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【解約方法】エポスカードを1分で解約する手順|ポイント失効前に必ず確認すべき5つのこと

【解約方法】エポスカードを1分で解約する手順|ポイント失効前に必ず確認すべき5つのこと

エポスカードの解約方法をお探しですか?エポスカードは電話1本で解約できますが、ポイントの失効や年会費のタイミング、ETCカードの扱いなど注意すべき点が多数あります。この記事では、エポスカードの解約手順から解約前に確認すべきチェックリスト、解約できない場合の対処法まで、初めての方でも安心して手続きできるよう詳しく解説します。解約後のクレジットヒストリーへの影響や代替カードの選び方も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

エポスカードの解約方法

解約くん
エポスカードは「エポスカスタマーセンター」への電話1本で解約できますよ。受付は東京03-3383-0101、大阪06-6630-0101で年中無休9:30〜18:00まで対応しています。

エポスカードの解約方法は、主に電話での解約マルイ店舗カードセンターでの解約の2種類があります。どちらの方法でも解約手続きは可能ですが、それぞれの手順や注意点について詳しく解説していきます。

①エポスカードの電話での解約手順(基本)

エポスカードの解約は、エポスカスタマーセンターに電話をかけるだけで完了します。最も一般的で手軽な解約方法です。

解約手続きの流れは以下の通りです。

  • エポスカスタマーセンターに電話をかける
  • 東京:03-3383-0101
  • 大阪:06-6630-0101
  • 受付時間:9:30〜18:00(年中無休)
  • 自動音声ガイダンスに従い、解約手続きを選択
  • オペレーターに「カードを解約したい」と伝える
  • 本人確認後、解約手続き完了

電話は自動音声ガイダンスが流れますので、案内に従って進めてください。オペレーターにつながったら、「エポスカードを解約したい」と明確に伝えましょう。

エポスカード解約時に必要な情報と本人確認の流れ

エポスカードを電話で解約する際には、本人確認が必要になります。スムーズに手続きを進めるために、以下の情報を事前に準備しておきましょう。

必要な情報 詳細
エポスカード番号 カード表面に記載されている16桁の番号
氏名 カード名義人の氏名(フルネーム)
生年月日 登録している生年月日
登録電話番号 エポスカードに登録している電話番号
住所 現在の登録住所

オペレーターから上記の情報を順番に聞かれますので、正確に答えてください。本人確認が完了すれば、その場で解約手続きが完了します。

なお、カードを手元に用意しておくと、カード番号などをスムーズに伝えることができます。ただし、カードを紛失している場合でも、本人確認ができれば解約は可能です。

エポスカードの電話がつながりやすい時間帯

エポスカスタマーセンターは年中無休で対応していますが、時間帯によっては電話が混雑してつながりにくいことがあります。スムーズに解約手続きを進めるために、つながりやすい時間帯を把握しておきましょう。

【つながりやすい時間帯】

  • 平日の14:00〜16:00頃
  • 開始直後の9:30〜10:00
  • 終了間際の17:30〜18:00

【混雑しやすい時間帯】

  • 平日の昼休み時間(12:00〜13:00)
  • 土日祝日の午前中
  • 月曜日の午前中
  • 給料日直後(25日〜月末)

特に土日祝日や月曜日の午前中は混雑しやすいため、平日の午後を狙うのがおすすめです。どうしてもつながらない場合は、時間を変えて再度かけ直すか、マルイ店舗カードセンターでの解約を検討しましょう。

②エポスカードのマルイ店舗カードセンターでの解約手順

エポスカードは、全国のマルイ店舗内にあるカードセンターでも解約手続きが可能です。電話が苦手な方や、対面でしっかり確認しながら手続きしたい方におすすめの方法です。

マルイ店舗カードセンターでの解約手順は以下の通りです。

  1. 最寄りのマルイ店舗のカードセンターを訪問
  2. 受付で「エポスカードを解約したい」と伝える
  3. 本人確認書類を提示
  4. 解約手続き書類に記入
  5. その場で解約完了

店舗での解約は、その場で手続きが完了し、疑問点があればスタッフに直接質問できるというメリットがあります。

エポスカード解約時に持参するものと受付時間

マルイ店舗カードセンターでエポスカードを解約する際には、以下のものを持参してください。

【持参するもの】

  • エポスカード本体(紛失している場合は不要)
  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
  • 印鑑(店舗によっては不要な場合もあります)

本人確認書類は顔写真付きのものが望ましいです。健康保険証など顔写真がない書類の場合は、追加で別の書類を求められることがあります。

【受付時間】

マルイ店舗カードセンターの受付時間は、各店舗の営業時間に準じます。一般的には以下の通りです。

  • 平日:10:30〜20:00
  • 土日祝日:10:30〜20:00

ただし、店舗によって営業時間が異なる場合がありますので、訪問前に公式サイトで確認することをおすすめします。また、混雑状況によっては待ち時間が発生することもあります。

エポスカードの店舗解約のメリット・デメリット

マルイ店舗カードセンターでの解約には、電話解約とは異なるメリット・デメリットがあります。自分に合った方法を選びましょう。

【店舗解約のメリット】

  • 対面で安心:スタッフと直接やり取りできるため、疑問点をその場で解決できる
  • 電話不要:電話が苦手な方や、つながらない場合でも確実に手続きできる
  • 即日完了:その場で解約手続きが完了し、完了確認もできる
  • 他の手続きも可能:住所変更など、他の手続きもまとめて行える

【店舗解約のデメリット】

  • 店舗に行く手間:最寄りにマルイ店舗がない場合は不便
  • 営業時間の制約:店舗の営業時間内に訪問する必要がある
  • 待ち時間:混雑時には待ち時間が発生する可能性がある
  • 地方では利用不可:マルイ店舗は都市部に集中しているため、地方在住者は利用しにくい

近くにマルイ店舗がある方や、対面でしっかり確認したい方は店舗解約がおすすめです。一方、時間を節約したい方や地方在住の方は電話解約の方が便利でしょう。

エポスカード解約前に必ず確認すべきチェックリスト

解約くん
解約前にエポスポイント残高・支払い残高・年会費請求タイミング・公共料金等の紐付けを確認しないと、損失や支払いトラブルが発生する可能性がありますので注意してくださいね。

エポスカードを解約する前に、必ず確認しておくべき重要なポイントがあります。これらを確認せずに解約してしまうと、ポイントが失効したり、支払いトラブルが発生したりする可能性があります。

以下のチェックリストを順番に確認していきましょう。

①エポスポイントの残高確認と使い切り方法

エポスカードを解約すると、貯まっているエポスポイントはすべて失効してしまいます。解約前に必ずポイント残高を確認し、すべて使い切るようにしましょう。

エポスポイントの残高は、以下の方法で確認できます。

  • エポスNet(会員サイト)にログインして確認
  • エポスカード公式アプリで確認
  • 利用明細書で確認
  • エポスカスタマーセンターに電話で問い合わせ

ポイント残高がある場合は、解約前に必ず使い切りましょう。わずかなポイントでも、積み重なれば大きな金額になります。

エポスポイントの交換先と期限

エポスポイントは、さまざまな商品やサービスに交換することができます。主な交換先と最低交換ポイント数は以下の通りです。

交換先 最低交換ポイント 交換レート
マルイ商品券 500ポイント 500ポイント→500円分
VJAギフトカード 1,000ポイント 1,000ポイント→1,000円分
Amazonギフトカード 1ポイント 1ポイント→1円分
App Store & iTunesギフトカード 1,000ポイント 1,000ポイント→1,000円分
スターバックスカード 500ポイント 500ポイント→500円分
dポイント 1,000ポイント 1,000ポイント→1,000ポイント
ANAマイル 1,000ポイント 1,000ポイント→500マイル
JALマイル 1,000ポイント 1,000ポイント→500マイル

エポスポイントの有効期限は、ポイント加算日から2年間です。ただし、エポスゴールドカード・プラチナカード会員の場合は有効期限なしとなります。

解約を急いでいる場合は、Amazonギフトカードが1ポイントから交換できるため、端数ポイントも無駄なく使い切ることができます。

エポスポイントのマルイ商品券・Amazonギフト券への交換手順

特に人気の高いマルイ商品券Amazonギフトカードへの交換手順を詳しく解説します。

【マルイ商品券への交換手順】

  1. エポスNetにログイン
  2. 「ポイントを使う」メニューを選択
  3. 「マルイの商品券と交換」を選択
  4. 交換ポイント数を入力(500ポイント以上、500ポイント単位)
  5. 配送先住所を確認
  6. 交換を確定

マルイ商品券は交換申し込みから約1週間で自宅に郵送されます。マルイやモディの店舗で現金と同じように使用できます。

【Amazonギフトカードへの交換手順】

  1. エポスNetにログイン
  2. 「ポイントを使う」メニューを選択
  3. 「Amazonギフトカード」を選択
  4. 交換ポイント数を入力(1ポイントから交換可能)
  5. 交換を確定

Amazonギフトカードは即時交換されます。エポスNetの画面にギフトコードが表示されますので、そのままAmazonアカウントに登録して使用できます。急いでポイントを使い切りたい場合に最適です。

②エポスカードの未払い残高・リボ払い・分割払いの確認方法

エポスカードを解約する際、未払いの残高がある場合でも解約自体は可能です。ただし、解約後も支払い義務は残りますので、必ず残高を確認しておきましょう。

特に注意が必要なのは、以下のような支払いです。

  • リボ払い(リボルビング払い)の残高
  • 分割払いの残高
  • ボーナス一括払いの未請求分
  • 直近の利用分でまだ請求されていない金額

これらの残高がある状態で解約すると、解約後も引き続き支払いが続きます。

エポスNetでの残高照会手順

エポスカードの未払い残高は、エポスNetで簡単に確認できます。以下の手順で照会しましょう。

  1. エポスNet(https://www.eposcard.co.jp/)にアクセス
  2. エポスNetIDとパスワードでログイン
  3. トップページの「ご利用可能額照会」を選択
  4. 以下の情報を確認
    • ご利用残高:現在の未払い残高
    • 次回お支払い金額:次回引き落とし予定額
    • お支払い予定日:引き落とし日
  5. 「リボ・分割払いの残高照会」で詳細を確認

リボ払いや分割払いを利用している場合は、「リボ・分割払いの残高照会」で詳細な残高と支払い回数を必ず確認してください。

また、エポスカード公式アプリでも同様の情報を確認できます。スマートフォンから手軽にチェックしたい場合はアプリが便利です。

エポスカードに残高がある場合の解約可否と支払い方法

エポスカードは、未払い残高がある状態でも解約することは可能です。ただし、解約後も支払い義務は継続します。

【残高がある場合の解約後の流れ】

  • 解約手続き完了後も、登録している銀行口座から自動引き落としが継続される
  • リボ払い・分割払いの場合は、残りの回数分が引き落とされる
  • 引き落としができなかった場合は、振込用紙が郵送される

解約後も支払いが完了するまで口座を変更・解約しないように注意してください。引き落としができないと延滞扱いになり、信用情報に傷がつく可能性があります。

【残高を一括返済したい場合】

リボ払いや分割払いの残高を解約前に一括返済することも可能です。一括返済を希望する場合は、以下の方法があります。

  • エポスATMで一括返済(手数料無料)
  • ペイジーを利用してネットバンキングから返済
  • エポスカスタマーセンターに電話して振込返済

一括返済すれば、解約後の支払い管理が不要になるため安心です。

③エポスゴールド・プラチナカードの年会費タイミング

エポスゴールドカードやエポスプラチナカードを保有している場合、年会費の請求タイミングを確認してから解約することが重要です。タイミングを間違えると、余計な年会費を支払うことになります。

エポスカードの年会費

カード種類 年会費
エポスカード(一般) 永年無料
エポスゴールドカード 5,000円(税込)
※インビテーションの場合は永年無料
※年間50万円以上利用で翌年以降永年無料
エポスプラチナカード 30,000円(税込)
※インビテーションの場合は20,000円(税込)
※年間100万円以上利用で翌年以降20,000円(税込)

特に年会費有料のゴールドカード・プラチナカードを保有している方は、年会費請求日を確認してから解約しましょう。

エポスカードの年会費請求日と解約ベストタイミング

エポスゴールドカード・プラチナカードの年会費は、カード入会月(または切り替え月)に請求されます。

例えば、2024年4月にエポスゴールドカードに入会した場合、毎年4月に年会費5,000円が請求されます。

【年会費請求日の確認方法】

  • エポスNetにログインして「カード情報」から確認
  • 過去の利用明細で「年会費」の請求月を確認
  • エポスカスタマーセンターに電話で問い合わせ

【解約のベストタイミング】

年会費を無駄にしないためには、年会費が請求された直後に解約するのがベストです。

  • 良いタイミング:年会費請求月の翌月以降(1年分の年会費を使い切った後)
  • 悪いタイミング:年会費請求月の直前(もうすぐ年会費が請求されるタイミング)

例えば、4月に年会費が請求される場合、5月〜翌年3月の間に解約すれば、年会費を無駄にせずに済みます。逆に、3月に解約してしまうと、4月にまた年会費が請求されてしまう可能性があります。

エポスカードの年会費の返金有無

エポスカードでは、年会費の日割り返金や途中解約による返金は行っていません

つまり、年会費を支払った直後に解約しても、支払った年会費は戻ってきません。そのため、年会費を支払った後、できるだけ1年間使ってから解約する方が得策です。

【年会費無料特典を受けている場合】

以下のような理由で年会費が無料になっている場合は、解約タイミングを気にする必要はありません。

  • インビテーションでゴールドカードに切り替えた(永年無料)
  • 年間50万円以上利用して翌年以降永年無料になった
  • エポスカード(一般)を保有している(永年無料)

ただし、年会費無料特典を受けている場合でも、解約すると再入会時に無料特典が適用されない可能性がありますので注意が必要です。

④エポスカードの公共料金・サブスク・定期支払いの登録状況確認

エポスカードを解約する前に、公共料金やサブスクリプションサービスなどの定期支払いに登録していないか確認することが非常に重要です。

解約後にこれらの支払いが停止してしまうと、以下のようなトラブルが発生します。

  • 電気・ガス・水道が止まる
  • スマートフォンが利用停止になる
  • 動画配信サービスやアプリが使えなくなる
  • 延滞金や再契約手数料が発生する

必ず事前に確認し、別の支払い方法に変更してから解約しましょう。

エポスカード紐付けサービスの確認方法

エポスカードに紐付けられている定期支払いは、以下の方法で確認できます。

【エポスNetで確認する方法】

  1. エポスNetにログイン
  2. 「ご利用明細照会」を選択
  3. 過去3〜6ヶ月分の明細を確認
  4. 毎月同じ金額が引き落とされているものをチェック

【確認すべき定期支払いの例】

  • 公共料金:電気、ガス、水道
  • 通信費:スマートフォン、インターネット回線
  • サブスクリプション:Netflix、Amazon Prime、Spotify、YouTube Premiumなど
  • 保険料:生命保険、自動車保険
  • 定期購入:新聞、雑誌、健康食品など
  • 習い事・ジム:スポーツジム、オンライン英会話など
  • その他:家賃、駐車場代、NHK受信料など

過去の明細を丁寧にチェックすることで、見落としがちな定期支払いも発見できます。

エポスカードの支払い方法変更の手順と注意点

定期支払いに登録されているサービスが見つかったら、解約前に必ず別の支払い方法に変更しておきましょう。

【支払い方法変更の基本手順】

  1. 各サービスの公式サイトやアプリにログイン
  2. 「支払い方法」「お支払い情報」などのメニューを選択
  3. 新しいクレジットカード情報または口座情報を登録
  4. 変更完了メールを確認

【変更時の注意点】

  • 変更には数日かかる場合がある:サービスによっては変更反映まで1週間程度かかることもあります
  • 次回請求日を確認:次回請求日の前に変更が完了するように余裕を持って手続きしましょう
  • 公共料金は手続きに時間がかかる:電力会社やガス会社への支払い方法変更は、郵送手続きが必要な場合もあり、1ヶ月程度かかることがあります
  • 変更完了を必ず確認:変更手続き後、実際に新しい支払い方法で請求されているか明細で確認しましょう

すべての定期支払いの変更が完了してから、エポスカードを解約するようにしてください。

⑤エポスカードのETCカード・家族カードの扱い

エポスカードにETCカードや家族カードを紐付けている場合、本カードを解約すると付帯カードも自動的に解約されます。

特にETCカードを高速道路で使用している場合、解約後に利用できなくなりますので注意が必要です。

エポスカード付帯カードの自動解約タイミング

エポスカードを解約すると、以下の付帯カードも同時に自動解約されます。

  • エポスETCカード
  • エポスバーチャルカード
  • プリペイドカード(エポスVisaプリペイドカード)

エポスカードには家族カードの発行サービスがないため、家族カードについて心配する必要はありません。

【解約後の付帯カード利用】

本カード解約後は、即座に付帯カードも利用できなくなります。解約手続きをした時点で、ETCカードなどもすべて無効になります。

エポスETCカード解約後の高速道路利用注意点

エポスカードを解約すると、エポスETCカードも自動的に使えなくなります。高速道路を頻繁に利用する方は、以下の点に注意してください。

【解約前に準備すること】

  • 別のクレジットカードでETCカードを新規発行しておく
  • 新しいETCカードが届いてから、エポスカードを解約する
  • 車載器に新しいETCカードをセットして動作確認する

【解約後に無効なETCカードを使うとどうなるか】

解約済みのETCカードで高速道路のETCゲートを通過しようとすると、バーが開かず通過できません。以下のようなトラブルが発生します。

  • ETCゲートのバーが開かない
  • 後続車に追突される危険がある
  • 一般レーンに誘導され、現金払いを求められる
  • ETC割引が適用されない

特に高速道路上でETCカードが使えないことに気づくと、非常に危険です。必ず新しいETCカードを準備してから解約しましょう。

【おすすめのETCカード代替候補】

カード名 年会費 ETCカード年会費
楽天カード 無料 550円(税込)
三井住友カード(NL) 無料 初年度無料、翌年以降550円(税込)※年1回以上利用で無料
JCBカードW 無料 無料
イオンカード 無料 無料

ETCカードを頻繁に使う方は、ETCカード年会費無料のクレジットカードを選ぶとコストを抑えられます。

エポスカードが解約できない場合の原因と対処法

解約くん
未払い残高がある・カード紛失中・システムエラーなどの理由で解約できないケースがあります。でも原因別に適切な対処をすれば解約できますので安心してくださいね。

エポスカードを解約しようとしても、状況によっては解約できない場合があります。しかし、多くのケースでは適切な対処をすることで解約が可能になります。

ここでは、解約できない主な原因とその対処法について詳しく解説します。

①エポスカードに未払い残高がある場合

エポスカードに未払い残高がある状態でも解約自体は可能ですが、解約を断られるケースや、解約前に残高を清算したい場合もあります。

未払い残高がある場合の対処法について解説します。

エポスカードの一括返済の方法

リボ払いや分割払いの残高を解約前に一括返済したい場合は、以下の方法があります。

【エポスATMで一括返済】

  1. 全国のマルイ店舗内にあるエポスATMに向かう
  2. エポスカードを挿入
  3. 「リボ・分割のお支払い」を選択
  4. 「全額お支払い」または「一部お支払い」を選択
  5. 現金またはキャッシュカードで返済

エポスATMでの返済は手数料無料で、24時間利用可能な店舗もあります。

【ペイジーを利用したネット返済】

  1. エポスNetにログイン
  2. 「リボ・分割払いのお支払い」を選択
  3. 「ペイジー(ネットバンキング)」を選択
  4. 返済金額を入力
  5. 利用しているネットバンキングにログインして支払い

ペイジーを利用すれば、自宅にいながら24時間いつでも返済できます。手数料も無料です。

【銀行振込で一括返済】

  1. エポスカスタマーセンター(03-3383-0101 / 06-6630-0101)に電話
  2. 「リボ・分割払いの残高を一括返済したい」と伝える
  3. 振込先口座と返済金額を確認
  4. 指定された口座に振り込む

銀行振込の場合は、振込手数料が自己負担になりますので注意してください。

エポスカードに残高があっても解約予約できるか

エポスカードは、未払い残高がある状態でも解約手続きは可能です。解約後も残高の支払いは継続されます。

【残高がある状態で解約した場合の流れ】

  • 解約手続き完了後も、登録口座からの自動引き落としは継続される
  • リボ払い・分割払いの場合、残りの回数分が毎月引き落とされる
  • 一括払いの未払い分は、通常通り引き落とし日に引き落とされる
  • すべての残高が完済されるまで支払いが続く

【注意点】

  • 解約後も口座を変更・解約しないように注意
  • 引き落としができないと延滞扱いになり、信用情報に傷がつく可能性がある
  • 延滞すると遅延損害金が発生する
  • 振込用紙が届いた場合は、すみやかに支払う

残高がある状態で解約する場合は、支払いが完了するまで登録口座を維持し、毎月しっかり引き落としされているか確認しましょう。

②エポスカードを紛失・破損している場合

エポスカードを紛失したり破損したりしている場合でも解約は可能です。ただし、手順を間違えると不正利用されるリスクがありますので、正しい順序で手続きを進めましょう。

エポスカードの紛失届と解約手続きの順序

エポスカードを紛失した場合、まず紛失届を出してから解約手続きを行うのが正しい順序です。

【正しい手順】

  1. エポスカード紛失受付センターに連絡
    • 電話番号:03-5340-3333(24時間年中無休)
    • カードの利用停止手続きを行う
  2. 警察に遺失届を提出(紛失・盗難の場合)
    • 最寄りの警察署または交番で手続き
    • 受理番号を控えておく
  3. エポスカスタマーセンターに解約の連絡
    • 電話番号:03-3383-0101 / 06-6630-0101
    • 「カードを紛失したので解約したい」と伝える
    • 本人確認後、解約手続き完了

【重要な注意点】

  • 紛失に気づいたらすぐに利用停止の連絡を入れる(不正利用を防ぐため)
  • 利用停止してから解約手続きを行う
  • 紛失届を出した後の不正利用は補償される(届出前は補償対象外の可能性あり)

エポスカードを再発行せずに解約する方法

カードを紛失・破損した場合、再発行せずにそのまま解約することも可能です。

【再発行せずに解約する手順】

  1. エポスカスタマーセンターに電話(03-3383-0101 / 06-6630-0101)
  2. 「カードを紛失(または破損)したので、再発行せずに解約したい」と明確に伝える
  3. 本人確認(氏名、生年月日、住所、電話番号など)
  4. 解約手続き完了

再発行には通常1〜2週間かかり、再発行手数料(1,000円程度)がかかる場合もあります。解約する予定であれば、再発行せずに直接解約した方が時間と費用を節約できます。

【カードが手元にない場合の本人確認】

カードを紛失している場合でも、以下の情報で本人確認ができれば解約可能です。

  • 氏名(フルネーム)
  • 生年月日
  • 登録住所
  • 登録電話番号
  • カード番号(わかる場合)

カード番号がわからなくても、他の情報で本人確認できれば問題ありません。

③エポスカードの電話がつながらない・自動音声で進めない場合

エポスカスタマーセンターに電話をかけても、混雑していてつながらないことがあります。また、自動音声ガイダンスで迷ってしまうこともあります。

スムーズに解約手続きを進めるための対処法を紹介します。

エポスカスタマーセンターの混雑時間帯の回避方法

エポスカスタマーセンターは、時間帯によって混雑状況が大きく異なります。つながりやすい時間帯を狙って電話をかけましょう。

【つながりやすい時間帯】

  • 平日の14:00〜16:00:最もつながりやすい
  • 開始直後の9:30〜10:00
  • 終了間際の17:30〜18:00
  • 火曜日〜木曜日の午後

【混雑しやすい時間帯(避けるべき)】

  • 平日の昼休み時間(12:00〜13:00)
  • 土日祝日の午前中(10:00〜12:00)
  • 月曜日の午前中
  • 給料日直後(25日〜月末)
  • 引き落とし日前後(毎月4日・27日前後)

【電話がつながらない場合の対処法】

  • 時間を変えて何度かかけ直す
  • 平日の午後を狙う
  • マルイ店舗カードセンターでの解約を検討する
  • 音声ガイダンスが流れている間に切らず、待ち続ける

エポスカスタマーセンターのオペレーター直通の裏技

エポスカスタマーセンターに電話をかけると、自動音声ガイダンスが流れます。このガイダンスを素早くスキップしてオペレーターに直接つながる方法があります。

【オペレーター直通の方法】

  1. エポスカスタマーセンター(03-3383-0101 / 06-6630-0101)に電話
  2. 自動音声ガイダンスが流れたら、「9」→「#」を押す(機種によっては「0」を複数回押す)
  3. オペレーターの対応を待つ

ただし、この方法は公式に案内されているものではないため、状況によっては使えない場合もあります。

【自動音声ガイダンスの基本操作】

通常の自動音声ガイダンスでは、以下のように進めます。

  • 「カードの解約について」を選択
  • カード番号を入力(カードがない場合はスキップ可能)
  • 生年月日を入力
  • オペレーターにつながる

焦らずガイダンスに従って進めれば、確実にオペレーターにつながります。

④エポスカードのシステムエラー・アカウントロックの場合

まれに、システムエラーやアカウントロックが原因で解約手続きができない場合があります。

【システムエラーが発生する原因】

  • エポスNetにログインできない(パスワード誤入力によるロック)
  • 本人確認情報が一致しない
  • 住所変更や氏名変更が反映されていない
  • システムメンテナンス中

【対処法】

  • パスワードロックの場合:エポスNetのパスワード再設定を行う
  • 本人確認情報の不一致:エポスカスタマーセンターに電話して、登録情報を確認・修正する
  • システムメンテナンス中:メンテナンス終了後(通常は深夜〜早朝)に再度手続きする
  • それでも解決しない場合:マルイ店舗カードセンターに直接訪問して解約手続きを行う

【アカウントロックの解除方法】

  1. エポスNetのログイン画面で「パスワードを忘れた方」を選択
  2. カード番号と生年月日を入力
  3. 登録メールアドレスに再設定用URLが届く
  4. 新しいパスワードを設定

それでも解決しない場合は、エポスカスタマーセンターに直接電話して状況を説明しましょう。オペレーターが適切に対応してくれます。

最終手段として、マルイ店舗カードセンターに本人確認書類を持参して解約手続きを行えば、確実に解約できます。

エポスカード解約時の注意点とデメリット

解約くん
解約するとマルイ優待・ポイント・年会費永年無料特典が失効して、クレジットヒストリーにも影響する可能性がありますので、よく考えてから解約してくださいね。

エポスカードを解約すると、さまざまな特典やサービスが失われます。解約後に後悔しないように、事前にデメリットをしっかり理解しておきましょう。

ここでは、エポスカード解約時の主な注意点とデメリットについて詳しく解説します。

①エポスカードのマルイでの優待特典が使えなくなる

エポスカードの最大のメリットの一つが、マルイ(MARUI)での優待特典です。解約するとこれらの特典がすべて利用できなくなります。

特にマルイで頻繁に買い物をする方は、解約前に本当に手放してよいか慎重に検討しましょう。

エポスカードの「マルコとマルオの7日間」10%オフ終了

エポスカード会員限定の最大特典が、「マルコとマルオの7日間」です。年4回開催されるこのセール期間中は、マルイ・モディでの買い物が10%オフになります。

【マルコとマルオの7日間の概要】

項目 内容
開催頻度 年4回(3月・5月・9月・11月)
期間 各回7日間
割引率 10%オフ
対象 マルイ・モディ全店舗とマルイのネット通販
対象商品 ほぼすべての商品(一部ブランド・商品を除く)

たとえば、マルイで10万円の買い物をすれば1万円もお得になります。年4回開催されるため、年間で見ると大きな節約になります。

【10%オフが適用される主な商品】

  • ファッション・アパレル
  • 靴・バッグ
  • 家具・インテリア
  • 化粧品・美容グッズ
  • 家電製品
  • スポーツ用品

エポスカードを解約すると、この「マルコとマルオの7日間」が一切利用できなくなります。マルイで定期的に買い物をする方にとっては大きな損失です。

エポスカードのその他提携店舗優待の喪失

エポスカードは、マルイ以外にも全国約10,000店舗で優待特典が受けられます。解約するとこれらの優待もすべて利用できなくなります。

【主な提携店舗と優待内容】

カテゴリー 店舗例 優待内容
飲食店 魚民、笑笑、白木屋、ロイヤルホスト 5〜10%オフ、ポイント2〜5倍
カラオケ ビッグエコー、シダックス、カラオケ館 ルーム料金30%オフ
映画館 イオンシネマ、ユナイテッド・シネマ 500円オフ(一般1,900円→1,400円)
遊園地・レジャー 富士急ハイランド、ハウステンボス 入場料10〜20%オフ
温泉・スパ 大江戸温泉物語、スパリゾートハワイアンズ 入場料割引
美容・サロン アッシュ、EARTH 10〜20%オフ
レンタカー タイムズカーレンタル、オリックスレンタカー 基本料金15〜40%オフ

特にカラオケや映画館をよく利用する方は、エポスカードの優待で年間数万円も節約できることがあります。

また、エポスゴールドカード・プラチナカード会員の場合は、さらに充実した優待特典(空港ラウンジ無料利用、レストラン優待など)が受けられますが、解約するとこれらもすべて失われます。

②エポスポイントが即時失効する

エポスカードを解約すると、貯まっていたエポスポイントはすべて即時失効します。1ポイントも残りません。

解約前に必ずポイント残高を確認し、すべて使い切るようにしましょう。

【ポイント失効のタイミング】

  • 解約手続き完了と同時に即座に失効
  • 解約後にポイントを復活させることは不可能
  • わずかなポイントでも容赦なく失効する

たとえば、5,000ポイント(5,000円相当)貯まっている状態で解約すると、その5,000円分がすべて無駄になってしまいます。

【解約前にポイントを使い切る方法】

  • Amazonギフトカードに交換(1ポイントから可能、即時交換)
  • マルイ商品券に交換(500ポイントから)
  • VJAギフトカードに交換(1,000ポイントから)
  • 他社ポイントに移行(dポイント、Pontaポイントなど)
  • マイルに交換(ANAマイル、JALマイル)

特に端数ポイントがある場合は、Amazonギフトカードが1ポイントから交換できるため、無駄なく使い切れます。

エポスポイント交換申請中のポイントの扱い

ポイント交換を申請した後に解約した場合、交換処理中のポイントはどうなるのでしょうか。

【交換申請済みポイントの扱い】

  • 交換処理が完了している場合:商品券やギフトカードは予定通り届く
  • 交換処理中に解約した場合:ケースバイケースで、エポスカスタマーセンターに確認が必要
  • 安全策:ポイント交換完了を確認してから解約する

確実にポイントを受け取るためには、ポイント交換が完全に完了してから解約することをおすすめします。

マルイ商品券の場合は郵送に約1週間かかりますので、商品券が届いてから解約手続きをすると安心です。

③エポスカードの年会費永年無料特典・インビテーション資格の喪失

エポスゴールドカードやプラチナカードを年会費無料で保有している方は、解約すると貴重な特典を失うことになります。

再入会時には同じ条件で入会できない可能性が高いため、慎重に判断しましょう。

エポスゴールドカード無料特典を失うリスク

エポスゴールドカードの年会費は通常5,000円(税込)ですが、以下の条件で永年無料になります。

【エポスゴールドカードが永年無料になる条件】

  • インビテーション(招待)でゴールドカードに切り替えた場合
  • エポスカード(一般)で年間50万円以上利用して招待を受けた場合
  • すでにゴールドカードを保有していて、年間50万円以上利用した場合(翌年以降永年無料)

一度解約してしまうと、この「年会費永年無料」の資格は失われます。再入会する場合は、通常の5,000円の年会費が必要になる可能性が高いです。

【ゴールドカード無料特典の価値】

特典 内容
年会費 永年無料(通常5,000円)
ポイント有効期限 無期限
ボーナスポイント 年間利用額に応じて最大10,000ポイント
選べるポイントアップショップ よく使う3店舗でポイント最大3倍
空港ラウンジ 国内主要空港ラウンジ無料
海外旅行保険 自動付帯で最高5,000万円

年会費無料でこれだけの特典が受けられるのは非常にお得です。年間5,000円以上の価値は十分にあります。

マルイで買い物をしなくても、ゴールドカード特典だけで十分元が取れるため、解約せず休眠カードとして保有しておくのも一つの選択肢です。

エポスカード再入会時の条件変化

エポスカードを解約した後、再度入会することは可能ですが、以前と同じ条件では入会できない可能性があります。

【再入会時の注意点】

  • 年会費無料特典の喪失:以前インビテーションで無料だった場合でも、再入会時は有料になる可能性が高い
  • インビテーション資格のリセット:再度ゴールドカードの招待を受けるには、エポスカード(一般)から始めて年間50万円以上利用する必要がある
  • ボーナスポイントのリセット:過去の利用実績はリセットされる
  • 入会キャンペーンの対象外:過去にエポスカードを保有していた場合、新規入会キャンペーンの対象外になることがある

【再入会できない期間はあるか】

エポスカードには、解約後の再入会に関する明確な制限期間は公表されていません。ただし、短期間での入退会を繰り返すと、信用情報に悪影響を及ぼす可能性があります。

再入会を検討する場合は、少なくとも半年〜1年程度は期間を空ける方が無難です。

④エポスカードのクレジットヒストリー(クレヒス)への影響

エポスカードを解約すると、クレジットヒストリー(信用情報)に影響する可能性があります。特に短期間で解約する場合は注意が必要です。

エポスカード短期解約のリスク

クレジットカードを入会後すぐに解約すると、信用情報機関に記録され、他のクレジットカードやローンの審査に悪影響を及ぼす可能性があります。

【短期解約のリスク】

  • 入会後6ヶ月以内の解約:「短期解約」として記録される可能性が高い
  • 入会特典目当てと見なされる:カード会社からの信用を失う
  • 他社カード審査への悪影響:「短期解約を繰り返す人」として警戒される
  • 再入会の拒否:エポスカードに再入会しようとしても審査に通らない可能性

【短期解約と見なされない目安】

  • 最低1年以上保有してから解約する
  • できれば2年以上保有するのが理想的
  • 年会費無料カードの場合は、使わなくても保有し続けるのも選択肢

エポスカード(一般)は年会費永年無料なので、解約せずに保有し続けても損はありません。使わない場合でも、クレジットヒストリーを傷つけないために休眠カードとして保有するのも一つの方法です。

エポスカード解約の他社カード審査への影響期間

エポスカードを解約すると、その情報は信用情報機関(CIC、JICC)に登録されます。この情報は一定期間保管され、他のクレジットカードやローンの審査時に参照されます。

【解約情報の登録期間】

信用情報機関 解約情報の保管期間
CIC(シー・アイ・シー) 契約終了後5年間
JICC(日本信用情報機構) 契約終了後5年間

解約情報自体はネガティブな情報ではありません。ただし、以下のような場合は審査に悪影響を及ぼす可能性があります。

【審査に悪影響を及ぼすケース】

  • 入会後すぐに解約(短期解約)を繰り返している
  • 複数のカードを短期間で解約している
  • 解約前に延滞や未払いがあった
  • 解約後も未払い残高があり、支払いが遅れている

【クレヒスへの影響を最小限にする方法】

  • 最低1年以上保有してから解約する
  • 解約前にすべての残高を完済する
  • 解約後も引き落とし口座を維持し、支払いを確実に行う
  • 他のクレジットカードで良好なクレヒスを積み上げる

エポスカードを解約しても、他のクレジットカードで良好な利用実績を積んでいれば、クレジットヒストリー全体への影響は限定的です。

⑤エポスカードのtsumiki証券・エポスバーチャルカードの利用停止

エポスカードを解約すると、関連サービスであるtsumiki証券エポスバーチャルカードも利用できなくなります。

【tsumiki証券の利用停止】

tsumiki証券は、エポスカードで投資信託を購入できるサービスです。エポスカードを解約すると、以下のような影響があります。

  • 積立投資が停止:毎月の積立設定が自動的に解除される
  • 新規購入不可:新たに投資信託を購入できなくなる
  • 保有中の投資信託:そのまま保有は可能だが、追加購入はできない
  • 売却は可能:保有している投資信託の売却は引き続き可能

tsumiki証券で積立投資をしている場合は、解約前に別の決済方法を設定するか、他の証券口座への移管を検討しましょう。

【エポスバーチャルカードの利用停止】

エポスバーチャルカードは、ネットショッピング専用のバーチャルカードです。本カードを解約すると、バーチャルカードも即座に利用停止になります。

  • ネットショッピングの決済に登録している場合は、別のカードに変更する
  • サブスクリプションサービスの支払いに使っている場合は、解約前に支払い方法を変更する

特に定期購入やサブスクリプションに登録している場合は、支払いが停止してサービスが利用できなくなる可能性があるため注意が必要です。

エポスカード解約後の手続きと確認事項

解約くん
解約完了後もカード物理破棄・解約証明書の保管・信用情報反映確認などやるべきことがありますので、最後まで確認してくださいね。

エポスカードの解約手続きが完了した後も、やるべきことがいくつか残っています。解約が本当に完了しているか確認し、カードを適切に処分することが重要です。

ここでは、解約後に必ず行うべき手続きと確認事項について詳しく解説します。

①エポスカードの解約完了の確認方法

エポスカードの解約手続きを行った後、本当に解約が完了しているかを確認することが重要です。解約が完了していないと、年会費が請求されたり、不正利用のリスクが残ったりします。

以下の方法で解約完了を確認しましょう。

エポスカード解約完了通知の有無

エポスカードを解約すると、解約完了の通知が届く場合があります。ただし、必ずしも書面やメールで通知が来るとは限りません。

【解約完了通知の形式】

  • 電話解約の場合:オペレーターから口頭で「解約手続きが完了しました」と伝えられる
  • 店舗解約の場合:その場で解約完了を確認できる
  • 書面通知:基本的に郵送での解約完了通知はない(希望すれば発行可能な場合もある)
  • メール通知:エポスカードからの自動メール通知は通常ない

解約手続き時に、「解約完了日」を必ず確認してください。オペレーターに「いつから解約扱いになりますか?」と質問しておくと安心です。

【解約完了を確認する方法】

  1. 電話解約時にオペレーターに「解約完了日」を確認
  2. 店舗解約時に控えをもらう(可能な場合)
  3. エポスNetにログインできなくなったことを確認(後述)
  4. カスタマーセンターに電話して解約状況を問い合わせる

不安な場合は、解約手続きから数日後にエポスカスタマーセンターに電話して、「解約が完了しているか確認したい」と伝えれば教えてもらえます。

エポスNetログイン不可の確認

エポスカードを解約すると、エポスNet(会員サイト)にログインできなくなります。これが解約完了の最も確実な確認方法です。

【エポスNetログイン確認手順】

  1. エポスNet公式サイト(https://www.eposcard.co.jp/)にアクセス
  2. エポスNetIDとパスワードでログインを試みる
  3. 「ログインできません」または「カードが無効です」というエラーメッセージが表示される
  4. →解約が完了している証拠

【ログイン確認のタイミング】

  • 解約手続き直後は、まだログインできる場合がある
  • 解約から24時間〜48時間後にログイン不可になるのが一般的
  • 週末をまたぐ場合は、システム反映に時間がかかることがある

解約手続きから2〜3日経ってもまだログインできる場合は、エポスカスタマーセンターに問い合わせて確認しましょう。

【エポスカード公式アプリの確認】

エポスカード公式アプリを使用している場合も、同様にログインできなくなります。アプリからログインを試みて、エラーが表示されれば解約完了の証拠になります。

②エポスカードの破棄方法

解約が完了したら、カードを適切に破棄することが非常に重要です。不正利用を防ぐために、カードを完全に使用不可能な状態にしてから廃棄しましょう。

エポスカードのICチップと磁気ストライプの正しい切り方

クレジットカードには、ICチップ磁気ストライプが埋め込まれています。これらを完全に破壊しないと、不正利用される危険があります。

【カードを切断する箇所】

  • ICチップ:カード表面の金色の四角いチップ(左側に配置されていることが多い)
  • 磁気ストライプ:カード裏面の黒い帯状の部分
  • カード番号:16桁のカード番号が印字されている部分
  • 氏名:カード名義人の氏名が印字されている部分
  • セキュリティコード:カード裏面の3桁の数字

【正しい切断手順】

  1. ハサミで細かく切断
    • ICチップを縦横に細かく切る
    • 磁気ストライプも細かく切る
    • カード番号・氏名・セキュリティコードも読み取れないように切る
  2. 最低でも8〜10片に分ける
  3. 切断した破片は複数回に分けて廃棄(後述)

【切断のポイント】

  • ICチップは硬いため、頑丈なハサミを使用する
  • カードを曲げてからハサミを入れると切りやすい
  • 磁気ストライプは必ず縦方向にも切断する
  • カード番号や氏名は、数字や文字が読み取れないように細かく切る

カードが硬くて切りにくい場合は、シュレッダーを使用するのも効果的です。クレジットカード対応のシュレッダーであれば、ICチップも含めて完全に破壊できます。

エポスカードの個人情報保護のための廃棄手順

カードを切断した後、廃棄方法にも注意が必要です。すべての破片を一度に捨てると、悪意ある第三者に拾われて復元される危険があります。

【安全な廃棄手順】

  1. カードを細かく切断(8〜10片以上)
  2. 破片を複数のグループに分ける(3〜4グループ)
  3. 異なる日に分けて廃棄
    • 1日目:ICチップを含む破片を廃棄
    • 2日目:磁気ストライプを含む破片を廃棄
    • 3日目:カード番号を含む破片を廃棄
  4. 異なる場所で廃棄
    • 自宅のゴミ、職場のゴミ、外出先のゴミ箱など
  5. 不透明な袋に入れる
    • 透明なビニール袋ではなく、中身が見えない袋を使用

【やってはいけない廃棄方法】

  • ❌ カードをそのまま捨てる
  • ❌ 切断した破片を一度にまとめて捨てる
  • ❌ 透明な袋に入れて捨てる
  • ❌ カード番号や氏名が読める状態で捨てる

【さらに安全な廃棄方法】

より慎重に処分したい場合は、以下の方法も検討してください。

  • シュレッダーにかける:クレジットカード対応のシュレッダーで完全破壊
  • 燃やす:自宅で安全に燃やせる環境があれば、焼却処分
  • マルイ店舗で廃棄:一部のマルイ店舗では、カード廃棄用のボックスが設置されている場合がある

③エポスカードの解約証明書の発行方法(必要な場合)

エポスカードを解約したことを証明する解約証明書が必要になる場合があります。通常は不要ですが、特定の状況では求められることがあります。

エポスカード解約証明書が住宅ローンや賃貸契約で求められるケース

解約証明書が必要になる主なケースは以下の通りです。

【解約証明書が必要になるケース】

  • 住宅ローン審査:他のクレジットカードを解約したことを証明するため
  • 自動車ローン審査:借入総額を減らすために解約証明が求められる
  • 賃貸契約:クレジットカードでの家賃支払いを停止したことを証明するため
  • 債務整理:弁護士や司法書士から解約証明の提出を求められる
  • 離婚協議:財産分与の際にカードの解約を証明する必要がある

【解約証明書の発行方法】

  1. エポスカスタマーセンターに電話(03-3383-0101 / 06-6630-0101)
  2. 「解約証明書を発行してほしい」と伝える
  3. 使用目的を説明する
  4. 郵送先住所を伝える
  5. 約1〜2週間で自宅に郵送される

【解約証明書の記載内容】

  • カード名義人の氏名
  • カード番号(一部マスキング)
  • 解約日
  • 発行日
  • エポスカードの社印

【発行手数料】

エポスカードの解約証明書は、基本的に無料で発行してもらえます。ただし、再発行や複数枚の発行を希望する場合は、手数料がかかる可能性があります。

解約証明書は通常必要ありませんが、必要になった場合は早めにカスタマーセンターに依頼しましょう。

④エポスカードの信用情報機関への反映タイミング

エポスカードを解約すると、その情報は信用情報機関に登録されます。この情報は他のクレジットカードやローンの審査時に参照されます。

CIC・JICCでのエポスカード解約情報記録

エポスカードが加盟している信用情報機関は、CIC(シー・アイ・シー)JICC(日本信用情報機構)です。

【信用情報機関とは】

  • CIC:クレジット会社や信販会社が主に利用
  • JICC:消費者金融や銀行が主に利用

これらの機関に、エポスカードの契約情報・利用履歴・解約情報が記録されます。

【解約情報の反映タイミング】

項目 内容
反映までの期間 解約から約1〜2ヶ月後
記録内容 「契約終了」または「解約」
保管期間 契約終了後5年間
他社からの閲覧 クレジットカードやローンの審査時に参照される

【信用情報に記録される内容】

  • 契約日(エポスカード入会日)
  • 契約終了日(解約日)
  • 利用限度額
  • 支払い履歴(延滞の有無など)
  • 残債額(解約時の未払い残高)

【解約情報が審査に与える影響】

解約情報自体はネガティブな情報ではありません。ただし、以下のような場合は審査に悪影響を及ぼす可能性があります。

  • 入会後すぐに解約(短期解約)
  • 解約前に延滞や未払いがあった
  • 解約後も未払い残高があり、支払いが遅れている

【自分の信用情報を確認する方法】

自分の信用情報がどのように記録されているか確認したい場合は、信用情報の開示請求ができます。

  1. CICの開示請求
    • インターネット開示:https://www.cic.co.jp/(手数料1,000円)
    • 郵送開示:申込書を郵送(手数料1,000円)
    • 窓口開示:全国のCIC窓口で開示(手数料500円)
  2. JICCの開示請求
    • スマホ開示:JICCアプリから開示(手数料1,000円)
    • 郵送開示:申込書を郵送(手数料1,000円)
    • 窓口開示:東京・大阪の窓口で開示(手数料500円)

開示請求をすれば、エポスカードの解約が正しく記録されているか確認できます。また、過去の支払い履歴や他のクレジットカードの情報も確認できます。

【解約後の信用情報管理のポイント】

  • 解約後も未払い残高は確実に支払う(延滞しない)
  • 他のクレジットカードで良好な利用実績を積む
  • 短期間で複数のカードを解約しない
  • 定期的に信用情報を開示して確認する

エポスカードを解約しても、他のクレジットカードで良好な支払い履歴を維持していれば、信用情報全体への影響は限定的です。

エポスカード解約後におすすめの代替クレジットカード比較

解約くん
年会費無料・優待特典・ポイント還元率を重視するなら楽天カード・三井住友カード(NL)・JCBカードWなどが候補になりますよ。

エポスカードを解約した後、別のクレジットカードを検討している方も多いでしょう。エポスカードの特徴を踏まえた上で、代替となる優れたクレジットカードを紹介します。

年会費無料・ポイント還元率・優待特典・海外旅行保険など、重視するポイント別におすすめのカードを解説します。

①エポスカードのマルイ優待を維持したい場合の選択肢

エポスカードの最大の魅力は、マルイでの10%オフ優待や全国10,000店舗での優待特典です。これらの特典を手放すのが惜しい場合は、解約せずに保有し続けるという選択肢もあります。

エポスカードを解約せず休眠させる方法

エポスカード(一般)は年会費永年無料なので、使わなくても保有し続けるコストはゼロです。解約せずに休眠カードとして保有しておくことで、以下のメリットがあります。

【休眠カードとして保有するメリット】

  • マルイ優待を維持:「マルコとマルオの7日間」で年4回10%オフが使える
  • 全国の優待特典を維持:カラオケ、映画館、飲食店などの割引が継続
  • クレジットヒストリーに好影響:長期保有でクレヒスが良くなる
  • 年会費無料:保有コストがかからない
  • いつでも使える:必要なときにすぐ使える
  • ゴールドカードへのアップグレードチャンス:年間50万円以上利用でインビテーションが来る可能性

【休眠カードとして保有する際の注意点】

  • 定期的に利用する:年に1〜2回程度は利用して、カードが有効であることを確認
  • 長期間未使用は避ける:2年以上全く使わないと、カード会社側から自動解約される可能性がある
  • 住所変更は忘れずに:引っ越した場合は必ず登録住所を更新する
  • 明細を定期的に確認:不正利用がないかチェックする

【休眠カードの活用方法】

  • マルイでのセール時(マルコとマルオの7日間)だけ使う
  • 提携店舗での優待割引時だけ使う
  • 公共料金などの少額の固定費を1つだけ登録しておく
  • 年に数回、少額の買い物で利用してカードを有効に保つ

エポスカードを使わなくても、年会費無料なのでデメリットはほぼありません。マルイで買い物をする可能性が少しでもあるなら、解約せずに保有しておくことをおすすめします。

②エポスカードの年会費無料で高還元率のカード

エポスカードのポイント還元率は0.5%と標準的ですが、より高還元率のカードに切り替えたい方もいるでしょう。ここでは、年会費無料で高還元率のおすすめクレジットカードを紹介します。

楽天カード・三井住友カード(NL)・JCBカードW比較表

年会費無料で高還元率の人気カード3枚を比較します。

項目 楽天カード 三井住友カード(NL) JCBカードW
年会費 永年無料 永年無料 永年無料
基本還元率 1.0% 0.5% 1.0%
特約店還元率 楽天市場:3.0%以上
楽天トラベル:2.0%
セブン-イレブン・ローソン:最大7%
マクドナルド:最大7%
スターバックス:10倍
Amazon:2.0%
ポイント 楽天ポイント Vポイント Oki Dokiポイント
国際ブランド VISA・Mastercard・JCB・AMEX VISA・Mastercard JCB
海外旅行保険 最高2,000万円(利用付帯) 最高2,000万円(利用付帯) 最高2,000万円(利用付帯)
ETCカード 年会費550円
※ダイヤモンド・プラチナ会員は無料
初年度無料
※年1回以上利用で翌年無料
無料
申込条件 18歳以上 18歳以上 18〜39歳
おすすめな人 ・楽天経済圏を利用している
・楽天市場でよく買い物する
・ポイントを幅広く使いたい
・セブン-イレブンやローソンをよく使う
・マクドナルドをよく利用する
・タッチ決済をよく使う
・Amazonをよく使う
・スターバックスをよく利用する
・39歳以下の方

【楽天カードの特徴】

  • 基本還元率1.0%:どこで使っても100円で1ポイント貯まる
  • 楽天市場で3%以上:楽天市場での買い物でポイントアップ
  • 楽天ポイントが使いやすい:楽天市場、楽天ペイ、コンビニなど幅広く使える
  • 入会キャンペーンが豊富:新規入会で5,000〜8,000ポイントもらえることが多い

【三井住友カード(NL)の特徴】

  • コンビニ・マクドナルドで最大7%還元:対象店舗でのスマホタッチ決済で高還元
  • ナンバーレスで安心:カード番号が券面に印字されていないため、盗み見されにくい
  • 即時発行:最短10秒でカード番号発行、すぐに使える(※即時発行できない場合があります)
  • 三井住友ブランドの信頼性:国内大手銀行系カードで安心感がある

【JCBカードWの特徴】

  • 基本還元率1.0%:JCB一般カードの2倍のポイント
  • Amazonで2.0%還元:Amazonユーザーに最適
  • スターバックスで10倍:スターバックスカードへのオンライン入金で5.5%還元
  • 39歳以下限定:申込時に39歳以下であれば、40歳以降も保有可能

【どのカードを選ぶべきか】

  • 楽天カード:楽天市場をよく使う、楽天経済圏を活用したい方
  • 三井住友カード(NL):セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドをよく使う方
  • JCBカードW:Amazonやスターバックスをよく使う、39歳以下の方

エポスカードの基本還元率0.5%と比較すると、これらのカードは2倍のポイントが貯まります。年間100万円利用した場合、エポスカードでは5,000ポイントですが、これらのカードでは10,000ポイント以上貯まります。

③エポスカードの海外旅行保険重視なら

エポスカードの大きな魅力の一つが、海外旅行保険が自動付帯(※2023年10月以降は利用付帯に変更)されていることです。年会費無料カードで海外旅行保険が充実しているカードは貴重です。

エポスカードを解約する場合、海外旅行保険の代替カードを検討しましょう。

エポスカード代替となる自動付帯保険カード

エポスカードの代替として、海外旅行保険が充実しているクレジットカードを紹介します。

【エポスカードの海外旅行保険(参考)】

補償内容 エポスカード(一般) エポスゴールドカード
傷害死亡・後遺障害 最高3,000万円 最高5,000万円
傷害治療費用 200万円 300万円
疾病治療費用 270万円 300万円
賠償責任 3,000万円 5,000万円
携行品損害 20万円 50万円
付帯条件 利用付帯 利用付帯

【海外旅行保険が充実している代替カード】

カード名 年会費 傷害治療 疾病治療 付帯条件
楽天カード 無料 200万円 200万円 利用付帯
三井住友カード(NL) 無料 50万円 50万円 利用付帯
JCBカードW 無料 100万円 100万円 利用付帯
リクルートカード 無料 100万円 100万円 利用付帯
セゾンブルー・アメックス 初年度無料
2年目以降3,300円
※25歳以下は無料
300万円 300万円 自動付帯
ビックカメラSuicaカード 年1回利用で無料 50万円 50万円 自動付帯

【海外旅行保険で重要なのは「傷害・疾病治療費用」】

海外旅行保険で最も重要なのは、傷害治療費用疾病治療費用です。海外で病気やケガをした際の治療費は非常に高額になることがあります。

  • アメリカで盲腸手術:200〜300万円
  • 骨折治療:数十万〜100万円以上
  • 入院費:1日10万円以上

エポスカードは疾病治療費用が270万円と充実していますが、楽天カードも200万円と十分な補償額です。

【おすすめの海外旅行保険付帯カード】

  • 楽天カード:年会費無料で疾病治療200万円、利用付帯
  • セゾンブルー・アメックス:25歳以下は年会費無料で疾病治療300万円、自動付帯

【複数カード保有で補償額を合算】

海外旅行保険は、複数のクレジットカードの補償額を合算できます(死亡・後遺障害を除く)。

例:楽天カード(疾病治療200万円)+ JCBカードW(疾病治療100万円)= 合計300万円の補償

エポスカードを解約する場合でも、複数の年会費無料カードを組み合わせることで、十分な補償額を確保できます。

【海外旅行保険の付帯条件に注意】

  • 自動付帯:カードを持っているだけで補償される
  • 利用付帯:旅行代金(航空券、ツアー代金など)をカードで決済した場合のみ補償される

2023年以降、多くのカードが自動付帯から利用付帯に変更されています。エポスカードも2023年10月から利用付帯に変更されました。

海外旅行に行く際は、旅行代金をクレジットカードで支払うことで保険が適用されることを忘れないようにしましょう。

よくある質問(FAQ)

解約くん
解約手数料・再入会・家族への影響など、エポスカード解約に関する疑問をまとめて回答しますね。

エポスカードの解約に関して、よくある質問をまとめました。解約前の不安や疑問を解消してから、手続きを進めましょう。

①エポスカードの解約に手数料はかかりますか?

エポスカードの解約に手数料は一切かかりません。

解約手続きは完全無料で行えます。以下のような費用も発生しません。

  • 解約手数料:無料
  • 事務手数料:無料
  • カード返却費用:不要(カードは自分で破棄するため)
  • 電話代:通話料金のみ(固定電話や携帯電話からの通話料金)

ただし、以下の場合は別途費用が発生する可能性があります。

【解約に関連して費用が発生するケース】

  • 未払い残高がある場合:残高の支払いは必要(解約手数料ではなく、利用代金の支払い)
  • リボ払い・分割払いの手数料:解約後も残高がある場合、通常通り手数料がかかる
  • 年会費:解約前に年会費が請求されている場合は支払いが必要(返金はされない)
  • 延滞損害金:支払いが遅れている場合は遅延損害金が発生する

これらは解約手数料ではなく、通常の利用に伴う費用ですので、解約自体は無料です。

エポスカードはいつでも自由に解約できるため、年会費無料カードを保有している方は、解約するコストを気にする必要はありません。

②エポスカードの解約後に再入会はできますか?再入会の条件は?

エポスカードは解約後も再入会可能です。

ただし、再入会には審査があり、以前と同じ条件で入会できるとは限りません。

【再入会の条件】

  • 審査に通過すること:新規入会と同様の審査が行われる
  • 年齢条件:18歳以上(高校生を除く)
  • 安定した収入:本人または配偶者に安定した収入があること
  • 信用情報に問題がないこと:過去に延滞や金融事故がないこと

【再入会時の注意点】

  • 年会費無料特典のリセット:以前インビテーションでゴールドカードが無料だった場合でも、再入会時は有料になる可能性が高い
  • ポイントのリセット:過去のポイントは引き継がれない
  • 利用実績のリセット:年間利用額などの実績はゼロからスタート
  • 新規入会キャンペーンの対象外:過去に保有していた場合、入会キャンペーンの対象外になることがある
  • カード番号の変更:以前と同じカード番号にはならない

【再入会できない期間はあるか】

エポスカードには、解約後の再入会に関する明確な制限期間は公表されていません。理論上は解約直後でも再入会申し込みは可能です。

ただし、短期間での解約と再入会を繰り返すと、「入会特典目当て」と見なされる可能性があり、審査で不利になることがあります。

再入会を検討する場合は、少なくとも半年〜1年程度は期間を空ける方が無難です。

【再入会が難しいケース】

  • 過去にエポスカードで延滞や未払いがあった
  • 短期間(6ヶ月以内など)で解約を繰り返している
  • 他社クレジットカードで金融事故を起こしている
  • 信用情報に問題がある

解約前に「また使う可能性がある」と少しでも思うなら、解約せずに休眠カードとして保有しておく方が賢明です。

③エポスカードを解約するとtsumiki証券はどうなりますか?

エポスカードを解約すると、tsumiki証券での新規購入や積立投資ができなくなります。

tsumiki証券は、エポスカードで投資信託を購入できるサービスです。エポスカードが解約されると、以下のような影響があります。

【エポスカード解約後のtsumiki証券への影響】

  • 積立投資が自動停止:毎月の積立設定が解除される
  • 新規購入不可:新たに投資信託を購入できなくなる
  • スポット購入不可:追加で投資信託を買い増しできなくなる
  • 保有中の投資信託:そのまま保有は可能(売却しなければ資産は残る)
  • 売却は可能:保有している投資信託の売却は引き続き可能
  • tsumiki証券の口座:そのまま維持される(解約されない)

【エポスカード解約前にtsumiki証券でやるべきこと】

  1. 積立設定を確認:毎月の積立がある場合は、解約前に停止しておく
  2. 投資方針を決める
    • 保有し続ける:そのまま保有して長期運用
    • 売却する:解約前に売却して現金化
  3. 他の決済方法を検討:tsumiki証券で投資を続けたい場合は、別のエポスカードを用意する

【tsumiki証券で投資を続けたい場合】

エポスカードを解約してもtsumiki証券で投資を続けたい場合は、以下の選択肢があります。

  • 新しいエポスカードを発行:再入会してエポスカードを取得する
  • 家族のエポスカード:家族がエポスカードを持っている場合は、そのカードで購入する(ただし、名義が異なる場合は不可)
  • 他の証券会社に移管:tsumiki証券から他の証券会社(楽天証券、SBI証券など)に資産を移管する

【tsumiki証券で貯めたポイント】

tsumiki証券で投資信託を購入すると、エポスポイントが貯まります。エポスカードを解約すると、貯まったエポスポイントはすべて失効します。

解約前に必ずポイントを使い切るか、商品券やギフトカードに交換しておきましょう。

④エポスカードの家族カードだけ解約できますか?

エポスカードには家族カードの発行サービスがありません。

多くのクレジットカード会社では、本会員のカードに紐づく「家族カード」を発行できますが、エポスカードは家族カードを発行していません

【エポスカードで家族が利用する方法】

家族でエポスカードを利用したい場合は、以下の方法があります。

  • 家族それぞれが本会員として入会:各自が審査を受けてエポスカードを発行する
  • エポスファミリーゴールド:エポスゴールドカード・プラチナカード会員の家族も年会費無料でゴールドカードを発行できる(ただし、これも本会員としての発行)

【エポスファミリーゴールドとは】

エポスゴールドカードまたはプラチナカード会員は、家族を「エポスファミリーゴールド」に招待できます。

  • 家族も年会費永年無料でエポスゴールドカードを保有できる
  • ただし、各自が本会員として審査を受ける必要がある
  • 家族それぞれが独立したカードを保有する

エポスファミリーゴールドの場合、本会員が解約しても家族会員のカードは継続されます。それぞれ独立したカードだからです。

【まとめ】

  • エポスカードには家族カードがないため、「家族カードだけ解約」という概念がない
  • 家族それぞれが本会員として保有しているため、各自が個別に解約手続きをする
  • 本会員が解約しても、家族会員のカードには影響しない

⑤エポスゴールド・プラチナカードのインビテーションは復活しますか?

エポスカードを解約すると、インビテーション資格は失われます。再入会してもすぐには復活しません。

エポスゴールドカードやプラチナカードへのインビテーション(招待)は、利用実績に基づいて発行されます。一度解約すると、この資格はリセットされます。

【インビテーションが失われる理由】

  • 利用実績がリセットされる
  • 年間利用額がゼロになる
  • カード保有期間がリセットされる
  • 過去の良好な支払い履歴も引き継がれない

【再入会後にインビテーションを受けるには】

エポスカードを解約して再入会した場合、再度インビテーションを受けるには、以下の条件を満たす必要があります。

  1. エポスカード(一般)に入会
  2. 年間50万円以上利用:目安として年間50万円以上の利用が必要
  3. 良好な支払い履歴:延滞や未払いがないこと
  4. 一定期間の利用実績:最低6ヶ月〜1年程度の利用期間が必要

【インビテーションの発行タイミング】

  • 年間50万円以上利用すると、数ヶ月後にインビテーションが届くことが多い
  • 人によっては年間30万円程度でもインビテーションが来ることがある
  • 利用頻度や支払い実績によって、招待のタイミングは異なる

【年会費無料特典は復活しない】

特に注意が必要なのは、一度解約すると年会費無料特典は復活しないことです。

  • 以前はインビテーションで年会費永年無料だった
  • →解約後、再度インビテーションを受けても、年会費無料になるとは限らない
  • →再入会時は通常の年会費5,000円が必要になる可能性が高い

【解約前に考えるべきこと】

エポスゴールドカードを年会費無料で保有している場合、解約は非常にもったいないです。

  • 年会費無料で空港ラウンジが使える
  • ポイント有効期限が無期限
  • 年間利用額に応じてボーナスポイント(最大10,000ポイント)

これらの特典を手放すのは大きな損失です。解約せず休眠カードとして保有することを強くおすすめします。

⑥エポスカードの解約後にポイントの返還や復活は可能ですか?

エポスカードを解約すると、ポイントは即時失効し、返還や復活は一切できません。

エポスポイントは解約と同時に完全に消滅します。解約後に「やっぱりポイントを使いたい」と思っても、取り戻すことは不可能です。

【ポイント失効のタイミング】

  • 解約手続き完了と同時に即座に失効
  • 1ポイントも残らない
  • 数千〜数万ポイント貯まっていても容赦なく失効

【ポイント復活の可能性はゼロ】

  • エポスカスタマーセンターに問い合わせても復活しない
  • 再入会しても過去のポイントは戻らない
  • 交換申請中のポイントも、解約すると処理が中断される可能性がある

【解約前に必ずやるべきこと】

  1. エポスNetでポイント残高を確認
  2. すべてのポイントを使い切る
    • Amazonギフトカード(1ポイントから交換可能)
    • マルイ商品券(500ポイントから)
    • VJAギフトカード(1,000ポイントから)
    • 他社ポイントやマイルに交換
  3. ポイント交換完了を確認してから解約

【誤って解約してしまった場合】

もしポイントを使い切らずに解約してしまった場合、すぐにエポスカスタマーセンターに連絡してください。

  • 解約直後であれば、まれに対応してもらえることがある(ただし保証はない)
  • システム上、解約が完全に反映される前なら救済措置がある可能性がある
  • ただし、基本的には復活は不可能と考えておくべき

【端数ポイントも無駄にしない】

「498ポイントしかないから使えない」と諦めていませんか?Amazonギフトカードなら1ポイントから交換可能です。

  • 498ポイント → Amazonギフトカード498円分
  • 1ポイント → Amazonギフトカード1円分

わずかなポイントでも、積み重なれば大きな金額になります。解約前に必ず1ポイント残らず使い切りましょう。

⑦エポスカードの電話以外の解約方法(郵送・Web)はありますか?

エポスカードの解約は、電話またはマルイ店舗カードセンターのみで、郵送やWebでの解約はできません。

【エポスカードの解約方法】

  • 電話解約:エポスカスタマーセンター(03-3383-0101 / 06-6630-0101)に電話
  • 店舗解約:マルイ店舗内のカードセンターで手続き

【利用できない解約方法】

  • エポスNetからの解約:Web上での解約手続きはできない
  • エポスカード公式アプリからの解約:アプリでは解約できない
  • 郵送での解約:解約届を郵送する方法はない
  • メールでの解約:メールでの解約受付はしていない
  • チャットでの解約:チャットサポートでは解約できない

【なぜ電話や店舗のみなのか】

エポスカードが電話や店舗での解約のみに限定している理由は、以下のような背景があると考えられます。

  • 本人確認の徹底:第三者による不正解約を防ぐため
  • 解約理由のヒアリング:改善点を把握し、サービス向上につなげるため
  • 引き止め:解約を思いとどまらせる可能性があるため

【電話が苦手な場合の対処法】

電話が苦手な方は、以下の方法を検討してください。

  • マルイ店舗カードセンターで解約:対面で手続きできる
  • 混雑しない時間帯に電話:平日の14:00〜16:00は比較的つながりやすい
  • あらかじめ話す内容をメモ:「エポスカードを解約したいです」と最初に伝えれば、あとはオペレーターが誘導してくれる

【解約手続きは5分程度】

電話での解約手続きは、5分程度で完了します。本人確認と簡単な解約理由を聞かれるだけですので、それほど負担ではありません。

「Webで解約できたら楽なのに」と思うかもしれませんが、電話や店舗での解約は、その場で解約完了を確認できるというメリットもあります。

⑧エポスカードの解約後も請求が来る場合の対処法は?

エポスカードを解約した後も請求が来る場合、未払い残高があるか、定期支払いが残っている可能性があります。

解約後に請求が来る原因と対処法について解説します。

【解約後も請求が来る主な原因】

  • ①未払い残高がある:リボ払い、分割払い、一括払いの未払い分
  • ②解約前の利用分:解約直前に利用した分がまだ請求されていない
  • ③定期支払いが継続している:サブスクや公共料金の自動引き落とし
  • ④年会費の請求:解約前に年会費請求日を過ぎていた
  • ⑤不正利用:解約後にカード情報が悪用された

【①未払い残高がある場合】

エポスカードは、未払い残高がある状態でも解約可能です。解約後も残高の支払いは継続します。

  • リボ払い・分割払いの残高は、残りの回数分が引き落とされる
  • 一括払いの未払い分も、通常通り引き落とされる
  • すべての残高が完済されるまで支払いが続く

対処法:

  • エポスNetまたは利用明細で残高を確認
  • 登録口座に残高があることを確認し、引き落としを待つ
  • 早く完済したい場合は、エポスATMやペイジーで一括返済

【②解約前の利用分の場合】

解約直前に利用した分は、まだ請求されていない可能性があります。

  • 利用日から請求まで1〜2ヶ月かかる
  • 解約後も、解約前の利用分は通常通り請求される

対処法:

  • 利用明細を確認して、心当たりのある請求か確認
  • 心当たりがある場合は、通常通り支払う

【③定期支払いが継続している場合】

エポスカードを解約しても、登録していた定期支払いが継続されている可能性があります。

  • サブスクリプション(Netflix、Spotifyなど)
  • 公共料金(電気、ガス、水道)
  • 通信費(スマホ、インターネット)

対処法:

  • 各サービスの公式サイトで支払い方法を確認
  • エポスカードが登録されている場合は、別の支払い方法に変更
  • 解約前に必ずすべての定期支払いを別のカードに変更しておく

【④年会費の請求の場合】

エポスゴールドカード・プラチナカードを保有していた場合、年会費が請求されることがあります。

  • 年会費は解約前に請求日を過ぎていた場合、支払いが必要
  • 年会費の返金はされない

対処法:

  • 年会費請求日を確認し、請求日前に解約する
  • すでに請求されている場合は、支払う

【⑤不正利用の場合】

まれに、解約後にカード情報が悪用されるケースがあります。

  • オンラインショッピングでカード情報が漏洩していた
  • 定期支払いに登録していたサービスから情報が流出した

対処法:

  • 利用明細を確認し、心当たりのない請求がないかチェック
  • 不正利用の疑いがある場合は、すぐにエポスカスタマーセンターに連絡
  • 不正利用と認められれば、請求は取り消される

【解約後の請求に関する問い合わせ先】

解約後に請求が来て不安な場合は、エポスカスタマーセンターに問い合わせてください。

  • 電話番号:03-3383-0101 / 06-6630-0101
  • 受付時間:9:30〜18:00(年中無休)

オペレーターが請求内容を確認し、適切に対応してくれます。

【まとめ:解約後の請求は正常なケースが多い】

解約後に請求が来ても、多くの場合は正常な請求です。

  • 未払い残高や解約前の利用分は、解約後も請求される
  • 不安な場合は、利用明細を確認するか、エポスカスタマーセンターに問い合わせる
  • 心当たりのない請求は、すぐに連絡して確認する

【まとめ】エポスカードの解約方法完全ガイド

エポスカードの解約方法について詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。エポスカードは電話1本で簡単に解約できますが、エポスポイントの失効や年会費のタイミング、公共料金の紐付け確認など、事前にチェックすべき項目が多数あります。特にエポスゴールドカードを年会費無料で保有している方は、解約するとインビテーション資格を失う可能性があるため慎重に判断しましょう。解約前に必ずチェックリストを確認し、損のない形で手続きを進めてください。当サイト「解約ナビ」では他のサービスの解約方法も詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ポイントまとめ

  • エポスカードの解約は「エポスカスタマーセンター」への電話で完結(年中無休9:30〜18:00)
  • 解約前にエポスポイント残高・未払い残高・年会費タイミング・公共料金紐付けを必ず確認
  • エポスゴールドカード年会費無料特典やインビテーション資格は解約で失効するため注意
  • 解約後はカードを物理的に破棄し、信用情報機関への反映を確認する
  • マルイ優待を維持したい場合は解約せず休眠カードとして保有する選択肢もあり

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