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【解約方法】irumo(イルモ)を確実に解約する全手順と注意点

【解約方法】irumo(イルモ)を確実に解約する全手順と注意点

irumo(イルモ)の解約方法をお探しですか?ドコモの格安プランirumoは、オンラインまたはドコモショップで解約できます。解約自体は無料ですが、2025年3月以降の契約者は特定条件下で解約金が発生する場合があります。本記事では、irumoの解約手順から最適なタイミング、MNP転出の方法、さらに乗り換え先の選び方まで、解約に関するすべての情報を網羅的に解説します。irumo解約方法で迷っている方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

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高橋健太/たかはしけんた(解約ナビ編集長)
高橋 健太(たかはし けんた)
サブスク・携帯キャリア・カード・各種サービスの「解約・退会手順と注意点」に特化した解説サイト「解約ナビ(kaiyaku.jp)」の編集長をやっております。2015年から解約情報を収集・検証し、つまずきやすいポイントを“最短ルート”で回避できる記事作りを重視しています。運営年数:10年以上。主なテーマ:サブスク解約・携帯キャリアMNP/オプション解約・クレカ/金融口座の解約・違約金/更新月の把握・クーリングオフ/初期契約解除。

irumo(イルモ)の解約前に確認すべき3つの基本情報

解約くん
irumoは基本的に解約金無料ですが、2025年3月以降の契約者は短期解約で最大1,100円の契約解除料が発生する可能性があります。解約月の料金は日割りされず満額請求されるため、月末解約がおすすめですよ!

irumo(イルモ)を解約する前に、必ず知っておくべき3つの基本情報があります。解約金の有無、料金の仕組み、そして最適な解約タイミングです。これらを理解しておくことで、無駄な費用を払わずにスムーズな解約が可能になります。

①irumo(イルモ)の解約金と契約解除料の最新ルール(2025年版)

irumoの解約金については、契約時期によってルールが大きく異なります。2025年2月以前の契約者と3月以降の契約者では、解約時の費用負担が変わってくるため、まずは自分がどちらに該当するのかを確認しましょう。

2025年2月28日以前の契約者は完全無料

2025年2月28日以前にirumoを契約された方は、いつ解約しても解約金・契約解除料は一切かかりません。最低利用期間の縛りもなく、契約後すぐに解約しても費用は発生しないため、安心して解約手続きを進めることができます。

この時期の契約者は、ドコモが違約金制度を廃止した後のプランを利用しているため、完全に自由なタイミングで解約が可能です。MNP転出手数料も無料ですので、他社への乗り換えもコストをかけずに行えます。

2025年3月1日以降の契約者が解約金1,100円を請求される条件

2025年3月1日以降にirumoを新規契約した方は、特定の条件に該当する場合のみ、契約解除料1,100円(税込)が発生します。ただし、通常の利用をしている方であれば、この契約解除料が請求されることはほとんどありません。

契約解除料が発生する条件は、以下のすべてを満たす場合です:

  • 契約から1年以内の解約である
  • 以下のいずれかに該当する
    • 利用実態がない場合(通話や通信をほとんど利用していない)
    • 解約日から過去1年間に、同一名義の他の回線が契約期間1年以内に解約されていた場合(法人名義を除く)

つまり、irumo回線を普通に使っていて、同じ名義で複数回線を短期間に解約していなければ、1年以内の解約でも契約解除料は発生しません。この制度は、端末割引キャンペーン目的での契約や転売目的の利用を防ぐために導入されたものです。

なお、8日以内キャンセル(初期契約解除制度)による解約の場合は、この契約解除料の対象外となります。

0.5GBプランの契約解除料は550円

irumoの0.5GBプランを契約している方は、上記の条件に該当した場合でも契約解除料は550円(税込)となります。これは、月額料金が1,100円未満の料金プランの場合、契約解除料は料金プラン月額と同額になるというルールが適用されるためです。

0.5GBプランは月額550円(税込)ですので、仮に契約解除料が発生したとしても、他のプランの半額で済みます。ただし、通常利用をしていれば契約解除料が請求されることはほとんどありませんので、過度に心配する必要はありません。

②irumo(イルモ)解約時の料金の仕組み

irumoを解約する際には、解約月の料金や解約後も継続する費用について正しく理解しておくことが重要です。思わぬ請求が来て驚かないよう、事前にしっかり確認しておきましょう。

解約月の月額料金は日割り計算されない

irumoの解約月の料金は、いつ解約しても満額請求されます。月初に解約しても、月末に解約しても、同じ1か月分の料金が請求されるため、日割り計算はされません。

例えば、3GBプラン(月額2,167円)を利用している場合:

  • 8月1日に解約:8月分として2,167円請求
  • 8月10日に解約:8月分として2,167円請求
  • 8月31日に解約:8月分として2,167円請求

このように、どのタイミングで解約しても請求額は変わりません。そのため、月初に解約してしまうと、ほとんど使っていないのに満額請求されることになり、非常にもったいないです。

なお、irumoへの乗り換え時(初月)は日割り計算されますが、解約月だけは満額請求となりますので注意が必要です。

解約後も請求が続く費用一覧

irumoを解約した後も、一部の費用については引き続き支払いが必要となります。解約したからといってすべての請求がストップするわけではありませんので、以下の項目を必ず確認しておきましょう。

費用項目 解約後の扱い 注意点
端末代金の分割払い残債 支払い継続 解約しても分割払いは続く。一括払いはドコモショップでのみ可能
通話料・SMS送信料 解約後1~2か月請求される場合あり 解約月に利用した通話料などは翌月以降に請求される
有料オプションサービス 個別に解約が必要 irumo解約と同時に自動解約されないオプションもある
いつでもカエドキプログラム 解約後も利用可能 irumo回線の有無に関わらず利用できる

特に注意が必要なのは端末代金の分割払い残債です。スマホを分割払いで購入している場合、irumoを解約しても端末代金の支払いは継続します。分割払いの回数(12回・24回・36回)は変更できませんので、残りの回数分を毎月支払い続けることになります。

また、有料オプションについても、irumo解約と同時に自動解約されるものと、個別に解約手続きが必要なものがあります。解約前にMy docomoから加入中のオプションを確認し、不要なものは解約しておきましょう。

③irumo(イルモ)解約のベストタイミングはいつ?

irumoを解約する際には、タイミングを見極めることで無駄な費用を最小限に抑えることができます。解約月の料金が日割りされないという特性を理解し、最適な解約日を選びましょう。

月末解約が最もお得な理由

irumoの解約は、月末に近いタイミングで行うのが最もお得です。前述の通り、解約月の料金は日割り計算されず満額請求されるため、月初に解約してしまうと、ほとんどサービスを利用していないのに1か月分の料金を支払うことになります。

一方、月末ギリギリまで使ってから解約すれば、満額支払う料金に見合ったサービスを受けられるため、損をすることがありません。

例えば、3GBプラン(月額2,167円)の場合:

  • 8月3日に解約:残り28日間は使えないのに2,167円支払う → 約2,000円分が無駄
  • 8月28日に解約:ほぼ1か月間使い切ってから2,167円支払う → 無駄なし

このように、解約日を月末に近づけることで、支払う料金を最大限有効活用できます。

推奨解約日は毎月20~25日

月末解約がお得とはいえ、あまりにもギリギリすぎると翌月扱いになってしまうリスクがあります。そのため、毎月20日~25日頃に解約手続きを行うのが最も安全でおすすめです。

irumoの解約手続きは、オンラインで行えば即日完了することがほとんどですが、以下のような理由で手続きが遅れる可能性もあります:

  • システムメンテナンス中で手続きができない
  • ネットワーク暗証番号やdアカウントのログイン情報を忘れて確認に時間がかかる
  • MNP転出の場合、乗り換え先での開通手続きに時間がかかる

月末の29日や30日に手続きを開始すると、何らかのトラブルで手続きが完了せず、翌月1日になってしまう可能性があります。そうなると、翌月分の料金も満額請求されてしまいます。

20日~25日頃に解約手続きを行えば、万が一トラブルがあっても月内に完了できる余裕があり、かつ月末までしっかり使い切れるため、最もバランスの良いタイミングと言えます。

MNP乗り換えの場合は開通タイミングに注意

他社へMNP転出する場合、irumoの解約日は「乗り換え先の回線が開通した日」となります。自分でirumoの解約手続きをするわけではなく、乗り換え先での開通手続きが完了した時点で、自動的にirumoが解約される仕組みです。

そのため、乗り換え先の開通手続きをいつ行うかが、実質的な解約日を決めることになります。月をまたいで開通してしまうと、irumoの翌月分の料金も請求されてしまうため、以下の点に注意が必要です:

  • 乗り換え先のSIMカードやスマホが届くまでの日数を考慮する(通常3~7日程度)
  • 開通手続きは自分で行うタイミングを選べるため、月末に近い日を選ぶ
  • あまり月末ギリギリだと翌月に開通する可能性があるため、20~25日頃には乗り換え先へ申し込む

特に、MNP予約番号を使った従来方式の場合、予約番号には15日間の有効期限があり、さらに多くの携帯電話会社では「有効期限が10日以上残っている状態」でないと申し込めません。余裕を持ったスケジュールで乗り換え手続きを進めることが重要です。

なお、MNPワンストップ方式を利用すれば、予約番号の有効期限を気にする必要がなく、より柔軟にタイミングを調整できます。

irumo(イルモ)の解約方法【オンライン・店舗・電話】

解約くん
irumoの解約は、24時間対応のオンライン手続きが最もおすすめです。ドコモショップでの解約も可能ですが、一部手続きは有料になります。電話での解約受付は現在休止中ですので注意してくださいね!

irumo(イルモ)の解約方法は、主にオンライン店舗(ドコモショップ)の2つがあります。かつては電話での解約も受け付けていましたが、現在は休止中です。それぞれの方法について、手順や必要なもの、メリット・デメリットを詳しく解説します。

①【推奨】irumo(イルモ)をオンラインで解約する手順

irumoの解約は、オンライン手続きが最もおすすめです。24時間いつでも手続き可能で、手数料も無料、待ち時間もありません。店舗に足を運ぶ必要もないため、忙しい方や日中時間が取れない方にも最適な方法です。

オンライン解約に必要なもの

irumoをオンラインで解約する際には、以下のものを事前に準備しておきましょう。

  • dアカウントのIDとパスワード(irumo契約時に登録したもの)
  • ネットワーク暗証番号(4桁の数字)
  • 利用中のスマートフォンまたはパソコン
  • インターネット接続環境

dアカウントは、irumo契約時に作成したアカウントです。IDとパスワードを忘れてしまった場合は、dアカウントのログイン画面から再設定が可能です。

ネットワーク暗証番号は、契約時に設定した4桁の数字です。こちらも忘れてしまった場合は、ドコモインフォメーションセンターに問い合わせるか、本人確認書類を持参してドコモショップで再設定する必要があります。

また、解約手続きを行う際には、解約する電話番号を正確に把握しておくことも重要です。複数回線を契約している場合、間違った番号を解約してしまうと取り返しがつきませんので、必ず確認してから手続きを進めましょう。

irumo公式サイトでの解約手順

irumoのオンライン解約は、以下の手順で行います。

  1. irumo公式サイトにアクセス

    スマートフォンまたはパソコンから、irumo公式サイト(https://irumo.docomo.ne.jp/)にアクセスします。

  2. dアカウントでログイン

    画面右上または左上にある「ログイン」ボタンをタップし、irumo契約時に登録したdアカウントのIDとパスワードを入力してログインします。

  3. 解約手続きページへ移動

    ログイン後、「サポート」メニューから「解約」または「携帯電話の解約」のページに進みます。画面の案内に従って、解約手続きを開始します。

  4. 解約内容の確認

    解約する電話番号、契約者情報、現在の料金プランなどが表示されます。解約する電話番号に間違いがないか必ず確認してください。

  5. ネットワーク暗証番号の入力

    本人確認のため、4桁のネットワーク暗証番号を入力します。

  6. 注意事項の確認

    解約に関する注意事項が表示されます。以下の内容を確認し、同意のチェックボックスにチェックを入れます:

    • 解約月の料金は日割りされず満額請求されること
    • 端末代金の分割払いが残っている場合、引き続き支払いが必要なこと
    • 解約後は同じ電話番号を復活できないこと
    • dアカウントやdポイントは解約後も継続して利用できること
  7. 解約手続きの完了

    最終確認画面で「解約する」ボタンをタップすると、解約手続きが完了します。手続き完了後は即座に通話・通信ができなくなりますので、ボタンを押す前に本当に解約してよいか再度確認しましょう。

  8. 完了メールの確認

    解約手続きが完了すると、登録したメールアドレスに完了通知メールが届きます。大切に保管しておきましょう。

オンライン解約は、システムメンテナンス時を除き24時間いつでも手続き可能です。手続き自体は10分程度で完了しますので、スキマ時間を活用して解約できます。

オンライン解約のメリット・デメリット

irumoのオンライン解約には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット 詳細
24時間いつでも手続き可能 店舗の営業時間を気にせず、深夜や早朝でも解約できる
手数料が完全無料 解約手数料はもちろん、事務手数料なども一切かからない
待ち時間ゼロ 店舗のような待ち時間がなく、すぐに手続きを開始できる
自宅で完結 店舗に足を運ぶ必要がなく、交通費や移動時間も不要
引き止めや勧誘がない 店舗のようにプラン変更や他サービスの勧誘を受けることがない
手続きが簡単 画面の案内に従うだけで、専門知識がなくても解約できる
デメリット 詳細
対面サポートが受けられない 不明点を直接スタッフに質問できない
dアカウントやパスワードが必要 ログイン情報を忘れると手続きができない
システムメンテナンス中は利用不可 定期メンテナンス時間帯は手続きできない場合がある
操作に不慣れな方には難しい スマホやパソコンの操作が苦手な方には少しハードルが高い

総合的に見ると、オンライン解約はメリットが非常に多く、ほとんどの方におすすめできる方法です。特に、忙しい方や店舗が遠い方、引き止めや勧誘を避けたい方には最適です。

ただし、スマホやパソコンの操作に不慣れな方や、対面でしっかり説明を受けたい方は、後述するドコモショップでの解約を検討しましょう。

②irumo(イルモ)をドコモショップ店舗で解約する方法

irumoは、全国のドコモショップ店舗でも解約手続きが可能です。対面でスタッフに相談しながら手続きを進めたい方や、オンライン手続きに不安がある方に適した方法です。

ドコモショップでの解約に必要な持ち物

ドコモショップでirumoを解約する際には、以下のものを必ず持参してください。

  • 本人確認書類(以下のいずれか1点)
    • 運転免許証
    • マイナンバーカード
    • 健康保険証(補助書類が必要な場合あり)
    • 在留カード(外国籍の方)
    • パスポート
  • 利用中のスマートフォン(SIMカードまたはeSIM契約端末)
  • ネットワーク暗証番号(4桁の数字)※わからない場合は店舗で確認可能

契約者本人が来店できない場合は、以下の書類も必要です:

  • 委任状(ドコモ公式サイトからダウンロード可能)
  • 契約者本人の本人確認書類のコピー
  • 来店者(代理人)の本人確認書類

本人確認書類は、住所や氏名が最新の情報に更新されているものを持参してください。引っ越しや改姓などで情報が古いままだと、手続きができない場合があります。

来店予約の取り方

ドコモショップでの解約手続きは、事前に来店予約を取っておくことを強くおすすめします。予約なしで来店すると、長時間待たされる可能性が高く、場合によっては当日中に手続きが完了しないこともあります。

来店予約は、以下の方法で取得できます。

  1. ドコモ公式サイトから予約

    ドコモ公式サイトの「店舗検索・来店予約」ページにアクセスし、以下の手順で予約します:

    • お近くのドコモショップを検索
    • 「来店予約」ボタンをクリック
    • 希望の日時を選択
    • 手続き内容で「解約」を選択
    • 氏名、電話番号などの必要事項を入力
    • 予約完了
  2. 電話で予約

    各ドコモショップには、来店予約専用ダイヤルが設けられています。店舗検索ページで店舗を選ぶと、電話番号が表示されますので、そちらに電話して予約することも可能です。24時間自動音声で対応している店舗もあります。

  3. 店舗で直接予約

    ドコモショップに直接足を運び、後日の予約を取ることもできます。ただし、これは最も非効率な方法ですので、できる限りWebまたは電話での予約をおすすめします。

予約の際の注意点:

  • 土日祝日や月末は予約が埋まりやすいため、早めに予約する
  • 予約時間の5~10分前には到着しておく
  • 予約をキャンセルする場合は、必ず事前に連絡する
  • 繁忙期(3月、4月、12月など)は特に予約が取りにくい

店舗解約で発生する可能性がある手数料

ドコモショップでのirumo解約手続き自体は無料ですが、一部の事務手続きについては有料となる場合があります。

irumoは基本的にオンラインサポートが前提のプランであり、店舗での対面サポートは有料オプションという位置づけです。そのため、以下のような手数料が発生する可能性があります:

手続き内容 手数料 備考
解約手続き 無料 解約自体は手数料なし
店頭でのサポート 内容により有料の場合あり 詳細は店舗で要確認
端末の残債一括払い 無料 手数料はかからない
各種設定サポート 有料の場合あり 解約後の他社SIM設定など

具体的な手数料については、店舗や手続き内容によって異なりますので、来店前に店舗に問い合わせるか、来店時にスタッフに確認することをおすすめします。

なお、単純に解約手続きだけを行う場合は、基本的に手数料はかかりません。ただし、解約に関連して他のサービスの案内を受けたり、端末の設定サポートを依頼したりすると、有料になる可能性があります。

コストを抑えたい方は、やはりオンライン解約がおすすめです。店舗サポートを利用する場合は、事前にどの程度の費用がかかるのかを確認しておくと安心です。

③irumo(イルモ)の電話解約は現在非対応

2025年現在、irumoの電話による解約受付は休止中となっています。以前は電話での解約も可能でしたが、現在は利用できませんので注意が必要です。

過去の電話解約受付について

irumoでは、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、一時的に電話での解約受付を行っていた時期がありました。これは、店舗への来店を避けたい方や、オンライン手続きが難しい高齢者などに配慮した措置でした。

当時は、ドコモインフォメーションセンターに電話することで、オペレーターと会話しながら解約手続きを進めることができました。しかし、現在はこのサービスは終了しており、電話での解約は受け付けていません。

したがって、irumoを解約したい場合は、以下のいずれかの方法を選択する必要があります:

  • オンラインで解約(最もおすすめ)
  • ドコモショップ店舗で解約(対面サポートが必要な方向け)

問い合わせ先のドコモインフォメーションセンター情報

電話での解約手続きはできませんが、解約に関する質問や不明点の相談については、ドコモインフォメーションセンターに問い合わせることができます。

ドコモインフォメーションセンター

  • ドコモの携帯電話から:151(無料)
  • 一般電話から:0120-800-000(無料)
  • 受付時間:午前9時~午後8時(年中無休)

ドコモインフォメーションセンターでは、以下のような相談が可能です:

  • 解約手続きの方法についての説明
  • オンライン解約の手順のサポート
  • 解約時の注意点の確認
  • ネットワーク暗証番号を忘れた場合の再設定手続き
  • 解約後の請求に関する問い合わせ
  • 端末代金の残債確認

ただし、電話で解約手続き自体を完了させることはできません。あくまで相談やサポートを受けることができるだけですので、最終的にはオンラインまたは店舗で手続きを行う必要があります。

また、ドコモインフォメーションセンターは、特に月初や月末、昼休み時間帯(12時~13時)、夕方(17時~19時)は非常に混雑します。できるだけ混雑を避けた時間帯に電話することをおすすめします。ドコモ公式サイトには「混雑予想カレンダー」が掲載されていますので、事前に確認しておくとスムーズです。

オンラインでの問い合わせ:

電話以外にも、以下の方法で問い合わせやサポートを受けることができます:

  • チャットサポート:irumo公式サイトからAIチャットボットやオペレーターチャットで質問できる
  • ビデオ通話サポート:スマホの画面を共有しながら、オペレーターに操作方法を教えてもらえる
  • メールサポート:My docomoから問い合わせメールを送信できる

これらのサポートを活用することで、電話や店舗に行かなくても、解約に関する疑問を解決できる場合があります。

irumo(イルモ)からMNP転出して他社に乗り換える方法

解約くん
irumoからのMNP転出は、MNPワンストップ方式対応事業者への乗り換えならMNP予約番号不要で簡単です。非対応事業者の場合は、My docomoからMNP予約番号を取得してくださいね!

irumo(イルモ)から他社へ乗り換える際、電話番号をそのまま引き継ぐことができるのがMNP(モバイルナンバーポータビリティ)です。2023年からは新しく「MNPワンストップ方式」が導入され、従来よりも格段に簡単に乗り換えられるようになりました。ここでは、irumoからのMNP転出方法を詳しく解説します。

①MNPワンストップ方式での乗り換え手順【予約番号不要】

MNPワンストップ方式は、最も簡単で手間のかからないMNP転出方法です。従来必要だったMNP予約番号の取得が不要になり、乗り換え先の携帯電話会社での手続きだけで完結します。

MNPワンストップとは?

MNPワンストップとは、2023年5月から総務省の主導で始まった新しいMNP転出方式です。従来の方式では、以下のような2段階の手続きが必要でした:

  1. 現在契約中の携帯電話会社でMNP予約番号を取得する
  2. 取得した予約番号を使って、乗り換え先の携帯電話会社で申し込む

しかし、MNPワンストップ方式では、乗り換え先の携帯電話会社での手続きだけでMNP転出が完了します。irumoでMNP予約番号を取得する必要がなく、より簡単かつスピーディーに乗り換えられるようになりました。

MNPワンストップ方式のメリット:

  • 手続きが1回で完了:乗り換え先での申し込みだけで済む
  • MNP予約番号の有効期限を気にしなくてよい:予約番号自体が不要なため
  • 手続きの時間短縮:irumoでの手続きを省略できる
  • ミスが減る:予約番号の入力間違いなどがない

ただし、MNPワンストップ方式を利用できるのは、乗り換え先の携帯電話会社が対応している場合のみです。非対応の事業者への乗り換えの場合は、従来通りMNP予約番号の取得が必要になります。

irumo(イルモ)からの転出に対応している事業者一覧

irumoは、MNPワンストップ方式に対応しています。したがって、乗り換え先の携帯電話会社も対応していれば、予約番号不要で乗り換えが可能です。

2025年10月現在、MNPワンストップ方式に対応している主な携帯電話会社は以下の通りです:

携帯電話会社 ワンストップ対応 備考
NTTドコモ ahamo含む
au(KDDI) UQモバイル、povo含む
ソフトバンク ワイモバイル、LINEMO含む
楽天モバイル
日本通信SIM
mineo(マイネオ)
IIJmio(みおふぉん)
イオンモバイル
HISモバイル
LINEモバイル 新規受付終了

上記以外にも、多くの格安SIM事業者がMNPワンストップ方式に対応しています。ただし、対応状況は随時変更される可能性がありますので、乗り換え前に必ず乗り換え先の公式サイトで確認してください。

注意点:

  • 店頭での申し込みの場合は、MNPワンストップ方式が利用できないことが多く、MNP予約番号が必要になります
  • 一部のセット契約プラン(光回線とのセット契約など)の場合、ワンストップ方式が利用できない場合があります
  • 法人契約の場合は、ワンストップ方式が利用できないことがあります

ワンストップ方式でのMNP転出手順

MNPワンストップ方式を使ってirumoから他社へ乗り換える手順は、以下の通りです。

  1. 乗り換え先の携帯電話会社を選ぶ

    自分に合った料金プランや通信品質、サービス内容を比較検討し、乗り換え先を決定します。必ずMNPワンストップ方式に対応しているかを確認してください。

  2. 必要なものを準備する

    乗り換え先での申し込みに必要なものを準備します:

    • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
    • クレジットカードまたは銀行口座情報(支払い方法)
    • メールアドレス(キャリアメール以外を推奨)
    • irumoで使用中の電話番号
    • dアカウントのログイン情報(手続き中に必要になる場合があります)
  3. 乗り換え先の公式サイトで申し込み開始

    乗り換え先の携帯電話会社の公式サイトにアクセスし、「他社からの乗り換え(MNP)」を選択して申し込みを開始します。

  4. 契約方法で「MNP(他社から乗り換え)」を選択

    申し込み画面で、必ず「他社からの乗り換え(MNP)」を選択してください。「新規契約」を選んでしまうと、新しい電話番号が発行されてしまいます。

  5. MNP予約番号の取得状況を選択

    「MNP予約番号をお持ちですか?」という画面が表示されたら、「まだ取得していない」または「ワンストップ方式で乗り換える」を選択します。

  6. 現在契約中の携帯電話会社(irumo/ドコモ)を選択

    画面の指示に従い、現在契約中の携帯電話会社として「NTTドコモ」または「irumo」を選択します。

  7. irumoのマイページ(My docomo)にログイン

    申し込み画面から自動的にirumoのマイページに遷移しますので、dアカウントでログインしてください。ここでMNP転出に関する重要事項の確認が行われます。

  8. MNP転出の重要事項に同意

    以下のような重要事項が表示されますので、内容を確認してチェックボックスにチェックを入れます:

    • MNP転出により、irumoが自動的に解約されること
    • 解約月の料金は日割りされず満額請求されること
    • 端末代金の残債がある場合、引き続き支払いが必要なこと
  9. 乗り換え先のサイトに戻って申し込み続行

    重要事項の確認が完了すると、自動的に乗り換え先のサイトに戻ります。そのまま申し込み手続きを続けてください。

  10. 本人確認書類のアップロード

    運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類をスマホのカメラで撮影し、アップロードします。eKYC(オンライン本人確認)に対応している事業者なら、最短即日で開通できます。

  11. 支払い方法の設定

    クレジットカード情報または銀行口座情報を入力します。

  12. 申し込み完了

    すべての情報を入力し、最終確認画面で「申し込む」ボタンを押せば、申し込み完了です。完了メールが届きますので、大切に保管してください。

  13. SIMカードまたはeSIMの受け取り・設定

    物理SIMカードの場合は、数日後に自宅に配送されます。eSIMの場合は、申し込み後すぐにQRコードがメールで送られてきます。

  14. 開通手続き

    SIMカードやeSIMが届いたら、乗り換え先のマイページから開通手続きを行います。開通手続きが完了した時点で、irumoは自動的に解約されます。

  15. APN設定(必要な場合のみ)

    機種によっては、APN設定(インターネット接続設定)が必要な場合があります。自動設定される機種も多いですが、ネットに繋がらない場合は乗り換え先の公式サイトを確認してください。

MNPワンストップ方式なら、irumoでの事前手続きが一切不要ですので、非常にスムーズに乗り換えられます。申し込みから開通まで、最短で数時間~3日程度で完了します。

②MNP予約番号を取得して乗り換える方法【従来方式】

乗り換え先の携帯電話会社がMNPワンストップ方式に対応していない場合や、店頭で申し込む場合は、従来通りMNP予約番号を取得してから乗り換える必要があります。

irumo(イルモ)でMNP予約番号を取得する手順

irumoでは、My docomo(マイドコモ)からMNP予約番号を取得できます。手順は以下の通りです。

  1. My docomoにアクセス

    スマートフォンまたはパソコンから、My docomo(https://www.nttdocomo.co.jp/mydocomo/)にアクセスします。

  2. dアカウントでログイン

    irumo契約時に登録したdアカウントのIDとパスワードを入力してログインします。

  3. 「お手続き」メニューを選択

    ログイン後、「お手続き」または「契約内容・手続き」のメニューを選択します。

  4. 「MNP予約番号の発行」を選択

    各種手続きの一覧から、「MNP予約(MNP予約番号の発行)」または「携帯電話番号ポータビリティ予約」を選択します。

  5. 注意事項の確認

    MNP転出に関する注意事項が表示されますので、内容を確認してチェックボックスにチェックを入れます:

    • MNP予約番号の有効期限は15日間であること
    • 他社での開通手続きが完了した時点でirumoが解約されること
    • MNP予約番号を取得しただけでは解約にならないこと
    • 予約番号発行後に乗り換えをやめた場合、予約番号が自動的に失効すること
  6. ネットワーク暗証番号の入力

    本人確認のため、4桁のネットワーク暗証番号を入力します。

  7. 解約するタイミングの選択

    以下のいずれかを選択します:

    • 【推奨】他社での開通完了時に自動解約:乗り換え先の開通手続きが完了するまで、irumo回線が使い続けられる
    • MNP予約番号発行時に即時解約:予約番号発行後すぐにirumoが使えなくなる(通常は選ばない)

    ほとんどの場合、「開通完了時に自動解約」を選択してください。これなら、乗り換え先のSIMカードが届くまでの間も、irumo回線を使い続けられます。

  8. MNP予約番号の発行完了

    手続きが完了すると、MNP予約番号と有効期限が画面に表示されます。必ずメモを取るか、スクリーンショットを保存してください。

    また、登録したメールアドレスにも予約番号が記載されたメールが届きますので、大切に保管しておきましょう。

MNP予約番号は、通常即日発行されます。ただし、契約状況や申し込み時間帯によっては、数日かかる場合もありますので、余裕を持って取得することをおすすめします。

なお、MNP予約番号の取得自体は無料です。取得しただけでは解約にならず、irumoの料金も引き続き請求されますので、取得後は速やかに乗り換え先での申し込みを行いましょう。

MNP予約番号の有効期限は15日間

irumoで発行されたMNP予約番号には、発行日を含めて15日間の有効期限があります。この期間内に乗り換え先での申し込みを完了させないと、予約番号が失効してしまい、再度取得し直す必要があります。

有効期限に関する重要なポイント:

  • 有効期限は発行日を含めて15日間:例えば、10月1日に取得した場合、10月15日が期限
  • 多くの携帯電話会社では、有効期限が10日以上残っていないと申し込めない:つまり、取得後5日以内に申し込む必要がある
  • 有効期限が切れても再発行は無料:何度でも無料で取得できる
  • 予約番号を使わずに期限が切れても、irumoは解約されない:予約番号が自動失効するだけ

特に注意が必要なのは、乗り換え先の携帯電話会社が「有効期限が○日以上残っていること」という条件を設けていることです。

携帯電話会社 必要な有効期限
楽天モバイル 10日以上
UQモバイル 10日以上
ワイモバイル 10日以上
ahamo 10日以上
povo2.0 13日以上
IIJmio 7日以上
mineo 10日以上

このように、多くの事業者では有効期限が10日以上残っている状態でないと申し込めません。したがって、MNP予約番号を取得したら、なるべく早く(できれば当日~3日以内に)乗り換え先へ申し込むことが重要です。

もし有効期限が切れてしまった場合は、再度My docomoから取得し直せば問題ありません。何度取得しても無料ですし、irumoが勝手に解約されることもありませんので安心してください。

MNP予約番号を使った他社への申し込み方法

MNP予約番号を取得したら、以下の手順で乗り換え先の携帯電話会社へ申し込みます。

  1. 乗り換え先の公式サイトにアクセス

    乗り換え先の携帯電話会社の公式サイトにアクセスし、「お申し込み」または「乗り換え」ボタンをクリックします。

  2. 契約方法で「他社からの乗り換え(MNP)」を選択

    必ず「MNP」または「他社から乗り換え」を選択してください。「新規契約」を選ぶと、新しい電話番号が発行されてしまいます。

  3. 料金プラン・オプションの選択

    自分に合った料金プランやオプションサービスを選択します。

  4. MNP予約番号の入力

    以下の情報を正確に入力します:

    • MNP予約番号(10桁の番号)
    • 引き継ぐ電話番号(irumoで使っている番号)
    • MNP予約番号の有効期限

    入力ミスがあると手続きが進まないため、必ず確認しながら入力してください。

  5. 本人確認書類のアップロード

    運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を撮影し、アップロードします。

  6. 契約者情報・支払い方法の入力

    氏名、住所、生年月日、メールアドレスなどの契約者情報と、クレジットカードまたは銀行口座情報を入力します。

  7. 申し込み完了

    すべての情報を入力し、最終確認画面で「申し込む」ボタンを押せば完了です。

  8. SIMカードまたはeSIMの受け取り

    物理SIMの場合は、通常3~7日程度で自宅に配送されます。eSIMの場合は、申し込み後すぐにQRコードがメールで届きます。

  9. 開通手続き

    SIMカードが届いたら、乗り換え先のマイページから開通手続きを行います。開通手続きが完了した時点で、irumoは自動的に解約されます。

  10. APN設定・動作確認

    必要に応じてAPN設定を行い、通話とデータ通信ができることを確認します。

MNP予約番号を使った従来方式の場合、申し込みから開通まで通常3~7日程度かかります。余裕を持ったスケジュールで手続きを進めましょう。

③irumo(イルモ)のMNP転出時の注意点

irumoから他社へMNP転出する際には、いくつか注意すべきポイントがあります。事前に確認しておくことで、トラブルを避けてスムーズな乗り換えが可能になります。

MNP転出手数料は無料

irumoからのMNP転出には、一切手数料がかかりません。以前は「MNP転出手数料」として3,300円程度が請求される携帯電話会社が多かったのですが、2021年4月に総務省のガイドライン改正により、すべての携帯電話会社でMNP転出手数料が無料化されました。

irumoのMNP転出で無料となる費用:

  • MNP予約番号の発行手数料:無料
  • MNP転出手数料:無料
  • 契約解除料(違約金):基本的に無料(※ただし、2025年3月以降の契約者で特定条件に該当する場合のみ最大1,100円)

つまり、通常の利用をしている方であれば、irumoから他社へのMNP転出は完全無料で行えます。ただし、以下の費用は別途必要になる場合があります:

  • 解約月の月額料金:日割りされず満額請求
  • 端末代金の分割払い残債:解約後も支払い継続
  • 通話料・SMS送信料:解約月に利用した分は翌月以降に請求
  • 乗り換え先での初期費用:事務手数料、SIMカード発行手数料など(乗り換え先により異なる)

MNP転出自体は無料でも、乗り換え先で初期費用がかかる場合がありますので、事前に確認しておきましょう。最近では、オンライン申し込みなら初期費用無料という携帯電話会社も増えています。

回線切り替えのタイミングと解約日の関係

irumoからMNP転出する際、解約日は「乗り換え先の回線が開通した日」となります。自分でirumoの解約手続きをするわけではなく、乗り換え先での開通手続きが完了した時点で、自動的にirumoが解約される仕組みです。

解約日の決まり方:

MNP方式 解約日 注意点
MNPワンストップ 乗り換え先で開通手続きを行った日 開通手続きのタイミングを自分で選べる
MNP予約番号(推奨設定) 乗り換え先で開通手続きを行った日 SIMカードが届いてから開通手続きを行うまで、irumo回線を使い続けられる
MNP予約番号(即時解約) MNP予約番号を発行した日 予約番号発行後すぐにirumoが使えなくなる(非推奨)

月末解約を狙う場合の注意点:

前述の通り、irumoの解約月の料金は日割りされないため、できるだけ月末に近いタイミングで開通手続きを行うのがお得です。ただし、以下の点に注意が必要です:

  • 開通手続きが月をまたぐと翌月分も請求される:例えば、10月31日に開通手続きを行おうとして失敗し、11月1日になってしまった場合、10月分と11月分の両方が請求される
  • 乗り換え先のSIMカードが届くまでの日数を計算する:通常3~7日程度かかるため、月末に開通させたい場合は20~25日頃に申し込む必要がある
  • 開通手続きを忘れると自動開通される場合がある:多くの携帯電話会社では、SIMカード到着後○日以内に開通手続きを行わないと、自動的に開通される仕組みになっている

最も安全な方法は、毎月20~25日頃に乗り換え先へ申し込み、SIMカードが届いたら月末近く(27~29日頃)に開通手続きを行うことです。これなら、月をまたぐリスクを最小限に抑えながら、irumoの料金を無駄なく使い切れます。

乗り換え完了までirumo回線を使い続ける方法

MNP転出では、「乗り換え先のSIMカードが届くまでの空白期間をどうするか」が重要なポイントです。空白期間中に電話やインターネットが使えないと、仕事やプライベートで困ってしまいます。

【推奨】乗り換え先の開通手続き完了まで、irumo回線を使い続ける方法

これが最も一般的で安全な方法です。以下の流れで手続きを行えば、空白期間なく乗り換えられます:

  1. MNP予約番号取得時(または申し込み時)に、「開通完了時に自動解約」を選択

    MNP予約番号を取得する際、または乗り換え先へ申し込む際に、「他社での開通手続き完了時にirumoを自動解約する」設定を選びます。

  2. 乗り換え先から SIMカードが届くまで、irumo回線を通常通り使う

    SIMカードが届くまでの3~7日間は、今まで通りirumo回線で通話やインターネットが利用できます。

  3. SIMカードが届いたら、好きなタイミングで開通手続きを行う

    乗り換え先のマイページやアプリから開通手続きを行います。開通手続きを行うまでは、引き続きirumo回線が使えます。

  4. 開通手続き完了後、irumoは自動的に解約

    開通手続きが完了すると、通常30分~数時間でirumo回線が使えなくなり、乗り換え先の回線に切り替わります。この時点でirumoは自動解約され、別途解約手続きを行う必要はありません。

この方法なら、空白期間が実質ゼロになります。開通手続きを行ってから回線が切り替わるまでの数十分~数時間だけ、一時的に通話やネットが使えなくなる可能性がありますが、ほとんど影響はありません。

【非推奨】MNP予約番号発行時に即時解約する方法

My docomoでMNP予約番号を取得する際、「予約番号発行時に即時解約」を選択することもできます。しかし、この方法には以下のようなデメリットがあるため、通常は選択しないことをおすすめします

  • MNP予約番号を取得した時点でirumoが使えなくなる:乗り換え先のSIMカードが届くまでの数日間、電話もインターネットも一切使えない
  • 緊急時に連絡が取れない:空白期間中は110番や119番などの緊急通報もできない
  • 仕事やプライベートで不便:電話やメール、LINEなどが使えず、大きな支障が出る可能性がある

この方法は、サブ回線として契約していて、メイン回線が別にある場合や、すぐに使わなくなる電話番号を処分したい場合など、特殊な事情がある場合のみ選択するようにしましょう。

開通手続きを行うタイミングの選び方:

乗り換え先のSIMカードが届いたら、以下のポイントを考慮して開通手続きのタイミングを決めましょう:

優先したいこと おすすめのタイミング
irumoの料金を無駄にしたくない 月末近く(27~29日頃)に開通手続き
できるだけ早く乗り換えたい SIMカードが届いたらすぐに開通手続き
平日の昼間にサポートを受けられる状態で開通したい 平日の午前中~昼頃に開通手続き
時間に余裕がある時に開通したい 休日や仕事が休みの日に開通手続き

ほとんどの場合、開通手続きは非常にスムーズに完了しますが、万が一トラブルが発生した場合に備えて、時間に余裕がある時、かつサポートに問い合わせられる時間帯に開通手続きを行うのが安心です。

開通手続き後の確認事項:

開通手続きが完了したら、以下の点を必ず確認してください:

  • 通話ができるか:テスト用の番号(111など)に発信して確認
  • データ通信ができるか:Wi-Fiをオフにして、ブラウザやアプリでインターネットに接続できるか確認
  • irumo回線が使えなくなっているか:念のため、irumoのSIMカードで通話・通信ができないことを確認
  • 乗り換え先からの開通完了メールが届いているか:メールが届いていれば、正式に開通が完了した証拠

すべて正常に動作していることを確認できたら、MNP転出は完了です。irumoは自動的に解約されていますので、別途解約手続きを行う必要はありません。

なお、irumoで使っていたSIMカードは、解約後も返却不要です。個人情報が含まれていますので、ハサミで切断するなどして、自分で適切に処分してください。

irumo(イルモ)解約時の注意点とトラブル回避方法

解約くん
解約前に、端末代金の残債、SIMカードの取り扱い、有料オプションの解約、dアカウントの扱いを必ず確認してください。短期解約を繰り返すとブラックリスト入りの恐れがありますので注意が必要ですよ!

irumo(イルモ)を解約する際には、いくつか注意すべきポイントがあります。事前に確認しておかないと、解約後に予想外の請求が来たり、トラブルに巻き込まれたりする可能性があります。ここでは、解約時に必ず確認すべき注意点と、トラブルを回避する方法を詳しく解説します。

①irumo(イルモ)解約時の端末代金の扱い

irumoでスマートフォンを購入した方や、ドコモオンラインショップで端末を購入した方は、解約時の端末代金の扱いについて正しく理解しておく必要があります。

分割払いの残債は解約後も支払い継続

irumoを解約しても、端末代金の分割払いの残債は引き続き支払いが必要です。解約したからといって、端末代金の支払い義務がなくなるわけではありません。

端末代金の分割払いに関する重要ポイント:

  • 解約後も毎月の支払いは継続:irumo回線を解約しても、端末代金は引き続き毎月請求される
  • 分割回数の変更はできない:12回払い、24回払い、36回払いのいずれで契約していても、途中で回数を変更することはできない
  • 支払い方法は変わらない:解約前に設定していたクレジットカードまたは銀行口座から、引き続き引き落とされる
  • 完済するまで支払い義務が続く:残債がなくなるまで、毎月確実に支払う必要がある

具体例:

例えば、以下のような状況で端末を購入していた場合:

  • 端末価格:88,000円
  • 分割回数:24回払い
  • 月々の支払額:3,667円
  • 12回目の支払いが終わった時点でirumoを解約

この場合、残り12回分(44,004円)の支払いは解約後も継続されます。irumoを解約しても、あと1年間は毎月3,667円の端末代金が請求され続けます。

解約前に、My docomoから現在の端末代金の残債を必ず確認しておきましょう。「残りあと何回の支払いがあるのか」「残債の総額はいくらなのか」を把握しておくことが重要です。

残債の一括払いはドコモショップでのみ可能

端末代金の残債を一括で支払いたい場合は、ドコモショップでのみ手続きが可能です。オンラインでは一括払いの手続きができませんので注意してください。

一括払いの手順:

  1. ドコモショップの来店予約を取る

    ドコモ公式サイトから、お近くのドコモショップの来店予約を取ります。「端末代金の一括払い」を手続き内容として選択してください。

  2. 必要なものを持参して来店
    • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
    • 支払い方法(クレジットカード、または現金)
    • 契約者本人が来店(代理人の場合は委任状が必要)
  3. 店頭で一括払いの手続き

    スタッフの案内に従い、端末代金の残債を一括で支払います。支払いが完了すると、その場で分割払い契約が終了します。

一括払いのメリット・デメリット:

メリット デメリット
毎月の請求がなくなりスッキリする まとまった金額を一度に支払う必要がある
支払い忘れのリスクがなくなる ドコモショップに足を運ぶ手間がかかる
分割払いの管理が不要になる 手持ちの資金が一時的に減る

一括払いを選ぶかどうかは、手元の資金状況や今後の支出予定を考慮して判断しましょう。無理に一括払いする必要はなく、分割払いを継続しても問題ありません。

なお、一括払いの手数料は無料です。残債の金額をそのまま支払うだけですので、追加費用は発生しません。

いつでもカエドキプログラムは解約後も利用可能

ドコモの「いつでもカエドキプログラム」を利用して端末を購入している場合、irumoを解約しても、プログラムはそのまま継続利用できます。

いつでもカエドキプログラムとは:

端末代金を24回の分割払いで購入し、23回目まで支払った後に端末をドコモに返却すると、24回目の支払い(残価)が免除されるプログラムです。簡単に言えば、端末を返却することで、残りの支払いが不要になるという仕組みです。

irumo解約後のプログラム利用について:

  • irumo回線の契約有無に関わらず利用可能:irumoを解約しても、プログラムの権利は継続する
  • 23回目の支払いを終えたタイミングで端末を返却できる:解約後でも、期限内に返却すれば残価免除の特典を受けられる
  • 返却しなくても問題ない:そのまま端末を使い続けたい場合は、24回目の支払いも行えば、端末は自分のものになる
  • 返却先はドコモショップまたは郵送:irumo解約後でも、ドコモショップに持ち込むか、郵送でドコモに返却できる

注意点:

  • 端末の状態が良好である必要がある:画面割れや水濡れなどの故障がある場合、追加費用(22,000円)が請求される可能性がある
  • 返却期限を過ぎると特典が受けられない:23回目の支払い後、一定期間内に返却しないと、24回目の支払い義務が発生する
  • 付属品(箱、充電器など)は不要:本体のみの返却でOK

いつでもカエドキプログラムを利用している方は、irumo解約後もプログラムの特典をしっかり受けられるため、端末の返却時期や状態に注意しながら計画的に利用しましょう。

②irumo(イルモ)解約後のSIMカード返却について

irumoを解約した後、SIMカードをどうすればよいのか気になる方も多いでしょう。結論から言うと、irumoのSIMカードは返却不要です。

irumoのSIMカードは返却不要

irumoでは、解約後のSIMカード返却は不要です。ドコモに送り返す必要はなく、自分で処分してかまいません。

SIMカード返却不要の理由:

  • ドコモでは、解約後のSIMカード回収を行っていない
  • SIMカードは契約者の所有物として扱われる
  • 返却を求めると、郵送コストや手間が契約者の負担になるため

他の格安SIM事業者の中には、SIMカードの返却を求めるところもありますが、irumo(ドコモ)では返却不要ですので、返送の手間や費用を心配する必要はありません。

eSIMの場合:

eSIMで契約していた場合は、物理的なSIMカードが存在しないため、何もする必要はありません。解約後は、スマートフォンの設定からeSIMのプロファイルを削除すれば完了です。

SIMカードの適切な処分方法

irumoのSIMカードは返却不要ですが、個人情報が含まれているため、適切に処分する必要があります。そのままゴミ箱に捨ててしまうと、悪用される可能性がゼロではありません。

SIMカードの安全な処分方法:

  1. ハサミやシュレッダーで細かく切断する

    最も一般的で確実な方法です。SIMカードをハサミで細かく切断してから、燃えないゴミとして処分します。特に、ICチップ部分を重点的に切断することで、データの読み取りを不可能にできます。

  2. SIMカード専用のカッターを使う

    Amazonなどで販売されている「SIMカード専用カッター」を使えば、一度でICチップを破壊できます。複数のSIMカードを処分する予定がある方には便利です。

  3. 自治体の指示に従って処分する

    切断したSIMカードは、お住まいの自治体のゴミ分別ルールに従って処分してください。多くの自治体では「燃えないゴミ」または「小型家電」として分類されています。

処分時の注意点:

  • そのまま捨てない:切断せずにゴミ箱に捨てると、第三者に拾われて悪用される可能性がある
  • ICチップ部分を確実に破壊する:金色のICチップ部分にデータが記録されているため、この部分を重点的に切断する
  • 複数回に分けて捨てる:より慎重に処分したい場合は、切断したSIMカードを複数回に分けて、別々のゴミ収集日に捨てる方法もある

SIMカードを再利用する方法:

解約後のirumo SIMカードは、基本的に再利用できませんが、以下のような用途で活用できる場合があります:

  • SIMカードスロットのテスト用:新しいスマホを購入した際、SIMカードスロットが正常に動作するかテストするために使える
  • SIMカードサイズ変換アダプターの保管:nanoSIMからmicroSIMへの変換アダプターなどを保管する際の台紙として使える

ただし、これらはあくまで参考程度の活用方法です。基本的には、個人情報保護の観点から、速やかに切断して処分することをおすすめします。

③irumo(イルモ)解約前に確認すべき有料オプション

irumoを解約する際、有料オプションサービスの扱いについて確認しておく必要があります。irumo本体を解約しても、一部のオプションは自動的に解約されず、料金が発生し続ける場合があるためです。

解約後も料金が発生し続けるオプション一覧

irumoを解約しても、以下のようなサービスは自動的に解約されず、引き続き料金が請求される可能性があります。

オプション・サービス irumo解約後の扱い 月額料金(税込)
dマガジン 継続(個別解約が必要) 440円
dアニメストア 継続(個別解約が必要) 550円
dTV(Lemino) 継続(個別解約が必要) 990円
dヒッツ 継続(個別解約が必要) 550円
dキッズ 継続(個別解約が必要) 409円
ディズニープラス 継続(個別解約が必要) 990円~
Netflix 継続(個別解約が必要) 790円~
Spotify Premium 継続(個別解約が必要) 980円~
dカーシェア 継続(個別解約が必要) 無料~
スゴ得コンテンツ 継続(個別解約が必要) 330円
ケータイ補償サービス 自動解約
あんしんセキュリティ 自動解約

重要ポイント:

  • dサービス(dマガジン、dアニメストアなど)は、irumo解約後も継続:これらはirumoとは独立したサービスのため、個別に解約しないと料金が発生し続ける
  • ケータイ補償サービスなど、回線に紐づくオプションは自動解約:irumo回線がなくなれば利用できないオプションは、自動的に解約される
  • 解約前に必ずMy docomoで契約中のオプションを確認:思わぬオプションに加入していることがあるため、事前確認が重要

解約前のチェック方法:

  1. My docomoにログイン
  2. 「ご契約内容の確認・変更」を選択
  3. 「オプションサービス」の項目を確認
  4. 不要なオプションがあれば、irumo解約前に解約しておく

特に、dサービス系のオプションは、初回31日間無料などのキャンペーンで加入したまま忘れているケースが多いため、必ず確認しましょう。

オプションの解約方法

irumo解約前に、不要な有料オプションを解約する方法は以下の通りです。

【方法1】My docomoから解約する

最も簡単で確実な方法です。24時間いつでも手続き可能で、手数料も無料です。

  1. My docomoにログイン

    dアカウントでログインします。

  2. 「ご契約内容の確認・変更」を選択

    メニューから「ご契約内容の確認・変更」を選びます。

  3. 解約したいオプションを選択

    契約中のオプション一覧から、解約したいものを選びます。

  4. 「解約する」ボタンをクリック

    注意事項を確認し、「解約する」ボタンをクリックすれば完了です。

【方法2】各サービスの公式サイト・アプリから解約する

dマガジンやdアニメストアなど、一部のdサービスは、各サービスの公式サイトやアプリからも解約できます。

  1. 該当サービスの公式サイトまたはアプリを開く
  2. 「マイページ」または「設定」を選択
  3. 「契約状況の確認」または「解約」を選択
  4. 画面の指示に従って解約手続きを完了

【方法3】ドコモインフォメーションセンターに電話する

オンライン手続きが難しい場合は、電話でも解約できます。

  • ドコモの携帯電話から:151(無料)
  • 一般電話から:0120-800-000(無料)
  • 受付時間:午前9時~午後8時(年中無休)

オプション解約時の注意点:

  • 解約のタイミング:オプションは、解約手続きを行った月の月末まで利用できる場合が多い(日割り計算されない)
  • 再加入時の初回無料特典:一度解約すると、再加入時に初回無料特典が使えない場合がある
  • 複数のオプションをまとめて解約:My docomoから、複数のオプションを一度に解約することも可能

④dアカウントとdポイントの扱い

irumoを解約した後、dアカウントやdポイントがどうなるのか心配する方も多いでしょう。結論から言うと、どちらも解約後も継続して利用できます。

irumo(イルモ)解約後もdアカウントは残る

irumoを解約しても、dアカウントは自動的に削除されません。引き続き同じdアカウントを使って、さまざまなサービスにログインできます。

dアカウントで利用できる主なサービス:

  • dポイントクラブ:貯まったdポイントの確認・利用
  • dマーケット:dショッピング、d fashion、dトラベルなど
  • dサービス:dマガジン、dアニメストア、dTVなど(継続契約している場合)
  • dカード:dカードやdカード GOLDの会員ページ
  • ドコモオンラインショップ:スマホやアクセサリーの購入
  • d払い:スマホ決済サービス

irumo解約後も、これらのサービスはすべて引き続き利用可能です。dアカウントは、ドコモ回線の契約有無に関わらず使えるアカウントですので、解約を機に削除する必要はありません。

dアカウントを削除したい場合:

もしdアカウント自体を削除したい場合は、以下の手順で行えます:

  1. dアカウントのマイページにログイン
  2. 「アカウント管理」または「設定」を選択
  3. 「dアカウントの削除」を選択
  4. 注意事項を確認し、削除を実行

ただし、dアカウントを削除すると、貯まっているdポイントもすべて失効してしまいます。ポイントが残っている場合は、使い切ってから削除するか、アカウントはそのまま残しておくことをおすすめします。

貯まったdポイントの確認と使い方

irumo契約中に貯まったdポイントは、解約後も失効せず、引き続き利用できます。有効期限内であれば、いつでも好きなタイミングで使うことができます。

dポイントの確認方法:

  1. dポイントクラブアプリを開く

    スマホにdポイントクラブアプリをインストールし、dアカウントでログインします。

  2. ポイント残高を確認

    トップ画面に、現在のdポイント残高と有効期限が表示されます。

  3. ポイント履歴を確認

    「ポイント履歴」から、いつ、どこでポイントが貯まったか、使ったかを確認できます。

dポイントのおすすめの使い道:

使い道 おすすめ度 特徴
d払いで街のお店で使う ★★★★★ コンビニ、ドラッグストア、飲食店など幅広く使える
Amazonで使う ★★★★★ Amazonの支払いに1ポイント=1円で使える
マクドナルドで使う ★★★★☆ dポイントカードを提示して支払いに充てられる
ローソンで使う ★★★★☆ Pontaポイントとの二重取りも可能
dショッピングで使う ★★★☆☆ ドコモのオンラインショッピングサイトで使える
ドコモオンラインショップで使う ★★★☆☆ スマホやアクセサリーの購入に使える
dトラベルで使う ★★★☆☆ ホテルや旅行の予約に使える
iDキャッシュバックに交換 ★★★☆☆ dカード利用者限定で、請求額から値引きされる

dポイントの有効期限:

  • 通常ポイント:獲得した月から48か月後の月末まで(4年間)
  • 期間・用途限定ポイント:ポイントごとに設定された有効期限まで(通常1~6か月程度)

irumo解約後も、有効期限内であればdポイントは使えますので、期限が切れる前に計画的に使い切りましょう。特に、期間・用途限定ポイントは有効期限が短いため、優先的に使うことをおすすめします。

⑤短期解約によるブラックリスト入りのリスク

irumoを短期間で解約した場合、携帯電話会社のブラックリスト(NG顧客リスト)に登録される可能性があります。一度ブラックリスト入りしてしまうと、今後の携帯電話契約に大きな支障が出るため、注意が必要です。

短期解約が問題視される理由

なぜ短期解約が問題視されるのでしょうか。その背景には、キャンペーン目的の契約や端末転売目的の不正利用があります。

短期解約が問題となる主な理由:

  • キャンペーンの不正利用:キャッシュバックやポイント還元を目当てに契約し、特典を受け取ったらすぐに解約する行為
  • 端末割引の悪用:大幅な割引で購入したスマホをすぐに転売し、利益を得る行為
  • 携帯電話会社の損失:短期解約により、携帯電話会社は契約獲得コストだけがかかり、回収できない
  • 健全な市場環境の維持:不正利用を防ぐことで、通常利用者へのサービス提供を守る

総務省も、こうした短期解約と端末転売への対策を携帯電話会社に求めており、2025年3月からドコモ(irumo)では、特定条件下での契約解除料(最大1,100円)が導入されました。

ブラックリスト(NG顧客リスト)の種類:

リストの種類 管理主体 影響範囲
社内ブラックリスト 各携帯電話会社 その会社でのみ契約が困難になる(例:ドコモ社内リスト入りすると、irumo、ahamo、ドコモ本体での契約が難しくなる)
業界共有ブラックリスト(TCA/Telesa) 一般社団法人電気通信事業者協会 携帯電話業界全体で共有され、ほぼすべての携帯電話会社で契約が困難になる

特に危険なのは、業界共有ブラックリスト入りです。こちらに登録されてしまうと、ドコモだけでなく、au、ソフトバンク、楽天モバイル、格安SIM各社など、ほぼすべての携帯電話会社での契約審査に通らなくなってしまいます。

ブラックリスト入りを避けるための利用実績の作り方

ブラックリスト入りを避けるためには、「通常の利用を目的とした契約である」ことを示す利用実績を作ることが重要です。

ブラックリスト入りを避けるための具体的な対策:

  1. 最低でも1年間は契約を継続する

    irumoの契約解除料が発生する基準が「1年以内の解約」ですので、最低でも1年間は契約を継続することが安全です。1年以上使えば、通常利用とみなされ、ブラックリスト入りのリスクは大幅に減ります。

  2. 通話や通信を定期的に行う

    「利用実態がない」と判断されないよう、以下のような利用実績を作りましょう:

    • 月に数回は通話をする:家族や友人に電話をかける、または受ける
    • データ通信を使う:インターネット閲覧、アプリの利用、メールの送受信など
    • SMSの送受信:メッセージのやり取りも利用実績になる

    特に、「一度も通話せず、データ通信もほとんど使わない」という状態は避けるべきです。契約だけして放置していると、転売目的や不正利用と疑われる可能性があります。

  3. 端末を購入した場合は、すぐに転売しない

    irumoでスマホを購入した場合、短期間で転売すると非常に怪しまれます。端末購入の有無は携帯電話会社側で把握できるため、購入後すぐに解約すると「端末転売目的」と判断されるリスクが高まります。

    端末を購入した場合は、最低でも1年間は使い続けるか、解約後も端末を手元に残しておくことをおすすめします。

  4. キャンペーンの適用条件をしっかり守る

    キャッシュバックやポイント還元のキャンペーンには、「○か月間の継続利用が必要」という条件が設定されていることがあります。これらの条件を守らずに早期解約すると、特典が没収されるだけでなく、ブラックリスト入りのリスクも高まります。

  5. 料金の滞納をしない

    月額料金の支払いを滞納すると、それだけでブラックリスト入りの可能性があります。クレジットカードや銀行口座の残高不足に注意し、確実に支払いを行いましょう。

「通常利用」とみなされる目安:

  • 契約期間:1年以上
  • 通話実績:月に数回以上の発信・着信
  • データ通信:月に数百MB以上の利用(契約プランに応じて)
  • 料金支払い:一度も滞納なし

これらの条件を満たしていれば、解約時にブラックリスト入りする可能性は非常に低くなります。

同一名義での複数回線短期解約は要注意

irumoでは、同一名義で複数回線を短期間に解約すると、契約解除料が発生するだけでなく、ブラックリスト入りのリスクも非常に高まります。

契約解除料が発生する条件(再掲):

  • 2025年3月1日以降に契約した回線を1年以内に解約
  • かつ、解約日から過去1年間に、同一名義の他の回線が契約期間1年以内に解約されていた場合

つまり、1年以内に同じ名義で2回線以上を短期解約すると、2回目以降の解約で契約解除料1,100円が請求されます。さらに、このような行為はブラックリスト入りの可能性も非常に高くなります。

複数回線契約の注意点:

  • 家族で複数回線を契約する場合:それぞれ別名義で契約すれば、同一名義での短期解約とはみなされない。可能であれば、家族それぞれの名義で契約することをおすすめ
  • 仕事用とプライベート用で2回線持つ場合:どちらも最低1年間は継続して利用する。短期間で両方を解約すると非常に危険
  • 一度短期解約した経験がある場合:次の契約は最低でも1年以上継続する。短期解約を繰り返すと、確実にブラックリスト入りする

ブラックリスト入りするとどうなるのか:

影響 詳細
新規契約ができない 携帯電話の新規契約申し込みが審査で落とされる
MNP転入ができない 他社からの乗り換えも審査で拒否される
機種変更ができない場合がある 分割払いでの機種変更が認められないことがある
家族の契約にも影響する可能性 同一住所や同一クレジットカードを使う家族の契約も審査が厳しくなる場合がある
解除が非常に困難 一度リスト入りすると、数年間は契約が困難になる。解除方法も明確には公表されていない

ブラックリスト入りは、今後の生活に大きな支障をきたす可能性があります。現代社会において、携帯電話が契約できないというのは非常に不便です。

まとめ:ブラックリスト入りを避けるために:

  • 最低でも1年間は契約を継続する
  • 通話やデータ通信を定期的に行い、利用実績を作る
  • 同一名義で複数回線を短期解約しない
  • 料金の滞納は絶対にしない
  • 端末を購入した場合、すぐに転売しない
  • キャンペーン目的だけの契約は避ける

irumoを普通に使っていれば、ブラックリスト入りの心配はほとんどありません。「通常の利用目的で契約し、最低1年間は継続利用する」という基本を守っていれば、安心して解約できます。

もし、やむを得ない事情で1年以内に解約しなければならない場合でも、上記の利用実績をしっかり作っておけば、契約解除料は発生しても、ブラックリスト入りのリスクは大幅に減らせます。

irumo(イルモ)解約でよくあるトラブルと解決策

解約くん
解約手続き中のエラーやネットワーク暗証番号の忘れ、解約日の認識違いなど、よくあるトラブルの対処法を事前に知っておくことでスムーズな解約が可能です!

irumo(イルモ)の解約手続きは比較的シンプルですが、時にはトラブルが発生することもあります。事前によくあるトラブルとその解決策を知っておけば、慌てずに対処できます。ここでは、実際に起こりやすいトラブルと、その具体的な解決方法を詳しく解説します。

①オンライン解約時のエラーコード対処法

irumoをオンラインで解約する際、エラーコードが表示されて手続きが進まないことがあります。主なエラーとその対処法を確認しておきましょう。

ネットワーク暗証番号を忘れた場合

オンライン解約では、本人確認のために4桁のネットワーク暗証番号の入力が必要です。この番号を忘れてしまうと、手続きを進めることができません。

ネットワーク暗証番号とは:

  • irumo契約時に自分で設定した4桁の数字
  • 各種手続きや設定変更時の本人確認に使用される
  • 生年月日や電話番号の一部など、推測されやすい番号は避けるよう推奨されている

ネットワーク暗証番号を忘れた場合の対処法:

  1. 【方法1】ドコモインフォメーションセンターに電話する

    最も確実な方法です。本人確認を行った上で、暗証番号の再設定ができます。

    • ドコモの携帯電話から:151(無料)
    • 一般電話から:0120-800-000(無料)
    • 受付時間:午前9時~午後8時(年中無休)

    電話では、以下の情報を聞かれます:

    • 契約者の氏名
    • 生年月日
    • 電話番号
    • 契約住所

    本人確認が取れれば、電話口で新しいネットワーク暗証番号を設定できます。

  2. 【方法2】ドコモショップで再設定する

    ドコモショップに本人確認書類を持参すれば、その場でネットワーク暗証番号を再設定できます。

    • 必要なもの:本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
    • 来店予約:事前に来店予約を取っておくとスムーズ
    • 手数料:無料
  3. 【方法3】よく使う番号を試してみる

    ネットワーク暗証番号は、以下のような番号に設定していることが多いです:

    • 生年月日の一部(例:0315、1225など)
    • 電話番号の下4桁
    • よく使う暗証番号(銀行のキャッシュカードと同じ番号など)
    • ゾロ目や連番(1111、1234など)※推奨されないが、設定している人も多い

    注意:ただし、一定回数以上間違えるとロックがかかる可能性がありますので、むやみに試すのは避けましょう。確信がない場合は、電話やドコモショップで再設定することをおすすめします。

ネットワーク暗証番号がロックされた場合:

複数回間違えると、セキュリティのためにネットワーク暗証番号がロックされることがあります。この場合は、ドコモインフォメーションセンターに電話するか、ドコモショップで解除手続きを行う必要があります。

dアカウントにログインできない場合

オンライン解約では、dアカウントへのログインが必須です。IDやパスワードを忘れてしまうと、手続きを開始することすらできません。

dアカウントにログインできない主な原因:

  • dアカウントのIDを忘れた
  • パスワードを忘れた
  • アカウントがロックされている
  • 二段階認証のコードが届かない

dアカウントにログインできない場合の対処法:

  1. 【IDを忘れた場合】ID確認ページで確認する

    dアカウントのログイン画面から、「IDを忘れた方」をクリックし、以下のいずれかの方法でIDを確認できます:

    • メールアドレスで確認:登録しているメールアドレスを入力すると、IDが送られてくる
    • 電話番号で確認:irumoの電話番号を入力すると、IDが表示される
    • My docomoから確認:スマホからMy docomoにアクセスし、「dアカウント確認」から確認できる場合がある
  2. 【パスワードを忘れた場合】パスワード再設定を行う

    dアカウントのログイン画面から、「パスワードを忘れた方」をクリックし、以下の手順でパスワードを再設定します:

    • dアカウントのID(メールアドレスまたは電話番号)を入力
    • 登録しているメールアドレスまたはSMSに、パスワード再設定用のURLが送られてくる
    • URLをクリックし、新しいパスワードを設定
    • 新しいパスワードでログイン
  3. 【アカウントがロックされている場合】ロック解除を行う

    パスワードを複数回間違えると、セキュリティのためにアカウントがロックされることがあります。この場合は:

    • dアカウントのロック解除ページにアクセス
    • 登録しているメールアドレスまたは電話番号を入力
    • 送られてきた認証コードを入力してロック解除

    どうしても解除できない場合は、ドコモインフォメーションセンターに問い合わせてください。

  4. 【二段階認証のコードが届かない場合】別の認証方法を試す

    二段階認証のコードがSMSやメールで届かない場合:

    • 迷惑メールフォルダを確認:認証メールが迷惑メールに振り分けられている可能性がある
    • SMS受信設定を確認:SMS拒否設定になっていないか確認
    • 別の認証方法を選択:電話番号認証、メール認証など、複数の方法を試す
    • 時間を置いて再度試す:サーバー混雑などで遅延している場合がある
  5. 【どうしてもログインできない場合】ドコモショップで解約する

    オンラインでのログインがどうしてもできない場合は、ドコモショップに本人確認書類を持参して、店頭で解約手続きを行うことができます。オンライン解約にこだわる必要はありませんので、時間がない場合や急ぎの場合は店頭解約を検討しましょう。

システムエラーが表示された場合の問い合わせ先

オンライン解約の手続き中に、システムエラーやエラーコードが表示されることがあります。主なエラーとその対処法を確認しておきましょう。

よくあるエラーコードと対処法:

エラーコード 内容 対処法
SN-AL08-C8-400-S020314 ファミリー割引グループ関連のエラー ドコモインフォメーションセンター(151または0120-800-000)に問い合わせが必要
システムメンテナンス中 定期メンテナンス時間帯 メンテナンス終了後(通常、深夜2~6時頃を避ける)に再度アクセス
通信エラー インターネット接続の不具合 Wi-Fi接続を確認、またはモバイルデータ通信に切り替えて再試行
セッションタイムアウト 長時間操作していない 再度ログインし直して、手続きを最初からやり直す
契約内容確認エラー 契約状況に何らかの問題がある ドコモインフォメーションセンターに問い合わせ

エラーが解決しない場合の問い合わせ先:

  1. ドコモインフォメーションセンター(電話)
    • ドコモの携帯電話から:151(無料)
    • 一般電話から:0120-800-000(無料)
    • 受付時間:午前9時~午後8時(年中無休)

    エラーコードを伝えると、具体的な対処法を案内してもらえます。

  2. チャットサポート(オンライン)

    irumo公式サイトから、チャットサポートを利用できます。AIチャットボットでは解決しない場合、オペレーターチャットに切り替えることも可能です。

  3. ドコモショップ(店頭)

    どうしてもオンラインで解決しない場合は、ドコモショップに来店して解約手続きを行うことができます。来店予約を事前に取っておくとスムーズです。

エラーを避けるためのポイント:

  • 推奨ブラウザを使用:Chrome、Safari、Edgeなど、最新版のブラウザを使う
  • キャッシュをクリア:ブラウザのキャッシュやCookieを削除してから再度アクセス
  • メンテナンス時間を避ける:深夜2~6時頃はシステムメンテナンスが行われることが多い
  • 混雑時間を避ける:月末や休日の昼間は混雑しやすいため、平日の午前中などがおすすめ
  • 安定したインターネット環境:Wi-Fiまたは4G/5G通信が安定している場所で手続きを行う

②解約日と料金請求のトラブル

irumoの解約では、解約日と料金請求のタイミングに関するトラブルが時々発生します。事前に仕組みを理解しておくことで、トラブルを防げます。

「解約したのに翌月も請求が来た」場合の確認事項

irumoを解約したはずなのに、翌月も料金が請求された場合、慌てずに以下の点を確認しましょう。

翌月請求が来る主な原因:

  1. 解約手続きが完了していない

    最も多い原因です。解約手続きを「開始」しただけで、「完了」していない可能性があります。

    • My docomoから「契約状況」を確認し、irumo回線が本当に解約されているか確認する
    • 解約完了メールが届いているか確認する
    • もし解約されていなければ、再度解約手続きを行う
  2. 有料オプションが継続している

    irumo回線は解約されたが、有料オプション(dマガジン、dアニメストアなど)が継続している可能性があります。

    • My docomoから「契約中のサービス」を確認
    • 継続しているオプションがあれば、個別に解約する
  3. 端末代金の分割払いが継続している

    irumo回線の月額料金ではなく、端末代金の分割払いが請求されている可能性があります。

    • 請求明細を確認し、何の料金が請求されているのかチェック
    • 端末代金の残債は、解約後も完済まで請求が続く(これは正常な請求)
  4. 解約月の請求が翌月に来ている

    irumoの料金は、解約月の料金が翌月に請求される仕組みです。

    • 例:10月に解約した場合、10月分の料金は11月に請求される
    • これは正常な請求ですので、心配不要
    • ただし、12月に請求が来た場合は、11月分が請求されていることになるため、解約できていなかった可能性が高い
  5. 通話料・SMS送信料が翌月に請求されている

    解約月に利用した通話料やSMS送信料は、解約後1~2か月後に請求されることがあります。

    • 請求明細を確認し、通話料やSMS送信料が含まれていないかチェック
    • これも正常な請求ですので、該当する場合は支払いが必要
  6. MNP転出の開通手続きが完了していない

    他社へMNP転出した場合、乗り換え先での開通手続きが完了しないと、irumoは解約されません。

    • 乗り換え先の回線が正常に開通しているか確認
    • 開通していない場合は、速やかに開通手続きを行う
    • 開通手続きを忘れていると、毎月irumoの料金が請求され続ける

翌月請求が来た場合の対処手順:

  1. 請求明細を詳しく確認し、何の料金が請求されているのか特定する
  2. My docomoから契約状況を確認し、irumo回線が解約されているか確認する
  3. 解約されていない場合は、速やかに解約手続きを行う
  4. 不明な請求がある場合は、ドコモインフォメーションセンター(151または0120-800-000)に問い合わせる

MNP転出の開通日と解約日のズレ

他社へMNP転出する場合、「いつirumoが解約されるのか」を正しく理解しておくことが重要です。

MNP転出時の解約日:

  • irumoの解約日は、乗り換え先の回線が開通した日
  • 自分でirumoの解約手続きをするわけではない
  • 乗り換え先での開通手続きが完了すると、自動的にirumoが解約される

よくあるズレのパターン:

状況 解約日 注意点
MNP予約番号を取得しただけ 解約されていない 予約番号を取得しただけでは解約にならない。乗り換え先で開通手続きを行う必要がある
乗り換え先に申し込んだだけ 解約されていない 申し込みだけでは解約にならない。SIMカードが届いて開通手続きを行う必要がある
SIMカードが届いたが開通手続きをしていない 解約されていない 開通手続きを行うまで、irumo料金が請求され続ける
開通手続きを行った 開通手続きを行った日 開通手続き完了後、30分~数時間でirumoが自動解約される

月末にMNP転出する際の注意点:

月末にMNP転出しようとして、開通手続きのタイミングがズレると、翌月扱いになってしまうことがあります。

  • 10月31日に開通手続きを予定していたが、トラブルで11月1日になってしまった
    • → irumoの解約日は11月1日になる
    • → 10月分と11月分の両方の料金が請求される(解約月は日割りされないため)

対策:

  • 月末ギリギリではなく、毎月20~25日頃に開通手続きを行う
  • 開通手続きは、時間に余裕がある時に行う(トラブルが起きても対処できる時間帯)
  • 自動開通の期限を確認し、期限前に必ず手動で開通手続きを行う

月末解約が翌月扱いになるケース

月末に解約手続きを行ったつもりが、翌月扱いになってしまうケースがあります。

翌月扱いになる主な原因:

  1. システムメンテナンス中に手続きを試みた

    深夜2~6時頃はシステムメンテナンスが行われることが多く、手続きができない場合があります。

    • 月末の深夜にメンテナンスがあると、手続きが翌月になってしまう
    • 対策:月末の日中に手続きを行う
  2. 手続き中にエラーが発生し、完了しなかった

    手続きを開始したが、エラーが発生して完了できず、翌日になってしまうケース。

    • 対策:月末ギリギリではなく、余裕を持って手続きを行う
  3. MNP転出の開通手続きが月をまたいだ

    乗り換え先のSIMカードが月末に届き、開通手続きを行おうとしたが、何らかの理由で翌月になってしまうケース。

    • 対策:SIMカードが届いたら、すぐに開通手続きを行う。月末ギリギリに届く場合は、翌月分の料金も覚悟する
  4. 手続き完了時刻が日付変更をまたいだ

    例えば、10月31日の23時55分に手続きを開始し、完了が11月1日の0時05分になってしまった場合、11月扱いになります。

    • 対策:日付が変わる直前の時間帯は避け、余裕を持って手続きを行う

安全な月末解約のスケジュール:

  • オンライン解約の場合:月末の27~29日の日中(午前10時~午後6時頃)に手続きを行う
  • MNP転出の場合:20~25日頃に乗り換え先へ申し込み、SIMカードが届いたら27~29日に開通手続きを行う
  • 店頭解約の場合:月末の28~30日に来店予約を取り、店頭で手続きを行う

このスケジュールなら、万が一トラブルが起きても月内に完了できる可能性が高く、かつ月末まで無駄なく使い切れます。

③解約後に電話番号が使えなくなった場合

irumo解約後、電話番号が使えなくなってしまった場合のトラブルと対処法を確認しておきましょう。

MNP転出前に誤って解約してしまった場合の対処

他社へMNP転出するつもりだったのに、誤って先にirumoを解約してしまった場合、非常に深刻な問題になります。

何が起こるのか:

  • 電話番号が失われる:MNP転出前に解約してしまうと、電話番号を引き継ぐことができなくなる
  • 即座に通話・通信ができなくなる:解約手続きが完了した瞬間から、irumo回線が使えなくなる
  • 復旧は非常に困難:一度解約してしまうと、同じ電話番号を取り戻すことはほぼ不可能

誤って解約してしまった場合の緊急対処法:

  1. 解約手続き直後なら、すぐにドコモインフォメーションセンターに電話

    解約手続き完了から数時間以内であれば、まだ復旧できる可能性がゼロではありません。

    • ドコモの携帯電話から:151(無料)※ただし、解約後は使えない
    • 一般電話から:0120-800-000(無料)
    • 受付時間:午前9時~午後8時(年中無休)

    事情を説明し、電話番号の復旧が可能かどうか確認してください。システム的に解約処理が完了する前であれば、稀に復旧できる場合があります。

  2. ドコモショップに緊急来店

    電話でも対応してもらえない場合は、本人確認書類を持参して、最寄りのドコモショップに緊急来店してください。店頭でも復旧の可能性を探ってもらえる場合があります。

  3. 復旧できない場合は、新しい電話番号で契約し直す

    残念ながら、ほとんどのケースでは電話番号の復旧はできません。この場合、以下の対応が必要になります:

    • 新しい携帯電話会社で、新しい電話番号を取得する
    • 友人、家族、職場などに、電話番号が変わったことを連絡する
    • 各種サービス(銀行、クレジットカード、ネットショッピングなど)に登録している電話番号を変更する
    • LINEなどのアプリで、電話番号の引き継ぎ設定を行う(できる範囲で)

このトラブルを防ぐための注意点:

  • MNP転出と通常解約の違いを理解する:
    • MNP転出:乗り換え先での開通手続きが完了すると、自動的に解約される(電話番号は引き継がれる)
    • 通常解約:自分で解約手続きを行うと、即座に解約され、電話番号は失われる
  • 乗り換えの場合は、絶対にirumoで解約手続きをしない:乗り換え先での開通を待つだけでOK
  • 「解約」ボタンを押す前に、本当に通常解約でよいのか再確認する

正しいMNP転出の流れ(再確認):

  1. 【MNPワンストップの場合】乗り換え先で申し込み → 開通手続き → 自動的にirumo解約
  2. 【MNP予約番号の場合】irumoでMNP予約番号を取得 → 乗り換え先で申し込み → 開通手続き → 自動的にirumo解約

どちらの場合も、自分でirumoの解約手続きを行う必要はありません。これを理解しておけば、誤って解約してしまうトラブルを防げます。

電話番号復活の可否

一度解約してしまった電話番号を復活させることは、基本的に不可能です。携帯電話の電話番号は、解約後に他の契約者に再割り当てされる仕組みになっているためです。

電話番号復活が不可能な理由:

  1. 電話番号は希少な資源である

    日本国内で使用できる携帯電話番号には限りがあります。解約された電話番号は、一定期間の後、新規契約者に再割り当てされるため、元の契約者が再度取得することはできません。

  2. システム的に復旧できない

    一度解約処理が完了すると、その電話番号は「使用可能番号プール」に戻されます。システム的に、特定の電話番号を特定の人物に再割り当てすることはできない仕組みになっています。

  3. セキュリティ上の問題

    もし電話番号を自由に復活できてしまうと、なりすましや不正利用のリスクが高まります。そのため、一度解約された番号は復活できないようになっています。

例外的に復旧できる可能性があるケース:

以下の条件をすべて満たす場合のみ、稀に復旧できる可能性があります:

  • 解約手続き完了から数時間以内(当日中)である
  • システム的な解約処理がまだ完了していない段階である
  • 電話番号がまだ他の契約者に割り当てられていない
  • ドコモ側が特別対応として認める

ただし、これらの条件を満たしても、復旧できる保証はありません。あくまで「運が良ければ」という程度に考えてください。

電話番号が復活できない場合の対処法:

  1. 新しい電話番号を取得する

    新しい携帯電話会社で契約し、新しい電話番号を取得します。残念ですが、これが現実的な唯一の解決策です。

  2. 関係者に電話番号変更を通知する

    以下の方法で、電話番号が変わったことを通知しましょう:

    • 家族・友人:LINE、メール、SNSなどで一斉に通知
    • 職場:上司や同僚に直接連絡
    • 取引先:メールや文書で正式に通知
    • 学校・習い事:連絡帳や電話で通知
  3. 各種サービスの登録電話番号を変更する

    以下のようなサービスに登録している電話番号を、すべて変更する必要があります:

    サービスの種類 変更が必要なもの
    金融機関 銀行、証券会社、クレジットカード会社、保険会社
    通販・サブスク Amazon、楽天、Netflix、Spotify、各種サブスクリプション
    公共サービス 電気、ガス、水道、マイナンバーカード
    SNS・アプリ LINE、Instagram、X(Twitter)、Facebook
    会員サービス ポイントカード、会員サイト、フィットネスジムなど
  4. 二段階認証の再設定

    多くのサービスで二段階認証に電話番号を使用している場合、再設定が必要です。特に、以下のサービスは優先的に対処しましょう:

    • Google アカウント
    • Apple ID
    • Microsoft アカウント
    • 各種銀行のオンラインバンキング

    注意:電話番号が使えなくなると、二段階認証でログインできなくなる可能性があります。変更前にバックアップコードを控えておくなど、事前準備が重要です。

電話番号喪失のデメリット:

  • 連絡が取れなくなる人が出る:電話番号しか知らない知人からの連絡が途絶える
  • サービスにログインできなくなる:二段階認証などで電話番号を使用しているサービスにアクセスできなくなる可能性
  • 変更通知の手間:すべての登録先に変更を通知する必要があり、非常に手間がかかる
  • ビジネス上の信用問題:仕事で使っていた番号の場合、取引先からの信用を損ねる可能性

まとめ:電話番号を失わないために:

  • MNP転出する場合は、絶対に自分でirumoの解約手続きをしない
  • 乗り換え先での開通手続きが完了すれば、自動的にirumoが解約される
  • 「解約」ボタンを押す前に、本当に通常解約でよいのか必ず確認する
  • MNP転出と通常解約の違いを正しく理解しておく

電話番号の喪失は、取り返しのつかない重大なトラブルです。慎重に手続きを進め、不安な場合はドコモインフォメーションセンターに問い合わせながら進めることをおすすめします。

また、万が一に備えて、重要な連絡先はLINEなどの電話番号以外の方法でもつながっておくことが大切です。普段から複数の連絡手段を確保しておけば、電話番号が変わっても最小限の影響で済みます。

irumo(イルモ)から乗り換えるおすすめ格安SIM【2025年版】

解約くん
irumoから乗り換えるなら、同じドコモ回線で20GBのahamo、au回線のUQモバイル、楽天モバイル、低容量ならpovo2.0がおすすめです。利用スタイルに合わせて最適な乗り換え先を選びましょう!

irumo(イルモ)から他社へ乗り換えを検討している方のために、2025年におすすめの格安SIM・携帯電話サービスを紹介します。データ容量、料金、通信品質、サポート体制など、さまざまな観点から比較し、あなたに最適な乗り換え先を見つけましょう。

①ドコモ回線を継続利用したい方向け

irumoと同じドコモ回線を使い続けたい方には、通信品質を維持しながら、より自分に合ったプランを選べるサービスがおすすめです。

ahamo(アハモ):20GB・100GBの大容量プラン

ahamo(アハモ)は、ドコモが提供する大容量プランです。irumoでは物足りないと感じている方に最適な選択肢です。

ahamoの基本情報:

項目 内容
月額料金 2,970円(20GB)/ 4,950円(100GB)※税込
データ容量 20GB / 100GB(大盛りオプション追加時)
通話料 5分以内の国内通話無料(超過後22円/30秒)
通信回線 ドコモ回線(4G/5G対応)
通信速度 ドコモと同等の高速通信
海外利用 追加料金なしで82の国・地域で利用可能(20GBまで)
契約期間 縛りなし(いつでも解約可能)
サポート オンライン専用(店頭サポートは有料)

ahamoのメリット:

  • ドコモと同等の高品質な通信:ドコモ本家と同じネットワークを使用するため、速度や安定性が非常に高い
  • 5分以内の通話が無料:標準で5分かけ放題が付いているため、短い通話が多い方には非常にお得
  • 海外でも追加料金なしで使える:海外旅行や出張が多い方には大きなメリット
  • シンプルな料金体系:複雑な割引条件がなく、誰でも同じ料金で利用できる
  • データ容量が大きい:20GBあれば、動画視聴やSNSも気兼ねなく使える

ahamoのデメリット:

  • 小容量プランがない:最低でも20GB(2,970円)からなので、データをあまり使わない方には割高
  • 家族割やセット割がない:ドコモ光やdカードとのセット割引が適用されない
  • 店頭サポートは有料:ドコモショップでのサポートは1回3,300円の有料となる
  • キャリアメールが使えない:@docomo.ne.jpのメールアドレスは利用できない(有料オプションで持ち運び可能)

ahamoがおすすめな人:

  • 月に10GB以上のデータを使う方
  • 動画視聴やSNSをたくさん使う方
  • ドコモの高品質な通信を維持したい方
  • 短い通話が多く、5分かけ放題が欲しい方
  • 海外に行く機会が多い方
  • シンプルな料金プランが好きな方

irumoからahamoへの乗り換えポイント:

  • プラン変更扱いになる:irumoもahamoもドコモのプランなので、MNP転出ではなく、プラン変更として手続きできる
  • 電話番号はそのまま:もちろん電話番号は変わらない
  • dポイントも引き継がれる:貯まっているdポイントはそのまま使える
  • 手数料無料:プラン変更なので、手数料は一切かからない

日本通信SIM:段階制料金で無駄なく使える

日本通信SIMは、使った分だけ支払う段階制料金が特徴の格安SIMです。データ使用量にムラがある方におすすめです。

日本通信SIMの基本情報:

項目 内容
月額料金 290円~(合理的シンプル290プラン)
データ容量 1GB~無制限(プランによる)
通話料 11円/30秒(専用アプリ不要)
通信回線 ドコモ回線(4G/5G対応)
契約期間 縛りなし(いつでも解約可能)
サポート オンライン専用

日本通信SIMの主なプラン:

プラン名 基本料金 内容
合理的シンプル290 290円 1GB+通話。1GB超過後は220円/1GBで追加
合理的みんなのプラン 1,390円 10GB+70分通話無料
合理的20GBプラン 2,178円 20GB+70分通話無料
合理的かけほプラン 2,728円 3GB+かけ放題

日本通信SIMのメリット:

  • 業界最安級の料金:290円から始められる超低価格プラン
  • 段階制でムダがない:使った分だけ支払うので、月によって使用量にバラつきがあっても安心
  • 通話料が安い:11円/30秒と、一般的な格安SIMの半額
  • 専用アプリ不要:通常の電話アプリで通話しても11円/30秒
  • ドコモ回線で安定:ドコモ回線を使用するため、通信品質も良好

日本通信SIMのデメリット:

  • 通信速度は大手より劣る:ドコモ本家やahamoと比べると、昼時などは速度が落ちる場合がある
  • 店舗サポートがない:すべてオンライン対応のため、対面サポートは受けられない
  • キャリアメールがない:メールアドレスは提供されない
  • 家族割などの割引がない:シンプルな料金体系だが、複数回線割引などはない

日本通信SIMがおすすめな人:

  • 月によってデータ使用量が大きく変動する方
  • とにかく料金を安く抑えたい方
  • Wi-Fi環境が多く、モバイルデータをあまり使わない方
  • 通話料金も安く抑えたい方
  • サブ回線として持ちたい方

②au・ソフトバンク回線に乗り換えたい方向け

ドコモ回線以外を試してみたい方、またはau・ソフトバンクの回線エリアの方が自宅や職場で電波が良い方には、以下のサービスがおすすめです。

UQモバイル:店舗サポート充実のau系格安SIM

UQモバイルは、auのサブブランドとして高い人気を誇る格安SIMです。通信品質とサポート体制のバランスが良く、初めての格安SIMとしても最適です。

UQモバイルの基本情報:

項目 内容
月額料金 2,365円(4GB)/ 3,465円(15GB)/ 3,278円(20GB)※税込
データ容量 4GB / 15GB / 20GB
通話料 22円/30秒(かけ放題オプション別途)
通信回線 au回線(4G/5G対応)
通信速度 auと同等の高速通信
契約期間 縛りなし(いつでも解約可能)
サポート 全国のUQスポット・au Style・auショップで対面サポート可能

UQモバイルのメリット:

  • auと同等の高速通信:サブブランドなので、格安SIMの中でもトップクラスの通信品質
  • 店舗サポートが充実:全国のUQスポット・auショップで対面サポートを受けられる
  • 自宅セット割でさらにお得:auひかりやWiMAXとセットで最大1,100円割引
  • 家族割がある:2回線目以降、月額550円割引
  • データ繰り越しができる:余ったデータを翌月に繰り越せる
  • 節約モードが便利:低速モードに切り替えれば、データ消費ゼロでSNSなどが使える

UQモバイルのデメリット:

  • 割引なしだとやや割高:単身で割引がない場合、他の格安SIMより料金が高め
  • 小容量プランがない:最小でも4GBからなので、1~3GB程度しか使わない方には向かない
  • かけ放題は別途オプション:通話定額は有料オプション(月額880円~)

UQモバイルがおすすめな人:

  • 通信品質を重視する方
  • 店舗での対面サポートを受けたい方
  • auひかりやWiMAXを使っている方(セット割が適用される)
  • 家族で乗り換えを検討している方
  • データ繰り越しや節約モードを活用したい方

povo2.0:必要な時だけトッピングする新プラン

povo2.0(ポヴォ)は、auが提供する革新的な「トッピング型」プランです。基本料金0円で、必要な時に必要なだけデータや通話を追加できます。

povo2.0の基本情報:

項目 内容
月額料金 0円(基本料金)
データ容量 トッピングで追加(使わなければ0円)
通話料 22円/30秒(かけ放題トッピング別途)
通信回線 au回線(4G/5G対応)
契約期間 縛りなし(いつでも解約可能)
サポート オンライン専用

povo2.0の主なトッピング:

トッピング内容 料金 有効期限
データ追加1GB 390円 7日間
データ追加3GB 990円 30日間
データ追加20GB 2,700円 30日間
データ追加60GB 6,490円 90日間
データ追加150GB 12,980円 180日間
データ使い放題 330円 24時間
5分以内かけ放題 550円 1か月
完全かけ放題 1,650円 1か月

povo2.0のメリット:

  • 基本料金0円:使わない月は本当に0円で維持できる
  • 柔軟なトッピング:その月の使い方に合わせて、自由にデータを追加できる
  • 24時間データ使い放題が便利:330円で1日使い放題になるので、旅行や出張時に便利
  • サブ回線に最適:基本料金0円なので、緊急用のサブ回線として持っておける
  • au回線で高品質:通信品質はauと同等

povo2.0のデメリット:

  • 180日以内にトッピング購入必須:180日間一度もトッピングしないと、利用停止・契約解除になる可能性がある
  • トッピングなしだと低速:トッピングがない状態では最大128kbpsの低速通信のみ
  • 毎月のトッピングが面倒:定期的にデータを使う人は、毎月トッピングを購入する手間がかかる
  • 店舗サポートがない:すべてオンライン対応のみ
  • キャリアメールがない:メールアドレスは提供されない

povo2.0がおすすめな人:

  • 月によってデータ使用量が大きく変動する方
  • Wi-Fi環境がメインで、外出時だけデータを使う方
  • サブ回線として低コストで維持したい方
  • 旅行や出張時に大容量を使いたい方(24時間使い放題が便利)
  • 自分で柔軟にプランを組みたい方

ワイモバイル:家族割がお得なソフトバンク系

ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドとして、高品質な通信と充実したサポートを提供しています。家族で乗り換えると特にお得です。

ワイモバイルの基本情報:

項目 内容
月額料金 2,365円(4GB)/ 4,015円(20GB)/ 5,115円(30GB)※税込
データ容量 4GB / 20GB / 30GB
通話料 22円/30秒(かけ放題オプション別途)
通信回線 ソフトバンク回線(4G/5G対応)
通信速度 ソフトバンクと同等の高速通信
契約期間 縛りなし(いつでも解約可能)
サポート 全国のワイモバイルショップ・ソフトバンクショップで対面サポート可能

ワイモバイルのメリット:

  • ソフトバンクと同等の高速通信:サブブランドなので、通信品質が非常に高い
  • 家族割が大きい:2回線目以降、月額1,100円割引(最大9回線まで)
  • 店舗サポートが充実:全国のワイモバイルショップで対面サポートを受けられる
  • Yahoo!プレミアム会員が無料:通常508円/月のYahoo!プレミアムが無料で使える
  • PayPayとの連携がお得:PayPayポイント還元率がアップ
  • データ繰り越しができる:余ったデータを翌月に繰り越せる

ワイモバイルのデメリット:

  • 単身だと割高:家族割やセット割がない場合、他の格安SIMより料金が高い
  • 小容量プランがない:最小でも4GBからなので、少量しか使わない方には向かない
  • かけ放題は別途オプション:通話定額は有料オプション(月額880円~)

ワイモバイルがおすすめな人:

  • 家族で一緒に乗り換える方(家族割が大きい)
  • ソフトバンク光やソフトバンクAirを使っている方(セット割が適用される)
  • 店舗での対面サポートを受けたい方
  • PayPayをよく使う方
  • Yahoo!ショッピングをよく利用する方

③楽天モバイル:データ無制限を低価格で

楽天モバイルは、第4のキャリアとして独自回線を持ち、データ無制限プランを低価格で提供しています。大容量を使いたい方には非常に魅力的な選択肢です。

楽天モバイルのメリット・デメリット

楽天モバイルの基本情報:

項目 内容
月額料金 1,078円(3GBまで)/ 2,178円(20GBまで)/ 3,278円(無制限)※税込
データ容量 段階制(3GB / 20GB / 無制限)
通話料 Rakuten Link アプリ利用で国内通話無料
通信回線 楽天回線+パートナー回線(au回線)
契約期間 縛りなし(いつでも解約可能)※2025年4月以降の契約は1年以内解約で1,078円の契約解除料
サポート 楽天モバイルショップ、オンラインサポート

楽天モバイルのメリット:

  • データ無制限が3,278円:3大キャリアの無制限プランと比べて圧倒的に安い
  • 段階制で使わない月は安い:3GBまでなら1,078円、20GBまでなら2,178円と、使った分だけ支払える
  • Rakuten Link で国内通話無料:専用アプリを使えば、通話料が完全無料(固定電話・携帯電話ともに)
  • 楽天ポイントが貯まる・使える:月額料金の支払いで楽天ポイントが貯まり、支払いにも使える
  • 海外でも2GBまで無料:69の国・地域で追加料金なしで2GBまで使える
  • 契約事務手数料無料:初期費用がかからない

楽天モバイルのデメリット:

  • 楽天回線エリアがまだ限定的:都市部では問題ないが、地方や建物内では繋がりにくい場合がある
  • パートナー回線エリアでは無制限ではない:au回線(パートナー回線)エリアでは高速通信が月5GBまで
  • 通信品質が不安定な場合がある:3大キャリアと比べると、速度や安定性で劣る場合がある
  • Rakuten Link の音質がやや劣る:無料通話はIP電話のため、通常の電話と比べて音質が落ちることがある
  • 2025年4月以降の契約は短期解約で解約金発生:1年以内の解約で1,078円の契約解除料が必要

irumoから楽天モバイルへの乗り換え注意点

irumoから楽天モバイルへ乗り換える際には、いくつかの注意点があります。特に、通信環境の違いをしっかり理解しておくことが重要です。

乗り換え前に確認すべきポイント:

  1. 楽天回線エリアを必ず確認する

    楽天モバイル公式サイトの「サービスエリアマップ」で、自宅・職場・通勤通学路が楽天回線エリア内かどうかを確認してください。

    • 楽天回線エリア:データ無制限で高速通信が使える
    • パートナー回線エリア(au回線):月5GBまで高速通信、超過後は最大1Mbps

    特に、建物内や地下での電波状況も事前に確認しておくことをおすすめします。楽天回線は建物内で弱くなる傾向があるためです。

  2. 通話品質の違いを理解する

    楽天モバイルの無料通話は、Rakuten Link という専用アプリを使ったIP電話です。

    • メリット:国内通話が完全無料(固定電話・携帯電話ともに)
    • デメリット:通常の電話回線と比べて音質がやや劣る、たまに途切れることがある

    仕事で頻繁に電話を使う方や、音質にこだわる方は、この点を考慮する必要があります。

  3. ドコモ回線からの移行による影響

    irumo(ドコモ回線)から楽天回線に変わることで、以下のような違いが出る可能性があります:

    • 電波の入り方が変わる:今まで繋がっていた場所で繋がらなくなることも、逆に繋がるようになることもある
    • 通信速度が変化する:場所や時間帯によって、速度が速くなったり遅くなったりする
    • 建物内での電波が弱くなる可能性:楽天回線はプラチナバンド(低周波数帯)の割り当てが少ないため、建物内で電波が弱くなりやすい
  4. SMSの扱いが変わる

    Rakuten Link を使う場合、SMSの送受信もアプリ経由になります。

    • Android:Rakuten Link でSMS送受信が無料
    • iPhone:標準のメッセージアプリでSMS受信、送信は1通3.3円(Rakuten Link では送受信できない)
  5. お試し利用を検討する

    楽天モバイルは、契約事務手数料が無料です。不安な場合は、以下のような方法でお試し利用することもできます:

    • 新規で楽天モバイルを契約し、1~2週間使ってみる
    • 問題なければirumoからMNP転入する
    • 合わなければ楽天モバイルを解約する(※2025年4月以降の契約は1年以内解約で1,078円の解約金が発生)

楽天モバイルへの乗り換えがおすすめな人:

  • 自宅・職場が楽天回線エリア内にある方
  • 月に20GB以上のデータを使う方
  • 動画視聴や音楽ストリーミングをたくさん使いたい方
  • 通話を頻繁にする方(Rakuten Link で無料)
  • 楽天経済圏を活用している方(楽天市場、楽天カードなど)
  • とにかく料金を安く抑えたい方

楽天モバイルへの乗り換えを慎重に検討すべき人:

  • 地方在住で楽天回線エリア外の方
  • 建物内や地下で頻繁にスマホを使う方
  • 通信品質・安定性を最重視する方
  • 仕事で重要な電話を頻繁にする方
  • iPhoneでSMSを頻繁に送信する方

④irumoと他社格安SIMの料金・サービス比較表

irumoから乗り換えを検討する際に、料金やサービス内容を一目で比較できる表を用意しました。自分の使い方に最適なサービスを見つける参考にしてください。

データ容量別の月額料金比較

各サービスの月額料金を、データ容量別に比較しました。すべて税込価格、割引なしの基本料金です。

サービス名 1GB 3GB 5~6GB 10GB 20GB 無制限
irumo 550円(0.5GB) 2,167円 2,827円(6GB)
ahamo 2,970円 4,950円(100GB)
日本通信SIM 290円 510円 950円 1,390円 2,178円
UQモバイル 2,365円(4GB) 3,278円
povo2.0 390円(7日間) 990円(30日間) 2,700円(30日間) 330円(24時間)
ワイモバイル 2,365円(4GB) 4,015円
楽天モバイル 1,078円(3GBまで) 1,078円(3GBまで) 2,178円(20GBまで) 2,178円(20GBまで) 2,178円(20GBまで) 3,278円

料金比較のポイント:

  • 小容量(1~3GB)なら:日本通信SIMが最安、楽天モバイルも安い
  • 中容量(5~10GB)なら:日本通信SIM、楽天モバイルがお得
  • 大容量(20GB以上)なら:ahamo、楽天モバイルが有力候補
  • 無制限なら:楽天モバイルが圧倒的に安い(ただしエリアに注意)

各社の割引を適用した場合の最安料金:

サービス名 基本料金(20GB) 各種割引適用後 適用条件
irumo(9GB) 3,377円 880円 ドコモ光セット割+dカードお支払い割適用時
ahamo 2,970円 2,970円 割引なし
UQモバイル 3,278円 2,178円 自宅セット割適用時
ワイモバイル 4,015円 1,815円 家族割(2回線目)+おうち割光セット適用時
楽天モバイル 2,178円 2,178円 割引なし

通信速度・サポート体制の比較

料金だけでなく、通信速度やサポート体制も重要な選択基準です。各サービスの特徴を比較しました。

サービス名 通信回線 通信速度の評価 店舗サポート 電話サポート データ繰り越し
irumo ドコモ ★★★★☆ ◯(ドコモショップ、有料) ×
ahamo ドコモ ★★★★★ △(有料3,300円) × ×
日本通信SIM ドコモ ★★★☆☆ × ×
UQモバイル au ★★★★★ ◯(UQスポット・auショップ)
povo2.0 au ★★★★★ × × ×
ワイモバイル ソフトバンク ★★★★★ ◯(ワイモバイルショップ)
楽天モバイル 楽天+au ★★★☆☆ ◯(楽天モバイルショップ) ×

各項目の評価基準:

  • 通信速度:
    • ★★★★★:大手キャリアと同等(ahamo、UQモバイル、povo2.0、ワイモバイル)
    • ★★★★☆:ほぼ問題なく使える(irumo)
    • ★★★☆☆:昼時などに速度低下あり(日本通信SIM、楽天モバイル)
  • 店舗サポート:
    • ◯:無料または低価格で対面サポートあり
    • △:有料で対面サポートあり
    • ×:店舗サポートなし(オンラインのみ)
  • データ繰り越し:余ったデータを翌月に繰り越せるかどうか

通話オプションの比較:

サービス名 標準通話料 5分かけ放題 10分かけ放題 完全かけ放題
irumo 22円/30秒 880円/月 1,980円/月
ahamo 22円/30秒 標準付帯(無料) 1,100円/月
日本通信SIM 11円/30秒 1,600円/月
UQモバイル 22円/30秒 880円/月 1,980円/月
povo2.0 22円/30秒 550円/月 1,650円/月
ワイモバイル 22円/30秒 880円/月 1,980円/月
楽天モバイル 22円/30秒 無料(Rakuten Link使用時)

通話をよくする人へのおすすめ:

  • 短い通話が多い:ahamo(5分無料標準付帯)、povo2.0(550円で5分かけ放題)
  • 長電話が多い:楽天モバイル(Rakuten Link で完全無料)、ahamo(1,100円でかけ放題)
  • 通話料を抑えたい:日本通信SIM(通話料が11円/30秒と半額)

総合的な選び方のまとめ:

重視するポイント おすすめサービス
とにかく料金の安さ 日本通信SIM、povo2.0
通信品質の高さ ahamo、UQモバイル、ワイモバイル
大容量・無制限 楽天モバイル、ahamo
店舗サポート UQモバイル、ワイモバイル、楽天モバイル
家族割・セット割 UQモバイル、ワイモバイル
柔軟なプラン変更 povo2.0、楽天モバイル
海外利用 ahamo、楽天モバイル
通話を頻繁にする 楽天モバイル、ahamo

irumoから乗り換える際は、自分がスマホをどのように使っているかを整理した上で、最適なサービスを選びましょう。料金だけでなく、通信品質、サポート体制、使い勝手なども総合的に判断することが大切です。

また、多くのサービスでは契約事務手数料が無料またはキャンペーンで無料になっているため、実際に使ってみて合わなければ乗り換え直すことも可能です。特に不安な場合は、まず短期間試してから判断するのも良い方法です。

irumo(イルモ)解約前に知っておきたい代替案

解約くん
すぐに解約せず、プラン変更や一時休止、ドコモの他プランへの移行も検討してみましょう。状況によっては解約より良い選択肢がありますよ!

irumo(イルモ)の解約を考えている方の中には、実は解約せずに問題を解決できるケースも少なくありません。料金が高い、データ容量が合わない、サポートが不十分など、解約を検討する理由はさまざまですが、解約以外の選択肢も検討してみましょう。

①irumo(イルモ)内でのプラン変更を検討する

irumoには複数のプランがあり、自分の使い方に合わせてプランを変更することで、料金を抑えたり、データ容量を最適化したりできます。解約して他社に乗り換える前に、まずはirumo内でのプラン変更を検討してみましょう。

0.5GB・3GB・6GB・9GBプランの選び方

irumoには、0.5GB、3GB、6GB、9GBの4つのプランがあります(※2025年6月4日をもって新規受付終了)。それぞれのプランの特徴と、どのような方に向いているかを解説します。

プラン 月額料金(税込) セット割適用後 おすすめな人
0.5GBプラン 550円 550円(割引対象外) ほぼWi-Fi環境で使う、通話メインの方
3GBプラン 2,167円 880円 SNSやメールが中心、動画はWi-Fiで見る方
6GBプラン 2,827円 1,540円 外出先でもそこそこ動画やSNSを使う方
9GBプラン 3,377円 2,090円 外出先でも動画視聴やゲームをする方

※セット割適用後の料金は、ドコモ光セット割(1,100円割引)+dカードお支払い割(187円割引)を両方適用した場合の金額です。

プランの選び方のポイント:

  1. 過去3か月のデータ使用量を確認する

    My docomoから、過去3か月のデータ使用量を確認しましょう。毎月どのくらい使っているかを把握することで、最適なプランが見えてきます。

    • 毎月1GB未満:0.5GBプランで十分
    • 毎月2~4GB:3GBプランが最適
    • 毎月5~7GB:6GBプランがおすすめ
    • 毎月8GB以上:9GBプラン、またはahamoへの変更を検討
  2. Wi-Fi環境を考慮する

    自宅や職場にWi-Fi環境がある場合、モバイルデータの使用量は大幅に減ります。

    • 自宅・職場ともにWi-Fiあり:0.5GB~3GBで足りる可能性が高い
    • 自宅のみWi-Fiあり:3GB~6GBが目安
    • Wi-Fi環境なし:6GB~9GB、またはahamoへの変更を検討
  3. 使い方の特徴から選ぶ
    使い方 推奨プラン
    通話とメール中心、ネットはほぼ使わない 0.5GB
    LINEやメール、軽いウェブ閲覧程度 3GB
    SNSを頻繁に使う、たまに動画を見る 6GB
    動画視聴やゲームを外出先でもする 9GB、またはahamo
    毎日長時間動画を見る、テザリングを使う ahamo(20GB)推奨
  4. セット割が適用できるか確認する

    irumoは、以下の割引を適用できる場合、非常にお得になります:

    • ドコモ光セット割:月額1,100円割引(ドコモ光またはhome 5Gを契約している場合)
    • dカードお支払い割:月額187円割引(dカードまたはdカード GOLDで支払う場合)

    両方適用すると、3GBプランが月額880円になります。これは他社の格安SIMと比べても非常に安いため、セット割が適用できる方は、irumoを継続するメリットが大きいです。

プラン変更のメリット:

  • 電話番号が変わらない:MNP手続き不要
  • 手数料無料:プラン変更に費用はかからない
  • dポイントもそのまま:貯まっているポイントを引き継げる
  • 手続きが簡単:My docomoから数分で完了
  • 通信品質が変わらない:ドコモ回線の高品質な通信を維持できる

プラン変更の手順と反映タイミング

irumo内でのプラン変更は、My docomoから簡単に手続きできます。手順と注意点を確認しておきましょう。

プラン変更の手順:

  1. My docomoにログイン

    スマートフォンまたはパソコンから、My docomo(https://www.nttdocomo.co.jp/mydocomo/)にアクセスし、dアカウントでログインします。

  2. 「ご契約内容の確認・変更」を選択

    メニューから「ご契約内容の確認・変更」または「料金プラン変更」を選択します。

  3. 希望するプランを選択

    変更したいプラン(0.5GB / 3GB / 6GB / 9GB)を選択します。現在のプランと料金の比較が表示されますので、確認してください。

  4. 注意事項を確認

    プラン変更に関する注意事項が表示されます:

    • 変更は翌月から適用される
    • 当月中の再変更は可能
    • 割引条件の確認

    内容を確認し、同意のチェックボックスにチェックを入れます。

  5. 変更を確定

    「プラン変更を確定する」ボタンをクリックすれば、手続き完了です。確認メールが届きますので、大切に保管しておきましょう。

プラン変更の反映タイミング:

  • 変更申し込み:いつでも可能(24時間受付)
  • 適用時期:翌月1日から
  • 当月の料金:変更前のプランで請求される
  • 再変更:当月中なら何度でも変更可能(最後に変更したプランが翌月から適用される)

プラン変更の例:

  • 10月15日に3GBプランから6GBプランへ変更申し込み
    • 10月分:3GBプランで請求
    • 11月1日~:6GBプランが適用
  • 10月15日に変更後、10月25日に再度3GBプランへ変更
    • 10月分:3GBプランで請求
    • 11月1日~:3GBプランが適用(最後の変更が反映される)

プラン変更時の注意点:

  • データ容量は繰り越されない:irumoでは余ったデータを翌月に繰り越すことができないため、プラン変更前に余ったデータは消滅する
  • 月末近くの変更は翌々月適用になる場合がある:システム処理の都合上、月末ギリギリの変更は翌々月から適用される可能性があるため、余裕を持って手続きする
  • 割引条件の変更に注意:0.5GBプランはドコモ光セット割の対象外のため、0.5GBプランに変更すると割引が外れる

プラン変更がおすすめなケース:

  • 最近データ使用量が減った(または増えた)
  • Wi-Fi環境が整った(または失った)
  • 生活スタイルが変わった(在宅勤務になった、など)
  • 料金を少しでも抑えたい
  • 他社への乗り換えは面倒だと感じている

②ドコモの他プランへの変更

irumoが合わないと感じている場合、ドコモの他のプランへ変更するという選択肢もあります。特に、データ容量が足りない方や、より充実したサポートを求める方には有力な選択肢です。

docomo mini(ドコモミニ)への変更

docomo mini(ドコモミニ)は、2025年6月5日から提供が開始された新しいプランです。irumoとeximoの新規受付終了に伴い、小容量ユーザー向けの選択肢として登場しました。

docomo miniの基本情報:

項目 内容
月額料金 4GBプラン:2,970円 / 10GBプラン:4,290円(税込)
データ容量 4GB / 10GB
通話料 22円/30秒(かけ放題オプション別途)
通信回線 ドコモ回線(4G/5G対応)
サポート ドコモショップで対面サポート可能
割引 みんなドコモ割、ドコモ光セット割、dカードお支払い割が適用可能

docomo miniとirumoの違い:

項目 irumo docomo mini
基本料金 550円~3,377円 2,970円~4,290円
割引なしの料金 やや高め かなり高め
割引適用後の料金 非常に安い(3GBで880円) それなりに安い
店舗サポート 一部有料 無料
キャリアメール ×(有料オプション) ◯(利用可能)
家族割 カウント対象のみ カウント対象+割引あり

docomo miniへの変更がおすすめな人:

  • 店舗での対面サポートを無料で受けたい方
  • キャリアメール(@docomo.ne.jp)を使いたい方
  • 家族割を活用したい方
  • irumoの9GBでは足りないが、ahamoの20GBまでは不要な方

docomo miniへの変更がおすすめでない人:

  • 割引なしでの料金が高いため、単身で割引が適用できない方
  • データ容量が少なくて済む方(irumoの方が安い)
  • 大容量が必要な方(ahamoの方がコスパが良い)

ahamoへのプラン変更方法

ahamo(アハモ)は、irumoよりもデータ容量が多く、料金もシンプルなプランです。irumoのデータ容量では足りないと感じている方には、ahamoへのプラン変更がおすすめです。

ahamoの特徴(再掲):

  • 月額2,970円で20GB
  • 5分以内の国内通話無料
  • 海外82の国・地域で追加料金なしで利用可能
  • ドコモと同等の高速通信
  • オンライン専用(店舗サポートは有料)

irumoからahamoへのプラン変更手順:

  1. ahamo公式サイトにアクセス

    ahamo公式サイト(https://ahamo.com/)にアクセスします。

  2. 「申し込み」を選択

    トップページから「申し込み」ボタンをクリックします。

  3. 「料金プラン変更のみ」を選択

    「docomoを契約中の方」→「料金プラン変更のみ」を選択します。新規契約やMNP転入ではなく、プラン変更を選ぶことが重要です。

  4. dアカウントでログイン

    irumo契約時に使用しているdアカウントでログインします。

  5. プランとオプションを選択

    以下を選択します:

    • 料金プラン:ahamo(20GB)または ahamo大盛り(100GB)
    • かけ放題オプション:必要に応じて追加
  6. 注意事項の確認

    プラン変更に伴う注意事項が表示されます:

    • 変更は即日または翌日から適用される
    • irumoの割引(ドコモ光セット割など)は適用されなくなる
    • キャリアメールは使えなくなる(有料オプションで持ち運び可能)
    • 店舗サポートは有料(1回3,300円)になる

    内容を確認し、同意して次へ進みます。

  7. 申し込み完了

    最終確認画面で「申し込みを確定する」ボタンをクリックすれば完了です。

  8. プラン変更の反映を確認

    通常、手続き完了後、当日または翌日にはahamoのプランが適用されます。My ahamoにログインして、プランが変更されていることを確認しましょう。

irumoからahamoへのプラン変更時の注意点:

  • ドコモ光セット割やdカードお支払い割が適用されなくなる:ahamoはシンプルな料金体系のため、各種割引が適用されない
  • キャリアメールが使えなくなる:@docomo.ne.jpのメールアドレスは使えなくなる(月額330円の「ドコモメール持ち運び」オプションで継続利用可能)
  • 店舗サポートが有料になる:ドコモショップでのサポートは1回3,300円
  • 家族割のカウント対象外になる:ahamoは家族割のカウント対象外

irumoからahamoへのプラン変更がおすすめな人:

  • 月に10GB以上のデータを使う方
  • 割引なしでもシンプルに安く使いたい方
  • 5分以内の通話を頻繁にする方
  • 海外に行く機会が多い方
  • オンラインサポートで十分な方

③一時的な利用停止・休止サービスの活用

完全に解約してしまう前に、一時的に利用を停止・休止するという選択肢もあります。長期間使わない予定がある場合や、将来的に再契約する可能性がある場合には、検討する価値があります。

電話番号保管サービスの利用方法

電話番号保管は、一時的に回線を休止し、電話番号だけを保管しておけるサービスです。長期の海外出張や入院など、一定期間スマホを使わない場合に便利です。

電話番号保管サービスの基本情報:

項目 内容
月額料金 440円(税込)
保管期間 最長3年間
申し込み方法 ドコモショップのみ(オンライン不可)
手数料 申し込み時:1,100円 / 再開時:1,100円
保管中の状態 通話・通信ともに利用不可、電話番号のみ保管

電話番号保管中にできること・できないこと:

項目 可否
通話(発信・着信) ×
データ通信 ×
SMS送受信 ×
電話番号の保持
dアカウント ◯(継続利用可能)
dポイント ◯(保管中も貯まる・使える)

電話番号保管の申し込み手順:

  1. ドコモショップの来店予約を取る

    電話番号保管の申し込みは、ドコモショップでのみ受け付けています。来店予約を事前に取っておきましょう。

  2. 必要なものを持参して来店
    • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
    • 利用中のスマートフォン(SIMカード)
    • 契約者本人が来店(代理人の場合は委任状が必要)
  3. 電話番号保管の申し込み

    店頭で「電話番号保管を申し込みたい」と伝え、スタッフの案内に従って手続きを進めます。

  4. 手数料と月額料金の支払い
    • 申し込み手数料:1,100円(初回のみ)
    • 月額料金:440円(保管期間中、毎月請求される)
  5. 保管開始

    手続き完了後、回線が停止され、電話番号の保管が開始されます。

電話番号保管の再開手順:

  1. ドコモショップに来店(来店予約推奨)
  2. 本人確認書類を提示
  3. 「電話番号保管を解除したい」と伝える
  4. 再開手数料1,100円を支払う
  5. SIMカードを再発行してもらう(または既存のSIMカードを再利用)
  6. 回線が再開され、通常通り使えるようになる

電話番号保管のメリット・デメリット:

メリット デメリット
電話番号を維持できる 月額440円の費用がかかる
解約・再契約の手間が不要 通話・通信が一切できない
dポイントを貯め続けられる 申し込み・再開時に各1,100円の手数料
解約金がかからない ドコモショップへの来店が必須
最長3年間保管できる オンラインで手続きできない

電話番号保管がおすすめなケース:

  • 長期の海外出張・留学(数か月~1年程度)
  • 長期入院で通信が不要な期間がある
  • 一時的に通信費を抑えたいが、電話番号は維持したい
  • 将来的にirumoを再開する予定がある

利用停止と解約の違い

「利用停止」と「解約」は、似ているようで大きく異なります。それぞれの違いを正しく理解しておきましょう。

項目 利用停止(電話番号保管) 解約
電話番号 維持される 失われる
月額料金 440円 0円
通話・通信 使えない 使えない
再開 いつでも可能 不可能(新規契約が必要)
dアカウント 継続 継続(ただし回線との紐付けは解除)
dポイント 貯まる・使える 貯まる・使える
契約者情報 維持される 削除される
手続き方法 ドコモショップのみ オンライン・ドコモショップ
手数料 申し込み時1,100円+再開時1,100円 無料(※条件により契約解除料が発生する場合あり)

利用停止と解約の選び方:

状況 おすすめ 理由
数か月~1年程度使わない予定 利用停止 電話番号を維持でき、再開も簡単
今後使う予定がない 解約 月額料金が完全に0円になる
他社に乗り換える 解約(MNP転出) 電話番号を引き継いで乗り換えられる
将来的に戻ってくる可能性がある 利用停止 同じ電話番号で再開できる
電話番号が変わっても問題ない 解約 コストがかからない
電話番号を絶対に維持したい 利用停止 確実に電話番号を保持できる

その他の一時停止オプション:

電話番号保管以外にも、以下のような一時的な措置があります:

  1. おまかせロック

    スマホを紛失した際、一時的に回線を停止できるサービスです。

    • 月額料金:無料
    • 停止期間:見つかるまで
    • 申し込み方法:電話(151または0120-524-360)
    • 注意:これは紛失・盗難時の緊急措置であり、長期の利用停止には使えない
  2. プラン変更で最小容量にする

    完全に停止するのではなく、0.5GBプラン(月額550円)に変更し、最小限のコストで維持する方法もあります。

    • メリット:通話・通信が使える、緊急時に連絡が取れる
    • デメリット:電話番号保管(440円)より少し高い
    • おすすめ:完全に使わないわけではないが、ほとんど使わない場合

まとめ:解約前のチェックリスト

irumoを解約する前に、以下のチェックリストで代替案を検討してみましょう:

  • プラン変更で問題が解決できないか?
    • データ容量が足りない → 9GBプランまたはahamoへ変更
    • 料金が高い → 0.5GBまたは3GBプランへ変更
    • 使用量にムラがある → 楽天モバイルやpovo2.0への乗り換えを検討
  • ドコモ光やhome 5Gとのセット割は適用できているか?
    • 適用していない場合、申し込むだけで月額1,100円安くなる
    • セット割適用後の料金なら、他社より安い可能性が高い
  • dカードお支払い割は適用できているか?
    • dカードで支払えば、月額187円割引
    • dカードは年会費無料なので、作っても損はない
  • ahamo(20GB)の方が自分に合っているのでは?
    • データを10GB以上使う
    • 5分以内の通話が多い
    • 海外に行く機会がある
    • → これらに当てはまるなら、ahamoへのプラン変更を検討
  • 一時的に使わないだけなら、電話番号保管を検討したか?
    • 数か月~1年程度使わない予定がある
    • 将来的に再開する可能性がある
    • 電話番号を維持したい
    • → これらに当てはまるなら、解約ではなく電話番号保管を検討
  • 解約後の乗り換え先は決まっているか?
    • 乗り換え先が決まっていない場合、慌てて解約する必要はない
    • じっくり比較検討してから決めても遅くない
  • MNP転出の手順を正しく理解しているか?
    • 誤って先に解約してしまうと、電話番号が失われる
    • MNP転出の場合、自分で解約手続きをしてはいけない
  • 端末代金の残債はないか?
    • 残債がある場合、解約後も支払いが継続する
    • 一括払いしたい場合は、ドコモショップで手続きが必要
  • 有料オプションは解約したか?
    • dマガジン、dアニメストアなどは個別解約が必要
    • irumo解約と同時に自動解約されないものが多い
  • dポイントは使い切ったか?
    • 期間・用途限定ポイントは有効期限が短い
    • 解約前に使い切るか、使い道を決めておく

これらのチェックリストを確認した上で、それでも解約が最善の選択だと判断できれば、自信を持って解約手続きを進めましょう。一方、代替案で問題が解決できそうであれば、解約せずにプラン変更や一時停止を検討することをおすすめします。

特に、ドコモ光やhome 5Gとのセット割が適用できる方は、irumoを継続するメリットが非常に大きいです。3GBプランなら月額880円で使えるため、他社の格安SIMと比べても十分に競争力があります。

また、データ容量が足りないという理由だけで解約を検討している場合は、ahamoへのプラン変更がおすすめです。同じドコモ回線で、電話番号もそのまま、手数料無料でプラン変更できるため、他社へ乗り換えるよりも手間がかかりません。

解約は最後の手段として、まずはプラン変更や代替案を十分に検討してから判断しましょう。

【まとめ】irumo(イルモ)の解約方法と注意点【2025年最新版】

irumo(イルモ)の解約方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

irumoは基本的に解約金無料でいつでも解約できる自由度の高いプランですが、2025年3月以降の契約者は短期解約時に契約解除料が発生する可能性があるため注意が必要です。解約月の料金は日割り計算されないため、月末(特に20~25日)に解約するのが最もお得です。

オンライン解約なら24時間いつでも手続き可能で、手数料も無料です。他社へMNP転出する場合は、MNPワンストップ方式対応事業者なら予約番号不要で簡単に乗り換えられます。解約前には、端末代金の残債、有料オプション、dポイントの残高などを必ず確認し、短期解約の繰り返しによるブラックリスト入りにも注意しましょう。

この記事を参考に、スムーズにirumoを解約し、自分に最適な通信プランへ乗り換えてください。

ポイント

  • irumoの解約はオンラインなら24時間無料で手続き可能
  • 2025年3月以降の契約者は短期解約(1年以内)で条件次第で最大1,100円の契約解除料が発生
  • 解約月は日割りされないため、月末(20~25日)の解約が最もお得
  • MNPワンストップ対応事業者への乗り換えなら予約番号取得不要
  • 端末代金の残債、有料オプション、dポイントは解約前に必ず確認

【最後に…】スマホで ”キャッシュバック” もらっちゃおうキャンペーン