"解約調査リクエスト" 受付中(申込フォームはこちら)
【解約方法】dカード・dカード GOLDを損せず解約する完全ガイド|年会費11,000円を無駄にしないタイミングとは?

【解約方法】dカード・dカード GOLDを損せず解約する完全ガイド|年会費11,000円を無駄にしないタイミングとは?

dカードの解約方法は電話のみとなっており、ウェブやドコモショップでは手続きできません。また、解約のタイミングを誤るとdカード GOLDでは年会費11,000円(税込)が発生してしまうため注意が必要です。本記事では、dカードの解約方法を契約種別ごとに詳しく解説し、解約前に確認すべき注意点、dポイントの取り扱い、家族カードやETCカードへの影響まで完全網羅しています。解約で損をしないための最適なタイミングや、レギュラーカードへのダウングレード方法についてもご紹介します。

目次

【チャンス】スマホで ”キャッシュバック” もらっちゃおうキャンペーン

ABOUT US
高橋健太/たかはしけんた(解約ナビ編集長)
高橋 健太(たかはし けんた)
サブスク・携帯キャリア・カード・各種サービスの「解約・退会手順と注意点」に特化した解説サイト「解約ナビ(kaiyaku.jp)」の編集長をやっております。2015年から解約情報を収集・検証し、つまずきやすいポイントを“最短ルート”で回避できる記事作りを重視しています。運営年数:10年以上。主なテーマ:サブスク解約・携帯キャリアMNP/オプション解約・クレカ/金融口座の解約・違約金/更新月の把握・クーリングオフ/初期契約解除。

①dカードの解約方法【カード種別ごとの手順】

解約くん
dカードの解約は電話のみで受付しています。dカードとdカード GOLDで連絡先が異なるので注意してくださいね。

dカードの解約手続きは、電話受付のみとなっており、Webサイトやドコモショップでは解約できません。解約の際は、お持ちのカード種別によって連絡先が異なるため、事前に確認しておきましょう。

また、解約手続きはカード会員本人からの連絡が必須です。家族や代理人による解約はできないため、必ず本人が電話をかけるようにしてください。手続きの際には、16桁のクレジットカード番号や本人確認のための情報(氏名・生年月日など)が必要になるため、手元にdカードを用意してから電話することをおすすめします。

①dカード(レギュラーカード)の解約手順

年会費無料のdカード(レギュラーカード)を解約する場合は、dカードセンターに電話をかけます。

dカードセンターの連絡先

利用する電話 電話番号 通話料
ドコモの携帯電話から *8010(局番なし) 無料
一般電話・ドコモ以外の携帯電話から 0120-300-360 無料

受付時間:午前10時~午後8時(年中無休)

dカードセンターに電話をかけると、音声ガイダンスが流れます。指示に従ってボタンを押すことで、解約担当のオペレーターにつながります。解約手続きは通常5~10分程度で完了し、手続きが完了した時点でdカードは即座に利用できなくなります。

②dカード GOLD/dカード PLATINUMの解約手順

dカード GOLDまたはdカード PLATINUMをお持ちの方は、dカード ゴールドプラチナデスクに電話をかけます。

dカード ゴールドプラチナデスクの連絡先

利用する電話 電話番号 通話料
ドコモの携帯電話から *9010(局番なし) 無料
一般電話・ドコモ以外の携帯電話から 0120-700-360 無料

受付時間:午前10時~午後8時(年中無休)

※ただし、午後6時~午後8時の間は、一部受付できない業務があります。

dカード GOLDの解約を検討されている方は、年会費11,000円(税込)の請求タイミングに特に注意が必要です。解約のタイミングを誤ると、翌年度分の年会費も請求されてしまうため、加入日を確認してから解約手続きを進めましょう。

③家族カードのみを解約する方法

本会員カードはそのままで、家族カードのみを解約したい場合も、電話での手続きが必要です。

家族カードの解約手続きは、本会員からの連絡が必要です。家族会員本人からの解約申し込みはできないため注意してください。

家族カード解約の連絡先

  • dカードの家族カード:dカードセンター(*8010 または 0120-300-360)
  • dカード GOLD/PLATINUMの家族カード:dカード ゴールドプラチナデスク(*9010 または 0120-700-360)

電話をかけた際に、音声ガイダンスで「3(カードの解約に関するお問い合わせ)」→「2(家族カードおよびETCカードなどのご解約)」の順に操作すると、解約担当のオペレーターにつながります。

なお、本会員カードを解約すると、家族カードも自動的に解約されます。家族会員が引き続きdカードを利用したい場合は、家族会員自身が新たに本会員として申し込む必要があります。

④ETCカードのみを解約する方法

dカード本体はそのままで、ETCカードのみを解約したい場合も、電話での手続きが必要です。

ETCカード解約の連絡先

  • dカードのETCカード:dカードセンター(*8010 または 0120-300-360)
  • dカード GOLD/PLATINUMのETCカード:dカード ゴールドプラチナデスク(*9010 または 0120-700-360)

受付時間:午前10時~午後8時(年中無休)

音声ガイダンスで「3(カードの解約に関するお問い合わせ)」→「2(家族カードおよびETCカードなどのご解約)」の順に操作してください。

dカードのETCカード解約時の注意点

dカード(レギュラーカード)のETCカードには、年会費に関する注意点があります。

  • 初年度:年会費無料
  • 2年目以降:年間で一度もETCカード利用がない場合、年会費550円(税込)が発生

ETCカードを解約する際、前年に一度も利用していない場合は年会費550円が請求されます。年会費を払いたくない場合は、解約前に一度ETCカードを利用しておくことで、年会費の発生を回避できます。

一方、dカード GOLD/PLATINUMのETCカードは、利用回数に関わらず年会費無料です。解約のタイミングを気にする必要はありません。

解約手続きが完了したら、ETCカードはハサミで細かく切断して処分しましょう。特に磁気ストライプやICチップ、カード番号が記載された部分は念入りに切断することで、情報漏えいを防げます。

音声ガイダンスの操作方法と解約までの流れ

dカードセンターまたはdカード ゴールドプラチナデスクに電話をかけると、自動音声ガイダンスが流れます。以下の手順で操作してください。

本会員カードを解約する場合
  1. 電話をかけると自動音声ガイダンスが流れる
  2. 3」を押す(カードの解約に関するお問い合わせ)
  3. 1」を押す(本会員カードのご解約)
  4. 解約担当のオペレーターにつながる
  5. 本人確認(氏名・生年月日・カード番号など)
  6. 解約理由を聞かれる(簡単な質問のみ)
  7. 解約に関する注意事項の説明を受ける
  8. 解約手続き完了(所要時間:5~10分程度)
家族カード・ETCカードのみを解約する場合
  1. 電話をかけると自動音声ガイダンスが流れる
  2. 3」を押す(カードの解約に関するお問い合わせ)
  3. 2」を押す(家族カードおよびETCカードなどのご解約)
  4. 解約担当のオペレーターにつながる
  5. 本人確認と解約手続き
  6. 解約手続き完了

解約手続きが完了すると、即座にカードが利用できなくなります。ただし、解約前に利用した分の支払いは、解約後も引き続き登録口座から引き落とされます。リボ払いや分割払いを利用している場合も、支払いが完了するまで毎月の請求が続くため注意してください。

電話が繋がりにくい時間帯と混雑回避のコツ

dカードセンターやdカード ゴールドプラチナデスクは、時間帯によって電話が混み合い、なかなか繋がらないことがあります。以下の時間帯は特に混雑しやすいため、できるだけ避けることをおすすめします。

電話が繋がりにくい時間帯
  • お昼休憩の時間帯:午後12時~午後1時
  • 就業後の時間帯:午後5時~午後8時
  • 月曜日や祝日明け:問い合わせが集中しやすい
  • 月末・月初:利用明細の確認や支払いに関する問い合わせが増える
電話が繋がりやすい時間帯
  • 平日の午前中:午前10時~午前11時
  • 平日の午後:午後2時~午後4時

NTTドコモは公式サイトで電話の混雑予想カレンダーを公開しています。電話をかける前にカレンダーを確認することで、混雑を避けてスムーズに手続きを進めることができます。

また、解約手続きにはある程度の時間的余裕を持って臨むことが重要です。特にdカード GOLDの解約は年会費のタイミングが関わるため、締め日ギリギリではなく、少なくとも1週間前には電話をかけるようにしましょう。

②dカードの解約前に必ず確認すべき7つの注意点

解約くん
年会費のタイミング、支払い方法の変更、付帯サービスの停止など、解約前に確認すべきポイントを事前にチェックしておきましょう。

dカードを解約する前には、いくつかの重要な確認事項があります。これらを事前にチェックしておかないと、予期せぬ年会費の請求支払いトラブルが発生する可能性があるため注意が必要です。

特にdカード GOLDをお持ちの方は、年会費11,000円(税込)が関わるため、解約のタイミングには細心の注意を払いましょう。また、公共料金やサブスクリプションの支払いをdカードで行っている場合は、解約前に必ず支払い方法を変更する必要があります。

①dカード GOLDの年会費発生タイミングに注意

dカード GOLDは年会費11,000円(税込)がかかるクレジットカードです。解約のタイミングを誤ると、翌年度分の年会費も請求されてしまうため、必ず年会費の締め日を確認してから解約手続きを行いましょう。

dカード GOLDの年会費は、一度請求されると返金されません。そのため、年会費の請求月の前月15日までに解約手続きを完了させることが重要です。

年会費が発生しない解約タイミング

dカード GOLDの年会費が発生しない解約タイミングは、原則として年会費請求月の前月の15日までです。ただし、カード番号が「4980」または「5302」から始まるdカード GOLDから新しいdカードへ切り替える場合は、前月の14日までに手続きを完了する必要があります。

加入日 年会費の締め日 年会費の請求月 解約期限
1日~15日 当月の15日 翌月10日 当月の15日まで
16日~月末 翌月の15日 翌々月10日 翌月の15日まで
具体例
  • 2024年4月10日に加入した場合:年会費の初回支払いは2024年5月10日。2年目の年会費を払わずに解約したい場合は、2025年4月15日までに解約手続きを完了させる必要があります。
  • 2024年7月20日に加入した場合:年会費の初回支払いは2024年9月10日。2年目の年会費を払わずに解約したい場合は、2025年8月15日までに解約手続きを完了させる必要があります。

一方、dカード(レギュラーカード)は年会費無料のため、解約タイミングを気にする必要はありません。いつ解約しても金銭的な損失は発生しません。

加入日別の年会費締め日の確認方法

dカード GOLDの加入日を確認する方法はいくつかあります。年会費の請求タイミングを把握するために、必ず確認しておきましょう。

①dカードが送付されてきた際の台紙で確認

dカード GOLDが郵送されてきた際の台紙に、加入日と年会費の請求日が記載されています。台紙を保管している場合は、こちらで確認するのが最も簡単です。

②dカード会員サイトで確認
  1. dカード会員サイトにログイン
  2. 「ご利用明細照会」をクリック
  3. 「その他の明細」を選択
  4. 「カード情報詳細」をクリック
  5. 「加入日」の項目を確認

※「加入日」と「入会日」は異なる項目なので、必ず「加入日」を確認してください。

③dカード ゴールドプラチナデスクに電話で確認

台紙を紛失してしまった場合や、会員サイトでの確認が難しい場合は、dカード ゴールドプラチナデスクに電話をして直接確認することもできます。

  • ドコモの携帯電話から:*9010(無料)
  • 一般電話・ドコモ以外の携帯電話から:0120-700-360(無料)
  • 受付時間:午前10時~午後8時(年中無休)

電話をかける際は、手元にdカード GOLDを用意し、本人確認のための情報(氏名・生年月日・カード番号など)を準備しておきましょう。

②継続的な支払い(公共料金・サブスク等)の変更手続き

dカードを毎月の継続的な支払いに利用している場合は、解約前に必ず支払い方法を変更してください。支払い方法を変更せずにdカードを解約してしまうと、サービス会社から支払いのお願いの連絡が届いたり、最悪の場合は延滞扱いになってしまう可能性があります。

変更が必要な主な支払い項目

  • 公共料金:電気・ガス・水道
  • 通信費:インターネット回線・固定電話
  • 保険料:生命保険・損害保険・自動車保険
  • サブスクリプションサービス:動画配信(Netflix、Amazon Prime等)・音楽配信(Apple Music、Spotify等)
  • 習い事・ジム:月謝・会費
  • 新聞・雑誌:定期購読料
  • 税金・年金:住民税・国民年金保険料

これらの支払いをdカードで行っている場合は、各サービス会社に連絡して、別のクレジットカードや口座振替に変更する手続きを行いましょう。

サブスクリプションの無料トライアル期間に注意

サブスクリプションサービスの無料トライアルを利用した際、自分では解約したつもりでも登録が継続されたままになっていることがあります。この状態でdカードを解約してしまうと、サブスクリプション料金が引き落とされず延滞扱いになってしまう可能性があります。

カードを解約する前に、必ず利用明細を確認して、解約したはずの料金が引き落とされていないかチェックしましょう。

ドコモ携帯電話料金の支払い方法変更について

ドコモの携帯電話料金の支払いをdカードにしている場合、dカードを解約すると自動的に請求書払いに変更されます。

請求書払い以外の支払い方法(口座振替・他のクレジットカード払い)を希望する場合は、以下の方法で変更手続きを行ってください。

ドコモ携帯電話料金の支払い方法変更手続き
  • My docomo:オンラインで手続き可能(24時間対応)
  • ドコモショップ:店頭で手続き可能
  • 電話:ドコモインフォメーションセンター(151または0120-800-000)

ドコモ回線の契約を継続する場合は、dカード解約後も引き続き携帯電話を利用できますが、支払い方法の変更を忘れずに行いましょう。

③支払い残高(リボ払い・分割払い)の扱い

dカードを解約しても、解約前に利用した分の支払い義務はそのまま残ります。すべての支払いが完了するまで、登録口座から毎月引き落としが続きます。

解約後も支払いが継続される項目

  • リボ払い:残高がなくなるまで毎月の支払いが継続
  • 分割払い:分割回数が終了するまで毎月の支払いが継続
  • ボーナス払い:ボーナス支払月に引き落とし
  • 通常の一括払い:締め日後の翌月10日に引き落とし

解約後の支払い残高や毎月の支払い金額は、郵送される利用代金明細書で確認できます。Web明細サービスを利用していた方にも、解約後は紙の明細書が無料で郵送されます。

一括返済も可能

解約時に支払い残高の一括返済を希望する場合は、dカードセンターまたはdカード ゴールドプラチナデスクに電話をして申し出ることができます。

  • dカードセンター:*8010 または 0120-300-360
  • dカード ゴールドプラチナデスク:*9010 または 0120-700-360

リボ払いや分割払いを利用している場合、一括返済をすることで利息を抑えられるため、経済的な余裕があれば一括返済を検討することをおすすめします。

④dカードの付帯サービスが使えなくなる

dカードを解約すると、カードに付帯しているすべてのサービスが即座に利用できなくなります。特にdカード GOLDには多くの特典が付帯しているため、解約前にこれらのサービスを利用できなくなることを理解しておきましょう。

dカード解約で使えなくなる主な付帯サービス

  • dカードケータイ補償:購入から1年間(dカード GOLDは3年間)、携帯電話の紛失・盗難・修理不能時に最大10,000円(dカード GOLDは最大100,000円)を補償
  • お買い物あんしん保険:dカードで購入した商品が破損・盗難にあった場合、購入日から90日間、年間最大100万円(dカード GOLDは最大300万円)を補償
  • 海外旅行保険:海外旅行中の事故による治療費や損害賠償を補償(dカード GOLDは最大1億円)
  • 国内旅行保険:国内旅行中の事故を補償(dカード GOLDのみ)
  • 空港ラウンジサービス:国内・ハワイの主要空港ラウンジを無料で利用可能(dカード GOLDのみ)
  • 年間ご利用額特典:年間利用額に応じて最大22,000円相当のクーポンがもらえる(dカード GOLDのみ)
  • dカード ポイントUPモール:経由してネットショッピングをするとポイントが最大10.5倍

これらのサービスを頻繁に利用している場合は、解約ではなく年会費無料のdカードへのダウングレードを検討することも一つの選択肢です。

⑤電子マネーiDのカード情報削除が必須

dカードには電子マネーiD機能が付帯しています。dカードを解約すると、ケータイiDやiD専用カードも自動的に解約されますが、スマートフォンやおサイフケータイに登録されたカード情報は削除されません

カード情報が残ったままだと、iDが利用できてしまったり、不正利用のリスクが高まるため、解約前に必ずカード情報を削除してください。

おサイフケータイ・Apple PayのiD削除手順

おサイフケータイ(Android)のiD削除手順
  1. iDアプリを起動
  2. 「dカード」を選択
  3. 「各種お問い合わせ/お手続き」をタップ
  4. 「dカードを削除」をタップ
  5. 「削除する」をタップして削除完了

おサイフケータイでiDを利用していた方は、解約の電話をする前に必ず削除しておきましょう。

Apple Pay(iPhone)のiD削除手順
  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ウォレットとApple Pay」をタップ
  3. 削除したいdカードを選択
  4. 「このカードを削除」をタップ
  5. 削除を確認して完了

Apple Payに登録しているdカード情報も、解約前に必ず削除しておきましょう。

⑥家族カード・ETCカードも自動解約される

dカードの本会員カードを解約すると、家族カードやETCカードも自動的に解約されます。これらのカードは本会員カードに紐づいているため、本会員カードの解約と同時に利用できなくなります。

家族カード利用者への事前連絡が重要

家族カードを発行している場合は、解約前に必ず家族会員に連絡しておきましょう。事前の相談なく解約してしまうと、家族会員が買い物の際に突然カードが使えなくなり、支払いの際に困ってしまう事態が考えられます。

家族会員が引き続きdカードを利用したい場合は、家族会員自身が新たに本会員として申し込む必要があります。

ETCカードは車から取り出す

ETCカードは車にセットしたままになっていることが多いため、解約時には必ず車載器から取り出すようにしましょう。解約後のETCカードをそのまま利用すると、ETCゲートが開かず、事故やトラブルの原因となります。

なお、家族カードやETCカードのみを解約することも可能です。本会員カードは継続して利用したい場合は、dカードセンターまたはdカード ゴールドプラチナデスクに電話をして、家族カードやETCカードのみの解約を依頼してください。

⑦Web明細が見られなくなる(郵送明細に切り替わる)

dカードを解約すると、dカード会員サイトやdカードアプリにログインできなくなります。そのため、Web明細でカードの利用明細を確認することができなくなります。

解約後は郵送明細に自動切り替え

解約後も支払い残高がある場合は、紙の利用代金明細書が郵送されます。Web明細サービスを利用していた方にも、解約後は無料で郵送明細が届くため、支払い残高や毎月の支払い金額を確認できます。

解約前に明細を保存しておく

経費精算や家計管理のために過去の利用明細を確認したい場合は、解約前に必要な明細を印刷またはPDF保存しておくことをおすすめします。

特に以下のような方は、解約前に明細を保存しておきましょう。

  • 会社の経費精算でdカードを利用していた方
  • 確定申告のために利用明細が必要な方
  • 家計簿や支出管理のために明細を記録している方

dカード会員サイトにログインして、「ご利用明細照会」から必要な明細を印刷またはダウンロードしておきましょう。

③dカードの解約とdポイントの関係【ポイントは消えない】

解約くん
dカードを解約してもdポイントは消失しません。dポイントクラブに登録していれば引き続き利用できますよ。

dカードを解約する際に気になるのが、「貯まったdポイントはどうなるのか?」という点です。結論から言うと、dカードを解約してもdポイントは消えません。安心して解約手続きを進めることができます。

ただし、dポイントを引き続き利用するためには、dポイントクラブへの登録が必要です。また、dポイントには有効期限があるため、失効させないための対策も知っておきましょう。

①dカード解約後もdポイントが残る仕組み

dポイントは、NTTドコモが提供する「dポイントクラブ」が管轄するポイントプログラムです。dカードはあくまでdポイントを貯めるための手段の一つであり、dポイント自体はdカードとは独立して管理されています。

dカード解約とdポイントクラブ退会は別

重要なポイントは、「dカードの解約」と「dポイントクラブからの退会」は別の手続きだということです。

  • dカードを解約:クレジットカード機能が使えなくなる(dポイントは残る)
  • dポイントクラブを退会:貯まっているdポイントがすべて失効する

dカードを解約しても、dポイントクラブを退会しない限り、貯まったdポイントはそのまま残り、有効期限まで利用可能です。

dポイントはdアカウントに紐づいている

dポイントはdアカウントに紐づけて管理されています。そのため、dカードを解約しても、dアカウントを持っていれば引き続きdポイントを利用できます。

状況 dポイントの扱い
dカードを解約(dアカウントは保持) dポイントは残る(引き続き利用可能)
dカードを解約+dポイントクラブを退会 dポイントは失効(すべて消える)
ドコモ回線を解約(dカードは保持) dポイントは残る(dアカウントがあれば利用可能)

ドコモ回線契約者とドコモ回線未契約者の違い

ドコモ回線契約者の場合

ドコモの携帯電話を利用している方は、dカードを解約してもドコモの携帯電話に紐づいたdポイントがそのまま残ります。特別な手続きをしなくても、引き続きdポイントを利用できます。

ドコモ回線未契約者の場合

ドコモの携帯電話を利用していない方、またはdカード解約と同時にドコモ回線も解約する方は、事前にdアカウントを発行しておく必要があります。dアカウントを発行しておけば、dカードやドコモ回線を解約しても、dポイントが失効することなく引き続き利用できます。

dアカウントの発行は、dアカウント公式サイトから無料で行えます。メールアドレスがあれば誰でも簡単に発行できるため、dカード解約前に必ず発行しておきましょう。

②dポイントを使い続ける方法(dポイントカード・アプリ活用)

dカードを解約した後も、dポイントを貯めたり使ったりすることは可能です。以下の方法でdポイントを引き続き活用しましょう。

①dポイントカードを発行する

dポイントカードは、クレジットカード機能のないポイントカードです。dカードを解約した後も、dポイントカードを提示することで、全国の加盟店でdポイントを貯めたり使ったりできます。

dポイントカードの入手方法
  • ドコモショップ:無料で発行可能
  • ローソン:店頭で無料配布
  • マクドナルド:店頭で無料配布
  • その他加盟店:一部の加盟店で無料配布

dポイントカードを入手したら、dポイントクラブ公式サイトまたはdポイントクラブアプリから利用者登録を行うことで、dポイントを貯めたり使ったりできるようになります。

②dポイントクラブアプリ(モバイルdポイントカード)を利用する

スマートフォンをお持ちの方は、dポイントクラブアプリをインストールすることで、モバイルdポイントカードとして利用できます。

dポイントクラブアプリのメリット
  • 物理的なカードを持ち歩く必要がない
  • スマホでバーコードを提示するだけでポイントが貯まる・使える
  • dポイント残高や利用履歴をいつでも確認できる
  • 加盟店やキャンペーン情報をチェックできる

dポイントクラブアプリは、App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)から無料でダウンロードできます。

③d払いでdポイントを利用する

d払いは、NTTドコモが提供するスマホ決済サービスです。d払いを利用することで、dポイントを支払いに充当したり、d払いの利用でdポイントを貯めたりすることができます。

dカードを解約した後も、d払いにdアカウントを連携しておけば、引き続きdポイントを活用できます。

dポイントが使える主な加盟店

dポイントは、全国約86,000店舗以上の加盟店で利用できます。dカードを解約した後も、これらの店舗でdポイントカードやdポイントクラブアプリを提示することで、ポイントを貯めたり使ったりできます。

カテゴリ 主な加盟店
コンビニ ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブン
飲食店 マクドナルド、すき家、ガスト、かっぱ寿司、スターバックス
ドラッグストア マツモトキヨシ、ウエルシア、ツルハドラッグ
家電量販店 ビックカメラ、ジョーシン、エディオン
ネットショッピング Amazon、メルカリ、dショッピング、d fashion
その他 高島屋、イオンシネマ、タワーレコード

dポイントは1ポイント=1円として利用できるため、無駄なく消費することができます。

③dポイントの有効期限と失効を防ぐ方法

dポイントには有効期限があります。期限を過ぎるとポイントが失効してしまうため、定期的にポイント残高と有効期限を確認しておきましょう。

dポイントの有効期限

dポイントの有効期限は、ポイント獲得月から起算して48か月後の月末です。つまり、ポイントを獲得してから最長で4年間利用できます。

有効期限の具体例
  • 2024年1月に獲得したdポイント:有効期限は2028年1月31日
  • 2024年6月に獲得したdポイント:有効期限は2028年6月30日

ポイントは獲得月ごとに有効期限が設定されるため、古いポイントから順番に失効していきます。

期間限定ポイント・用途限定ポイントに注意

dポイントには、通常のポイントとは別に「期間限定ポイント」「用途限定ポイント」が存在します。

期間限定ポイント

キャンペーンなどで付与されるポイントで、有効期限が通常よりも短いことが特徴です。有効期限はキャンペーンごとに異なり、数週間~数か月程度に設定されていることが多いため、早めに利用しましょう。

用途限定ポイント

特定の用途でのみ利用できるポイントです。例えば、「dショッピングでのみ利用可能」「d払いでのみ利用可能」といった制限があります。用途限定ポイントは、通常のポイントよりも先に失効することがあるため、優先的に消費しましょう。

dポイントの有効期限を確認する方法

dポイントの残高と有効期限は、以下の方法で確認できます。

①dポイントクラブ公式サイトで確認
  1. dポイントクラブ公式サイトにアクセス
  2. dアカウントでログイン
  3. 「ポイント残高・履歴」をクリック
  4. ポイント残高と有効期限を確認
②dポイントクラブアプリで確認
  1. dポイントクラブアプリを起動
  2. トップ画面にポイント残高が表示される
  3. 「ポイント履歴」をタップすると有効期限も確認可能
③d払いアプリで確認
  1. d払いアプリを起動
  2. トップ画面の「dポイント」欄をタップ
  3. ポイント残高と有効期限を確認

dポイントを失効させないための対策

せっかく貯めたdポイントを失効させないために、以下の対策を実践しましょう。

①定期的にポイント残高と有効期限を確認する

dポイントクラブアプリを定期的に開いて、ポイント残高と有効期限をチェックする習慣をつけましょう。有効期限が近いポイントがある場合は、優先的に使用してください。

②日常の買い物でdポイントを積極的に使う

コンビニやドラッグストアなど、日常的に利用する店舗でdポイントを使う習慣をつけることで、ポイントの失効を防げます。

③dポイント投資で運用する

dポイントは「dポイント投資」というサービスを利用して、ポイントを投資に回すことができます。投資に回したポイントは有効期限が延長されるため、失効を防ぐ手段として有効です。

④Amazonやメルカリでdポイントを使う

Amazonやメルカリでもdポイントが利用できるため、有効期限が近いポイントがある場合は、これらのサイトで消費することもおすすめです。

dカードを解約した後も、dポイントを賢く活用して、無駄なくポイントを消費しましょう。

④dカード GOLDから年会費無料のdカードへダウングレードする方法

解約くん
解約ではなくダウングレードも選択肢の一つです。年会費を抑えつつdポイントは継続利用できますよ。

dカード GOLDの年会費11,000円(税込)が負担に感じる方は、完全に解約する前にダウングレードを検討してみましょう。ダウングレードとは、dカード GOLDから年会費無料のdカード(レギュラーカード)に切り替えることです。

ダウングレードすれば、年会費の負担をゼロにしつつ、dポイントを引き続き貯めることができます。また、ドコモのサービスとの相性も維持できるため、完全に解約するよりもメリットが大きい場合があります。

①ダウングレードのメリットとデメリット

dカード GOLDからdカードへのダウングレードには、メリットとデメリットの両方があります。自分の利用状況に合わせて、ダウングレードが適切かどうかを判断しましょう。

ダウングレードのメリット

メリット 詳細
年会費が無料になる dカード GOLDの年会費11,000円(税込)が、dカードは永年無料
dポイントが引き継がれる 貯まっているdポイントはそのまま継続利用可能
クレジットカード機能は継続 引き続きクレジットカードとして利用できる
基本的なポイント還元率は同じ 通常のお買い物では1.0%のポイント還元(100円につき1ポイント)
dカード特約店でポイントアップ ローソンやマツモトキヨシなどの特約店では引き続きポイント還元率がアップ
お買い物あんしん保険が継続 dカードで購入した商品を年間最大100万円まで補償(購入日から90日間)
解約よりも手続きが簡単 新たにクレジットカードを作る必要がない

ダウングレードのデメリット

デメリット 詳細
ドコモ料金の10%還元がなくなる ドコモ携帯電話・ドコモ光の料金に対する10%ポイント還元が1%に減少
年間ご利用額特典が受けられない 年間100万円以上利用で11,000円相当、200万円以上で22,000円相当のクーポンが受け取れなくなる
dカードケータイ補償が縮小 最大100,000円(3年間)→最大10,000円(1年間)に縮小
空港ラウンジサービスが使えない 国内・ハワイの主要空港ラウンジが無料で利用できなくなる
海外旅行保険が手薄になる 最大1億円→最大2,000万円に縮小(dカードは利用付帯)
お買い物あんしん保険の補償額が減少 年間最大300万円→年間最大100万円に減少
カード番号が変更になる 公共料金やネットショッピングの支払い情報を再登録する必要がある

ダウングレードが向いている人

  • ドコモ携帯電話やドコモ光を利用していない、または利用料金が少ない人
  • ahamoやirumoの低容量プランを利用している人(ポイント還元が実質ゼロのため)
  • 年間利用額が100万円未満で、年間ご利用額特典を受け取れない人
  • 空港ラウンジや海外旅行保険をほとんど利用しない人
  • 年会費11,000円(税込)が負担に感じる人

ダウングレードより解約が向いている人

  • 他社のクレジットカードをメインで利用しており、dカード自体をほとんど使わない人
  • dポイントをほとんど貯めていない、または使わない人
  • 複数のクレジットカードを整理したい人

29歳以下の方は「dカード GOLD U」も検討

18歳~29歳の方限定で利用できる「dカード GOLD U」も選択肢の一つです。

項目 dカード GOLD U dカード GOLD
年会費 3,300円(税込) 11,000円(税込)
年会費無料条件 以下のいずれかを満たすと無料
・前年度のカード利用額が100万円以上
・満30歳まで
なし
特典 dカード GOLDの主要特典を利用可能 フル特典

29歳以下の方は、dカードへのダウングレードではなく、dカード GOLD Uへの切り替えを検討してみても良いでしょう。

②ダウングレードの申し込み手順(Web・郵送)

dカード GOLDからdカードへのダウングレードは、Webまたは郵送で申し込みができます。Webからの申し込みの方が手続きがスピーディで簡単なため、特別な理由がない限りWeb申し込みをおすすめします。

Web申し込みの流れ(最短2週間で切り替え完了)

Webからのダウングレード申し込みは、dカード会員サイトから行います。手続きはすべてオンラインで完結するため、電話をかける必要はありません。

Web申し込みの手順
  1. dカード会員サイトにアクセス
    dカード公式サイト(https://dcard.docomo.ne.jp/)にアクセスし、dアカウントでログインします。
  2. 「カード切替」ページに移動
    会員サイトのメニューから「カード切替」または「dカードへの切替申込」を選択します。
  3. お持ちのカード番号を確認
    現在お持ちのdカード GOLDのクレジットカード番号を確認します。番号によって申し込みページが異なる場合があります。
  4. 申込フォームに入力
    氏名、住所、年収、勤務先などの情報を入力します。ダウングレードの場合でも、改めて審査が行われるため正確に入力してください。
  5. 申し込み内容を確認して送信
    入力内容を確認し、問題がなければ申し込みを送信します。
  6. 審査完了を待つ
    通常、数日~1週間程度で審査が完了します。審査結果はメールまたはSMSで通知されます。
  7. 新しいdカードが届く
    審査通過後、約2週間程度で新しいdカードが簡易書留で届きます。
  8. 新しいカードの利用開始
    新しいdカードが届いたら、すぐに利用を開始できます。
Web申し込みのメリット
  • 24時間いつでも申し込み可能
  • 電話をかける必要がない
  • 郵送よりも手続きが早い(最短2週間で切り替え完了)
  • 入力ミスをその場で訂正できる

郵送申し込みの流れ

郵送でのダウングレード申し込みは、切り替え申込書を取り寄せて記入・返送する方法です。Webでの手続きが難しい場合や、じっくり考えてから申し込みたい場合に適しています。

郵送申し込みの手順
  1. dカード ゴールドプラチナデスクに電話
    ドコモの携帯電話から:*9010(無料)
    一般電話・ドコモ以外の携帯電話から:0120-700-360(無料)
    受付時間:午前10時~午後6時(年中無休)
  2. ダウングレード希望を伝える
    オペレーターに「dカード GOLDからdカードへのダウングレードを希望する」と伝えます。
  3. 切り替え申込書が郵送される
    数日後、自宅に切り替え申込書が郵送されます。
  4. 申込書に必要事項を記入
    氏名、住所、dカード番号、年収、勤務先などを記入します。すべての項目を正確に記入しましょう。
  5. 申込書を返送
    記入した申込書を同封の返信用封筒で返送します。
  6. 審査完了を待つ
    申込書が到着してから審査が行われます。審査結果はメールまたはSMSで通知されます。
  7. 新しいdカードが届く
    審査通過後、約3週間~1か月程度で新しいdカードが簡易書留で届きます。
郵送申し込みの注意点
  • 手続きに時間がかかる(3週間~1か月程度)
  • 記入ミスがあると再提出が必要
  • 年会費の締め日に間に合わない可能性がある

年会費の締め日が近い場合は、郵送ではなくWeb申し込みを選択することをおすすめします。

Webから資料請求も可能

dカード会員サイトから、切り替え申込書の資料請求をすることもできます。電話をかける必要がないため、オペレーターと話すのが苦手な方にもおすすめです。

  1. dカード会員サイトにログイン
  2. 「カード切替」または「資料請求」を選択
  3. 「ダウングレード申込書の資料請求」を選択
  4. 数日後、申込書が郵送される

③ダウングレード時の注意点(カード番号変更・再登録が必要)

dカード GOLDからdカードへダウングレードする際には、いくつかの重要な注意点があります。特にカード番号の変更に関しては、事前に対策をしておかないと支払いトラブルが発生する可能性があるため注意が必要です。

①カード番号が変更になる

dカード GOLDからdカードへダウングレードすると、クレジットカード番号が変更になります。一部の例外を除き、新しいカード番号が発行されるため、公共料金やネットショッピングなどの支払い情報をすべて再登録する必要があります。

カード番号が変更される場合

ほとんどのケースでカード番号が変更されますが、以下の条件に該当する場合はカード番号が同一になることがあります。

  • dカード GOLD Uとクレジットカード番号が「4363」「5344」「5365」から始まるdカード GOLD間のダウングレードの場合

ただし、カード番号が同一の場合でも、有効期限とセキュリティコードは変更されるため、ネットショッピングなどの支払い情報は更新が必要です。

②家族カードやETCカードも新しくなる

dカード GOLDで家族カードやETCカードを発行している場合、ダウングレード後も自動的に新しい家族カード・ETCカードが発行されます。申し込みは不要です。

新しいカードが届いたら、速やかに以下の対応をしてください。

  • ETCカード:車載器にセットされているETCカードを新しいカードに差し替える(旧カードのままだとETCゲートが開かない可能性があります)
  • 家族カード:家族会員に新しいカードが届いたことを伝え、旧カードを処分してもらう

なお、家族カードやETCカードが不要な場合は、カード到着後にdカードセンターに電話をして解約手続きを行う必要があります。ダウングレード申し込み時に「家族カードやETCカードは不要」と伝えても、自動的に発行されてしまうため注意してください。

③電子マネーiDの再設定が必要な場合がある

dカード GOLDで電子マネーiDを利用していた場合、ダウングレード後も基本的にはそのままiDを利用できます。ただし、以下の条件に該当する場合は、iDの再設定が必要です。

  • リニューアル前のdカードから切り替える場合(2023年7月31日以前に発行されたカード)

この場合、カード情報をいったん削除してから、dカードアプリで再設定する必要があります。なお、iD・おサイフケータイはiDアプリからは再設定できないため、必ずdカードアプリから設定してください。

公共料金やネットショッピングの再設定

dカード GOLDからdカードへダウングレードすると、カード番号が変更になるため、すべての支払い情報を再登録する必要があります。以下の支払いをdカード GOLDで行っている場合は、必ず再設定してください。

再登録が必要な主な支払い項目
  • 公共料金:電気・ガス・水道
  • 通信費:インターネット回線・固定電話
  • 保険料:生命保険・損害保険・自動車保険
  • サブスクリプション:Netflix、Amazon Prime、Spotify、Apple Music など
  • ネットショッピング:Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング など
  • その他:税金・年金・習い事・ジム会費 など
再登録の手順
  1. 新しいdカードが届いたらすぐに対応
    新しいdカードが届いたら、できるだけ早く支払い情報の再登録を行いましょう。
  2. 各サービスのWebサイトまたはアプリにログイン
    支払い方法を変更したいサービスのWebサイトまたはアプリにログインします。
  3. 支払い方法・クレジットカード情報を変更
    「支払い方法の変更」「クレジットカード情報の変更」などのメニューから、新しいdカードの情報を入力します。
  4. 変更完了を確認
    変更が完了したら、登録内容を確認して問題がないかチェックしましょう。
ドコモのサービスは自動更新される

以下のドコモのサービスについては、自動的に新しいdカードに更新されるため、手動での再設定は不要です。

  • ドコモ携帯電話料金(ahamoを含む)
  • ドコモ光の料金
  • d払いの支払い方法(ただし、反映まで最大2か月かかる場合があります)

d払いについては、確実に新しいdカードでの支払いを行いたい場合、以下の手順で手動更新することをおすすめします。

  1. d払いアプリを開く
  2. 「お支払方法」を「d払い残高」などに一時的に変更
  3. 再度「dカード」を選択して新しいカード情報で設定

d払い・リクルートID等のdポイント連携エラー対処法

dカード GOLDからdカードへダウングレードすると、dポイントカード番号が変更されるため、dポイント連携を行っている一部のサービスでエラーが発生することがあります。

dポイント連携エラーが発生する可能性があるサービス
  • リクルートID:じゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティー など
  • ファミペイ:ファミリーマートのスマホ決済アプリ
  • その他のdポイント提携サービス
dポイント連携エラーの対処法

ダウングレード後に「dポイント連携エラー」のメールが届いた場合は、以下の手順で再連携を行ってください。

①リクルートIDの場合
  1. リクルートIDにログイン
  2. 「dポイント連携」の設定画面に移動
  3. 「dポイントカード情報の変更」を選択
  4. 新しいdポイントカード番号を入力(dカード裏面に記載)
  5. 連携完了
②ファミペイの場合
  1. ファミペイアプリを開く
  2. 「dポイント連携」の設定画面に移動
  3. 「dポイントカード情報の変更」を選択
  4. 新しいdポイントカード番号を入力
  5. 連携完了

dポイント連携エラーが発生しても、dポイント自体が失効することはありません。落ち着いて再連携の手続きを行いましょう。

④旧カードでの利用明細は引き続き確認可能

ダウングレード後も、dカード GOLD時代の利用明細は引き続き確認できます。dカード会員サイトまたはdカードアプリにログインすれば、過去の利用履歴を閲覧可能です。

ただし、リニューアル前のカード(2023年7月31日以前に発行されたカード)から切り替えた場合は、明細が3か月後に確認できなくなるため、必要な明細は事前に印刷またはPDF保存しておきましょう。

⑤dカードを解約する最適なタイミングはいつ?

解約くん
dカード GOLDは年会費請求月の前月15日までに解約しましょう。dカードは年会費無料なのでいつ解約してもOKですよ。

dカードを解約する際には、解約のタイミングが非常に重要です。特にdカード GOLDをお持ちの方は、解約のタイミングを誤ると年会費11,000円(税込)が無駄に請求されてしまう可能性があるため、慎重に判断する必要があります。

一方、dカード(レギュラーカード)は年会費無料のため、解約タイミングを気にする必要はありません。ただし、年間ご利用額特典を狙っている方は、特典を受け取ってから解約することをおすすめします。

①dカード GOLDの最適な解約タイミング(年会費を無駄にしない方法)

dカード GOLDの年会費11,000円(税込)は、一度請求されると返金されません。そのため、年会費の締め日を正確に把握し、締め日の前に解約手続きを完了させることが重要です。

年会費が発生しない解約タイミングの基本ルール

dカード GOLDの年会費が発生しない解約タイミングは、原則として年会費請求月の前月の15日までです。

項目 内容
締め日 毎月15日
支払日 翌月10日
解約期限 年会費請求月の前月の15日まで

ただし、カード番号が「4980」または「5302」から始まるdカード GOLDから新しいdカードへ切り替える場合は、年会費請求月の前月14日までに手続きを完了する必要があります。

年会費の請求月は加入日によって異なる

dカード GOLDの年会費請求月は、カードに加入した日によって決まります。加入日が月の前半か後半かで、年会費の請求月が1か月ずれるため注意が必要です。

年会費請求月の決まり方
加入日 年会費の締め日 年会費の請求月
1日~15日 当月の15日 翌月10日
16日~月末 翌月の15日 翌々月10日

加入日が1日~15日の場合の締め日

dカード GOLDに月の1日~15日の間に加入した場合、年会費の締め日は加入した月の15日、年会費の請求は翌月10日となります。

具体例①:2024年4月10日に加入した場合
  • 初回年会費の締め日:2024年4月15日
  • 初回年会費の請求日:2024年5月10日
  • 2年目の年会費の締め日:2025年4月15日
  • 2年目の年会費の請求日:2025年5月10日
  • 2年目の年会費を払わずに解約する場合:2025年4月15日までに解約手続きを完了
具体例②:2024年1月5日に加入した場合
  • 初回年会費の締め日:2024年1月15日
  • 初回年会費の請求日:2024年2月10日
  • 2年目の年会費の締め日:2025年1月15日
  • 2年目の年会費の請求日:2025年2月10日
  • 2年目の年会費を払わずに解約する場合:2025年1月15日までに解約手続きを完了

加入日が1日~15日の場合、加入した月の翌年の同じ月の15日までに解約すれば、2年目の年会費は発生しません。

加入日が16日~月末の場合の締め日

dカード GOLDに月の16日~月末の間に加入した場合、年会費の締め日は加入した翌月の15日、年会費の請求は翌々月10日となります。

具体例③:2024年7月20日に加入した場合
  • 初回年会費の締め日:2024年8月15日
  • 初回年会費の請求日:2024年9月10日
  • 2年目の年会費の締め日:2025年8月15日
  • 2年目の年会費の請求日:2025年9月10日
  • 2年目の年会費を払わずに解約する場合:2025年8月15日までに解約手続きを完了
具体例④:2024年11月28日に加入した場合
  • 初回年会費の締め日:2024年12月15日
  • 初回年会費の請求日:2025年1月10日
  • 2年目の年会費の締め日:2025年12月15日
  • 2年目の年会費の請求日:2026年1月10日
  • 2年目の年会費を払わずに解約する場合:2025年12月15日までに解約手続きを完了

加入日が16日~月末の場合、加入した翌月の翌年の同じ月の15日までに解約すれば、2年目の年会費は発生しません。

解約手続きは余裕を持って行う

解約手続きには電話が繋がりにくい時間帯もあるため、締め日ギリギリではなく少なくとも1週間前には手続きを開始することをおすすめします。

特に以下のような状況では、解約手続きに時間がかかる可能性があります。

  • 電話が混雑していてなかなか繋がらない
  • オペレーターとのやり取りに予想以上に時間がかかる
  • 本人確認に時間がかかる

締め日を1日でも過ぎてしまうと、年会費11,000円(税込)が請求されてしまうため、余裕を持って解約手続きを進めましょう。

ダウングレードも年会費請求月の前月15日までに完了させる

dカード GOLDからdカードへのダウングレードを希望する場合も、年会費請求月の前月15日までに手続きを完了させる必要があります。

ダウングレードは解約よりも手続きに時間がかかる場合があるため、少なくとも2~3週間前には申し込みを開始することをおすすめします。

②dカード(レギュラーカード)の解約タイミング

dカード(レギュラーカード)は年会費永年無料のクレジットカードです。そのため、解約のタイミングを気にする必要はなく、いつ解約しても金銭的な損失は発生しません

dカード解約で確認すべきポイント

dカードは年会費無料ですが、解約前には以下のポイントを確認しておきましょう。

①継続的な支払いの変更手続き

公共料金やサブスクリプションの支払いをdカードで行っている場合は、解約前に必ず支払い方法を変更してください。支払い方法を変更せずに解約すると、延滞扱いになる可能性があります。

②支払い残高の確認

リボ払いや分割払いを利用している場合、解約後も支払いが継続します。解約前に支払い残高を確認し、必要に応じて一括返済を検討しましょう。

③電子マネーiDの削除

おサイフケータイやApple PayにdカードのiD情報が登録されている場合は、解約前に必ず削除してください。カード情報が残ったままだと、不正利用のリスクがあります。

④dポイントの確認

dカードを解約してもdポイントは消えませんが、dポイントクラブに登録しているか確認しておきましょう。dポイントクラブを退会してしまうと、ポイントがすべて失効します。

dカードを解約しても困らない状況

以下のような状況であれば、dカードはいつ解約しても問題ありません。

  • 他社のクレジットカードをメインで利用している
  • dポイントをほとんど貯めていない
  • ドコモのサービスを利用していない
  • dカードの特典をほとんど利用していない

年会費無料でもカードを保持するメリット

dカードは年会費無料のため、解約せずに保持し続けるという選択肢もあります。カードを持っているだけで以下のメリットがあります。

  • 急な出費の際にクレジットカードとして利用できる
  • dカード特約店でポイント還元率がアップする
  • お買い物あんしん保険が利用できる(年間最大100万円)
  • dポイントを効率的に貯められる

特に理由がなければ、dカードは解約せずにサブカードとして保持しておくのも一つの選択肢です。

③年間ご利用額特典を最大限活用してから解約する方法

dカード GOLDには、年間ご利用額特典という特典があります。この特典を受け取ってから解約することで、年会費の一部を回収できる可能性があります。

年間ご利用額特典とは

年間ご利用額特典は、dカード GOLDの年間利用額に応じて、クーポンがもらえる特典です。

年間利用額 特典内容(2024年配布分まで)
100万円以上 11,000円相当のクーポン
200万円以上 22,000円相当のクーポン

※2025年配布特典より、特典内容が変更される予定です。詳細は公式サイトをご確認ください。

年間ご利用額特典の対象期間と配布時期

項目 内容
利用額累計期間 前々年12月16日~前年12月15日
特典の配布時期 翌年5月頃にダイレクトメールで送付
クーポンの有効期限 配布年の12月31日まで
具体例
  • 2023年12月16日~2024年12月15日の期間に100万円以上利用した場合
  • 2025年5月頃にダイレクトメールでクーポンが送付される
  • クーポンの有効期限は2025年12月31日まで

年間ご利用額特典と解約タイミングの関係

年間ご利用額特典を最大限活用するためには、以下のルールを理解しておく必要があります。

特典を受け取るための条件
状況 特典の可否
ダイレクトメール送付時点でdカード GOLDを保有 特典を受け取れる
ダイレクトメール送付時点でdカード GOLDを解約済み × 特典の対象外
ダイレクトメール受け取り後、dカードにダウングレード 特典を利用可能
ダイレクトメール受け取り後、dカード GOLDを解約 × クーポンの交換・利用不可

特典を最大限活用する解約タイミング

年間ご利用額特典を最大限活用するための最適な解約タイミングは、以下のとおりです。

パターン①:特典を受け取ってから解約したい場合
  1. 年間100万円以上利用する(前々年12月16日~前年12月15日)
  2. 翌年5月頃のダイレクトメールを受け取る
  3. クーポンを交換・利用する(有効期限は12月31日まで)
  4. クーポンを使い切ってから解約またはダウングレードする

ただし、この方法だとダイレクトメールを受け取るまでdカード GOLDを保有し続ける必要があるため、年会費が1年分余計にかかります。

パターン②:年会費を抑えて特典を受け取りたい場合
  1. 年間100万円以上利用する(前々年12月16日~前年12月15日)
  2. 年会費請求月の前月15日までにdカードにダウングレードする
  3. 翌年5月頃のダイレクトメールを受け取る
  4. クーポンを交換・利用する(有効期限は12月31日まで)
  5. 必要に応じてdカードを解約する

この方法なら、dカード GOLDの年会費を払わずに特典を受け取ることができます。ただし、ダウングレード後もdカードを保有している必要があります。

年会費請求月と特典配布時期の関係に注意

年会費の請求月は人によって異なるため、特典を受け取る前に年会費請求月が来てしまうケースと、特典を受け取ってから年会費請求月が来るケースがあります。

具体例①:年会費請求月が4月の場合
  • 2023年12月16日~2024年12月15日に100万円以上利用
  • 2025年4月に次年度の年会費が請求される
  • 2025年5月に特典のダイレクトメールが届く

このケースでは、特典を受け取る前に年会費が請求されてしまいます。特典を受け取りたい場合は、年会費を払ってでもdカード GOLDを保有し続ける必要があります。

具体例②:年会費請求月が6月の場合
  • 2023年12月16日~2024年12月15日に100万円以上利用
  • 2025年5月に特典のダイレクトメールが届く
  • 2025年6月に次年度の年会費が請求される

このケースでは、特典を受け取ってから年会費が請求されます。2025年5月15日までにダウングレードすれば、年会費を払わずに特典を受け取ることができます。

年間ご利用額特典を狙うべきか?

年間ご利用額特典を狙うべきかどうかは、年会費と特典のバランスを考えて判断しましょう。

年間利用額 特典内容 年会費 実質的な収支
100万円以上 11,000円相当 11,000円 ±0円(実質無料)
200万円以上 22,000円相当 11,000円 +11,000円(プラス)

年間100万円以上利用している方は、特典を受け取ることで年会費の元が取れます。年間200万円以上利用している方は、特典で年会費をカバーしてさらにプラスになります。

ただし、特典を受け取るためにdカード GOLDを保有し続ける必要があるため、タイミングによっては年会費が余計にかかることを理解しておきましょう。

⑥dカード解約後の手続きとカードの処分方法

解約くん
解約後はカードを細かく切断して処分しましょう。個人情報保護のため慎重に扱ってくださいね。

dカードの解約手続きが完了したら、解約済みのカードを適切に処分する必要があります。クレジットカードには個人情報や重要なカード情報が記載されているため、そのまま捨ててしまうと不正利用や情報漏えいのリスクがあります。

また、解約後も支払い残高がある場合は、郵送される利用明細で支払い状況を確認することが重要です。解約完了の確認方法も合わせて把握しておきましょう。

①解約後のカードの正しい処分方法

解約済みのdカードは、カード会社に返送する必要はありません。自分自身で適切に処分する必要があります。クレジットカードには以下のような重要な情報が記載されているため、慎重に処分しましょう。

クレジットカードに記載されている主な情報

  • クレジットカード番号:16桁の番号(カード表面)
  • 有効期限:カードの有効期限(カード表面)
  • セキュリティコード:3桁または4桁の番号(カード裏面)
  • カード会員氏名:ローマ字表記の氏名(カード表面)
  • 磁気ストライプ:カード情報が記録されている(カード裏面上部の黒い帯)
  • ICチップ:カード情報が記録されている(カード表面左側の金色のチップ)

これらの情報が第三者に渡ると、不正利用や個人情報の悪用につながる可能性があるため、必ず以下の方法で処分してください。

ハサミやシュレッダーでの安全な切断方法

解約済みのdカードは、ハサミで細かく切断して処分するのが基本です。特に以下の部分は念入りに細かく切断してください。

重点的に切断すべき箇所
箇所 理由
磁気ストライプ(カード裏面上部の黒い帯) カード情報が記録されている
ICチップ(カード表面左側の金色のチップ) カード情報が記録されている
クレジットカード番号(16桁の数字) 不正利用のリスクがある
氏名(ローマ字表記) 個人情報の漏えいリスクがある
セキュリティコード(裏面の3桁の番号) ネットショッピングでの不正利用リスクがある
ハサミでの切断方法
  1. 磁気ストライプを細かく切断
    カード裏面上部の黒い磁気ストライプを、縦・横に何度も切断して細かくします。
  2. ICチップを念入りに切断
    カード表面左側の金色のICチップを、できるだけ細かく切断します。ICチップは硬いため、力を入れて切断する必要があります。
  3. カード番号を切断
    16桁のクレジットカード番号を、数字ごとに分けて切断します。
  4. 氏名を切断
    ローマ字で記載されている氏名部分を切断します。
  5. セキュリティコードを切断
    カード裏面に記載されているセキュリティコード(3桁の番号)を切断します。
  6. 全体を小さく切断
    カード全体を小さく切断し、できるだけ細かくします。
シュレッダーでの切断方法

プラスチック対応のシュレッダーを持っている場合は、シュレッダーでの切断が最も安全です。シュレッダーなら、ハサミよりもさらに細かく切断できるため、情報漏えいのリスクを最小限に抑えられます。

  1. プラスチック対応のシュレッダーを用意
    通常の紙専用シュレッダーではクレジットカードを切断できないため、プラスチック対応のシュレッダーを使用してください。
  2. カードをシュレッダーに投入
    解約済みのdカードをシュレッダーに投入します。
  3. 切断を確認
    カードが細かく切断されたことを確認します。

切断後の処分方法

カードを細かく切断した後は、以下の方法で処分してください。

①複数回に分けて捨てる

切断したカードの破片を複数回に分けて別々のゴミ袋に入れて捨てることで、情報漏えいのリスクをさらに低減できます。

  • 1回目:磁気ストライプやICチップの破片を捨てる
  • 2回目:カード番号の破片を捨てる
  • 3回目:氏名やその他の破片を捨てる
②不燃ゴミとして捨てる

クレジットカードはプラスチック製のため、不燃ゴミまたはプラスチックゴミとして処分します。お住まいの自治体のゴミ分別ルールに従って処分してください。

家族カード・ETCカードも同様に処分

dカードの本会員カードを解約すると、家族カードやETCカードも自動的に解約されます。これらのカードも同様の方法で細かく切断して処分してください。

特にETCカードは車にセットしたままになっていることが多いため、車載器から取り出すことを忘れないようにしましょう。

②解約後の利用明細の確認方法(郵送明細)

dカードを解約しても、解約前に利用した分の支払いは継続します。すべての支払いが完了するまで、登録口座から毎月引き落としが続くため、支払い状況を定期的に確認しましょう。

解約後はWeb明細が見られなくなる

dカードを解約すると、dカード会員サイトやdカードアプリにログインできなくなります。そのため、Web明細で利用明細を確認することができなくなります。

解約後は、紙の利用代金明細書が自宅に郵送されるため、そちらで支払い状況を確認してください。

郵送明細の内容

解約後に郵送される利用代金明細書には、以下の情報が記載されています。

  • 当月の支払い金額
  • 支払い残高(リボ払い・分割払いの残高)
  • 引き落とし日
  • 引き落とし口座
  • 利用明細(直近の利用内容)

Web明細サービスを利用していた方も郵送明細が無料

dカード解約前にWeb明細サービスを利用していた方にも、解約後は無料で紙の明細書が郵送されます。郵送手数料などは一切かからないため、安心して支払い状況を確認できます。

支払い残高の確認方法

解約後の支払い残高は、郵送される利用代金明細書で確認できます。特に以下の項目を確認してください。

①リボ払いの残高

リボ払いを利用していた場合、残高がなくなるまで毎月の支払いが継続します。明細書に記載されている「リボ払い残高」を確認しましょう。

②分割払いの残高

分割払いを利用していた場合、分割回数が終了するまで毎月の支払いが継続します。明細書に記載されている「分割払い残高」と「残り回数」を確認しましょう。

③ボーナス払いの予定

ボーナス払いを利用していた場合、ボーナス月に引き落としがあります。明細書で支払い予定日を確認しておきましょう。

解約後の一括返済も可能

解約後でも、支払い残高の一括返済を希望する場合は、dカードセンターまたはdカード ゴールドプラチナデスクに電話をして申し出ることができます。

  • dカードセンター:*8010 または 0120-300-360
  • dカード ゴールドプラチナデスク:*9010 または 0120-700-360
  • 受付時間:午前10時~午後8時(年中無休)

リボ払いや分割払いを利用している場合、一括返済をすることで利息を抑えられるため、経済的な余裕があれば一括返済を検討しましょう。

引き落とし口座に残高があるか確認

解約後も引き落としが続くため、登録口座に十分な残高があるか定期的に確認してください。残高不足で引き落としができなかった場合、延滞扱いになる可能性があります。

③解約完了の確認方法(dカードサイト・My docomo)

dカードの解約手続きが完了したかどうかは、以下の方法で確認できます。解約が正しく完了しているか、念のため確認しておきましょう。

①dカード会員サイトにログインできなくなる

dカードの解約手続きが完了すると、dカード会員サイトにログインできなくなります。ログインを試みてもエラーメッセージが表示される場合は、解約が完了しています。

  1. dカード公式サイト(https://dcard.docomo.ne.jp/)にアクセス
  2. dアカウントでログインを試みる
  3. 「カードが見つかりません」「ご利用いただけません」などのエラーメッセージが表示される場合は、解約完了

②dカードアプリにカード情報が表示されなくなる

dカードアプリをインストールしている場合、解約完了後はカード情報が表示されなくなります。アプリを開いてカード情報が消えていれば、解約が完了しています。

  1. dカードアプリを起動
  2. トップ画面でカード情報を確認
  3. カード情報が表示されない、またはエラーメッセージが表示される場合は、解約完了

③My docomoで契約状況を確認

ドコモの携帯電話を利用している方は、My docomoでdカードの契約状況を確認できます。

  1. My docomo(https://my.docomo.ne.jp/)にアクセス
  2. dアカウントでログイン
  3. 「契約内容の確認・変更」をタップ
  4. 「dカード」の項目を確認
  5. 「未契約」と表示されている場合は、解約完了

④電話で解約完了を確認

解約が正しく完了しているか不安な場合は、dカードセンターまたはdカード ゴールドプラチナデスクに電話をして、直接確認することもできます。

  • dカードセンター:*8010 または 0120-300-360
  • dカード ゴールドプラチナデスク:*9010 または 0120-700-360
  • 受付時間:午前10時~午後8時(年中無休)

電話をかける際は、本人確認のために氏名・生年月日・解約したカードの番号などを聞かれる場合があるため、準備しておきましょう。

⑤dカードからの郵送物が届かなくなる

解約完了後は、dカードからのキャンペーン案内やお知らせなどの郵送物が届かなくなります。ただし、支払い残高がある場合は、利用代金明細書は引き続き郵送されます。

解約手続き中の注意点

解約手続きを行ってから実際に解約が完了するまでには、若干のタイムラグがあります。以下の点に注意してください。

①解約手続き完了直後はカードが使える場合がある

電話で解約手続きを行った直後は、システム上の処理が完了していないため、まだカードが使える状態になっている場合があります。解約手続きが完了したら、すぐにカードの利用を停止してください。

②解約手続き後に利用した分は請求される

解約手続き後にカードを利用してしまった場合、その分の請求は発生します。解約手続きが完了したら、すぐにカードを処分して、誤って使用しないようにしましょう。

解約完了後にやるべきこと

解約が完了したら、以下の項目を確認しておきましょう。

  • 解約済みのカードを適切に処分(ハサミで細かく切断)
  • 家族カード・ETCカードも処分(車載器から取り出すことを忘れずに)
  • おサイフケータイ・Apple PayのiD情報を削除(不正利用防止)
  • 公共料金やサブスクの支払い方法が変更されているか確認
  • 支払い残高を定期的にチェック(郵送される明細書で確認)
  • 引き落とし口座に残高があるか確認(延滞を防ぐ)

これらの項目をすべて確認できれば、dカードの解約手続きは完全に完了です。

⑦dカード解約時のよくあるトラブルと対処法(FAQ)

解約くん
解約後の請求が続く、電話が繋がらないなど、よくある疑問をまとめて解決していきますね。

dカードの解約に関して、よくあるトラブルや疑問をまとめました。解約手続きの際に困ったことがあれば、以下の内容を参考にしてください。

①解約したのにdカードからの請求が続いている

「dカードを解約したのに、まだ請求が続いている」というのは、解約後によくある疑問の一つです。しかし、これは正常な状態であり、トラブルではありません。

解約後も請求が続く理由

dカードを解約しても、解約前に利用した分の支払い義務はそのまま残ります。すべての支払いが完了するまで、登録口座から毎月引き落としが続きます。

解約後も請求が続くケース
ケース 詳細
通常の一括払い 解約直前に利用した分は、締め日後の翌月10日に引き落とし
リボ払い 残高がゼロになるまで毎月の支払いが継続
分割払い 分割回数が終了するまで毎月の支払いが継続
ボーナス払い ボーナス支払月に引き落とし
継続課金サービス サブスクリプションなど、支払い方法を変更していない場合は請求が続く

dカードの締め日と支払日

dカードの締め日と支払日を理解しておくことで、解約後の請求の流れが把握できます。

  • 締め日:毎月15日
  • 支払日:翌月10日
具体例

2025年3月20日にdカードを解約した場合:

  • 2月16日~3月15日に利用した分 → 2025年4月10日に引き落とし
  • 3月16日~3月20日に利用した分 → 2025年5月10日に引き落とし

解約後も1~2か月は請求が続くのが通常です。

継続課金サービスの請求に注意

公共料金やサブスクリプションなど、継続的な支払いをdカードで行っていた場合、支払い方法を変更していないと、解約後も請求が続く可能性があります。

この場合、以下のいずれかの状況が発生します。

  • 支払いが実行されない:サービス会社から支払いのお願いの連絡が届く
  • 延滞扱いになる:信用情報に影響が出る可能性がある

解約前に必ず継続課金サービスの支払い方法を変更しておきましょう。

支払い残高を確認する方法

解約後の支払い残高は、郵送される利用代金明細書で確認できます。明細書に以下の情報が記載されています。

  • 当月の支払い金額
  • 支払い残高(リボ払い・分割払いの残高)
  • 引き落とし日
  • 引き落とし口座

明細書を確認して、支払い残高がいくらあるか、いつまで支払いが続くかを把握しておきましょう。

一括返済で支払いを終わらせる

リボ払いや分割払いの残高がある場合、一括返済を希望することもできます。一括返済をすることで、利息を抑えられるメリットがあります。

一括返済を希望する場合は、dカードセンターまたはdカード ゴールドプラチナデスクに電話をして申し出てください。

  • dカードセンター:*8010 または 0120-300-360
  • dカード ゴールドプラチナデスク:*9010 または 0120-700-360
  • 受付時間:午前10時~午後8時(年中無休)

②電話が全く繋がらない場合の対処法

dカードセンターやdカード ゴールドプラチナデスクに電話をかけても、なかなか繋がらないことがあります。特に混雑する時間帯は、何度かけても繋がらない場合があるため、以下の対処法を試してみてください。

①混雑しにくい時間帯にかけ直す

電話が繋がりやすい時間帯と繋がりにくい時間帯があります。混雑しやすい時間帯を避けて、繋がりやすい時間帯にかけ直しましょう。

電話が繋がりにくい時間帯
  • お昼休憩の時間帯:午後12時~午後1時
  • 就業後の時間帯:午後5時~午後8時
  • 月曜日や祝日明け:問い合わせが集中しやすい
  • 月末・月初:利用明細の確認や支払いに関する問い合わせが増える
電話が繋がりやすい時間帯
  • 平日の午前中:午前10時~午前11時
  • 平日の午後:午後2時~午後4時

②NTTドコモの混雑予想カレンダーを確認する

NTTドコモは公式サイトで電話の混雑予想カレンダーを公開しています。カレンダーを確認することで、比較的繋がりやすい日を選んで電話をかけることができます。

混雑予想カレンダーは、NTTドコモの公式サイトで確認できます。

③時間を置いてからかけ直す

何度かけても繋がらない場合は、しばらく時間を置いてからかけ直すことをおすすめします。続けてかけてもすぐに繋がるとは限らないため、30分~1時間程度待ってから再度かけてみましょう。

④dカード GOLDの年会費締め日に余裕を持つ

dカード GOLDを解約する場合、年会費の締め日ギリギリに電話をかけると、電話が繋がらずに締め日を過ぎてしまう可能性があります。

年会費を無駄に支払わないためにも、締め日の少なくとも1週間前には解約手続きを開始しましょう。

⑤郵送での解約手続きも検討する

どうしても電話が繋がらない場合は、郵送での解約手続きも可能です。ただし、郵送手続きは時間がかかる(約3週間)ため、年会費の締め日が近い場合は適していません。

郵送での解約を希望する場合は、dカードセンターまたはdカード ゴールドプラチナデスクに電話をして、郵送手続きに必要な書類を取り寄せる必要があります。

③解約と同時にドコモ回線も解約する場合の注意点

dカードの解約と同時にドコモの携帯電話回線も解約する場合は、いくつかの注意点があります。特にdポイントの取り扱いについては、事前に対策をしておかないとポイントが失効してしまう可能性があるため注意が必要です。

①dアカウントを発行しておく

ドコモ回線を解約する場合、dアカウントを発行していないとdポイントが失効してしまいます。dカードとドコモ回線を同時に解約する前に、必ずdアカウントを発行しておきましょう。

dアカウントの発行方法
  1. dアカウント公式サイト(https://id.smt.docomo.ne.jp/)にアクセス
  2. 「dアカウントを発行する」をクリック
  3. メールアドレスを登録
  4. 基本情報(氏名・生年月日など)を入力
  5. dアカウント発行完了

dアカウントは無料で発行でき、メールアドレスがあれば誰でも作成できます。

②dポイントをdアカウントに紐づける

dアカウントを発行したら、貯まっているdポイントをdアカウントに紐づける必要があります。これにより、dカードやドコモ回線を解約しても、dポイントが失効することなく引き続き利用できます。

dポイントをdアカウントに紐づける方法
  1. dポイントクラブ公式サイト(https://dpoint.jp/)にアクセス
  2. 発行したdアカウントでログイン
  3. 「ポイント共有グループ」または「利用者情報登録」を選択
  4. ドコモ回線の電話番号またはdカード番号を入力
  5. dポイントがdアカウントに紐づけられる

③dポイントカードまたはdポイントクラブアプリを用意

dカードを解約した後も、dポイントカードまたはdポイントクラブアプリを利用することで、引き続きdポイントを貯めたり使ったりできます。

  • dポイントカード:ドコモショップ、ローソン、マクドナルドなどで無料配布
  • dポイントクラブアプリ:App StoreまたはGoogle Playから無料ダウンロード

④ドコモ回線の解約タイミングに注意

ドコモ回線を解約する場合、月末に解約するのがお得です。ドコモの携帯電話料金は日割り計算されないため、月初に解約しても月末に解約しても同じ料金がかかります。

一方、dカード GOLDを解約する場合は、年会費の締め日に注意が必要です。ドコモ回線とdカード GOLDを同時に解約する場合は、両方のタイミングを考慮して解約日を決めましょう。

④本人以外(家族・代理人)が解約手続きをする方法

dカードの解約手続きは、原則として本会員本人からの連絡が必要です。家族や代理人による解約手続きは、基本的に受け付けてもらえません。

ただし、以下のような特別な事情がある場合は、郵送での代理解約が可能な場合があります。

代理解約が認められる可能性があるケース

  • 本会員が死亡した場合
  • 本会員が病気や入院で電話ができない場合
  • 本会員が認知症などで判断能力がない場合
  • その他、やむを得ない事情がある場合

郵送による代理解約の流れ

家族や代理人が解約手続きを行う場合は、以下の流れで手続きを進めます。

①dカードセンターまたはdカード ゴールドプラチナデスクに電話

まず、dカードセンターまたはdカード ゴールドプラチナデスクに電話をして、事情を説明します。

  • dカードセンター:*8010 または 0120-300-360
  • dカード ゴールドプラチナデスク:*9010 または 0120-700-360
  • 受付時間:午前10時~午後8時(年中無休)

オペレーターに以下の情報を伝えます。

  • 本会員が電話できない理由(死亡、病気、入院など)
  • 代理人の氏名と本会員との続柄
  • 本会員のカード番号や氏名
②必要書類が郵送される

オペレーターが事情を確認した後、郵送での解約手続きに必要な書類が自宅に郵送されます。

③必要書類を記入・返送

郵送されてきた書類に必要事項を記入し、必要な添付書類と一緒に返送します。

代理解約で必要になる可能性がある書類
状況 必要な書類
本会員が死亡した場合 死亡診断書または除籍謄本のコピー、相続人の本人確認書類
本会員が病気や入院の場合 診断書または入院証明書のコピー、代理人の本人確認書類
本会員が認知症などの場合 診断書または成年後見人の証明書、代理人の本人確認書類

※必要書類はケースによって異なるため、必ずオペレーターに確認してください。

④審査後、解約手続き完了

返送した書類が確認され、審査が通れば解約手続きが完了します。審査には数週間~1か月程度かかる場合があります。

代理解約の注意点

  • 手続きに時間がかかる(最短でも3週間~1か月程度)
  • 年会費の締め日に間に合わない可能性がある
  • 必要書類が揃わないと解約できない
  • 審査で認められない場合もある

代理解約は特別な事情がある場合にのみ認められるため、できる限り本会員本人が解約手続きを行うことをおすすめします。

⑤解約後に再入会はできる?審査について

dカードを一度解約した後に、再入会することは可能です。ただし、再入会の際には改めて審査が行われるため、必ずしも再入会できるとは限りません。

再入会の際の審査

dカードを再入会する際には、新規申し込みと同じ審査が行われます。以前の登録情報を引き継ぐことはできないため、まっさらな状態から審査を受けることになります。

審査で確認される主な項目
  • 年収:安定した収入があるか
  • 勤務先・勤続年数:安定した職業に就いているか
  • 信用情報:過去に延滞やトラブルがないか
  • 他社の借入状況:他のクレジットカードやローンの利用状況

再入会できないケース

以下のような場合は、再入会の審査に通らない可能性があります。

  • 過去にdカードで延滞やトラブルがあった
  • 他社のクレジットカードで延滞がある
  • 信用情報に傷がある(ブラックリストに載っている)
  • 収入が不安定、または無収入
  • 短期間に複数のクレジットカードに申し込んでいる

dカード GOLDからdカードへダウングレード後、再度dカード GOLDに戻る場合

dカード GOLDからdカードへダウングレードした後、再度dカード GOLDにアップグレードすることも可能です。この場合も改めて審査が行われます。

アップグレードの審査は、新規申し込みよりも比較的通りやすいとされていますが、収入や信用情報に問題がある場合は審査に落ちる可能性もあります。

再入会のタイミング

dカードを解約した直後に再入会することも可能ですが、短期間での解約・再入会を繰り返すと、カード会社から不審に思われる可能性があります。

できれば、解約から数か月~半年程度空けてから再入会することをおすすめします。

再入会時の入会特典

dカードやdカード GOLDに再入会する場合、入会特典を再度受け取れる可能性があります。ただし、入会特典の条件は時期によって異なるため、公式サイトで最新の情報を確認してください。

⑥ETCカードの年会費(550円)を払わずに済む方法

dカード(レギュラーカード)のETCカードには、年会費550円(税込)がかかる場合があります。ETCカードの年会費を払わずに済む方法を知っておきましょう。

ETCカードの年会費ルール

カード種別 年会費 条件
dカード(レギュラーカード) 初年度無料
2年目以降:550円(税込)
年間で一度もETCカード利用がない場合に年会費が発生
dカード GOLD/PLATINUM 永年無料 利用回数に関係なく無料

dカードのETCカード年会費を払わずに済む方法

dカード(レギュラーカード)のETCカードの年会費を払わないためには、年間で一度でもETCカードを利用すればOKです。

具体的な方法
  1. 年に1回、高速道路を利用する
    年に1回でもETCカードで高速道路を利用すれば、翌年の年会費は無料になります。
  2. 解約前にETCカードを1回使う
    ETCカードを解約する前に、1回だけ高速道路を利用すれば、解約時に年会費550円を払わずに済みます。

ETCカードの利用履歴を確認する方法

過去1年間にETCカードを利用したかどうかは、dカード会員サイトの「ご利用明細照会」で確認できます。

  1. dカード会員サイトにログイン
  2. 「ご利用明細照会」をクリック
  3. 過去の利用明細を確認
  4. ETCカードの利用履歴があるかチェック

過去1年間にETCカードの利用履歴がない場合は、解約前に1回だけ利用することで年会費を節約できます。

dカード GOLDならETCカード年会費が永年無料

dカード GOLD以上のカードをお持ちの場合、ETCカードの年会費は永年無料です。利用回数に関係なく無料のため、解約のタイミングを気にする必要はありません。

ETCカード解約時の注意点

ETCカードを解約する際には、以下の点に注意してください。

  • 年会費の基準は「dカード本体の契約月」
    ETCカードの年会費は、dカード本体の契約月を基準に1年とカウントされます。
  • 年会費は解約時に請求される
    年間で一度もETCカードを利用していない場合、解約時に年会費550円が請求されます。
  • 解約前に1回利用すれば年会費無料
    解約前に1回だけ高速道路を利用すれば、年会費を払わずに済みます。

ETCカードを解約する予定がある方は、解約前に利用履歴を確認し、必要に応じて1回利用しておくことをおすすめします。

⑧dカード解約後におすすめの乗り換えクレジットカード比較

解約くん
dカード解約後も困らない、年会費無料で高還元率のカードをご紹介しますね。

dカードを解約した後、「次はどのクレジットカードを使えばいいのか?」と悩む方も多いでしょう。ここでは、dカード解約後におすすめの乗り換え先クレジットカードをご紹介します。

特に年会費無料で高還元率のカードを中心に紹介するため、dカードと同等またはそれ以上のお得さで利用できるカードが見つかるはずです。

①年会費無料で高還元率のおすすめカード3選

dカードの解約後も、年会費無料で高還元率のクレジットカードを利用すれば、引き続きポイントを効率的に貯めることができます。ここでは、特におすすめの3枚のカードをご紹介します。

楽天カード(還元率1.0%)

楽天カードは、年会費永年無料でポイント還元率1.0%という高還元率カードです。楽天市場での買い物では還元率がさらにアップするため、楽天経済圏を活用している方に特におすすめです。

楽天カードの基本情報
項目 内容
年会費 永年無料
ポイント還元率 1.0%(100円につき1ポイント)
国際ブランド VISA、Mastercard、JCB、American Express
ポイントの種類 楽天ポイント
ポイントの有効期限 最後にポイントを獲得した月を含めた1年間(実質無期限)
申し込み対象 18歳以上(高校生を除く)
楽天カードのメリット
  • 年会費永年無料で維持費がかからない
  • 基本還元率1.0%と高還元
  • 楽天市場での買い物で還元率3.0%以上(SPU適用時)
  • 楽天ペイと連携すればコンビニやドラッグストアでもポイントが貯まりやすい
  • 楽天ポイントの使い道が豊富(楽天市場、楽天モバイル、楽天トラベルなど)
  • 入会特典が豊富(新規入会で数千ポイントがもらえる)
  • 海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯・最大2,000万円)
楽天カードのデメリット
  • 楽天からのメール配信が多い
  • 楽天経済圏を利用しない方にはメリットが少ない
  • カードデザインに楽天のロゴが大きく入っている
楽天カードがおすすめの人
  • 楽天市場で買い物をすることが多い方
  • 楽天モバイルや楽天ペイを利用している方
  • 年会費無料で高還元率のカードを探している方
  • ポイントの使い道が豊富なカードを求めている方

JCB CARD W(還元率1.0%~)

JCB CARD Wは、39歳以下限定で申し込める年会費永年無料のカードです。基本還元率が1.0%と高く、JCBオリジナルシリーズパートナー店舗ではさらに還元率がアップします。

JCB CARD Wの基本情報
項目 内容
年会費 永年無料
ポイント還元率 1.0%(1,000円につき2ポイント=10円相当)
国際ブランド JCB
ポイントの種類 Oki Dokiポイント
ポイントの有効期限 獲得月から2年間
申し込み対象 18歳以上39歳以下(高校生を除く)
JCB CARD Wのメリット
  • 年会費永年無料(39歳までに入会すれば40歳以降も無料)
  • 基本還元率1.0%と高還元
  • JCBオリジナルシリーズパートナー店舗で還元率アップ(スターバックス、Amazon、セブン-イレブンなど)
  • Amazonで還元率2.0%(ポイントアップ登録時)
  • スターバックスで還元率5.5%(スターバックスカードへのチャージ時)
  • Oki Dokiポイントの交換先が豊富(Amazon、楽天ポイント、dポイント、nanacoポイントなど)
  • 海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯・最大2,000万円)
JCB CARD Wのデメリット
  • 39歳以下限定で40歳以上は申し込めない
  • 国際ブランドがJCBのみ(海外で使えない場合がある)
  • 明細確認はWebのみ(紙の明細書は発行されない)
JCB CARD Wがおすすめの人
  • 39歳以下で年会費無料の高還元率カードを探している方
  • Amazonやスターバックスをよく利用する方
  • JCBブランドのプロパーカードを持ちたい方
  • ポイントの交換先が豊富なカードを求めている方

三井住友カード(NL)(コンビニ・飲食で最大7%還元)

三井住友カード(NL)は、年会費永年無料で対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元が受けられるカードです。ナンバーレス(NL)デザインでセキュリティ性が高く、スマホでタッチ決済をすることでさらに還元率がアップします。

三井住友カード(NL)の基本情報
項目 内容
年会費 永年無料
ポイント還元率 0.5%(通常)
最大7%(対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済利用時)
国際ブランド VISA、Mastercard
ポイントの種類 Vポイント
ポイントの有効期限 獲得月から2年間
申し込み対象 18歳以上(高校生を除く)
三井住友カード(NL)のメリット
  • 年会費永年無料
  • 対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元(セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、ドトールコーヒーなど)
  • スマホのタッチ決済でさらに還元率アップ
  • ナンバーレスデザインでカード番号が券面に記載されていないためセキュリティ性が高い
  • 即日発行可能(最短10秒でカード番号発行、すぐにネットショッピングで利用可能)
  • 学生限定特典が豊富(対象のサブスクで最大10%還元など)
  • 海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯・最大2,000万円)
三井住友カード(NL)のデメリット
  • 通常還元率は0.5%と他のカードに比べて低い
  • 対象のコンビニ・飲食店以外では還元率が低い
  • カード番号が券面にないため、店舗での利用時に番号を確認しづらい
三井住友カード(NL)がおすすめの人
  • コンビニやファーストフード店をよく利用する方
  • スマホでタッチ決済を利用する方
  • セキュリティ性の高いカードを求めている方
  • 即日発行できるカードを探している方
対象のコンビニ・飲食店(一例)
カテゴリ 対象店舗
コンビニ セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、セイコーマート
ファーストフード マクドナルド、モスバーガー、サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、ドトールコーヒー、エクセルシオール カフェ
その他 かっぱ寿司、はま寿司

※ポイント還元率は店舗やキャンペーンによって異なる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

②ドコモユーザー向けの代替カード

dカードを解約しても、ドコモの携帯電話やドコモ光を引き続き利用する方には、以下のカードもおすすめです。

dカード(レギュラーカード)を保持し続ける

dカード GOLDを解約した方でも、年会費無料のdカード(レギュラーカード)にダウングレードして保持し続けるという選択肢があります。

dカード(レギュラーカード)のメリット
  • 年会費永年無料
  • 基本還元率1.0%
  • dカード特約店で還元率アップ(ローソン、マツモトキヨシなど)
  • dポイントが貯まる
  • ドコモ携帯電話料金の支払いで1%還元
  • dカードケータイ補償が付帯(最大10,000円・1年間)
  • お買い物あんしん保険が付帯(年間最大100万円)

dカード GOLDの特典は受けられなくなりますが、年会費無料でdポイントを貯め続けることができます。

楽天モバイルユーザーなら楽天カード

ドコモから楽天モバイルに乗り換える予定がある方は、楽天カードがおすすめです。楽天モバイルの料金を楽天カードで支払うと、楽天市場でのポイント還元率がアップします(SPU適用)。

ahamoユーザーにおすすめのカード

ドコモのahamoを利用している方は、dカード GOLDの恩恵が少ないため、以下のカードへの乗り換えがおすすめです。

  • 楽天カード:年会費無料・還元率1.0%
  • JCB CARD W:年会費無料・還元率1.0%~
  • 三井住友カード(NL):年会費無料・コンビニで最大7%還元

ahamoではdカード GOLDの10%還元が適用されないため、年会費無料の高還元率カードに乗り換えた方がお得です。

③dポイントを引き続き貯められる方法

dカードを解約した後も、dポイントを引き続き貯める方法があります。dポイントは使い道が豊富なため、引き続き貯めておくと便利です。

①dポイントカードを利用する

dポイントカードは、クレジットカード機能のないポイントカードです。dポイント加盟店で提示することで、dポイントを貯めることができます。

dポイントカードの入手方法
  • ドコモショップ:無料で発行
  • ローソン:店頭で無料配布
  • マクドナルド:店頭で無料配布
  • その他加盟店:一部の加盟店で無料配布

dポイントカードを入手したら、dポイントクラブ公式サイトまたはdポイントクラブアプリから利用者登録を行うことで、dポイントを貯めたり使ったりできるようになります。

②dポイントクラブアプリ(モバイルdポイントカード)を利用する

スマートフォンをお持ちの方は、dポイントクラブアプリをインストールすることで、モバイルdポイントカードとして利用できます。

dポイントクラブアプリのメリット
  • 物理的なカードを持ち歩く必要がない
  • スマホでバーコードを提示するだけでポイントが貯まる・使える
  • dポイント残高や利用履歴をいつでも確認できる
  • 加盟店やキャンペーン情報をチェックできる

dポイントクラブアプリは、App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)から無料でダウンロードできます。

③d払いを利用する

d払いは、NTTドコモが提供するスマホ決済サービスです。d払いを利用することで、dポイントを貯めたり使ったりできます。

d払いの還元率
  • 街のお店で利用:0.5%還元(200円につき1ポイント)
  • ネットショッピングで利用:1.0%還元(100円につき1ポイント)

d払いの支払い方法に他社のクレジットカードを登録することもできるため、dカードを解約した後も引き続きd払いを利用できます。

d払い×他社クレジットカードのポイント二重取り

d払いの支払い方法に他社のクレジットカード(楽天カード、JCB CARD Wなど)を登録すると、dポイントとクレジットカードのポイントの両方が貯まるため、ポイント二重取りができます。

d払いの支払い方法 d払いのポイント クレジットカードのポイント 合計還元率
楽天カード 0.5% 1.0% 1.5%
JCB CARD W 0.5% 1.0% 1.5%
三井住友カード(NL) 0.5% 0.5% 1.0%

※d払いのポイント還元率は、街のお店で利用した場合の0.5%で計算しています。

④ドコモ携帯電話・ドコモ光の利用でdポイントが貯まる

ドコモの携帯電話やドコモ光を利用している場合、月額料金の支払いに応じてdポイントが自動的に貯まります。dカードを解約しても、引き続きdポイントが貯まります。

サービス ポイント還元率
ドコモ携帯電話(通常プラン) 1,000円につき10ポイント(1.0%)
ドコモ光 1,000円につき10ポイント(1.0%)
ahamo ポイント還元なし

※ahamoではdポイント還元がありません。

⑤dポイントが貯まる加盟店を利用する

dポイント加盟店で買い物をする際に、dポイントカードまたはdポイントクラブアプリを提示することで、dポイントが貯まります。

dポイントが貯まる主な加盟店
カテゴリ 主な加盟店 還元率
コンビニ ローソン、ファミリーマート 0.5%~1.0%
飲食店 マクドナルド、すき家、ガスト 0.5%~1.0%
ドラッグストア マツモトキヨシ、ウエルシア 1.0%
家電量販店 ビックカメラ、ジョーシン 1.0%

dカードを解約した後も、これらの方法でdポイントを引き続き貯めることができます。貯まったdポイントは、dポイント加盟店での買い物やd払いの支払いに利用できるため、無駄なく活用しましょう。

まとめ【dカード(NTTドコモ)をスムーズに解約する完全ガイド】

dカード・dカード GOLDの解約方法について詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

dカードの解約は電話のみで受付しており、dカードセンターまたはdカード ゴールドプラチナデスクに連絡する必要があります。特にdカード GOLDをお持ちの方は、年会費11,000円(税込)が無駄にならないよう、解約タイミングに注意が必要です。年会費請求月の前月15日までに解約またはダウングレードを完了させることで、次年度の年会費を回避できます。

解約前には、継続的な支払い(公共料金やサブスクリプション等)の変更手続き、電子マネーiDのカード情報削除、支払い残高の確認を忘れずに行いましょう。また、dカードを解約してもdポイントは消失しないため、dポイントクラブに登録しておけば引き続きポイントを利用できます。

年会費が負担に感じる場合は、完全に解約するのではなく、年会費無料のdカードへダウングレードする選択肢もあります。ダウングレードすればdポイントをそのまま継続利用でき、ドコモのサービスとの相性も維持できます。

解約やダウングレードを検討される際は、本記事の内容を参考に、ご自身にとって最適な選択をしてください。

ポイントまとめ

  • dカードの解約は電話のみ(dカードセンター/dカード ゴールドプラチナデスク)
  • dカード GOLDは年会費請求月の前月15日までに解約すれば次年度年会費が発生しない
  • 解約前に継続的な支払い方法の変更、電子マネーiDの削除、支払い残高の確認を実施
  • dカード解約後もdポイントは消えないため、dポイントクラブに登録しておけば継続利用可能
  • 年会費無料のdカードへのダウングレードも選択肢の一つ

【最後に…】スマホで ”キャッシュバック” もらっちゃおうキャンペーン