三菱UFJ銀行の口座を解約したいけれど、手続き方法がよく分からない…そんな悩みを抱えていませんか。三菱UFJ銀行では、スマートフォンの「かんたん手続アプリ」を使えば、窓口に行かずに自宅から解約手続きが可能です。本記事では、三菱UFJ銀行の口座解約方法について、アプリ・窓口それぞれの手順から必要書類、事前準備、よくあるエラー対処法まで詳しく解説します。解約前に知っておくべき注意点もまとめていますので、スムーズに手続きを進めたい方はぜひ参考にしてください。
三菱UFJ銀行の口座解約方法は2つ

三菱UFJ銀行の口座を解約する方法は、大きく分けて2つあります。1つ目は、スマートフォンで利用できる「かんたん手続アプリ」を使った解約、2つ目は銀行窓口での解約です。それぞれの方法には特徴やメリット・デメリットがありますので、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選択しましょう。
アプリでの解約は、自宅にいながら24時間いつでも手続きができる便利さが魅力です。一方、窓口での解約は、行員に直接相談しながら進められるため、複雑なケースや不明点が多い場合に安心です。また、アプリでは解約できない条件に該当する場合は、窓口での手続きが必要になります。
①かんたん手続アプリで三菱UFJ銀行の口座を解約する方法
三菱UFJ銀行の「かんたん手続アプリ」を使えば、窓口に行かずに自宅から口座解約が可能です。事前登録も不要で、スマートフォンとキャッシュカードがあればすぐに手続きを始められます。
受付時間と対象
かんたん手続アプリでの口座解約の受付時間は、毎日8:00~18:50です。土日祝日も受け付けていますが、土日祝日に申し込んだ場合は翌営業日付での解約となります。
対象となるのは、個人(個人事業主を含む)のお客さまで、普通預金・貯蓄預金・総合口座定期預金(普通預金に紐づくもの)が解約できます。
かんたん手続アプリでの解約手順
アプリでの解約手順は以下の通りです。
- アプリをダウンロード:お持ちのスマートフォンで「かんたん手続アプリ」をダウンロードします。
- メニュー選択:アプリを起動し、メニューから「口座を解約したい」を選択します。
- 暗証番号の入力:キャッシュカードの暗証番号を入力します。暗証番号がロックされている場合は、運転免許証またはマイナンバーカードによる本人確認が可能です。
- 口座情報の確認:解約対象の口座、付帯サービス、口座残高を確認します。
- 申込内容の確認:画面の案内に沿って入力し、申し込み内容を確認します。
- 受付完了:原則即時に手続きが完了します。受付結果は「申込履歴を確認する」から確認できます。メールアドレスを入力した場合は、メールでも通知されます。
アプリ解約のメリット
- 窓口に行く必要がなく、自宅から手続きができる
- 土日祝日も含め毎日受付可能
- 事前登録不要で簡単に始められる
- 原則即時に解約処理が完了する
アプリ解約の注意点
アプリで解約するには、いくつかの条件があります。
- 口座残高が0円(普通預金・貯蓄預金は1,000円未満)になっている必要があります。事前に三菱UFJダイレクトやATMで残高を引き出しておきましょう。なお、残高が1,000円未満の場合は、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟に寄付して解約することも可能です。
- 総合口座定期預金は残高が0円の場合のみ解約できます。
- 利息は払い出しできません。
- 通帳に未記帳明細がある場合は、事前に記帳しておきましょう。解約後は通帳が利用できなくなります。
- 紙での利息計算書は発行されませんので、アプリ上で確認してください。
②窓口で三菱UFJ銀行の口座を解約する方法
三菱UFJ銀行の窓口でも口座解約の手続きが可能です。お近くの支店窓口にご本人さまが来店して手続きを行います。ただし、カードローンのご利用がある場合は、お取引店への来店が必要です。
窓口での解約手順
窓口での解約は、以下の流れで進みます。
- 必要書類の準備:通帳、お届出印、キャッシュカード(発行している場合)、本人確認書類を準備します。
- 窓口へ来店:お近くの三菱UFJ銀行の支店窓口へ来店します。本手続きは予約対象外ですので、順番にご案内されます。
- 解約手続き:窓口で解約の申し出を行い、書類に記入します。
- 手続き完了:残高がある場合は現金で受け取るか、他の口座へ振り込まれます。
窓口解約に必要な持ち物
窓口での解約には、以下のものが必要です。
- 通帳
- お届出印
- キャッシュカード(発行している場合)
- 本人確認書類(運転免許証、個人番号カード、パスポート、各種健康保険証など)
金額やお取引内容により、本人確認が必要な場合がありますので、本人確認書類も必ず持参しましょう。
通帳・印鑑を紛失している場合
通帳やお届出印を紛失している場合でも、口座解約は可能です。ただし、解約手続きの前に紛失の利用停止手続きが必要になります。
利用停止の手続きは以下から行えます。
- 通帳・キャッシュカードの利用停止
- お届出印の利用停止
利用停止後、窓口で解約と紛失の手続きを同時に行うことができます。本人確認書類を持参して、窓口で相談しましょう。
窓口解約のメリット
- 行員に直接相談しながら手続きができる
- 複雑なケースでも対応してもらえる
- 残高をその場で現金で受け取れる
- アプリで解約できない条件でも窓口なら対応可能な場合がある
窓口解約の注意点
- 窓口の営業時間(平日9:00~15:00)に来店する必要がある
- 予約対象外のため、待ち時間が発生する可能性がある
- カードローン利用中の場合は、お取引店への来店が必要
- 通帳や印鑑を紛失している場合は、事前に利用停止手続きが必要
三菱UFJ銀行の解約手続き前に必ず確認すべき3つのポイント

三菱UFJ銀行の口座解約をスムーズに行うためには、事前準備が非常に重要です。準備不足のまま解約手続きを始めてしまうと、エラーで手続きが進まなかったり、後日トラブルが発生したりする可能性があります。ここでは、解約前に必ず確認しておくべき3つのポイントを詳しく解説します。
①三菱UFJ銀行の口座残高を0円にする(またはユネスコへ寄付)
かんたん手続アプリで口座を解約する場合、事前に口座残高を0円にしておく必要があります。正確には、普通預金・貯蓄預金は1,000円未満、総合口座定期預金は0円にする必要があります。
口座残高を0円にする方法
口座残高を0円にするには、以下の方法があります。
| 方法 | 詳細 | 注意点 |
|---|---|---|
| 三菱UFJダイレクト | インターネットバンキングで他口座へ振替 | 24時間利用可能、手数料無料 |
| ATMで出金 | 三菱UFJ銀行のATMで現金を引き出す | 硬貨は平日8:45~18:00のみ |
| コンビニATM | 提携コンビニATMで出金 | 硬貨は出金不可、手数料がかかる場合あり |
総合口座定期預金の残高を0円にする方法
総合口座定期預金がある場合は、以下の方法で残高を0円にできます。
- 三菱UFJダイレクトで解約:インターネットバンキングから定期預金を解約し、普通預金口座に入金できます。
- ATMで解約:当行ATMで定期預金を解約し、解約金を普通預金に入金します。ただし、出金口座のキャッシュカードと入金口座の通帳が必要で、Eco通帳口座への入金はできません。総合口座定期預金1口座あたりの1日のお取引可能金額は、元金合計100万円以内となります。
1,000円未満ならユネスコへ寄付も可能
口座残高が1,000円未満の場合は、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟に寄付して解約することも可能です。残高を0円にする手間が省けるため便利ですが、以下の点に注意しましょう。
- 利息も含めて寄付となります
- 寄付に伴う領収書等は発行されません
- 1,000円以上の残高がある場合は寄付できません
利息の取り扱いに注意
口座解約時の利息の取り扱いには注意が必要です。
- アプリ解約で残高を0円にする場合:未払い利息は基本的に計算されず、受け取れません。
- 窓口解約の場合:残高がある状態で解約すれば、未払い利息も含めて精算されます。
少額でも利息を受け取りたい場合は、窓口での解約を検討しましょう。
②三菱UFJ銀行口座の引き落とし・自動振込の登録を変更する
解約する口座をクレジットカードや公共料金、家賃などの引き落とし口座に設定している場合、事前に別の口座への変更手続きが必要です。変更手続きを忘れたまま解約してしまうと、引き落としができずに延滞扱いになる可能性があります。
確認すべき登録サービス一覧
以下のようなサービスの引き落とし口座に設定していないか、必ず確認しましょう。
- クレジットカード(三菱UFJカード、その他カード会社)
- 公共料金(電気、ガス、水道)
- 通信料金(携帯電話、インターネット回線)
- 家賃・駐車場代
- 保険料(生命保険、損害保険、自動車保険)
- 各種サブスクリプション(動画配信、音楽配信、オンラインサービス)
- 定額自動送金サービス
- 積立投資・iDeCo
引き落とし先変更の手続き方法
引き落とし先の変更手続きは、各サービス提供会社のウェブサイトや電話、書類郵送などで行います。変更には1~2ヶ月程度かかる場合もあるため、解約手続きの前に余裕を持って変更しておきましょう。
万が一、口座解約後に引き落としができなかった場合、三菱UFJ銀行から連絡が来る場合があります。トラブルを避けるためにも、事前の確認と変更が重要です。
③三菱UFJ銀行の三菱UFJダイレクトやEco通知の設定を確認する
解約したい口座が三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)の代表口座になっている場合や、Eco通知などの付帯サービスが設定されている場合、アプリでの解約には事前の設定変更が必要になることがあります。
三菱UFJダイレクトの代表口座を解約する場合
解約したい口座が三菱UFJダイレクトの代表口座になっている場合、以下の手続きが必要です。
- サービス指定口座の解除:代表口座以外のサービス指定口座をすべて解除する必要があります。サービス指定口座の削除は、三菱UFJダイレクトから手続きできます。
- Eco通知の解除:Eco通知登録がされている場合、サービス指定口座解除前に三菱UFJダイレクトでEco通知登録解除を行う必要があります。
これらの手続きを行わないと、アプリでの解約ができませんので注意しましょう。
口座に付帯されているサービスの同時解約
口座を解約すると、以下のサービスが同時に解約となります。
- 三菱UFJダイレクト(その口座がサービス指定口座の場合)
- Eco通帳
- Eco通知
- 資産管理レポート(メインバンク総合ステートメント)
- その他付帯サービス
特に、資産管理レポートを利用している場合、解約によってレポートの対象となる取引範囲が変わる可能性があります。他に三菱UFJ銀行の口座をお持ちで、資産管理レポートを継続利用したい場合は、影響がないか事前に確認しましょう。
未記帳明細の記帳を忘れずに
解約後は通帳がご利用いただけなくなります。未記帳明細がある場合は、事前に記帳しておきましょう。記帳しないまま解約してしまうと、後から取引履歴を確認できなくなります。
ATMで通帳を記帳し、必要に応じて取引履歴を保存しておくことをおすすめします。
三菱UFJ銀行の解約ができないケース

三菱UFJ銀行の口座を解約したくても、特定の条件に該当する場合は解約できないことがあります。特にかんたん手続アプリでの解約には、いくつかの制限があります。ここでは、解約できないケースについて詳しく解説しますので、手続き前に必ず確認しましょう。
①三菱UFJ銀行のデビットカードの未確定・未払い明細がある場合
三菱UFJデビット(VISAデビット・JCBデビット)を利用している場合、以下の状況では口座解約ができません。
未確定明細がある場合
口座解約の70日以内にデビットカードのご利用があると、解約受付ができません。これは、デビットカードの利用から店舗の売上情報が銀行に届くまでに時間がかかるためです。
未確定明細とは、以下のような状態を指します。
- デビットカードで買い物をしたが、店舗からの売上情報がまだ銀行に届いていない
- オンラインショッピングなどで決済後、加盟店の処理が完了していない
- ガソリンスタンドやホテルなど、後日確定するタイプの決済がある
未確定明細がある場合の対処法は以下の通りです。
- 数日~数週間待ってから再度手続きする:売上情報が確定するのを待ちましょう。
- 窓口で相談する:急ぎの場合は、窓口で相談してみましょう。ただし、窓口でも受付できない場合があります。
未払い明細がある場合
口座残高不足により、デビットカードご利用代金のお支払いができていない明細がある場合も、口座解約の受付ができません。
未払い明細がある場合の対処法は以下の通りです。
- 口座に入金する:必要な金額を口座に入金します。
- 翌営業日の自動引き落としを待つ:入金後、翌営業日に自動で口座から引き落としされます。
- 引落完了後に解約手続きを行う:引き落としが完了したことを確認してから、解約手続きを進めましょう。
デビットカードの解約を先に行う
デビットカードを利用している場合は、デビットカードの解約を先に行ってから、口座解約を進めるとスムーズです。デビットカードの解約も、かんたん手続アプリまたは窓口で行えます。
②三菱UFJ銀行のカードローンやクレジットカード契約がある場合
カードローンやクレジットカードの契約がある場合、解約手続きが制限されます。
カードローンがある場合
カードローンのご利用がある場合は、お取引店へご来店する必要があります。かんたん手続アプリでの解約はできません。
対象となるカードローンは以下の通りです。
- バンクイック(三菱UFJ銀行カードローン)
- マイカードプラス(立て替えサービス)
- その他カードローン契約
カードローンがある場合の対処法は以下の通りです。
- カードローンを完済する:残高がある場合は、まず完済しましょう。
- カードローン契約を解約する:完済後、カードローン契約自体を解約します。
- お取引店で口座解約手続きを行う:カードローン契約解約後、お取引店の窓口で口座解約手続きを行います。
三菱UFJ-VISAカードがある場合
三菱UFJ-VISAのお取引がある場合、アプリで口座解約はできません。窓口での手続きが必要になります。
三菱UFJ-VISAカードがある場合の対処法は以下の通りです。
- クレジットカードの引き落とし口座を変更する:別の口座に変更してから解約します。
- クレジットカードを解約する:カードが不要な場合は、先にクレジットカードを解約します。
- 窓口で口座解約手続きを行う:お近くの支店窓口で手続きを進めます。
③三菱UFJ銀行で投資信託・外貨預金など特定商品を保有している場合
投資信託や外貨預金など、特定の金融商品を保有している場合は、かんたん手続アプリでの解約ができません。
解約できない取引・商品一覧
以下のお取引がある場合、アプリでの口座解約はできません。
- 投資信託
- 債券(公共債)
- 金融商品仲介
- 外貨預金
- MUFGファンドラップ
- 通知預金
- 当座預金
- 財形預金
- 社員預金
- 貯蓄スイング
- マル優・マル特
- 貸金庫
- セーフティーバッグ
- 代理人届・成年後見制度利用
- 遺言信託
- 融資(住宅ローン、アパートローン、各種カードローンなど)
- 生命保険
- EB契約
- 各種手数料契約
- グローバルダイレクト
- スーパーパック
- 定期預金担保等
特定商品保有時の対処法
これらの商品やサービスを保有している場合は、以下の対処法があります。
- 商品を解約・売却する:投資信託や債券などは、先に解約または売却してから口座解約を進めます。
- 他の口座に移管する:商品によっては、他の金融機関に移管できる場合があります。
- 窓口で相談する:どうすればよいか分からない場合は、窓口で相談しましょう。
その他アプリで解約できない条件一覧
上記以外にも、以下の条件に該当する場合はアプリでの口座解約ができません。
| 条件 | 詳細 |
|---|---|
| 通帳・カード・印鑑の紛失手続き中 | 紛失・盗難のお手続き中の場合、アプリでは解約できません。利用停止手続き完了後、窓口で解約しましょう。 |
| 日本国外に居住 | 日本国外に居住している場合は、アプリでの解約はできません。 |
| 暗証番号不明かつ本人確認不可 | キャッシュカードの暗証番号が不明で、運転免許証またはマイナンバーカードによる本人確認も行えない場合は解約できません。 |
| 屋号付口座 | 個人事業主の屋号付口座は、アプリでは解約できません。窓口での手続きが必要です。 |
| 旧銀行名のキャッシュカード | 旧銀行名(三菱・東京・三和・東海)で発行されたキャッシュカードは、一部受付できない場合があります。 |
| スーパーパック契約の総合口座定期預金 | 解約希望の総合口座定期預金がスーパーパック契約の場合、アプリでは解約できません。 |
| キャッシュカード利用停止中 | キャッシュカードがご利用停止中の場合は、アプリでの解約はできません。 |
これらの条件に該当する場合は、お近くの支店窓口で手続きを行いましょう。窓口では、行員に相談しながら解約手続きを進められます。
なお、上記以外にも、お取引の状況によりお手続きできない場合があります。不明な点がある場合は、事前に三菱UFJ銀行のコールセンターまたは窓口に問い合わせることをおすすめします。
三菱UFJ銀行の解約に関するよくある質問

三菱UFJ銀行の口座解約を検討する際、多くの方が疑問に思うポイントがあります。ここでは、解約手続きに関するよくある質問をまとめて解説します。手続きを始める前に、ぜひ確認しておきましょう。
①三菱UFJ銀行の口座解約に手数料はかかる?
三菱UFJ銀行の口座解約自体に手数料はかかりません。アプリでの解約も、窓口での解約も、どちらも無料で手続きができます。
解約に関連して手数料がかかる可能性があるケース
ただし、以下のような場合には手数料が発生する可能性があります。
- 残高を他行口座へ振り込む場合:残高を三菱UFJ銀行以外の口座に振り込む場合、振込手数料がかかります。三菱UFJダイレクトを利用すれば、他行宛の振込手数料が優遇される場合があります。
- ATMでの出金手数料:残高を出金する際、時間帯や利用するATMによっては手数料がかかる場合があります。三菱UFJ銀行のATMであれば、平日8:45~18:00は手数料無料で出金できます。
- 総合口座定期預金の解約手数料:お取引状況に応じて所定の手数料がかかる場合があります。
- キャッシュカード・通帳の再発行手数料:解約前にキャッシュカードや通帳の再発行手続きをしていた場合、再発行手数料は返却されません。
手数料を節約するポイント
解約に関連する手数料を節約するには、以下のポイントを押さえましょう。
- 残高を0円にする際は、三菱UFJダイレクトで他の自分名義の三菱UFJ銀行口座へ振替する(手数料無料)
- ATMで出金する場合は、平日8:45~18:00の時間帯を利用する
- 1,000円未満の残高は、ユネスコへ寄付して解約することで手間を省く
②三菱UFJ銀行の口座解約にかかる時間は?土日でも可能?
口座解約にかかる時間は、解約方法によって異なります。
かんたん手続アプリでの解約時間
かんたん手続アプリでの解約は、原則即時に手続きが完了します。
- 受付時間:毎日8:00~18:50(土日祝日も受付可能)
- 手続き所要時間:約5~10分程度(アプリのダウンロードから申し込み完了まで)
- 解約処理のタイミング:平日の申し込みは原則即時、土日祝日の申し込みは翌営業日付での解約となります
土日祝日の解約における注意点
土日祝日に解約を申し込んだ場合、以下の点に注意が必要です。
- 解約処理は翌営業日に行われます
- 翌営業日に口座解約お申込時と同等のチェックを再度行います
- 申込から解約までの間に受付基準を満たさなくなった場合は受付不可となります
- 土日祝日に口座解約を申し込んだ後、誤ってキャッシュカードや通帳の再発行を申し込むと、再発行されない場合や、解約後は利用できなくなります(再発行手数料は返却されません)
窓口での解約時間
窓口での解約は、窓口営業時間内に来店する必要があります。
- 窓口営業時間:平日9:00~15:00
- 手続き所要時間:約30分~1時間程度(混雑状況により異なります)
- 予約:本手続きは予約対象外のため、順番にご案内されます。待ち時間が発生する可能性があります
窓口での解約は平日のみの対応となるため、土日祝日は利用できません。
年末年始の取り扱い
年末年始は通常よりも手続き完了までに時間がかかる場合があります。年末年始に解約を予定している場合は、余裕を持って手続きを行いましょう。
③三菱UFJ銀行の通帳・印鑑を紛失している場合はどうする?
通帳や印鑑を紛失している場合でも、口座解約は可能です。ただし、紛失物の利用停止手続きが必要になります。
紛失時の解約手順
通帳やお届出印を紛失している場合の解約手順は、以下の通りです。
- 利用停止手続きを行う:まず、紛失物の利用停止手続きを行います。利用停止は、電話またはインターネットで受け付けています。
- 窓口で解約手続きを行う:利用停止後、お近くの支店窓口で解約と紛失の手続きを同時に行います。
利用停止の手続き方法
利用停止の手続きは、以下の方法で行えます。
- 通帳・キャッシュカードの利用停止:三菱UFJ銀行のコールセンター(24時間受付)に電話するか、インターネットで手続きできます。
- お届出印の利用停止:コールセンターまたは窓口で手続きできます。
窓口での手続きに必要なもの
紛失物がある状態で窓口で解約する場合、以下のものを持参しましょう。
- 本人確認書類(運転免許証、個人番号カード、パスポート、健康保険証など)
- 紛失していないもの(通帳またはキャッシュカード、届出印のうち、紛失していないもの)
金額やお取引内容により、本人確認が必要になる場合がありますので、本人確認書類は必ず持参しましょう。
長期間利用していない口座の場合
通帳や印鑑を紛失していて、かつ長期間(例:10年以上)利用していない口座の場合、銀行から「長期使用されていない口座のお知らせ」という手紙が届くことがあります。
この手紙は主に住所確認を目的としたもので、手紙が届いたからといってすぐに口座が凍結されたり、強制的に解約されたりするわけではありません。ただし、休眠預金等活用法により、最終取引日から10年を経過した預金は預金保険機構に移管される可能性があります。
休眠預金になった場合でも、預金者さまから解約のお申し出があれば払い戻しは可能ですが、お支払いまでに日数を要する場合があります。通帳や印鑑が見当たらない場合でも、本人であることが確認できれば払い戻しができますので、お近くの店頭窓口にてご相談ください。
解約後のキャンセルは可能?
一度申し込んだ解約手続きは、原則としてキャンセルできません。これは、アプリでの解約も窓口での解約も同様です。
解約手続きを行うと、口座は即座または翌営業日に解約処理が行われます。解約後は、以下のような影響があります。
- 通帳やキャッシュカードは使用できなくなります
- 口座番号が無効になります
- 付帯サービス(三菱UFJダイレクト、Eco通帳など)も同時に解約されます
- 引き落としや振込の登録が無効になります
本当に解約してよいか、事前に十分確認してから手続きを行いましょう。特に、以下の点を確認することが重要です。
- 引き落としや自動振込の登録がないか
- 未払いの請求や引き落とし予定がないか
- 残高を適切に処理したか
- 他に必要な口座がないか
万が一、解約後に問題が発生した場合は、速やかに三菱UFJ銀行のコールセンターまたは窓口に相談しましょう。
複数口座を同時に解約できる?
三菱UFJ銀行で複数の口座をお持ちの場合、解約したい口座ごとに個別に手続きが必要です。
かんたん手続アプリでの複数口座解約
かんたん手続アプリで複数の口座を解約する場合は、以下の手順で行います。
- 1つ目の口座の解約手続きを完了させる
- 再度アプリを起動し、「口座を解約したい」を選択する
- 2つ目の口座情報を入力し、解約手続きを行う
- 解約したい口座の数だけ、この手順を繰り返す
口座情報入力画面で解約希望の口座情報を入力し、お手続きをお願いします。複数口座を一度に解約する機能はありませんので、1つずつ手続きを進める必要があります。
窓口での複数口座解約
窓口で複数の口座を解約する場合は、すべての口座の通帳・キャッシュカード・届出印を持参すれば、まとめて手続きできる場合があります。ただし、口座の状態や取引内容によっては、個別に手続きが必要になることもあります。
複数口座を解約する予定がある場合は、事前に窓口に問い合わせて、必要な書類や手続きの流れを確認しておくとスムーズです。
複数口座解約時の注意点
複数の口座を解約する場合は、以下の点に注意しましょう。
- 三菱UFJダイレクトの代表口座:代表口座を先に解約すると、他の口座でインターネットバンキングが利用できなくなる可能性があります。代表口座は最後に解約することをおすすめします。
- 引き落とし口座の確認:各口座で引き落としや自動振込の登録がないか、すべて確認しましょう。
- 残高の処理:各口座の残高を適切に処理する必要があります。
- 手続きの所要時間:複数の口座を解約する場合、それなりに時間がかかります。時間に余裕を持って手続きを行いましょう。
まとめ|三菱UFJ銀行の口座解約はアプリが便利!事前準備を忘れずに
いかがでしたでしょうか。三菱UFJ銀行の口座解約は、スマートフォンの「かんたん手続アプリ」を使えば、自宅にいながら簡単に手続きが完了します。ただし、残高を0円にする、引き落としサービスを変更する、デビットカードの明細を確認するなど、事前準備をしっかり行うことが重要です。窓口での解約も可能ですが、時間や手間を考えるとアプリ解約がおすすめです。解約手続きは原則キャンセルできませんので、本当に解約してよいか十分確認してから手続きを進めましょう。本記事を参考に、スムーズな口座解約を実現してください。
- 三菱UFJ銀行の口座はアプリまたは窓口で解約できる
- 解約前に残高を0円にし、引き落としサービスを変更する必要がある
- デビットカード利用中やローン契約中は解約できない場合がある
- アプリなら土日祝日も含め毎日8:00~18:50に手続き可能
- 解約手続きは原則キャンセル不可のため慎重に判断する
