広島銀行の口座解約は、口座開設店以外の最寄りの窓口でも手続きでき、必要なものが揃えばその場で即日完了します。通帳や印鑑を紛失していても解約は可能です(喪失届が必要)。持ち物や、郵送・電話では解約できない点、2021年4月以降開設の口座にかかる未利用口座管理手数料・自動解約の仕組みまで詳しく解説します。
広島銀行の口座解約方法の全体像

広島銀行の口座解約は、支店窓口での手続きが基本です。まずは全体の流れを確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 解約方法 | 支店窓口への来店 |
| 取扱店舗 | 口座開設店以外の最寄りの窓口でも可能 |
| 郵送・電話による解約 | 不可 |
| 解約完了までの時間 | その場で即日完了 |
①口座開設店以外の窓口でも解約できる
広島銀行の預金口座は、口座を開設した取引店以外のお近くの〈ひろぎん〉窓口でも解約手続きができます。引っ越しなどで開設店から離れた場所に住んでいても安心です。近くに店舗がない場合は、お取引店に相談しましょう。
②郵送・電話による解約には対応していない
広島銀行の口座解約は、郵送や電話による手続きには対応しておらず、必ず窓口へ来店して手続きする必要があります。アプリからの解約もできないため、注意しましょう。
広島銀行口座の解約前に確認すべきこと

①給与・年金の振込口座になっていないか確認する
解約する口座が給与振込や年金受取に指定されている場合は、先に勤務先や年金事務所へ振込先の変更手続きを済ませてから解約を進めてください。順番を誤ると振込を受け取れなくなります。
②口座振替(自動引き落とし)の設定を変更する
公共料金・保険料・サブスクなど、口座振替に利用しているサービスがある場合は、事前に引き落とし先を変更しておきましょう。未変更のまま解約すると、支払い遅延やサービス停止につながる可能性があります。
③ダイレクトバンキングを利用している場合は先に解約手続きを
ちゅうぎんならぬ〈ひろぎん〉のダイレクトバンキングサービスを利用している場合、オンライン申込での解約はできません。窓口で解約する場合は、代表口座のお届印(ネットビュー口座をお持ちの場合はその口座のお届印も)を持参してください。なお、本人名義の口座を解約した場合、インターネットバンキングが自動的に削除されるかは口座の位置づけによって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
窓口での解約手続きの具体的な流れ

①必要な持ち物を準備する
| 持ち物 | 備考 |
|---|---|
| お届け印 | 口座開設時に登録した印鑑 |
| 通帳または証書 | 必須 |
| ご本人確認書類 | 運転免許証、個人番号カードなど |
※取引内容によっては、上記以外に必要なものがある場合があるため、事前にお取引店またはお近くの〈ひろぎん〉窓口へ確認しておくと安心です。
②通帳やお届印を紛失していても解約は可能
キャッシュカードをメインで使っていて、通帳をなくしてしまった、お届印がどれか分からなくなってしまった、という場合でも解約手続き自体は可能です。ただし、解約手続きと同時に「喪失届」の提出が必要になるため、通常より少し時間がかかります。
③お近くの窓口へ来店する
お近くの支店窓口へ来店し、解約したい旨を伝えてください。持参物が揃っていれば、その場で手続きが完了し、解約はその日のうちに即時完了します。ただし、給料日直後・週始め・月末などは窓口が混雑しやすく、20~30分程度待つ場合もあるため、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
④近くに店舗がない場合は代金取立で解約できる場合も
どうしても広島銀行の店舗に行けない場合は、広島銀行以外の取引銀行に「代金取立」として解約手続きを依頼できる場合があります。依頼先の銀行に1,000円程度の手数料がかかるため、詳細は依頼する銀行に直接確認してください。
未利用口座管理手数料と自動解約に注意

広島銀行では2021年4月1日より、新規開設される普通預金口座を対象に手数料制度を導入しています。
①対象になる口座の条件
2021年4月1日以降に開設された普通預金口座のうち、最後の預入れ(利息入金を除く)または払戻し(本手数料の引落しを除く)から2年以上取引のない口座が対象です。それより前に開設した口座はこの手数料の対象外です。
②手数料の金額と自動解約の仕組み
対象口座には年間1,320円(税込)の手数料が発生します。対象となる見込みの場合は、事前に登録住所へ書面で案内が送付され、発送後一定期間(約3ヶ月)経過してもお取引またはご解約がなければ、口座から手数料が引き落とされます。
【要注意】残高不足により手数料の引落しができなかった場合は、残高全額が引き落とされ、口座が自動的に解約されます。一度引き落とされた手数料の返却や、自動解約後の口座再利用はできません。
③2021年8月以降開設の口座は紙の通帳発行にも手数料が
2021年8月1日以降に個人が新たに口座を開設する場合、紙の通帳発行に1冊550円の手数料がかかります。今後利用する予定のない口座を残しておくと、思わぬ手数料負担につながる可能性があるため、使わない口座は早めに解約しておくのがおすすめです。
長期間放置した通帳・証書がある場合

長い間使用していない通帳・証書がある場合でも、広島銀行では引き続き預かっています。預金通帳・証書とお取引印を持参すれば払い戻しが可能です。休眠預金等活用法にもとづき預金保険機構に移管された場合でも、広島銀行を通じて払い戻せます。通帳・証書やお取引印が見当たらない場合でも、ご本人の預金であることが確認できれば払戻しができる場合があるため、お取引店またはお近くの広島銀行に相談してみましょう。
名義人が亡くなった場合の口座解約(相続手続き)

広島銀行では、相続に伴う口座解約・払戻を以下の4ステップで進めます。
①相続発生の届出
広島銀行に相続が発生したことを連絡します。店頭・電話どちらでも問題ありません。この時点で口座は凍結され、原則として預金の移動はできなくなります。
②相続に関する依頼書を受け取る
広島銀行から相続に関する依頼書を受け取ります。
③依頼書の記入・署名・捺印
相続に関する依頼書に必要事項を記入し、署名と捺印を行います。
④書類の提出と払戻・名義変更の手続き
相続に関する書類一式を提出し、審査を経て払戻または名義変更の手続きが行われます。
具体的な必要書類は遺言書の有無や相続内容によって異なるため、事前にお取引店へ相談することをおすすめします。
広島銀行の口座解約に関するよくある質問

Q1. 口座開設店以外の支店でも解約できますか?
はい。広島銀行の預金口座は、口座を開設した取引店以外の最寄りの〈ひろぎん〉窓口でも解約手続きが可能です。
Q2. 通帳やお届印を紛失していても解約できますか?
解約自体は可能ですが、解約手続きと同時に「喪失届」の提出が必要になり、通常より時間がかかります。
Q3. 電話や郵送で解約できますか?
いいえ、できません。広島銀行の口座解約は窓口への来店が必須で、郵送や電話による解約には対応していません。
Q4. 使っていない口座を放置しておくとどうなりますか?
2021年4月1日以降に開設した口座で2年以上取引がない場合、未利用口座管理手数料(年間1,320円)の対象となり、案内後も手続きがなければ手数料が引き落とされ、残高が不足していれば自動的に解約されます。使う予定がないなら早めに自分で解約しておく方が安心です。
【まとめ】広島銀行の口座解約方法

広島銀行の口座解約は、口座開設店以外の最寄りの窓口でも手続きでき、必要なものが揃っていればその場で即日完了します。給与振込や自動引き落としの変更、ダイレクトバンキングの解約状況も忘れずに確認して、余裕を持って手続きを進めましょう。
- 広島銀行の口座解約は口座開設店以外の最寄りの窓口でも可能で、その場で即日完了する
- 郵送・電話による解約は不可で、窓口への来店が必須
- 持ち物は「お届け印」「通帳または証書」「ご本人確認書類」の3点
- 通帳・お届印を紛失していても解約は可能だが、喪失届の提出が別途必要
- 2021年4月1日以降開設の口座は、2年以上未利用で未利用口座管理手数料(年間1,320円)の対象になる
- 名義人が死亡した場合は代理人による解約はできず、相続手続きが必要
