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解約方法】京成定期券の払い戻し手続きで損しないための完全ガイド

解約方法】京成定期券の払い戻し手続きで損しないための完全ガイド

京成電鉄の定期券解約方法について、払い戻し手続きから注意点まで詳しく解説します。磁気定期券・PASMO定期券・モバイルPASMOそれぞれの解約手順、手数料、必要書類など、京成定期券解約で失敗しないためのポイントを網羅的にご紹介。転職や引越しで定期券が不要になった際の参考にしてください。

もくじ

京成定期券の解約・払い戻しの基本条件

解約くん
京成電鉄の定期券を解約する場合、有効期間が1ヶ月以上残っている場合のみ払い戻しが可能で、手数料として220円が必要になります。まずは基本的な条件を確認しておきましょう。

①京成定期券の払い戻し可能条件

京成電鉄の定期券を払い戻しするためには、以下の条件を満たしている必要があります

  • 有効期間が1ヶ月以上残っている場合:3ヶ月・6ヶ月定期券が対象
  • 使用開始日から7日以内の場合:1ヶ月定期券も含む全ての定期券が対象
  • 有効期間内である場合:期限切れの定期券は払い戻し不可
  • 本人または正当な代理人による申請:本人確認書類が必要

京成電鉄では、定期券は月単位の契約となっているため、払い戻し計算も月単位で行われます。例えば、2ヶ月と1日使用した場合の経過月数は3ヶ月とみなされるため注意が必要です。

②京成定期券の払い戻し手数料と計算方法

京成定期券の払い戻しには、手数料220円が必要です。払い戻し金額は以下の計算式で算出されます。

計算項目 内容
基本計算式 定期券発売額 – 使用済月数分の定期運賃 – 手数料220円 = 払い戻し額
使用開始7日以内 定期券発売額 – (往復普通運賃 × 使用日数) – 手数料220円 = 払い戻し額
区間変更時 定期券発売額 – (1旬相当額 × 使用旬数) – 手数料220円 = 払い戻し額

具体的な計算例:

  • 6ヶ月定期券(60,000円)を2ヶ月使用後に払い戻しする場合
  • 60,000円 – (1ヶ月定期運賃12,000円 × 2ヶ月) – 220円 = 35,780円

③京成定期券の払い戻しができないケース

以下の場合、京成定期券の払い戻しはできませんので事前に確認しておきましょう。

  • 有効期間が1ヶ月未満の場合:残り期間が短すぎる定期券
  • 1ヶ月定期券で使用開始から8日以上経過:購入から時間が経ちすぎている場合
  • 有効期限が切れている定期券:期限切れ後は一切の払い戻し不可
  • 計算結果で払い戻し額が0円以下:使用期間が長すぎる場合
  • 紛失した磁気定期券:京成電鉄では磁気定期券の再発行不可のため

特に注意したいのは、1ヶ月定期券は使用開始から8日以上経過すると払い戻しができない点です。購入後すぐに不要になった場合は、早めに手続きを行いましょう。

京成定期券解約チェックリスト

京成定期券の解約手続きを行う前に、以下のチェックリストで準備状況を確認してください。

チェック項目 確認内容 チェック
有効期間の確認 定期券の有効期間が1ヶ月以上残っているか
定期券の種類確認 磁気定期券・PASMO定期券・モバイルPASMOのどれか
購入方法の確認 現金購入かクレジットカード購入か
本人確認書類 運転免許証・パスポート・健康保険証等を準備
定期券本体 払い戻し対象の定期券を持参
印鑑 認印または署名の準備
クレジットカード 購入時に使用したクレジットカード(該当者のみ)
手数料の準備 払い戻し手数料220円分の現金
営業時間の確認 定期券発売所の営業時間内か
代理人の場合 委任状・代理人の本人確認書類・定期券名義人の証明書写し

このチェックリストを事前に確認することで、京成定期券の解約手続きをスムーズに完了できます。特にクレジットカード購入の場合は、購入時のカードを忘れずに持参しましょう。

京成定期券の種類別解約手続き方法

解約くん
京成電鉄では磁気定期券・PASMO定期券・モバイルPASMOの3種類があり、それぞれ解約手続きの場所と方法が異なります。お持ちの定期券の種類を確認してから手続きを行いましょう。

①京成磁気定期券の解約手続き

京成電鉄の磁気定期券は紙製の定期券で、最も基本的なタイプです。解約手続きは以下の流れで行います。

磁気定期券の解約手続き場所

  • 京成電鉄の定期券発売所:日暮里・京成高砂・京成船橋・京成津田沼・八千代台・勝田台・京成成田・京成千葉・松戸・八柱・北習志野・新津田沼
  • 各駅の窓口:係員が常駐している駅(遠隔監視システム導入駅は一部制限あり)

磁気定期券解約の手続き手順

  1. 必要書類を準備:磁気定期券・本人確認書類・印鑑
  2. 窓口で解約申請:係員に「定期券の払い戻しをお願いします」と伝える
  3. 書類確認・計算:係員が払い戻し金額を計算
  4. 手数料支払い:現金220円を支払い
  5. 払い戻し金受け取り:現金で払い戻し金を受け取り

注意点:磁気定期券を紛失した場合、京成電鉄では再発行ができないため、払い戻しも不可能になります。

②京成PASMO定期券の解約手続き

PASMO定期券は ICカードタイプの定期券で、定期券機能のみの解約か、PASMO全体の解約かを選択できます。

PASMO定期券の解約パターン

  • 定期券部分のみ解約:PASMO本体は継続利用、チャージ残高はそのまま
  • PASMO全体を解約:定期券とチャージ残高を全て解約、デポジット500円返却

PASMO定期券解約の手続き手順

  1. 京成電鉄の定期券発売所または各駅窓口へ行く
  2. 必要書類を提示:PASMO定期券・本人確認書類・印鑑
  3. 解約方法を選択:定期券のみか、PASMO全体かを決める
  4. 払い戻し計算:係員が金額を算出
  5. 手数料支払い:定期券解約手数料220円(PASMO全体解約の場合は追加で手数料あり)
  6. 払い戻し金受け取り:現金で受け取り

PASMO定期券紛失時の対応

PASMO定期券を紛失した場合は、以下の手順で再発行が可能です:

  1. 京成線各駅窓口で再発行登録:紛失届を提出
  2. 翌日以降14日以内に再発行手続き:再発行手数料520円+デポジット500円を支払い
  3. 新しいPASMOを受け取り:定期券情報が復旧されたPASMOを受け取り

③京成モバイルPASMOの解約手続き

モバイルPASMOはスマートフォンアプリで管理する定期券で、アプリ上で解約手続きが完了します。

モバイルPASMO定期券の解約手順

  1. モバイルPASMOアプリを起動
  2. 「定期券」メニューを選択
  3. 「定期券払いもどし」をタップ
  4. 払い戻し内容を確認:経過期間と払い戻し金額を確認
  5. 「はい(払いもどす・取消不可)」をタップ
  6. 払い戻し完了:クレジットカードの口座へ返金

モバイルPASMO解約時の注意点

  • 払い戻し実行後の取消は不可:慎重に手続きを行う
  • 残日数によっては返金なし:事前に金額を確認
  • 手数料は各事業者が設定:京成電鉄の場合は220円
  • クレジットカードへの返金:現金での受け取りは不可

各定期券タイプ別メリット・デメリット比較表

定期券タイプ メリット デメリット 解約難易度
磁気定期券
  • シンプルで分かりやすい
  • 窓口での対応が確実
  • デポジット不要
  • 紛失時の再発行不可
  • チャージ機能なし
  • 必ず窓口での手続きが必要
普通
PASMO定期券
  • チャージ機能付き
  • 紛失時の再発行可能
  • 定期券のみの解約可能
  • 他社線でも利用可能
  • デポジット500円が必要
  • 再発行手数料520円
  • 手続きが複雑
やや難
モバイルPASMO
  • アプリで24時間手続き可能
  • カード不要でスマホのみ
  • 即座に解約完了
  • 紛失リスクなし
  • スマホ操作が必要
  • 取消不可で慎重な操作が必要
  • 返金はクレジットカードのみ
簡単

定期券タイプ別解約時間・手数料まとめ

項目 磁気定期券 PASMO定期券 モバイルPASMO
解約手数料 220円 220円(定期券のみ)
220円+SF手数料(全体解約)
220円
手続き時間 営業時間内(窓口) 営業時間内(窓口) 24時間(アプリ)
受け取り方法 現金 現金 クレジットカード返金
必要日数 即日 即日 数日〜1週間

それぞれの定期券タイプには特徴があるため、ご自身の利用状況に合わせて最適な解約方法を選択してください。急ぎの場合は磁気定期券やPASMO定期券の窓口手続き、時間に余裕がある場合はモバイルPASMOのアプリ手続きが便利です。

京成定期券の解約手続き場所と営業時間

解約くん
京成定期券の解約は定期券発売所または各駅窓口で手続きできますが、営業時間や取り扱い内容が場所によって異なります。事前に確認してから向かいましょう。

①京成定期券発売所での手続き

京成電鉄では主要駅に定期券発売所を設置しており、専門スタッフによる確実な手続きが可能です。

京成本線・押上線・金町線・千葉線・千原線・東成田線エリア

駅名 営業時間 取り扱い定期券 特記事項
日暮里 12:00~20:00 松戸線を除く京成線発の定期券 JR線との乗り換え駅
京成高砂 12:00~20:00 松戸線を除く京成線発の定期券 北総線との分岐駅
京成船橋 12:00~20:00 松戸線を除く京成線発の定期券 モーニングPASS発売拠点
京成津田沼 12:00~20:00 松戸線を除く京成線発の定期券 松戸線との分岐駅
八千代台 12:00~20:00 松戸線を除く京成線発の定期券 モーニングPASS発売拠点
勝田台 12:00~20:00 松戸線を除く京成線発の定期券 東葉高速線との接続駅
京成成田 12:00~20:00 松戸線を除く京成線発の定期券 モーニングPASS発売拠点
京成千葉 12:00~20:00 松戸線を除く京成線発の定期券 千葉線・千原線の起点

京成松戸線エリア

駅名 営業時間 取り扱い定期券 特記事項
松戸 7:00~20:00 松戸線発の定期券 JR常磐線との乗り換え駅
八柱 7:00~20:00 松戸線発の定期券 新京成線との乗り換え駅
北習志野 7:00~20:00 松戸線発の定期券 東葉高速線との接続駅
新津田沼 7:00~20:00 松戸線発の定期券 JR総武線との乗り換え駅

定期券発売所利用時の注意点

  • 松戸線系統と本線系統で発売所が分かれている:間違えないよう注意
  • 営業時間が限定的:12:00~20:00または7:00~20:00
  • 専門スタッフ常駐:複雑な手続きも確実に対応
  • 新規通学定期・割引定期券は発売所でのみ対応

②各駅窓口での手続き

京成電鉄の各駅窓口でも定期券の払い戻し手続きが可能ですが、駅により対応時間や内容が異なります。

一般駅窓口の営業時間

  • 始発から終電まで:係員常駐駅の多くはこの時間帯
  • 窓口業務時間内:駅により異なる(概ね6:00~23:00)
  • 遠隔監視システム導入駅:7:00~22:00(一部業務制限あり)

各駅窓口利用時のメリット・デメリット

項目 メリット デメリット
アクセス
  • 最寄り駅で手続き可能
  • 移動時間の短縮
  • 小規模駅は取り扱い制限あり
  • 混雑時は待ち時間発生
営業時間
  • 早朝・夜間も対応可能な駅あり
  • 通勤途中での手続き可能
  • 駅により営業時間が異なる
  • 遠隔監視駅は時間制限あり
対応内容
  • 基本的な払い戻し手続き対応
  • 即日現金受け取り可能
  • 複雑なケースは発売所案内
  • スタッフの習熟度にばらつき

③遠隔監視システム導入駅での注意点

京成電鉄では一部駅に遠隔監視システムを導入しており、これらの駅では手続きに制限があります。

遠隔監視システム導入駅一覧

以下の駅は遠隔監視システム導入駅で、窓口営業時間が7:00~22:00に限定されています:

  • 京成本線:上本郷・松戸新田・みのり台
  • 京成松戸線:北初富・初富・三咲・滝不動・高根木戸・習志野・前原

遠隔監視システム導入駅での制限事項

取り扱い項目 対応状況 代替方法
定期券払い戻し ○ 対応可能 営業時間内に手続き
団体乗車券申込・発売 × 取り扱いなし 他駅または発売所で手続き
窓口でのICカードチャージ × 取り扱いなし 券売機または精算機を利用
窓口での乗り越し精算 × 取り扱いなし 精算機またはテレビ電話利用
PASMOの再発行 △ 登録のみ 再発行は他駅で実施

遠隔監視駅での手続き方法

  1. 営業時間内(7:00~22:00)に来駅
  2. インターホンでスタッフを呼び出し(時間外の場合)
  3. テレビ電話システムで対応(一部手続き)
  4. 必要に応じて他駅を案内

京成線内手続き可能駅一覧

京成定期券の解約手続きが可能な主要駅を路線別にまとめました。

路線名 手続き可能駅(◎:発売所あり ○:窓口対応 △:遠隔監視)
京成本線 ◎日暮里 ○町屋 ○千住大橋 ○京成関屋 ○堀切菖蒲園 ○お花茶屋 ○青砥 ◎京成高砂 ○江戸川 ○国府台 ○市川真間 ○菅野 ○京成八幡 ○鬼越 ○京成中山 ○東中山 ○京成西船 ◎京成船橋 ○海神 ○京成津田沼 ○新津田沼 ○谷津 ○京成大久保 ○実籾 ○八千代台 ○京成大和田 ○勝田台 ○志津 ○ユーカリが丘 ○京成臼井 ○佐倉 ○大佐倉 ○京成酒々井 ○宗吾参道 ○公津の杜 ◎京成成田
押上線 ○押上 ○京成曳舟 ○八広 ○四ツ木 ○京成立石 ○青砥
金町線 ○京成金町 ○京成柴又
千葉線 ◎京成千葉 ○京成稲毛 ○みどり台 ○西登戸 ○新千葉
千原線 ○千葉中央 ○大森台 ○学園前 ○おゆみ野 ○ちはら台
松戸線 ◎松戸 △上本郷 △松戸新田 △みのり台 ◎八柱 △北初富 △初富 △三咲 △滝不動 △高根木戸 ◎北習志野 △習志野 △前原 ◎新津田沼
成田スカイアクセス線 ○印旛日本医大 ○成田湯川 ○空港第2ビル ○成田空港

手続き駅選択のポイント

  • 確実性重視:◎印の定期券発売所を選択
  • 利便性重視:最寄りの○印窓口対応駅を選択
  • 時間外対応:△印の遠隔監視駅は営業時間に注意
  • 松戸線関連:必ず松戸線エリアの発売所を利用

京成定期券の解約手続きは、お住まいの地域と定期券の種類に応じて最適な駅を選択することが重要です。不明な点がある場合は、事前に駅に電話で確認することをおすすめします。

京成定期券解約時の必要書類と持参物

解約くん
京成定期券の解約手続きでは、定期券本体・本人確認書類・印鑑が基本セットです。クレジットカードで購入した場合は、購入時に使用したカードも必要になりますので忘れずに持参しましょう。

①京成現金購入定期券の必要書類

現金で購入した京成定期券の解約手続きでは、以下の書類・持参物が必要です。

必須書類・持参物

項目 詳細 注意点
払い戻し対象の定期券 磁気定期券またはPASMO定期券 破損・汚損していても持参必須
本人確認書類 公的証明書(原本) 有効期限内のもの、コピー不可
印鑑 認印または実印 シャチハタ不可、署名でも代用可能
現金(手数料) 払い戻し手数料220円 お釣りが出ない金額で準備

現金購入定期券解約の手続きの流れ

  1. 必要書類を確認:定期券・本人確認書類・印鑑・現金220円
  2. 京成定期券発売所または駅窓口へ
  3. 係員に解約希望を伝達:「定期券の払い戻しをお願いします」
  4. 書類確認・本人確認:係員が提出書類をチェック
  5. 払い戻し金額計算:係員が経過期間に基づき算出
  6. 手数料支払い:現金220円を支払い
  7. 払い戻し金受け取り:現金で払い戻し金を受領
  8. 領収書受け取り:手続き完了の証明書類を受領

現金購入定期券解約時の注意事項

  • 定期券の汚損・破損も持参必須:券面が読み取れない場合でも本体が必要
  • 手数料は現金のみ:クレジットカードやICカードでの支払い不可
  • 払い戻し金は現金支給:その場で現金を受け取り
  • 代理人手続きも可能:別途委任状等が必要

②京成クレジットカード購入定期券の必要書類

クレジットカードで購入した京成定期券の解約では、現金購入時の書類に加えて追加書類が必要です。

必須書類・持参物

項目 詳細 注意点
払い戻し対象の定期券 磁気定期券またはPASMO定期券 破損・汚損していても持参必須
本人確認書類 公的証明書(原本) 定期券名義人本人の証明書
購入時のクレジットカード 定期券購入に使用したカード 最重要:忘れると手続き不可
購入時の利用明細控え クレジットカード利用明細 レシートまたはWEB明細の印刷
印鑑 認印または実印 シャチハタ不可、署名でも代用可能

クレジットカード購入定期券の払い戻し方法

  • 現金での払い戻し不可:クレジットカードの口座へ返金
  • 返金までの期間:通常1〜2週間程度
  • 手数料の支払い:現金220円での支払いが必要
  • 返金確認方法:クレジットカードの利用明細で確認

クレジットカード購入定期券の重要な制限事項

⚠️ 重要な注意点
  • 代理人による手続き不可:必ず定期券名義人本人が手続きする必要
  • 購入時のクレジットカード必須:カード番号が変わった場合も旧カードが必要
  • 家族のカードでも本人手続き必要:カード名義人≠定期券名義人でも本人手続き
  • カード紛失時は特別手続き:クレジットカード会社との調整が必要

③代理人による京成定期券解約手続きの場合

やむを得ない事情により本人が手続きできない場合、代理人による解約手続きも可能です(ただし、クレジットカード購入定期券を除く)。

代理人手続きの必要書類

提出者 必要書類 注意点
定期券名義人
(委任者)
払い戻し対象の定期券 代理人に託す
本人確認書類(写し可) 運転免許証等のコピー
委任状 任意様式、自筆署名・押印必須
代理人 代理人の本人確認書類 原本必須、コピー不可

委任状の記載事項

委任状には以下の内容を必ず記載してください:

  • 委任者情報:氏名・住所・連絡先・自筆署名・押印
  • 代理人情報:氏名・住所・連絡先
  • 委任内容:「京成定期券の払い戻し手続き一式」
  • 定期券情報:区間・有効期間・定期券番号(分かる範囲)
  • 作成日:委任状作成年月日

代理人手続きの制限事項

可能な場合 不可能な場合
  • 現金購入の磁気定期券
  • 現金購入のPASMO定期券
  • 入院・出張等やむを得ない事情
  • 適切な委任状の準備
  • クレジットカード購入定期券
  • 委任状の不備
  • 代理人の本人確認書類不備
  • 定期券名義人の本人確認書類なし

本人確認書類として有効なもの一覧

京成定期券の解約手続きで本人確認書類として認められるものを一覧にまとめました。

顔写真付き本人確認書類(優先的に受理)
書類名 発行機関 注意点 有効性
運転免許証 都道府県公安委員会 有効期限内、住所変更記載も有効
パスポート 外務省 有効期限内、住所記載不要
マイナンバーカード 地方公共団体情報システム機構 表面のみ提示、通知カードは不可
住民基本台帳カード 市区町村 顔写真付きのもの、有効期限内
身体障害者手帳 都道府県・政令指定都市 顔写真付きのもの
顔写真なし本人確認書類(追加書類が必要な場合あり)
書類名 発行機関 注意点 有効性
健康保険証 健康保険組合等 現住所記載、有効期限内
国民健康保険証 市区町村 現住所記載、有効期限内
後期高齢者医療保険証 後期高齢者医療広域連合 現住所記載、有効期限内
年金手帳 日本年金機構 住所記載があるもの
住民票の写し 市区町村 発行から3ヶ月以内
学生・職場関連の本人確認書類
書類名 条件 注意点 有効性
学生証 顔写真付き 有効期限内、現在在学中
社員証 顔写真付き 会社名・氏名明記、現在在職中
職員証 顔写真付き 官公庁・団体発行、現在在職中
本人確認書類として認められないもの
  • マイナンバー通知カード:顔写真なしのため
  • 期限切れの本人確認書類:有効期限を過ぎたもの
  • コピー・写真:代理人の場合を除き原本必須
  • 外国語表記のみの書類:日本語表記または翻訳が必要
  • 破損・汚損が著しい書類:内容が判読できないもの

本人確認書類準備のポイント

  • 有効期限を事前確認:期限切れの場合は更新してから手続き
  • 住所変更は事前届出:定期券の住所と一致させる
  • 複数持参を推奨:1点で不安な場合は複数の書類を準備
  • 顔写真付きを優先:スムーズな手続きのため

京成定期券の解約手続きでは、事前の書類準備が手続きの成否を決める重要な要素です。特にクレジットカード購入の場合は、購入時のカードを忘れると手続きができないため、必ず確認してから出発しましょう。

京成定期券の払い戻し金額計算シミュレーション

解約くん
京成定期券の払い戻し金額は、経過月数×定期運賃+手数料220円を差し引いた金額になります。計算方法を理解して、事前に払い戻し金額を把握しておきましょう。

①京成定期券の基本計算式と計算例

京成電鉄の定期券払い戻しは月単位の計算が基本となり、以下の計算式で算出されます。

基本計算式

払い戻し金額 = 定期券発売額 – (使用済月数分の定期運賃) – 手数料220円

経過月数の計算ルール

  • 1ヶ月未満の端数は1ヶ月に切り上げ:例)2ヶ月と1日使用 → 3ヶ月として計算
  • 使用開始日を含む:4月1日開始なら4月1日も使用日数に含まれる
  • 払い戻し申請日まで:申請当日も使用したものとして計算

具体的な計算例

例1:京成上野~京成船橋間 6ヶ月定期券の場合
項目 金額 備考
6ヶ月定期券発売額 59,120円 基準金額
1ヶ月定期運賃 12,290円 月割り計算用
3ヶ月定期運賃 35,050円 月割り計算用

使用期間別の払い戻し金額:

使用期間 経過月数 使用済み運賃 払い戻し金額
1ヶ月使用 1ヶ月 12,290円 59,120円 – 12,290円 – 220円 = 46,610円
2ヶ月使用 2ヶ月 24,580円 59,120円 – 24,580円 – 220円 = 34,320円
3ヶ月使用 3ヶ月 35,050円 59,120円 – 35,050円 – 220円 = 23,850円
4ヶ月使用 4ヶ月 47,340円 59,120円 – 47,340円 – 220円 = 11,560円
5ヶ月使用 5ヶ月 59,630円 59,120円 – 59,630円 – 220円 = -730円(払い戻し不可)
例2:京成津田沼~八千代台間 3ヶ月定期券の場合
項目 金額
3ヶ月定期券発売額 28,500円
1ヶ月定期運賃 10,000円

使用期間別の払い戻し金額:

使用期間 払い戻し金額計算 結果
1ヶ月使用 28,500円 – 10,000円 – 220円 18,280円
2ヶ月使用 28,500円 – 20,000円 – 220円 8,280円
2ヶ月15日使用(3ヶ月扱い) 28,500円 – 30,000円 – 220円 -1,720円(払い戻し不可)

②京成定期券使用開始7日以内の特別計算

使用開始日から7日以内に払い戻しする場合は、月単位ではなく日単位での計算が適用されます。

7日以内の特別計算式

払い戻し金額 = 定期券発売額 – (往復普通運賃 × 使用日数) – 手数料220円

7日以内計算の適用条件

  • 使用開始日を含む7日間:4月1日開始なら4月7日まで
  • 全ての定期券が対象:1ヶ月定期券も含む
  • 使用・未使用を問わず:実際に使用していなくても日数はカウント

7日以内計算の具体例

例:京成上野~青砥間 1ヶ月定期券(使用開始3日目で払い戻し)
項目 金額・内容
1ヶ月定期券発売額 15,000円
往復普通運賃 520円(片道260円×2)
使用日数 3日間
計算式 15,000円 – (520円 × 3日) – 220円
払い戻し金額 13,220円

1ヶ月定期券の特別ルール

1ヶ月定期券は使用開始から8日以上経過すると払い戻し不可となります:

使用日数 払い戻し可否 計算方法
1~7日 ○ 可能 日単位計算
8日以上 × 不可 払い戻し不可

③京成定期券区間変更時の払い戻し計算

京成定期券の区間変更を行う場合は、特別な払い戻し計算方法が適用されます。

区間変更時の計算式

払い戻し金額 = 定期券発売額 – (1旬相当額 × 使用旬数) – 手数料220円

※1旬 = 10日、1旬未満の端数は1旬に切り上げ

旬数計算の方法

  • 1ヶ月 = 3旬:実際の日数に関係なく30日 = 3旬で計算
  • 端数処理:1~10日 = 1旬、11~20日 = 2旬、21~30日 = 3旬
  • 1旬相当額:定期運賃の日割り額を10倍した金額

区間変更払い戻し計算例

例:京成船橋~勝田台間 6ヶ月定期券を2ヶ月15日使用後に区間変更
項目 金額・内容
6ヶ月定期券発売額 80,000円
使用期間 2ヶ月15日 = 7旬
1旬相当額 1,500円(日割り150円×10日)
使用済み金額 1,500円 × 7旬 = 10,500円
払い戻し金額 80,000円 – 10,500円 – 220円 = 69,280円

区間変更手続きの流れ

  1. 新しい区間の定期券を購入
  2. 古い定期券の払い戻し手続き
  3. 旬数計算による払い戻し金受け取り
  4. 手数料220円の支払い

京成定期券払い戻し金額シミュレーター

以下の表を使用して、お持ちの京成定期券の概算払い戻し金額を確認できます。

定期券価格帯別シミュレーション表
定期券価格 使用期間別払い戻し金額(手数料220円込み)
1ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月 5ヶ月 6ヶ月
30,000円
(3ヶ月)
19,780円 9,560円 払戻不可
40,000円
(3ヶ月)
26,447円 12,893円 払戻不可
50,000円
(6ヶ月)
41,447円 32,893円 24,340円 15,787円 7,233円 払戻不可
60,000円
(6ヶ月)
49,780円 39,560円 29,340円 19,120円 8,900円 払戻不可
70,000円
(6ヶ月)
58,113円 46,227円 34,340円 22,453円 10,567円 払戻不可
80,000円
(6ヶ月)
66,447円 52,893円 39,340円 25,787円 12,233円 払戻不可
使用開始7日以内の場合の簡易計算表
定期券価格 往復運賃 1日使用 3日使用 5日使用 7日使用
30,000円 400円 29,380円 28,580円 27,780円 26,980円
50,000円 600円 49,180円 47,980円 46,780円 45,580円
70,000円 800円 68,980円 67,380円 65,780円 64,180円

払い戻し金額計算時の注意点

  • 計算結果がマイナスの場合:払い戻し不可、手数料も不要
  • 端数処理:京成電鉄では10円未満は切り上げ
  • 特殊区間:成田空港関連区間は加算運賃あり
  • 連絡定期券:他社線との連絡定期券は計算方法が複雑

シミュレーター使用時のポイント

  1. 定期券の購入価格を確認:券面または購入時の控えで確認
  2. 使用開始日からの経過日数を計算:当日も含めてカウント
  3. 上記表で概算金額を確認:正確な金額は窓口で計算
  4. 手数料220円を考慮:実際の受取額から差し引かれる

この京成定期券払い戻し金額シミュレーターを使用することで、事前に概算の払い戻し金額を把握でき、解約手続きの判断材料として活用できます。ただし、正確な金額は定期券発売所での計算が必要ですので、参考値として活用してください。

京成定期券解約でよくあるトラブルとFAQ

解約くん
京成定期券の解約でよくあるトラブルは、手数料の確認不足や書類不備が主な原因です。事前にしっかり準備しておけば、スムーズに手続きを完了できますよ。

①京成定期券手続き時のよくあるエラーと対処法

京成定期券の解約手続きでよく発生するエラーとその対処法をまとめました。事前に確認して、トラブルを未然に防ぎましょう。

書類関連のエラーと対処法

エラー内容 原因 対処法 予防策
本人確認書類不備
  • 有効期限切れ
  • 住所相違
  • 顔写真なし
  • 有効な書類の再持参
  • 住所変更手続き後に再来
  • 追加書類の提出
事前に有効期限と住所を確認
クレジットカード忘れ 購入時のカード未持参
  • 該当カードを取りに帰る
  • 後日再来訪
購入履歴を事前確認
印鑑忘れ 認印の忘れ
  • 署名での代用可能
  • 印鑑を取りに帰る
印鑑またはボールペンを準備
委任状不備
  • 記載事項不足
  • 自筆署名なし
  • 押印忘れ
  • 正しい委任状の再作成
  • 本人に確認して補完
委任状のサンプルを参考に作成

定期券関連のエラーと対処法

エラー内容 原因 対処法 予防策
定期券紛失
  • 磁気定期券の紛失
  • PASMO定期券の紛失
  • 磁気:払い戻し不可
  • PASMO:再発行後に手続き
定期券の保管場所を決める
破損・汚損
  • 水濡れ
  • 折れ曲がり
  • 磁気不良
  • 破損していても持参
  • 券面情報で照会可能
定期券ケースで保護
有効期限切れ 期限を過ぎてから手続き 払い戻し不可 有効期限の1ヶ月前から確認
他社発行定期券 京成以外で購入した定期券 発行事業者で手続き 購入場所を事前確認

手数料・金額関連のエラーと対処法

エラー内容 原因 対処法 予防策
手数料不足 220円未満の現金しか持参していない
  • ATMで現金引き出し
  • 両替して再来
事前に手数料220円を準備
払い戻し金額0円 使用期間が長すぎる
  • 手続き不要
  • 定期券はそのまま使い切る
事前に計算シミュレーション
計算方法の誤解 日割り計算と勘違い 月単位計算の説明を受ける 計算方法を事前学習

営業時間・場所関連のエラーと対処法

エラー内容 原因 対処法 予防策
営業時間外来訪
  • 定期券発売所の営業時間外
  • 遠隔監視駅の時間外
  • 営業時間内に再来訪
  • 他の駅での手続き
営業時間を事前確認
取り扱い不可駅
  • 松戸線系統を本線系統で手続き
  • 専門手続きが必要なケース
  • 適切な発売所へ案内
  • 電話で事前確認
定期券の発行事業者を確認

②京成定期券の払い戻し金額が0円になるケース

京成定期券の払い戻し手続きを行っても、払い戻し金額が0円となる場合があります。以下のケースを事前に確認しましょう。

払い戻し金額0円となる計算例

6ヶ月定期券の場合
定期券価格 使用期間 計算式 結果
60,000円 5ヶ月使用 60,000円 – 50,000円 – 220円 9,780円
5ヶ月15日使用(6ヶ月扱い) 60,000円 – 60,000円 – 220円 -220円(0円)
6ヶ月使用 60,000円 – 60,000円 – 220円 -220円(0円)
3ヶ月定期券の場合
定期券価格 使用期間 計算式 結果
30,000円 2ヶ月使用 30,000円 – 20,000円 – 220円 9,780円
2ヶ月15日使用(3ヶ月扱い) 30,000円 – 30,000円 – 220円 -220円(0円)
3ヶ月使用 30,000円 – 30,000円 – 220円 -220円(0円)

0円となる主な原因

  • 使用期間が長すぎる:定期券の割引効果を十分享受した場合
  • 端数切り上げの影響:1日でも新しい月に入ると1ヶ月分の料金が発生
  • 手数料220円の影響:小額の払い戻し金額では手数料で相殺
  • 定期券の割引率:6ヶ月定期券など長期定期券ほど起こりやすい

0円払い戻しの場合の対応

項目 内容
手続きの必要性 払い戻し手続き不要(定期券はそのまま使い切る)
手数料 支払い不要(0円のため)
定期券の処理 有効期限まで通常通り使用可能
確認方法 窓口で計算してもらい0円を確認

③京成定期券を紛失した場合の取り扱い

京成定期券を紛失した場合の対応は、定期券の種類によって大きく異なります

磁気定期券を紛失した場合

⚠️ 重要:磁気定期券は再発行不可
  • 京成電鉄では磁気定期券の再発行を行っていません
  • 紛失した磁気定期券の払い戻しも不可能
  • 新たに定期券を購入する必要があります
磁気定期券紛失時の対応手順
  1. 最寄りの京成駅係員に紛失届を提出
  2. 定期券が社内で発見された場合の連絡先を登録
  3. 新たに定期券を購入(紛失分の補償なし)
  4. 後日発見された場合の特別対応:新規購入分を払い戻し(区間変更時の計算適用)

PASMO定期券を紛失した場合

✅ PASMO定期券は再発行可能

PASMO定期券の場合は、以下の手順で再発行ができます:

PASMO定期券再発行手順
手順 内容 費用 所要時間
1. 再発行登録 京成線各駅窓口で紛失届・再発行登録 無料 即日
2. 待機期間 翌日以降14日以内 1~14日
3. 再発行手続き 京成線各駅窓口で新カード受取 再発行手数料520円
デポジット500円
即日
4. 旧カード発見時 デポジット500円返却 デポジット返却 即日
PASMO定期券再発行の必要書類
  • 本人確認書類:記名PASMO・PASMO定期券の場合は本人の公的証明書
  • 再発行手数料:現金520円
  • デポジット:現金500円
  • 印鑑:認印または署名

モバイルPASMO定期券の場合

  • スマホ紛失:新しいスマホにアプリをインストールして復旧可能
  • 機種変更:事前にデータ移行手続きが必要
  • アプリ削除:再インストールでデータ復旧可能
  • アカウント紛失:モバイルPASMOサポートセンターに連絡

紛失後の払い戻し手続き

定期券種類 再発行 払い戻し可否 手続き方法
磁気定期券 不可 不可 新規購入のみ
PASMO定期券 可能 再発行後に可能 再発行→通常の払い戻し手続き
モバイルPASMO 可能 アプリで可能 アプリ復旧→アプリ内で払い戻し

京成定期券解約トラブル回避チェックシート

京成定期券の解約手続きでトラブルを回避するためのチェックシートです。手続き前に必ず確認してください。

事前準備チェック
チェック項目 確認内容 チェック欄 備考
定期券の種類確認 磁気・PASMO・モバイルPASMOのどれか 手続き方法が異なるため重要
有効期間確認 1ヶ月以上残っているか 払い戻し可能条件
購入方法確認 現金・クレジットカードどちらで購入 必要書類が変わる
購入場所確認 京成線での購入か他社線での購入か 手続き場所が決まる
松戸線系統確認 松戸線関連の定期券か 発売所が限定される
必要書類チェック
チェック項目 現金購入 クレジット購入 代理人手続き チェック欄
定期券本体 ○必須 ○必須 ○必須
本人確認書類 ○必須 ○必須 △写し可
印鑑 ○必須 ○必須 ○必須
購入時クレジットカード ×不要 ○必須 ×不可
利用明細控え ×不要 ○必須 ×不可
委任状 ×不要 ×不要 ○必須
代理人本人確認書類 ×不要 ×不要 ○必須
現金220円(手数料) ○必須 ○必須 ○必須
手続き場所・時間チェック
チェック項目 確認内容 チェック欄
営業時間確認 定期券発売所:12:00-20:00または7:00-20:00
遠隔監視駅:7:00-22:00
取り扱い可能駅選択 松戸線系統は専用発売所、本線系統は各発売所
混雑時間回避 平日朝夕ラッシュ時間を避ける
所要時間確保 手続きに30分程度の余裕を見る
紛失・特殊ケースチェック
チェック項目 対応 チェック欄
定期券紛失 磁気:払い戻し不可、PASMO:再発行後手続き
定期券破損 破損していても持参必須
クレジットカード紛失 カード会社に連絡、特別手続き要相談
本人確認書類期限切れ 更新してから手続きまたは他の有効書類を準備

このチェックシートを使用することで、京成定期券解約手続きのトラブルを大幅に減らすことができます。特に初めて解約手続きを行う方は、全ての項目を確認してから窓口に向かうことをおすすめします。

京成定期券から他社定期券への乗り換え比較

解約くん
京成定期券から他社定期券に乗り換える場合は、料金だけでなく利便性も含めて総合的に比較することが大切です。最適な選択肢を見つけるお手伝いをしますね。

①京成定期券とJR東日本定期券との比較

京成電鉄とJR東日本は首都圏の主要交通機関として、多くの区間で競合しています。料金・利便性・サービス面での比較をご紹介します。

主要区間での料金比較(1ヶ月定期券)

区間 京成電鉄 JR東日本 差額 お得な事業者
上野~船橋方面 京成上野~京成船橋
12,290円
上野~船橋
13,040円
750円 京成が安い
日暮里~成田方面 日暮里~京成成田
19,870円
日暮里~成田
21,120円
1,250円 京成が安い
上野~津田沼方面 京成上野~京成津田沼
14,580円
上野~津田沼
15,330円
750円 京成が安い
押上~船橋方面 押上~京成船橋
11,540円
錦糸町~船橋
12,290円
750円 京成が安い

速達性・利便性比較

比較項目 京成電鉄 JR東日本 優位性
成田空港アクセス
  • スカイライナー:最速36分
  • アクセス特急:約60分
  • 空港直結
  • 成田エクスプレス:約60分
  • 快速:約80分
  • 空港直結
京成優位
都心アクセス
  • 上野・日暮里経由
  • 押上から都営・メトロ直通
  • 乗り換え1~2回
  • 東京・新宿・池袋など主要駅直結
  • 乗り換えなしが多い
  • 山手線・中央線アクセス良好
JR優位
運行本数
  • 日中:4~6分間隔
  • 朝夕:2~3分間隔
  • 深夜運転限定的
  • 日中:3~4分間隔
  • 朝夕:2~3分間隔
  • 深夜運転充実
JR優位
乗り換え利便性
  • 私鉄・地下鉄との接続良好
  • スカイツリー・浅草方面便利
  • 下町エリア強い
  • 新幹線との接続良好
  • 山手線内へのアクセス便利
  • 広域ネットワーク
利用目的による

サービス・特典比較

項目 京成電鉄 JR東日本
ICカード PASMO(関東私鉄共通) Suica(JR東日本独自)
ポイントサービス 京成グループポイント JRE POINT
クレジットカード 京成カード ビューカード
特急料金 スカイライナー:410円~ 成田エクスプレス:1,370円~

②京成定期券と都営地下鉄定期券との比較

都営地下鉄は都心部での移動に特化しており、京成電鉄と連携する路線も多くあります。

主要区間での料金比較(1ヶ月定期券)

区間 京成電鉄 都営地下鉄 差額 お得な事業者
押上~新橋 押上~新橋(都営直通)
9,040円
押上~新橋(都営浅草線)
9,040円
0円 同額
青砥~大門 青砥~大門(都営直通)
10,790円
青砥~大門(都営浅草線)
10,790円
0円 同額
高砂~新宿 京成高砂~新宿(連絡)
15,320円
高砂~新宿(都営新宿線)
13,040円
2,280円 都営が安い
船橋~都庁前 京成船橋~都庁前(連絡)
16,070円
船橋~都庁前(直通なし)
乗り換え必要
京成が便利

都営地下鉄との連携メリット

メリット 内容 対象路線
直通運転 乗り換えなしで都心へアクセス 都営浅草線
連絡割引 それぞれの運賃から10円ずつ割引 全都営路線
共通ICカード PASMO・Suicaで相互利用可能 全路線
定期券一体化 1枚の定期券で両社利用可能 連絡区間

都営地下鉄選択時の注意点

  • 営業エリアが限定的:東京都内中心、郊外への延伸少ない
  • 料金体系が複雑:距離別運賃で短距離でも高額
  • 混雑が激しい:都心部路線は朝夕の混雑が深刻
  • 乗り換えが多い:目的地によっては複数回の乗り換えが必要

③京成定期券と他私鉄定期券との比較

首都圏には多くの私鉄があり、地域や利用目的によって最適な選択肢が変わります。

主要私鉄との競合区間比較

京成電鉄 vs 東武鉄道
区間 京成電鉄 東武鉄道 特徴
上野~船橋方面 京成上野~京成船橋
12,290円
上野~船橋(東武野田線)
利用不可
京成が唯一の選択肢
押上~春日部方面 押上経由(乗り換えあり)
約16,000円
押上~春日部
14,580円
東武が便利
成田空港アクセス 成田空港まで直通
スカイライナー運行
成田空港アクセスなし 京成が圧倒的優位
京成電鉄 vs 小田急電鉄
比較項目 京成電鉄 小田急電鉄
営業エリア 東京東部・千葉方面 東京西部・神奈川方面
都心アクセス 上野・押上経由 新宿・代々木上原経由
特急サービス スカイライナー(成田空港) ロマンスカー(箱根方面)
料金水準 比較的安価 やや高額
京成電鉄 vs 京急電鉄
比較項目 京成電鉄 京急電鉄
空港アクセス 成田空港(国際線中心) 羽田空港(国内線中心)
都心接続 都営浅草線直通 都営浅草線・京浜東北線直通
運行速度 最高110km/h 最高120km/h
料金体系 距離比例 距離比例(やや高額)

首都圏主要路線定期券料金比較表

首都圏の主要路線における定期券料金の比較表です。通勤ルートの検討にご活用ください。

東京都心部への主要アクセス路線(1ヶ月定期券)
出発エリア 目的地 京成電鉄 JR東日本 私鉄・地下鉄 最安
船橋・津田沼 東京駅周辺 12,290円
(京成船橋~上野)
12,040円
(船橋~東京)
13,040円
(船橋~東京・東西線)
JR
新宿・渋谷 14,080円
(連絡定期券)
13,040円
(津田沼~新宿)
15,330円
(東西線経由)
JR
押上・浅草 11,540円
(押上~京成船橋)
14,580円
(船橋~上野~浅草)
12,290円
(都営新宿線経由)
京成
成田・佐倉 東京駅周辺 19,870円
(京成成田~上野)
21,120円
(成田~東京)
京成
新宿・渋谷 22,160円
(連絡定期券)
22,370円
(成田~新宿)
京成
成田空港 1,160円
(京成成田~成田空港)
1,200円
(成田~成田空港)
京成
千葉・市川 東京駅周辺 16,070円
(京成千葉~上野)
15,080円
(千葉~東京)
16,820円
(総武線快速)
JR
新宿・渋谷 18,360円
(連絡定期券)
16,330円
(千葉~新宿)
JR
押上・浅草 14,320円
(押上~京成千葉)
17,870円
(乗り換え複数)
京成
郊外エリア間の移動比較(1ヶ月定期券)
区間 京成電鉄 JR東日本 その他私鉄 最安・最便利
成田~羽田空港 2,530円
(成田空港~浅草線経由)
3,280円
(成田~品川経由)
2,530円
(京急直通)
京成・京急同額
船橋~横浜 17,620円
(連絡定期券)
15,580円
(船橋~横浜)
16,830円
(東西線経由)
JR
千葉~大宮 20,910円
(連絡定期券)
18,620円
(千葉~大宮)
JR
成田~築地 18,120円
(京成成田~築地)
22,870円
(成田~築地)
京成

定期券選択の判断基準

料金重視の場合
  • 千葉・成田方面 ⟷ 東京東部:京成電鉄が最安
  • 千葉・船橋方面 ⟷ 東京中央部:JR東日本が最安
  • 短距離都心移動:都営地下鉄・東京メトロが有利
  • 郊外間移動:JR東日本の広域ネットワークが有利
利便性重視の場合
  • 成田空港利用頻度が高い:京成電鉄一択
  • 都心部での乗り換えを少なくしたい:JR山手線・中央線
  • 地下鉄ネットワークを活用したい:東京メトロ・都営地下鉄
  • 深夜早朝の利用が多い:JR東日本
総合的な選択指標
重視する要素 推奨する事業者 理由
コストパフォーマンス 京成電鉄 千葉方面では最安水準、空港アクセス込みでお得
都心アクセス JR東日本 主要駅直結、広域ネットワーク
空港利用 京成電鉄(成田)
京急電鉄(羽田)
専用アクセス路線、頻度・速度で優位
混雑回避 私鉄各社 JRより混雑が緩和、座席確保しやすい
ネットワーク JR東日本 関東全域カバー、新幹線接続

京成定期券から他社定期券への乗り換えを検討する際は、料金だけでなく利用目的・頻度・時間帯を総合的に考慮することが重要です。特に成田空港を利用する機会が多い場合は、京成電鉄の優位性が高く、解約よりも継続利用がお得な場合があります。

【まとめ】京成電鉄定期券の解約方法を分かりやすく解説

いかがでしたでしょうか。京成電鉄の定期券解約は、種類や購入方法によって手続きが異なりますが、事前に必要書類を準備し、営業時間内に指定窓口で手続きを行えばスムーズに完了できます。特に、有効期間が1ヶ月以上残っている場合のみ払い戻し可能な点や、手数料220円が必要な点は必ず確認しておきましょう。転職や引越しなどで京成定期券が不要になった際は、早めの手続きで無駄な出費を避けることができます。

京成定期券解約のポイント

  • 有効期間1ヶ月以上残っている場合のみ払い戻し可能
  • 手数料220円が必要(PASMO再発行時は別途520円)
  • 磁気・PASMO・モバイルPASMOで手続き方法が異なる
  • クレジット購入時は購入時のカードが必要
  • 本人確認書類の持参は必須

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