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【解約方法】au PAYカード(旧au WALLETクレジットカード)を確実に解約する完全ガイド|電話番号・手順・注意点を徹底解説

【解約方法】au PAYカード(旧au WALLETクレジットカード)を確実に解約する完全ガイド|電話番号・手順・注意点を徹底解説

au PAYカード(旧au WALLETクレジットカード)の解約方法をお探しですか?au PAYカードの解約は電話のみで手続き可能ですが、管理番号によって電話番号が異なる点や、解約前に確認すべき項目が多数あります。この記事では、au PAYカードとau PAYゴールドカードの解約手順、解約できないタイミング、ポイントや年会費の扱い、au回線解約時の影響まで、つまずきやすいポイントを完全網羅して解説します。

目次

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ABOUT US
高橋健太/たかはしけんた(解約ナビ編集長)
高橋 健太(たかはし けんた)
サブスク・携帯キャリア・カード・各種サービスの「解約・退会手順と注意点」に特化した解説サイト「解約ナビ(kaiyaku.jp)」の編集長をやっております。2015年から解約情報を収集・検証し、つまずきやすいポイントを“最短ルート”で回避できる記事作りを重視しています。運営年数:10年以上。主なテーマ:サブスク解約・携帯キャリアMNP/オプション解約・クレカ/金融口座の解約・違約金/更新月の把握・クーリングオフ/初期契約解除。

au PAYカードの解約方法

解約くん
au PAYカードの解約は電話のみで手続きできます。カード裏面に記載されている管理番号によって連絡先が異なるので、まずは管理番号を確認しましょう!

au PAYカード(旧au WALLETクレジットカード)の解約手続きは、電話での手続きのみとなっています。WEBサイトやアプリ、店舗での解約はできませんので注意が必要です。

解約手続きを始める前に、必ずカード裏面に記載されている管理番号を確認してください。この管理番号の1桁目によって連絡先が異なります。

①au PAYカードの管理番号を確認する

au PAYカードの解約手続きでは、管理番号によって電話番号が異なります。管理番号はカード裏面に記載されている番号で、カード番号とは異なりますので注意してください。

管理番号の確認方法は以下の通りです。

  • カード裏面を確認:カード裏面に「管理番号」として記載されています(ハイフンあり)
  • 会員専用サイトで確認:カードがお手元にない場合、会員専用サイトにログインして確認することも可能です

管理番号の1桁目が「9」か「5」かによって、お引落し日と連絡先が異なります。必ず確認してから電話をかけるようにしましょう。

②管理番号別のau PAYカード解約電話番号

au PAYカードの解約電話番号は、管理番号の1桁目によって以下のように分かれています。間違った番号に電話をかけると手続きができませんので、必ず管理番号を確認してから連絡してください。

管理番号「9」から始まる方(毎月10日引落し)の連絡先

管理番号の1桁目が「9」の方は、毎月10日がお引落し日となっています。

項目 内容
電話番号 03-6758-7388(通話料有料)
受付時間 9:00~18:00(年中無休)
対象者 管理番号1桁目が「9」の方
お引落し日 毎月10日

電話をかけると自動音声ガイダンスが流れますので、指示に従ってプッシュボタンを操作してください。

管理番号「5」から始まる方(毎月4日引落し)の連絡先

管理番号の1桁目が「5」の方は、毎月4日がお引落し日となっています。

項目 内容
電話番号 03-6692-5021(通話料有料)
受付時間 9:00~18:00(年中無休)
対象者 管理番号1桁目が「5」の方
お引落し日 毎月4日

こちらも自動音声ガイダンスによる手続きとなります。カード番号と暗証番号をお手元に用意してから電話をかけましょう。

au PAYゴールドカードの連絡先

au PAYゴールドカードをご利用の方は、カード裏面に記載されている専用の電話番号に連絡してください。

ゴールドカード会員の方は、上記の一般カード向け電話番号ではなく、必ずカード裏面に記載されているゴールド会員専用ダイヤルを利用する必要があります。

項目 内容
電話番号 カード裏面に記載の番号
受付時間 9:00~18:00(年中無休)
対象者 au PAYゴールドカード会員

③電話でのau PAYカード解約手順(自動音声ガイダンス)

au PAYカードの解約手続きは、自動音声ガイダンスに従って進めます。オペレーターとの会話ではなく、プッシュボタンで操作するシステムですので、落ち着いて操作すれば簡単に手続きできます。

自動音声の操作フロー

電話をかけると、以下のような流れで自動音声ガイダンスが案内します。

  1. 電話をかける:管理番号に応じた電話番号に連絡
  2. 音声ガイダンスが流れる:メニュー選択の案内が始まります
  3. 解約メニューを選択:プッシュボタンで「4」を押す(解約・退会)
  4. カード番号の入力:16桁のカード番号を入力
  5. 暗証番号の入力:4桁の暗証番号を入力
  6. 解約手続き完了:確認のアナウンスが流れて手続き完了

自動音声での手続きですので、引き止めや勧誘などは一切ありません。プッシュボタンの操作を間違えた場合でも、落ち着いて最初からやり直せば問題ありません。

注意点:プッシュ番号は続けて押さずに、メッセージが流れたのを確認してから一つずつ順番に押してください。

必要な情報(カード番号・暗証番号)

au PAYカードの解約手続きには、以下の情報が必要です。電話をかける前に必ず準備しておきましょう。

必要な情報 内容
au PAYカード本体 カード番号や管理番号を確認するため、必ず手元に用意してください
カード番号 16桁のカード番号(カード表面に記載)
暗証番号 カード発行時に設定した4桁の暗証番号

暗証番号を忘れてしまった場合は、自動音声メニューで「8」→「8」→「4」の順に押すことで、オペレーター対応に切り替えることができます。本人確認を行った上で解約手続きを進めることが可能です。

また、契約者本人のみが解約手続きを行えます。家族カードやETCカードの利用者であっても、メインカードの契約者本人が手続きする必要がありますので注意してください。

④au PAYカード解約完了までの所要時間

au PAYカードの解約手続きは、電話をかけてから約5~10分程度で完了します。

自動音声ガイダンスに従ってプッシュボタンを操作するだけですので、スムーズに進めば数分で手続きが完了します。ただし、以下の点に注意が必要です。

  • 混雑時は電話がつながりにくい:お支払日(4日または10日)前後や、12:00~14:00、17:00~18:00は混雑します
  • 暗証番号を忘れた場合:オペレーター対応に切り替える必要があり、待ち時間が発生する可能性があります
  • 通話料は有料:つながるまでの時間も通話料がかかりますので、混雑時を避けるのがおすすめです

解約手続きが完了すると、その場でカードは利用できなくなります。書類の郵送などは不要で、電話での手続きのみで即座に解約が完了します。

解約後は、会員専用サイトへのログインもできなくなりますので、利用明細や請求状況を確認したい場合は、解約前に必ずダウンロードや印刷をしておきましょう。

au PAYカードを解約する前に確認すべき7つのポイント

解約くん
au PAYカードを解約する前に、必ず確認しておきたいポイントがあります。利用残高、継続決済、ポイント、付帯カードなど、見落とすと後で困ることになるので、しっかりチェックしておきましょう!

au PAYカードの解約は電話一本で簡単に手続きできますが、解約前に確認しておかないと後悔するポイントが数多くあります。特に、継続決済サービスの変更忘れやポイントの失効、付帯カードの同時解約などは、多くの方が見落としがちな注意点です。

ここでは、au PAYカードを解約する前に必ず確認すべき7つのポイントを詳しく解説します。

①au PAYカードの利用残高とお支払い状況を確認する

au PAYカードを解約する際、利用残高がある場合や引落し直後のタイミングでは解約できません。解約手続きをする前に、必ず利用残高とお支払い状況を確認しましょう。

引落し後すぐは解約できない理由

au PAYカードは、お引落し日から2~5営業日間は解約手続きができません。これは、カード利用金額の引落し後、金融機関から引落し結果がカード会社に届くまで時間がかかるためです。

具体的には、以下のような流れになります。

  1. お引落し日:毎月4日または10日に口座から引落し
  2. 金融機関からの結果反映:2~5営業日後にカード会社に結果が届く
  3. 解約可能:引落し結果が反映された後、解約手続きが可能になる

注意:お引落し日当日も解約できませんので、引落し日から最低でも1週間程度は余裕を持って解約手続きを行いましょう。

万が一、利用残高がある状態で解約手続きが完了してしまった場合は、後日au PAYカードから支払い期限付きの請求書が郵送されます。この請求書を銀行やコンビニに持参して現金で支払う必要があり、期日内に支払っても延滞扱いになる可能性がありますので注意が必要です。

解約可能なタイミングの見極め方

au PAYカードを確実に解約できるタイミングを見極めるには、以下の方法で確認してください。

確認方法 内容
会員専用サイトで確認 ログインして利用残高と請求予定額を確認。残高が「0円」になっていれば解約可能です
お引落し日から1週間後 お引落し日(4日または10日)から1週間以上経過していれば、引落し結果が反映されている可能性が高いです
コールセンターに確認 解約可能かどうか不明な場合は、電話で事前に確認することも可能です

おすすめのタイミング:お引落し日から10日以上経過した、月の中旬から下旬が最も確実に解約できるタイミングです。

②au PAYカードの継続決済サービスの支払い方法を変更する

au PAYカードを解約する前に、必ず継続決済サービスの支払い方法を変更してください。au PAYカードで支払いを行っているサービスがある場合、解約後に支払いができなくなり、サービスが停止したり延滞扱いになったりする可能性があります。

確認すべき主な継続決済サービス一覧

以下のような継続決済サービスをau PAYカードで支払っていないか、必ず確認しましょう。

  • 公共料金:電気代、ガス代、水道代
  • 通信費:携帯電話料金、インターネットプロバイダー料金、固定電話料金
  • 保険料:生命保険、自動車保険、火災保険
  • サブスクリプションサービス:Netflix、Amazon Prime、Apple Music、YouTube Premiumなど
  • 新聞・雑誌の定期購読
  • 習い事の月謝
  • 有料放送:スカパー、WOWOWなど
  • ジム・フィットネスの会費
  • 駐車場代

これらのサービスをau PAYカードで支払っている場合、各サービス会社に直接連絡して支払い方法を変更する必要があります。カード会社に連絡しても支払い方法は変更できませんので注意してください。

重要:支払い方法の変更には時間がかかる場合があります。変更手続きの反映までに1~2ヶ月かかることもありますので、余裕を持って手続きを行いましょう。変更が間に合わない場合、カード解約後も請求が発生することがあります。

au/UQ mobile回線の支払い方法変更

au PAYカードでau回線やUQ mobile回線の料金を支払っている場合、特に注意が必要です。

カード解約後の支払い方法

  • au PAYカード解約後は、振込用紙でのお支払いとなります
  • 振込用紙での支払いには、窓口取り扱い手数料がかかります
  • 別の支払い方法(口座振替や他のクレジットカード)に変更したい場合は、事前に変更手続きが必要です

支払い方法の変更手順

  1. My auにログイン
  2. 「ご請求・お支払い」メニューを選択
  3. 「お支払い方法の変更」を選択
  4. 希望する支払い方法(口座振替または他のクレジットカード)を登録

au/UQ mobile回線をご利用中の方は、au PAYカード解約前に必ず支払い方法を変更しておくことをおすすめします。

③au PAYカードのPontaポイントの取り扱い

au PAYカードを利用して貯めたPontaポイントは、解約後どうなるのでしょうか。ポイントの扱いについて、正しく理解しておきましょう。

解約後もポイントは残るか

au PAYカードを解約しても、保有しているPontaポイントは失効しません。ただし、これには条件があります。

条件 ポイントの扱い
au IDを削除しない Pontaポイントは引き続き利用可能です。au PAYマーケット限定ポイントも含めて残ります
au IDを削除する すべてのPontaポイントが失効します。復元はできません

つまり、au PAYカードを解約してもau IDさえ残しておけば、Pontaポイントは引き続き利用できます。ポイントは以下のような方法で使うことができます。

  • ローソンなどのPonta提携店舗で利用
  • au PAY残高にチャージ
  • 他社ポイントに交換
  • 商品やギフト券に交換

注意:au PAYカード解約前に貯めたポイントを無理に使い切る必要はありません。au IDを残しておけば、解約後も継続して利用できます。

加算予定ポイントの注意点

au PAYカードを解約する際、加算予定のPontaポイントには特に注意が必要です。

加算予定ポイントとは

  • カードを利用したものの、まだポイントとして付与されていないもの
  • 通常、カード利用から1~2ヶ月後にポイントが付与されます

解約後の加算予定ポイント

  • au PAYカードを解約すると、加算予定だったポイントは付与されません
  • 特に高額な買い物をした直後に解約すると、数千~数万ポイントを失うことになります

対策:大きな買い物をした後は、Pontaポイントが付与されてau IDに紐づくまで、解約を控えることをおすすめします。加算予定ポイントは、会員専用サイトで確認できますので、解約前に必ずチェックしましょう。

キャッシュバックポイントの失効

au PAYカードには、キャッシュバックポイントという独自のポイントシステムがあります。このキャッシュバックポイントは、Pontaポイントとは異なり、解約後は利用できなくなります

ポイントの種類 解約後の扱い
Pontaポイント au IDを残せば引き続き利用可能
キャッシュバックポイント 解約後は失効(利用不可)

キャッシュバックポイントが残っている場合は、解約前に必ず使い切るようにしてください。キャッシュバックポイントは、カード利用代金の支払いに充当される形で利用されます。

④au PAYカードの家族カード・ETCカードへの影響

au PAYカードを解約すると、家族カードやETCカードも自動的に同時解約となります。付帯カードを利用している方は、解約前に必ず影響を確認しておきましょう。

同時解約される付帯カード

au PAYカード本体を解約すると、以下の付帯カードもすべて解約されます。

  • 家族カード:配偶者や家族に発行した追加カード
  • ETCカード:高速道路料金の支払い用カード

重要な注意点

  • 家族カードの利用者には、事前に解約する旨を必ず伝えてください
  • 家族が解約を知らずに解約済みカードを使おうとすると、決済できずトラブルになります
  • ETCカードを車載器に入れたままにしていると、高速道路の出口でゲートが開かず、後続車とのトラブルになる可能性があります
  • 家族カードやETCカードだけを残して、本カードのみ解約することはできません

契約者本人のみが解約手続き可能

家族カードの利用者や、実際にETCカードを使っている家族であっても、解約手続きはメインカードの契約者本人しか行えません。家族が勝手に解約手続きをすることはできませんので注意してください。

解約後のカード処分方法

au PAYカードを解約した後は、カードを適切に処分する必要があります。

カードの処分手順

  1. ICチップ部分を含めてハサミを入れる:カード情報が読み取られないよう、ICチップや磁気ストライプを含めて細かく裁断してください
  2. 複数回に分けて廃棄:カード番号が復元されないよう、細かく裁断したカードを複数回に分けて、異なるゴミの日に廃棄することをおすすめします
  3. 家族カード・ETCカードも同様に処分:付帯カードもすべて細かく裁断して処分してください

処分する際の注意点

  • カード番号や名前が見える状態で捨てないでください
  • そのままゴミ箱に捨てると、不正利用されるリスクがあります
  • シュレッダーがある場合は、カードシュレッダーを使うと安全です

解約後のカードは法的には「無効」ですが、カード情報そのものは残っているため、適切に処分することが重要です。

⑤au PAYカードのリボ払い・分割払いの残債確認

au PAYカードでリボ払いや分割払いを利用している場合、解約後も支払いは継続されます。残債の状況を必ず確認しておきましょう。

解約後も支払いは継続される

au PAYカードを解約しても、リボ払い・分割払い・あらかじめリボなどの支払いは完済するまで継続されます。

支払い方法 解約後の扱い
リボ払い 契約時の条件で、完済まで毎月の支払いが続きます
分割払い 分割回数が終了するまで、毎月の支払いが続きます
あらかじめリボ リボ払い残高がなくなるまで支払いが続きます

支払い方法

  • 解約前に登録していた口座振替で、引き続き引落しが行われます
  • 口座残高が不足しないよう、十分な残高を維持してください
  • 解約後は会員専用サイトにログインできなくなるため、紙の利用明細書が郵送されます

注意:口座振替の登録を解除したり、口座を解約したりすると、支払い不能となり延滞扱いになります。完済するまでは口座を維持してください。

一括返済の手続き方法

リボ払いや分割払いの残高を一括で返済したい場合は、auフィナンシャルサービスコールセンターに連絡する必要があります。

一括返済の手順

  1. コールセンターに電話:管理番号に応じた電話番号に連絡
  2. 一括返済の希望を伝える:オペレーターに一括返済したい旨を伝えます
  3. 返済額の確認:現時点での残高と返済額を確認
  4. 返済方法の指示を受ける:指定された方法で返済を行います

一括返済のメリット

  • リボ払いの手数料負担を減らせる
  • 早期に完済できる
  • 解約後の管理が楽になる

注意:現時点でau PAYカード会社に売上情報が届いていない利用分については、後日利用明細書が届いた上で、登録口座から引落しが行われます。完全に請求がなくなるまで、数ヶ月かかる場合もあります。

⑥au PAYカードのApple Pay・Google Payからカード情報を削除する

au PAYカードをApple PayやGoogle Payに登録している場合、解約後は決済ができなくなります。必ずカード情報を削除してください。

iPhoneでの削除手順

iPhoneのApple Payからau PAYカードの情報を削除する手順は以下の通りです。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ウォレットとApple Pay」をタップ
  3. 削除するau PAYカードをタップ
  4. 「このカードを削除」をタップ
  5. 確認画面で「削除」をタップ

または、Walletアプリから削除する方法

  1. 「Wallet」アプリを開く
  2. 削除するau PAYカードをタップ
  3. 右上の「…」(3点リーダー)をタップ
  4. 「このカードを削除」をタップ

注意:解約後のカードをApple Payに残したままにすると、誤って決済しようとした際にエラーが発生し、レジで恥ずかしい思いをする可能性があります。必ず削除しておきましょう。

Androidでの削除手順

AndroidのGoogle Payからau PAYカードの情報を削除する手順は以下の通りです。

  1. 「Google Pay」アプリを開く
  2. 削除するau PAYカードをタップ
  3. 右上の「…」(3点リーダー)をタップ
  4. 「お支払い方法を削除」をタップ
  5. 確認画面で「削除」をタップ

その他の決済アプリも確認

  • 楽天ペイ
  • PayPay
  • d払い
  • メルペイ

これらのアプリにau PAYカードを登録している場合も、同様に削除または別のカードに変更しておく必要があります。

⑦au PAYカード付帯サービスの利用終了

au PAYカードには様々な付帯サービスがありますが、解約と同時にすべて利用できなくなります。特に重要なサービスについて確認しておきましょう。

空港ラウンジサービス

au PAYゴールドカード会員の方は、国内主要空港のラウンジを無料で利用できる特典がありますが、解約後は利用できなくなります。

解約前に利用を検討すべきケース

  • 近日中に飛行機での旅行・出張の予定がある
  • 年会費を支払ったばかりで、まだラウンジを利用していない

解約のタイミングを少し遅らせることで、空港ラウンジサービスを最後に利用してから解約することも検討しましょう。

旅行傷害保険・ショッピング保険

au PAYカードには、以下のような保険が付帯しています。

保険の種類 内容 解約後の扱い
海外旅行傷害保険 海外旅行中のケガや病気を補償 解約後は補償されません
国内旅行傷害保険 国内旅行中のケガを補償(ゴールドのみ) 解約後は補償されません
お買い物安心保険(ショッピング保険) カードで購入した商品の破損・盗難を補償 解約後は補償されません

重要な注意点

  • 旅行の予約をau PAYカードで行い、その後カードを解約した場合、旅行中の保険は適用されません
  • 解約前にカードで購入した商品であっても、解約後に破損・盗難が発生した場合、ショッピング保険は適用されません
  • 旅行や高額な買い物の予定がある場合は、それらが終了してから解約することをおすすめします

その他の終了するサービス

  • 宿泊予約サービス Relux(リラックス)の優待
  • カード会員限定のキャンペーン
  • ポイントアップモールの利用
  • カード優待サービス全般

これらのサービスを活用していた方は、解約前に代替手段を検討しておくことをおすすめします。

au PAYカード解約前チェックリスト

解約くん
解約手続き前に、このチェックリストで全項目を確認しましょう。一つでも漏れがあると後で困ることになるので、しっかりチェックしてくださいね!

au PAYカードを解約する前に、必ず確認すべき項目をチェックリスト形式でまとめました。解約手続きは電話一本で簡単に完了しますが、事前準備を怠ると後で大きなトラブルになる可能性があります。

このチェックリストを印刷または保存して、すべての項目にチェックが入ってから解約手続きを行うことをおすすめします。

au PAYカード解約前の必須確認項目

以下のチェックリストは、au PAYカードを解約する前に必ず確認すべき項目を網羅しています。一つずつ確認しながら、準備を進めてください。

チェックリスト(印刷・保存用)

チェック 確認項目 詳細内容
利用残高の確認 会員専用サイトで利用残高が「0円」になっているか確認してください。残高がある場合は解約できません。
お引落し日からの経過日数 お引落し日(毎月4日または10日)から1週間以上経過していますか?引落し直後は解約できません。
継続決済サービスの確認 公共料金、携帯料金、サブスクなど、au PAYカードで継続的に支払っているサービスはありませんか?
継続決済の支払い方法変更 継続決済サービスがある場合、すべて別の支払い方法に変更しましたか?変更反映には1~2ヶ月かかる場合があります。
au/UQ mobile回線の支払い方法 au PAYカードでau/UQ mobile料金を支払っている場合、別の支払い方法に変更しましたか?解約後は振込用紙払いになり手数料がかかります。
Pontaポイントの確認 貯まっているPontaポイントを確認しましたか?使い切る必要はありませんが、au IDを残せば解約後も利用できます。
加算予定ポイントの確認 カード利用による加算予定のPontaポイントはありませんか?解約すると加算予定ポイントは付与されません。
キャッシュバックポイント キャッシュバックポイントが残っている場合、使い切りましたか?解約後は利用できなくなります。
家族カードの通知 家族カードを発行している場合、利用者に解約する旨を伝えましたか?
ETCカードの確認 ETCカードを車載器に入れたままにしていませんか?解約後は使えなくなります。
リボ払い・分割払いの残高 リボ払いや分割払いの残高はありませんか?解約後も支払いは継続されます。
一括返済の検討 リボ払い・分割払いを一括返済したい場合、コールセンターに連絡しましたか?
Apple Payの削除 iPhoneのApple Payにau PAYカードを登録している場合、削除しましたか?
Google Payの削除 AndroidのGoogle Payにau PAYカードを登録している場合、削除しましたか?
その他決済アプリの確認 楽天ペイ、PayPay、d払いなど、その他の決済アプリにカード情報を登録していませんか?
年会費の支払いタイミング (ゴールドカードの場合)年会費支払い直後ではありませんか?支払い後の解約は返金されません。
カード付帯サービスの確認 空港ラウンジ、旅行保険などの付帯サービスを今後利用する予定はありませんか?
旅行予約の確認 au PAYカードで予約した旅行の予定はありませんか?解約後は旅行保険が適用されません。
利用明細のダウンロード 過去の利用明細をダウンロードまたは印刷しましたか?解約後は会員サイトにログインできなくなります。
管理番号の確認 カード裏面の管理番号(1桁目が「9」または「5」)を確認しましたか?
カード番号・暗証番号の準備 16桁のカード番号と4桁の暗証番号を確認しましたか?解約手続きに必要です。
解約理由の整理 (半年以内に発行した場合)オペレーターに説明できる解約理由はありますか?
代替カードの準備 au PAYカード解約後に使用する代替のクレジットカードは準備できていますか?

すべての項目にチェックが入りましたか?

すべての項目にチェックが入ったら、解約手続きを進めて問題ありません。一つでもチェックが入っていない項目がある場合は、その項目を完了させてから解約手続きを行ってください。

チェックリスト活用のポイント

このチェックリストを最大限活用するために、以下のポイントを参考にしてください。

  • 印刷して使う:このページを印刷して、実際にペンでチェックを入れながら確認すると漏れがありません
  • 家族と共有する:家族カードを発行している場合は、家族にもこのチェックリストを共有しましょう
  • 余裕を持って準備:継続決済の変更など、時間がかかる項目もあります。解約希望日の1~2ヶ月前から準備を始めることをおすすめします
  • 不明点は事前確認:チェック項目で不明な点があれば、解約前にコールセンターに問い合わせて確認しましょう

注意:解約手続きは電話で即座に完了します。一度解約すると取り消しはできませんので、このチェックリストで慎重に確認してから手続きを行ってください。

au PAYカードが解約できないケースと対処法

解約くん
au PAYカードは、引落し直後や利用残高がある場合、暗証番号が分からない時などは解約できません。でも大丈夫!それぞれのケースに対処法がありますので、順番に確認していきましょう。

au PAYカードの解約手続きは基本的に簡単ですが、特定の条件下では解約できないことがあります。解約できないケースを事前に理解しておくことで、スムーズに手続きを進めることができます。

ここでは、au PAYカードが解約できない主なケースと、それぞれの対処法を詳しく解説します。

①au PAYカードの引落し日から数日間は解約不可

au PAYカードは、お引落し日(毎月4日または10日)から数日間は解約手続きができません。これは、多くの方が見落としがちな重要なポイントです。

「今日引落しが完了したから、今すぐ解約しよう」と思っても、実際には解約できない期間が存在します。

引落し結果反映までの期間(2~5営業日)

お引落し日当日および、その後2~5営業日間は解約手続きができません。これは、金融機関からカード会社へ引落し結果が届くまで時間がかかるためです。

解約できない理由

  1. お引落し日:金融機関の口座から利用代金が引き落とされる
  2. 引落し結果の送信:金融機関がカード会社に引落し結果を送信(2~5営業日かかる)
  3. カード会社での反映:引落し結果がカード会社のシステムに反映される
  4. 解約可能:引落し結果が確認できてから、解約手続きが可能になる
タイミング 解約の可否 理由
お引落し日当日 ✕ 解約不可 引落し結果がまだ反映されていない
引落し日の翌日~5営業日 ✕ 解約不可 引落し結果の反映待ち
引落し日から1週間後以降 ○ 解約可能 引落し結果が反映済み

具体例

  • 毎月10日引落しの場合:10日~15日頃までは解約不可。16日以降なら解約可能になる可能性が高い
  • 毎月4日引落しの場合:4日~9日頃までは解約不可。10日以降なら解約可能になる可能性が高い

対処法

  • お引落し日から1週間以上経過してから解約手続きを行う:最も確実な方法です
  • 月の中旬~下旬に解約する:引落し日から十分に日数が経過しているため、確実に解約できます
  • 会員専用サイトで残高を確認:利用残高が「0円」になっていれば解約可能です
  • 事前にコールセンターに確認:解約可能かどうか不安な場合は、電話で確認してから手続きしましょう

注意:お引落し日前後や月初に解約しようとすると、「現在解約手続きができません」というアナウンスが流れることがあります。この場合は、数日待ってから再度手続きを行ってください。

②au PAYカードの利用残高がある場合

au PAYカードに利用残高(未払いの利用代金)がある場合、基本的に解約はできません。解約手続きを行う前に、必ず利用残高を確認しましょう。

残高確認の方法

au PAYカードの利用残高は、以下の方法で確認できます。

会員専用サイトでの確認方法

  1. au PAYカード会員専用サイトにログイン
  2. トップページで「ご請求額」を確認
  3. 「ご利用明細」で詳細を確認
確認項目 内容
今月のご請求額 次回引落し予定の金額
ご利用残高 現時点で未払いとなっている利用金額の合計
ご利用明細 個別の利用内容と金額

その他の確認方法

  • 郵送される利用明細書:毎月郵送される明細書で確認
  • コールセンターに電話:自動音声またはオペレーターに確認
  • au PAYアプリ:アプリからも確認可能

解約可能な状態

  • ご利用残高が「0円」と表示されている
  • 次回ご請求額が「0円」になっている
  • お引落し日から1週間以上経過している

これらの条件がすべて揃っていれば、解約手続きが可能です。

解約後に請求が来た場合の対応

万が一、利用残高がある状態で解約手続きが完了してしまった場合、または解約後に利用代金の請求が発生した場合は、以下のような対応が必要になります。

解約後に請求が来るケース

  • 解約手続き時点でカード会社に売上情報が届いていなかった利用分
  • 解約直前に利用した分で、加盟店からの売上データ送信が遅れた場合
  • 継続決済サービスの解約忘れで、解約後も請求が発生した場合

支払い方法

  1. 後日、支払い期限付きの請求書が郵送される
  2. 請求書を持って銀行またはコンビニで支払う
  3. 現金での支払いとなる(口座振替は利用できない)
項目 内容
請求書の到着 解約後1~2ヶ月以内に郵送されます
支払い場所 銀行、郵便局、コンビニなど(請求書に記載)
支払い期限 請求書に記載された期日までに支払う必要があります
手数料 コンビニ支払いの場合、手数料がかかる場合があります

重要な注意点

  • 請求書での支払いであっても、期日内に支払わないと延滞扱いになります
  • すぐに支払っても、信用情報に延滞記録が残る可能性があります
  • 延滞記録が残ると、今後のクレジットカード審査やローン審査に悪影響を及ぼす可能性があります

対策

  • 解約前に十分な期間をおいて、すべての利用分が請求に反映されているか確認する
  • 最後のカード利用から2ヶ月程度経過してから解約手続きを行う
  • 継続決済サービスは必ず事前に解約または支払い方法を変更する

③au PAYカードのカード番号・暗証番号が分からない場合

au PAYカードの解約手続きには、カード番号と暗証番号の入力が必要です。これらが分からない場合、自動音声での解約手続きができません。

よくあるケース

  • カードを紛失してしまい、カード番号が分からない
  • au携帯料金の支払いにしか使っておらず、暗証番号を忘れてしまった
  • カードを長期間使用していないため、暗証番号を思い出せない

オペレーター対応への切り替え方法

カード番号や暗証番号が分からない場合でも、オペレーター対応に切り替えることで解約手続きが可能です。

オペレーター対応への切り替え手順

  1. 管理番号に応じた電話番号に連絡(03-6758-7388または03-6692-5021)
  2. 自動音声ガイダンスが流れる
  3. プッシュボタンで「8」を押す
  4. 次のメッセージが流れたら「8」を押す
  5. さらに次のメッセージが流れたら「4」を押す
  6. オペレーターに接続される
操作手順 プッシュボタン 説明
1回目 「8」 特殊な問い合わせメニュー
2回目 「8」 カード番号・暗証番号不明の場合
3回目 「4」 解約手続き

注意点

  • プッシュ番号は続けて押さない:必ずメッセージが流れたのを確認してから、一つずつ順番に押してください
  • 混雑時は待ち時間が発生:オペレーター対応は混雑することが多く、特にお支払日前後や12:00~14:00、17:00~18:00は待ち時間が長くなります
  • 通話料は有料:待ち時間も通話料がかかりますので、混雑を避けた時間帯に電話することをおすすめします

オペレーター対応での本人確認

カード番号や暗証番号が分からない場合でも、以下の情報で本人確認が行われます。

  • 氏名(カナ)
  • 生年月日
  • 登録住所
  • 電話番号
  • その他、登録情報に基づく質問

本人確認ができれば、カード番号や暗証番号が分からなくても解約手続きを進めることができます。

カード紛失の場合

カードを紛失している場合は、解約手続きと同時に、不正利用がないか確認することをおすすめします。オペレーターに紛失した旨を伝えると、適切な対応をしてくれます。

④au PAYカードの本人以外による解約

au PAYカードの解約手続きは、契約者本人のみが行うことができます。家族であっても、本人以外が解約手続きを行うことはできません。

契約者本人のみ解約可能

au PAYカードの解約は、セキュリティ上の理由から、必ず契約者本人が手続きする必要があります

解約できる人

  • メインカードの契約者本人のみ

解約できない人

  • 家族カードの利用者
  • ETCカードの利用者
  • 配偶者(契約者本人でない場合)
  • 親(契約者本人でない場合)
  • 子供(契約者本人でない場合)
  • 代理人
ケース 解約の可否 理由
契約者本人 ○ 解約可能 契約者本人のため
家族カード利用者 ✕ 解約不可 契約者ではないため
配偶者(別契約) ✕ 解約不可 本人確認ができないため
委任状を持った代理人 ✕ 解約不可 電話での代理手続きは不可

よくある誤解

  • 「家族カードを使っているから解約できるはず」→ 不可。メインカードの契約者本人のみ解約可能
  • 「実際にカードを使っているのは自分だから」→ 不可。契約名義人のみ解約可能
  • 「夫婦だから代わりに手続きできるはず」→ 不可。本人確認が必要

特殊なケース

契約者が死亡した場合

  • 相続人または遺族が解約手続きを行う必要があります
  • この場合は、オペレーター対応(プッシュ番号:8→8→4)に切り替えて、事情を説明してください
  • 死亡診断書や戸籍謄本などの提出を求められる場合があります

契約者が認知症などで意思表示ができない場合

  • 成年後見人が選任されている場合、成年後見人が手続きできる可能性があります
  • オペレーターに相談して、必要書類を確認してください

対処法

  • 契約者本人に手続きをしてもらう:最も確実な方法です
  • 契約者本人の電話を代わる:電話をかけるのを手伝い、本人確認や手続きは契約者本人が行う形にする
  • 特殊な事情がある場合:オペレーター対応に切り替えて、事情を詳しく説明し、どのような対応が可能か相談する

注意:他人になりすまして解約手続きを行うことは違法行為です。本人確認の際に虚偽の申告をすると、詐欺罪などに問われる可能性がありますので、絶対に行わないでください。

au PAYゴールドカードの解約方法と注意点

解約くん
au PAYゴールドカードの解約は専用ダイヤルを使います。年会費11,000円は解約しても返金されないので、解約のタイミングには特に注意が必要ですよ!

au PAYゴールドカードは、通常のau PAYカードとは異なり、年会費11,000円(税込)がかかる上位カードです。解約方法や注意点も通常カードとは一部異なりますので、ゴールドカード会員の方は、この章の内容をしっかり確認してください。

特に、年会費の返金がない点や、解約のベストタイミングについては、知らないと数万円単位で損をする可能性があります。

①au PAYゴールドカード専用の解約窓口

au PAYゴールドカードの解約手続きは、通常のau PAYカードとは異なる専用ダイヤルを使用します。

au PAYゴールドカード専用の連絡先

項目 内容
電話番号 カード裏面に記載されている専用番号
受付時間 9:00~18:00(年中無休)
対象者 au PAYゴールドカード会員
手続き方法 自動音声ガイダンスまたはオペレーター対応

重要:au PAYゴールドカード会員の方は、通常カード向けの電話番号(03-6758-7388または03-6692-5021)ではなく、必ずカード裏面に記載されているゴールド会員専用ダイヤルに連絡してください。

解約手順

  1. カード裏面の電話番号を確認:ゴールド会員専用ダイヤルが記載されています
  2. カード本体と暗証番号を準備:16桁のカード番号と4桁の暗証番号が必要です
  3. 専用ダイヤルに電話:年中無休で9:00~18:00に受付
  4. 自動音声ガイダンスに従う:プッシュボタンで「4」を押して解約メニューへ
  5. カード番号・暗証番号を入力:音声ガイダンスの指示に従って入力
  6. 解約完了:手続き完了のアナウンスが流れます

オペレーター対応が必要な場合

  • カード番号や暗証番号が分からない場合:プッシュ番号「8」→「8」→「4」でオペレーターに接続
  • 解約について相談したい場合:最初のガイダンスでオペレーター接続を選択
  • ゴールドからシルバーへのダウングレードを希望する場合:オペレーター対応が必要です

混雑しやすい時間帯

  • お支払日以降(4日~10日頃、10日~16日頃)
  • 18日~26日頃
  • お昼11:30~13:30頃

これらの時間帯を避けて電話すると、スムーズに手続きできます。

②au PAYゴールドカードの年会費のタイミングと損をしない解約時期

au PAYゴールドカードは年会費11,000円(税込)がかかります。解約のタイミングを誤ると、年会費を支払った直後に解約してしまい、大きく損をする可能性があります。

年会費に関する重要なポイント

  • 年会費お支払い後に解約しても、年会費の返金はありません
  • 解約後に年会費が請求されることはありません
  • 年会費は入会日を基準に毎年発生します

年会費発生タイミングの計算方法

au PAYゴールドカードの年会費は、カードの入会日を基準に15日締め、翌々月のお支払日に請求されます。

年会費発生の仕組み

入会日 締め日の扱い 年会費請求月
1日~15日入会 同月締め扱い 入会月の翌々月
16日~月末入会 翌月締め扱い 入会月の3ヶ月後

具体例

ケース1:1月15日に入会した場合

  • 入会日:1月15日
  • 締め日:1月15日締め(同月締め扱い)
  • 年会費請求:3月のお支払日(3月4日または3月10日)
  • 次回年会費:翌年3月のお支払日

ケース2:1月16日に入会した場合

  • 入会日:1月16日
  • 締め日:2月16日締め(翌月締め扱い)
  • 年会費請求:4月のお支払日(4月4日または4月10日)
  • 次回年会費:翌年4月のお支払日

損をしない解約タイミング

  • 年会費請求の直前に解約する:次年度の年会費を支払わずに済みます
  • 年会費請求直後の解約は避ける:せっかく支払った年会費をほとんど活用できません
  • 理想的なタイミング:年会費請求月の前月までに解約手続きを行う

注意が必要なタイミング

解約タイミング 評価 理由
年会費請求の1~2ヶ月前 ◎ 最適 特典を十分活用でき、次年度の年会費も発生しない
年会費請求の直前 ○ 良い 次年度の年会費を支払わずに済む
年会費請求から半年後 △ 普通 年会費の半分程度は活用できている
年会費請求の直後 ✕ 損 11,000円を支払ったのにほとんど活用できない

特典を最大限活用するポイント

  • 年会費を支払った後、1年間はゴールドカードの特典を活用する
  • 空港ラウンジサービス、旅行保険、ポイント還元などを使い切る
  • 次回の年会費発生前に解約またはダウングレードを検討する

入会日の確認方法

年会費の発生タイミングを計算するには、カードの入会日を確認する必要があります。

入会日の確認方法

方法1:カード台紙で確認

  • カードが届いた際の台紙(カードが貼り付けられていた紙)に入会日が記載されています
  • 台紙を保管している場合、最も簡単に確認できます

方法2:会員専用サイトで確認

  1. au PAYカード会員専用サイトにログイン
  2. 「ご登録情報の照会・変更」を選択
  3. 「ご契約内容」で入会日を確認

方法3:コールセンターに問い合わせ

  • カード裏面のゴールド会員専用ダイヤルに電話
  • オペレーターに入会日を確認
  • 本人確認後、入会日と次回年会費請求日を教えてもらえます

次回年会費請求日の確認

  • 会員専用サイトの「次回ご請求予定」で確認可能
  • 年会費が含まれている請求月が表示されます
  • 不明な場合は、コールセンターに問い合わせるのが確実です

解約計画の立て方

  1. 入会日を確認する
  2. 次回年会費請求日を計算する
  3. 年会費請求の1~2ヶ月前をリマインド登録する
  4. その時点で継続またはダウングレード・解約を判断する

③au PAYゴールドカードからシルバーカードへの切り替え

au PAYゴールドカードを完全に解約するのではなく、通常のau PAYカード(シルバーカード)にダウングレードすることも可能です。年会費の負担を減らしつつ、au PAYカード自体は継続したい方におすすめです。

ダウングレードの手続き方法

ゴールドカードからシルバーカード(通常カード)への切り替えは、書面での手続きが必要です。WEBサイトやアプリからは手続きできません。

ダウングレードの手順

  1. ゴールド会員専用ダイヤルに電話:カード裏面に記載の専用番号
  2. プッシュボタンで操作:「9」→「9」→「4」の順に押す
  3. オペレーターに接続される
  4. シルバーカードへの切り替え希望を伝える
  5. 必要事項を確認・申し込み
  6. 書類が郵送される:切り替え申込書が届きます
  7. 書類に記入して返送
  8. 審査後、新しいシルバーカードが発行される
手続き項目 内容
連絡先 ゴールドカード裏面に記載の専用番号
受付時間 9:00~18:00(年中無休)
プッシュ番号 「9」→「9」→「4」(メッセージを確認してから順番に押す)
手続き方法 書面での申し込みが必要
所要期間 申し込みから新カード到着まで約2~3週間

ダウングレードのメリット

  • 年会費が無料になる:2024年6月以降、au PAYカードの年会費は無料です
  • カード番号が変わらない場合がある:継続決済サービスの変更手続きが不要になる可能性があります(要確認)
  • Pontaポイントがそのまま引き継がれる:ポイントを失うことなく継続できます
  • 利用履歴が継続される:クレジットヒストリーが途切れません

ダウングレードのデメリット

  • ゴールドカード特典が使えなくなる:空港ラウンジ、旅行保険、高いポイント還元率など
  • 新しいカードが届くまで時間がかかる:2~3週間程度
  • カード番号が変わる可能性がある:変わる場合は継続決済の変更が必要

ダウングレードの注意点

切り替え時期

  • 年会費請求の直前に切り替えると、次年度の年会費を支払わずに済みます
  • ただし、切り替え手続き中はゴールドカードの特典が使えなくなる可能性があります
  • 余裕を持って、年会費請求の2~3ヶ月前に手続きすることをおすすめします

付帯カードの扱い

  • 家族カードやETCカードも、シルバーカード用に切り替わります
  • 家族カードの年会費:ゴールドは2,200円、シルバーは無料になります

ポイント還元率の変化

カード種類 通常還元率 au携帯料金支払い
ゴールドカード 1.0% 最大11%還元
シルバーカード 1.0% 1.0%還元

au携帯料金の支払いで高いポイント還元を受けていた方は、ダウングレードによって還元率が下がることに注意してください。

ダウングレードがおすすめな人

  • 年会費11,000円を節約したい
  • 空港ラウンジや旅行保険をほとんど利用していない
  • au PAYカード自体は継続して使いたい
  • Pontaポイントを引き続き貯めたい
  • 完全解約よりも、カードは残しておきたい

完全解約がおすすめな人

  • au PAYカード自体を使わなくなった
  • 他のクレジットカードに完全に移行する
  • カードを持つこと自体を減らしたい

ご自身の利用状況に応じて、完全解約かダウングレードかを選択してください。

au回線解約時のau PAYカードへの影響

解約くん
au携帯を解約してもau PAYカードは引き続き使えますよ!ただし、年会費やポイントの扱いについて知っておくべきポイントがあるので、しっかり確認しておきましょう。

au PAYカード(旧au WALLETクレジットカード)は、元々auユーザー向けに発行されていたクレジットカードです。そのため、「au携帯を解約したら、au PAYカードも使えなくなるのでは?」と心配される方が多くいらっしゃいます。

結論から言うと、au回線を解約してもau PAYカードは引き続き利用できます。ただし、年会費やポイント、支払い方法などに影響が出る場合がありますので、詳しく解説します。

①au携帯解約後もau PAYカードは使える

au携帯電話(auスマートフォン・ケータイ)の回線を解約しても、au PAYカードは引き続き利用可能です。これは、クレジットカードと携帯電話の契約が別々の契約だからです。

au回線解約後のau PAYカード利用

項目 au回線契約中 au回線解約後
カードの利用 ○ 利用可能 ○ 引き続き利用可能
ショッピング ○ 利用可能 ○ 利用可能
ポイント付与 ○ 100円=1ポイント ○ 100円=1ポイント
会員専用サイト ○ ログイン可能 ○ ログイン可能(au ID必要)

au回線解約時の注意点

au携帯料金の支払い方法変更が必要

  • au携帯料金をau PAYカードで支払っていた場合、解約後は自動的に振込用紙払いに変更されます
  • 最終月の請求は、au回線解約の翌月に行われます
  • 振込用紙での支払いには、窓口取り扱い手数料がかかる場合があります

au IDは残しておく

  • au回線を解約しても、au IDは削除されません
  • au IDを残しておけば、au PAYカードの管理やPontaポイントの利用が継続できます
  • 会員専用サイトへのログインにもau IDが必要です

よくある質問

Q: au携帯を解約すると、au PAYカードは強制解約されますか?

A: いいえ、強制解約されません。au PAYカードは引き続き利用できます。ただし、ご自身で解約手続きを行うことは可能です。

Q: UQ mobileに乗り換えた場合はどうなりますか?

A: UQ mobileもau IDを使用するサービスなので、au PAYカードは問題なく継続して利用できます。年会費も引き続き無料です。

Q: 他社(ドコモ、ソフトバンクなど)に乗り換えた場合は?

A: 他社に乗り換えても、au PAYカードは継続して利用できます。ただし、2024年6月以前に発行された方は、年会費の条件が変わる可能性があります(次の項目で詳しく解説)。

②au PAYカードの年会費の変更(2024年6月以降無料化)

au PAYカードの年会費については、2024年6月に大きな変更がありました。この変更により、au回線解約後の年会費の扱いが明確になりました。

年会費の変更内容

時期 au回線契約中 au回線解約後
2024年6月以前 年会費無料 年会費1,375円(税込)
2024年6月以降 年会費無料 年会費無料

2024年6月10日請求分より、au PAYカードの年会費は一律無料となりました。これにより、au回線を解約しても年会費が発生することはありません。

重要なポイント

  • 2024年6月以降は、au回線の有無に関わらず年会費無料です
  • すでにau回線を解約している方も、2024年6月以降は年会費無料になります
  • 過去に支払った年会費の返金はありません
  • au PAYゴールドカードは対象外(引き続き年会費11,000円)です

2024年6月以前にau回線を解約した方

  • 2024年5月以前に年会費1,375円を支払っていた可能性があります
  • 2024年6月以降は年会費無料になっているため、追加の手続きは不要です
  • 自動的に年会費無料の条件が適用されます

au回線解約を検討している方へ

  • 2024年6月以降は、au回線を解約してもau PAYカードの年会費は発生しません
  • 年会費を心配してau PAYカードを解約する必要はありません
  • ただし、au回線解約によってポイント還元率が下がる可能性はあります(後述)

au PAYゴールドカードの年会費

項目 内容
年会費 11,000円(税込)
au回線解約後 引き続き11,000円(変更なし)
無料化の対象 対象外

au PAYゴールドカードについては、au回線の有無に関わらず、引き続き年会費11,000円が発生します。au回線を解約する場合、ゴールドカードの年会費が負担に感じる方は、シルバーカードへのダウングレードまたは解約を検討しましょう。

③au PAY残高・Pontaポイントへの影響

au回線を解約した場合、au PAY残高やPontaポイントはどうなるのでしょうか。au PAYカードとあわせて確認しておきたい重要なポイントです。

Pontaポイントの扱い

項目 au回線解約後の扱い
Pontaポイント ○ 引き続き利用可能(au IDを残せば)
au PAYマーケット限定ポイント ○ 引き続き利用可能(au IDを残せば)
ポイントの有効期限 変更なし(最終利用日から4年間)
ポイント付与 ○ au PAYカード利用で引き続き付与される

au PAYカード利用によるポイント付与

  • au回線を解約しても、au PAYカードの利用で100円につき1ポイントのPontaポイントが付与されます
  • ポイント還元率は変わりません(通常1.0%)
  • ただし、au携帯料金支払いによる高還元率の特典は受けられなくなります

au PAY残高の扱い

項目 au回線解約後の扱い
au PAY残高 ○ 引き続き利用可能
チャージ ○ 引き続き可能
コード支払い ○ 引き続き利用可能
au PAYプリペイドカード ○ 引き続き利用可能

注意:au携帯を解約しても、au PAY(コード決済)やau PAYプリペイドカードは引き続き利用できます。au PAY残高もそのまま保持されます。

au回線解約後のポイント活用方法

  • ローソンなどのPonta提携店舗で利用
  • au PAY残高にチャージ
  • au PAYマーケットでの買い物に利用
  • 他社ポイント(JALマイルなど)に交換
  • 商品やギフト券に交換

au回線を解約しても、Pontaポイントの使い道は変わりません。

au ID削除との違い

au回線の解約とau IDの削除は、まったく別の手続きです。この違いを理解しておくことが非常に重要です。

au回線解約とau ID削除の違い

項目 au回線解約 au ID削除
au PAYカード ○ 引き続き利用可能 △ 利用可能だが管理が困難に
Pontaポイント ○ 引き続き利用可能 ✕ すべて失効(復元不可)
au PAY残高 ○ 引き続き利用可能 ✕ 失効(復元不可)
会員専用サイト ○ ログイン可能 ✕ ログイン不可
au PAYマーケット ○ 利用可能 ✕ 利用不可

au ID削除による影響

  • Pontaポイントがすべて失効:au IDに紐づいているPontaポイントがすべて消失します。復元はできません
  • au PAY残高が失効:チャージした残高もすべて失われます
  • 会員専用サイトにログインできない:au PAYカードの利用明細確認や各種設定変更ができなくなります
  • メールアドレスやアドレス帳が削除:au IDに登録されていた情報がすべて削除されます

重要な注意点

  • au回線を解約しても、au IDは自動的に削除されません
  • au IDを削除するには、別途手続きが必要です
  • au PAYカードやPontaポイントを継続して利用したい場合は、絶対にau IDを削除しないでください

au ID削除ができないケース

  • au PAYカードを契約中の場合、au IDを削除できません
  • au PAY残高がある場合、au IDを削除できません
  • これらのサービスを解約・残高をゼロにした上で、au IDの解約手続きを行う必要があります

au回線解約後の推奨手順

  1. au回線を解約する
  2. au IDは残しておく(削除しない)
  3. au PAYカードは引き続き利用する
  4. Pontaポイントも引き続き貯める・使う
  5. 必要に応じて、au PAY残高を使い切る

au IDのメールアドレス変更

au回線を解約すると、auのキャリアメールアドレス(@ezweb.ne.jpなど)が使えなくなります。au IDに登録しているメールアドレスがキャリアメールの場合、Gmailなどのフリーメールアドレスに変更しておくことをおすすめします。

  1. au ID会員情報ページにアクセス
  2. 「メールアドレスの変更」を選択
  3. 新しいメールアドレス(Gmail等)を登録
  4. 確認メールが届くので、認証を完了する

この手続きを行っておけば、au回線解約後もau IDを問題なく利用できます。

まとめ

  • au回線解約後も、au PAYカードは引き続き利用可能
  • 2024年6月以降、年会費は無料(au回線の有無に関わらず)
  • Pontaポイントやau PAY残高も継続して利用できる
  • ただし、au IDは絶対に削除しないこと

au PAYカード解約後の影響とよくあるトラブル

解約くん
au PAYカードを解約した後も、請求が来る可能性があったり、会員サイトにログインできなくなったりします。解約後のトラブルを避けるために、しっかり確認しておきましょう!

au PAYカードの解約手続きは電話一本で簡単に完了しますが、解約後に予期しないトラブルが発生することがあります。特に、解約後の請求や会員サイトへのログイン不可、解約の取り消しができない点など、事前に知っておくべき重要なポイントがあります。

この章では、au PAYカード解約後によくあるトラブルと、その対処法について詳しく解説します。

①au PAYカード解約後の請求タイミング

au PAYカードを解約しても、解約後に請求が発生する可能性があります。「解約したのに請求が来た!」と驚く方が多いのですが、これは正常なケースもあります。

解約後の請求の流れ

  1. 解約手続き完了:電話で解約手続きが完了
  2. カード利用不可:その場でカードが利用できなくなる
  3. 後日、請求が発生:解約前の利用分や継続決済分の請求が来る
  4. 請求書または口座振替で支払い:登録していた支払い方法で支払う

解約後も請求が来る理由

  • 解約手続き時点でカード会社に売上情報が届いていない利用分がある
  • 加盟店からの売上データ送信が遅れている
  • リボ払い・分割払いの残債がある
  • 継続決済サービスの解約忘れ

後日請求が発生するケース

au PAYカード解約後に請求が発生する具体的なケースを確認しておきましょう。

ケース1:解約直前の利用分

  • 状況:解約の数日前~当日にカードを利用した
  • 理由:加盟店からカード会社への売上データ送信に時間がかかる(通常1週間~1ヶ月程度)
  • 請求タイミング:解約後1~2ヶ月以内に請求書が郵送される
  • 支払い方法:振込用紙による銀行・コンビニでの現金払い

ケース2:リボ払い・分割払いの残債

  • 状況:解約時点でリボ払いや分割払いの残高があった
  • 理由:解約しても残債の支払い義務は継続する
  • 請求タイミング:毎月の支払日に継続して請求される
  • 支払い方法:登録していた口座振替で継続して引落し
支払い方法 解約後の扱い
リボ払い 完済まで毎月の支払いが継続(口座振替)
分割払い 残りの分割回数分、毎月の支払いが継続(口座振替)
あらかじめリボ 残高がゼロになるまで毎月の支払いが継続(口座振替)

ケース3:継続決済サービスの解約忘れ

  • 状況:サブスクリプションサービスや公共料金の支払い方法を変更し忘れた
  • 理由:解約後もサービス側からカード決済の請求が来る
  • 請求タイミング:サービスの請求サイクルに応じて請求される
  • 支払い方法:振込用紙による現金払い(または決済エラー)

よくある継続決済サービス

  • Netflix、Amazon Prime、YouTube Premiumなどのサブスク
  • 電気・ガス・水道などの公共料金
  • 携帯電話料金
  • 保険料
  • ジムやスポーツクラブの月会費

ケース4:年会費(ゴールドカードの場合)

  • 状況:解約手続き後、年会費の請求タイミングが来た
  • 理由:解約手続きと年会費請求のタイミングが重なった場合、請求が発生することがある
  • 対処:年会費請求前に余裕を持って解約することが重要

解約後の請求への対処法

請求内容 対処方法
解約前の正当な利用分 請求書に従って期日までに支払う(延滞扱いを避けるため)
リボ払い・分割払い 完済まで毎月の口座振替を継続。一括返済したい場合はコールセンターに連絡
継続決済の解約忘れ 請求書で支払い後、すぐに各サービス会社に連絡して支払い方法を変更
身に覚えのない請求 auフィナンシャルサービスコールセンターに問い合わせて詳細を確認

重要な注意点

  • 解約後の請求であっても、期日までに支払わないと延滞扱いになります
  • 延滞すると信用情報に傷がつく可能性があり、今後のクレジットカード審査やローン審査に悪影響を及ぼします
  • 請求書が届いたら、内容を確認して速やかに支払いましょう
  • 口座振替が継続している場合は、口座残高を十分に維持してください

請求書が届かない場合

解約後1~2ヶ月経っても請求書が届かず、利用残高があることが明らかな場合は、以下に連絡して確認してください。

  • auフィナンシャルサービスコールセンター
  • 管理番号に応じた電話番号(03-6758-7388または03-6692-5021)

②au PAYカードの会員専用サイトにログインできなくなる

au PAYカードを解約すると、会員専用サイトにログインできなくなります。これにより、いくつかの問題が発生する可能性があります。

解約後にログインできなくなる理由

  • カード解約と同時に、会員専用サイトへのアクセス権限も失われる
  • セキュリティ上の理由から、解約済みカードの情報にはアクセスできない仕組みになっている

ログインできなくなることで困ること

項目 解約前 解約後
利用明細の確認 ○ いつでも確認可能 ✕ 確認不可
請求額の確認 ○ 確認可能 ✕ 確認不可(請求書での確認のみ)
ポイント残高の確認 ○ 確認可能 △ au IDがあれば別の方法で確認可能
登録情報の変更 ○ 変更可能 ✕ 変更不可
各種設定の変更 ○ 変更可能 ✕ 変更不可

解約後に困るケース

ケース1:過去の利用明細を確認したい

  • 確定申告で経費を計上したい
  • 家計簿をつけていて、過去の支出を確認したい
  • 不正利用がなかったか確認したい

→ 解約後はオンラインで確認できません。事前にダウンロード・印刷が必要です。

ケース2:解約後の請求額を確認したい

  • 解約後に請求書が届いたが、内訳を詳しく知りたい
  • どの利用分が請求されているのか確認したい

→ 請求書に記載されている内容で確認するか、コールセンターに問い合わせる必要があります。

ケース3:Pontaポイントの確認

  • au PAYカード会員専用サイトではポイント確認ができない
  • ただし、au IDがあれば、Ponta会員サイトやau PAYアプリで確認可能です

利用明細の事前ダウンロード推奨

au PAYカードを解約する前に、必ず利用明細をダウンロードまたは印刷しておくことを強くおすすめします。

利用明細をダウンロードすべき理由

  • 解約後は会員専用サイトにアクセスできなくなる
  • 確定申告や家計管理で過去の明細が必要になる場合がある
  • 不正利用の有無を後から確認できる
  • 解約後の請求内容を照合できる
  • トラブル時の証拠資料として使える

利用明細のダウンロード方法

  1. au PAYカード会員専用サイトにログイン
  2. 「ご利用明細照会」を選択
  3. ダウンロードしたい期間を選択
  4. 「CSV形式でダウンロード」または「PDF形式でダウンロード」を選択
  5. ファイルを保存

推奨するダウンロード期間

用途 推奨期間
確定申告用 過去3年分(税務調査に備えて)
家計管理用 過去1~2年分
一般的な記録用 最低でも過去1年分

保存形式のおすすめ

  • PDF形式:印刷しやすく、公式な明細書として使いやすい
  • CSV形式:Excelなどで加工・集計したい場合に便利
  • 両方保存:可能であれば両方の形式で保存しておくと安心

印刷も検討

  • 重要な明細は、PDFだけでなく紙にも印刷しておくと安心です
  • パソコンの故障やデータ消失に備えて、物理的なバックアップを持つことも重要です

その他のダウンロード推奨項目

  • 年間利用額証明書:確定申告で必要になる場合があります
  • 登録情報の控え:登録住所、電話番号、引落し口座などをメモしておく
  • ポイント履歴:Pontaポイントの獲得・利用履歴

解約後の明細確認方法

解約後に過去の明細を確認したい場合は、以下の方法しかありません。

  • 紙の利用明細書:郵送されていた明細書を保管している場合
  • コールセンターに問い合わせ:解約後も一定期間は問い合わせ可能な場合があります(要確認)
  • 事前にダウンロードしたデータ:最も確実な方法

③au PAYカードの解約の取り消しはできない

au PAYカードの解約手続きは、一度完了すると取り消しができません。電話での自動音声ガイダンスに従って解約ボタンを押した瞬間、その場で解約が確定します。

解約の取り消しができない理由

  • セキュリティ上の理由から、解約完了後はカード番号が無効化される
  • システム上、一度解約したカードを復活させることはできない
  • 不正利用防止のため、解約は即座に反映される仕組みになっている

解約取り消しができないことによる影響

ケース 影響 対処法
誤って解約してしまった 即座にカードが使えなくなる 再度新規申し込みが必要(審査あり)
解約直後に継続決済を思い出した 決済エラーが発生する 各サービス会社に連絡して支払い方法を変更
解約後にポイントが残っていたことに気づいた Pontaポイントはau IDがあれば大丈夫。キャッシュバックポイントは失効 事前確認が重要
家族に伝えずに解約した 家族カードも即座に使えなくなる 事前に家族に伝えることが重要

解約を迷っている場合の選択肢

選択肢1:一時的にカードを使わないだけなら解約しない

  • au PAYカードは年会費無料(2024年6月以降)なので、持っているだけなら損はしません
  • 使わない期間があっても、解約する必要はありません
  • 将来また使いたくなった時にすぐ使えます

選択肢2:ゴールドカードならダウングレードを検討

  • 年会費11,000円が負担な場合、シルバーカード(年会費無料)にダウングレード
  • 完全解約よりもダウングレードの方が、後悔が少ない

選択肢3:数日考えてから解約する

  • 解約を急ぐ必要がない場合は、数日考えてから決断
  • この記事のチェックリストで、すべての項目を確認してから解約

解約後に再度カードが必要になった場合

  1. 新規申し込みが必要:au PAYカード公式サイトから申し込み
  2. 審査がある:再度クレジットカードの審査を受ける必要があります
  3. カード番号が変わる:以前と同じカード番号にはなりません
  4. 発行まで時間がかかる:審査~カード到着まで1~2週間程度

再申し込みの注意点

  • 解約後すぐに再申し込みすると、審査に通りにくい場合があります
  • 最低でも6ヶ月程度の期間を空けることをおすすめします
  • 短期間での解約・再申し込みは「入会特典目当て」と判断され、審査で不利になる可能性があります

解約前の最終確認

解約の取り消しはできませんので、解約手続きを行う前に、もう一度以下を確認してください。

  • □ 本当に解約する必要があるか?
  • □ この記事のチェックリストをすべて確認したか?
  • □ 継続決済サービスの支払い方法を変更したか?
  • □ Pontaポイントとキャッシュバックポイントを確認したか?
  • □ 利用明細をダウンロードしたか?
  • □ 家族カード利用者に伝えたか?
  • □ リボ払い・分割払いの残高を確認したか?
  • □ 年会費のタイミングを確認したか(ゴールドの場合)?

すべての項目を確認し、納得した上で解約手続きを行ってください。解約は慎重に、しかし必要なら迷わずが基本です。

au PAYカード解約時のよくある質問(FAQ)

解約くん
au PAYカードの解約について、よく寄せられる質問をまとめました。電話の混雑時間帯や即日解約の可否、半年以内の解約の影響など、気になるポイントを詳しく解説しますね!

au PAYカードの解約手続きについて、多くの方が疑問に思う点や不安に感じる点があります。この章では、解約時によくある質問をQ&A形式でまとめました。

解約前に気になる点がある方は、ぜひこの章を参考にしてください。

①au PAYカードの電話が繋がりやすい時間帯は?

au PAYカードの解約手続きは電話のみで行えますが、時間帯や日にちによっては非常に混雑します。通話料が有料のため、できるだけ繋がりやすい時間帯に電話したいところです。

混雑する時間帯・日にち

auフィナンシャルサービスコールセンターが特に混雑する時間帯と日にちは以下の通りです。

混雑する時間帯

時間帯 混雑度 理由
11:30~13:30 非常に混雑 お昼休みの時間帯に電話する人が多い
17:00~18:00 非常に混雑 仕事終わりに電話する人が多い
9:00~10:00 やや混雑 受付開始直後で電話が集中

混雑する日にち

期間 混雑度 理由
毎月4日~10日前後 非常に混雑 お支払日前後で問い合わせが増える
毎月10日~16日前後 非常に混雑 お支払日前後で問い合わせが増える
18日~26日頃 やや混雑 一般的な問い合わせが多い時期
月末・月初 やや混雑 請求確認や各種手続きの問い合わせが増える

曜日による傾向

  • 月曜日:週初めで混雑しやすい
  • 火曜日~木曜日:比較的繋がりやすい
  • 金曜日:週末前で混雑しやすい
  • 土日:平日に電話できない人が集中するため混雑

最も混雑するパターン

  • お支払日(4日または10日)の直後の月曜日
  • お昼休み(12:00~13:30)
  • 夕方(17:00~18:00)

この組み合わせの時間帯は、30分以上待たされる可能性もあります。通話料が有料なので避けましょう。

おすすめの連絡タイミング

au PAYカードの解約手続きをスムーズに行うための、おすすめの連絡タイミングを紹介します。

最もおすすめの時間帯

時間帯 おすすめ度 理由
10:00~11:30 ◎ 最適 午前中の落ち着いた時間帯。お昼前で比較的空いている
14:00~16:00 ◎ 最適 お昼休み明けで比較的空いている
9:00~10:00 ○ 良い 受付開始直後はやや混雑するが、お昼や夕方よりはマシ
16:00~17:00 ○ 良い 夕方の混雑前で比較的空いている

最もおすすめの日にち

  • 毎月15日~25日頃:お支払日から十分に日数が経過しており、比較的空いている
  • 火曜日~木曜日:週の中日で混雑が少ない
  • 平日:土日よりも平日の方が繋がりやすい傾向

ベストなタイミング

  • 毎月20日前後の火曜日~木曜日、10:00~11:30または14:00~16:00

このタイミングであれば、ほとんど待たずに手続きできる可能性が高いです。

避けるべきタイミング

  • お支払日(4日または10日)の前後3日間
  • 月曜日と金曜日
  • 12:00~13:30(お昼休み)
  • 17:00~18:00(夕方)

混雑時に電話してしまった場合

  • 自動音声で「ただいま大変混み合っております」とアナウンスされる場合があります
  • そのまま待つこともできますが、通話料がかかり続けるため、一度切って時間帯を変えることをおすすめします
  • オペレーター対応が必要な場合は特に待ち時間が長くなります

②au PAYカードはWEB・アプリ・店舗で解約できる?

Q: WEBサイトやアプリ、店舗でau PAYカードを解約できますか?

A: いいえ、au PAYカードの解約は電話のみで受け付けています。

解約できない方法

方法 解約の可否 理由
会員専用サイト(WEB) ✕ 不可 解約メニューが存在しない
au PAYアプリ ✕ 不可 解約機能が実装されていない
auショップ(店舗) ✕ 不可 クレジットカードの解約は店舗では受付不可
メール・問い合わせフォーム ✕ 不可 本人確認ができないため不可
郵送 ✕ 不可 書面での解約手続きは受け付けていない
LINE ✕ 不可 LINEでの解約手続きは不可

解約できる唯一の方法

  • 電話(自動音声ガイダンス)のみ
  • 管理番号に応じた電話番号に連絡
  • 9:00~18:00(年中無休)

電話のみの理由

  • 本人確認のため:カード番号と暗証番号による本人確認が必要
  • セキュリティのため:第三者による不正な解約を防ぐ
  • 誤解約の防止:本人の意思確認を確実に行うため

auショップでは解約できない理由

  • auショップは携帯電話サービスの窓口であり、クレジットカードの取り扱いは行っていません
  • au PAYカードはauフィナンシャルサービス株式会社が発行しているため、auショップとは別組織です
  • クレジットカードの解約は金融商品の取り扱いになるため、店頭では受付できません

どうしても電話が難しい場合

  • 聴覚障害などで電話が困難な場合は、auフィナンシャルサービスコールセンターに相談してください
  • 特別な対応を検討してもらえる可能性があります
  • ただし、基本的には電話での手続きが原則です

③au PAYカードの解約の引き止めはある?

Q: au PAYカードを解約する際、引き止めや説得はありますか?

A: いいえ、自動音声ガイダンスによる解約手続きのため、引き止めは一切ありません。

自動音声による解約のメリット

  • 引き止めがない:オペレーターと話す必要がないため、引き止められることがありません
  • スムーズに手続きできる:プッシュボタンの操作だけで、数分で解約完了します
  • 気まずくない:人と話さないため、心理的な負担が少ない
  • 解約理由を説明する必要がない:なぜ解約するのか聞かれることもありません

解約手続きの流れ

  1. 電話をかける
  2. 自動音声ガイダンスが流れる
  3. プッシュボタンで「4」を押す(解約メニュー)
  4. カード番号を入力
  5. 暗証番号を入力
  6. 解約完了のアナウンス

この流れの中で、人と話すことは一切ありません。引き止めや勧誘もありません。

オペレーター対応の場合は?

カード番号や暗証番号が分からず、オペレーター対応に切り替えた場合でも、基本的に引き止めはありません。

  • オペレーターは本人確認と解約手続きの補助を行うだけです
  • 「なぜ解約されるのですか?」と聞かれることはほとんどありません
  • 万が一聞かれても、「使わなくなったため」など簡単に答えれば問題ありません

注意が必要なケース

  • 発行後すぐ(半年以内)に解約する場合:オペレーター対応では、解約理由を聞かれる可能性があります(後述)
  • ただし、引き止められるわけではなく、理由を説明すれば解約手続きは進みます

他社クレジットカードとの比較

クレジットカード会社によっては、解約時に必ずオペレーターと話す必要があり、引き止めや代替案の提案をされることがあります。その点、au PAYカードは自動音声で完結するため、非常にスムーズに解約できるのが特徴です。

④au PAYカード発行後すぐに解約しても大丈夫?

Q: au PAYカードを発行してすぐに解約しても問題ありませんか?

A: 解約自体は可能ですが、信用情報に悪影響を与える可能性があります。特に半年以内の解約は避けることをおすすめします。

半年以内の解約が与える影響

au PAYカードを発行してから半年以内に解約すると、以下のような影響が出る可能性があります。

信用情報への影響

項目 影響
クレジットヒストリー 「短期解約」の記録が残る可能性がある
今後のカード審査 審査で不利になる可能性がある
再申し込み au PAYカードへの再申し込みが難しくなる可能性
他社カードへの影響 他のクレジットカード審査にも影響する可能性

なぜ半年以内の解約が問題なのか

  • 入会特典目当てと判断される:ポイントやキャッシュバック目当てで発行し、すぐに解約したと見なされる
  • カード会社に損失を与える:カード発行にはコストがかかるため、すぐに解約されるとカード会社の損失になる
  • 信用度が低いと判断される:計画性のない利用者と見なされる可能性がある

具体的な影響例

ケース1:au PAYカードへの再申し込み

  • 短期間で解約した記録があると、再申し込み時の審査で不利になる
  • 最低でも6ヶ月~1年程度の期間を空けないと、審査に通らない可能性が高い

ケース2:他社クレジットカードの審査

  • 信用情報機関に「短期解約」の記録が残る
  • 他社のクレジットカード審査でも、この記録が参照される
  • 「この人はすぐに解約する傾向がある」と判断され、審査で不利になる可能性

ケース3:ローン審査への影響

  • 住宅ローンや自動車ローンの審査でも、クレジットヒストリーが参照される
  • 短期解約が複数回あると、信用度が低いと判断される可能性

推奨する利用期間

期間 評価 理由
発行後すぐ~3ヶ月 ✕ 避けるべき 入会特典目当てと判断される可能性が非常に高い
3ヶ月~6ヶ月 △ できれば避けたい まだ短期解約と見なされる可能性がある
6ヶ月~1年 ○ 許容範囲 最低限の利用実績があると判断される
1年以上 ◎ 理想的 十分な利用実績があり、信用情報への悪影響はほぼない

どうしても半年以内に解約したい場合

明確な理由があれば問題ない

  • 転職や引っ越しなど、やむを得ない事情がある場合
  • 他社への乗り換えで、複数枚持ちたくない場合
  • 年会費が発生する前に解約したい場合(ゴールドカード)

これらの理由がある場合は、半年以内でも解約して問題ありません。オペレーター対応になった場合は、正直に理由を説明しましょう。

オペレーターに理由を聞かれた場合の対応

  • 「他のカードに一本化したい」
  • 「利用する機会がなくなった」
  • 「携帯電話を他社に乗り換えたため」

このように、簡潔に理由を伝えれば、解約手続きは問題なく進みます。引き止められることもありません。

信用情報への記録期間

  • クレジットカードの解約情報は、信用情報機関に最長5年間記録されます
  • ただし、短期解約が1回程度であれば、大きな問題にならないケースが多いです
  • 複数回短期解約を繰り返すと、信用度が大きく下がる可能性があります

⑤au PAYカードの年会費の日割り返金はある?

Q: au PAYゴールドカードを年会費支払い後すぐに解約した場合、日割りで返金されますか?

A: いいえ、年会費の日割り返金はありません。一度支払った年会費は、いかなる理由があっても返金されません。

年会費の返金ルール

カードの種類 年会費 返金の有無
au PAYカード(シルバー) 無料(2024年6月以降) 該当なし
au PAYゴールドカード 11,000円(税込) ✕ 返金なし

年会費支払い後すぐに解約した場合

  • 年会費11,000円を支払った翌日に解約しても、1円も返金されません
  • 1ヶ月後に解約しても、6ヶ月後に解約しても、返金額は同じ(0円)です
  • これはau PAYカードに限らず、ほとんどのクレジットカードで同様です

年会費を無駄にしないための対策

対策1:年会費発生前に解約する

  • 入会日を確認し、次回年会費の発生時期を把握する
  • 年会費請求の1~2ヶ月前に解約手続きを行う
  • これが最も確実に年会費を避ける方法です

対策2:年会費分の特典を活用してから解約する

  • すでに年会費を支払ってしまった場合は、1年間はカードを保有して特典を活用する
  • 空港ラウンジ、旅行保険、ポイント還元などを使い切る
  • 次回の年会費発生前に解約する

対策3:シルバーカードへダウングレードする

  • ゴールドカードからシルバーカードへダウングレードすれば、次年度から年会費無料
  • 完全解約ではなく、ダウングレードを検討する

他社カードとの比較

一部のクレジットカードでは、年会費を月割りで返金するケースもありますが、au PAYカードは返金対象外です。年会費の返金ルールはカード会社によって異なりますので、他のカードを解約する際も事前に確認しましょう。

⑥au PAYカードの家族カードだけ解約できる?

Q: メインカードは残して、家族カードだけを解約できますか?

A: はい、家族カードのみの解約は可能です。ただし、メインカードの契約者本人が手続きする必要があります。

家族カードのみ解約する方法

  1. auフィナンシャルサービスコールセンターに電話:管理番号に応じた電話番号に連絡
  2. オペレーター対応に切り替える:自動音声では家族カードのみの解約はできません
  3. 家族カードのみ解約したい旨を伝える
  4. 本人確認後、解約手続き完了

家族カード解約の注意点

項目 内容
手続き可能者 メインカードの契約者本人のみ
手続き方法 電話(オペレーター対応)
自動音声での解約 不可(オペレーター対応が必要)
家族カード利用者本人 解約手続き不可
メインカードへの影響 影響なし(メインカードは継続利用可能)

複数の家族カードがある場合

  • 家族カードAのみ解約、家族カードBは継続、という選択が可能です
  • 解約したい家族カードの番号を伝えて、個別に解約できます

家族カードの年会費

  • au PAYカード(シルバー):家族カード年会費無料
  • au PAYゴールドカード:家族カード年会費2,200円(税込)

ゴールドカードの家族カードを解約する場合、年会費の返金はありませんので、年会費発生前に解約することをおすすめします。

ETCカードのみの解約も同様

ETCカードのみを解約したい場合も、オペレーター対応で手続き可能です。メインカードと家族カードは継続して利用できます。

⑦au PAYカードの死亡・相続時の解約手続き

Q: 契約者が死亡した場合、au PAYカードはどのように解約すればよいですか?

A: 相続人または遺族が、auフィナンシャルサービスコールセンターに連絡して解約手続きを行います。

契約者死亡時の解約手順

  1. 速やかにカードの利用を停止する:不正利用を防ぐため、カードにハサミを入れる
  2. auフィナンシャルサービスコールセンターに電話
  3. プッシュボタンで「8」→「8」→「4」:契約者死亡の場合の専用メニュー
  4. オペレーターに契約者が死亡した旨を伝える
  5. 相続人・遺族としての本人確認
  6. 必要書類の提出:死亡診断書や戸籍謄本などが必要な場合があります
  7. 利用残高の確認と精算
  8. 解約完了

必要な情報・書類

項目 内容
故人の情報 氏名、生年月日、住所など
カード情報 カード番号(可能であれば)
連絡者の情報 相続人または遺族の氏名、続柄、連絡先
死亡診断書 コピー可(提出を求められる場合)
戸籍謄本 相続人であることを証明するため(提出を求められる場合)

利用残高がある場合

  • 故人のカード利用代金が残っている場合、相続人が支払う義務があります
  • 相続放棄をする場合でも、カード会社への連絡は必要です
  • 利用残高の詳細は、オペレーターが確認してくれます

リボ払い・分割払いの残債

  • リボ払いや分割払いの残高も、相続人が引き継ぐことになります
  • 相続放棄を検討している場合は、弁護士や司法書士に相談してください
  • 一括返済も可能ですので、オペレーターに相談してください

家族カードやETCカードの扱い

  • メインカードの契約者が死亡した場合、家族カードとETCカードも自動的に解約となります
  • 家族カードを使っていた遺族は、すぐにカードの利用を停止してください
  • 高速道路のETCカードは特に注意が必要です。車載器から必ず取り外してください

ポイントの扱い

  • Pontaポイントは、au IDに紐づいています
  • au IDを削除しなければ、ポイントは残ります
  • ただし、ポイントの利用には、故人のau IDへのログインが必要です
  • 相続人がポイントを利用したい場合は、au IDのパスワード等が必要になります

相続放棄をする場合

  • 相続放棄をする場合でも、カード会社には連絡が必要です
  • 相続放棄の手続きを進めていることを伝えてください
  • 相続放棄が受理されれば、カードの残債を支払う義務はなくなります
  • ただし、相続放棄の手続きには期限(死亡を知った日から3ヶ月以内)がありますので、早めに行動してください

連絡先

  • 管理番号「9」の方:03-6758-7388
  • 管理番号「5」の方:03-6692-5021
  • ゴールドカード:カード裏面の専用番号
  • プッシュ番号:「8」→「8」→「4」でオペレーターに接続

まとめ

契約者が死亡した場合、速やかにカード会社に連絡することが重要です。不正利用を防ぐためにも、早めの対応を心がけてください。オペレーターが丁寧に手続きを案内してくれますので、分からないことがあれば遠慮なく質問しましょう。

au PAYカード解約後の代替クレジットカード

解約くん
au PAYカードを解約した後も、Pontaポイントを引き続き貯めたい方には代替カードがありますよ!おすすめのカードを紹介しますね。

au PAYカードを解約した後、「Pontaポイントを引き続き貯めたい」という方も多いのではないでしょうか。Pontaポイントはローソンやじゃらん、ホットペッパーなど幅広い提携店舗で使える便利なポイントプログラムです。

この章では、au PAYカード解約後もPontaポイントを貯められる代替クレジットカードを紹介します。

Pontaポイントが貯まる代替クレジットカード

au PAYカードを解約しても、Pontaポイントを貯め続けたい方におすすめのクレジットカードを紹介します。どちらのカードも年会費無料で、高還元率が魅力です。

リクルートカード

リクルートカードは、Pontaポイントを貯められるクレジットカードの中で、最高クラスの還元率を誇るカードです。

リクルートカードの基本情報

項目 内容
年会費 永年無料
ポイント還元率 1.2%(au PAYカードより高い)
貯まるポイント リクルートポイント(Pontaポイントに等価交換可能)
国際ブランド Visa、Mastercard、JCB
発行スピード 最短即日発行(JCBの場合)
家族カード 年会費無料
ETCカード 年会費無料(JCB)、1,100円(Visa/Mastercard、初年度無料)

リクルートカードのメリット

1. 業界最高クラスの還元率1.2%

  • au PAYカードの還元率は1.0%ですが、リクルートカードは1.2%
  • 100円につき1.2ポイント貯まる
  • 年会費無料カードの中では最高水準の還元率

2. リクルートポイントはPontaポイントに交換可能

  • リクルートカードで貯まるのは「リクルートポイント」
  • リクルートポイントは、Pontaポイントに1ポイント=1ポイントで等価交換できる
  • 交換は即時反映されるため、すぐに使える
  • au PAYカードで貯めていたPontaポイントと合算して使える

3. リクルートグループのサービスで高還元

サービス 還元率
じゃらん(旅行予約) 最大3.2%
ホットペッパーグルメ(飲食店予約) 最大3.2%
ホットペッパービューティー(美容院予約) 最大3.2%
ポンパレモール(ネットショッピング) 最大4.2%

4. 旅行傷害保険が充実

  • 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
  • 国内旅行傷害保険:最高1,000万円(利用付帯)
  • 年会費無料なのに旅行保険が付帯しているのは珍しい

5. ショッピング保険付帯

  • 年間200万円までのショッピング保険
  • 国内・海外でのカード購入品を補償

リクルートカードのデメリット

  • リクルートポイントの使い道がやや限定的:リクルート系サービス以外で直接使う場合は、Pontaポイントへの交換が必要
  • 電子マネーチャージのポイント付与に制限:月3万円までしかポイントが貯まらない
  • Visa/Mastercardの場合、ETCカードが有料:初年度無料、2年目以降1,100円(JCBは永年無料)

リクルートカードがおすすめな人

  • 年会費無料で高還元率のカードが欲しい
  • Pontaポイントを引き続き貯めたい
  • じゃらんやホットペッパーなどのリクルートサービスをよく使う
  • 旅行保険付帯のカードが欲しい
  • au PAYカードよりも高い還元率を求めている

リクルートカードの申し込み方法

  1. リクルートカード公式サイトにアクセス
  2. 国際ブランド(Visa/Mastercard/JCB)を選択
  3. 必要事項を入力して申し込み
  4. 審査(最短即日)
  5. カード発行(1~2週間程度で到着)

Ponta Premium Plus

Ponta Premium Plusは、Pontaポイントを直接貯められる公式クレジットカードです。

Ponta Premium Plusの基本情報

項目 内容
年会費 初年度無料、2年目以降2,200円(税込)
※年1回以上の利用で翌年度無料
ポイント還元率 1.0%(通常利用)
貯まるポイント Pontaポイント(直接貯まる)
国際ブランド JCB
発行会社 ジャックス
家族カード 年会費440円(初年度無料)
ETCカード 年会費無料

Ponta Premium Plusのメリット

1. Pontaポイントが直接貯まる

  • リクルートカードのように交換する手間が不要
  • カード利用で直接Pontaポイントが貯まる
  • ポイント管理がシンプル

2. 実質年会費無料

  • 初年度は年会費無料
  • 2年目以降も、年1回以上のカード利用で翌年度無料
  • 普段使いしていれば、実質永年無料で利用できる

3. ポンタポイント特約店でさらにお得

特約店 還元率
ローソン 最大2.0%
昭和シェル石油 2.0%
じゃらん 最大3.0%
ホットペッパー 最大3.0%

4. 誕生月はポイント3倍

  • 誕生月のカード利用で、ポイント還元率が3.0%にアップ
  • 誕生月に大きな買い物をするとお得

5. 7月・12月はポイント2倍

  • 7月と12月は、ポイント還元率が2.0%にアップ
  • ボーナス月の買い物がお得

Ponta Premium Plusのデメリット

  • 通常還元率は1.0%:リクルートカードの1.2%より低い
  • 年会費がかかる可能性:年1回も使わない場合、2,200円の年会費が発生
  • 国際ブランドがJCBのみ:VisaやMastercardは選べない
  • ポイント特典を活用しないとお得感が薄い:特約店や誕生月を活用しないと、リクルートカードの方がお得

Ponta Premium Plusがおすすめな人

  • Pontaポイントを直接貯めたい(交換の手間を省きたい)
  • ローソンやじゃらんなどのPonta特約店をよく使う
  • 誕生月や7月・12月に大きな買い物をする予定がある
  • 年1回以上はクレジットカードを使う(実質年会費無料にできる)
  • シンプルなポイントプログラムが好き

Ponta Premium Plusの申し込み方法

  1. Ponta Premium Plus公式サイトにアクセス
  2. 必要事項を入力して申し込み
  3. 審査
  4. カード発行(1~2週間程度で到着)

リクルートカード vs Ponta Premium Plus 比較表

項目 リクルートカード Ponta Premium Plus
年会費 永年無料 初年度無料、2年目以降2,200円
(年1回利用で無料)
通常還元率 1.2% 1.0%
貯まるポイント リクルートポイント
(Pontaに交換可)
Pontaポイント
(直接貯まる)
特約店還元 じゃらん等で最大4.2% ローソン等で最大3.0%
国際ブランド Visa/Mastercard/JCB JCBのみ
旅行保険 海外最高2,000万円
国内最高1,000万円
なし
おすすめな人 高還元率重視
旅行保険も欲しい
Pontaポイント直接貯めたい
特約店をよく使う

どちらを選ぶべき?

リクルートカードがおすすめ

  • とにかく高還元率が欲しい
  • 年会費を絶対に払いたくない
  • 旅行保険も欲しい
  • リクルート系サービス(じゃらん、ホットペッパー)をよく使う

Ponta Premium Plusがおすすめ

  • Pontaポイントを直接貯めたい(交換の手間を省きたい)
  • ローソンをよく利用する
  • 誕生月や7月・12月に大きな買い物をする
  • 年1回以上はカードを使う(実質年会費無料にできる)

両方持つのもあり

  • リクルートカードは年会費永年無料なので、両方持つことも可能
  • 普段使いはリクルートカード(1.2%還元)、特約店はPonta Premium Plus(最大3.0%還元)と使い分けるのも賢い選択

au PAYカード解約後のポイント移行

au PAYカードを解約しても、Pontaポイントはau IDを残しておけば失効しません。リクルートカードやPonta Premium Plusで新たに貯めたPontaポイントは、既存のPontaポイントと合算されますので、安心して代替カードに移行できます。

まとめ|au PAYカード(旧au WALLETクレジットカード)の解約方法を完全解説

いかがでしたでしょうか。au PAYカード(旧au WALLETクレジットカード)の解約方法について、電話番号の確認から解約手順、注意点、よくあるトラブルまで詳しく解説しました。au PAYカードの解約は電話のみで手続き可能ですが、管理番号によって連絡先が異なる点、解約前に確認すべき項目が多い点に注意が必要です。特に、継続決済サービスの変更、Pontaポイントの確認、付帯カードの同時解約、引落し直後は解約できない期間がある点は見落としがちなポイントです。この記事の手順とチェックリストを活用して、スムーズな解約手続きを進めてください。

  • au PAYカードの解約は電話のみで、管理番号によって連絡先が異なります
  • 解約前に継続決済、Pontaポイント、付帯カードを必ず確認しましょう
  • 引落し日から2~5営業日は解約できないため、タイミングに注意が必要です
  • au回線解約後もカードは利用可能ですが、2024年6月以降年会費は無料化されています
  • 解約後も請求が発生する可能性があるため、利用明細は事前に保存しておきましょう

参考リンク

【最後に…】スマホで ”キャッシュバック” もらっちゃおうキャンペーン