Orico Card(オリコカード ザ・ポイント等)の解約を検討されている方に向けて、解約方法の全手順を詳しく解説します。オリコカードは電話または郵送での解約となりますが、年会費のタイミングや貯まったオリコポイントの処理、家族カード・ETCカードの扱いなど、解約前に必ず確認すべき注意点があります。この記事では、電話・郵送それぞれの解約手順から、暗証番号を忘れた場合の対処法、解約後のトラブル回避方法まで、オリコカード解約に関する情報を網羅的にお届けします。
Orico Card(オリコカード)の解約方法は2種類

Orico Card(オリコカード)を解約する場合、電話または郵送のいずれかの方法で手続きを行う必要があります。多くのクレジットカードではWeb上で解約手続きができますが、オリコカードはオンラインでの解約に対応していませんので注意が必要です。
なお、eオリコサービスの会員専用サイトに「退会」という項目がありますが、これはeオリコサービスの利用登録を解除するだけのものであり、クレジットカード本体の解約とは異なります。カードそのものを解約したい場合は、必ず電話または郵送による手続きが必要です。
それでは、電話と郵送それぞれの解約方法について詳しく解説していきます。
電話で解約する方法(オリコテレホンサービス)
オリコカードを電話で解約する場合は、オリコテレホンサービスに連絡します。電話での解約は、24時間年中無休で受け付けており、自動音声ガイダンスに従って手続きを進めるため、オペレーターと直接話す必要はありません。
解約手続きにかかる時間は約5分程度で完了し、引き止められることもないため、スムーズに解約できます。
オリコテレホンサービスの連絡先
- 固定電話から(通話料無料):0120-911-004
- 携帯電話・PHSから(通話料有料):03-5877-5555
- 受付時間:24時間年中無休(自動音声ガイダンス)
携帯電話やスマートフォンからかける場合は通話料がかかりますので、通話料無料のフリーダイヤルが使える固定電話からかけることをおすすめします。
音声ガイダンスの操作手順
電話をかけると自動音声ガイダンスが流れますので、以下の手順に従って操作してください。
- オリコテレホンサービス(0120-911-004または03-5877-5555)に電話をかける
- 自動音声ガイダンスが流れたら、サービス番号「80」を入力する
- お手持ちのカードに記載されているカード番号16桁を入力する
- カード暗証番号4桁を入力する
- 注意事項を確認後、解約を希望する場合は「1」を押す
- 解約手続き完了
手続き完了後、解約が正式に反映されるまでには約3営業日かかる場合があります。電話での解約は全て自動音声ガイダンスで完結するため、オペレーターに繋がることはなく、引き止められる心配もありません。
電話をかける際の注意点として、以下の時間帯は混雑しやすい傾向があります。
- お昼休み時間帯(12時前後)
- 毎月の引き落とし日(27日)以降の数日間
- 利用明細が到着する20日頃
スムーズに手続きを進めたい場合は、これらの混雑時間帯を避けて電話することをおすすめします。
暗証番号を忘れた場合の対処方法
カードの暗証番号を忘れてしまった場合でも、解約手続きは可能です。暗証番号が不明な場合は、音声ガイダンスで暗証番号入力時に「#」を押してください。
その後、ガイダンスに従って生年月日とオリコカードに登録している電話番号を入力することで、本人確認が行われ、解約手続きを進めることができます。
また、暗証番号を事前に確認したい場合は、オリコテレホンサービスの暗証番号通知サービスを利用することもできます。
暗証番号通知サービスの利用方法:
- オリコテレホンサービス(0120-911-004または03-5877-5555)に電話をかける
- 音声ガイダンスでサービス番号「78」を入力する
- ガイダンスに従って必要事項を入力する
- 後日、暗証番号通知書が郵送で届く
暗証番号通知書が届くまでには数日かかりますので、急いで解約したい場合は、電話で「#」を押して生年月日と電話番号で本人確認を行う方法を利用しましょう。
郵送で解約する方法(脱会届の提出)
オリコカードは郵送でも解約手続きが可能です。郵送での解約は、脱会届(解約届)に必要事項を記入して返送する形で手続きを行います。
郵送での解約は電話よりも時間がかかりますが、通話料がかからないこと、解約完了通知書を受け取れるというメリットがあります。また、カード番号や暗証番号がわからない場合でも、必要事項を記入して送ることができるため、状況によっては郵送の方が便利な場合もあります。
脱会届を入手する方法は以下の2つがあります。
PDFファイルをダウンロードして郵送する手順
オリコカードの公式サイトから脱会届をPDF形式でダウンロードし、自分で印刷して郵送する方法です。この方法は資料請求よりも早く手続きを開始できます。
手順:
- オリコカード公式サイトの「オリコカードのご解約手続き」ページにアクセスする
- 「PDFファイル方式」を選択する
- 一般カードの場合は「脱会(解約)届(一般カード)」、ビジネスカードの場合は「脱会(解約)届(ビジネスカード)」をダウンロードする
- PDFファイルを印刷する
- 必要事項を記入する
- 84円切手を貼って郵送する
脱会届に記入する項目:
- カード名称
- 本人会員氏名
- 本人会員生年月日
- 本人会員連絡先(電話番号/携帯番号)
- 本人会員現住所(転居している場合は旧住所も記入)
- 本人会員のカード番号(先頭1ケタと5ケタ目以降)
- 家族会員のカード番号(家族カードも解約する場合)
- ETCカード番号(ETCカードも解約する場合)
- 脱会完了通知書の送付希望(希望する場合は○を記入)
脱会届を投函後、1週間~2週間程度でオリコカード側で解約手続きが完了します。
注意点:
- PDF印刷時にページが切れてしまう場合は、一度PDFファイルをダウンロードしてから印刷してください
- 郵送時の切手代(84円)は自己負担となります
- カード名称がわからない場合は、eオリコサービスにログインして「ご利用照会」から確認できます
資料請求をして解約届を返送する手順
自宅にプリンターがない場合や、印刷が難しい場合は、オリコカードから脱会届を郵送してもらうことができます。
手順:
- オリコカード公式サイトの「オリコカードのご解約手続き」ページにアクセスする
- 「資料請求方式」を選択する
- 個人情報の取り扱いについて確認し、「同意する」ボタンを押す
- 氏名、電話番号、住所、メールアドレスを入力する
- 入力内容を確認して送信する
- 約1週間~10日後に脱会届が自宅に届く
- 届いた脱会届に必要事項を記入する
- 返送用封筒に入れて郵送する(切手代不要)
資料請求方式の場合、返送時の切手代は不要ですが、脱会届が届くまでに時間がかかるため、年会費の請求月が近い場合はPDF方式の方が早く手続きできます。
注意点:
- ビジネスカードの解約は資料請求方式に対応していません。PDF方式または電話で手続きしてください
- 資料請求から脱会届が届くまで約1週間~10日、さらに返送後の処理に1週間~2週間かかるため、合計で3週間程度の時間を見込んでおく必要があります
オリコカード解約方法の比較表(電話vs郵送)
電話と郵送、どちらの方法で解約するか迷っている方のために、それぞれの特徴を比較表にまとめました。
| 項目 | 電話での解約 | 郵送での解約(PDF方式) | 郵送での解約(資料請求方式) | 
|---|---|---|---|
| 受付時間 | 24時間年中無休 | いつでも可能 | いつでも可能 | 
| 解約完了までの期間 | 約3営業日 | 1週間~2週間 | 3週間程度 | 
| 費用 | 通話料(携帯の場合) | 切手代84円 | 無料 | 
| 必要なもの | カード番号・暗証番号 | プリンター・切手 | なし | 
| 解約完了通知 | 届かない(希望すれば別途請求可) | 希望すれば郵送 | 希望すれば郵送 | 
| おすすめの人 | 急いで解約したい人 | 通知書が欲しい人・プリンターがある人 | プリンターがない人・費用をかけたくない人 | 
選び方のポイント:
- 年会費の請求月が近い場合→ 電話での解約がおすすめ(最短3営業日で完了)
- 住宅ローン審査などで解約証明書が必要な場合→ 郵送での解約で「脱会完了通知書」を請求
- カード番号や暗証番号がわからない場合→ 郵送での解約(PDF方式)または電話で「#」を押して対応
- 費用を一切かけたくない場合→ 資料請求方式(ただし時間がかかる)
ご自身の状況に合わせて、最適な解約方法を選択してください。次のセクションでは、解約前に必ず確認しておくべき注意事項について詳しく解説します。
Orico Card(オリコカード)を解約する前の必須チェック項目

Orico Card(オリコカード)を解約する前には、いくつか確認しておくべき重要な項目があります。確認を怠ると、貯まったポイントが無駄になったり、余計な年会費を支払うことになったり、支払い延滞のトラブルが発生したりする可能性があります。
ここでは、オリコカード解約前に必ずチェックすべき5つの必須項目について詳しく解説します。
貯まったオリコポイント・暮らスマイルを使い切る
オリコカードを解約すると、貯まっているポイントはすべて即座に失効します。せっかく貯めたポイントが無駄になってしまうのは非常にもったいないので、解約前に必ずポイントを使い切るようにしましょう。
オリコカードには、「オリコポイント」と「暮らスマイル」という2種類のポイントプログラムがあります。
オリコポイントについて:
- カードショッピング利用でたまるポイント
- Amazonギフト券、楽天ポイント、Vポイント、各種ギフト券などに交換可能
- 最低交換単位:500ポイントから
- リアルタイムで交換できる商品も多数あり
暮らスマイルについて:
- カードショッピング1,000円につき1スマイルたまるポイントサービス
- 250種類以上のアイテムと交換可能
- 最低交換単位:200スマイルから
- 1スマイル=5オリコポイントとして交換することも可能(1スマイルから交換可)
もし暮らスマイルが200スマイルに満たない場合や、交換したいアイテムがない場合は、オリコポイントに移行してから使うことをおすすめします。オリコポイントに移行すれば、Amazonや楽天市場などのネットショッピング、コンビニやレストランで幅広く利用できます。
ポイント確認方法(eオリコ・オリコポイントゲートウェイ)
保有しているポイント数は、それぞれ以下の方法で確認できます。
オリコポイントの確認方法:
- オリコポイントゲートウェイにアクセスする
- 会員IDとパスワードでログインする
- トップページに現在の保有ポイント数が表示される
- ポイント交換もこのサイトから行える
暮らスマイルの確認方法:
- eオリコサービスにアクセスする
- ログインIDとパスワードでログインする
- メニューから「暮らスマイル」を選択する
- 現在の保有スマイル数と有効期限が確認できる
重要な注意点:
- オリコカード解約と同時にポイントは失効し、解約後の交換や復活はできません
- 付与予定のポイントがある場合は、ポイントが付与されてから解約しましょう
- エントリー中のキャンペーンも解約と同時に無効になります
- オリコポイントゲートウェイはカード解約後も自動退会されません。メール配信を止めたい場合は別途退会手続きが必要です
ポイント交換には数日かかる場合もありますので、解約予定日の少なくとも1週間前には交換手続きを完了させておくことをおすすめします。
年会費請求のタイミングを確認する
オリコカードには年会費無料のカードと年会費が必要なカードがあります。「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」や「Orico Card THE PLATINUM」などの年会費がかかるカードを利用している場合、解約のタイミングを間違えると無駄な年会費を支払うことになります。
年会費は一度請求されると日割り計算や返金は一切ありません。たとえ年会費を支払った直後に解約しても、1円も返金されませんので注意が必要です。
有効期限月と更新月の見方
年会費の請求タイミングを知るためには、まずカードの有効期限月と更新月を確認する必要があります。
有効期限の確認方法:
カード表面に記載されている有効期限を確認してください。通常、カード番号の下に「MONTH/YEAR」という形式で表示されています。
- 例:「08/25」と記載されている場合 → 有効期限は2025年8月まで
- 「MONTH」の数字が有効期限月となります
更新月と年会費請求月の計算方法:
- 更新月 = 有効期限月の翌月
- 年会費請求月 = 更新月
例えば、有効期限が2025年8月の場合:
- 有効期限月:2025年8月
- 更新月:2025年9月
- 年会費請求月:2025年9月
このケースでは、2025年9月に年会費が請求されることになります。
年会費を無駄にしない解約タイミング
年会費を無駄に支払わないためには、有効期限月の末日までに解約手続きを完了させる必要があります。
ベストな解約タイミング:
| 有効期限 | 更新月(年会費請求月) | 解約推奨期限 | 
|---|---|---|
| 2025年8月 | 2025年9月 | 2025年8月31日まで | 
| 2025年12月 | 2026年1月 | 2025年12月31日まで | 
| 2026年3月 | 2026年4月 | 2026年3月31日まで | 
解約方法別の注意点:
- 電話で解約する場合:解約完了まで約3営業日かかるため、有効期限月末の3営業日前までに電話することを推奨
- 郵送(PDF方式)で解約する場合:解約完了まで1~2週間かかるため、有効期限月の中旬までには郵送を完了させる
- 郵送(資料請求方式)で解約する場合:解約完了まで3週間程度かかるため、有効期限月の前月末までには資料請求を開始する
年会費請求後に解約した場合:
もし更新月を過ぎてから解約した場合、すでに請求された年会費は一切返金されません。解約を忘れて自動引き落としされてしまった後にオリコカードに連絡しても、お金は戻ってきませんので十分注意してください。
年会費無料カード(Orico Card THE POINTなど)を利用している場合は、年会費の心配はありませんが、それでも解約前にポイントや定期支払いの確認は必要です。
公共料金や定期支払いの変更手続き
オリコカードで公共料金や各種サービスの支払いを設定している場合、解約前に必ず別の支払い方法に変更する手続きを行ってください。
クレジットカードを解約しても、各企業に解約情報が自動的に通知されることはありません。支払い方法を変更せずにカードを解約すると、支払いが延滞扱いになってしまいます。
オリコカードで支払っている可能性がある項目:
- 公共料金:電気代、ガス代、水道代
- 通信費:携帯電話料金、インターネット料金、プロバイダー料金
- 保険料:生命保険、医療保険、自動車保険
- 定期購読:新聞代、雑誌の定期購読
- 会費:スポーツジム、ファンクラブ、各種会員サービス
- 家賃:賃貸住宅の家賃
- 習い事:英会話、音楽教室などの月謝
- サブスクリプション:動画配信サービス、音楽配信サービス、オンラインストレージなど
- 税金:住民税、自動車税(自治体によって対応が異なる)
支払い延滞のリスク:
支払いが延滞すると、以下のような深刻な問題が発生する可能性があります。
- 信用情報に傷がつく:住宅ローンやカーローンの審査に通りにくくなる
- 新しいクレジットカードが作りにくくなる
- サービスの利用停止:携帯電話や電気・ガスが止まる可能性がある
- 延滞金が発生する:遅延損害金を請求される場合がある
確認方法と変更手続き:
- eオリコサービスにログインして、直近数ヶ月の利用明細を確認する
- 定期的に引き落とされている支払いをリストアップする
- 各企業の公式サイトやカスタマーサポートに連絡して、支払い方法を変更する
- 変更完了の確認メールや通知を受け取る
- すべての変更が完了してから解約手続きを開始する
支払い方法の変更には、企業によっては1ヶ月以上かかる場合もあります。解約予定の1ヶ月前には変更手続きを開始することをおすすめします。
未払金・リボ払い・キャッシング残高の確認
オリコカードを解約する際、未払金や分割払い、リボ払い、キャッシングの残高があっても解約自体は可能です。ただし、解約後も支払いは継続されますので注意が必要です。
解約後の支払いについて:
- 解約しても未払金は一括請求されることはありません
- 解約前と同じ条件で、約定通りに毎月引き落としが続きます
- ただし、Web明細が自動的に解除され、紙の利用代金明細書が郵送されます
- 明細書発行には1通あたり220円(税込)の手数料がかかります(2024年8月改定)
残高確認方法:
解約前に、以下の項目を必ず確認してください。
- eオリコサービスにログインする
- 「ご利用明細照会」を選択する
- 以下の項目を確認する:
- 当月請求額
- 分割払い・リボ払いの残高
- キャッシング残高
- 次回以降の引き落とし予定額
 
リボ払いの残高がある場合:
リボ払いの残高がある状態で解約すると、以下のような不便が生じます。
- Web明細が見られなくなり、残高確認が難しくなる
- 毎月220円の明細書発行手数料がかかる
- 完済までの管理が煩雑になる
そのため、リボ払いや分割払いの残高はできるだけ解約前に完済することをおすすめします。
繰り上げ返済(一括精算)の方法:
- オリコカードセンターに電話する(地域別の電話番号は後述)
- オペレーターに繰り上げ返済を希望する旨を伝える
- 振込先口座情報を教えてもらう
- 指定口座に振り込む
- 入金確認後、残高がゼロになる
キャッシング利用可能枠の取り消し:
キャッシング機能がついているカードを解約する際、知らないうちにキャッシングを利用してしまうことが不安な場合は、事前にキャッシング利用可能枠を取り消すことができます。
キャッシング利用可能枠の取り消しは、以下の方法で手続き可能です。
- eオリコサービスから手続き
- オリコカードセンターへ電話して依頼
利用可能枠を取り消しておけば、解約後に予期せぬ請求が来る心配がなくなります。
家族カード・ETCカードも同時解約になる
オリコカードの本会員カードを解約すると、それに紐づいている家族カードとETCカードもすべて自動的に解約されます。これは非常に重要なポイントですので、必ず事前に確認してください。
同時解約されるカード:
- 家族カード:配偶者や子供などが使用している追加カード
- ETCカード:高速道路の料金所で使用するカード
- QUICPayカード:電子マネー機能付きカード
- iD・QUICPay(スマホ連携):Apple PayやGoogle Payに登録している電子マネー
家族カード保有者への確認:
家族がカードを使用している場合、以下の点を事前に確認・相談してください。
- 家族カードを今後も使用する予定があるか確認する
- 使用予定がある場合は、別のクレジットカードを検討する
- 解約日を家族に伝え、それまでに新しいカードを準備してもらう
- 家族カードで定期支払いを設定していないか確認する
ETCカード利用者への注意:
ETCカードを頻繁に使用している場合、以下の対策が必要です。
- 新しいクレジットカードを作成し、ETCカードを発行する
- 車載器に新しいETCカードをセットする
- 旧ETCカードは解約後にハサミで切って処分する
- 高速道路利用前に新しいETCカードが使える状態にしておく
家族カードやETCカードのみを解約する方法:
本会員カードは解約せずに、家族カードやETCカードだけを解約することもできます。
この場合の手続き方法:
- オリコカード公式サイトから脱会届をダウンロードする
- 本人会員の情報を記入する
- 「ご解約されるカード番号」欄に、解約したい家族カードまたはETCカードの番号のみを記入する
- 脱会届を郵送する
- 1週間~2週間で解約完了
- 解約したカードはハサミで切って処分する
解約後のカード処分方法:
解約手続きが完了したら、手元にあるすべてのカード(本会員カード、家族カード、ETCカード、QUICPayカードなど)を適切に処分する必要があります。
正しい処分方法:
- カードをハサミで細かく切断する(特にICチップと磁気ストライプ部分は念入りに)
- 切断したカード片を複数回に分けて、別々のゴミ袋に捨てる
- 可能であればシュレッダーで裁断する
カード情報が悪用されないよう、個人情報の流出を防ぐために慎重に処分してください。
以上が、オリコカードを解約する前に必ず確認すべき5つの必須チェック項目です。これらをすべて確認してから解約手続きを進めることで、トラブルを回避し、スムーズに解約することができます。
Orico Card(オリコカード)の電話解約の詳しい手順

Orico Card(オリコカード)を電話で解約する方法は、最も早く確実に解約できる手段です。自動音声ガイダンスに従って操作するだけで、オペレーターと直接話すことなく手続きが完了するため、引き止められる心配もありません。
このセクションでは、電話解約の具体的な手順から、つながりやすい時間帯、解約完了の確認方法まで、詳しく解説します。
オリコテレホンサービスの電話番号と受付時間
オリコカードの電話解約は、オリコテレホンサービスに連絡することで手続きできます。24時間年中無休で対応しているため、平日の日中に時間が取れない方でも、深夜や早朝、土日祝日に手続きが可能です。
オリコテレホンサービスの連絡先:
| 電話の種類 | 電話番号 | 通話料 | 
|---|---|---|
| 固定電話から | 0120-911-004 | 無料 | 
| 携帯電話・PHSから | 03-5877-5555 | 有料(通話料がかかります) | 
受付時間:
- 24時間年中無休(自動音声ガイダンス)
- 土日祝日、年末年始も対応
- 深夜・早朝も利用可能
電話をかける前に準備するもの:
- オリコカード本体:カード番号16桁を入力する必要があります
- カード暗証番号4桁:本人確認のために必要です(忘れた場合の対処法は後述)
- メモとペン:念のため手続き完了の日時を記録しておくと安心です
通話料を節約するポイント:
携帯電話やスマートフォンから電話をかけると通話料が発生します。固定電話から0120-911-004にかければ通話料は無料ですので、可能であれば固定電話を利用することをおすすめします。
自宅に固定電話がない場合は、以下の方法で通話料を抑えることができます。
- かけ放題プランに加入している携帯電話を使用する
- 実家や職場の固定電話を借りる(個人情報に配慮)
- 通話料を気にせず手続きできる時間帯に電話する
解約手続き自体は約5分程度で完了しますので、通話料がかかる場合でも大きな負担にはなりません。
音声ガイダンスでの解約手順(サービス番号80)
オリコテレホンサービスに電話をかけると、自動音声ガイダンスが流れます。解約手続きはすべて自動音声で完結するため、オペレーターと話す必要はありません。
電話解約の詳しい手順:
- オリコテレホンサービスに電話をかける
- 固定電話から:0120-911-004
- 携帯電話から:03-5877-5555
 
- 自動音声ガイダンスが流れる
- 「オリコテレホンサービスにお電話いただきありがとうございます」というアナウンスが流れます
- 各種サービスメニューの案内が始まります
 
- サービス番号「80」を入力する
- プッシュボタンで「8」「0」を順番に押します
- カード解約(脱会)の手続きメニューに進みます
 
- カード番号16桁を入力する
- お手持ちのオリコカード表面に記載されている16桁のカード番号をすべて入力します
- 入力ミスがあった場合は「#」を押して再入力できます
 
- カード暗証番号4桁を入力する
- カード作成時に設定した4桁の暗証番号を入力します
- 暗証番号を忘れた場合は、「#」を押してください(後述の対処法に進みます)
 
- 注意事項のアナウンスを聞く
- 解約に関する重要な注意事項が自動音声で案内されます
- ポイントの失効、家族カード・ETCカードの同時解約などについて説明があります
- しっかりと内容を確認してください
 
- 解約を確定する
- 注意事項を確認後、解約を希望する場合は「1」を押します
- 解約をキャンセルしたい場合は「2」を押すか、電話を切ります
 
- 解約受付完了のアナウンス
- 「解約の受付を承りました」という旨のアナウンスが流れます
- 解約完了までの期間について案内があります
 
- 電話を切る
- 手続きが完了したら電話を切って終了です
- 所要時間は約5分程度です
 
音声ガイダンス操作のポイント:
- 電話をかける前に、カードと暗証番号を手元に用意しておくとスムーズです
- 音声ガイダンスの指示をよく聞いて、落ち着いて操作してください
- 入力ミスをした場合は、「#」を押すことで訂正できます
- オペレーターには一切繋がらないため、引き止められる心配はありません
暗証番号を忘れた場合の対処方法:
カードの暗証番号を忘れてしまった場合でも、解約手続きは可能です。
手順:
- 暗証番号入力の画面で「#」を押す
- 音声ガイダンスに従って、以下の情報を入力する:
- 生年月日(8桁:西暦YYYYMMDD形式)
- オリコカードに登録している電話番号
 
- 入力した情報で本人確認が行われる
- 確認が取れれば、解約手続きに進める
生年月日と登録電話番号による本人確認ができない場合は、自動音声での解約ができません。その場合は、オリコカードセンターに電話してオペレーター対応を依頼するか、郵送での解約手続きを選択してください。
電話がつながりやすい時間帯・混雑時の対処法
オリコテレホンサービスは24時間年中無休で対応していますが、時間帯によっては電話が混雑してつながりにくいことがあります。特に自動音声ガイダンスであっても、回線が混雑している時間帯では待たされる可能性があります。
電話が混雑しやすい時間帯:
- お昼休み時間帯(12時~13時):多くの人が休憩時間に電話をかけるため混雑します
- 毎月27日前後:オリコカードの引き落とし日は毎月27日(金融機関休業日の場合は翌営業日)のため、この前後数日間は問い合わせが増えます
- 毎月20日頃:利用明細が到着する時期のため、問い合わせが増加します
- 月初・月末:給料日や支払日が集中する時期は混雑する傾向があります
- 平日の夕方(17時~19時):仕事帰りの時間帯に電話をかける人が多いです
電話がつながりやすい時間帯:
- 早朝(6時~8時):電話をかける人が少ない時間帯です
- 深夜(22時~24時):24時間対応のメリットを活かせる時間帯です
- 平日の午前中(9時~11時):お昼休み前の時間帯は比較的空いています
- 平日の午後(14時~16時):混雑のピークを避けた時間帯です
- 土日祝日の午前中:多くの人が休日を楽しんでいる時間帯は空いている傾向があります
混雑時の対処法:
もし電話がつながらない、または待たされる時間が長い場合は、以下の方法を試してください。
- 時間を変えて再度かける
- 混雑時間帯を避け、早朝や深夜に電話をかけ直す
- 数時間後や翌日に再チャレンジする
 
- 郵送での解約に切り替える
- どうしても電話がつながらない場合は、郵送での解約も検討する
- オリコカード公式サイトから脱会届をダウンロードして郵送する
- 電話よりも時間はかかるが、確実に手続きできる
 
- オリコカードセンターに電話する
- オリコテレホンサービスがつながらない場合、地域別のオリコカードセンターに電話する方法もあります
- オペレーター対応になりますが、解約手続きを進められます
 
地域別オリコカードセンター電話番号:
| 地域 | 電話番号 | 
|---|---|
| 北海道 | 011-261-6002 | 
| 東北 | 022-215-2655 | 
| 関東・甲信越 | 049-271-3330 | 
| 東海・北陸 | 052-735-3525 | 
| 近畿 | 06-6821-3860 | 
| 中国・四国 | 082-225-5360 | 
| 九州・沖縄 | 092-722-5477 | 
オリコカードセンターに電話する場合は、お住まいの地域に対応する電話番号にかけてください。オペレーター対応になりますが、解約手続きをサポートしてもらえます。
解約完了までの所要時間と確認方法
電話で解約手続きを行った場合、解約受付は即座に完了しますが、正式な解約処理が完了するまでには約3営業日かかります。
解約手続きのタイムライン:
| タイミング | 内容 | 
|---|---|
| 電話当日 | 解約受付完了(自動音声で受付番号などは発行されません) | 
| 1~3営業日後 | オリコカード側で解約処理が完了 | 
| 解約完了後 | カードが使用できなくなる | 
解約完了の確認方法:
電話で解約した場合、解約完了通知は自動的には送られてきません。解約が正式に完了したかどうかを確認したい場合は、以下の方法を利用してください。
①電話で確認する方法:
- お住まいの地域のオリコカードセンターに電話する(上記の地域別電話番号を参照)
- オペレーターに「解約手続きが完了しているか確認したい」と伝える
- 本人確認のため、以下の情報を伝える:
- 氏名
- 生年月日
- カード番号(覚えている場合)
- 登録住所
 
- オペレーターが解約状況を確認して回答してくれます
②メールで確認する方法:
- オリコカード公式サイトのメールによるお問い合わせページにアクセスする
- お問い合わせフォームに以下の情報を入力する:
- 氏名
- 生年月日
- 登録住所
- 問い合わせ内容:「○月○日に電話で解約手続きをしましたが、解約が完了しているか確認したい」
 
- 平日17時以降、または土日祝日に受信した問い合わせは、翌営業日以降に順次回答されます
③解約完了通知書を請求する方法:
住宅ローンの審査などで解約証明書(脱会完了通知書)が必要な場合は、電話で解約した後に別途請求する必要があります。
- 解約手続き後、オリコカードセンターに電話する
- オペレーターに「脱会完了通知書を郵送してほしい」と依頼する
- 本人確認後、通知書が自宅に郵送される
- 通知書到着まで1週間程度かかる場合があります
解約完了後の注意点:
- 解約処理が完了すると、カードは完全に使用できなくなります
- 家族カード、ETCカード、QUICPay、iDなどの付帯サービスもすべて利用不可になります
- 解約後も未払金がある場合は、引き続き請求が届きます
- Web明細(eオリコサービス)は自動的に解除され、紙の明細書が郵送されます(1通220円の手数料が発生)
- オリコポイントゲートウェイは自動退会されないため、メール配信を止めたい場合は別途退会手続きが必要です
解約後のカード処分:
解約手続きが完了したら、必ず手元のカードを適切に処分してください。
- カードをハサミで細かく切断する(特にICチップ、磁気ストライプ、カード番号部分は念入りに)
- 切断したカード片を複数回に分けて、別々のゴミ袋に捨てる
- 可能であればシュレッダーで裁断する
- 家族カード、ETCカード、QUICPayカードなど、すべての関連カードも同様に処分する
カード情報が悪用されないよう、個人情報保護の観点から慎重に処分することが重要です。
以上が、オリコカードを電話で解約する詳しい手順です。電話での解約は最も早く確実な方法ですので、急いで解約したい方や、郵送の手間を省きたい方にはおすすめです。
Orico Card(オリコカード)の郵送解約の詳しい手順

Orico Card(オリコカード)を郵送で解約する方法は、電話での解約よりも時間はかかりますが、通話料を気にする必要がなく、書面で手続きを残せるという利点があります。また、解約完了通知書を受け取ることができるため、住宅ローン審査などで解約証明書が必要な場合にも便利です。
このセクションでは、郵送での解約手続きの詳しい手順、記入方法、注意点について解説します。
脱会届のダウンロード方法(PDF方式)
郵送で解約する場合、まず脱会届(解約届)を入手する必要があります。PDF方式は、オリコカード公式サイトから脱会届をダウンロードして自分で印刷する方法です。資料請求よりも早く手続きを開始できるため、時間に余裕がない場合はこちらの方法をおすすめします。
脱会届ダウンロードの手順:
- オリコカード公式サイトにアクセスする
- オリコカードのご解約手続きページを開きます
 
- 「PDFファイル方式」を選択する
- ページ内の「カードのご解約」セクションにある「PDFファイル方式」をクリックします
 
- 該当する脱会届をダウンロードする
- 一般カードの場合:「脱会(解約)届(一般カード)」をクリック
- ビジネスカードの場合:「脱会(解約)届(ビジネスカード)」をクリック
 
- PDFファイルをダウンロードする
- ファイルをパソコンやスマートフォンに保存します
- ファイル名は変更せず、そのまま保存することをおすすめします
 
- PDFファイルを印刷する
- A4サイズの用紙に印刷してください
- 拡大・縮小せず、100%の実寸大で印刷することが重要です
- 白黒印刷でも問題ありません
 
印刷時の注意点:
- ブラウザから直接印刷するとページが切れる場合があるため、一度PDFファイルをダウンロードしてから印刷してください
- 自宅にプリンターがない場合は、コンビニのマルチコピー機を利用できます(印刷費用:モノクロ1枚10円程度)
- 印刷後は、文字や枠線が切れていないか、読み取れる状態かを確認してください
一般カードとビジネスカードの違い:
| カード種類 | 対象カード | 使用する脱会届 | 
|---|---|---|
| 一般カード | Orico Card THE POINT、THE POINT PREMIUM GOLD、THE PLATINUM、各種提携カードなど | 脱会(解約)届(一般カード) | 
| ビジネスカード | 法人向けビジネスカード、コーポレートカードなど | 脱会(解約)届(ビジネスカード) | 
ご自身が保有しているカードがどちらに該当するか不明な場合は、カード券面に「BUSINESS」や「CORPORATE」などの記載があるかを確認してください。記載がない場合は一般カードです。
記入項目と必要事項の詳細
脱会届をダウンロード・印刷したら、必要事項を記入します。記入漏れや誤記入があると手続きが遅れる可能性がありますので、慎重に記入してください。
脱会届の記入項目:
| 記入項目 | 記入内容 | 注意点 | 
|---|---|---|
| ①カード名称 | Orico Card THE POINTなど、カードの正式名称 | eオリコサービスの「ご利用照会」で確認できます | 
| ②本人会員氏名 | 本人会員のフルネーム(漢字・カタカナ) | 楷書ではっきりと記入してください | 
| ③本人会員生年月日 | 西暦または和暦で記入 | 年・月・日を正確に記入してください | 
| ④本人会員連絡先 | 電話番号または携帯番号 | 日中連絡が取れる番号を記入してください | 
| ⑤本人会員現住所 | 郵便番号・住所(都道府県から) | 転居している場合は旧住所も記入してください | 
| ⑥本人会員カード番号 | 先頭1ケタと5ケタ目以降の番号 | カード表面に記載されている16桁のうち、指定された部分のみ記入 | 
| ⑦家族会員カード番号 | 家族カードの番号(家族カードも解約する場合) | 本人カードのみ解約する場合は記入不要 | 
| ⑧ETCカード番号 | ETCカードの番号(ETCカードも解約する場合) | ETCカードのみ解約する場合は、本人カード番号とETCカード番号の両方を記入 | 
| ⑨脱会完了通知の希望 | 「送付希望」または「不要」に○をつける | 解約証明書が必要な場合は必ず「送付希望」に○をつけてください | 
カード番号の記入方法について:
脱会届には「先頭1ケタと5ケタ目以降」のカード番号を記入するよう指定されています。これはセキュリティ対策のための措置です。
記入例:
- カード番号が「1234 5678 9012 3456」の場合
- 記入する番号:「1」と「5678 9012 3456」
- 2~4桁目(234)は記入しません
カード名称の確認方法:
カード名称がわからない場合は、以下の手順で確認できます。
- eオリコサービスにログインする
- サイト上部左側の「ご利用照会」にカーソルを合わせる
- 表示される「ご照会」をクリックする
- 「ご契約カードまたはご利用店名/ご契約番号」という項目に、解約したいカードの正式名称が表示されます
転居している場合の住所記入:
カード申込時の住所から引っ越している場合は、以下のように記入してください。
- 現住所:現在お住まいの住所を記入
- 旧住所:カード申込時に登録していた住所も併記
旧住所の記入欄がない場合は、余白に「旧住所:〇〇県〇〇市…」と記載してください。
記入時の注意点:
- 黒または青のボールペンで記入してください(鉛筆・消せるペン不可)
- 文字は楷書ではっきりと書いてください
- 修正液・修正テープの使用は避け、間違えた場合は新しい用紙に書き直してください
- 記入漏れがないか、提出前に必ず確認してください
記入が完了したら:
- 記入内容に間違いがないか、もう一度確認する
- 必要項目がすべて埋まっているか確認する
- 84円切手を封筒に貼る
- 脱会届を封筒に入れて郵送する
郵送先の住所は脱会届に記載されていますので、そちらに送付してください。
資料請求での解約届取り寄せ方法
自宅にプリンターがない場合や、印刷が難しい場合は、オリコカードから脱会届を郵送してもらうことができます。資料請求方式は返送時の切手代が不要というメリットがありますが、脱会届が届くまでに時間がかかる点に注意が必要です。
資料請求の手順:
- オリコカード公式サイトにアクセスする
- オリコカードのご解約手続きページを開きます
 
- 「資料請求方式」を選択する
- ページ内の「カードのご解約」セクションにある「資料請求方式」をクリックします
 
- 個人情報の取り扱いを確認する
- 個人情報の取り扱いに関する説明を読む
- 内容に同意する場合は「同意する」ボタンをクリックします
 
- 必要事項を入力する
- 氏名(漢字・カタカナ)
- 電話番号(日中連絡が取れる番号)
- 住所(郵便番号・都道府県から番地まで)
- メールアドレス(受付完了メールが届きます)
 
- 入力内容を確認する
- 「確認画面へ進む」ボタンをクリックします
- 入力した内容に間違いがないか確認してください
 
- 送信する
- 内容に問題がなければ「送信」ボタンをクリックします
- 受付完了画面が表示され、登録したメールアドレスに受付完了メールが届きます
 
- 脱会届が郵送される
- 資料請求から約1週間~10日後に脱会届が自宅に届きます
- 返送用封筒も同封されています
 
- 脱会届に必要事項を記入する
- 記入項目は前述のPDF方式と同じです
- 黒または青のボールペンで、楷書ではっきりと記入してください
 
- 返送用封筒に入れて郵送する
- 同封されている返送用封筒を使用します
- 切手を貼る必要はありません(料金受取人払い)
- ポストに投函するか、郵便局の窓口で発送してください
 
資料請求方式の注意点:
- ビジネスカードは資料請求方式に対応していません。ビジネスカードを解約する場合は、PDF方式または電話で手続きしてください
- 資料請求から脱会届が届くまで約1週間~10日かかります
- さらに返送後、オリコカード側での処理に1週間~2週間かかるため、合計で3週間程度の期間を見込む必要があります
- 年会費の請求月が近い場合は、PDF方式または電話での解約をおすすめします
資料請求方式のメリット:
- 返送時の切手代が不要(料金受取人払い封筒が同封されている)
- プリンターがなくても手続きできる
- 記入例が同封されている場合があり、わかりやすい
- 費用が一切かからない(PDF方式は印刷費と切手代84円が必要)
郵送解約の注意点(切手代・所要期間)
郵送でオリコカードを解約する際には、いくつかの注意点があります。特に年会費の請求月が近い場合は、解約完了までの期間を十分に考慮する必要があります。
郵送解約にかかる費用:
| 方式 | 費用 | 内訳 | 
|---|---|---|
| PDF方式 | 約84円~ | 印刷費(自宅またはコンビニ)+ 切手代84円 | 
| 資料請求方式 | 無料 | 返送用封筒(料金受取人払い)が同封されているため費用不要 | 
解約完了までの所要期間:
| 方式 | 所要期間 | 内訳 | 
|---|---|---|
| PDF方式 | 1週間~2週間 | 郵送期間(2~3日)+ オリコカード側の処理期間(1週間~10日) | 
| 資料請求方式 | 3週間程度 | 資料請求~脱会届到着(1週間~10日)+ 返送郵送期間(2~3日)+ オリコカード側の処理期間(1週間~10日) | 
年会費請求月が近い場合の対応:
もし年会費の請求月(有効期限月の翌月)が近い場合、郵送での解約では間に合わない可能性があります。
判断基準:
- 有効期限月まで2週間以上ある:PDF方式での郵送解約が可能
- 有効期限月まで2週間未満:電話での解約を推奨(約3営業日で完了)
- 有効期限月まで3週間以上ある:資料請求方式でも間に合う可能性がある
年会費を無駄にしないためには、余裕を持って手続きを開始することが重要です。
郵送時の注意点:
- 切手の料金不足に注意:脱会届をA4用紙1枚で送る場合、84円切手で足ります。他の書類を同封する場合は重量を確認してください
- 普通郵便で発送する:特定記録郵便や簡易書留で送ることもできますが、追加料金がかかります
- 投函後は控えを残す:記入した脱会届のコピーを取っておくと安心です
- ポストの集荷時間を確認:夕方以降にポストに投函すると、翌日の集荷になる場合があります
脱会届が受理されない場合:
以下のような場合、脱会届が受理されず、再提出が必要になることがあります。
- 記入漏れや誤記入がある
- カード番号が間違っている
- 本人確認ができない(氏名・生年月日・住所が登録情報と一致しない)
- 修正液や修正テープで訂正した箇所がある
- 文字が読み取れない
再提出になると、さらに時間がかかりますので、提出前に必ず記入内容を確認してください。
脱会完了通知書の受け取り方
郵送で解約する場合、脱会完了通知書(解約証明書)を受け取ることができます。この通知書は、住宅ローンや自動車ローンの審査時に「クレジットカードを解約済み」という証明が必要な場合に使用します。
脱会完了通知書とは:
脱会完了通知書は、オリコカードが正式に解約されたことを証明する書類です。通常、解約証明書として金融機関に提出することができます。
記載内容:
- カード会員の氏名
- カード番号(一部マスキング)
- 解約完了日
- 発行日
- オリエントコーポレーションの社印
脱会完了通知書を受け取る方法:
脱会届を記入する際に、「脱会完了通知の希望」欄で「送付希望」に○をつける必要があります。
- 脱会届の「脱会完了通知の希望」欄を確認する
- 「送付希望」の選択肢に○印をつける
- 「不要」には○をつけない
- 脱会届を郵送する
- オリコカード側で解約処理が完了後、1週間程度で自宅に郵送されます
重要な注意点:
- 「送付希望」に○をつけ忘れると、通知書は自動的には送られてきません
- 電話で解約した場合は、脱会完了通知書は自動的には発行されません
- 後から通知書が必要になった場合は、オリコカードセンターに連絡して別途請求する必要があります
電話解約後に脱会完了通知書を請求する方法:
電話で解約した後に、やはり通知書が必要になった場合は、以下の手順で請求できます。
- お住まいの地域のオリコカードセンターに電話する
- オペレーターに「脱会完了通知書を郵送してほしい」と依頼する
- 本人確認のため、以下の情報を伝える:
- 氏名
- 生年月日
- 登録住所
- 解約したカード番号(覚えている場合)
 
- 通知書が自宅に郵送される(1週間程度)
地域別オリコカードセンター電話番号:
| 地域 | 電話番号 | 
|---|---|
| 北海道 | 011-261-6002 | 
| 東北 | 022-215-2655 | 
| 関東・甲信越 | 049-271-3330 | 
| 東海・北陸 | 052-735-3525 | 
| 近畿 | 06-6821-3860 | 
| 中国・四国 | 082-225-5360 | 
| 九州・沖縄 | 092-722-5477 | 
脱会完了通知書が必要になる場面:
- 住宅ローンの審査:借入状況を確認する際、クレジットカードの解約証明を求められる場合がある
- 自動車ローンの審査:同様に解約証明が必要な場合がある
- 他社クレジットカードの審査:カード枚数を減らしたことを証明するため
- 会社や団体の規定:特定のカード以外の保有を禁止している場合
通知書が必要になる可能性がある場合は、必ず「送付希望」に○をつけて脱会届を提出してください。
郵送解約のまとめ:
| 項目 | PDF方式 | 資料請求方式 | 
|---|---|---|
| 費用 | 約84円~(印刷費+切手代) | 無料 | 
| 所要期間 | 1週間~2週間 | 3週間程度 | 
| 必要なもの | プリンター、切手 | なし | 
| 脱会完了通知書 | 希望すれば受け取れる | 希望すれば受け取れる | 
| おすすめの人 | プリンターがある人、急いでいる人 | プリンターがない人、費用をかけたくない人 | 
郵送での解約は時間がかかりますが、書面で手続きを残せる安心感があります。ご自身の状況に合わせて、PDF方式か資料請求方式を選択してください。
Orico Card(オリコカード)解約時のよくあるトラブルと対処法

Orico Card(オリコカード)を解約しようとした際、暗証番号を忘れてしまった、カード自体を紛失してしまった、電話がつながらないなど、様々なトラブルが発生する可能性があります。しかし、これらのトラブルには全て対処方法が用意されていますので、焦る必要はありません。
このセクションでは、オリコカード解約時によくあるトラブルとその対処法について詳しく解説します。
暗証番号を忘れた場合の解約方法
電話でオリコカードを解約する際、カード暗証番号4桁の入力が必要になりますが、長年使っていないカードの場合、暗証番号を忘れてしまうことはよくあります。しかし、暗証番号を忘れても解約手続きは可能ですので安心してください。
暗証番号を忘れた場合の対処法(電話解約):
電話で解約する場合、暗証番号がわからなくても、生年月日と登録電話番号による本人確認で解約できます。
- オリコテレホンサービスに電話する
- 固定電話から:0120-911-004
- 携帯電話から:03-5877-5555
 
- 音声ガイダンスに従って操作する
- サービス番号「80」を入力
- カード番号16桁を入力
 
- 暗証番号入力の画面で「#」を押す
- 暗証番号がわからない場合は、暗証番号入力時に「#」ボタンを押してください
 
- 生年月日を入力する
- 音声ガイダンスの指示に従い、生年月日8桁を入力します
- 入力形式:西暦YYYYMMDD(例:1985年4月15日生まれの場合は「19850415」)
 
- 登録電話番号を入力する
- オリコカードに登録している電話番号を入力します
- ハイフン(-)は入力せず、数字のみを入力してください
 
- 本人確認完了後、解約手続きに進む
- 入力した情報で本人確認が取れれば、通常の解約手続きに進めます
 
生年月日・電話番号での本人確認ができない場合:
もし生年月日や登録電話番号を入力しても本人確認ができない場合は、以下の方法を試してください。
- 登録電話番号が変わっている可能性:引っ越しや携帯電話の変更で、登録電話番号が古いままになっている場合があります
- 旧電話番号を試す:以前使っていた電話番号を入力してみてください
- 固定電話と携帯電話の両方を試す:登録番号がどちらかわからない場合は、両方試してみましょう
それでも本人確認ができない場合は、次の方法に進んでください。
オリコカードセンターに電話する方法:
自動音声ガイダンスで解約できない場合は、オペレーター対応のオリコカードセンターに電話することで解約できます。
- お住まいの地域のオリコカードセンターに電話する
- 音声ガイダンスでオペレーターに繋がる番号を選択する
- オペレーターに「暗証番号を忘れたため、解約したい」と伝える
- 本人確認のため、以下の情報を口頭で伝える:
- 氏名
- 生年月日
- 登録住所
- カード番号(カードが手元にある場合)
 
- オペレーターが本人確認を行い、解約手続きを進めてくれます
地域別オリコカードセンター電話番号:
| 地域 | 電話番号 | 
|---|---|
| 北海道 | 011-261-6002 | 
| 東北 | 022-215-2655 | 
| 関東・甲信越 | 049-271-3330 | 
| 東海・北陸 | 052-735-3525 | 
| 近畿 | 06-6821-3860 | 
| 中国・四国 | 082-225-5360 | 
| 九州・沖縄 | 092-722-5477 | 
郵送で解約する方法:
暗証番号がわからない場合、郵送での解約が最も確実です。郵送であれば暗証番号の入力は不要で、脱会届に必要事項を記入するだけで手続きできます。
- オリコカード公式サイトから脱会届をダウンロードする、または資料請求する
- 必要事項を記入する(暗証番号の記入欄はありません)
- 郵送する
- 1週間~2週間で解約完了
暗証番号通知サービスの利用手順
今後のために暗証番号を確認しておきたい場合や、電話で解約する前に暗証番号を知りたい場合は、暗証番号通知サービスを利用することができます。
暗証番号通知サービスとは:
オリコカードに登録している暗証番号を、郵送で書面通知してくれるサービスです。電話をかけるだけで申し込みでき、数日後に自宅に通知書が届きます。
暗証番号通知サービスの利用手順:
- オリコテレホンサービスに電話する
- 固定電話から:0120-911-004
- 携帯電話から:03-5877-5555
 
- 音声ガイダンスが流れたら、サービス番号「78」を入力する
- 暗証番号通知サービスのメニューに進みます
 
- カード番号16桁を入力する
- お手持ちのオリコカード表面に記載されている番号を入力します
 
- 本人確認のため、生年月日と登録電話番号を入力する
- 生年月日:8桁(西暦YYYYMMDD形式)
- 登録電話番号:ハイフンなしで入力
 
- 申し込み完了
- 「暗証番号通知書を郵送いたします」という旨のアナウンスが流れます
 
- 数日後、自宅に暗証番号通知書が届く
- 通常、3日~1週間程度で郵送されます
- 本人限定郵便や簡易書留などではなく、普通郵便で届きます
 
暗証番号通知サービスの注意点:
- 通知書が届くまでに時間がかかるため、急いで解約したい場合には向きません
- 年会費の請求月が近い場合は、暗証番号通知を待たずに、「#」を押して生年月日・電話番号で本人確認する方法をおすすめします
- 暗証番号通知書は本人確認が取れた場合のみ発行されます
- 登録住所が変わっている場合は、通知書が届かない可能性があります
カード番号が不明な場合の解約方法
オリコカードをすでに処分してしまった、紛失してしまったなどの理由でカード番号がわからない場合でも、解約手続きは可能です。
カード番号を確認する方法:
カード番号がわからない場合、まず以下の方法で確認を試みてください。
①eオリコサービスで確認する:
- eオリコサービスにログインする
- 「ご利用照会」メニューを選択する
- 「ご照会」をクリックする
- 「ご契約カードまたはご利用店名/ご契約番号」という項目に、カード番号の下4桁が表示されます
- 利用明細から、カード番号の一部を確認できる場合があります
ただし、eオリコサービスではカード番号の全桁は表示されません(セキュリティ対策のため)。そのため、eオリコサービスだけではカード番号を完全に確認することはできません。
②過去の利用明細や領収書を確認する:
- 紙の利用明細書が残っていないか確認する
- カードで購入した商品の領収書にカード番号の一部が記載されている場合がある
- メールで届いた利用明細を確認する
カード番号がどうしてもわからない場合の対処法:
カード番号が一切わからない場合は、以下の方法で解約できます。
①オリコカードセンターに電話する(オペレーター対応):
- お住まいの地域のオリコカードセンターに電話する(地域別電話番号は前述)
- 音声ガイダンスでオペレーター対応を選択する
- オペレーターに「カード番号がわからないため、解約したい」と伝える
- 本人確認のため、以下の情報を口頭で伝える:
- 氏名(フルネーム)
- 生年月日
- 登録住所
- 登録電話番号
- カードを作った時期(覚えている範囲で)
 
- オペレーターがシステムで契約情報を検索し、解約手続きを進めてくれます
②紛失・盗難ダイヤルに連絡する(カードを紛失した場合):
カードを紛失してカード番号がわからない場合は、紛失・盗難専用ダイヤルに連絡してください。
- 国内紛失の場合:
- 固定電話から:0120-828-013(無料)
- 携帯電話から:0570-080-848(有料)
 
- 受付時間:24時間年中無休
紛失・盗難ダイヤルでは、カード番号がわからなくても本人確認を行い、カードの利用停止と解約手続きを進めてくれます。
③郵送で解約する(カードが処分済みの場合):
カードをすでに処分してしまい、カード番号がわからない場合は、郵送での解約も可能です。
- オリコカードセンターに電話して、「カードは処分済みで番号がわからないが、解約したい」と伝える
- オペレーターの指示に従い、必要な情報を伝える
- 脱会届を郵送してもらうか、オペレーターが手続きを進めてくれる
カード番号が不明な場合の状況別対応:
| 状況 | おすすめの対処法 | 
|---|---|
| カードを紛失した | 紛失・盗難ダイヤルに連絡(0120-828-013) | 
| カードを処分済み | オリコカードセンターに電話(オペレーター対応) | 
| カード番号の一部はわかる | オリコカードセンターに電話(オペレーターが検索してくれる) | 
| eオリコにログインできる | カード番号の下4桁を確認してからオリコカードセンターに電話 | 
カードを紛失・盗難した場合の解約手続き
オリコカードを紛失してしまった、盗難に遭ったという場合は、不正利用を防ぐためにすぐに連絡する必要があります。紛失・盗難の場合は、通常の解約手続きとは異なる専用の窓口に連絡してください。
紛失・盗難時の緊急連絡先:
| 連絡先 | 電話番号 | 受付時間 | 
|---|---|---|
| 国内紛失(固定電話) | 0120-828-013 | 24時間年中無休 | 
| 国内紛失(携帯電話) | 0570-080-848(有料) | 24時間年中無休 | 
| 海外紛失 | +81-11-700-2952(国際電話、有料) | 24時間年中無休 | 
紛失・盗難時の手続き手順:
- 紛失・盗難ダイヤルに電話する
- 深夜や早朝でも24時間対応していますので、気づいた時点ですぐに連絡してください
 
- オペレーターに状況を説明する
- 「カードを紛失した」「盗難に遭った」と伝えます
- 紛失・盗難に気づいた日時と状況を説明します
 
- 本人確認を行う
- 氏名、生年月日、登録住所、登録電話番号などを伝えます
- カード番号がわからなくても本人確認は可能です
 
- カードの利用停止手続きが行われる
- オペレーターがすぐにカードの利用を停止してくれます
- これにより、不正利用を防ぐことができます
 
- 解約または再発行の希望を伝える
- 解約を希望する場合:「カードを解約したい」と伝えます
- 再発行を希望する場合:「新しいカードを発行してほしい」と伝えます
 
- 警察に遺失届・被害届を提出する
- 紛失・盗難の場合は、必ず警察に届け出を出してください
- 届出受理番号をオリコカードに伝える必要があります
 
- 後日、オリコカードから書類が届く
- 紛失・盗難届の書類が郵送されます
- 必要事項を記入して返送してください
 
紛失・盗難時の補償について:
オリコカードには盗難保障制度が付帯しています。
- 紛失・盗難の連絡をした日から60日前まで遡って補償されます
- 不正利用された金額が補償の対象になります
- ただし、以下の場合は補償対象外となる可能性があります:
- 暗証番号を他人に教えた場合
- カードと一緒に暗証番号のメモを保管していた場合
- 家族や同居人による利用
- 警察への届け出を怠った場合
 
紛失・盗難後に解約する場合の注意点:
- カードが見つかった場合でも、一度利用停止したカードは再び使用することはできません
- 解約手続き後も、未払金がある場合は引き続き請求されます
- 家族カードやETCカードも同時に利用停止・解約となります
- 紛失・盗難の場合は、通常の解約手続きとは異なる書類提出が必要になる場合があります
チャットでも対応可能:
オリコカードの紛失・盗難は、公式サイトのチャットサポートでも対応しています。電話がつながりにくい場合や、声を出せない状況の場合は、チャットを利用することもできます。
電話がつながらない場合の対処法
オリコテレホンサービスやオリコカードセンターに電話しても、混雑していてなかなかつながらないという場合があります。特に月末や引き落とし日前後は問い合わせが集中するため、つながりにくくなります。
電話がつながらない場合の対処法:
①時間帯を変えて再度かける
混雑時間帯を避けて、つながりやすい時間帯に電話をかけ直してください。
つながりやすい時間帯:
- 早朝(6時~8時)
- 深夜(22時~24時)
- 平日の午前中(9時~11時)
- 平日の午後(14時~16時)
- 土日祝日の午前中
つながりにくい時間帯:
- お昼休み(12時~13時)
- 毎月27日前後(引き落とし日)
- 毎月20日頃(利用明細到着時期)
- 月初・月末
- 平日夕方(17時~19時)
②別の電話番号にかける
オリコテレホンサービスがつながらない場合は、地域別のオリコカードセンターに電話してみてください。オペレーター対応になりますが、解約手続きを進めることができます。
③郵送での解約に切り替える
どうしても電話がつながらない場合、または電話が苦手な場合は、郵送での解約に切り替えることをおすすめします。
- オリコカード公式サイトから脱会届をダウンロードする
- 必要事項を記入する
- 郵送する
- 1週間~2週間で解約完了
郵送であれば電話の混雑状況に左右されず、確実に手続きできます。ただし、年会費の請求月が近い場合は時間がかかるため、できるだけ早めに郵送してください。
④メールで問い合わせる
電話がつながらない場合、メールで問い合わせることもできます。
- オリコカード公式サイトのメールによるお問い合わせページにアクセスする
- お問い合わせフォームに以下の情報を入力する:
- 氏名
- 生年月日
- 登録住所
- 問い合わせ内容:「解約したいが電話がつながらないため、メールで連絡しました。解約方法を教えてください」
 
- 平日17時以降、または土日祝日に受信した問い合わせは、翌営業日以降に順次回答されます
メールでの問い合わせは回答に時間がかかる場合がありますが、確実に返答が得られます。
⑤チャットサポートを利用する
オリコカード公式サイトにはチャットサポート機能があります。オペレーターとチャットで会話しながら、解約方法について相談できます。
- 電話よりも気軽に利用できる
- 文字で記録が残るため、後から確認しやすい
- 音声を出せない環境でも利用できる
⑥辛抱強く待つ
どうしても電話で解約したい場合は、辛抱強く待つことも必要です。
- 自動音声ガイダンスで「只今電話が大変混み合っております」と案内された場合でも、そのまま待っていればつながることがあります
- 10分~15分程度待つ覚悟で、スピーカーホンにしながら別の作業をして待つのも一つの方法です
トラブル別の最適な対処法まとめ:
| トラブル内容 | 最適な対処法 | 
|---|---|
| 暗証番号を忘れた | 電話で「#」を押して生年月日・電話番号で本人確認、または郵送で解約 | 
| カード番号がわからない | オリコカードセンターに電話(オペレーター対応)、または紛失・盗難ダイヤルに連絡 | 
| カードを紛失・盗難 | 紛失・盗難専用ダイヤル(0120-828-013)に電話し、警察にも届け出 | 
| 電話がつながらない | 時間帯を変えて再度かける、または郵送で解約する | 
| 急いで解約したい | 混雑しにくい早朝や深夜に電話する | 
| 電話が苦手 | 郵送で解約する、またはメール・チャットで相談する | 
どのようなトラブルが発生しても、必ず対処方法がありますので、焦らず適切に対応してください。それでも解決しない場合は、オリコカードセンターのオペレーターに相談すれば、状況に応じた最適な方法を案内してもらえます。
Orico Card(オリコカード)解約後に起こること

Orico Card(オリコカード)を解約した後も、すぐにすべてが終わるわけではありません。解約後も継続される請求や、自動的に解除されるサービス、利用できなくなる機能など、いくつか注意すべき点があります。
このセクションでは、オリコカード解約後に起こることについて詳しく解説し、解約後のトラブルを未然に防ぐための知識をお伝えします。
未払金・分割払い・リボ払いの請求は継続される
オリコカードを解約しても、未払金がある場合は解約後も引き続き請求が続きます。これは多くの方が誤解しやすいポイントですので、十分に理解しておいてください。
解約後も請求が継続される支払い:
- 通常のショッピング利用分:解約前にカードで購入した商品やサービスの代金
- 分割払い:残りの分割回数分が引き続き請求されます
- リボ払い:残高がゼロになるまで毎月の支払いが続きます
- キャッシング:借入残高がゼロになるまで返済が続きます
- ボーナス一括払い:ボーナス時期に請求されます
解約後の支払い条件:
オリコカードを解約しても、未払金が一括請求されることはありません。解約前と同じ条件で、約定通りに支払いを続けることになります。
| 支払い方法 | 解約後の扱い | 
|---|---|
| 1回払い | 予定通りの支払日に引き落とし | 
| 2回払い | 残りの回数分が予定通り引き落とし | 
| 分割払い(3回以上) | 残りの回数分が毎月引き落とし | 
| リボ払い | 残高がゼロになるまで毎月の最低支払額が引き落とし | 
| キャッシング | 残高がゼロになるまで約定返済額が引き落とし | 
| ボーナス払い | ボーナス時期に一括で引き落とし | 
解約後の引き落とし口座:
解約前に登録していた銀行口座から、引き続き引き落としが行われます。口座を解約したり、残高不足にしたりしないよう注意してください。
引き落としができないと、以下のような問題が発生します。
- 延滞扱いになる:信用情報に傷がつく可能性があります
- 遅延損害金が発生する:年14.6%~20.0%程度の遅延損害金が加算されます
- 督促状が届く:郵送や電話で支払いを求められます
- 法的措置を取られる可能性:長期間の延滞は訴訟に発展する場合もあります
一括精算したい場合:
リボ払いや分割払いの残高を、解約を機に一括で返済したいという場合は、繰り上げ返済(一括精算)が可能です。
一括精算の手順:
- お住まいの地域のオリコカードセンターに電話する
- 北海道:011-261-6002
- 東北:022-215-2655
- 関東・甲信越:049-271-3330
- 東海・北陸:052-735-3525
- 近畿:06-6821-3860
- 中国・四国:082-225-5360
- 九州・沖縄:092-722-5477
 
- オペレーターに「繰り上げ返済をしたい」と伝える
- 本人確認を行う
- 氏名、生年月日、住所などを伝えます
 
- 振込先口座情報を教えてもらう
- オリコカードの指定口座情報が案内されます
- 返済金額も確認できます
 
- 指定口座に振り込む
- 銀行やATMから振り込みを行います
- 振込手数料は自己負担となります
 
- 入金確認後、残高がゼロになる
- 振込から数営業日で処理が完了します
 
一括精算のメリット:
- 分割手数料やリボ手数料を節約できる
- 早く完済できるため、精神的に楽になる
- 信用情報への影響を最小限にできる
Web明細が自動解除され、明細書発行手数料が発生する
オリコカードを解約すると、Web明細サービス(eオリコサービスの利用明細閲覧機能)が自動的に解除されます。そのため、解約後に未払金がある場合は、紙の利用代金明細書が郵送されることになります。
明細書発行手数料について:
紙の利用代金明細書が郵送される場合、1通あたり220円(税込)の明細書発行手数料が発生します。この手数料は2024年8月に改定されたものです。
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 明細書発行手数料 | 1通220円(税込) | 
| 請求タイミング | 明細書が郵送される都度 | 
| 対象 | 解約後に残高がある場合の毎月の明細書 | 
明細書発行手数料の例:
例えば、リボ払いの残高が10万円あり、毎月1万円ずつ返済する場合:
- 完済まで10ヶ月かかる
- 明細書が10回郵送される
- 明細書発行手数料:220円 × 10回 = 2,200円
リボ払いや分割払いの残高が多いほど、明細書発行手数料の負担も大きくなります。
明細書発行手数料を節約する方法:
明細書発行手数料を節約したい場合は、以下の方法を検討してください。
- 解約前に残高を完済する
- 最も確実な方法です
- 解約後に明細書が発行されないため、手数料がかかりません
 
- 解約後に一括精算する
- 解約後すぐに繰り上げ返済を行うことで、明細書の発行回数を減らせます
- オリコカードセンターに電話して振込先を確認してください
 
- リボ払いの返済額を増額する
- 毎月の返済額を増やすことで、完済までの期間を短縮できます
- ただし、解約後は返済額の変更ができないため、解約前に変更する必要があります
 
Web明細の確認方法:
解約後はeオリコサービスでWeb明細を確認することができなくなりますが、解約前の明細であれば一定期間閲覧可能な場合があります。解約前に必要な明細は印刷またはPDF保存しておくことをおすすめします。
明細書の内容:
解約後に郵送される紙の明細書には、以下の情報が記載されています。
- 当月の請求額
- 支払日
- 利用明細(店名・利用日・金額)
- 分割払い・リボ払いの残高
- 次回以降の支払予定
オリコポイント・暮らスマイルは即座に失効
オリコカードを解約すると、貯まっていたオリコポイントと暮らスマイルは即座に失効します。解約後にポイントを使うことはできませんし、復活させることもできません。
失効するポイント:
- オリコポイント:カードショッピング利用で貯まるポイント
- 暮らスマイル:カードショッピング1,000円につき1スマイル貯まるポイント
- 付与予定のポイント:利用したがまだポイント付与されていない分も失効します
- キャンペーンポイント:エントリー中のキャンペーンで獲得予定だったポイントも無効になります
ポイント失効のタイミング:
| タイミング | ポイントの状態 | 
|---|---|
| 解約手続き完了時 | 即座に失効(利用不可になる) | 
| 解約手続き中 | 解約処理が完了するまでは利用可能(ただしリスクあり) | 
| 解約後 | 復活不可・交換不可 | 
解約前に必ずポイントを使い切る:
ポイントを無駄にしないために、解約前に必ずポイントをすべて交換または利用してください。
オリコポイントの交換先例:
- Amazonギフト券:500ポイント~(リアルタイム交換可能)
- 楽天ポイント:500オリコポイント = 500楽天ポイント
- Vポイント:500オリコポイント = 500ポイント
- dポイント:500オリコポイント = 500dポイント
- Pontaポイント:500オリコポイント = 500Pontaポイント
- WAONポイント:500オリコポイント = 500WAONポイント
- ギフト券各種:QUOカード、nanacoギフト、App Store & iTunes ギフトカードなど
暮らスマイルの交換方法:
暮らスマイルは、オリコポイントに移行してから使うことをおすすめします。
- 交換レート:1スマイル = 5オリコポイント
- 最低交換単位:1スマイルから交換可能
- 暮らスマイル単体では200スマイルから交換できますが、オリコポイントに移行すれば少ない単位でも利用できます
ポイント交換の注意点:
- ポイント交換には数日~1週間程度かかる場合があります
- 解約予定日の1週間前までには交換手続きを完了させておくことをおすすめします
- 交換申請中に解約してしまうと、ポイント交換が無効になる可能性があります
エントリー中のキャンペーンも無効:
解約すると、エントリー中のキャンペーンも自動的に無効になります。
- 「○○円以上利用で△△ポイントプレゼント」などのキャンペーンにエントリーしていても、解約すればポイントはもらえません
- キャンペーン達成前に解約する場合は、ポイント付与を諦めることになります
家族カード・ETCカード・QUICPay・iDも利用不可に
オリコカードの本会員カードを解約すると、それに紐づいているすべてのカードやサービスも自動的に利用できなくなります。これは非常に重要なポイントですので、解約前に必ず確認してください。
利用できなくなるカード・サービス:
| カード・サービス | 解約後の状態 | 注意点 | 
|---|---|---|
| 家族カード | 自動的に利用停止・解約 | 家族が使用中の場合は事前に相談が必要 | 
| ETCカード | 自動的に利用停止・解約 | 高速道路利用前に代替カードを準備 | 
| QUICPayカード | 利用停止 | 電子マネー残高がある場合も利用不可 | 
| iD(スマホ連携) | 利用停止 | Apple PayやGoogle Payから削除される | 
| QUICPay(スマホ連携) | 利用停止 | Apple PayやGoogle Payから削除される | 
| Apple Pay | オリコカードが削除される | Wallet内から自動的に消える | 
| Google Pay | オリコカードが削除される | アプリ内から自動的に消える | 
家族カードについて:
本会員カードを解約すると、家族カードも自動的に解約されます。家族が日常的にカードを使用している場合は、以下の点に注意してください。
- 事前に家族に相談する:解約日を伝え、代替カードを準備してもらう
- 定期支払いを確認する:家族カードで公共料金や携帯料金などを支払っていないか確認する
- 代替カードを作る:新しいクレジットカードの家族カードを発行する
- 解約後は使用できない:誤って使用するとエラーになるため、すぐにハサミで切って処分する
ETCカードについて:
ETCカードも本会員カードと同時に解約されます。高速道路を頻繁に利用する方は注意が必要です。
- 解約前に代替ETCカードを準備する:新しいクレジットカードでETCカードを発行しておく
- 車載器のカードを差し替える:新しいETCカードを車載器にセットする
- 旧ETCカードは処分する:解約後はハサミで切って処分する
- 高速道路利用前に必ず確認:解約済みのETCカードで料金所を通過しようとするとゲートが開きません
QUICPay・iDについて:
スマートフォンのApple PayやGoogle Payに登録しているQUICPayやiDも、カード解約と同時に利用できなくなります。
- 解約後は自動的に削除される:Wallet内やGoogle Payアプリ内から消えます
- コンビニや店舗で使用不可:レジで「QUICPayで」「iDで」と伝えても決済できません
- 代替の電子マネーを登録する:新しいクレジットカードをApple PayやGoogle Payに登録しておく
定期支払いへの影響:
家族カードやETCカードで定期支払いを設定している場合、解約前に必ず変更手続きを行ってください。
- 携帯電話料金
- 高速道路の定期利用料金
- サブスクリプションサービス
- 保険料
- その他の月額サービス
解約したカードの処分方法
オリコカードの解約手続きが完了したら、手元にあるすべてのカードを適切に処分する必要があります。解約済みのカードであっても、不正利用のリスクを完全にゼロにするため、慎重に処分してください。
処分が必要なカード:
- 本会員カード
- 家族カード
- ETCカード
- QUICPayカード
- その他の追加カード
正しいカード処分方法:
- カードをハサミで細かく切断する
- ICチップ部分を念入りに切断してください(カード表面の金色のチップ)
- 磁気ストライプ部分も念入りに切断してください(カード裏面の黒い帯)
- カード番号部分も細かく切断してください
- 氏名部分も切断してください
- 最低でも8片以上に分割することをおすすめします
 
- 切断したカード片を分散して捨てる
- すべてのカード片を同じゴミ袋に入れないでください
- 複数回に分けて、別々のゴミ袋に捨ててください
- 可能であれば、別の日に捨てるとより安全です
 
- シュレッダーがあれば利用する
- カード対応のシュレッダーがあれば、最も安全です
- オフィス用の業務用シュレッダーであれば、カードも細かく裁断できます
- 家庭用シュレッダーの場合は、カード対応かどうか確認してください
 
カード切断時の注意点:
- ICチップは硬いため、普通のハサミでは切りにくい場合があります。キッチンバサミや金属切断用のハサミを使うと切りやすいです
- 切断時にカード片が飛び散ることがあるため、広めの場所で行い、すべての破片を回収してください
- 怪我に注意してください。カードの切断面は鋭利になることがあります
処分してはいけない方法:
- そのまま捨てる:絶対にやめてください。カード情報が悪用される危険があります
- 大きく2~3片に切っただけで捨てる:情報が復元される可能性があります
- すべてのカード片を同じゴミ袋に入れる:復元されるリスクがあります
- 公共の場所のゴミ箱に捨てる:誰でもアクセスできる場所のゴミ箱は避けてください
処分のタイミング:
カードの処分は、解約手続きが完了した直後に行ってください。解約済みのカードを放置すると、以下のリスクがあります。
- 誤って使用してしまう(エラーになる)
- 家族が誤って使用してしまう
- 紛失や盗難のリスク
- 不正利用のリスク
カード情報の記録を残さない:
カード番号や暗証番号をメモした紙、パソコンやスマートフォンに保存していたカード情報も、解約後は削除してください。
- 手帳やノートに書いたカード番号を消す
- パソコンのメモ帳やエクセルファイルから削除する
- スマートフォンのメモアプリから削除する
- ブラウザに保存されたカード情報を削除する
オンラインサービスからもカード情報を削除:
Amazon、楽天市場、その他のオンラインショッピングサイトに登録していたオリコカード情報も削除してください。
- 各サービスにログインする
- 支払い方法の管理画面を開く
- 登録されているオリコカードを削除する
- 必要に応じて、新しいクレジットカードを登録する
カード処分の確認チェックリスト:
- □ 本会員カードをハサミで切断した
- □ 家族カードをハサミで切断した
- □ ETCカードをハサミで切断した
- □ QUICPayカードをハサミで切断した
- □ ICチップ部分を念入りに切断した
- □ 磁気ストライプ部分を念入りに切断した
- □ カード番号部分を切断した
- □ カード片を複数回に分けて捨てた
- □ カード情報のメモを処分した
- □ パソコン・スマホのカード情報を削除した
- □ オンラインサービスからカード情報を削除した
以上が、オリコカード解約後に起こることの詳細です。解約後も未払金の支払いは続くこと、ポイントは即座に失効すること、関連するすべてのカードやサービスが使えなくなること、そして解約済みカードは適切に処分することを、しっかりと理解しておいてください。
Orico Card(オリコカード)の特殊なケース別解約方法

Orico Card(オリコカード)の解約には、通常の本会員カード解約以外にも、特殊なケースに応じた解約方法があります。家族カードだけを解約したい、ETCカードだけを解約したい、ビジネスカードを解約したい、契約者が亡くなった場合など、状況によって手続き方法が異なります。
このセクションでは、特殊なケース別の解約方法について詳しく解説します。
家族カードのみを解約する方法
オリコカードの本会員カードは残したまま、家族カードだけを解約したいという場合があります。家族が独立した、家族が別のクレジットカードを作った、家族カードが不要になったなどの理由で、家族カードのみを解約することが可能です。
家族カードのみ解約できる条件:
- 本会員カードは継続して使用する
- 特定の家族カードだけを解約したい
- 複数の家族カードのうち、一部だけを解約したい
家族カードのみを解約する手順:
家族カードのみの解約は、郵送のみで手続き可能です。電話での解約はできませんので注意してください。
- 脱会届をダウンロードまたは資料請求する
- オリコカード公式サイトから脱会届をダウンロードする
- または、資料請求フォームから脱会届を郵送してもらう
 
- 脱会届に必要事項を記入する
- 本人会員の情報を記入します(氏名、生年月日、住所、電話番号など)
- 「ご解約されるカード番号」欄に、解約したい家族カードの番号のみを記入します
- 本会員のカード番号は記入しないでください(記入すると本会員カードも解約されてしまいます)
 
- 脱会届を郵送する
- PDFをダウンロードした場合:84円切手を貼って郵送
- 資料請求した場合:同封の返送用封筒で郵送(切手不要)
 
- 解約完了を待つ
- 脱会届を投函してから1週間~2週間程度で解約手続きが完了します
 
- 解約した家族カードを処分する
- 解約完了後、お手元にある家族カードをハサミで切って処分してください
 
脱会届の記入例(家族カードのみ解約の場合):
| 記入項目 | 記入内容 | 
|---|---|
| 氏名 | 本人会員の氏名を記入 | 
| 生年月日 | 本人会員の生年月日を記入 | 
| 住所 | 本人会員の登録住所を記入 | 
| 電話番号 | 本人会員の連絡先を記入 | 
| ご解約されるカード番号 | 解約したい家族カードの番号のみを記入(本会員カード番号は記入しない) | 
重要な注意点:
- 本会員カード番号を記入すると、本会員カードも解約されてしまいますので、絶対に記入しないでください
- 複数の家族カードを同時に解約したい場合は、解約したい家族カード番号をすべて記入してください
- 家族カード会員本人ではなく、本会員が手続きを行う必要があります
- 家族カード会員が単独で解約手続きをすることはできません
家族カードのみ解約する際の確認事項:
- 家族カードで定期支払いを設定していないか確認する
- 家族カードに未払金がある場合、解約後も請求は継続される
- 家族に解約することを事前に伝える
- 家族が誤って解約済みカードを使用しないよう、すぐに処分する
ETCカードのみを解約する方法
オリコカードの本会員カードは残したまま、ETCカードだけを解約したいという場合も、家族カードと同様に郵送で手続きできます。ETCカードを使わなくなった、車を手放した、別のETCカードに切り替えたなどの理由でETCカードのみを解約することが可能です。
ETCカードのみ解約できる条件:
- 本会員カードは継続して使用する
- ETCカードだけを解約したい
- 複数のETCカードを発行している場合、一部だけを解約したい
ETCカードのみを解約する手順:
ETCカードのみの解約も、郵送のみで手続き可能です。
- 脱会届をダウンロードまたは資料請求する
- オリコカード公式サイトから脱会届をダウンロードする
- または、資料請求フォームから脱会届を郵送してもらう
 
- 脱会届に必要事項を記入する
- 本人会員の情報を記入します(氏名、生年月日、住所、電話番号など)
- 「ご解約されるカード番号」欄に、解約したいETCカードの番号のみを記入します
- 本会員のカード番号は記入しないでください
 
- 脱会届を郵送する
- PDFをダウンロードした場合:84円切手を貼って郵送
- 資料請求した場合:同封の返送用封筒で郵送(切手不要)
 
- 解約完了を待つ
- 脱会届を投函してから1週間~2週間程度で解約手続きが完了します
 
- 解約したETCカードを処分する
- 解約完了後、お手元にあるETCカードをハサミで切って処分してください
- 車載器からETCカードを抜き取ることを忘れずに行ってください
 
ETCカードのみ解約する際の注意点:
- 本会員カード番号を記入すると、本会員カードとETCカードの両方が解約されますので注意してください
- ETCカードに未払金(未精算の高速道路利用料金)がある場合、解約後も請求は継続されます
- 解約したETCカードは即座に利用できなくなりますので、高速道路利用前に必ず確認してください
- 車載器に解約済みのETCカードが挿入されていると、料金所でゲートが開きませんので注意してください
ETCカードを解約する前に確認すべきこと:
| 確認項目 | 内容 | 
|---|---|
| 未精算の通行料金 | 最後にETCカードを使用してから、請求が確定するまで数日かかります。未精算分は解約後も請求されます。 | 
| 車載器からの抜き取り | 車載器にETCカードが挿入されたままになっていないか確認してください。 | 
| 代替ETCカードの準備 | 今後も高速道路を利用する場合は、別のETCカードを準備してください。 | 
| ETC割引の適用 | 深夜割引、休日割引などのETC割引が受けられなくなります。 | 
ETCカードの年会費について:
オリコETCカードは年会費無料ですので、特に使用していなくても年会費がかかることはありません。そのため、今後使う可能性がある場合は、無理に解約せず保有しておくことも選択肢の一つです。
オリコビジネスカードの解約方法
法人向けのオリコビジネスカードを解約する場合は、一般カードとは手続き方法が一部異なります。ビジネスカードは会社の経費管理や従業員の利用状況など、法人特有の事情があるため、解約前に社内で十分に確認する必要があります。
オリコビジネスカードの種類:
- オリコビジネスカード(一般法人カード)
- コーポレートカード(大企業向け)
- その他の法人向けクレジットカード
オリコビジネスカードの解約方法:
ビジネスカードの解約は、資料請求方式には対応していません。以下のいずれかの方法で手続きしてください。
①電話で解約する方法:
- オリコカードセンターに電話する
- 地域別の電話番号にかけてください(一般カードと同じ番号です)
 
- オペレーターに「ビジネスカードを解約したい」と伝える
- 本人確認を行う
- 法人名
- 代表者氏名
- 登録住所
- カード番号
 
- 解約理由を聞かれる場合がある
- 「事業を縮小した」「別のカードに切り替える」など、簡単に理由を伝えます
 
- 解約手続きが完了
- オペレーターが解約手続きを進めてくれます
 
②郵送(PDF方式)で解約する方法:
- オリコカード公式サイトから「脱会(解約)届(ビジネスカード)」をダウンロードする
- オリコカードのご解約手続きページにアクセス
- 「脱会(解約)届(ビジネスカード)」のPDFをダウンロード
 
- 印刷して必要事項を記入する
- 法人名
- 代表者氏名
- 法人住所
- 連絡先電話番号
- 解約するカード番号
 
- 84円切手を貼って郵送する
- 1週間~2週間で解約完了
オリコビジネスカード解約時の注意点:
- 資料請求方式は利用できません。電話またはPDF方式で手続きしてください
- 従業員カード(追加カード)も同時に解約されます
- 社内の経理部門や総務部門に事前確認が必要です
- 経費精算システムとの連携を確認してください
- 未精算の経費がないか確認してください
- 定期支払い(サーバー代、ソフトウェアライセンス料など)を別の支払い方法に変更してください
ビジネスカード解約前の社内確認事項:
| 確認項目 | 確認内容 | 
|---|---|
| 代表者の承認 | 法人カードの解約には代表者の承認が必要です | 
| 従業員への通知 | 従業員カードを使用している社員に解約日を通知します | 
| 経費精算 | すべての経費が精算済みか確認します | 
| 定期支払い | 法人カードで支払っているサービスを洗い出し、変更します | 
| 会計処理 | 未払金の会計処理方法を経理部門と確認します | 
契約者が死亡した場合の解約手続き
オリコカードの契約者(本会員)が死亡した場合は、相続人が解約手続きを行う必要があります。契約者本人が亡くなった場合、カードの名義変更はできず、必ず解約となります。
契約者死亡時の基本的な流れ:
- 相続人がオリコカードセンターに連絡する
- 死亡の事実を伝え、必要書類を確認する
- 公的書類を準備する
- 書類を提出して解約手続きを進める
- 未払金がある場合は相続人が支払う
連絡先の選択:
契約内容によって連絡先が異なります。
| 契約内容 | 連絡先 | 
|---|---|
| クレジットカード・ローンカード | オリコカードセンター(地域別の電話番号) | 
| カード以外のローン(オートローン、ショッピングクレジットなど) | クレジットセンター(地域別の電話番号) | 
必要な公的書類と連絡先
契約者が死亡した場合の解約手続きには、死亡を証明する公的書類の提出が必要になります。ただし、契約状況によっては書類提出が不要な場合もあるため、まずはオリコカードセンターに電話して確認してください。
必要になる可能性がある公的書類:
- 戸籍謄本(全部事項証明書)
- 住民票(除票):死亡の記載があるもの
- 死亡診断書のコピー
- 相続人であることを証明する書類(戸籍謄本で確認できる場合が多い)
電話連絡時に伝える情報:
- 連絡者の情報
- 連絡者の氏名
- 連絡者の電話番号
- 契約者(故人)との続柄(配偶者、子、親など)
 
- 契約者(故人)の情報
- 故人の氏名
- 故人の生年月日
- 死亡日
- カード番号(わかる場合)
 
オリコカードセンター(クレジットカード・ローンカードの場合):
| 地域 | 電話番号 | 
|---|---|
| 北海道 | 011-261-6002 | 
| 東北 | 022-215-2655 | 
| 関東・甲信越 | 049-271-3330 | 
| 東海・北陸 | 052-735-3525 | 
| 近畿 | 06-6821-3860 | 
| 中国・四国 | 082-225-5360 | 
| 九州・沖縄 | 092-722-5477 | 
クレジットセンター(カード以外のローンの場合):
| 地域 | 電話番号 | 
|---|---|
| 北海道 | 011-214-5533 | 
| 東北 | 022-266-6431 | 
| 関東・甲信越(オートローン) | 03-5213-6981 | 
| 関東・甲信越(ショッピングクレジット) | 03-6633-1057 | 
| 東海・北陸 | 052-231-3711 | 
| 近畿 | 06-6263-3100 | 
| 中国・四国 | 082-225-5300 | 
| 九州・沖縄 | 092-441-7311 | 
未払金・債務がある場合の対応:
契約者が死亡した時点で、カードに未払金やリボ払い、キャッシングなどの債務が残っている場合、その債務は相続人に相続されます。
債務相続の対応方法:
- 単純承認:プラスの財産もマイナスの財産(借金)も全て相続する
- 限定承認:プラスの財産の範囲内でマイナスの財産を相殺する形で相続する
- 相続放棄:プラスの財産もマイナスの財産も一切相続しない
相続に関する専門的な判断が必要な場合は、弁護士、司法書士、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。
家族カード・ETCカードも解約:
本会員が死亡した場合、それに紐づいている家族カードやETCカードも全て解約となります。家族カードを使用していた配偶者や子供も、カードが使えなくなりますので、事前に新しいクレジットカードを準備しておくことをおすすめします。
団体保険に加入している場合:
オリコカードを団体契約者とする団体保険に加入していた場合、カード解約により保険資格を喪失します。保険の継続や別の保険への加入について、保険会社に確認してください。
複数枚のカードの中から1枚だけ解約する方法
オリコカードを複数枚保有している場合、そのうち1枚だけを解約したいというケースがあります。例えば、「Orico Card THE POINT」と「THE POINT PREMIUM GOLD」の両方を持っていて、どちらか一方だけを解約したい場合などです。
複数枚保有のケース例:
- グレードの異なるカードを複数保有している(一般カードとゴールドカードなど)
- 国際ブランドの異なるカードを複数保有している(MastercardとVISAなど)
- 提携カードと通常カードを複数保有している
複数枚の中から1枚だけ解約する方法:
複数枚のうち特定の1枚だけを解約する場合も、通常の解約手続きと同じ方法で行えます。
①電話で解約する場合:
- オリコテレホンサービスに電話する
- 固定電話から:0120-911-004
- 携帯電話から:03-5877-5555
 
- 音声ガイダンスに従って操作する
- サービス番号「80」を入力
- 解約したいカードの番号16桁を入力
- 暗証番号4桁を入力
 
- 解約手続き完了
- 入力したカード番号のカードのみが解約されます
- 他のカードは継続して使用できます
 
②郵送で解約する場合:
- 脱会届をダウンロードまたは資料請求する
- 脱会届に必要事項を記入する
- 氏名、生年月日、住所などを記入
- 「ご解約されるカード番号」欄に、解約したいカードの番号のみを記入
- 残したいカードの番号は記入しない
 
- 脱会届を郵送する
- 1週間~2週間で解約完了
重要な注意点:
- 解約したいカードの番号を正確に記入する:カード番号を間違えると、残したいカードを解約してしまう可能性があります
- 複数枚同時に解約することも可能:脱会届に複数のカード番号を記入すれば、一度の手続きで複数枚を解約できます
- 各カードの年会費請求タイミングを確認:解約するカードの年会費請求月を確認し、無駄な年会費を支払わないようにしましょう
- 各カードのポイントは個別に管理:カードごとにポイントが別々に貯まっている場合は、解約前に全てのポイントを使い切ってください
複数枚保有時の確認チェックリスト:
| 確認項目 | 内容 | 
|---|---|
| 解約するカードの特定 | カード券面のデザイン、カード名称、カード番号で確実に特定する | 
| 各カードの年会費 | どのカードに年会費がかかっているか確認する | 
| 各カードのポイント残高 | eオリコサービスで各カードのポイントを個別に確認する | 
| 各カードの定期支払い | どのカードでどのサービスを支払っているか確認する | 
| 各カードの未払金 | 解約するカードに未払金がないか確認する | 
どのカードを残すべきか迷った場合:
複数枚のうちどれを残すか迷った場合は、以下の基準で判断してください。
- 年会費:年会費無料のカードを残す
- ポイント還元率:還元率の高いカードを残す
- 特典:旅行保険やショッピング保険など、必要な特典があるカードを残す
- 国際ブランド:利用頻度の高い国際ブランド(VISAやMastercardなど)のカードを残す
- 利用実績:メインで使っているカードを残す
以上が、オリコカードの特殊なケース別解約方法です。状況に応じて適切な手続き方法を選択し、スムーズに解約を進めてください。
Orico Card(オリコカード)解約に関するよくある質問(FAQ)

Orico Card(オリコカード)の解約に関して、多くの方が疑問に思う点をよくある質問(FAQ)形式でまとめました。解約前に不安な点や疑問点がある方は、こちらを参考にしてください。
オリコカードはネット(Web)で解約できますか?
回答:いいえ、オリコカードはWebでは解約できません。
オリコカードの解約は、電話または郵送のみで手続き可能です。eオリコサービス(会員専用Webサイト)からは解約手続きができませんので注意してください。
解約可能な方法:
- 電話での解約:オリコテレホンサービス(0120-911-004または03-5877-5555)に電話して自動音声ガイダンスで手続き
- 郵送での解約:脱会届をダウンロードまたは資料請求して、記入後に郵送
Webで解約できない理由:
クレジットカードの解約は重要な手続きであり、本人確認を厳格に行う必要があるため、オリコカードではWeb上での解約手続きを提供していません。電話や郵送での手続きにより、より確実な本人確認を行っています。
最も早く解約したい場合:
急いで解約したい場合は、電話での解約が最も早い方法です。24時間年中無休で受け付けており、約3営業日で解約処理が完了します。
eオリコの「退会」とカード解約の違いは?
回答:eオリコの「退会」は会員サイトの利用を停止するだけで、クレジットカード本体は解約されません。
多くの方が混同しやすいポイントですが、eオリコサービスの退会とオリコカードの解約は全く別の手続きです。
eオリコサービスの「退会」とは:
- eオリコサービス(会員専用Webサイト)の利用登録を解除する手続き
- Web明細の閲覧ができなくなる
- ポイント交換などのオンライン手続きができなくなる
- クレジットカード本体は引き続き利用可能
- カードの利用自体は継続される
オリコカードの「解約」とは:
- クレジットカード契約そのものを終了する手続き
- カードが完全に使えなくなる
- 貯まっているポイントが失効する
- 家族カードやETCカードも同時に解約される
- 電話または郵送でのみ手続き可能
正しい手続きの順序:
- クレジットカードを解約したい場合:電話または郵送でカード解約手続きを行う
- eオリコサービスのメール配信を停止したい場合:カード解約後、別途eオリコサービスから退会する
注意点:
オリコカードを解約しても、eオリコサービスやオリコポイントゲートウェイは自動的に退会されません。カード解約後も無関係なメールが届き続ける場合がありますので、メール配信を停止したい場合は、各サービスから個別に退会手続きを行ってください。
解約後に年会費が請求されるのはなぜ?
回答:更新月(有効期限月の翌月)を過ぎてから解約したため、すでに年会費が確定しているからです。
オリコカードの年会費は、カードの有効期限月の翌月(更新月)に請求されます。更新月を過ぎてから解約すると、すでに年会費が確定しているため、解約後も請求が来ます。
年会費請求のタイミング:
| カードの有効期限 | 更新月(年会費請求月) | 年会費を避ける解約期限 | 
|---|---|---|
| 2025年8月 | 2025年9月 | 2025年8月31日まで | 
| 2025年12月 | 2026年1月 | 2025年12月31日まで | 
| 2026年3月 | 2026年4月 | 2026年3月31日まで | 
例:
カードの有効期限が2025年8月の場合、年会費は2025年9月に請求されます。2025年8月31日までに解約手続きを完了すれば年会費は請求されませんが、2025年9月1日以降に解約した場合は、すでに年会費が確定しているため請求されます。
年会費を無駄にしないための対策:
- カード表面の有効期限を確認する
- 有効期限月の末日までに解約手続きを完了させる
- 郵送で解約する場合は、処理に時間がかかるため、有効期限月の中旬までには郵送を完了させる
- 電話で解約する場合は、有効期限月の末日の3営業日前までに電話する
解約すると年会費は返金されますか?
回答:いいえ、一度請求された年会費は返金されません。
オリコカードでは、すでに支払った年会費の返金は一切行っていません。たとえ年会費を支払った直後に解約しても、日割り計算や返金は行われませんので注意してください。
年会費返金不可の具体例:
- 9月に年会費1,375円が引き落とされた
- 10月にカードを解約した
- → 1ヶ月しか使っていないが、年会費1,375円は返金されない
年会費を無駄にしないための対策:
- 年会費請求前に解約する
- 有効期限月の末日までに解約手続きを完了させる
 
- 年会費分の特典を使い切ってから解約する
- ゴールドカードやプラチナカードの場合、年会費に見合った特典(空港ラウンジ、旅行保険など)を活用してから解約する
 
- 年会費無料カードに切り替える
- 年会費がかかるカードから年会費無料カードに切り替えることも検討する(ただし、オリコカードでは同一会社内でのカード切り替えサービスはないため、一度解約して再申込が必要)
 
年会費がかかるオリコカードの例:
- Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD:年会費1,986円(税込)
- Orico Card THE PLATINUM:年会費20,370円(税込)
これらのカードを保有している場合は、年会費請求のタイミングに特に注意してください。
解約完了の確認方法は?
回答:電話で確認するか、郵送で「脱会完了通知書の送付希望」に○をつけることで確認できます。
オリコカードの解約手続き後、解約が正式に完了したかどうかを確認する方法は、解約方法によって異なります。
①電話で解約した場合の確認方法:
電話で解約した場合、解約完了通知は自動的には送られてきません。解約完了を確認したい場合は、以下の方法で確認してください。
オリコカードセンターに電話して確認:
- お住まいの地域のオリコカードセンターに電話する
- オペレーターに「解約手続きが完了しているか確認したい」と伝える
- 本人確認(氏名、生年月日、住所など)を行う
- オペレーターが解約状況を確認して回答してくれる
②郵送で解約した場合の確認方法:
郵送で解約する場合、脱会届に「脱会完了通知の希望」という項目があります。この欄で「送付希望」に○をつけると、解約手続き完了後に脱会完了通知書が郵送されます。
- 「送付希望」に○をつける → 解約完了後、通知書が郵送される
- 「不要」に○をつける → 通知書は送られてこない
③メールで確認する方法:
オリコカード公式サイトのメールによるお問い合わせページから、解約状況を問い合わせることもできます。
- お問い合わせフォームに必要事項を入力する
- 問い合わせ内容に「○月○日に解約手続きをしましたが、解約が完了しているか確認したい」と記入する
- 平日17時以降、または土日祝日に受信した問い合わせは、翌営業日以降に順次回答される
解約完了のタイミング:
| 解約方法 | 解約完了までの期間 | 
|---|---|
| 電話での解約 | 約3営業日 | 
| 郵送での解約(PDF方式) | 1週間~2週間 | 
| 郵送での解約(資料請求方式) | 3週間程度 | 
解約完了通知書が必要な場面:
住宅ローンや自動車ローンの審査時に、クレジットカードを解約したことを証明する必要がある場合は、必ず「送付希望」に○をつけて脱会完了通知書を受け取ってください。
解約後に再入会はできますか?
回答:はい、解約後に再入会することは可能ですが、再度審査が必要で、入会キャンペーンの対象外となります。
オリコカードを一度解約した後でも、再度申し込むことは可能です。ただし、以前入会していたからといって審査が免除されることはなく、新規入会と同じように審査が行われます。
再入会時の注意点:
- 審査が必須:再入会時も信用情報が確認され、審査が行われます
- 審査で落ちる可能性:信用情報に問題がある場合、入会を断られることがあります
- 入会キャンペーンの対象外:「○○ポイントプレゼント」などの新規入会キャンペーンは適用されません
- ポイントは引き継がれない:以前貯めていたポイントは復活しません
- カード番号が変わる:新しいカード番号が発行されます
- 利用可能枠も再審査:以前の利用可能枠は引き継がれず、再度審査されます
短期間での入退会を繰り返すリスク:
入会キャンペーン目的で短期間に入会と解約を繰り返すと、以下のリスクがあります。
- 信用情報に悪影響:クレジットヒストリーに頻繁な入退会の記録が残る
- 次回の審査で不利:入会特典目的とみなされ、審査で落とされる可能性が高くなる
- 他社カードの審査にも影響:他のクレジットカード会社からも警戒される
- ブラックリスト入り:悪質な場合、社内ブラックリストに登録される可能性がある
再入会を検討する前に:
再入会するメリットはほとんどありませんので、以下の点を検討してから判断してください。
- 本当に解約する必要があるのか再検討する
- 年会費無料カードであれば、使わなくても保有し続けることを検討する
- 別のクレジットカード会社のカードを検討する
家賃支払いに使っているオリコカードは解約できますか?
回答:賃貸契約の条件になっている場合は解約できない可能性があります。まず管理会社に相談してください。
アパートやマンションを借りる際に、オリコカードの契約が賃貸条件になっているケースがあります。この場合、オリコカードは家賃保証会社としての役割を果たしており、カードを解約すると賃貸契約に影響する可能性があります。
解約できるケース:
- すでにその物件から引っ越している:現在住んでいない場合は問題なく解約できます
- 管理会社の承認を得た:別の家賃保証会社を立てる、保証人を立てるなどの条件で解約を承認してもらえる場合があります
解約できないケース:
- まだその物件に住んでいる:オリコカードの契約が賃貸条件になっている場合、解約できないことがあります
- 管理会社が解約を認めない:代替の保証手段が用意できない場合は解約が難しい可能性があります
家賃支払いに使っているオリコカードを解約したい場合の手順:
- 賃貸契約書を確認する
- オリコカードの契約が賃貸条件になっているか確認する
- 「家賃保証」「賃貸保証」などの文言があるか確認する
 
- 管理会社または大家さんに相談する
- 「オリコカードを解約したいが可能か」と相談する
- 解約する理由を説明する
 
- 代替の保証手段を提案する
- 別の家賃保証会社と契約する
- 連帯保証人を立てる
- 別のクレジットカードで家賃支払いに切り替える
 
- 管理会社の承認を得てから解約する
- 管理会社の承認が得られたら、オリコカードを解約する
 
注意点:
管理会社の承認を得ずにオリコカードを解約すると、賃貸契約違反となり、以下のようなトラブルに発展する可能性があります。
- 契約解除を求められる
- 退去を求められる
- 損害賠償を請求される
必ず事前に管理会社に相談してから解約手続きを進めてください。
半年以内に解約すると問題がありますか?
回答:入会特典目的とみなされ、信用情報に悪影響を与える可能性があります。できれば半年以上経ってから解約することをおすすめします。
クレジットカードを発行してから半年以内に解約すると、カード会社から「入会特典目的で申し込んだのではないか」と疑われ、信用情報に悪影響を与える可能性があります。
半年以内の解約がもたらすリスク:
- 信用情報に記録が残る:短期間での入退会は信用情報機関に記録されます
- 次回のカード審査で不利:他のクレジットカードを申し込む際、審査で不利になる可能性があります
- オリコカードの社内ブラックリスト入り:将来的にオリコカードに再度申し込んでも審査で落とされる可能性があります
- 入会特典の返還請求:入会特典でもらったポイントの返還を求められる場合があります
半年以内に解約しても問題ない場合:
ただし、以下のようなやむを得ない理由がある場合は、半年以内でも解約して問題ありません。
- 転職や収入減少で年会費の支払いが困難になった
- 海外赴任や長期出張でカードを使う機会がなくなった
- カードを紛失し、再発行よりも解約を選択した
- 家族の事情で急遽解約が必要になった
このような場合は、オリコカードセンターに電話して解約理由を説明すれば、オペレーターも理解してくれます。
推奨される保有期間:
| 保有期間 | 評価 | 
|---|---|
| 半年未満 | × 入会特典目的とみなされるリスクが高い | 
| 半年~1年 | △ できれば1年以上保有してから解約する方が安全 | 
| 1年以上 | ○ 信用情報への悪影響は最小限 | 
年会費無料カードの場合:
Orico Card THE POINTなどの年会費無料カードの場合は、無理に解約せず、使わなくても保有し続けることも選択肢の一つです。年会費がかからないため、保有し続けてもコストはかかりません。
ブランドやデザインを変更したい場合は?
回答:オリコカードではブランドやデザインの変更はできません。変更したい場合は一度解約して再申込が必要ですが、おすすめしません。
オリコカードでは、国際ブランド(VISA、Mastercard、JCBなど)やカードデザインを途中で変更することはできません。どうしても変更したい場合は、一度カードを解約してから、希望するブランドやデザインのカードに再度申し込む必要があります。
ブランド・デザイン変更のために解約・再申込をする場合のデメリット:
- 入会キャンペーンの対象外:再入会時は入会特典がもらえません
- ポイントが失効する:解約時に貯まっていたポイントは全て失効します
- 利用可能枠がリセット:以前の利用可能枠は引き継がれず、再度審査されます
- カード番号が変わる:定期支払いの変更手続きが必要になります
- 審査で落ちる可能性:再申込時に審査で落とされる可能性があります
- クレジットヒストリーへの影響:短期間での入退会は信用情報に記録されます
おすすめの対応方法:
ブランドやデザインを変更したい場合は、解約・再申込ではなく、以下の方法を検討してください。
①複数のカードを保有する:
- 今持っているオリコカードはそのまま保有し、別の国際ブランドのオリコカードを追加で申し込む
- 例:VISAカードを持っている場合、Mastercardのカードを追加で申し込む
- 2枚持ちになりますが、両方とも活用できます
②別のクレジットカード会社のカードを作る:
- オリコカード以外の、希望するブランド・デザインのクレジットカードを申し込む
- 楽天カード、イオンカード、三井住友カードなど、他社のカードを検討する
- オリコカードは年会費無料であれば、解約せずに保有し続けることもできます
③今のカードをそのまま使い続ける:
- ブランドやデザインの変更が本当に必要かどうか再検討する
- VISAでもMastercardでも、ほとんどの店舗で利用できるため、実用上の差はほとんどありません
- デザインは財布に入れてしまえば見えないため、実用性を優先する
国際ブランドの使い分けが必要な場合:
海外旅行などで特定の国際ブランドが必要な場合は、その国際ブランドのカードを追加で作ることをおすすめします。
| 地域 | おすすめの国際ブランド | 
|---|---|
| アメリカ | VISA、Mastercard | 
| ヨーロッパ | VISA、Mastercard | 
| アジア | VISA、Mastercard、JCB | 
| 日本国内 | VISA、Mastercard、JCB、AMEX | 
複数のブランドを持つことで、使えない店舗がなくなり、より便利にクレジットカードを活用できます。
以上が、オリコカード解約に関するよくある質問(FAQ)です。解約前に疑問や不安な点があれば、このFAQを参考にしてください。それでも解決しない場合は、オリコカードセンターに直接問い合わせることをおすすめします。
Orico Card(オリコカード)解約前に検討すべき代替カード

Orico Card(オリコカード)を解約する理由は様々ですが、「ポイント還元率がもっと高いカードに切り替えたい」「年会費を節約したい」「別の特典が欲しい」といった理由で解約を検討している方も多いのではないでしょうか。
オリコカードを解約する前に、代替となるクレジットカードを検討しておくことで、よりお得にクレジットカードを活用できる可能性があります。このセクションでは、オリコカードからの乗り換え先としておすすめのクレジットカードをご紹介します。
高還元率カードへの乗り換え比較
オリコカードの中でも人気の高いOrico Card THE POINTは、ポイント還元率1.0%の高還元率カードとして知られています。しかし、さらに高い還元率を誇るカードや、特定の利用シーンで有利なカードも存在します。
Orico Card THE POINTの基本スペック:
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 年会費 | 永年無料 | 
| ポイント還元率 | 1.0%(100円につき1オリコポイント) | 
| 国際ブランド | Mastercard、JCB | 
| 特典 | 入会後6ヶ月間は還元率2.0%、オリコモール利用で還元率アップ | 
高還元率カードへの乗り換え比較表:
| カード名 | 年会費 | 基本還元率 | 特徴・おすすめポイント | 
|---|---|---|---|
| 楽天カード | 永年無料 | 1.0% | 楽天市場で3.0%以上、楽天経済圏で最強、貯まったポイントの使い道が豊富 | 
| JCB CARD W | 永年無料 | 1.0% | 39歳以下限定、Amazonやセブン-イレブンで還元率2.0%、スターバックスで5.5% | 
| 三井住友カード(NL) | 永年無料 | 0.5% | 対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元、ナンバーレスでセキュリティ性が高い | 
| リクルートカード | 永年無料 | 1.2% | 基本還元率が業界最高水準の1.2%、じゃらんやホットペッパーで3.2%以上 | 
| dカード | 永年無料 | 1.0% | ドコモユーザーなら携帯料金でポイント貯まる、d払い連携で還元率1.5% | 
| PayPayカード | 永年無料 | 1.0% | Yahoo!ショッピングで最大5%、PayPay経済圏で有利、ソフトバンクユーザー向け | 
利用シーン別のおすすめカード:
①楽天市場をよく利用する方 → 楽天カード
- 楽天市場で還元率3.0%以上(楽天カード利用+楽天市場利用で基本3倍)
- 楽天モバイル、楽天ひかり、楽天トラベルなど楽天サービスを使うほど還元率アップ
- 貯まった楽天ポイントは楽天市場、楽天ペイ、楽天モバイルの支払いなど幅広く使える
- 年会費永年無料で家族カードも無料
- 新規入会キャンペーンで5,000~8,000ポイントもらえることが多い
②Amazonをよく利用する方 → JCB CARD W
- Amazonで還元率2.0%(JCBオリジナルシリーズパートナー優待)
- セブン-イレブンで還元率2.0%
- スターバックスで還元率5.5%(スターバックスカードへのチャージ時)
- 39歳以下限定だが、一度作れば40歳以降も年会費無料で使い続けられる
- ETCカードも年会費無料
③コンビニや飲食店をよく利用する方 → 三井住友カード(NL)
- 対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元(セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、ドトールなど)
- スマホのタッチ決済利用が条件
- ナンバーレスカードでセキュリティ性が高い
- 年会費永年無料
- 学生向けの特典も充実
④どこで使っても高還元率が欲しい方 → リクルートカード
- 基本還元率1.2%は業界最高水準
- じゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティーで還元率3.2%以上
- 貯まったリクルートポイントはPontaポイントやdポイントに交換可能
- 年会費永年無料
- 旅行傷害保険が国内・海外ともに付帯
⑤ドコモユーザー → dカード
- ドコモの携帯料金でポイントが貯まる
- d払いと連携すると還元率1.5%
- dカード特約店で還元率アップ(マツモトキヨシ、スターバックス、ENEOSなど)
- ケータイ補償が最大1万円(購入から1年間)
- 年会費永年無料
⑥Yahoo!ショッピングをよく利用する方 → PayPayカード
- Yahoo!ショッピングで最大5%還元
- PayPayとの相性が抜群
- ソフトバンク・ワイモバイルユーザーはさらに還元率アップ
- 年会費永年無料
- PayPayポイントがザクザク貯まる
高還元率カード選びのポイント:
- 自分がよく使う店舗・サービスで還元率が高いカードを選ぶ
- 基本還元率だけでなく、特定店舗での還元率を確認する
 
- ポイントの使い道を確認する
- 貯まったポイントを何に使えるか、使いやすいかをチェック
 
- 年会費とのバランスを考える
- 高還元率でも年会費がかかる場合、元が取れるか計算する
 
- 生活圏・経済圏に合わせる
- 楽天経済圏、PayPay経済圏、ドコモ経済圏など、自分の生活に合った経済圏を選ぶ
 
年会費無料のおすすめクレジットカード
オリコカードから別のカードに乗り換える際、年会費無料であることを重視する方も多いでしょう。年会費無料カードなら、使わなくても損をすることがなく、複数枚保有しても負担になりません。
年会費無料カードのメリット:
- ランニングコストがかからない
- 使わなくても損をしない
- 複数枚持ちしやすい
- 国際ブランドを使い分けられる
- 利用シーンに応じて最適なカードを選べる
目的別おすすめ年会費無料カード:
①総合的にバランスが良いカード
楽天カード
- 年会費:永年無料
- ポイント還元率:1.0%
- 国際ブランド:VISA、Mastercard、JCB、AMEX
- おすすめポイント:
- 楽天市場で常時3倍以上のポイント
- 楽天ポイントの使い道が豊富(楽天市場、楽天ペイ、楽天モバイルなど)
- 海外旅行傷害保険付帯
- 新規入会キャンペーンが豪華
- 審査が比較的通りやすい
 
②若い世代におすすめ
JCB CARD W / JCB CARD W plus L
- 年会費:永年無料
- ポイント還元率:1.0%(JCB一般カードの2倍)
- 国際ブランド:JCB
- 申込条件:18歳以上39歳以下(学生可)
- おすすめポイント:
- Amazon、セブン-イレブンで還元率2.0%
- スターバックスで還元率5.5%
- 39歳までに作れば40歳以降も年会費無料で使える
- 海外旅行傷害保険・ショッピングガード保険付帯
- 女性向けのJCB CARD W plus Lもあり(女性疾病保険に格安で加入可能)
 
③コンビニ・飲食店利用が多い方
三井住友カード(NL)
- 年会費:永年無料
- ポイント還元率:0.5%(対象店舗で最大7%)
- 国際ブランド:VISA、Mastercard
- おすすめポイント:
- 対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済利用時に最大7%還元
- ナンバーレスデザインでセキュリティ性が高い
- 最短10秒でカード番号発行(即時発行)
- 学生向けの特典が充実
- 家族ポイントで還元率がさらにアップ
 
④旅行・宿泊が多い方
リクルートカード
- 年会費:永年無料
- ポイント還元率:1.2%
- 国際ブランド:VISA、Mastercard、JCB
- おすすめポイント:
- 基本還元率1.2%は業界最高水準
- じゃらんで予約すると還元率3.2%以上
- ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティーでもポイントアップ
- 国内・海外旅行傷害保険付帯(最高2,000万円)
- ショッピング保険も年間200万円まで補償
 
⑤イオン系列店をよく利用する方
イオンカードセレクト
- 年会費:永年無料
- ポイント還元率:0.5%(イオングループで1.0%)
- 国際ブランド:VISA、Mastercard、JCB
- おすすめポイント:
- イオン、マックスバリュ、ダイエーなどで還元率1.0%
- 毎月20日・30日はイオングループで5%OFF
- イオン銀行のキャッシュカード機能付き
- WAON機能も一体化
- 公共料金の支払いでもポイントが貯まる
 
⑥au・UQモバイルユーザー
au PAYカード
- 年会費:実質無料(年1回以上の利用で翌年無料)
- ポイント還元率:1.0%
- 国際ブランド:VISA、Mastercard
- おすすめポイント:
- au PAYマーケットで還元率最大16%
- au・UQモバイルユーザーは携帯料金でポイントが貯まる
- 貯まったPontaポイントはau PAY残高にチャージ可能
- ローソンやケンタッキーなどPonta加盟店で使いやすい
 
年会費無料カードを複数枚持つメリット:
年会費無料カードは複数枚持っていても負担がないため、利用シーンに応じて使い分けることで、ポイント還元を最大化できます。
複数枚持ちの例:
- メインカード:楽天カード(楽天市場での買い物用)
- サブカード①:三井住友カード(NL)(コンビニ・飲食店用)
- サブカード②:JCB CARD W(Amazon・スターバックス用)
このように使い分けることで、それぞれの店舗で最大限のポイント還元を受けることができます。
カード選びで失敗しないためのチェックリスト:
- □ 自分がよく使う店舗・サービスで還元率が高いか
- □ 年会費は本当に無料か(条件付き無料ではないか)
- □ 貯まったポイントの使い道は豊富か
- □ 国際ブランドは自分の希望に合っているか
- □ 付帯保険やその他の特典は充実しているか
- □ 家族カードやETCカードも無料で発行できるか
- □ 審査基準は自分に合っているか
- □ 新規入会キャンペーンは魅力的か
オリコカード解約前の準備:
新しいクレジットカードを申し込む際は、オリコカードを解約する前に新しいカードを作っておくことをおすすめします。
- 新しいクレジットカードを申し込む
- 新しいカードが届いたら、すぐに使えるように設定する
- 定期支払いを新しいカードに切り替える
- オリコカードのポイントを全て使い切る
- オリコカードを解約する
この順序で進めることで、クレジットカードが一時的に使えなくなるリスクを回避できます。
以上、オリコカード解約前に検討すべき代替カードをご紹介しました。ご自身のライフスタイルや利用シーンに合ったカードを選び、よりお得にクレジットカードを活用してください。
【まとめ】Orico Card(オリコカード)の解約で損をしないために
いかがでしたでしょうか。Orico Card(オリコカード)の解約方法について、電話・郵送それぞれの手順から注意点まで詳しく解説してきました。
オリコカードの解約は電話であれば24時間いつでも約5分で完了できますが、郵送の場合は1週間~2週間ほど時間がかかります。どちらの方法を選ぶ場合でも、解約前には必ずオリコポイントの残高確認、年会費の請求タイミング、定期支払いの変更手続きを済ませておくことが重要です。
特に年会費がかかるカード(Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDなど)を利用している方は、有効期限月の翌月に年会費が請求されるため、有効期限月の末日までに解約手続きを完了させましょう。解約後の年会費返金は一切ありませんので、タイミングには十分注意してください。
また、オリコカードを解約すると、家族カードやETCカード、QUICPay、iDなどの付帯サービスもすべて利用できなくなります。家族がカードを使用している場合は、事前に相談してから解約手続きを進めることをおすすめします。
オリコカード解約のポイント:
- 解約方法は電話または郵送の2種類(Webでは解約不可)
- 電話解約は24時間対応で約5分で完了、郵送は1~2週間かかる
- 解約前に必ずオリコポイント・暮らスマイルを使い切る(解約と同時に失効)
- 年会費請求前(有効期限月の末日まで)に解約すると無駄がない
- 家族カード・ETCカードも同時に解約される
- 未払金がある場合は解約後も請求が続く
- eオリコの退会とカード解約は別なので、メール配信を止めたい場合は別途退会手続きが必要
解約前の最終チェックリスト:
| 確認項目 | チェック | 
|---|---|
| オリコポイント・暮らスマイルを全て使い切った | □ | 
| 年会費の請求タイミングを確認した | □ | 
| 定期支払い(公共料金・サブスクなど)を別のカードに変更した | □ | 
| 未払金・リボ払い・分割払いの残高を確認した | □ | 
| 家族カード・ETCカードの利用状況を確認した | □ | 
| オンラインショッピングサイトに登録したカード情報を削除した | □ | 
| 解約後の代替クレジットカードを準備した | □ | 
状況別のおすすめ解約方法:
- 急いで解約したい方:電話解約(約3営業日で完了)
- 解約証明書が必要な方:郵送解約で「送付希望」に○をつける
- 通話料を節約したい方:固定電話から0120-911-004に電話する
- プリンターがない方:資料請求方式で脱会届を取り寄せる
- 暗証番号を忘れた方:電話で「#」を押して生年月日・電話番号で本人確認
- カードを紛失した方:紛失・盗難専用ダイヤル(0120-828-013)に連絡
解約後に注意すべきこと:
- 解約済みカードを適切に処分する
- ICチップ、磁気ストライプ、カード番号部分を念入りに切断
- カード片を複数回に分けて、別々のゴミ袋に捨てる
 
- 未払金の請求は継続される
- リボ払いや分割払いの残高がある場合、完済まで引き落としが続く
- 引き落とし口座の残高を確保しておく
 
- Web明細が自動解除され、明細書発行手数料がかかる
- 紙の明細書が郵送される場合、1通220円の手数料が発生
- 手数料を節約したい場合は、解約前に残高を完済する
 
- eオリコやポイントゲートウェイは自動退会されない
- メール配信を停止したい場合は、別途退会手続きが必要
 
解約を迷っている方へ:
もしオリコカードの解約を迷っている場合は、以下の点を再度検討してみてください。
- 年会費無料カードの場合:使わなくても損はないため、解約せず保有し続けることも選択肢
- ポイントが貯まっている場合:解約すると即座に失効するため、使い切ってから判断
- 家族が利用している場合:家族と相談してから決める
- 特典が魅力的な場合:旅行保険やショッピング保険など、付帯特典の価値を再評価
- 半年以内の解約:信用情報への影響を考慮し、できれば1年以上保有してから解約
代替カードへの乗り換えを検討する場合:
オリコカードを解約する理由が「もっと高還元率のカードが欲しい」「別の特典が欲しい」という場合は、本記事で紹介した代替カードも参考にしてください。
- 楽天経済圏の方:楽天カード
- Amazon利用が多い方:JCB CARD W
- コンビニ・飲食店利用が多い方:三井住友カード(NL)
- どこで使っても高還元率が欲しい方:リクルートカード
新しいカードを作る際は、オリコカードを解約する前に新しいカードを手に入れておくことで、クレジットカードが使えない期間をなくすことができます。
最後に:
オリコカードの解約は、手順さえ理解していればスムーズに進められる手続きです。本記事で解説した内容を参考に、損をしない解約を実現してください。
- ポイントは必ず使い切る
- 年会費のタイミングに注意する
- 定期支払いを事前に変更する
- 家族カード・ETCカードの影響を考慮する
- 解約後のカードは適切に処分する
これらのポイントを押さえて、安心してオリコカードの解約手続きを進めてください。解約に関して不明な点や不安な点があれば、オリコカードセンターに直接問い合わせることをおすすめします。オペレーターが丁寧に対応してくれますので、遠慮なく相談してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたのクレジットカードライフがより快適になることを願っています。

 
