auのデータお預かりサービスで容量追加オプション(月額110円)を契約しているものの、解約方法がわからずお困りではありませんか。この記事では、au データお預かりの容量追加オプション解約について、My auからの手順、解約前に確認すべき注意点、データのバックアップ方法まで、わかりやすく解説します。容量追加オプションを契約中の方はぜひ参考にしてください。
au データお預かりの容量追加オプションとは

auのデータお預かりサービスは、スマートフォンの写真やアドレス帳などの大切なデータをクラウド上に保存できる便利なサービスです。このサービスには基本容量が設定されていますが、さらに多くのデータを保存したい場合には容量追加オプションを利用できます。
容量追加オプションは、Pontaパス(旧auスマートパスプレミアム)またはPontaパス ライトに加入している会員向けの有料オプションで、50GBごとに月額110円(税込)で追加購入できる仕組みになっています。
①データお預かりの基本容量について
auのデータお預かりサービスでは、契約状況によって利用できる基本容量が異なります。まずは自分がどの容量プランを利用しているか確認しましょう。
契約状況別の基本容量
| 契約状況 | 基本容量 | 月額料金 |
|---|---|---|
| Pontaパス会員 | 50GB | 無料(Pontaパス料金に含む) |
| Pontaパス ライト会員 | 50GB | 無料(Pontaパス ライト料金に含む) |
| au回線契約者(Pontaパス非加入) | 1GB | 無料 |
| au回線契約なし(Pontaパス非加入) | 0GB(利用不可) | – |
PontaパスまたはPontaパス ライトに加入している方は、基本容量として50GBまで無料で利用できます。一方、Pontaパスに加入せずau回線のみを契約している方は1GBまで、au回線契約がない方はデータお預かりサービス自体を利用できません。
保存できるデータの種類
データお預かりサービスでは、以下のようなデータを保存できます。
- アドレス帳(最大3,000件)
- 写真
- 動画
- カレンダー
- auメール(Android端末のみ)
- SMS(Android端末のみ)
- +メッセージ(Android端末のみ)
- パスワード情報
写真は約25,000枚(1枚2MB換算)を保存できる計算になります。日常的に写真を撮影する方にとっては、50GBでも容量が不足する可能性があります。
②容量追加オプションの料金と仕組み
基本容量の50GBでは足りない場合、容量追加オプションを利用することでさらに保存容量を増やすことができます。
容量追加オプションの料金体系
- 追加容量単位:50GB
- 月額料金:100円(税込110円)
- 追加可能回数:無制限(auかんたん決済の上限額による)
- 決済方法:auかんたん決済のみ
例えば、基本の50GBに加えて100GBの容量が必要な場合は、50GB×2回分の追加となり、月額220円(税込)の追加料金が発生します。追加できる容量に上限はありませんが、auかんたん決済の利用限度額内での追加となります。
容量追加オプションの課金タイミング
容量追加オプションの料金は、追加手続きを行った月から課金が開始されます。日割り計算は行われないため、月初に追加しても月末に追加しても同じ料金が請求されます。
また、解約する場合も解約月の料金は満額請求されるため、解約タイミングには注意が必要です。
2023年のサービス改善について
2023年1月19日より、auのデータお預かりサービスが改善され、110円で追加できる容量が10GBから50GBに拡大されました。この変更は既存の契約者にも自動適用されており、220円で20GBを追加していた方は自動的に100GBの容量に変更されています。
③容量追加オプションが必要なケースと不要なケース
容量追加オプションを契約すべきかどうかは、データの使い方や他のクラウドサービスの利用状況によって異なります。ここでは、必要なケースと不要なケースを整理します。
容量追加オプションが必要なケース
- 写真や動画を大量に保存している方:高画質な写真や4K動画などを撮影する機会が多く、基本の50GBでは容量が不足する場合
- auのサービスに一元化したい方:複数のクラウドサービスを使い分けるのが面倒で、auのサービスだけで管理したい場合
- 機種変更時のデータ移行をスムーズにしたい方:auの端末間でのデータ移行を頻繁に行う場合
- iCloudやGoogleフォトの容量も不足している方:他のクラウドサービスと併用してもまだ容量が足りない場合
容量追加オプションが不要なケース
- 基本の50GBで十分な方:保存するデータが少なく、基本容量内で収まる場合
- 他のクラウドサービスを活用している方:iCloud、Googleフォト、Googleドライブなど、他のサービスをメインで利用している場合
- SDカードや外部ストレージを活用している方:スマホのSDカードやパソコンの外部ストレージでデータを管理している場合
- 定期的にデータを整理している方:不要な写真や動画を定期的に削除し、容量を圧迫しないよう管理している場合
他のクラウドサービスとの料金比較
容量追加オプションの必要性を判断するため、他の主要クラウドサービスと料金を比較してみましょう。
| サービス名 | 容量 | 月額料金(税込) |
|---|---|---|
| au データお預かり(基本) | 50GB | 無料(Pontaパス料金に含む) |
| au 容量追加オプション | +50GB | 110円 |
| iCloud+ | 50GB | 130円 |
| iCloud+ | 200GB | 400円 |
| Google One | 100GB | 250円 |
| Google One | 200GB | 380円 |
auの容量追加オプションは50GBあたり110円と、他のクラウドサービスと比較しても比較的リーズナブルな料金設定です。ただし、PontaパスまたはPontaパス ライトへの加入が前提条件となるため、Pontaパスの月額料金548円も考慮する必要があります。
Pontaパスの他の特典(ローソンのクーポン、映画割引、修理サポートなど)を活用できる方であれば、容量追加オプションも含めてお得に利用できるでしょう。
au データお預かり容量追加オプションの解約方法

auのデータお預かり容量追加オプションは、オンラインまたは電話で簡単に解約できます。ここでは、3つの解約方法を詳しく解説します。最も簡単でおすすめなのは、24時間いつでも手続きできるMy auからの解約です。
解約手続きを行う前に、必ず以下の点を確認しておきましょう。
- 保存しているデータが基本容量(50GB)以内に収まっているか
- 超過分のデータをバックアップしているか
- 解約月も満額料金が請求されることを理解しているか
①My auからの解約手順(推奨)
My auを利用した解約方法は、スマートフォンやパソコンから24時間いつでも手続きできるため、最もおすすめの方法です。待ち時間もなく、数分で完了します。
My auでの解約手順
以下の手順に従って、容量追加オプションの解約を進めましょう。
- My auにアクセス
- スマートフォンの場合:My auアプリを起動、またはブラウザで「My au」と検索してアクセス
- パソコンの場合:ブラウザで「My au」と検索してアクセス
- au IDでログイン
- au IDとパスワードを入力してログインします
- au IDを忘れた場合は、初期設定では電話番号がIDになっています
- 「スマートフォン・携帯電話」を選択
- トップページ上部のメニューから「スマートフォン・携帯電話」を選択します
- 「ご契約内容/手続き」を選択
- メニュー内の「ご契約内容/手続き」をタップまたはクリックします
- 「オプションサービス変更」を選択
- 「お問い合わせ/お手続き」のセクションから「オプションサービス変更」を選択します
- 「データお預かり容量追加」を探す
- 契約中のオプションサービス一覧から「データお預かり容量追加」を探します
- 「廃止する」をタップ
- 「データお預かり容量追加」の下にある「廃止する」ボタンをタップします
- 注意事項を確認
- 解約にあたっての注意事項が表示されます
- 内容をよく読み、問題なければ次に進みます
- 「同意して次に進む」をタップ
- 注意事項に同意し、「同意して次に進む」をタップします
- 解約内容を最終確認
- 解約する内容を最終確認します
- 解約月の料金が満額請求されることを確認します
- 「申し込む」をタップして完了
- 問題なければ「申し込む」をタップして解約手続きを完了します
- 完了画面が表示されたら手続き完了です
My au解約時の注意点
My auから解約手続きを行う際は、以下の点に注意しましょう。
- au IDとパスワードが必要:事前に準備しておきましょう
- 解約手続きは即時反映:手続き完了後、すぐに容量追加オプションが解除されます
- 解約完了メールを保管:手続き完了後に届くメールは、念のため保管しておきましょう
②auかんたん決済の登録サービスから解約する方法
容量追加オプションはauかんたん決済で支払われているため、auかんたん決済の登録サービス一覧から直接解約することも可能です。
auかんたん決済からの解約手順
- au IDポータルにアクセス
- ブラウザで「au ID」と検索し、au IDポータルサイトにアクセスします
- au IDでログイン
- au IDとパスワードを入力してログインします
- 「メニュー」を開く
- 画面右上の「MENU」をタップします
- 「auかんたん決済」を選択
- メニュー内の「auかんたん決済」をタップします
- 「ご登録中のサービス」を選択
- 「ご登録中のサービス」をタップして、課金中のサービス一覧を表示します
- 「データお預かり容量追加」を探す
- サービス一覧から「データお預かり容量追加」を探します
- 「退会/解約」を選択
- 「データお預かり容量追加」の横にある「退会/解約」をタップします
- 解約手続きを完了
- 画面の指示に従って解約手続きを完了します
専用ページからの解約方法
公式ヘルプページでは、専用の解約ページが案内されています。以下のリンクから直接アクセスして解約手続きを行うこともできます。
- 専用解約ページ:au公式サイトの「データお預かり容量追加」解約ページ
- この方法でも、解約月の料金は満額請求されます
③電話での解約方法(auお客さまセンター)
インターネットでの手続きが不安な方や、オペレーターに相談しながら解約したい方は、auお客さまセンターに電話して解約することもできます。
auお客さまセンターの連絡先
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 0077-7023(無料) |
| 受付時間 | 9:00~20:00(年中無休) |
| 必要なもの | 契約者本人の確認(電話番号、暗証番号など) |
電話での解約手順
- auお客さまセンターに電話
- auスマートフォンまたは一般電話から「0077-7023」に電話します
- 通話料は無料です
- 音声ガイダンスに従う
- 音声ガイダンスが流れるので、指示に従って操作します
- オプションサービスの解約を選択します
- オペレーターに繋がる
- オペレーターに「データお預かりの容量追加オプションを解約したい」と伝えます
- 本人確認
- 契約者本人であることを確認するため、電話番号や暗証番号などを聞かれます
- 解約内容の確認
- オペレーターから解約内容や注意事項の説明があります
- 解約月の料金が満額請求されることを確認します
- 解約手続き完了
- 問題なければ、その場で解約手続きが完了します
電話での解約時の注意点
- 混雑する時間帯を避ける:12時~13時の昼休み時間帯や、平日夕方、土日祝日は電話が繋がりにくい可能性があります
- 待ち時間が発生する:オペレーターに繋がるまで数分から数十分かかる場合があります
- 受付時間に注意:9:00~20:00の受付時間外は電話できません
- 本人確認が必要:契約者本人からの電話が原則です。代理人による解約の場合は、別途手続きが必要になることがあります
解約手続き完了の確認方法
容量追加オプションの解約手続きが正しく完了しているか、以下の方法で確認できます。
My auで確認する方法
- My auにログイン
- My auアプリまたはWebサイトからログインします
- 「ご契約内容/手続き」を選択
- 「スマートフォン・携帯電話」→「ご契約内容/手続き」を選択します
- オプションサービス一覧を確認
- 契約中のオプションサービス一覧に「データお預かり容量追加」が表示されていなければ解約完了です
auかんたん決済で確認する方法
- au IDポータルにログイン
- au IDでログインします
- 「auかんたん決済」→「ご登録中のサービス」を選択
- 課金中のサービス一覧を表示します
- 「データお預かり容量追加」の有無を確認
- 一覧に「データお預かり容量追加」が表示されていなければ解約完了です
解約完了メールで確認する方法
解約手続きが完了すると、登録しているメールアドレスに解約完了メールが届きます。このメールを受信していれば、解約手続きは正常に完了しています。
- メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダも確認しましょう
- メールを削除してしまった場合は、My auまたはauかんたん決済で確認できます
データお預かりアプリで容量を確認する方法
データお預かりアプリからも、現在の保存容量を確認できます。
- データお預かりアプリを起動
- 「お預かりデータを確認する」を選択
- 画面上部の容量表示を確認
- 容量追加オプションを解約した場合、基本容量の50GBのみが表示されます
- 例:「50GB中 45GB使用」など
解約手続き後すぐに反映されない場合もあるため、数時間から1日程度待ってから再度確認すると良いでしょう。それでも解約が反映されない場合は、auお客さまセンターに問い合わせることをおすすめします。
au データお預かり容量追加オプション解約前の注意点

auのデータお預かり容量追加オプションを解約する前に、必ず確認しておくべき重要な注意点があります。特にデータの削除タイミングや料金の取り扱いについては、しっかり理解しておかないと大切なデータを失ったり、想定外の料金が発生したりする可能性があります。
ここでは、解約前に知っておくべき注意点を詳しく解説します。
①容量超過データの削除タイミング
容量追加オプションを解約すると、保存容量が基本容量の50GBに戻ります。このとき、50GBを超えて保存しているデータがある場合、そのデータは自動的に削除されてしまいます。
削除されるデータの対象
容量追加オプション解約後、以下のような状況でデータが削除の対象となります。
- 50GBを超過しているすべてのデータ:写真、動画、アドレス帳など、すべての種類のデータが対象です
- 削除されるデータは復元不可:一度削除されたデータは、再入会しても復元できません
- 削除の優先順位:古いデータから順に削除されるわけではなく、容量を超過している分がすべて削除対象となります
重要:容量追加オプションを解約する前に、必ず保存データの容量を確認し、50GBを超えている場合は事前にバックアップを取っておきましょう。
現在の使用容量の確認方法
解約前に、現在どれくらいの容量を使用しているか確認しましょう。
- データお預かりアプリを起動
- トップ画面で容量を確認
- 画面上部に「○○GB中 ○○GB使用」と表示されます
- 例:「100GB中 75GB使用」の場合、50GBを25GB超過しています
- 超過分を計算
- 使用容量が50GBを超えている場合、その超過分がすべて削除対象です
- 上記の例では、25GB分のデータが削除されます
30日間の猶予期間について
容量追加オプションを解約した後、すぐにデータが削除されるわけではありません。auでは、解約後30日間の猶予期間が設けられています。
猶予期間中にできること
- データのバックアップ:30日以内であれば、超過分のデータをスマホ本体やパソコン、他のクラウドサービスにバックアップできます
- 再加入による復旧:30日以内に容量追加オプションに再加入すれば、データは削除されずに保持されます
- データの閲覧:猶予期間中は、超過分のデータも引き続き閲覧できます
猶予期間の注意点
- 30日を過ぎると完全削除:猶予期間を過ぎると、超過分のデータは完全に削除され、復元できません
- 新規データの追加はできない:猶予期間中は、新たにデータを追加することはできません(50GB以内であれば可能)
- カウントダウンは解約日から開始:30日間のカウントは、解約手続きを完了した日から開始されます
例:1月15日に容量追加オプションを解約した場合、2月14日までがデータ保持期間となり、2月15日以降に超過分のデータが削除されます。
猶予期間を有効活用する方法
- 解約後すぐにバックアップを開始:30日あると思って後回しにせず、解約後すぐにバックアップを始めましょう
- 優先順位をつける:すべてのデータをバックアップする時間がない場合は、大切なデータから優先的に保存しましょう
- 複数の保存先を用意:万が一に備えて、スマホ本体だけでなくパソコンや他のクラウドサービスにも保存しておくと安心です
②解約月の料金は日割りされない
auのデータお預かり容量追加オプションは、解約月も満額料金が請求されます。日割り計算は行われないため、解約のタイミングには注意が必要です。
料金の仕組み
| 解約日 | 請求される料金 | 具体例 |
|---|---|---|
| 月初(1日~5日) | 満額(110円) | 1月3日に解約しても110円請求 |
| 月中(6日~20日) | 満額(110円) | 1月15日に解約しても110円請求 |
| 月末(21日~末日) | 満額(110円) | 1月28日に解約しても110円請求 |
上記のように、いつ解約しても解約月の料金は満額請求されます。月初に解約すると、ほとんどサービスを利用しないまま満額を支払うことになり、損をした気分になってしまいます。
お得な解約タイミング
解約月の料金が日割りされないため、月末近くに解約するのが最もお得です。
- おすすめの解約日:月末3~5日前
- 例:1月であれば、1月27日~29日頃
- 月末ギリギリだと、日付が変わって翌月扱いになるリスクがあります
- データバックアップの時間も考慮
- 大量のデータをバックアップする場合、数日かかることもあります
- 余裕を持って月末の1週間前から準備を始めると安心です
解約手続きのタイミングに関する注意点
- 21時10分以降の手続きは翌日扱い:オンラインで解約手続きを行う場合、21時10分以降に申し込むと、au側の処理が翌日になる可能性があります
- 月末最終日は避ける:月末最終日に手続きをすると、処理が翌月にずれ込み、翌月分の料金も請求される可能性があります
- 混雑状況によっても変わる:システムが混雑している場合、申し込みから完了までに時間がかかることがあります
安全策:月末最終日の2~3日前までに解約手続きを完了させておくと、確実に当月内での解約が完了します。
③Pontaパス/Pontaパス ライトを解約した場合の影響
容量追加オプションは、PontaパスまたはPontaパス ライトへの加入が前提条件となっています。そのため、Pontaパス/Pontaパス ライトを解約すると、容量追加オプションにも大きな影響があります。
Pontaパス解約時の影響
- 基本容量が50GBから1GBに縮小:Pontaパス/Pontaパス ライトを解約すると、データお預かりの基本容量が50GBから1GBに減少します(au回線契約がある場合)
- au回線契約がない場合は0GB:au回線契約もない場合、データお預かりサービス自体が利用できなくなります
- 大量のデータが削除対象:50GBのデータを保存していた場合、1GBを超える49GB分のデータが削除されます
容量追加オプションは自動解約される
Pontaパス/Pontaパス ライトを解約すると、容量追加オプションも自動的に解約されます。つまり、別途容量追加オプションの解約手続きを行う必要はありません。
自動解約の流れ
- Pontaパス/Pontaパス ライトを解約
- 容量追加オプションが自動解約(別途手続き不要)
- 基本容量が50GBから1GB(またはGGB)に縮小
- 30日後に超過分のデータが削除
Pontaパス解約前にやるべきこと
Pontaパス/Pontaパス ライトの解約を検討している場合、以下の手順で事前準備を行いましょう。
- 保存データの容量を確認
- データお預かりアプリで使用容量を確認します
- 1GBを超えている場合、超過分のバックアップが必要です
- データをバックアップ
- 1GBを超えるデータは、スマホ本体、パソコン、他のクラウドサービスにバックアップします
- 特に大切な写真や動画は優先的に保存しましょう
- Pontaパスを解約
- データのバックアップが完了してから、Pontaパスを解約します
- 30日以内に最終確認
- 解約後30日以内であれば、まだデータは残っています
- バックアップ漏れがないか、最終確認を行いましょう
Pontaパス ライトとPontaパスの切り替え時の影響
Pontaパス ライトからPontaパスへの変更、またはPontaパスからPontaパス ライトへの変更を行う場合、お預かりデータや容量追加オプションへの影響はありません。
- 基本容量の50GBはそのまま維持されます
- 容量追加オプションも継続して利用できます
- 保存しているデータもすべて保持されます
ただし、Pontaパス ライト/Pontaパスから完全に退会する場合は、上記の影響を受けるため注意が必要です。
④au回線を解約した場合の取り扱い
au回線を解約する場合、データお預かりサービスおよび容量追加オプションの取り扱いはどうなるのでしょうか。状況によって異なるため、詳しく解説します。
au回線解約後の基本ルール
| 状況 | データお預かりの容量 | データの保存期間 |
|---|---|---|
| au回線解約+Pontaパス継続 | 50GB(+容量追加オプション継続可能) | 無期限 |
| au回線解約+Pontaパス未加入 | 0GB(利用不可) | 解約後30日で削除 |
| au回線休止+Pontaパス継続 | 50GB(+容量追加オプション継続可能) | 無期限 |
| au回線休止+Pontaパス未加入 | 0GB(利用不可) | 休止後30日で削除 |
au回線解約後もデータを保持する方法
au回線を解約しても、Pontaパス/Pontaパス ライトに継続して加入している場合は、データお預かりサービスを引き続き利用できます。
継続利用の条件と手順
- au回線解約前にPontaパス/Pontaパス ライトに加入
- au回線を解約する前に、PontaパスまたはPontaパス ライトに加入しておきます
- 支払い方法を確認
- au回線解約後は、au通信料合算払いが利用できなくなります
- クレジットカード払いに変更しておく必要があります
- Google Playストアから最新版アプリをインストール
- au回線解約後は、Google Playストアから最新版の「データお預かり」アプリをインストールしてください
- これにより、au回線なしでもサービスを利用できます
- 容量追加オプションも継続可能
- 容量追加オプションも、Pontaパスに加入していれば継続して利用できます
- 支払いはauかんたん決済(クレジットカード払い)で行われます
au回線解約後に利用できる対象サービス
au回線解約後も、以下のサービスは継続して利用できます(支払い方法の設定が必要)。
- Pontaパス/Pontaパス ライト
- データお預かり容量追加
- ブックパス読み放題
- うたパス
- auナビウォーク
- auカーナビ
- 安心ナビ
- au自転車サポート
au回線解約後にデータが削除されるケース
以下の場合、au回線解約後30日でデータが完全削除されます。
- Pontaパス/Pontaパス ライトに加入していない場合
- au回線解約と同時にPontaパスも解約した場合
- 支払い方法の変更を行わず、自動退会となった場合
重要:au回線を解約する予定がある方は、必ず事前にPontaパスへの加入と支払い方法の変更を行い、データが消えないようにしましょう。
au回線休止の場合も同様
au回線を「解約」ではなく「休止」する場合も、上記と同じルールが適用されます。
- 休止と同時にデータは削除されます
- Pontaパスに継続加入していれば、50GBの容量を維持できます
- 休止後30日を過ぎると、Pontaパス未加入の場合はデータが完全削除されます
au回線の解約や休止を検討している方は、必ず事前にデータのバックアップを取るか、Pontaパスへの加入を継続するようにしましょう。
解約前に必ずやるべきデータのバックアップ方法

auのデータお預かり容量追加オプションを解約する前に、最も重要なのがデータのバックアップです。解約後30日を過ぎると、基本容量の50GBを超えたデータは完全に削除され、二度と復元できません。
ここでは、大切なデータを安全に保存するための具体的なバックアップ方法を、複数のパターンで詳しく解説します。自分の環境に合った方法を選んで、確実にバックアップを行いましょう。
①スマホ本体へのダウンロード手順
最も手軽なバックアップ方法は、データお預かりサーバーからスマホ本体へデータをダウンロードする方法です。特別な機器やサービスを使わずに、データお預かりアプリだけで完結します。
iPhone/iPadでのダウンロード手順
- データお預かりアプリを起動
- App Storeから「データお預かり」アプリをダウンロードしていない場合は、先にインストールします
- 「お預かりデータを確認する」をタップ
- アプリのトップ画面で「お預かりデータを確認する」を選択します
- 「写真・動画」を選択
- 画面上部のメニューから「写真・動画」をタップします
- ダウンロードしたいデータを選択
- 写真や動画を長押しして選択モードにします
- 複数選択する場合は、タップして選んでいきます
- すべて選択する場合は「すべて選択」をタップします
- 「ダウンロード」をタップ
- 画面下部の「ダウンロード」ボタンをタップします
- ダウンロードの完了を待つ
- データ量によっては時間がかかります
- Wi-Fi環境で行うことを強くおすすめします
- iPhone/iPadの「写真」アプリで確認
- ダウンロードが完了すると、標準の「写真」アプリに保存されます
- 正しく保存されているか確認しましょう
Androidスマートフォンでのダウンロード手順
- データお預かりアプリを起動
- Google Playストアから「データお預かり」アプリをダウンロードしていない場合は、先にインストールします
- 「お預かりデータを確認する」をタップ
- アプリのトップ画面で「お預かりデータを確認する」を選択します
- 「写真・動画」を選択
- データの種類から「写真・動画」を選択します
- ダウンロードしたいデータを選択
- 写真や動画を長押しして選択モードにします
- 必要なデータをタップして選択していきます
- 「端末に保存」をタップ
- 画面下部または右上のメニューから「端末に保存」を選択します
- 保存先を選択
- 「内部ストレージ」または「SDカード」を選択できます
- 容量に余裕がある方を選びましょう
- ダウンロードの完了を待つ
- データ量によっては時間がかかります
- Wi-Fi環境での実施を推奨します
- ギャラリーアプリで確認
- Androidの「ギャラリー」または「フォト」アプリで、正しく保存されているか確認します
スマホ本体へのダウンロード時の注意点
- スマホの空き容量を確認:ダウンロード前に、スマホ本体に十分な空き容量があるか確認しましょう。容量不足の場合、ダウンロードが途中で止まってしまいます
- Wi-Fi環境で実施:大量のデータをダウンロードする場合、モバイルデータ通信だと通信量が膨大になります。必ずWi-Fi環境で行いましょう
- 充電しながら作業:長時間のダウンロードになる場合、バッテリーが途中で切れないよう、充電しながら作業しましょう
- アプリを終了させない:ダウンロード中はデータお預かりアプリを終了させないでください。ホーム画面に戻ることは可能です
②SDカードへのバックアップ方法(Android)
Android端末をお使いの方は、SDカードへ直接バックアップすることもできます。スマホ本体の容量を圧迫せずに大量のデータを保存できるため、おすすめの方法です。
SDカードへのバックアップ手順
- SDカードを挿入
- Android端末にSDカードを挿入します
- まだフォーマットしていない場合は、設定からフォーマットを行います
- SDカードの空き容量を確認
- 「設定」→「ストレージ」からSDカードの空き容量を確認します
- バックアップするデータ量より多い空き容量が必要です
- データお預かりアプリを起動
- Google Playストアから最新版のアプリをインストールします
- 「機種変更/その他」を選択
- アプリのトップ画面で「機種変更/その他」をタップします
- 「データ移行」を選択
- メニューから「データ移行」を選択します
- 「ステップ1:データを保存する」を選択
- データ移行の最初のステップを選択します
- 「SDカードに保存する」を選択
- 保存先として「SDカードに保存する」を選択します
- 保存するデータを選択
- 写真、動画、アドレス帳など、保存したいデータにチェックを入れます
- 「保存」をタップ
- 「保存」ボタンをタップして、バックアップを開始します
- 保存の完了を待つ
- データ量によっては時間がかかります
- 保存が完了するまで、アプリを終了させないでください
- SDカード内のデータを確認
- ファイルマネージャーアプリでSDカード内を確認し、正しく保存されているか確認します
Android 11以降の端末での注意点
Android 11以降の端末では、通常のデータお預かりアプリではSDカード機能が利用できません。別途「SDカード専用・データお預かり」アプリをインストールする必要があります。
SDカード専用アプリの使い方
- Google Playストアから「SDカード専用・データお預かり」をインストール
- アプリを起動してSDカードへのバックアップを実行
- 通常のデータお預かりアプリと同様の手順で操作
SDカードバックアップのメリット
- スマホ本体の容量を消費しない:大量のデータを保存してもスマホの動作が重くなりません
- 物理的に保管できる:SDカードを取り出してパソコンに保存したり、別の場所に保管したりできます
- 機種変更時に便利:新しいスマホにSDカードを挿入すれば、すぐにデータを復元できます
- 追加費用がかからない:クラウドサービスと違い、月額料金が発生しません
③パソコンへのデータ保存方法
パソコンを持っている方は、パソコンにデータをバックアップすることで、より安全に大量のデータを保存できます。外付けHDDやSSDと組み合わせれば、さらに保存容量を増やすことも可能です。
iPhone/iPadからパソコンへの転送方法
方法1:iCloudを経由してパソコンに保存
- データお預かりからiPhone本体にダウンロード
- 前述の手順でデータをiPhone本体に保存します
- iCloudに写真をアップロード
- 「設定」→「[ユーザー名]」→「iCloud」→「写真」
- 「iCloud写真」をオンにします
- パソコンでiCloud.comにアクセス
- ブラウザで「iCloud.com」にアクセスし、Apple IDでログインします
- 「写真」を選択
- iCloud上の写真にアクセスします
- ダウンロードしたい写真を選択
- Ctrl+A(Windows)またはCommand+A(Mac)ですべて選択できます
- ダウンロードボタンをクリック
- 画面上部のダウンロードアイコンをクリックして、パソコンに保存します
方法2:USBケーブルで直接転送(Windows)
- iPhoneとパソコンをUSBケーブルで接続
- iPhone側で「信頼する」をタップ
- Windowsのエクスプローラーを開く
- 「PC」→「[iPhoneの名前]」→「Internal Storage」→「DCIM」
- 写真や動画をパソコンにコピー&ペースト
方法3:USBケーブルで直接転送(Mac)
- iPhoneとMacをUSBケーブルで接続
- 「写真」アプリが自動的に起動
- 「読み込む」タブを選択
- 「すべての新しい項目を読み込む」をクリック
- 読み込んだ写真がMacの「写真」ライブラリに保存されます
Androidスマートフォンからパソコンへの転送方法
方法1:USBケーブルで直接転送
- AndroidスマホとパソコンをUSBケーブルで接続
- スマホ側で「ファイル転送(MTP)」を選択
- 通知バーに表示される接続モードで「ファイル転送」を選びます
- パソコンのエクスプローラー(Windows)またはFinder(Mac)を開く
- スマホのストレージにアクセス
- 「内部ストレージ」または「SDカード」を開きます
- 「DCIM」フォルダを開く
- 写真や動画は通常、DCIMフォルダ内に保存されています
- データをパソコンにコピー&ペースト
- 必要なフォルダやファイルを選択し、パソコンの任意の場所にコピーします
方法2:Googleドライブ経由で転送
- データお預かりからスマホ本体にダウンロード
- Googleドライブアプリを開く
- 「+」→「アップロード」→「写真と動画」
- アップロードしたいデータを選択
- パソコンのブラウザでGoogleドライブにアクセス
- アップロードしたデータをダウンロード
パソコン版アルバムのサービス終了について
重要なお知らせ:データお預かりの「パソコン版アルバム」は、2025年12月1日(月)10:00にサービスを終了します。
サービス終了後の対応
- 2025年12月1日以降は、パソコンから直接データお預かりサーバーにアクセスできなくなります
- スマートフォン・タブレット向けの「データお預かりアプリ」は引き続き利用可能です
- パソコンで写真を確認したい場合は、以下の方法を利用してください:
- USBケーブルでスマホとパソコンを接続してデータを転送
- SDカードを経由してデータを転送
- 他のクラウドサービス(iCloud、Googleフォトなど)を利用
パソコン版アルバムを利用していた方は、サービス終了前に必要なデータをパソコンにダウンロードしておくことをおすすめします。
パソコンバックアップのメリット
- 大容量のデータを保存できる:パソコンのHDDやSSDは数百GB~数TBの容量があります
- 長期保存に適している:外付けHDDに保存すれば、何年も安全に保管できます
- 編集や整理がしやすい:パソコンの大画面で写真を見ながら整理できます
- 複数のバックアップを作成:パソコン本体、外付けHDD、クラウドなど、複数箇所にバックアップできます
④他のクラウドサービスへの移行
auのデータお預かりから、他のクラウドサービスへデータを移行することで、容量追加オプションを解約してもデータを安全に保管できます。ここでは、主要なクラウドサービスへの移行方法を解説します。
主要クラウドサービスの比較
| サービス名 | 無料容量 | 有料プラン | 月額料金(税込) | 対応端末 |
|---|---|---|---|---|
| iCloud | 5GB | 50GB | 130円 | iPhone/iPad/Mac/Windows |
| iCloud | – | 200GB | 400円 | iPhone/iPad/Mac/Windows |
| Googleフォト | 15GB | 100GB | 250円 | iPhone/Android/パソコン |
| Googleフォト | – | 200GB | 380円 | iPhone/Android/パソコン |
| Googleドライブ | 15GB | 100GB | 250円 | iPhone/Android/パソコン |
| Amazon Photos | 5GB | 無制限(写真のみ) | 600円(プライム会員) | iPhone/Android/パソコン |
| OneDrive | 5GB | 100GB | 229円 | iPhone/Android/パソコン |
iCloud、Googleフォト、Googleドライブなど
iCloudへの移行方法(iPhone/iPad向け)
- データお預かりからiPhone本体にダウンロード
- 前述の手順で写真や動画をiPhone本体に保存します
- iCloudストレージを購入(必要に応じて)
- 「設定」→「[ユーザー名]」→「iCloud」→「ストレージを管理」
- 「ストレージプランを変更」から有料プランを選択します
- iCloud写真をオンにする
- 「設定」→「[ユーザー名]」→「iCloud」→「写真」
- 「iCloud写真」をオンにします
- 自動アップロードの完了を待つ
- Wi-Fi接続時に自動的にiCloudへアップロードされます
- 「設定」→「写真」でアップロード状況を確認できます
Googleフォトへの移行方法(iPhone/Android共通)
- Googleフォトアプリをインストール
- App StoreまたはGoogle Playストアから「Googleフォト」をインストールします
- Googleアカウントでログイン
- アプリを起動し、Googleアカウントでログインします
- データお預かりからスマホ本体にダウンロード
- 前述の手順で写真や動画をスマホ本体に保存します
- Googleフォトの設定を確認
- アプリ右上のプロフィールアイコン→「フォトの設定」→「バックアップ」
- 「バックアップ」をオンにします
- アップロード画質を選択
- 「元の画質」:オリジナルの画質で保存(容量を消費)
- 「保存容量の節約画質」:圧縮して保存(容量を節約)
- 自動バックアップの完了を待つ
- Wi-Fi接続時に自動的にGoogleフォトへアップロードされます
- ストレージ容量を購入(必要に応じて)
- 15GBの無料容量で足りない場合、Google Oneプランを購入します
- アプリ内またはブラウザから購入できます
Googleドライブへの移行方法
- Googleドライブアプリをインストール
- App StoreまたはGoogle Playストアから「Googleドライブ」をインストールします
- データお預かりからスマホ本体にダウンロード
- 写真や動画をスマホ本体に保存します
- Googleドライブアプリを開く
- Googleアカウントでログインします
- 「+」ボタンをタップ
- 画面右下の「+」ボタンをタップします
- 「アップロード」を選択
- 「アップロード」をタップします
- 「写真と動画」を選択
- アップロードするファイルの種類を選びます
- アップロードしたいデータを選択
- 複数選択が可能です
- アップロードの完了を待つ
- Wi-Fi環境での実施を推奨します
Amazon Photosへの移行方法(Amazonプライム会員向け)
Amazonプライム会員の方は、写真を容量無制限で保存できるAmazon Photosを利用できます。
- Amazon Photosアプリをインストール
- Amazonアカウントでログイン
- データお預かりからスマホ本体にダウンロード
- Amazon Photosの自動保存をオンにする
- アプリの設定から「自動保存」をオンにします
- 自動アップロードの完了を待つ
クラウドサービス移行時の注意点
- 複数のサービスを併用する:1つのサービスに依存せず、複数のクラウドサービスに分散して保存すると安心です
- 定期的にバックアップ:クラウドサービスへの移行後も、定期的にパソコンや外付けHDDにバックアップを取りましょう
- アップロード時はWi-Fiを使用:大量のデータをアップロードする際は、必ずWi-Fi環境で行いましょう
- 画質設定に注意:「保存容量の節約」モードでは画質が劣化する場合があります。大切な写真は「元の画質」で保存しましょう
バックアップの二重化・三重化のすすめ
大切なデータを守るためには、複数の場所にバックアップを取る「二重化・三重化」が理想的です。
おすすめのバックアップ体制
- 1次バックアップ:スマホ本体
- 日常的にすぐアクセスできる場所
- 2次バックアップ:クラウドサービス
- iCloud、Googleフォトなど
- スマホ紛失時の保険
- 3次バックアップ:パソコン+外付けHDD
- 長期保存用
- クラウドサービスが利用できない場合の保険
このように3箇所以上にデータを保存しておけば、万が一のトラブルがあっても大切なデータを失うリスクを最小限に抑えられます。
au データお預かり容量追加オプション解約後の代替案

auのデータお預かり容量追加オプションを解約した後も、データを安全に管理する方法はたくさんあります。クラウドサービス、外部ストレージ、そしてPontaパスの基本容量を上手に活用することで、月額110円の追加料金を支払わずにデータを保存できます。
ここでは、容量追加オプション解約後の具体的な代替案を詳しく解説します。自分のライフスタイルや予算に合った方法を選びましょう。
①無料で使える他のクラウドサービス比較
容量追加オプションの代わりに、他のクラウドサービスを活用することで、データを安全に保管できます。多くのクラウドサービスには無料プランがあり、基本的な容量であれば追加費用なしで利用できます。
主要クラウドサービスの無料プラン比較
| サービス名 | 無料容量 | 対応端末 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|
| Googleフォト | 15GB | iPhone/Android/PC | 写真・動画の自動バックアップ、顔認識、検索機能 | Androidユーザーに最適、写真管理が便利 |
| Googleドライブ | 15GB | iPhone/Android/PC | あらゆるファイルを保存可能、Office連携 | 仕事の書類も保存したい方向け |
| iCloud | 5GB | iPhone/iPad/Mac/PC | Apple製品との完全統合、自動バックアップ | iPhoneユーザーに最適、設定が簡単 |
| OneDrive | 5GB | iPhone/Android/PC | Microsoft Office連携、Windows標準搭載 | Office 365ユーザー向け |
| Dropbox | 2GB | iPhone/Android/PC | ファイル共有が便利、同期速度が速い | 複数デバイス間でのファイル共有向け |
| Amazon Photos | 5GB (プライム会員は写真無制限) |
iPhone/Android/PC | 写真を無制限に保存(プライム会員) | Amazonプライム会員なら写真保存に最適 |
| MEGA | 20GB | iPhone/Android/PC | 大容量無料プラン、エンドツーエンド暗号化 | 無料で大容量が欲しい方向け |
iCloud、Googleフォト、Googleドライブの比較表
特に人気の高いiCloud、Googleフォト、Googleドライブについて、より詳しく比較します。
| 項目 | iCloud | Googleフォト | Googleドライブ |
|---|---|---|---|
| 無料容量 | 5GB | 15GB(Gmail、ドライブと共用) | 15GB(Gmail、フォトと共用) |
| 有料プラン(50GB) | 130円/月 | – | – |
| 有料プラン(100GB) | – | 250円/月 | 250円/月 |
| 有料プラン(200GB) | 400円/月 | 380円/月 | 380円/月 |
| 写真の自動バックアップ | ○(iPhoneのみ) | ○(iPhone/Android) | △(手動アップロード) |
| 写真の検索機能 | △(基本的な検索) | ◎(顔認識、物体認識) | ○(ファイル名検索) |
| 写真の共有 | ○(共有アルバム) | ◎(リンク共有、共同編集) | ○(リンク共有) |
| 動画の保存 | ○ | ○ | ○ |
| 書類・PDFの保存 | ○ | ×(写真・動画のみ) | ○ |
| オフライン閲覧 | ○ | ○(お気に入りのみ) | ○ |
| デバイス間の同期 | ◎(Apple製品間) | ◎(全デバイス) | ◎(全デバイス) |
| 対応OS | iOS/iPadOS/macOS/Windows | iOS/Android/Windows/Mac/Linux | iOS/Android/Windows/Mac/Linux |
| 使いやすさ | ◎(iPhoneユーザー) △(他のユーザー) |
◎(全ユーザー) | ○(全ユーザー) |
クラウドサービスの選び方
自分に合ったクラウドサービスを選ぶためのポイントをまとめました。
iCloudがおすすめの人
- iPhoneやiPadを使っている人:Apple製品との統合が完璧で、設定も簡単です
- Macを持っている人:iPhoneとMac間でシームレスにデータが同期されます
- Apple製品で完結したい人:Apple MusicやアプリのデータもすべてiCloudで管理できます
Googleフォトがおすすめの人
- Androidスマートフォンを使っている人:Androidとの相性が抜群です
- 写真を頻繁に検索する人:AIによる顔認識や物体認識で、簡単に写真を見つけられます
- 家族や友人と写真を共有したい人:共有機能が充実しています
- 無料で大容量が欲しい人:15GBの無料容量はiCloudの3倍です
Googleドライブがおすすめの人
- 写真だけでなく書類も保存したい人:PDFやWord、Excelファイルも保存できます
- Googleのサービスをよく使う人:Gmailやスプレッドシートと連携できます
- 複数のデバイスで作業する人:パソコン、スマホ、タブレット間で簡単に同期されます
複数のクラウドサービスを組み合わせる
1つのクラウドサービスだけに頼るのではなく、複数のサービスを組み合わせて使うことで、無料容量を最大限に活用できます。
おすすめの組み合わせ例
- iPhoneユーザー向け:iCloud(5GB)+ Googleフォト(15GB)= 合計20GB
- Androidユーザー向け:Googleフォト(15GB)+ MEGA(20GB)= 合計35GB
- Amazonプライム会員向け:Amazon Photos(写真無制限)+ Googleドライブ(15GB、書類用)
- 大容量が必要な人向け:MEGA(20GB)+ Googleドライブ(15GB)+ iCloud(5GB)= 合計40GB
このように複数のサービスを組み合わせることで、auの容量追加オプション(50GBで月額110円)と同等以上の容量を無料で確保できます。
②外部ストレージ(SDカード・USBメモリ)の活用
クラウドサービスに頼らず、物理的な外部ストレージにデータを保存する方法もあります。一度購入すれば月額料金が不要で、インターネット環境がなくてもデータにアクセスできる点がメリットです。
SDカードの活用方法(Androidスマートフォン)
Android端末をお使いの方は、SDカードを挿入してストレージ容量を拡張できます。
SDカードのメリット
- 月額料金が不要:一度購入すれば追加費用はかかりません
- 大容量を低コストで確保:128GB~512GBのSDカードを数千円で購入できます
- インターネット不要:オフラインでもデータにアクセスできます
- 機種変更時も安心:SDカードを新しいスマホに挿入すればすぐに使えます
- パソコンでも読み込める:SDカードリーダーがあれば、パソコンでも簡単にデータを確認できます
おすすめのSDカード容量と価格目安
| 容量 | 価格目安 | 保存できる写真枚数(目安) | おすすめの用途 |
|---|---|---|---|
| 64GB | 1,000円~2,000円 | 約32,000枚 | 軽い写真撮影向け |
| 128GB | 2,000円~3,000円 | 約64,000枚 | 一般的な使い方に最適 |
| 256GB | 3,000円~5,000円 | 約128,000枚 | 動画もたくさん保存したい人向け |
| 512GB | 6,000円~10,000円 | 約256,000枚 | 4K動画を頻繁に撮影する人向け |
※写真枚数は1枚2MB換算での目安です。実際のファイルサイズにより異なります。
SDカードの選び方のポイント
- スピードクラスを確認:「UHS-I」または「UHS-II」対応のSDカードを選びましょう。動画撮影にはClass 10以上が推奨されます
- 信頼できるメーカーを選ぶ:SanDisk、Samsung、東芝などの有名メーカーの製品を選びましょう
- 容量は余裕を持って:今必要な容量よりも1段階大きい容量を選ぶと、長く使えます
- 防水・耐衝撃性能もチェック:データの安全性を高めるため、防水・耐衝撃性能のあるSDカードがおすすめです
SDカードの使い方
- スマートフォンにSDカードを挿入
- 設定からSDカードをフォーマット(初回のみ)
- カメラアプリの保存先をSDカードに変更
- カメラアプリの設定から「保存先」を「SDカード」に変更します
- 既存の写真や動画をSDカードに移動
- ファイルマネージャーアプリで、内部ストレージからSDカードにデータを移動します
USBメモリ・外付けHDDの活用方法
スマートフォンのデータをパソコンに保存する際、USBメモリや外付けHDDを活用すると便利です。
USBメモリのメリット
- コンパクトで持ち運びやすい:小型で軽量なので、持ち運びに便利です
- 複数のパソコンで使える:自宅のパソコン、職場のパソコンでデータを共有できます
- 価格が安い:32GB~128GBのUSBメモリを1,000円~3,000円程度で購入できます
外付けHDD/SSDのメリット
- 大容量のデータを保存できる:1TB~4TBの大容量を数千円~1万円程度で購入できます
- 長期保存に適している:信頼性の高いストレージデバイスです
- バックアップ用途に最適:スマホのデータを定期的にバックアップできます
おすすめの外付けストレージ容量と価格目安
| 種類 | 容量 | 価格目安 | おすすめの用途 |
|---|---|---|---|
| USBメモリ | 32GB~128GB | 1,000円~3,000円 | 一時的なデータ移動、持ち運び用 |
| 外付けHDD | 1TB~4TB | 5,000円~15,000円 | 大量のデータの長期保存用 |
| 外付けSSD | 500GB~2TB | 7,000円~25,000円 | 高速バックアップ、持ち運び用 |
外部ストレージ活用時の注意点
- 定期的にバックアップを取る:SDカードやUSBメモリは故障する可能性があるため、定期的に別の場所にもバックアップを取りましょう
- 紛失に注意:小型のストレージデバイスは紛失しやすいので、保管場所を決めておきましょう
- 複数箇所に分散保存:すべてのデータを1つのストレージに保存するのではなく、複数に分散させることでリスクを軽減できます
- 定期的にデータの健全性を確認:半年に1回程度、ストレージに保存したデータが正常に読み込めるか確認しましょう
③Pontaパス継続でできるデータ管理
容量追加オプションを解約しても、PontaパスまたはPontaパス ライトを継続していれば、基本容量の50GBを引き続き利用できます。この50GBを上手に活用することで、追加料金なしでデータを管理できます。
Pontaパス継続のメリット
- 基本50GBが無料で使える:Pontaパスの月額料金548円に含まれています
- auの公式サービスで安心:セキュリティや信頼性が高いです
- 機種変更時のデータ移行が簡単:auの端末間であればスムーズにデータを移行できます
- 他の特典も利用できる:ローソンのクーポン、映画割引、修理サポートなど、Pontaパスの他の特典も活用できます
基本50GBの活用方法
基本容量の50GBを効率的に使うためのコツを紹介します。
①大切なデータだけを保存する
- 写真を厳選する:似たような写真、ブレている写真、不要な写真は削除し、本当に大切な写真だけを保存します
- 動画は最小限に:動画は容量を大きく消費するため、特に大切な動画だけを保存します
- 定期的に整理する:月に1回程度、データを見直して不要なものを削除しましょう
②データの種類ごとに保存先を分ける
すべてのデータをデータお預かりに保存するのではなく、データの種類ごとに適切な保存先を使い分けると効率的です。
| データの種類 | おすすめの保存先 | 理由 |
|---|---|---|
| 大切な家族写真 | データお預かり(50GB) | auの安全なサーバーで長期保存 |
| 日常的なスナップ写真 | Googleフォト(15GB無料) | 検索機能が便利、自動バックアップ |
| 仕事の書類・PDF | Googleドライブ(15GB無料) | パソコンとの同期が簡単 |
| 動画ファイル | SDカードまたは外付けHDD | 大容量を安価に確保できる |
| アドレス帳 | データお預かり | 機種変更時の移行が簡単 |
③圧縮・最適化して容量を節約
- 写真を圧縮する:画質を少し落とすことで、ファイルサイズを小さくできます。専用アプリを使えば、見た目の劣化を最小限に抑えながら圧縮できます
- 動画の解像度を下げる:4K動画をフルHD(1080p)に変換することで、ファイルサイズを大幅に削減できます
- 重複ファイルを削除する:同じ写真が複数保存されていないか確認し、重複を削除します
④自動お預かり設定を見直す
データお預かりアプリの自動お預かり設定を見直すことで、容量を効率的に使えます。
- 写真の自動お預かりをオフにする:すべての写真を自動でアップロードするのではなく、手動で選んだ写真だけをアップロードします
- Wi-Fi接続時のみアップロード:モバイルデータ通信でのアップロードをオフにし、Wi-Fi接続時のみアップロードするよう設定します
- アップロード対象を限定:アドレス帳やカレンダーなど、本当に必要なデータだけを自動バックアップ対象にします
⑤定期的に容量を確認する
データお預かりアプリから、現在の使用容量を定期的に確認しましょう。
- データお預かりアプリを起動
- トップ画面で使用容量を確認
- 「50GB中 ○○GB使用」と表示されます
- 容量が80%を超えたら整理を検討
- 40GB(80%)を超えたら、不要なデータを削除するか、他の保存先に移行しましょう
Pontaパスの他の特典も活用する
Pontaパスを継続するなら、データお預かり以外の特典も積極的に活用しましょう。
- ローソンの週替わりクーポン:毎週、ローソンで使えるお得なクーポンがもらえます
- 映画割引:TOHOシネマズなどで映画を割引価格で鑑賞できます
- au PAYマーケットでのポイント還元:お買い物でPontaポイントが貯まりやすくなります
- 修理代金サポート:iPhone/iPadの修理代金を最大10,000円補償(条件あり)
- TELASA見放題:ドラマやバラエティなどの動画が見放題
これらの特典を月に数回利用するだけで、Pontaパスの月額料金548円の元を取ることができます。データお預かり50GB+各種特典と考えれば、非常にコストパフォーマンスの高いサービスと言えるでしょう。
容量追加オプションの再加入はいつでも可能
基本50GBで運用してみて、やはり容量が足りないと感じた場合、容量追加オプションはいつでも再加入できます。
- 再加入の手続きは、My auまたは専用ページから簡単に行えます
- 再加入後、すぐに追加容量が利用可能になります
- 一度解約したことによるペナルティはありません
まずは基本50GBで運用してみて、必要に応じて容量追加オプションを検討する、という柔軟な使い方もおすすめです。
au データお預かり容量追加オプション解約のよくある質問

auのデータお預かり容量追加オプションの解約について、よくある質問と回答をまとめました。解約手続きを行う前に、気になる疑問をここで解決しておきましょう。
①解約したのに請求が続く場合の対処法
「容量追加オプションを解約したはずなのに、翌月も請求が来た」というトラブルは、実は珍しくありません。ここでは、請求が続く原因と対処法を詳しく解説します。
請求が続く主な原因
原因1:解約手続きが完了していない
最も多いのが、解約手続きが途中で止まっていて完了していないケースです。
- 解約画面の途中でブラウザを閉じてしまった
- 最終確認画面で「申し込む」ボタンを押さなかった
- ネット回線が不安定で、手続きが完了しなかった
- エラーが発生したが気づかなかった
対処法:My auまたはauかんたん決済の「ご登録中のサービス」から、容量追加オプションが本当に解約されているか確認しましょう。まだ表示されている場合は、改めて解約手続きを行ってください。
原因2:解約月の料金が請求されている
容量追加オプションは解約月も満額料金が請求されます。これは仕様なので、正常な請求です。
- 例:1月15日に解約した場合、1月分の料金(110円)が2月または3月に請求されます
- 解約翌月の請求が「最後の請求」です
対処法:解約翌月までは請求が来ることを理解し、翌々月以降も請求が続く場合のみ、問い合わせを行いましょう。
原因3:クレジットカード払いのタイムラグ
支払い方法がクレジットカード払いの場合、請求のタイミングがずれることがあります。
- auかんたん決済(通信料合算払い):解約した月の翌月に請求
- クレジットカード払い:カード会社によって請求月が1~2ヶ月遅れることがある
例えば、1月に利用した分が3月にクレジットカードに請求される場合があります。これは、auからカード会社への請求処理、カード会社の締め日と支払日の関係によるものです。
対処法:クレジットカードの利用明細で、請求されているのが何月分の利用料金かを確認しましょう。解約した月以前の分であれば、正常な請求です。
原因4:複数の容量追加オプションを契約していた
容量追加オプションは50GBごとに契約するため、複数契約している場合があります。
- 例:100GBの追加容量 = 50GB×2契約 = 月額220円
- 1つだけ解約した場合、残りの分は請求が続きます
対処法:My auの「ご登録中のサービス」で、容量追加オプションが何個契約されているか確認しましょう。複数ある場合は、すべて解約する必要があります。
請求が続く場合の確認手順
- My auで契約状況を確認
- My auにログインし、「契約内容」から「オプションサービス」を確認
- 「データお預かり容量追加」が表示されていないか確認
- auかんたん決済で確認
- au IDポータルにログイン
- 「auかんたん決済」→「ご登録中のサービス」を確認
- 「データお預かり容量追加」が表示されていないか確認
- 請求明細を確認
- My auの「請求・料金」から明細を確認
- 「データお預かり容量追加」の請求がいつまで続いているか確認
- 解約完了メールを確認
- 解約手続き完了時に届いたメールを確認
- メールが届いていない場合、解約が完了していない可能性があります
それでも解決しない場合の問い合わせ先
上記の確認を行っても請求が続く場合は、auお客さまセンターに問い合わせましょう。
| 問い合わせ先 | 電話番号 | 受付時間 |
|---|---|---|
| auお客さまセンター(一般電話・au以外) | 0077-7-111(無料) | 9:00~20:00(年中無休) |
| auお客さまセンター(au携帯電話) | 157(無料) | 9:00~20:00(年中無休) |
電話する際は、以下の情報を手元に用意しておくとスムーズです。
- 契約者の電話番号
- 契約者の生年月日
- 暗証番号(4桁)
- 解約手続きを行った日付
- 請求が続いている月の明細
②容量追加を一時的に停止することはできますか?
結論から言うと、容量追加オプションを一時的に停止する機能はありません。利用できるのは「契約」または「解約」のみです。
一時停止ができない理由
- auのデータお預かり容量追加オプションは月額課金制のサービスです
- 「今月は使わないから停止」といった一時停止機能は用意されていません
- 必要に応じて「解約」→「再加入」を行う必要があります
代替案:解約と再加入を繰り返す
一時停止ができない代わりに、必要なときだけ契約するという使い方が可能です。
具体的な利用方法
- 普段は解約しておく
- 基本50GBで足りる月は、容量追加オプションを解約しておきます
- 容量が足りなくなったら再加入
- 旅行や行事で大量の写真・動画を撮影する月だけ、容量追加オプションに加入します
- 不要になったら再度解約
- データの整理が終わったら、再度解約します
この方法の注意点
- 解約月も満額請求される:月初に加入して月末に解約しても、満額(110円)が請求されます
- 手間がかかる:解約と再加入の手続きを毎回行う必要があります
- データの管理が必要:解約前に必ず50GBに収まるようデータを整理する必要があります
おすすめの運用方法
一時停止ができないため、以下のような運用がおすすめです。
- 年間を通して必要なら継続契約:毎月50GB以上使う場合は、解約せずに継続契約した方が手間がかかりません
- 年に数回しか使わないなら都度契約:旅行や行事のときだけ使う場合は、その都度契約→解約を繰り返すのもありです
- 他のクラウドサービスと併用:普段はGoogleフォトやiCloudを使い、どうしても足りないときだけ容量追加オプションを契約する、という使い方も効率的です
③解約後に再度容量追加することは可能ですか?
はい、解約後でも再度容量追加オプションに加入することは可能です。ペナルティや制限は一切ありません。
再加入の条件
- PontaパスまたはPontaパス ライトに加入している:これが唯一の条件です
- 過去に解約したことは関係ない:何度解約・再加入を繰り返しても問題ありません
- au回線の有無は関係ない:au回線を解約していても、Pontaパスに加入していれば容量追加オプションを利用できます
再加入の方法
再加入の手続きは、初回の加入とまったく同じです。
- My auにログイン
- 「オプションサービス」→「データお預かり容量追加」を選択
- 「申し込む」ボタンをタップ
- 画面の指示に従って手続きを完了
または、データお預かりの専用ページから直接申し込むこともできます。
再加入時の注意点
①解約前のデータは復元されない
重要:一度解約して30日以上経過した後にデータが削除された場合、再加入してもそのデータは復元されません。
- 解約後30日以内に再加入すれば、削除されずに残っているデータをそのまま利用できます
- 30日を過ぎて削除されたデータは、永久に復元できません
②再加入月も満額料金が発生
容量追加オプションは日割り計算がないため、再加入した月も満額(110円)が請求されます。
- 月初に加入しても月末に加入しても、同じ料金です
- 何度も解約・再加入を繰り返すと、その都度満額が請求されるため、結果的に割高になる可能性があります
③再加入後すぐに容量が追加される
再加入の手続きが完了すると、すぐに追加容量が利用可能になります。
- 手続き完了後、数分~数時間で容量が反映されます
- データお預かりアプリで使用可能容量を確認できます
再加入をおすすめするケース
- 旅行や行事で一時的に大量の写真・動画を保存する必要がある
- 年に数回だけ50GBを超えるデータを保存する
- 解約後にやはり容量が足りないと気づいた
- データの整理が間に合わず、猶予期間内に再加入したい
④データお預かりアプリ自体を削除しても大丈夫?
データお預かりアプリを削除しても、サーバーに保存されているデータは消えません。ただし、いくつか注意点があります。
アプリを削除しても大丈夫なケース
- データお預かりサービスを今後使う予定がない
- すでにデータをバックアップ済み
- 容量追加オプションも解約済み
- Pontaパスも解約する予定
このような場合は、アプリを削除しても問題ありません。
アプリを削除する前に確認すべきこと
①サーバー上のデータを確認
アプリを削除する前に、サーバー上に保存されているデータを確認しましょう。
- データお預かりアプリを起動
- 「お預かりデータを確認する」をタップ
- 保存されているデータの種類と容量を確認
- 必要なデータがあれば、スマホ本体にダウンロード
②Pontaパス/Pontaパス ライトの契約状況を確認
- Pontaパスを解約すると、データお預かりの容量が1GB(またはGB)に縮小されます
- Pontaパスを継続する場合は、アプリを削除してもサーバー上のデータは保持されます
- ただし、アプリがないとデータにアクセスできなくなります
③容量追加オプションの解約を確認
- 容量追加オプションを契約したままアプリを削除しても、料金は引き続き請求されます
- アプリを削除する前に、必ず容量追加オプションを解約しましょう
アプリを削除した後の影響
| 項目 | 影響 |
|---|---|
| サーバー上のデータ | 消えない(ただしアクセスできない) |
| 容量追加オプションの料金 | 解約しない限り請求が続く |
| Pontaパスの特典 | データお預かり以外の特典は引き続き利用可能 |
| 機種変更時のデータ移行 | アプリを再インストールすれば移行可能 |
アプリを削除した後に再度データにアクセスする方法
アプリを削除した後でも、再インストールすればデータにアクセスできます。
- App StoreまたはGoogle Playストアから「データお預かり」アプリを再インストール
- au IDでログイン
- サーバーに保存されているデータにアクセス可能
サーバー上のデータは、Pontaパスを継続している限り保持されます。
アプリ削除のおすすめ判断基準
- 削除しても問題ないケース:データのバックアップ完了、容量追加オプション解約済み、Pontaパスも解約予定、今後データお預かりを使う予定がない
- 削除しない方が良いケース:Pontaパスを継続する、機種変更を予定している、バックアップがまだ完了していない、将来的にデータお預かりを使う可能性がある
⑤容量追加の解約とPontaパスの解約は別ですか?
はい、容量追加オプションの解約とPontaパスの解約は別の手続きです。ただし、Pontaパスを解約すると容量追加オプションも自動的に解約されます。
容量追加オプションとPontaパスの関係
| シナリオ | 容量追加オプション | 基本50GB | 手続きの要否 |
|---|---|---|---|
| 容量追加オプションのみ解約 | 解約される | 引き続き利用可能 | 容量追加オプションの解約手続きが必要 |
| Pontaパスのみ解約 | 自動的に解約される | 1GB(またはGB)に縮小 | Pontaパスの解約手続きのみでOK |
| 両方とも解約 | 解約される | 1GB(またはGB)に縮小 | Pontaパスの解約手続きのみでOK |
それぞれの解約方法の違い
容量追加オプションのみを解約する場合
- 手続き方法:My auまたは専用ページから「データお預かり容量追加」を解約
- Pontaパスへの影響:なし(Pontaパスは継続)
- 基本50GBへの影響:なし(引き続き50GB利用可能)
- 料金への影響:容量追加オプションの月額110円のみ解約、Pontaパスの月額548円は継続
Pontaパスを解約する場合
- 手続き方法:Pontaパスの退会手続きを行う
- 容量追加オプションへの影響:自動的に解約される(別途手続き不要)
- 基本50GBへの影響:1GB(au回線契約者)または0GB(au回線なし)に縮小
- 料金への影響:Pontaパスの月額548円と容量追加オプションの月額110円の両方が解約される
よくある誤解
誤解1:「容量追加オプションを解約すると、Pontaパスも解約される」
誤り:容量追加オプションを解約しても、Pontaパスは継続されます。Pontaパスの他の特典(ローソンのクーポン、映画割引など)も引き続き利用できます。
誤解2:「Pontaパスを解約しても、容量追加オプションは継続できる」
誤り:容量追加オプションはPontaパス/Pontaパス ライトへの加入が前提条件です。Pontaパスを解約すると、容量追加オプションも自動的に解約されます。
誤解3:「容量追加オプションだけを残して、Pontaパスを解約できる」
誤り:容量追加オプションは単独では契約できません。必ずPontaパス/Pontaパス ライトとセットでの利用となります。
おすすめの解約パターン
パターン1:容量追加オプションのみ解約(Pontaパスは継続)
おすすめする人:
- Pontaパスの他の特典を活用している人
- 基本50GBで十分な人
- 月額110円を節約したい人
手続き:容量追加オプションの解約手続きのみ行う
パターン2:Pontaパスごと解約
おすすめする人:
- Pontaパスの特典をほとんど使っていない人
- 月額548円を節約したい人
- 他のクラウドサービスに完全移行する人
手続き:Pontaパスの退会手続きのみ行う(容量追加オプションは自動解約)
解約手続きの確認方法
解約後、以下の方法で正しく解約されたか確認しましょう。
- My auで確認
- 「オプションサービス」に「データお預かり容量追加」が表示されていないことを確認
- Pontaパスアプリで確認
- 「マイページ」→「ご利用料金の確認」で、Pontaパスの契約状況を確認
- データお預かりアプリで容量を確認
- 容量追加オプションを解約した場合:「50GB中○○GB使用」と表示される
- Pontaパスを解約した場合:「1GB中○○GB使用」または「0GB」と表示される
これらの確認を行うことで、意図した通りに解約が完了しているか確認できます。もし予期しない結果が表示された場合は、auお客さまセンターに問い合わせましょう。
au データお預かり容量追加オプションの解約タイミング

auのデータお預かり容量追加オプションは、解約月も満額料金が請求されるため、解約のタイミングが重要です。月初に解約してしまうと、ほとんどサービスを利用しないまま110円を支払うことになり、損をした気分になってしまいます。
ここでは、最もお得な解約タイミングと、解約手続きを行う際の注意点を詳しく解説します。
①おすすめの解約タイミング
容量追加オプションの解約に最適なタイミングは、月末の3~5日前です。具体的には、以下のような日程がおすすめです。
月別のおすすめ解約日
| 月 | 月末日 | おすすめ解約日 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 31日 | 1月27日~29日 | 年始休暇明けで処理が混雑する可能性を考慮 |
| 2月 | 28日(29日) | 2月24日~26日 | 月末が早いため、余裕を持って手続き |
| 3月 | 31日 | 3月27日~29日 | 年度末で混雑する可能性を考慮 |
| 4月 | 30日 | 4月26日~28日 | 新年度開始で混雑する可能性を考慮 |
| 5月~12月 | 30日または31日 | 月末の3~5日前 | 標準的なタイミング |
なぜ月末の3~5日前がおすすめなのか
理由1:解約月の料金を最大限活用できる
容量追加オプションは日割り計算がないため、月初に解約しても月末に解約しても同じ110円が請求されます。
- 月初(1日~5日)に解約:ほとんどサービスを使わないまま満額支払い(損)
- 月中(6日~20日)に解約:半月程度しか使えないまま満額支払い(やや損)
- 月末近く(21日~末日)に解約:ほぼ1ヶ月分使ってから満額支払い(お得)
理由2:月またぎのリスクを回避できる
月末最終日に解約手続きを行うと、以下のリスクがあります。
- 21時10分以降の手続きは翌日扱いになる可能性がある
- システムが混雑していると、処理が翌月にずれ込む可能性がある
- 日付が変わった瞬間に翌月扱いになり、翌月分も請求される
3~5日前に手続きをしておけば、これらのリスクを完全に回避できます。
理由3:データバックアップの時間を確保できる
容量追加オプションを解約すると、保存容量が50GBに縮小されます。50GBを超えているデータがある場合、解約前にバックアップが必要です。
- 数GB程度のバックアップ:数時間~半日
- 10GB以上のバックアップ:1日~数日
- 50GB以上のバックアップ:数日~1週間
月末の3~5日前に解約手続きを開始すれば、バックアップに十分な時間を確保できます。
解約タイミングの具体例
ケース1:データが50GB以内に収まっている場合
状況:容量追加オプションで100GB利用可能だが、実際の使用量は45GB
おすすめタイミング:月末の1~2日前
- バックアップ不要なので、ギリギリまで使ってから解約できます
- 例:1月29日または30日に解約手続き
ケース2:データが50GBをわずかに超えている場合
状況:容量追加オプションで100GB利用可能、実際の使用量は55GB(5GB超過)
おすすめタイミング:月末の3~4日前
- 5GB程度のバックアップなら1~2日で完了します
- 例:1月27日にバックアップ開始、1月28日に解約手続き
ケース3:データが50GBを大きく超えている場合
状況:容量追加オプションで100GB利用可能、実際の使用量は80GB(30GB超過)
おすすめタイミング:月末の1週間前から準備開始
- 30GBのバックアップには数日かかる可能性があります
- 例:1月24日からバックアップ開始、1月27日~28日に解約手続き
避けるべき解約タイミング
- 月初(1日~5日):ほとんど使わないまま満額請求される
- 月末最終日の夜:翌月扱いになるリスクが高い
- 大型連休の直前:連休中に処理が遅れる可能性がある
- 年末年始:12月30日~1月3日頃はシステムメンテナンスの可能性がある
解約タイミングを決める際のチェックリスト
解約手続きを行う前に、以下の項目を確認しましょう。
- 現在の使用容量を確認
- データお預かりアプリで「○○GB中○○GB使用」を確認
- 50GBを超過している場合、超過分を計算
- 例:75GB使用 → 25GB超過
- バックアップに必要な時間を見積もる
- 超過分のデータ量から、バックアップにかかる日数を計算
- 月末までの残り日数を確認
- バックアップ期間+余裕(2~3日)を確保できるか確認
- 解約予定日を決定
- 月末の3~5日前を目安に設定
②解約手続きにかかる時間
解約手続き自体は数分~10分程度で完了しますが、全体の流れを考えると、もう少し時間に余裕を持っておくと安心です。
解約手続きの所要時間(方法別)
| 解約方法 | 所要時間 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| My au(Web/アプリ) | 3~5分 | 24時間対応、待ち時間なし | ネット環境が必要 |
| auかんたん決済ページ | 3~5分 | 24時間対応、直接解約可能 | ページの場所がわかりにくい |
| 電話(auお客さまセンター) | 10~30分 | オペレーターに相談できる | 待ち時間が発生する |
解約手続き全体の流れと所要時間
STEP1:事前準備(10~30分)
- 使用容量の確認(1~2分)
- 50GB超過分のデータ量を計算(1~2分)
- バックアップが必要か判断(1~2分)
- au IDとパスワードを準備(5~10分、パスワードを忘れた場合)
STEP2:データバックアップ(数時間~数日)
50GBを超えている場合のみ必要です。
- 5GB以下の超過:数時間~半日
- 10~20GBの超過:1~2日
- 30GB以上の超過:3~7日
※Wi-Fi環境や転送先によって大きく変わります
STEP3:解約手続き(3~10分)
- My auにログイン(1分)
- オプションサービス画面に移動(1分)
- 容量追加オプションを選択(1分)
- 解約内容を確認(1~2分)
- 最終確認と申し込み(1~2分)
- 完了画面を確認(1分)
STEP4:解約完了の確認(5~10分)
- 解約完了メールを確認(1~2分)
- My auで契約状況を確認(2~3分)
- データお預かりアプリで容量を確認(2~3分)
時間帯による処理速度の違い
スムーズに手続きできる時間帯
- 平日の午前中(9:00~12:00):比較的空いている
- 平日の14:00~17:00:混雑していない
- 深夜~早朝(23:00~8:00):システムが空いている
避けた方が良い時間帯
- 平日の12:00~13:00:昼休みで混雑する
- 平日の18:00~21:00:仕事終わりで混雑する
- 土日祝日の10:00~18:00:終日混雑している
- 21:10以降:翌日扱いになる可能性がある
電話での解約にかかる時間
auお客さまセンターに電話して解約する場合、待ち時間が大きく変動します。
| 時間帯 | 待ち時間の目安 | 通話時間 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 平日午前(空いている) | 5~10分 | 5~10分 | 10~20分 |
| 平日昼休み(混雑) | 15~30分 | 5~10分 | 20~40分 |
| 平日夕方以降(混雑) | 10~20分 | 5~10分 | 15~30分 |
| 土日祝日(大混雑) | 20~40分 | 5~10分 | 25~50分 |
時間を節約したい場合は、オンライン(My au)での解約をおすすめします。
③月をまたぐ場合の注意点
解約手続きが月をまたいでしまうと、翌月分の料金も請求されてしまいます。ここでは、月またぎを防ぐための注意点を詳しく解説します。
月またぎが発生する主なケース
ケース1:月末最終日の21時10分以降に手続き
My auでの解約手続きは、21時10分以降に申し込むと翌日扱いになる可能性があります。
- 例:1月31日の22時に解約手続き → 2月1日扱いになり、2月分も請求される
- 対策:月末最終日に手続きする場合は、遅くとも20時までに完了させる
ケース2:システムメンテナンス中
深夜帯や月末にシステムメンテナンスが行われることがあります。
- メンテナンス中は手続きができません
- メンテナンス明けが翌月になると、翌月分も請求されます
- 対策:月末最終日を避け、2~3日前に手続きを完了させる
ケース3:手続きの途中でエラーが発生
ネット回線が不安定だったり、システムエラーが発生したりすると、手続きが完了しないことがあります。
- エラーに気づかず、翌日になってから「解約されていない」と気づくケース
- 対策:解約完了画面が表示されるまで、画面を閉じない。完了メールを必ず確認する
ケース4:混雑による処理遅延
月末は解約手続きをする人が多く、システムが混雑します。
- 申し込みから完了までに時間がかかり、日付が変わってしまうケース
- 対策:月末の2~3日前に手続きを行う
月またぎを防ぐための具体的な対策
対策1:月末の3~5日前に手続きを完了させる
最も確実な方法です。月末ギリギリを狙わず、余裕を持って手続きしましょう。
- 31日まである月:27日~29日に手続き
- 30日までの月:26日~28日に手続き
- 2月(28日まで):24日~26日に手続き
対策2:手続きは昼間の時間帯に行う
21時10分以降のリスクを避けるため、昼間の時間帯に手続きを行いましょう。
- おすすめ時間帯:10:00~20:00
- 特におすすめ:14:00~17:00(比較的空いている)
対策3:解約完了を必ず確認する
手続き後、以下の3つの方法で解約が完了しているか確認しましょう。
- 解約完了画面が表示される
- 「解約手続きが完了しました」という画面が出るまで待つ
- 解約完了メールが届く
- 登録メールアドレスに完了メールが届いているか確認
- 届いていない場合は、迷惑メールフォルダも確認
- My auで契約状況を確認
- 「オプションサービス」に「データお預かり容量追加」が表示されていないことを確認
対策4:念のためスクリーンショットを保存
万が一のトラブルに備えて、以下の画面をスクリーンショットで保存しておくと安心です。
- 解約手続きの最終確認画面
- 解約完了画面
- 解約完了メール
- My auの契約状況画面(解約後)
もし月をまたいでしまった場合の対処法
万が一、月をまたいで翌月分も請求されてしまった場合、以下の対応を検討しましょう。
1ヶ月分だけ余計に請求された場合
- 110円の損失なので、諦めて受け入れるのも一つの選択肢
- どうしても納得できない場合は、auお客さまセンターに相談
- ただし、システム上の正当な請求である場合、返金は難しい可能性が高い
システムエラーや手続き上のトラブルが原因の場合
- auお客さまセンター(0077-7-111)に連絡
- 手続きを行った日時、スクリーンショットなどの証拠を提示
- システムエラーが認められれば、返金される可能性がある
解約タイミングのまとめ
| 項目 | おすすめの対応 |
|---|---|
| 理想的な解約日 | 月末の3~5日前(27日~29日頃) |
| バックアップ開始日 | 解約予定日の1週間前 |
| 手続き時間帯 | 平日の14:00~17:00 |
| 避けるべき日 | 月末最終日、大型連休直前 |
| 避けるべき時間 | 21:10以降、昼休み時間帯 |
| 確認すべきこと | 完了画面、完了メール、契約状況 |
これらのポイントを押さえて解約手続きを行えば、損をせずスムーズに容量追加オプションを解約できます。
まとめ|au データお預かりの容量追加オプション解約方法を徹底解説
いかがでしたでしょうか。auのデータお預かりサービスにおける容量追加オプションの解約は、My auや専用ページから簡単に手続きできます。ただし、解約後は保存容量が縮小されるため、事前に必ずデータのバックアップを行いましょう。解約月の料金は日割りされないため、月末近くの解約がお得です。また、Pontaパス/Pontaパス ライトを解約すると容量追加オプションも自動解約される点にご注意ください。本記事の手順を参考に、安心して容量追加オプションの解約手続きを進めていただければ幸いです。
この記事のポイント
- 容量追加オプションはMy auまたは専用ページから解約可能
- 解約前に必ず容量超過分のデータをバックアップする
- 解約月も満額料金が発生するため月末解約がおすすめ
- Pontaパス解約時は容量追加オプションも自動解約される
- 解約後も他のクラウドサービスで代替可能
