ドコモ dTVの解約方法にお困りではありませんか?月額550円の手頃な動画配信サービスとして人気のdTVですが、解約手続きは端末によって異なり、注意点を知らないと損をする可能性があります。本記事では、iPhone・Android・PCそれぞれの解約手順から、無料期間中の解約タイミング、よくあるトラブルの対処法まで、dTV解約に関する情報を完全網羅しています。
dTV解約の基本情報と事前準備

ドコモ dTVをスムーズに解約するためには、事前にいくつかの重要な情報を確認しておく必要があります。解約手続きは端末によって手順が異なるため、お使いのデバイスに応じた方法を理解しておくことが大切です。
①dTVの解約と退会の違い
dTVにおいて、「解約」と「退会」は基本的に同じ意味で使われています。どちらもdTVの月額サービス契約を終了させることを指します。ただし、dTVのサービス契約を終了する「解約」と、dアカウント自体を削除する「dアカウントの廃止」は全く別の手続きです。
多くの方は、dTVだけを解約して、dアカウントは残しておくことをおすすめします。dアカウントを残しておけば、dポイントの利用や他のドコモサービスを引き続き活用できます。
②解約前に必ず確認すべきチェックリスト
dTVを解約する前に、以下を確認しておきましょう:
- 現在の契約状態(無料期間中か有料会員か)を確認
- 見たい作品はすべて視聴し終わったか
- 保有しているdポイントを使い切ったか
- dアカウントのIDとパスワードを把握しているか
- 解約後は即座に視聴できなくなることを理解しているか
③必要な情報と準備するもの
dTVの解約手続きには、dアカウントのIDとパスワードが必ず必要になります。事前に以下の情報を手元に用意しておきましょう:
- dアカウントID(メールアドレスまたは任意のID)
- パスワード
- 登録メールアドレス
- ネットワーク暗証番号(ドコモ回線契約者の場合)
2段階認証を設定している場合は、登録メールアドレスが現在も受信可能か確認しておきましょう。
④解約できない時間帯とメンテナンススケジュール
dTVの解約手続きは、システムメンテナンス中には行うことができません。以下のメンテナンススケジュールを必ず確認しておきましょう:
- 定期メンテナンス: 毎週火曜日 22:30~翌朝7:00
- この時間帯はすべての解約手続きが利用不可
特に、無料期間の最終日や月末が火曜日の場合は注意が必要です。火曜日の22:30より前に解約を完了させるか、前日に解約しておく方が安全です。
⑤dアカウント・パスワードを忘れた場合の対処法
dアカウントIDを忘れた場合:
- dアカウント公式サイトにアクセス
- 「ID/パスワードをお忘れの方」を選択
- 登録メールアドレス、氏名、生年月日を入力
- メールアドレス宛にdアカウントIDが送信されます
パスワードを忘れた場合:
- dアカウント公式サイトで「パスワードを忘れた方」を選択
- dアカウントIDを入力
- 送信されたセキュリティコード(6桁)を入力
- 新しいパスワードを設定(8~20文字、英数字を含む)
どちらも忘れた場合は、ドコモインフォメーションセンター(0120-800-000)に問い合わせてください。
【端末別】dTVの解約手順を解説

dTVの解約方法は、お使いの端末や登録経路によって手順が大きく異なります。特に重要なのは、iPhoneユーザーはアプリから解約できないという点です。
①iPhoneからdTVを解約する手順(ブラウザ版)
iPhoneでdTVを解約する場合は、必ずSafariやChromeなどのブラウザから手続きを行う必要があります。iOS版のdTVアプリには解約メニューが用意されていません。
解約手順:
- SafariまたはChromeでdTV公式サイト(https://video.dmkt-sp.jp/)にアクセス
- dアカウントでログイン
- メニューから「解約」を選択
- 「解約手続きに進む」をタップ
- My docomoに自動遷移するので再度ログイン
- 「dTVを解約する」にチェック、注意事項に同意
- 「手続きを完了する」をタップ
- 「お手続きが完了いたしました。」と表示されれば完了
②AndroidスマホからdTVを解約する手順
AndroidスマホでdTVを解約する場合は、dTVアプリからでもブラウザからでも解約可能です。
アプリからの解約手順:
- dTVアプリを起動してログイン
- 「その他」タブ→「アカウント」を選択
- 「dTVを解約」を選択
- 「解約手続きに進む」をタップ
- My docomoにログイン
- 注意事項に同意して「手続きを完了する」をタップ
③PCからdTVを解約する手順
PCからの解約は、iPhoneのブラウザ版と同じ流れです。大画面で確認しながら操作できるため、手続き内容をしっかり確認したい方におすすめです。
④App Store・Google Play経由で登録した場合の解約方法
App StoreまたはGoogle Playの定期購入でdTVに登録した場合は、各ストアから解約する必要があります。
App Storeでの解約:
- iPhoneの「設定」→自分の名前(Apple ID)をタップ
- 「サブスクリプション」を選択
- 「dTV」をタップ→「サブスクリプションをキャンセルする」
Google Playでの解約:
- Google Play ストアアプリを開く
- プロフィールアイコン→「お支払いと定期購入」→「定期購入」
- 「dTV」を選択→「定期購入を解約」
App Store・Google Play経由の場合、解約後も契約期間終了日まで視聴できます。
dTV解約時の重要な注意点とベストタイミング

①解約すると即座に視聴できなくなる
dTVの最も重要な注意点として、解約手続きが完了した瞬間から、すべてのコンテンツが視聴できなくなります。
視聴不可になるもの:
- 見放題作品のすべて
- ダウンロード済みの作品
- 視聴途中だった作品
例外: 個別にレンタルした作品は、解約後もレンタル期間内であれば視聴可能です。
②月額料金は日割り計算されない
dTVの月額料金550円は、いつ解約しても日割り計算されません。課金期間は毎月1日から月末までとなっており、月の途中で解約しても1ヶ月分の料金が満額請求されます。
例えば、1月3日に解約した場合でも550円が請求され、約27日分(約490円相当)が無駄になります。月末ギリギリに解約するのが最もお得です。
③無料期間中の解約タイミング(31日間の計算方法)
dTVの無料期間は登録日を含めて31日間です。31日目の23:59:59までに解約すれば料金は一切かかりません。32日目の0:00を過ぎると自動的に有料会員になります。
計算例:
- 1月15日登録 → 2月14日が無料期間最終日
- 3月1日登録 → 3月31日が無料期間最終日
最もおすすめなのは、無料期間の30日目に解約することです。解約を忘れるリスクを避けつつ、30日間分のサービスを利用できます。
④有料会員の最適な解約タイミング
有料会員の場合、月末ギリギリに解約するのが最もお得です:
- 31日まである月:30日~31日に解約
- 30日まである月:29日~30日に解約
- 2月:27日~28日(または29日)に解約
ただし、月末が火曜日の場合は、メンテナンス時間(22:30~)を避けて、火曜日の22:00までに解約するか、前日に解約しておきましょう。
⑤アプリ削除では解約にならない
dTVでよくある誤解として、「アプリを削除すれば解約できる」と思っている方がいますが、これは完全な間違いです。
dTVの契約はdアカウントに紐付いています。アプリを削除しても契約は残り続け、料金も請求され続けます。必ず正式な解約手続きを行ってください。
dTVが解約できない場合の原因と対処法

①システムメンテナンス中の場合
dTVの解約ができない最も多い原因が、システムメンテナンス中に解約手続きを試みているケースです。
定期メンテナンス: 毎週火曜日 22:30~翌朝7:00
メンテナンス中でもドコモ回線契約者であれば、以下の方法で解約できます:
- ドコモインフォメーションセンターへ電話(151または0120-800-000)
- ドコモショップへ来店
②iPhoneアプリから解約しようとしている
iOS版のdTVアプリには解約メニューが存在しないため、アプリ内では解約できません。iPhoneユーザーは必ずブラウザから解約してください。
App Store経由で登録した場合のみ、iPhoneの「設定」→「サブスクリプション」から解約できます。
③解約手続きが完了していない
解約手続きを開始したものの、途中でブラウザを閉じたり、エラーが発生したりすると、手続きが完了せず契約が継続されてしまいます。
解約完了の確認ポイント:
- 「お手続きが完了いたしました。」という画面が表示された
- 受付確認メールが届いている
- My docomoの「契約中のサービス」からdTVが消えている
④ドコモインフォメーションセンターへの問い合わせ
オンラインでの解約がどうしてもうまくいかない場合は、ドコモインフォメーションセンターに問い合わせましょう。
- ドコモ回線から:151(無料)
- 一般電話から:0120-800-000(無料)
- 受付時間:9:00~20:00(年中無休)
ドコモ回線契約者の場合、電話で直接解約手続きを行うこともできます。
dTV解約後の確認方法とよくある質問

①解約完了の確認方法(My docomo)
dTVの解約が正常に完了しているかを確認する最も確実な方法は、My docomoで契約状況を確認することです。
確認手順:
- My docomo(https://www.docomo.ne.jp/mydocomo/)にアクセス
- dアカウントでログイン
- 「ご契約内容」を選択
- 「現在契約中の主なサービス」を確認
- dTVが表示されていなければ、解約完了
②dTVサイトでの契約状況確認方法
dTV公式サイトでも契約状況を確認できます:
- dTV公式サイトにログイン
- メニューから「契約状況/ご利用履歴」を選択
- 「dTVに未登録のdアカウントです」と表示されれば、解約完了
③解約後に請求が来る理由と対処法
dTVを解約したのに請求が来る場合、多くは正常な請求タイミングによるものです。
正常な請求例:
- 解約月の料金(日割り計算なし)
- ドコモ払いの場合、解約月の翌月に請求される
- クレジットカードの場合、カード会社の締め日により1~2ヶ月後に請求
異常な請求例:
- 解約から2ヶ月以上経過後も請求が続く
- 無料期間中に解約したのに請求が来た
異常な請求の場合は、My docomoで契約状況を再確認し、ドコモインフォメーションセンター(0120-800-000)に問い合わせてください。
④dアカウントの削除方法(完全退会)
dTVを解約しただけでは、dアカウントは残ったままです。dアカウント自体を完全に削除したい場合は、別途「dアカウントの廃止」手続きが必要です。
注意: dアカウントを削除すると以下のデメリットがあります:
- 貯まったdポイントがすべて消失
- すべてのドコモサービスが利用不可
- 同じIDで再登録できない
- 購入済みコンテンツも利用不可
多くの場合、dTVを解約するだけで十分です。dアカウントは残しておいても特にデメリットはありません。
dTV解約後の代替サービス比較とおすすめ

①dTVと同価格帯の動画配信サービス比較
dTVの月額550円は、動画配信サービスの中でもリーズナブルな価格帯です。同価格帯のおすすめサービス:
- DMM TV(550円): 19万本以上の作品、アニメ特化、同時視聴4台
- dアニメストア(550円): 5,700作品以上、アニメ専門
- Amazonプライムビデオ(600円): プライム会員特典付き
②アニメ重視ならdアニメストア・DMM TV
dアニメストアは5,700作品以上のアニメが見放題で、声優コンテンツや2.5次元舞台も充実。アニメだけを徹底的に楽しみたい方におすすめです。
DMM TVはアニメに加えて映画・ドラマなど19万本以上を配信。同時視聴4台可能で、家族利用にも最適です。
③幅広いコンテンツ重視ならU-NEXT・Netflix
U-NEXT(2,189円)は33万本以上の作品数を誇り、毎月1,200ポイント付与、雑誌読み放題付き。実質989円で利用できる計算です。
Netflix(790円~)はオリジナル作品が超充実。海外ドラマ・映画が好きな方、韓国ドラマファンにおすすめです。
④無料期間のある動画配信サービス一覧
無料期間を活用して、複数のサービスを試してみましょう:
- U-NEXT:31日間
- dアニメストア:31日間
- Amazonプライムビデオ:30日間
- DMM TV:30日間
- ABEMAプレミアム:14日間
これらを順番に試せば、約4ヶ月間無料で動画を楽しめます。各サービスの特徴を比較して、自分に最も合ったサービスを見つけてください。
まとめ|【解約方法】ドコモ dTVの解約手順を徹底解説|損しないタイミングと注意点
いかがでしたでしょうか。
ドコモ dTVの解約は、お使いの端末によって手順が異なりますが、基本的にはMy docomoから簡単に手続きできます。ただし、解約すると即座に視聴できなくなり、月額料金の日割り計算もないため、無料期間終了直前や月末のタイミングで解約するのがベストです。iPhoneユーザーはアプリからの解約ができない点、毎週火曜日深夜のメンテナンス時間には解約手続きができない点には特に注意しましょう。解約手続きが完了したら、必ずMy docomoやdTVサイトで解約完了を確認し、不要な請求が発生しないようにしてください。dTV解約後は、本記事で紹介した代替サービスの中から、ご自身の視聴スタイルに合った動画配信サービスを選んでみてはいかがでしょうか。
ポイント
- dTVの解約はiPhone・Android・PCで手順が異なり、iPhoneはブラウザからのみ解約可能
- 解約すると即座に視聴不可となり、月額料金の日割り計算もない
- 無料期間中は31日目、有料会員は月末に解約するのが最もお得
- 毎週火曜22:30~翌7:00はメンテナンスのため解約手続き不可
- 解約完了後はMy docomoまたはdTVサイトで必ず確認を行う
