカードを解約した場合、ANAマイルは消えますか?

A. カードに記載されている「ANAマイレージクラブお客様番号」は解約と同時に無効になりますが、別のANAマイレージクラブお客様番号にマイルを統合しておけば、貯めたマイルは引き続き利用できます。

ただし、楽天会員自体を退会してしまうと、楽天ポイントは失効しますのでご注意ください。楽天カードの解約と楽天会員の退会は別の手続きです。ポイントを残したい場合は、楽天会員は退会しないようにしましょう。

契約月の確認方法と損しない解約タイミング

楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードなど、年会費が発生するカードをお持ちの方は、契約月を確認してから解約することで、無駄な年会費の支払いを避けることができます。

【契約月の確認方法】

方法1:楽天e-NAVIで確認

  1. 楽天e-NAVIにログイン
  2. 「お客様情報」または「カード情報」を選択
  3. 「年会費の請求月を確認する」をクリック
  4. 契約月が表示される

方法2:楽天カード公式サイトから確認

  1. 楽天カード公式サイトにアクセス
  2. 「解約前のご案内」ページを開く
  3. ページ中段の「年会費の請求月を確認する」をタップ
  4. 楽天e-NAVIにログインして契約月を確認

【損しない解約タイミング】

楽天カードの年会費は、カード契約月に発生し、その翌々月に請求されます。契約月を過ぎてから解約すると、たとえ年会費の請求前であっても年会費の支払いが必要になります。

例:3月が契約月の場合

  • 3月中に解約:次年度の年会費は発生しない(損しない)
  • 4月以降に解約:次年度の年会費が発生する(5月に請求)

年会費を無駄にしないためには、契約月の前月までに解約することをおすすめします。ただし、すでに年会費を支払った直後の場合は、年会費分の元を取るためにも、次回の年会費が発生する前まで使い続ける方がお得です。

【年会費に関する重要な注意点】

  • 年会費発生後の解約でも返金はされない
  • 月割り・日割り計算による返金もなし
  • 契約月を1日でも過ぎると年会費が発生する
  • 年会費の支払い猶予期間はない

契約月をしっかり確認して、タイミングよく解約することで、無駄な年会費の支払いを避けることができます。特に楽天プレミアムカードは年会費が11,000円と高額ですので、解約のタイミングは慎重に検討しましょう。

楽天カード解約後に起こること

解約くん
楽天カードを解約した後も、利用分の請求は継続されますし、付帯サービスも使えなくなります。カードの処分方法も重要ですので、しっかり確認しておきましょう。

楽天カードの解約手続きが完了しても、すぐにすべてが終わるわけではありません。解約後も一定期間は請求が続きますし、各種サービスの利用状況も変わります。

ここでは、楽天カード解約後に起こることを詳しく解説します。解約後のトラブルを避けるために、事前に理解しておきましょう。

①解約後も利用分の請求は継続される

楽天カードの解約手続きを行っても、カード利用分の支払いが完了していない場合は、引き続き請求が続きます。解約手続きをしたからといって、支払い義務がなくなるわけではありません。

【解約後も請求が続くケース】

  • 一括払いの未払い分
  • 分割払いの残高
  • リボ払いの残高
  • キャッシングの残高
  • 解約月に利用した分(まだ請求されていない分)

特に注意が必要なのは、解約月に利用した分の請求です。楽天カードの締め日は毎月末日で、支払日は翌月27日です。つまり、解約手続きを行った月に利用した分は、翌月以降に請求されます。

例:3月15日に解約手続きを行った場合

  • 3月1日~3月15日に利用した分:4月27日に請求
  • 2月に利用した分:3月27日に請求

解約手続きを完了した後に請求が来ても驚かないように、利用明細をしっかり確認しておきましょう。また、支払いが完済した時点で正式に解約となりますので、最後まで責任を持って支払いを行ってください。

支払いを延滞すると、信用情報に傷がつき、今後のクレジットカードやローンの審査に悪影響を及ぼす可能性がありますので、必ず期日までに支払いましょう。

②楽天e-NAVIは使えなくなる(要確認)

楽天カードを解約すると、楽天e-NAVIの利用に制限がかかります。ただし、解約後すぐに完全に使えなくなるわけではなく、一定期間は明細の確認などが可能な場合もあります。

【解約後の楽天e-NAVIの利用制限】

  • リボ払いコースの変更:できなくなる
  • 支払い方法の変更:できなくなる
  • 利用明細の確認:一定期間は可能な場合がある
  • ポイント確認:楽天会員であれば引き続き可能

解約後にリボ払いの支払いコースを変更したい場合や、その他の手続きが必要な場合は、楽天カードコンタクトセンターに電話で連絡する必要があります。楽天e-NAVIからは手続きができませんのでご注意ください。

なお、解約後も一定の条件を満たしている場合は、楽天e-NAVIに再登録して明細を確認することができます。詳しくは、楽天カード公式サイトのFAQで確認してください。

③家族カード・ETCカードも自動解約

楽天カード本体(本カード)を解約すると、家族カードとETCカードも自動的に解約されます。家族カードやETCカードのみを継続して使用することはできません。

【家族カード・ETCカード自動解約の影響】

  • 家族が使用していた家族カードが使えなくなる
  • 通勤などで使用していたETCカードが使えなくなる
  • 高速道路の料金所でETCゲートが開かなくなる
  • 家族カード・ETCカードの利用分も請求は継続される

特に注意が必要なのは、家族が日常的に家族カードを使用している場合や、通勤でETCカードを頻繁に利用している場合です。解約によって突然カードが使えなくなると、生活に支障が出る可能性があります。

解約前に必ず家族に相談し、代替のクレジットカードやETCカードを準備しておくことをおすすめします。また、家族カードやETCカードで継続決済を設定している場合は、そちらの変更手続きも忘れずに行いましょう。

なお、家族カードやETCカードのみを解約して本カードは継続する、という選択も可能です。その場合は、楽天カードコンタクトセンターに連絡して手続きを行ってください。

④カードの適切な処分方法

楽天カードの解約手続きが完了したら、カードは適切に処分する必要があります。カードには個人情報が含まれているため、そのままゴミ箱に捨てると、第三者に悪用される危険性があります。

【楽天カードの適切な処分手順】

  1. 磁気ストライプ部分を細かく切断する
  2. ICチップ部分を細かく切断する
  3. カード番号が記載されている部分を細かく切断する
  4. 氏名が記載されている部分を細かく切断する
  5. 有効期限とセキュリティコードの部分を細かく切断する
  6. 複数回に分けてゴミに出す

【カード処分時の重要ポイント】

  • ハサミまたはシュレッダーで細かく切断する
  • ICチップと磁気ストライプは特に入念に切断する
  • カード番号が読み取られないように細かく切る
  • 切断したカードは複数のゴミ袋に分けて捨てる
  • 念のため数回に分けてゴミ出しをする

カード専用のシュレッダーや、カードも切断できるシュレッダーはさみを使用すると、より安全に処分できます。個人情報保護のためにも、カードの処分は慎重に行いましょう。

なお、楽天Edy機能付きのカードの場合は、必ず楽天Edyの残高を使い切ってから処分してください。残高が残ったまま処分すると、返金や補償はありませんのでご注意ください。

分割払い・リボ払いの残高は一括請求される?

楽天カードを解約する際、分割払いやリボ払いの残高がある場合、一括請求されるのかどうかは多くの方が気になるポイントです。

【楽天カードの支払い残高の取り扱い】

結論から言うと、楽天カードでは通常の解約であれば一括請求されることはありません。分割払いやリボ払いの残高がある場合でも、従来通りの支払い方法で請求が続きます。

支払い方法 解約後の取り扱い
一括払い 通常通り支払日に請求
分割払い そのまま分割払いで請求継続
リボ払い そのままリボ払いで請求継続
キャッシング 契約通りの返済方法で請求継続

ただし、楽天カードの会員規約第19条には、「当社は、会員が退会する場合、支払日にかかわらず支払い債務全額を直ちに請求できるものとします。但し、当社が認める場合では通常の支払い方法によるものとします」という記載があります。

これは、楽天カード側が必要と判断した場合に限り、一括請求ができるという意味です。通常の自主解約であれば一括請求されることはほとんどありませんが、以下のようなケースでは一括請求される可能性があります。

【一括請求される可能性があるケース】

  • 長期延滞による強制解約
  • 規約違反による強制解約
  • 信用状況の著しい悪化

強制解約の場合は、期限の利益を喪失するため、残っている全額を直ちに支払わなければいけません。分割払いやリボ払いを利用している場合は、請求額が高額になる可能性もあるので注意が必要です。

なお、解約後は楽天e-NAVIからリボ払いの支払いコース変更などができなくなります。変更が必要な場合は、楽天カードコンタクトセンターに電話で連絡してください。

解約後の明細確認方法

楽天カードを解約した後も、利用明細を確認したい場合があります。解約後の明細確認方法について解説します。

【解約後の明細確認方法】

方法1:楽天e-NAVIに再登録する

以下の条件をすべて満たしている場合、解約後のカードでも再度楽天e-NAVIに登録することができます。

  • 解約したカードの支払いが完済していない(請求が残っている)
  • 楽天会員IDを継続している
  • カード番号など必要な情報がわかる

楽天e-NAVIの登録ページから、解約したカードの情報を入力して再登録を行ってください。登録が完了すれば、残りの請求や明細を確認することができます。

方法2:楽天カードコンタクトセンターに問い合わせる

楽天e-NAVIに再登録できない場合や、過去の明細を確認したい場合は、楽天カードコンタクトセンター(営業時間9:30~17:30)に電話で問い合わせてください。

  • 電話番号:0570-66-6910
  • ゴールド・プレミアムカード:カード裏面記載の番号

オペレーターに明細確認の希望を伝えると、必要な情報を案内してもらえます。ただし、解約から長期間経過している場合は、明細を確認できない可能性もあります。

方法3:紙の利用明細書を保管しておく

解約前に、楽天e-NAVIから利用明細をダウンロードして保存しておくか、紙の明細書を保管しておくことをおすすめします。特に確定申告などで明細が必要になる可能性がある方は、事前に保存しておきましょう。

カード処分時の注意点(ICチップ・磁気ストライプの切断方法)

楽天カードを処分する際は、個人情報が第三者に悪用されないよう、適切な方法で切断する必要があります。特にICチップと磁気ストライプは、カード情報が記録されている重要な部分ですので、入念に切断しましょう。

【ICチップの切断方法】

ICチップは、カード表面の金色または銀色の四角いチップです。このチップには、カード番号や有効期限などの重要な情報が記録されています。

  1. ICチップ部分を縦横にハサミで切断する
  2. 細かく切り刻んで原形をとどめないようにする
  3. 最低でも4分割以上に切断する

ICチップは硬い素材でできているため、通常のハサミでは切りにくい場合があります。カード専用のシュレッダーはさみや、強力なキッチンバサミを使用すると切断しやすくなります。

【磁気ストライプの切断方法】

磁気ストライプは、カード裏面の黒い帯状の部分です。この部分にもカード情報が記録されていますので、しっかり切断しましょう。

  1. 磁気ストライプ部分を縦に細かく切断する
  2. 数ミリ幅で細かく切り刻む
  3. 複数の部分に分けて切断する

【その他の切断すべき部分】

切断箇所 理由
カード番号(16桁) カード番号が読み取られるとオンラインショッピングで悪用される可能性
氏名 個人情報の流出を防ぐため
有効期限 カード情報の一部であり悪用を防ぐため
セキュリティコード(裏面3桁) オンライン決済に必要な情報のため
署名欄 本人確認情報として悪用される可能性があるため

【安全な処分のための追加対策】

  • 切断したカードの破片を複数のゴミ袋に分けて捨てる
  • できれば数回に分けてゴミ出しをする
  • ICチップと磁気ストライプは別々のゴミ袋に入れる
  • 不透明なゴミ袋を使用して中身が見えないようにする

カード専用のシュレッダーがある場合は、それを使用するのが最も安全です。シュレッダーはさみは、カードだけでなく郵便物の宛名部分のカットなど、個人情報保護のためにも役立つ便利なアイテムです。

個人情報の漏洩は、身に覚えのない請求や詐欺被害につながる可能性があります。カードの処分は面倒に感じるかもしれませんが、自分の個人情報を守るために、必ず適切な方法で処分しましょう。

楽天カード解約のよくあるトラブルと対処法

解約くん
楽天カードを解約する際によくあるトラブルと、その対処法をご紹介します。つまずきやすいポイントを事前に知っておけば、スムーズに解約できますよ。

楽天カードの解約手続きは基本的にシンプルですが、いくつかのトラブルに遭遇する可能性があります。特に、電話がつながらない、解約後も請求が来るなど、多くの方が経験する問題があります。

ここでは、楽天カード解約時によくあるトラブルとその対処法を詳しく解説します。事前に知っておくことで、慌てずに対応できるようになります。

①電話がつながらない場合の対処法

楽天カードコンタクトセンターは、時間帯や時期によって非常につながりにくいことがあります。「何度かけてもつながらない」という声は非常に多く、解約時の大きなストレスになります。

【電話がつながらない主な理由】

  • 営業開始直後(9:30~10:00)の混雑
  • 昼休み時間帯(12:00~13:00)の混雑
  • 支払日前後(毎月27日付近)の問い合わせ集中
  • 月初・月末の混雑
  • 楽天カード会員数が非常に多い(2,500万人以上)

【電話をつなげるための対処法】

1. つながりやすい時間帯を狙う

楽天カード公式サイトでは、時間帯ごとにオペレーターへのつながりやすさをランク別で表示しています。以下の時間帯が比較的つながりやすいとされています。

  • 平日の10:00~11:00
  • 平日の15:00~17:30(特に15:30~17:30)

2. 避けるべき時間帯・時期

  • 営業開始直後(9:30~10:00)
  • 昼休み時間帯(12:00~13:00)
  • 毎月25日~28日(支払日前後)
  • 月初(1日~3日)
  • 月末(28日~31日)

3. チャットサポートを利用する

電話がどうしてもつながらない場合は、チャットサポート(営業時間9:30~25:30)の利用を検討しましょう。チャットサポートは電話よりも営業時間が長く、仕事終わりでも利用できます。

ただし、内容によっては電話での問い合わせが必要になる場合もありますので、その際は指示に従って電話で手続きを行ってください。

4. 自動音声ガイダンスをスキップする

電話をかけた際に「5400」と入力することで、解約手続きの案内まで直接スキップできます。これにより、待ち時間を短縮できる場合があります。

5. 固定電話から発信する

ナビダイヤルは通話料が発生するため、長時間待たされると高額になる可能性があります。固定電話から発信すれば、携帯電話よりも通話料を抑えられます。

6. 根気よくかけ直す

一度つながらなくても、時間を置いて何度かかけ直すことで、つながることがあります。特に、つながりやすい時間帯に集中して何度か試してみましょう。

②解約したのに請求が来た場合

「楽天カードを解約したのに請求が来た」という問い合わせは非常に多く、驚いて連絡する方が多いようです。しかし、これは正常なケースがほとんどです。

【解約後も請求が来る理由】

1. 解約月に利用した分の請求

楽天カードの締め日は毎月末日で、支払日は翌月27日です。解約手続きを行った月に利用した分は、翌月以降に請求されます。

例:3月15日に解約手続きを行った場合

  • 3月1日~3月15日に利用した分:4月27日に請求
  • 加盟店からの売上情報が遅れて届いた場合:5月以降に請求されることもある

2. 分割払い・リボ払いの残高

分割払いやリボ払いを利用していた場合、解約後も従来通りの支払い方法で請求が続きます。楽天カードでは通常の解約であれば一括請求されませんので、支払いが完済するまで請求が続きます。

3. 継続決済の請求

解約前に継続決済の変更を忘れていた場合、サービス会社から楽天カードへ請求が来ることがあります。ただし、カードが解約済みのため決済はできず、延滞扱いになる可能性があります。

4. 加盟店からの売上情報が遅れて届いた場合

ガソリンスタンドや一部の加盟店では、売上情報が楽天カードに届くまでに時間がかかる場合があります。解約手続き前に利用した分でも、情報が遅れて届くと解約後に請求されることがあります。

【対処法】

  • 楽天e-NAVIで利用明細を確認する(再登録が必要な場合がある)
  • 請求内容に覚えがあれば、通常通り支払う
  • 身に覚えのない請求の場合は、楽天カードコンタクトセンターに問い合わせる
  • 請求を無視せず、必ず確認して対応する

解約後も支払いが完済するまでは請求が続くことを理解し、最後まで責任を持って支払いを行いましょう。支払いを延滞すると、信用情報に傷がつく可能性がありますので注意してください。

③解約証明書が必要な場合の入手方法

楽天カードの解約手続きは電話やチャットで完了するため、手元には解約した証拠が残りません。住宅ローンの審査や他社クレジットカードの申し込みなどで解約証明書(退会証明書)が必要になる場合は、別途発行を依頼する必要があります。

【解約証明書の発行手順】

  1. 解約手続きの際にオペレーターに解約証明書の発行を希望する旨を伝える
  2. または、解約手続き後に楽天カードコンタクトセンターに電話して発行を依頼する
  3. 本人確認のため、カード情報や個人情報を伝える
  4. 支払い残高をすべて完済する
  5. 解約証明書が普通郵便(ハガキタイプ)で届く(約2週間後)

【解約証明書発行の連絡先】

カードの種類 連絡先 営業時間
通常の楽天カード 楽天カードコンタクトセンター
0570-66-6910
9:30~17:30
楽天ゴールドカード
楽天プレミアムカード
カード裏面記載の電話番号 9:30~17:30

【解約証明書に関する重要事項】

  • 解約証明書は契約者本人からの申し込みが必要
  • 普通郵便(ハガキタイプ)で届く
  • 届け先は当社にお届けの請求書送付先(自宅またはお勤め先)
  • 通常約2週間程度で届く
  • 支払い残高をすべて返済した後に発行される
  • 発行手数料は無料

解約証明書は、住宅ローンやマイカーローンの審査、新しいクレジットカードの申し込みなどで、「以前利用していたカードを解約済み」であることを証明するために必要になる場合があります。必要になりそうな場合は、解約手続きの際に同時に発行を依頼しておくとスムーズです。

④楽天ANAマイレージクラブカードのマイル処理

楽天ANAマイレージクラブカードをお持ちの方は、解約する際にANAマイルの取り扱いに注意が必要です。適切な処理を行わないと、貯めたマイルが消失してしまう可能性があります。

【楽天ANAマイレージクラブカード解約時のマイル処理】

1. カードに記載されているANAマイレージクラブお客様番号は無効になる

楽天ANAマイレージクラブカードを解約すると、カードに記載されている「ANAマイレージクラブお客様番号」は解約と同時に無効になります。このお客様番号に紐づいているマイルは、そのままでは使えなくなってしまいます。

2. 別のANAマイレージクラブお客様番号にマイルを統合する

貯めたマイルを引き続き利用したい場合は、別のANAマイレージクラブお客様番号にマイルを統合しておく必要があります。統合先のお客様番号は、以下のいずれかで取得できます。

  • 別のANAカードを発行する
  • ANAマイレージクラブ会員に登録する(カード発行不要)
  • 他社のANAマイレージ提携カードを発行する

【マイル統合の手順】

  1. ANAマイレージクラブ公式サイトまたは電話でマイル統合の手続きを行う
  2. 現在のお客様番号(楽天ANAマイレージクラブカードのもの)と統合先のお客様番号を伝える
  3. 本人確認を行う
  4. マイルが統合される
  5. 楽天ANAマイレージクラブカードを解約する

【ANAマイレージクラブへの問い合わせ先】

  • ANAマイレージクラブ・サービスセンター
  • 電話番号:0570-029-767(ナビダイヤル)
  • 営業時間:9:00~17:00(年中無休)

【重要な注意点】

  • マイル統合の手続きはカード解約前に行うことをおすすめします
  • 解約後もマイル統合は可能ですが、お客様番号が無効になる前に手続きする方が安全です
  • マイル統合には数日から数週間かかる場合があります
  • マイルには有効期限があるため、期限切れにならないよう注意してください

楽天ANAマイレージクラブカードを解約する予定がある方は、必ず事前にマイルの統合手続きを行い、貯めたマイルが無駄にならないようにしましょう。

営業時間外に解約準備をする方法

楽天カードコンタクトセンターの営業時間は9:30~17:30と、仕事をしている方にとっては連絡しにくい時間帯です。しかし、営業時間外でもできる準備を進めておけば、スムーズに解約手続きを行えます。

【営業時間外にできる解約準備】

1. 楽天e-NAVIで情報を確認する

楽天e-NAVIは24時間いつでもアクセスできます。営業時間外に以下の情報を確認・準備しておきましょう。

  • 支払い残高の確認
  • 利用明細の確認
  • 継続決済の確認
  • 契約月の確認(年会費有料カードの場合)
  • カード番号のメモ

2. 継続決済の変更手続きを進める

公共料金やサブスクリプションサービスなどの継続決済を楽天カードに設定している場合、各サービスの会員サイトから決済方法を変更できます。多くのサービスは24時間オンラインで変更手続きが可能です。

3. 楽天Edyの残高を確認・使い切る

楽天Edyマイページで残高を確認し、コンビニなどで残高を使い切っておきましょう。コンビニは24時間営業している店舗が多いため、営業時間外でも残高を消化できます。

4. 楽天ポイントの有効活用

期間限定ポイントなど、使い忘れている楽天ポイントがないか確認し、楽天市場などで使い切っておきましょう。楽天市場は24時間いつでも買い物ができます。

5. つながりやすい時間帯を確認する

楽天カード公式サイトで、時間帯ごとのつながりやすさをチェックし、翌日のどの時間に電話をかけるか計画を立てておきましょう。

6. チャットサポートを利用する

チャットサポートは9:30~25:30まで営業しているため、仕事終わりの21時や22時でも利用できます。電話が難しい場合は、チャットサポートでの解約を検討しましょう。

7. 必要書類の準備

解約証明書が必要になる可能性がある場合は、どのような書類が必要かを事前に確認しておきましょう。

【営業時間外の準備チェックリスト】

準備項目 確認方法 完了
支払い残高の確認 楽天e-NAVIで確認
継続決済の変更 各サービスの会員サイトで変更
楽天Edyの残高消化 楽天Edyマイページで確認→コンビニで使い切る
楽天ポイントの確認 楽天PointClubで確認
契約月の確認 楽天e-NAVIで確認
カード番号のメモ カードを見てメモ
つながりやすい時間の確認 楽天カード公式サイトで確認

これらの準備を営業時間外に済ませておけば、実際に電話やチャットで連絡する際にスムーズに手続きを進められます。特に、継続決済の変更は時間がかかる場合がありますので、早めに対応しておきましょう。

解約完了メールが届かない場合の確認方法

楽天カードの解約手続きを行った後、解約完了のメールが届かないと不安になる方もいらっしゃいます。解約完了メールが届かない場合の確認方法と対処法を解説します。

【解約完了メールが届かない理由】

1. 解約完了メールは必ず送られるわけではない

楽天カードの解約手続きでは、必ずしも解約完了メールが送られるわけではありません。解約手続きが電話やチャットで完了した時点で、正式に解約受付が完了しています。

2. メールの受信設定でブロックされている

迷惑メール対策の設定で、楽天カードからのメールがブロックされている可能性があります。特に、キャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなど)を使用している場合は、受信設定を確認してください。

3. 登録メールアドレスが古いまま

楽天カードに登録しているメールアドレスが、現在使用していない古いアドレスのままになっている可能性があります。

4. メールの遅延

メールサーバーの状況によっては、メールの到着が遅れる場合があります。

【解約が完了しているか確認する方法】

方法1:楽天e-NAVIにログインしてみる

解約が完了している場合、楽天e-NAVIにログインできなくなるか、エラーメッセージが表示されます。ただし、支払い残高がある場合は一定期間ログインできることもあります。

方法2:楽天カードコンタクトセンターに確認する

最も確実な方法は、楽天カードコンタクトセンター(0570-66-6910、営業時間9:30~17:30)に電話して、解約が完了しているか確認することです。

  • カード番号
  • 氏名
  • 生年月日

これらの情報を伝えると、オペレーターが解約状況を確認してくれます。

方法3:カードを使ってみる(非推奨)

解約が完了している場合、カードは使用できなくなります。ただし、この方法は加盟店に迷惑をかける可能性があるため、おすすめできません。

【対処法】

  • 解約手続きから2~3営業日経っても不安な場合は、楽天カードコンタクトセンターに確認する
  • 迷惑メールフォルダやゴミ箱を確認する
  • メール受信設定で楽天カードのドメイン(@mail.rakuten-card.co.jp)を受信許可に設定する
  • 解約証明書の発行を依頼する(解約の証拠として残る)

【重要なポイント】

楽天カードの解約は、電話やチャットでオペレーターから「解約手続きが完了しました」と案内があった時点で受付完了です。メールが届かなくても、解約手続き自体は完了している可能性が高いので、過度に心配する必要はありません。

ただし、確実に解約できているか不安な場合は、遠慮せずに楽天カードコンタクトセンターに確認してください。解約状況の確認は通常の問い合わせですので、気軽に連絡して大丈夫です。

楽天カードを解約せずに解決できるケース

解約くん
実は、楽天カードを解約しなくても問題が解決できる場合があります。解約以外の選択肢も検討してみると、より良い解決策が見つかるかもしれませんよ。

楽天カードの解約を考えている理由は人それぞれですが、実は解約しなくても問題を解決できる方法がいくつかあります。特に、「国際ブランドを変更したい」「カードのデザインを変えたい」「年会費が高い」といった理由で解約を検討している方は、解約せずに解決できる可能性があります。

ここでは、楽天カードを解約せずに問題を解決できる3つの方法を詳しく解説します。解約の前に、これらの選択肢を検討してみることをおすすめします。

①楽天カード2枚持ちで国際ブランドを追加

「VISAカードを持っているけど、JCBも欲しい」「海外で使えるMastercardが必要」など、国際ブランドを追加したいという理由で解約を検討している方には、楽天カードの2枚持ちがおすすめです。

【楽天カード2枚持ちとは】

楽天カードは、1人で最大2枚まで発行できます。1枚目と異なる国際ブランドやデザインのカードを追加で作ることができるため、解約せずに希望のカードを手に入れることができます。

【2枚目に選べる国際ブランド】

1枚目と異なる国際ブランドを選択する必要があります。

1枚目 2枚目に選べるブランド
VISA Mastercard、JCB、American Express
Mastercard VISA、JCB、American Express
JCB VISA、Mastercard、American Express
American Express VISA、Mastercard、JCB

【楽天カード2枚持ちの申し込み方法】

  1. 楽天e-NAVIにログイン
  2. 「カードのお申し込み」または「2枚目のカードを作る」を選択
  3. 希望する国際ブランドとデザインを選択
  4. 必要事項を入力して申し込み
  5. 審査後、カードが発行される(最短3営業日)

2枚目のカード発行は、わずか10秒ほどの簡単な手続きで完了します。新規入会ではありませんが、2枚目カード発行のキャンペーンでポイントがもらえる場合もあります。

【2枚持ちの主な活用例】

  • VISAは使えるがJCBは使えない店舗に対応
  • 海外旅行用にMastercardを追加
  • 仕事用とプライベート用で使い分け
  • ETCカードを2枚持ち(仕事用とプライベート用)
  • デザイン違いのカードを楽しむ

②カードの種類を切り替える(ダウングレード・アップグレード)

「年会費が高い」「もっとステータスの高いカードにしたい」といった理由で解約を検討している方は、カードの種類を切り替えることで解決できます。

【楽天カードの種類】

カード名 年会費 特徴
楽天カード(一般) 永年無料 基本的なポイント還元率1%
楽天PINKカード 永年無料 女性向けデザイン・特典
楽天ゴールドカード 2,200円(税込) 空港ラウンジ利用可
楽天プレミアムカード 11,000円(税込) プライオリティ・パス付帯
楽天ブラックカード 33,000円(税込) インビテーション制(招待制)

【ダウングレードのメリット】

楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードから、年会費無料の楽天カード(一般)にダウングレードすることで、年会費の負担をなくすことができます。

  • 年会費が無料になる
  • 基本的なポイント還元率は変わらない
  • 楽天市場でのSPU(スーパーポイントアッププログラム)は引き続き利用可能
  • クレジットカードの利用履歴が継続される

【アップグレードのメリット】

楽天カード(一般)から楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードにアップグレードすることで、より充実した特典を受けられます。

  • 空港ラウンジが利用できる
  • 楽天市場でのポイント還元率がアップ
  • プライオリティ・パス付帯(プレミアムカード)
  • ステータス性が高まる

【カード切り替えの注意点】

  • 切り替え時に再審査がある
  • カード番号が変わる場合がある
  • 楽天Edy残高は移行手続きが必要
  • 継続決済を設定している場合は変更が必要な場合がある

カードの切り替えは、解約→再入会よりも手続きが簡単で、クレジットカードの利用履歴も継続されるためおすすめです。

③利用限度額の変更

「利用限度額が低すぎる」「限度額が高すぎて不安」といった理由で解約を検討している方は、利用限度額の変更で解決できる場合があります。

【利用限度額の増額】

楽天カードの利用限度額は、楽天e-NAVIから増額申請ができます。ただし、増額には審査があり、必ずしも希望額まで増額されるとは限りません。

増額申請の手順:

  1. 楽天e-NAVIにログイン
  2. 「ご利用可能額の増枠」を選択
  3. 希望する利用限度額を入力
  4. 審査後、結果が通知される

増額審査に通りやすくするポイント:

  • 楽天カードを定期的に利用している
  • 支払いを遅延したことがない
  • 年収が増加している
  • 他社のクレジットカードの利用状況が良好

【利用限度額の減額】

利用限度額が高すぎて不安な場合は、減額申請も可能です。減額申請は審査なしで即座に反映される場合が多く、手続きも簡単です。

減額申請の手順:

  1. 楽天e-NAVIにログイン
  2. 「ご利用可能額の設定変更」を選択
  3. 希望する利用限度額を入力
  4. 即座に反映される(審査なし)

【利用限度額変更のメリット】

  • 解約せずに問題を解決できる
  • カード番号が変わらない
  • 継続決済の変更が不要
  • クレジットカードの利用履歴が継続される

利用限度額の変更は、楽天e-NAVIから簡単に申請できます。解約を検討する前に、まず利用限度額の変更で問題が解決できないか確認してみましょう。

楽天カード2枚持ちのメリット・デメリット

楽天カードの2枚持ちには、メリットとデメリットの両方があります。自分のライフスタイルに合っているか、よく検討してから申し込みましょう。

【楽天カード2枚持ちのメリット】

1. 異なる国際ブランドを使い分けられる

VISAは使えるがJCBは使えない店舗、またはその逆のケースに対応できます。国内外での利便性が大幅に向上します。

2. ETCカードを2枚持てる

楽天カード1枚につきETCカード1枚が発行できるため、2枚持ちならETCカードも2枚持つことができます。仕事用とプライベート用で使い分けたい方に便利です。

3. 用途別に使い分けられる

生活費用と趣味用、仕事用とプライベート用など、用途別に使い分けることで、家計管理がしやすくなります。

4. デザインを楽しめる

楽天カードには様々なデザインがあります。2枚持ちなら、異なるデザインのカードを楽しむことができます。

5. ポイントは合算される

2枚のカードで貯まった楽天ポイントは、同じ楽天IDに紐づいているため自動的に合算されます。ポイントを分散させずに効率よく貯められます。

6. 利用限度額の実質的な増加

2枚のカードの利用限度額は別々に設定されるため、実質的に利用可能額が増加します。ただし、厳密には独立した限度額ではなく、総合的な与信枠内での設定となります。

【楽天カード2枚持ちのデメリット】

1. カードの管理が煩雑になる

2枚のカードを持つことで、紛失リスクが増加し、管理が煩雑になります。どちらのカードで何を購入したか把握しづらくなる場合もあります。

2. 継続決済の設定が複雑になる

公共料金やサブスクリプションサービスの支払いを、どちらのカードに設定するか管理する必要があります。

3. 利用明細の確認が手間

2枚のカードの利用明細を別々に確認する必要があるため、家計管理に手間がかかります。

4. 楽天Edyは別々に管理

楽天Edy機能付きのカードを2枚持つ場合、楽天Edyの残高は別々に管理する必要があります。残高の統合はできません。

5. 年会費有料カードの場合はコストがかかる

ゴールドカードやプレミアムカードを2枚持つ場合、両方の年会費が発生します。

【2枚持ちに向いている人・向いていない人】

向いている人 向いていない人
複数の国際ブランドを使い分けたい カード管理が苦手
仕事用とプライベート用で分けたい シンプルに1枚で済ませたい
ETCカードを2枚持ちたい 利用明細の確認が面倒
家計管理をしっかりしたい 財布をコンパクトにしたい
楽天ポイントを効率よく貯めたい カードを頻繁に使わない

楽天カードの2枚持ちは、使い方次第で非常に便利になります。自分のライフスタイルに合っているか、メリット・デメリットをよく検討してから申し込みましょう。

カード切り替え手続きの方法(楽天e-NAVIから可能)

楽天カードの種類を切り替えたい場合、楽天e-NAVIから簡単に申し込みができます。解約→再入会よりも手続きが簡単で、審査も比較的スムーズに進むことが多いです。

【カード切り替えの申し込み手順】

1. 楽天e-NAVIにログイン

楽天カード公式サイトから楽天e-NAVIにログインします。楽天IDとパスワードが必要です。

2. 「カードのお申し込み」を選択

楽天e-NAVIのメニューから「カードのお申し込み」または「カードの切り替え」を選択します。

3. 希望するカードの種類を選択

切り替えたいカードの種類を選択します。

  • 楽天カード(一般)
  • 楽天PINKカード
  • 楽天ゴールドカード
  • 楽天プレミアムカード

4. 必要事項を入力して申し込み

現在の年収や勤務先などの情報を入力します。変更がない場合は、登録済みの情報が自動的に入力されます。

5. 審査

申し込み後、審査が行われます。切り替えの場合でも、新規申し込みと同様に審査があります。

6. 審査結果の通知

審査結果がメールで通知されます。審査に通過すると、新しいカードが発行されます。

7. カードの受け取り

新しいカードが郵送で届きます(通常1週間~10日程度)。

【カード切り替え時の重要な注意点】

1. カード番号が変わる

カードの種類を切り替えると、カード番号が変わります。継続決済を設定している場合は、各サービス会社で決済方法の変更が必要です。

2. 楽天Edy残高の移行が必要

楽天Edy機能付きのカードから新しいカードに切り替える場合、楽天Edy残高の移行手続きが必要です。移行しないと残高が消失してしまいますので、必ず手続きを行ってください。

楽天Edy残高の移行方法:

  • 楽天Edyアプリを使った移行(おすすめ)
  • Famiポート(ファミリーマート)を使った移行
  • 楽天Edyリーダー(専用機器)を使った移行

3. 旧カードの処分

新しいカードが届いたら、旧カードは適切に処分してください。ICチップや磁気ストライプ、カード番号を細かく切断して処分しましょう。

4. ETCカードも再発行が必要

ETCカードを利用している場合、本カードの切り替えに伴いETCカードも再発行が必要になる場合があります。楽天e-NAVIで確認してください。

【ダウングレード時の特別な手続き】

楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードから楽天カード(一般)へのダウングレードを希望する場合は、楽天e-NAVIからの申し込みではなく、電話での手続きが必要です。

ダウングレードの連絡先:

  • 楽天プレミアムカードデスク:カード裏面記載の電話番号
  • 楽天ゴールドカードデスク:カード裏面記載の電話番号
  • 営業時間:9:30~17:30

電話でダウングレードを希望する旨を伝えると、手続きについて案内があります。

【カード切り替えのメリット】

  • 解約→再入会よりも手続きが簡単
  • クレジットカードの利用履歴が継続される
  • 審査が比較的スムーズ(すでに会員であるため)
  • 楽天IDやポイントはそのまま継続

カードの種類を変更したい場合は、解約ではなくカードの切り替えを検討してみましょう。特に、年会費の負担を減らしたい場合のダウングレードや、より充実した特典を受けたい場合のアップグレードは、解約よりも賢い選択肢です。

楽天カード解約後の再入会について

解約くん
楽天カードを解約した後でも再入会は可能です。ただし、新規入会特典はもらえませんし、再度審査を受ける必要があります。再入会を検討している方は、これらのポイントをしっかり確認しておきましょう。

楽天カードを一度解約したものの、再び楽天カードが必要になったという方もいらっしゃるでしょう。楽天カードは解約後の再入会が可能ですが、いくつかの注意点があります。

ここでは、楽天カード解約後の再入会について、申し込みのタイミングや審査、特典、ポイントの引き継ぎ方法などを詳しく解説します。

①再入会の申し込みタイミング(解約後3営業日以降)

楽天カードを解約した後、すぐに再入会の申し込みをすることはできません。解約手続き完了後、最低でも3営業日以上空ける必要があります。

【再入会の申し込みタイミング】

  • 解約手続き完了後3営業日以降:再入会の申し込みが可能
  • 推奨期間:解約後1年以上空けることが望ましい

解約直後に再入会を申し込むと、「入会特典狙いだったのでは」と判断され、審査に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、楽天カードは入会特典で5,000ポイント以上もらえる大量のポイント特典があるため、短期間での解約・再入会は好ましくありません。

【解約から再入会までの推奨期間】

期間 再入会の可能性 説明
3営業日~6ヶ月 △(低い) 審査に不利。入会特典狙いと判断される可能性が高い
6ヶ月~1年 ○(普通) 審査に通る可能性はあるが、慎重に判断される
1年以上 ◎(高い) 審査に通りやすい。十分な期間が空いている

楽天カードの解約情報は、楽天カード社内のデータベースに記録されています。この記録は一定期間(半年~2年程度)保管されるため、短期間での解約・再入会は避けた方が無難です。

やむを得ない事情で早期に再入会が必要な場合は、解約から最低でも6ヶ月以上空けることをおすすめします。

②再入会時の審査について

楽天カードに再入会する場合、新規申し込みと同様に審査が行われます。一度会員だったからといって、審査が免除されることはありません。

【再入会時の審査内容】

再入会時の審査では、以下の項目がチェックされます。

  • 申込者の年収
  • 勤務先・勤続年数
  • 住居形態(持ち家・賃貸など)
  • 信用情報機関の情報(他社クレジットカードやローンの利用状況)
  • 過去の楽天カード利用履歴(解約前の利用状況・支払い状況)
  • 楽天グループサービスの利用実績

【再入会審査に通りにくいケース】

以下のようなケースでは、再入会審査に通りにくくなる可能性があります。

  • 解約から再入会までの期間が短い(6ヶ月未満)
  • 前回の解約直後に再入会を繰り返している
  • 前回の利用期間中に支払い遅延があった
  • 他社のクレジットカードで延滞がある
  • 直近6ヶ月以内に複数のクレジットカードに申し込んでいる
  • 年収や勤務先などの申込情報が大幅に悪化している
  • 信用情報に事故情報(異動情報)がある

【再入会審査に通りやすいケース】

逆に、以下のようなケースでは再入会審査に通りやすくなります。

  • 解約から1年以上経過している
  • 前回の利用期間中に支払い遅延がなかった
  • 楽天市場などの楽天グループサービスを継続的に利用している
  • 楽天会員ランクが高い(ダイヤモンド会員など)
  • 年収や勤務先などの申込情報が改善している
  • 他社のクレジットカードで良好な利用実績がある

楽天カードは、楽天グループのサービス利用実績を審査で重視する傾向があります。楽天市場での買い物履歴や楽天会員ランクが高いと、審査にプラスの影響を与える可能性があります。

③入会特典ポイントはもらえない

楽天カードに再入会する場合、新規入会特典の楽天ポイントはもらえません。入会特典は新規入会者のみが対象であり、過去に楽天カードを保有していた方は対象外となります。

【新規入会特典の対象外となる条件】

楽天カード公式サイトには、以下のような記載があります。

  • 過去に楽天カードを受け取ったことがある方
  • 過去に楽天カードに申し込みをされたことがある方(審査に落ちた場合も含む)
  • 同一世帯で既に楽天カードを保有している方

つまり、一度でも楽天カードを保有したことがある方は、再入会時に新規入会特典を受け取ることはできません。

【ポイントサイト経由でも特典はもらえない】

ポイントサイト(モッピー、ハピタスなど)を経由して楽天カードに申し込むと、ポイントサイトから高額ポイントがもらえることがあります。しかし、再入会の場合はポイントサイトの特典も対象外となることが一般的です。

ポイントサイトの利用規約にも「過去に申込み履歴がある場合は無効」と記載されている場合が多く、再入会では特典を受け取れない可能性が高いです。

【再入会でもらえる可能性がある特典】

新規入会特典はもらえませんが、以下のような特典は再入会でも対象になる可能性があります。

  • 楽天カードの利用特典(カード利用額に応じたポイント付与)
  • 楽天市場でのSPU(スーパーポイントアッププログラム)
  • 期間限定のキャンペーン特典(条件を満たせば対象になる場合がある)

再入会を検討する際は、入会特典がもらえないことを前提に、本当に楽天カードが必要かどうかを慎重に判断しましょう。

④楽天ポイントの引き継ぎ方法

楽天カードを解約した後に再入会する場合、楽天ポイントを引き継ぐことができます。ただし、正しい手順で再入会しないとポイントが引き継がれませんので、注意が必要です。

【楽天ポイントを引き継ぐ方法】

楽天ポイントは楽天会員IDに紐づいて管理されています。再入会時に同じ楽天ID・パスワードで申し込みを行えば、貯めていたポイントはそのまま引き継がれます。

楽天ポイント引き継ぎの手順:

  1. 楽天カードの公式サイトにアクセス
  2. 「カードを申し込む」を選択
  3. 以前使用していた楽天IDとパスワードでログイン
  4. カード申し込み手続きを進める
  5. 審査通過後、新しいカードが発行される
  6. 楽天ポイントはそのまま継続して利用可能

【楽天ポイント引き継ぎの注意点】

1. 必ず同じ楽天IDでログインする

新しい楽天IDで申し込みをすると、ポイントは引き継がれません。必ず以前使用していた楽天IDとパスワードでログインしてから申し込みを行ってください。

2. 楽天会員を退会していないこと

楽天カードの解約と楽天会員の退会は別の手続きです。楽天会員を退会してしまうと、楽天ポイントは失効します。楽天会員は退会せず、楽天カードのみを解約するようにしましょう。

3. 期間限定ポイントの有効期限に注意

期間限定ポイントは、有効期限内に使用する必要があります。解約から再入会までに時間がかかると、期間限定ポイントが失効してしまう可能性がありますので、有効期限をよく確認してください。

【楽天ポイントが引き継がれる範囲】

ポイントの種類 引き継ぎ
通常ポイント ○ 引き継がれる
期間限定ポイント ○ 引き継がれる(有効期限内)
楽天カード利用で貯めたポイント ○ 引き継がれる
楽天市場での買い物で貯めたポイント ○ 引き継がれる

楽天ポイントは楽天会員IDに紐づいているため、楽天カードを解約しても失効しません。同じ楽天IDで再入会すれば、貯めていたポイントはそのまま継続して利用できます。

⑤強制解約された場合の再入会

支払い遅延や規約違反などで楽天カードを強制解約された場合、再入会は非常に困難です。強制解約の記録は楽天カード社内のデータベースに残り、再入会時の審査に大きな影響を与えます。

【強制解約とは】

強制解約(会員資格の取り消し)とは、楽天カード側の判断で一方的にカード契約が解除されることです。楽天カードの会員規約第19条第3項に基づき、以下のような場合に強制解約される可能性があります。

  • 支払いを延滞した場合(特に2ヶ月以上の長期延滞)
  • 虚偽の申告をした場合
  • 他社での支払いが延滞している場合
  • 利用頻度が極端に少ない場合
  • 換金目的でカードを利用した場合
  • その他、楽天カードがふさわしくないと判断した場合

【強制解約後の再入会の可能性】

強制解約された場合の再入会は、理由によって可能性が大きく異なります。

強制解約の理由 再入会の可能性 説明
長期延滞(3ヶ月以上) ×(非常に困難) 信用情報に異動情報が記録。5年間は再入会ほぼ不可能
短期延滞(2ヶ月程度) △(困難) 社内ブラックに記録。3~4年後に可能性あり
利用頻度が少ない ○(可能性あり) 延滞がなければ、1~2年後に再入会できる可能性
途上与信での解約 △(困難) 信用状況改善後、3~4年後に可能性あり

【信用情報機関の異動情報】

長期延滞(61日以上または3ヶ月以上)で強制解約された場合、信用情報機関(CICなど)に異動情報(いわゆるブラックリスト)が登録されます。

異動情報が登録されている期間(通常5年間)は、楽天カードだけでなく、他社のクレジットカードやローンの審査にもほぼ通らなくなります。異動情報が消えるまでは、再入会は事実上不可能です。

【社内ブラックの影響】

延滞を解消してもなお、楽天カード独自の内部データベース(社内ブラック)に記録が残ります。この記録は半永久的に保管される可能性があり、再入会のハードルは非常に高くなります。

ただし、まれに強制解約後に再入会できたという事例も報告されています。特に、以下の条件を満たしている場合は、再入会できる可能性がわずかにあります。

  • 強制解約の理由が長期延滞ではない
  • 異動情報が信用情報機関に登録されていない
  • 強制解約後、3年以上経過している
  • 他社のクレジットカードで良好な利用実績を積んでいる
  • 楽天市場などの楽天グループサービスを積極的に利用している
  • 楽天会員ランクが高い

強制解約された場合、楽天カードの再入会は非常に困難です。他社のクレジットカードを検討するか、楽天デビットカードなど審査のない決済手段を利用することをおすすめします。

再入会審査に通りやすくする方法

楽天カードの再入会審査に通過する確率を高めるために、以下のポイントを押さえておきましょう。

【再入会審査に通りやすくする8つの方法】

1. 解約から十分な期間を空ける

解約から最低でも6ヶ月以上、できれば1年以上空けることをおすすめします。短期間での解約・再入会は、入会特典狙いと判断され、審査に悪影響を及ぼします。

2. 楽天グループサービスを積極的に利用する

楽天市場での買い物履歴や楽天トラベルの利用実績など、楽天グループのサービスを積極的に利用することで、審査にプラスの影響を与えます。楽天会員ランクを上げることも効果的です。

3. 他社のクレジットカードで良好な利用実績を作る

解約後、他社のクレジットカードで定期的に利用し、遅延なく支払うことで、信用情報を改善できます。良好な利用実績は、再入会審査にプラスに働きます。

4. 直近6ヶ月以内に複数のカードに申し込まない

直近6ヶ月以内に複数のクレジットカードに申し込むと、「申し込みブラック」と呼ばれる状態になり、審査に通りにくくなります。楽天カードに再入会する前は、他社カードへの申し込みを控えましょう。

5. 年収や勤務先情報を正確に申告する

申込時には、最新の年収や勤務先情報を正確に申告しましょう。前回の解約時から年収が増加している場合は、審査にプラスに働きます。虚偽の申告は絶対にしないでください。

6. 信用情報に傷がないか確認する

再入会前に、信用情報機関(CICなど)で自分の信用情報を開示請求し、延滞や異動情報がないか確認しましょう。問題がある場合は、解決してから申し込むことをおすすめします。

7. 前回の利用期間中に延滞がなかったこと

前回の楽天カード利用期間中に支払い遅延がなかったことが重要です。延滞履歴がある場合、再入会審査に通りにくくなります。

8. 楽天デビットカードを利用する

楽天カードの再入会が難しい場合、楽天デビットカードを利用して楽天グループサービスの利用実績を積むのも一つの方法です。楽天デビットカードは審査がないため、誰でも作ることができます。

【再入会審査のチェックリスト】

チェック項目 状態
解約から6ヶ月以上経過している
楽天市場などで定期的に買い物をしている
他社カードで良好な利用実績がある
直近6ヶ月以内に他社カードに申し込んでいない
前回の利用期間中に延滞がなかった
信用情報に異動情報がない
年収や勤務先情報が改善または維持されている

これらのポイントを押さえて再入会を申し込むことで、審査に通過する確率を高めることができます。ただし、審査基準は公開されていないため、必ずしも審査に通るとは限りません。

解約直後の再入会がおすすめできない理由

楽天カードを解約した直後に再入会することは、強くおすすめできません。解約直後の再入会には、多くのデメリットやリスクがあります。

【解約直後の再入会がおすすめできない5つの理由】

1. 審査に通りにくい

解約から再入会までの期間が短いと、「入会特典狙いだったのでは」と判断され、審査に悪影響を及ぼします。特に、楽天カードは入会特典で5,000ポイント以上もらえるため、短期間での解約・再入会は警戒されます。

2. 信用情報に記録される

短期間での解約は信用情報に記録され、「カードを短期間で解約した」という履歴が残ります。この履歴は、他社のクレジットカードやローンの審査にも影響を及ぼす可能性があります。

3. 社内ブラックに登録される可能性

楽天カード独自の内部データベース(社内ブラック)に、「短期解約・再入会者」として記録される可能性があります。一度記録されると、今後の審査に長期的に影響を及ぼします。

4. 入会特典がもらえない

再入会では新規入会特典がもらえないため、ポイント目的での再入会にはメリットがありません。ポイントサイトの特典も対象外となることが一般的です。

5. 手続きが煩雑

解約・再入会の手続きは煩雑で、継続決済の変更やカード番号の変更など、多くの手間がかかります。解約せずにカードを継続して使う方が、はるかに楽です。

【解約直後の再入会が問題になるケース】

  • 解約から1ヶ月以内に再入会を申し込む
  • 解約・再入会を繰り返す
  • 入会特典だけをもらって短期間で解約する
  • カードをほとんど使わずに解約する

【最低でも6ヶ月、推奨は1年以上】

楽天カードに再入会する場合は、解約から最低でも6ヶ月以上、できれば1年以上空けることをおすすめします。この期間中に、他社のクレジットカードで良好な利用実績を積んだり、楽天市場で買い物をしたりして、再入会の準備を整えましょう。

もし「国際ブランドを変更したい」「カードのデザインを変えたい」といった理由で解約を検討している場合は、解約ではなく楽天カードの2枚持ちカードの切り替えを検討してみてください。これらの方法なら、解約せずに問題を解決できます。

強制解約と自主解約の違い

楽天カードの解約には、自主解約強制解約の2種類があります。この2つは似ているようで大きく異なり、再入会の可能性にも大きな差があります。

【自主解約とは】

自主解約とは、カード会員本人の意思で楽天カードを解約することです。楽天カードコンタクトセンターに連絡して、「解約したい」と伝えて手続きを行います。

自主解約の特徴:

  • カード会員本人の意思で解約
  • 支払い遅延や規約違反がない
  • 解約後の再入会が比較的容易
  • 信用情報への悪影響が少ない
  • 社内ブラックに登録されにくい

【強制解約とは】

強制解約とは、楽天カード側の判断で一方的にカード契約が解除されることです。会員資格の取り消しとも呼ばれます。

強制解約の特徴:

  • 楽天カード側の判断で一方的に解約
  • 支払い遅延や規約違反が原因
  • 解約後の再入会が非常に困難
  • 信用情報に大きな悪影響
  • 社内ブラックに登録される

【自主解約と強制解約の比較表】

項目 自主解約 強制解約
解約の意思 本人の意思 カード会社の判断
主な理由 不要になった、他社に乗り換えなど 支払い遅延、規約違反など
信用情報への影響 軽微(ほぼなし) 大きい(異動情報が記録される場合も)
再入会の可能性 比較的高い(1年後程度) 非常に低い(3~5年以上)
社内ブラック 登録されにくい ほぼ確実に登録
他社カードへの影響 ほぼなし あり(異動情報がある場合)
未払い分の請求 通常通り分割払い継続 一括請求される可能性

【強制解約の確認方法】

自分が強制解約されているかどうかを確認する方法は以下の通りです。

  • 楽天e-NAVIにログインできない
  • ログイン画面に「エラーコード:2」が表示される
  • カードが突然使えなくなった
  • 楽天カードから「会員資格取り消し」の通知が届いた

エラーコード2が表示される場合は、強制解約されている可能性が高いです。楽天カードコンタクトセンターに連絡して、状況を確認してください。

【強制解約を避けるために】

強制解約を避けるためには、以下のポイントを守りましょう。

  • 支払いを絶対に遅延しない
  • 定期的にカードを利用する
  • 換金目的でカードを使用しない
  • 虚偽の申告をしない
  • 規約を守る

一度強制解約されると、再入会は非常に困難になります。楽天カードを長く安全に使い続けるためにも、支払い遅延や規約違反には十分注意しましょう。

他社カードへの乗り換えを検討している方へ

解約くん
楽天カードを解約して他社カードに乗り換える場合、どのカードを選ぶかが重要です。年会費、ポイント還元率、審査難易度など、自分に合ったカードを選びましょう。

楽天カードを解約して他社のクレジットカードに乗り換えることを検討している方に向けて、おすすめのカードをご紹介します。カード選びの際は、年会費、ポイント還元率、特典、審査難易度などを総合的に比較することが重要です。

ここでは、年会費無料カード、ポイント還元率の高いカード、審査難易度別のおすすめカードなど、用途別に詳しく解説します。

①年会費無料カードとの比較

楽天カード(一般)は年会費永年無料のクレジットカードです。他社の年会費無料カードと比較して、自分に合ったカードを選びましょう。

【主要な年会費無料カードの比較】

カード名 年会費 ポイント還元率 主な特徴
楽天カード 永年無料 1.0% 楽天市場で最大3倍、楽天経済圏に強い
三井住友カード(NL) 永年無料 0.5%
(対象店舗で最大7%)
コンビニ・ファストフードで高還元、即日発行可能
JCB CARD W 永年無料 1.0%
(Amazon・スタバで2%以上)
39歳以下限定、Amazon・スタバで高還元
PayPayカード 永年無料 1.0%
(Yahoo!ショッピングで3%)
Yahoo!経済圏に強い、PayPayと連携
エポスカード 永年無料 0.5% マルイで優待、海外旅行保険が自動付帯
dカード 永年無料 1.0% ドコモユーザーに特典、d払いと連携
イオンカード 永年無料 0.5%
(イオンで1%)
イオンで5%OFF、WAON一体型

【三井住友カード(NL)】

コンビニ(セブン-イレブン、ローソンなど)やマクドナルドなどの対象店舗で、スマホのタッチ決済を利用すると最大7%のポイント還元を受けられます。即日発行も可能で、すぐにカードが必要な方におすすめです。

【JCB CARD W】

39歳以下限定のカードで、ポイント還元率が常に1.0%以上。Amazonやスターバックスなどの特約店では2%以上の高還元率になります。年会費無料でポイントを効率よく貯めたい若年層におすすめです。

【PayPayカード】

Yahoo!ショッピングやPayPayモールで高還元率を誇るカードです。楽天経済圏からYahoo!経済圏に移行したい方に最適です。

②ポイント還元率で選ぶおすすめカード

クレジットカードを選ぶ際に最も重視されるのがポイント還元率です。楽天カードの基本還元率は1.0%ですが、他社にはさらに高還元率のカードもあります。

【高還元率カードの比較】

カード名 年会費 基本還元率 特定店舗での還元率
楽天カード 永年無料 1.0% 楽天市場で最大3%
リクルートカード 永年無料 1.2% じゃらん・ホットペッパーで最大4.2%
dカード GOLD 11,000円 1.0% ドコモ利用料金で10%
au PAY カード 無料
(年1回利用で)
1.0% au PAY マーケットで最大16%
Amazon Mastercard 永年無料 1.0% Amazonで1.5%(Prime会員は2%)

【リクルートカード】

年会費無料カードの中で最高水準の基本還元率1.2%を誇ります。じゃらんやホットペッパーなどのリクルートサービスでさらに還元率がアップします。貯まったポイントはPontaポイントに交換できるため、使い勝手も良好です。

【dカード GOLD】

年会費11,000円がかかりますが、ドコモの携帯電話やドコモ光の利用料金に対して10%のポイント還元があります。ドコモユーザーであれば、年会費の元を取りやすいカードです。

【Amazon Mastercard】

Amazonでの買い物が多い方におすすめ。Amazonプライム会員なら2%の還元率になり、楽天カードよりもお得にAmazonでポイントを貯められます。

【ポイント還元率で選ぶ際のポイント】

  • 基本還元率だけでなく、よく使う店舗での還元率を重視する
  • 貯まったポイントの使い道(交換先)も確認する
  • ポイントの有効期限を確認する
  • 年会費とのバランスを考える

③審査難易度別のおすすめカード

クレジットカードの審査難易度は、カードの種類によって大きく異なります。楽天カードは比較的審査が甘いと言われていますが、他社カードに乗り換える際は審査難易度も考慮しましょう。

【審査難易度の目安】

クレジットカードの審査難易度は、一般的に以下の順に厳しくなります。

  1. 消費者金融系カード(最も易しい)
  2. 流通系カード(易しい)
  3. 信販系カード(普通)
  4. 交通系カード(普通~やや難しい)
  5. 銀行系カード(難しい)
  6. 外資系カード(最も難しい)

【審査難易度別おすすめカード】

■審査が比較的易しいカード(流通系・信販系)

カード名 系統 年会費 特徴
楽天カード 流通系 永年無料 審査が比較的易しい、学生・主婦も可
PayPayカード 流通系 永年無料 Yahoo!経済圏、審査が比較的易しい
イオンカード 流通系 永年無料 イオンで優待、主婦層に人気
エポスカード 流通系 永年無料 マルイで優待、即日発行可能

■審査が普通レベルのカード(信販系・交通系)

カード名 系統 年会費 特徴
JCB CARD W 信販系 永年無料 39歳以下限定、高還元率
dカード 信販系 永年無料 ドコモユーザーに特典
セゾンカード 信販系 永年無料 ポイント有効期限なし
ビューカード 交通系 524円 Suicaチャージでポイント

■審査が厳しいカード(銀行系)

カード名 系統 年会費 特徴
三井住友カード(NL) 銀行系 永年無料 コンビニで高還元、ステータス性
三菱UFJカード 銀行系 1,375円
(初年度無料)
銀行系のステータス
みずほマイレージクラブカード 銀行系 無料 銀行キャッシュカード一体型

【審査に不安がある方へのアドバイス】

  • 楽天カードから乗り換える場合、同程度の審査難易度のカード(流通系・信販系)を選ぶ
  • 審査が厳しいカード(銀行系)に挑戦する場合は、十分な準備をする
  • 直近6ヶ月以内に複数のカードに申し込まない(申し込みブラック回避)
  • 年収や勤務先情報を正確に申告する
  • 他社カードで良好な利用実績を作っておく

楽天経済圏から離れる場合の代替カード

楽天カードを解約して楽天経済圏から離れる場合、どのカードに乗り換えるかは重要な選択です。楽天市場での買い物が多かった方は、代替となる経済圏のカードを選ぶとお得です。

【主要な経済圏と対応カード】

■Yahoo!経済圏(PayPay経済圏)

楽天経済圏に最も近い存在がYahoo!経済圏です。Yahoo!ショッピングやPayPayモールで高還元率を受けられます。

おすすめカード:PayPayカード

  • 年会費:永年無料
  • 基本還元率:1.0%
  • Yahoo!ショッピング・PayPayモールで最大5%還元
  • PayPayポイントが貯まる
  • ソフトバンク・ワイモバイルユーザーはさらにお得

Yahoo!経済圏のメリット:

  • Yahoo!ショッピング・PayPayモールでの買い物でポイント還元
  • PayPayで使える
  • 5のつく日はポイント4倍
  • ソフトバンク・ワイモバイルユーザーに特典

■Amazon経済圏

Amazonでの買い物が多い方は、Amazon専用のカードがおすすめです。

おすすめカード:Amazon Mastercard

  • 年会費:永年無料
  • 基本還元率:1.0%
  • Amazonで1.5%還元(Prime会員は2%)
  • コンビニで1.5%還元
  • Amazonポイントが貯まる

■ドコモ経済圏

ドコモユーザーであれば、dカードがおすすめです。

おすすめカード:dカード / dカード GOLD

  • 年会費:dカードは無料、dカード GOLDは11,000円
  • 基本還元率:1.0%
  • ドコモ利用料金で最大10%還元(dカード GOLD)
  • d払いと連携でポイント二重取り
  • dポイント加盟店で高還元

■au経済圏

auユーザーであれば、au PAY カードがおすすめです。

おすすめカード:au PAY カード

  • 年会費:無料(年1回以上の利用で翌年無料)
  • 基本還元率:1.0%
  • au PAY マーケットで最大16%還元
  • au PAYと連携でポイント二重取り
  • auユーザーは携帯料金でもポイント

【経済圏を選ぶ際のポイント】

経済圏 向いている人 主な特典
楽天経済圏 楽天市場をよく使う 楽天市場で高還元、楽天サービス連携
Yahoo!経済圏 Yahoo!ショッピングをよく使う
ソフトバンク・ワイモバイルユーザー
Yahoo!ショッピングで高還元、PayPay連携
Amazon経済圏 Amazonをよく使う Amazonで高還元
ドコモ経済圏 ドコモユーザー ドコモ利用料金で高還元、d払い連携
au経済圏 auユーザー au PAY マーケットで高還元、au PAY連携

【経済圏から完全に離れる選択肢】

特定の経済圏に依存せず、汎用性の高いカードを選ぶのも一つの選択肢です。

  • リクルートカード:基本還元率1.2%、どこで使ってもお得
  • 三井住友カード(NL):対象店舗で高還元、ステータス性
  • JCB CARD W:基本還元率1.0%、特約店で高還元

自分のライフスタイルに合った経済圏やカードを選ぶことで、楽天経済圏から離れても効率よくポイントを貯めることができます。

即日発行可能なカード一覧

楽天カードを解約した後、すぐに新しいカードが必要な場合は、即日発行可能なクレジットカードを選びましょう。特に、公共料金やサブスクリプションサービスの決済方法をすぐに変更したい場合に便利です。

【即日発行可能な主要クレジットカード】

■三井住友カード(NL)

  • 即日発行方法:オンライン申し込み後、最短10秒で審査完了。アプリでカード番号発行
  • 年会費:永年無料
  • ポイント還元率:0.5%(対象店舗で最大7%)
  • 特徴:カード番号がすぐに発行されるため、オンライン決済に即日利用可能
  • 物理カードは後日郵送(1週間程度)

■エポスカード

  • 即日発行方法:オンライン申し込み後、マルイ店舗のカードセンターで即日受け取り
  • 年会費:永年無料
  • ポイント還元率:0.5%
  • 特徴:マルイの店舗で即日カードを受け取れる。海外旅行保険が自動付帯
  • 店舗受け取りなら最短当日から利用可能

■セゾンカードインターナショナル

  • 即日発行方法:オンライン申し込み後、セゾンカウンターで即日受け取り
  • 年会費:永年無料
  • ポイント還元率:0.5%
  • 特徴:ポイントの有効期限がない(永久不滅ポイント)
  • セゾンカウンター受け取りなら最短即日

■イオンカード

  • 即日発行方法:店頭申し込みで仮カードを即日発行
  • 年会費:永年無料
  • ポイント還元率:0.5%(イオンで1%)
  • 特徴:イオンで毎月20日・30日は5%OFF
  • 仮カードはイオングループのみで利用可能

【即日発行カードの比較表】

カード名 発行スピード 受け取り方法 即日利用範囲
三井住友カード(NL) 最短10秒 アプリでカード番号発行 オンライン決済・スマホ決済
エポスカード 最短当日 マルイ店舗で受け取り すべての加盟店
セゾンカード 最短即日 セゾンカウンターで受け取り すべての加盟店
イオンカード 最短当日 イオン店舗で仮カード発行 イオングループのみ

【即日発行を利用する際の注意点】

1. 審査に時間がかかる場合がある

即日発行可能と謳っていても、審査に時間がかかる場合があります。申込内容に不備がないよう、正確に入力しましょう。

2. 営業時間内に申し込む

店舗受け取りの場合、店舗の営業時間内に申し込み・受け取りを行う必要があります。余裕を持って午前中に申し込むことをおすすめします。

3. 本人確認書類を準備する

即日発行の場合、以下のような本人確認書類が必要です。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 健康保険証+補助書類(公共料金の領収書など)
  • パスポート

4. キャッシング枠は後日設定

即日発行の場合、キャッシング枠は0円で発行され、後日審査で設定されることが一般的です。

【即日発行が向いている人】

  • 楽天カード解約後、すぐに新しいカードが必要
  • 公共料金やサブスクの決済方法を急いで変更したい
  • 海外旅行が近く、すぐにカードが必要
  • 物理カードをすぐに手に入れたい

即日発行可能なカードを活用すれば、楽天カード解約後の空白期間を最小限に抑えることができます。特に三井住友カード(NL)は、アプリで即座にカード番号が発行されるため、オンライン決済にすぐ利用できて便利です。

【まとめ】楽天カード解約方法|スムーズな手続きのために

楽天カードの解約方法と注意点について詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

楽天カードの解約は電話またはチャットで簡単に手続きできますが、事前の準備を怠ると後々トラブルになる可能性があります。特に、継続決済の変更楽天Edyの残高消化年会費の発生タイミングなどは、解約前に必ず確認しておくべき重要なポイントです。

解約手続き自体は数分で完了しますが、解約後も利用分の請求は継続されることや、家族カード・ETCカードも同時に解約されることを忘れないようにしましょう。また、楽天ポイントは楽天会員を継続する限り失効しないため、安心して解約できます。

もし解約理由が「国際ブランドを変更したい」「カードのデザインを変えたい」といった内容であれば、2枚目の楽天カード発行やカード切り替えで解決できる場合もあります。本当に解約が必要かどうか、もう一度検討してみることをおすすめします。

ポイント

  • 楽天カードの解約は電話(0570-66-6910)またはチャットサポートで手続き可能
  • 解約前に継続決済の変更、支払い残高の確認、楽天Edyの残高消化が必須
  • 年会費有料カードは契約月を過ぎると年会費が発生するため、タイミングに注意
  • 楽天ポイントは解約後も楽天会員であれば継続利用可能
  • 再入会は可能だが新規入会特典は対象外、再審査が必要

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