auブックパスの解約方法でお困りですか?この記事では、読み放題プランの解約手順から完全退会(au ID削除)まで、画像付きで分かりやすく解説します。無料期間中の解約タイミングや日割り計算の有無、解約後に購入した本が読めるかなど、解約前に知っておきたい重要なポイントも網羅。さらに、解約できない原因と対処法、おすすめの乗り換え先サービスまでご紹介します。
auブックパスの解約方法は2種類あります

auブックパスを解約したいと考えている方は、まずどの解約方法を選ぶべきかを理解することが重要です。auブックパスには2つの解約方法があり、それぞれ解約後の状態が大きく異なります。間違った方法で解約してしまうと、購入した本が読めなくなったり、再登録ができなくなったりする可能性があります。
①読み放題プランの解約(部分的な解約)
読み放題プランの解約は、auブックパスの月額サービスだけを停止する方法です。この方法を選択すると、読み放題プラン(総合コースまたはマガジンコース)の月額料金は発生しなくなりますが、au IDは残り続けます。
読み放題プラン解約後にできること
- 購入した電子書籍を引き続き読める
- 新しく電子書籍を単品購入できる
- 無料コンテンツを閲覧できる
- auブックパスアプリを使い続けられる
- 将来的に再度読み放題プランに加入できる
この解約方法は、「読み放題は使わないけれど、購入した本は読みたい」という方や、「一時的に読み放題を休止したいが、また利用するかもしれない」という方に適しています。また、au IDに紐付いた他のサービス(au PAY、Pontaポイントなど)には影響しません。
②au IDの削除(完全退会)
au IDの削除は、auブックパスから完全に退会する方法です。この方法を選択すると、au IDそのものが削除され、auブックパスに関するすべてのデータが消去されます。
au ID削除後の状態
- 購入した電子書籍がすべて読めなくなる
- 読み放題プランが自動的に解約される
- auブックパスアプリが使用できなくなる
- 削除したau IDは二度と復活できない
- 同じau IDでの再登録ができない
- au IDに紐付いた他のサービスも利用できなくなる可能性がある
この解約方法は、「auブックパスを今後一切使わない」「購入した本もすべて不要」「個人情報をすべて削除したい」という方に適しています。ただし、au IDは様々なサービスと連携している可能性があるため、削除する前に他のサービスへの影響を十分に確認する必要があります。
解約方法の選び方とそれぞれの違い
どちらの解約方法を選ぶべきか迷っている方のために、それぞれの違いを表にまとめました。
| 項目 | 読み放題プランの解約 | au IDの削除 |
|---|---|---|
| 月額料金 | 発生しなくなる | 発生しなくなる |
| 購入済みの本 | 読める | 読めなくなる |
| au ID | 残る | 削除される |
| 無料コンテンツ | 利用可能 | 利用不可 |
| 単品購入 | 可能 | 不可 |
| 再登録 | いつでも可能 | 同じau IDでは不可 |
| 他のauサービス | 影響なし | 影響の可能性あり |
読み放題プランの解約を選ぶべき方
- 月額料金を支払いたくないが、購入した本は読み続けたい
- 一時的に読み放題を休止したいだけで、将来また利用するかもしれない
- au IDに紐付いた他のサービス(au PAY、Pontaポイントなど)を使い続けたい
- 無料コンテンツだけでも利用したい
- 今後も電子書籍を単品で購入する可能性がある
au IDの削除を選ぶべき方
- auブックパスを今後一切使わない
- 購入した本もすべて不要
- 個人情報をすべて削除したい
- au関連のサービスをすべて終了する予定
ほとんどの方は「読み放題プランの解約」で十分です。au IDを削除してしまうと、購入した本がすべて読めなくなり、復旧も不可能になります。よほどの理由がない限り、まずは読み放題プランの解約だけを行うことをおすすめします。
auブックパス読み放題プランの解約手順を解説します

auブックパスの読み放題プラン(総合コースまたはマガジンコース)を解約する手順を、分かりやすく解説します。解約手続きは必ずWebブラウザから行う必要があり、アプリからは解約できませんので注意してください。スマートフォン、タブレット、パソコンのいずれからでも解約できます。
①Webサイトからの解約手順(総合コース・マガジンコース共通)
総合コース(月額618円)もマガジンコース(月額418円)も、解約手順は全く同じです。以下の手順で進めてください。
スマートフォンから解約する方法
スマートフォン(iPhone・Android)から解約する場合は、以下の手順で進めます。
【STEP1】auブックパス公式サイトにアクセスしてログインする
- SafariやChromeなどのWebブラウザを開きます(アプリではありません)
- 「auブックパス」で検索するか、直接URL(https://bookpass.auone.jp/)を入力してauブックパス公式サイトにアクセスします
- 画面右上の「≡」(ハンバーガーメニュー)をタップします
- メニューが開いたら、「マイページ」をタップします
- ログイン画面が表示された場合は、au IDとパスワードを入力してログインします
【STEP2】読み放題プラン退会ページにアクセスする
- マイページが表示されたら、画面を下にスクロールします
- 「読み放題プラン退会」という項目を探してタップします
- 退会前の確認画面が表示されます
【STEP3】退会手続きを完了する
- 退会前の注意事項をよく読み、画面を一番下までスクロールします
- 「退会手続きを続ける」ボタンをタップします
- 最終確認画面が表示されるので、内容を確認して「退会する」ボタンをタップします
- 「読み放題プラン退会完了」という画面が表示されれば、解約手続きは完了です
この3ステップで、スマートフォンからの解約手続きは完了します。所要時間は約3分程度です。
パソコンから解約する方法
パソコンから解約する場合も、基本的な流れはスマートフォンと同じです。
【STEP1】auブックパス公式サイトにアクセスしてログインする
- Webブラウザ(Chrome、Edge、Safariなど)を開きます
- auブックパス公式サイト(https://bookpass.auone.jp/)にアクセスします
- 画面右上の「マイページ」をクリックします(パソコンではハンバーガーメニューをクリックする必要はありません)
- ログイン画面が表示された場合は、au IDとパスワードを入力してログインします
【STEP2】読み放題プラン退会ページにアクセスする
- マイページが表示されたら、ページを下にスクロールします
- 「読み放題プラン退会」という項目を探してクリックします
- 退会前の確認画面が表示されます
【STEP3】退会手続きを完了する
- 退会前の注意事項を確認し、ページを一番下までスクロールします
- 「退会手続きを続ける」ボタンをクリックします
- 最終確認画面で内容を確認し、「退会する」ボタンをクリックします
- 「読み放題プラン退会完了」という画面が表示されれば、解約手続きは完了です
パソコンの大きな画面で操作できるため、注意事項や契約内容を確認しやすいというメリットがあります。特に、解約前に確認すべき情報をしっかり読みたい方は、パソコンからの手続きがおすすめです。
②解約完了の確認方法
解約手続きを完了した後は、本当に解約できているかを必ず確認しましょう。解約できたと思っていても、実は手続きが完了していなかったというトラブルを防ぐために、以下の2つの方法で確認することをおすすめします。
解約完了メールを確認する
auブックパスの読み放題プランを正常に解約できた場合、登録しているメールアドレス宛に解約完了メールが届きます。このメールが届いていれば、解約手続きは正常に完了しています。
解約完了メールの内容
- 件名:「【auブックパス】読み放題プラン退会完了のお知らせ」
- 送信元:auブックパスからの自動送信メール
- 記載内容:退会したコース名、退会日時、次回請求がないことの確認など
解約完了メールが届かない場合の対処法
- 迷惑メールフォルダを確認する:メールが迷惑メールとして振り分けられている可能性があります
- メールアドレスの登録を確認する:au IDに正しいメールアドレスが登録されているか確認してください
- 数時間待ってみる:メールの配信には多少時間がかかることがあります
- マイページで契約状況を確認する:メールが届かなくても、マイページで解約できているか確認できます
解約完了メールは、解約手続きの証拠にもなりますので、大切に保管しておくことをおすすめします。万が一、解約後に請求が来てしまった場合などに、このメールが役立ちます。
マイページで契約状況を確認する
解約完了メール以外にも、auブックパスのマイページから直接契約状況を確認することができます。こちらの方法は、解約手続き直後でも確認できるため、より確実です。
マイページでの確認手順
- auブックパス公式サイトにアクセスしてログインします
- 画面右上の「≡」(メニュー)または「マイページ」をクリックします
- マイページ内の「契約状況」または「読み放題プラン」の項目を確認します
- 以下のように表示されていれば、正常に解約できています:
- 「現在入会されておりません」
- 「読み放題プランに未加入です」
- 読み放題プランの項目に「入会」ボタンが表示されている
契約状況の表示例
| 表示内容 | 状態 |
|---|---|
| 「現在入会されておりません」 | 解約完了 |
| 「読み放題プラン(総合コース)加入中」 | 総合コース継続中(未解約) |
| 「読み放題プラン(マガジンコース)加入中」 | マガジンコース継続中(未解約) |
| 「入会」ボタンが表示されている | 解約完了(再加入可能) |
もし解約手続きを行ったにもかかわらず、マイページに「加入中」と表示されている場合は、解約手続きが完了していない可能性があります。この場合は、もう一度解約手続きを最初から行ってください。
特に注意が必要なのは、最終確認画面で「退会する」ボタンを押し忘れているケースです。退会前の注意事項を読んだだけで、最後のボタンを押さずにページを閉じてしまうと、解約は完了しません。必ず「退会完了」の画面が表示されるまで手続きを進めてください。
解約完了のスクリーンショットを保存しておくことをおすすめします。万が一のトラブルに備えて、「読み放題プラン退会完了」の画面と、マイページの「現在入会されておりません」という表示の両方をスクリーンショットで残しておくと安心です。
auブックパスを解約する前に確認すべき重要ポイント

auブックパスを解約する前に、必ず確認しておくべき重要なポイントがあります。これらを知らずに解約してしまうと、無駄に料金を支払ってしまう、購入した本が読めなくなる、無料期間を活用できないなどの問題が発生する可能性があります。この章では、解約前に確認すべき4つのポイントを詳しく解説します。
①無料お試し期間と課金タイミング
auブックパスには無料お試し期間が用意されており、この期間をうまく活用することで、サービスを無料で体験できます。ただし、無料期間のルールを正しく理解していないと、意図せず課金されてしまうことがあります。
30日間無料期間の計算方法
総合コース(月額618円)もマガジンコース(月額418円)も、初めて利用する方には登録日を含む30日間の無料お試し期間が適用されます。
無料期間の計算例
- 1月1日に登録した場合:1月1日〜1月30日まで無料(30日間)
- 2月1日に登録した場合:2月1日〜3月2日まで無料(30日間)
- 3月15日に登録した場合:3月15日〜4月13日まで無料(30日間)
無料期間終了後の課金について
無料期間が終了すると、翌日から月末までの日割り料金が発生します。例えば、無料期間が1月30日に終了した場合、1月31日の1日分だけが日割り計算で請求され、2月分からは通常の月額料金が請求されます。
| 登録日 | 無料期間 | 初回課金日 | 初回請求額 |
|---|---|---|---|
| 1月1日 | 1月1日〜1月30日 | 1月31日 | 日割り(1日分のみ) |
| 1月20日 | 1月20日〜2月18日 | 2月19日 | 日割り(2月19日〜2月末) |
| 2月28日 | 2月28日〜3月29日 | 3月30日 | 日割り(3月30日〜3月31日) |
両コースで合計60日間無料が可能
auブックパスの大きな特徴として、総合コースとマガジンコースはそれぞれ別々に無料期間が適用されるという点があります。
両コースの無料期間を活用する方法
- まず総合コースに登録して30日間無料で利用
- 30日後に総合コースを解約
- その後マガジンコースに登録して30日間無料で利用
- 合計で最大60日間無料でauブックパスを体験できる
この仕組みを活用すれば、約2ヶ月間無料でauブックパスのサービスを試すことができます。ただし、それぞれのコースの無料期間は初回登録時のみ適用されるため、一度解約して再登録した場合は無料期間は適用されません。
無料期間中の解約は即座に利用停止
auブックパスには、無料期間中と有料期間中で解約後の扱いが大きく異なるという重要なルールがあります。
無料期間中に解約した場合
- 解約手続きを完了した瞬間に即座にサービスが利用できなくなる
- 読み放題作品がすぐに読めなくなる
- 残りの無料期間があっても利用できない
- 料金は一切発生しない
例えば、30日間の無料期間のうち、10日目に解約した場合、残りの20日間は利用できません。無料期間をフルに活用したい場合は、無料期間の最終日に解約することをおすすめします。
無料期間の最終日を逃さないための対策
- 登録日をカレンダーアプリやスマホのリマインダーに登録する
- 無料期間終了の2〜3日前にアラームを設定する
- スマホのスクリーンショットで登録日を記録しておく
- 登録完了メールを保存しておく
②日割り計算と最適な解約タイミング
auブックパスの料金システムにおいて、日割り計算がいつ適用されるかを理解することは非常に重要です。間違った認識で解約してしまうと、損をする可能性があります。
解約時は日割り返金なし
auブックパスでは、解約時に日割り返金は一切行われません。これは非常に重要なポイントです。
日割り返金がない例
- 12月1日に解約しても、12月31日に解約しても、12月分の月額料金(618円または418円)は全額請求される
- 12月5日に解約した場合でも、12月6日〜31日分の返金はない
- 月初に解約しても月末に解約しても、支払う金額は同じ
一方、登録時は日割り計算が適用される
登録時(無料期間終了後の初回課金時)には、当月の残り日数分のみが日割りで請求されます。このように、登録時は日割り計算があるが、解約時は日割り返金がないという非対称なシステムになっています。
有料期間中は月末まで利用可能
有料期間中に解約した場合は、解約手続きを完了しても、契約期間の終了日(月末)までサービスを利用できます。
有料期間中の解約例
- 契約期間が12月1日〜12月31日の場合
- 12月10日に解約手続きを完了
- 12月31日までは引き続き読み放題を利用できる
- 1月1日から自動的にサービスが停止される
- 12月分の月額料金は全額請求される(返金なし)
この仕組みがあるため、有料期間中であればいつ解約しても損はしません。月初に解約しても月末に解約しても、月末までサービスを利用でき、支払う金額も同じです。
最適な解約タイミング
| 状況 | 最適な解約タイミング | 理由 |
|---|---|---|
| 無料期間中 | 無料期間の最終日 | 無料期間をフルに活用できる |
| 有料期間中 | いつでもOK | 月末まで利用でき、返金もないため |
| 解約を忘れそう | 早めに解約 | 課金を確実に止められる |
③購入した本とダウンロード作品の扱い
auブックパスを解約する際に最も気になるのが、「今まで購入した本やダウンロードした作品はどうなるのか」という点です。ここでは、作品の種類別に解約後の扱いを詳しく解説します。
購入作品は解約後も読める
読み放題プランを解約しても、有料で購入した電子書籍は引き続き読むことができます。これは非常に重要なポイントです。
購入作品として残るもの
- auブックパスで個別に購入した電子書籍
- コミック、小説、実用書、雑誌など、ジャンルを問わず購入したすべての作品
- セールやキャンペーンで購入した作品
- ポイントやクーポンを使って購入した作品
購入作品を読み続けるための条件
- au IDを削除しないこと(読み放題プランの解約だけならOK)
- auブックパスアプリまたはWebサイトからログインすること
- 購入時と同じau IDでログインすること
つまり、読み放題プランだけを解約して、au IDを残しておけば、購入した本はずっと読み続けられるのです。
読み放題作品は解約後に読めなくなる
一方、読み放題の対象として読んでいた作品は、解約後に一切読めなくなります。これは、読み放題プランの月額料金を支払うことで読む権利を得ていたためです。
読めなくなる作品
- 「読み放題」マークがついている作品
- 総合コースで読み放題だったコミック、小説、実用書
- マガジンコースで読み放題だった雑誌
- 読み放題対象として配信期間中に読んでいた作品
読み放題と購入の見分け方
| 種類 | 表示 | 解約後 |
|---|---|---|
| 読み放題作品 | 「読み放題」または「マガジン」のアイコン | 読めなくなる |
| 購入作品 | 「購入済み」または価格表示なし | 読み続けられる |
| 未購入の有料作品 | 価格が表示されている | 購入すれば読める |
ダウンロード済みの読み放題作品も利用不可に
「ダウンロードしておけば解約後も読めるのでは?」と考える方もいますが、ダウンロード済みの読み放題作品も解約後は読めなくなります。読み放題作品にはDRM(デジタル著作権管理)がかかっており、アプリが定期的にサーバーと通信し、契約状況を確認しているためです。
どうしても解約後も読み続けたい作品がある場合は、読み放題ではなく単品で購入することをおすすめします。単品購入した作品は、読み放題プランを解約しても永久に読み続けることができます。
④au回線解約時の注意点
auの携帯電話回線を解約する予定がある方は、auブックパスへの影響を事前に理解しておく必要があります。対応を誤ると、意図せずauブックパスも解約されてしまったり、購入した本が読めなくなったりする可能性があります。
通信料金合算払いは自動解約
au回線を解約すると、基本的にauブックパスは自動的に解約されます。特に「auかんたん決済(通信料金合算払い)」で支払いをしている場合は注意が必要です。
自動解約されるケース
- 支払い方法が「auかんたん決済(通信料金合算払い)」になっている
- au回線を解約または他社にMNP転出する
- au回線解約と同時に、auブックパスの読み放題プランも自動的に解約される
- 購入した本も読めなくなる可能性がある(au ID削除の場合)
au回線解約後のau IDの扱い
| 経過日数 | au IDの状態 | 対応 |
|---|---|---|
| 解約後90日以内 | 電話番号型のまま | メールアドレス型に変更可能 |
| 解約後90日経過 | 「電話番号_解約日」に変更 | 継続利用が困難に |
継続利用には支払い方法変更が必須
au回線を解約してもauブックパスを継続利用したい場合は、事前に支払い方法を変更する必要があります。
継続利用の条件
- au回線解約前に手続きを完了させる
- 支払い方法を「通信料金合算払い」から「クレジットカード払い」に変更
- au IDを「電話番号型」から「メールアドレス型」に変更
支払い方法変更の手順
- au ID会員情報サイトにアクセス
- https://id.auone.jp/にアクセス
- au IDとパスワードでログイン
- au IDをメールアドレス型に変更
- 「au ID(電話番号)」→「au ID(メールアドレス)」に変更
- 使用するメールアドレスを入力
- 確認コードを受信して認証
- auブックパスの支払い方法を変更
- auブックパス公式サイトにログイン
- マイページ→「お支払い方法の変更」を選択
- クレジットカード情報を登録
- 対応カード:VISA、Mastercard、JCB
- 変更完了を確認
- マイページで支払い方法が「クレジットカード」になっているか確認
変更手続きのタイミング
- au回線解約月の月末までに手続きを完了させる
- 余裕を持って、解約の1週間前までに手続きすることを推奨
- 月末ギリギリだと、手続きが間に合わない可能性がある
重要:au回線を解約する予定がある方は、必ず解約前にau IDのメールアドレス型への変更と支払い方法の変更を済ませてください。この手続きを忘れると、購入した電子書籍がすべて読めなくなる可能性があります。
auブックパスが解約できない原因と解決方法

「auブックパスを解約したいのに、なぜか解約できない」という状況に陥っている方は少なくありません。しかし、解約できない原因のほとんどはいくつかの典型的なパターンに当てはまります。この章では、auブックパスが解約できない主な原因と、それぞれの解決方法を詳しく解説します。
①アプリからは解約できません
auブックパスが解約できない原因として最も多いのが、アプリから解約しようとしているケースです。これは非常に重要なポイントなので、しっかり理解してください。
アプリアンインストールは解約にならない
auブックパスのアプリをアンインストール(削除)しても、解約したことにはなりません。これは多くの方が誤解しているポイントです。
アプリをアンインストールしただけの場合
- 読み放題プランは解約されていない
- 月額料金は引き続き請求され続ける
- au IDとの紐付きは残ったまま
- アプリを再インストールすれば、すぐに利用再開できる状態
なぜアンインストールでは解約にならないのか
- auブックパスの契約はau IDに紐付いている
- アプリはあくまで閲覧用のツールに過ぎない
- 解約するには、au IDの契約情報を変更する必要がある
- アプリを削除しても、契約情報は変わらない
間違った解約方法の例
| 間違った方法 | 結果 | 正しい方法 |
|---|---|---|
| アプリをアンインストール | 解約されない | Webサイトから解約手続き |
| アプリ内で「退会」を探す | メニューが存在しない | Webサイトのマイページから退会 |
| アプリの設定で解約しようとする | 解約メニューがない | Webサイトから解約手続き |
アプリをアンインストールした後も料金が請求され続けていた場合、すぐにWebサイトから正式な解約手続きを行ってください。ただし、既に請求された分の返金は原則として行われません。
必ずブラウザから公式サイトで手続き
auブックパスの読み放題プランを解約するには、必ずWebブラウザから公式サイトにアクセスして手続きする必要があります。
正しい解約方法
- Webブラウザを開く
- Safari、Chrome、Edge、Firefoxなど
- スマートフォン、タブレット、パソコンのいずれでもOK
- auブックパス公式サイトにアクセス
- URL:https://bookpass.auone.jp/
- 「auブックパス」で検索してアクセスしてもOK
- マイページにログイン
- au IDとパスワードを入力
- 「読み放題プラン退会」から手続き
- 詳しい手順は前章を参照
アプリとWebサイトの違い
| 機能 | アプリ | Webサイト |
|---|---|---|
| 電子書籍の閲覧 | ○ | ○ |
| 電子書籍の購入 | ×(iOSアプリ) | ○ |
| 読み放題プランの入会 | × | ○ |
| 読み放題プランの解約 | × | ○ |
| 支払い方法の変更 | × | ○ |
重要:特にiPhone/iPadユーザーは、アプリ内での購入や解約ができないため、必ずWebブラウザからauブックパス公式サイトにアクセスして手続きしてください。
②ログインできていない・au IDが違う
解約手続きを進めようとしても、正しくログインできていないことが原因で解約できないケースがあります。
複数のau IDを持っている場合の確認方法
意外と多いのが、複数のau IDを持っていて、auブックパスに登録したau IDとは別のIDでログインしているというケースです。
複数のau IDを持つ可能性があるケース
- 過去にau携帯を契約していて、その時のau IDがある
- au回線を解約後、新しいau IDを作成した
- 家族のau IDと混同している
- 電話番号が変わり、新しいau IDを作成した
- メールアドレス型のau IDを複数作成している
正しいau IDを確認する方法
- auブックパスアプリで確認
- アプリを開く
- メニューから「マイページ」または「設定」を開く
- ログイン中のau IDが表示される
- 登録完了メールで確認
- auブックパス登録時に届いたメールを探す
- 件名:「【auブックパス】登録完了のお知らせ」
- メールに記載されているau IDを確認
- 請求書・クレジットカード明細で確認
- auブックパスの請求がどのau IDから行われているか確認
- auかんたん決済の場合は、My auで確認可能
- au IDのログイン履歴で確認
- au ID会員情報サイト(https://id.auone.jp/)にアクセス
- 複数のIDを試してログインしてみる
- auブックパスの契約状況を確認
間違ったau IDでログインしている場合の対処法
- 現在ログインしているau IDからログアウトする
- 正しいau IDでログインし直す
- マイページで契約状況を確認
- 「読み放題プラン加入中」と表示されていれば、正しいau ID
- 解約手続きを進める
パスワードを忘れた場合の対処法
正しいau IDは分かっているが、パスワードを忘れてしまった場合は、以下の手順でパスワードを再設定できます。
- au IDログインページにアクセス
- 「パスワードをお忘れの方」をクリック
- au IDを入力
- 登録している携帯電話番号またはメールアドレスに確認コードが送信される
- 確認コードを入力
- 新しいパスワードを設定(8文字以上、英数字を含む)
- パスワード再設定完了
③お問い合わせフォームやメールでは解約不可
「お問い合わせフォームやメールで解約依頼を送れば解約できる」と考える方がいますが、これらの方法では解約できません。
解約はマイページからのみ可能
auブックパスの読み放題プランを解約する方法は、公式サイトのマイページから自分で手続きする方法のみです。
解約できない方法
| 方法 | 結果 |
|---|---|
| お問い合わせフォームから解約依頼 | 解約されない |
| メールで解約依頼を送信 | 解約されない |
| 電話で解約依頼 | 解約されない(案内されるのみ) |
| auショップで解約依頼 | 解約されない(案内されるのみ) |
| アプリから解約依頼 | 解約メニューが存在しない |
解約できる唯一の方法
- Webブラウザからauブックパス公式サイトにアクセス
- マイページにログイン
- 「読み放題プラン退会」から手続き
お問い合わせフォームやメールで解約依頼を送った場合
- auサポートから「ご自身でマイページから解約してください」という案内が返ってくる
- サポート側で代理解約はしてもらえない
- 問い合わせている間も月額料金は発生し続ける
- 時間の無駄になるため、最初からマイページで手続きすべき
なぜマイページからのみなのか
- 本人確認のため:au IDとパスワードでログインすることで本人確認を行う
- 誤解約防止のため:本人以外が勝手に解約できないようにするセキュリティ対策
- 即時処理のため:マイページからの手続きなら即座に解約が反映される
メルマガ停止と解約の違い
もう一つよくある誤解が、「メールマガジンの配信停止」と「読み放題プランの解約」を混同してしまうケースです。
| 項目 | メルマガ停止 | 読み放題プラン解約 |
|---|---|---|
| メールが届かなくなる | ○ | ○(解約完了メールのみ届く) |
| 月額料金が止まる | × | ○ |
| 読み放題が利用できなくなる | × | ○ |
メルマガ停止は単に広告メールが届かなくなるだけで、読み放題プランは継続したまま、月額料金も引き続き請求されます。読み放題プランを解約したい場合は、別途「読み放題プラン退会」の手続きが必要です。
④解約手続きが完了していない
解約手続きを途中まで進めたが、最後まで完了していなかったというケースも意外と多くあります。
最後まで手続きを完了させる
auブックパスの解約手続きは、「退会完了」の画面が表示されるまで完了しません。途中で止めてしまうと、解約されていない状態のままです。
解約手続きの流れ(重要なポイント)
| ステップ | 内容 | 完了の可否 |
|---|---|---|
| 1 | マイページにアクセス | 未完了 |
| 2 | 「読み放題プラン退会」をクリック | 未完了 |
| 3 | 注意事項を読む | 未完了 |
| 4 | 「退会手続きを続ける」をクリック | 未完了 |
| 5 | 最終確認画面で「退会する」をクリック | 未完了 |
| 6 | 「退会完了」画面が表示される | 完了 |
よくある失敗パターン
- 注意事項を読んだだけで満足してしまう
- 注意事項ページを見ただけでは解約されない
- 必ず「退会手続きを続ける」ボタンを押す
- 「退会手続きを続ける」を押した後、そのままページを閉じてしまう
- 最終確認画面が表示されるので、そこで「退会する」を押す必要がある
- ページを閉じただけでは解約されない
- ブラウザの「戻る」ボタンを押してしまう
- 手続きが中断され、解約されない
- 最初からやり直す必要がある
- 「退会完了」画面を見ずにページを閉じてしまう
- 本当に完了したか確認できない
- 念のため再度マイページで確認すべき
解約が完了したことを示すサイン
- 「読み放題プラン退会完了」という画面が表示される
- 「退会手続きが完了しました」というメッセージが表示される
- 解約完了メールが届く(数分〜数時間後)
- マイページの契約状況が「現在入会されておりません」になる
確実に解約を完了させるためのチェックリスト
- □ マイページにログインした
- □ 「読み放題プラン退会」をクリックした
- □ 注意事項を最後まで読んだ
- □ 「退会手続きを続ける」をクリックした
- □ 最終確認画面で「退会する」をクリックした
- □ 「退会完了」画面が表示された
- □ 解約完了のスクリーンショットを保存した
- □ 解約完了メールが届いたか確認した
- □ マイページで契約状況が「未加入」になっているか確認した
このチェックリストをすべてクリアできれば、解約は確実に完了しています。
解約完了画面のスクリーンショット推奨
解約手続きを完了したら、必ず「退会完了」画面のスクリーンショットを保存しておくことを強くおすすめします。万が一、解約後も請求が続いた場合の証拠になります。また、マイページの「現在入会されておりません」という表示もスクリーンショットで残しておくと安心です。
auブックパスの完全退会(au ID削除)方法

au IDを削除すると、auブックパスから完全に退会できます。しかし、この操作は取り返しがつかないため、実行前に十分な理解と準備が必要です。この章では、au ID削除の手順と注意点を詳しく解説します。
①au ID削除前の確認事項
au IDを削除する前に、必ず以下の点を理解・確認してください。削除後は復旧できません。
au ID削除による影響(重要)
- 購入した電子書籍がすべて読めなくなる
- 読み放題プランが自動的に解約される
- auブックパスアプリが使用できなくなる
- 削除したau IDは二度と復活できない
- 同じ電話番号やメールアドレスで再登録できない
- Pontaポイントが失効する可能性がある
- au PAYの残高が使えなくなる
- その他au関連サービスがすべて利用できなくなる
削除前に必ず行うべきこと
- 読み放題プランを先に解約
- au IDを削除する前に、必ず読み放題プランを解約
- マイページで「現在入会されておりません」と表示されることを確認
- 購入した電子書籍の確認
- 本当に読めなくなってもいいか確認
- 重要な書籍がある場合は、削除を再検討
- au PAY残高の処理
- 残高がある場合は、使い切るか出金する
- 残高が0円になっていることを確認
- Pontaポイントの処理
- ポイントがある場合は、使い切るか他のアカウントに移行
- ポイントが0ポイントになっていることを確認
- 他のau関連サービスの解約
- au回線、auひかり、auでんきなどの契約がないか確認
- すべてのサービスを解約してからau IDを削除
au ID削除が必要なケース
- auブックパスを含むau関連サービスをすべて終了する
- 個人情報を完全に削除したい
- アカウントの管理を完全に終了したい
au ID削除が不要なケース(読み放題プラン解約で十分)
- 月額料金を止めたいだけ
- 購入した本は読み続けたい
- 将来的にまた利用する可能性がある
- au PAYやPontaポイントを使い続けたい
重要な注意事項
| 項目 | 読み放題プラン解約 | au ID削除 |
|---|---|---|
| 月額料金 | 発生しなくなる | 発生しなくなる |
| 購入した本 | 読める | 読めなくなる |
| 復旧 | 再加入で可能 | 不可能 |
| 他のauサービス | 影響なし | すべて利用不可 |
ほとんどの場合、au IDを削除する必要はありません。読み放題プランだけを解約すれば月額料金は発生せず、購入した本も読み続けられます。よほどの理由がない限り、au IDは残しておくことを強くおすすめします。
②au ID削除の手順
それでもau IDを削除する必要がある場合は、以下の手順で進めてください。この操作は取り返しがつきませんので、慎重に行ってください。
au ID削除の手順
- 読み放題プランを先に解約
- 前章の手順に従って、読み放題プランを解約
- 解約が完了しているか必ず確認
- au ID会員情報サイトにアクセス
- URL:https://id.auone.jp/にアクセス
- au IDとパスワードでログイン
- au ID削除ページに進む
- 画面右上の「≡MENU」をタップまたはクリック
- メニューから「au IDの削除」を選択
- 注意事項を確認
- 削除に関する注意事項が表示される
- すべての注意事項をよく読む
- 理解した上でチェックボックスにチェック
- 削除を実行
- 「au IDを削除する」ボタンをクリック
- 最終確認画面が表示される
- 本当に削除してよいか再確認
- 「削除する」ボタンをクリック
- 削除完了
- 「au ID削除完了」の画面が表示される
- 削除完了メールが届く(設定によっては届かない場合もある)
- この時点でau IDは完全に削除され、復旧不可能
削除後の状態
- auブックパスにログインできなくなる
- 購入した電子書籍がすべて読めなくなる
- au関連サービスがすべて利用できなくなる
- 同じau IDでの再登録は不可能
- 同じ電話番号やメールアドレスでの新規登録も一定期間不可能
削除前の最終確認チェックリスト
- □ 読み放題プランを解約済み
- □ 購入した電子書籍がすべて不要
- □ au PAY残高が0円
- □ Pontaポイントが0ポイント
- □ au回線・auひかり・auでんきなどの契約がない
- □ 他のau関連サービスがすべて不要
- □ 復旧できないことを理解している
- □ 再登録できないことを理解している
このチェックリストをすべてクリアしていることを確認してから、au IDを削除してください。
③au IDが削除できない場合の対処法
au IDを削除しようとしても、「au IDを削除できません」というエラーメッセージが表示されることがあります。これは、au IDに他のサービスが紐付いているためです。
au IDが削除できない主な原因
- au回線(携帯電話・スマートフォン)の契約が残っている
- auひかり(インターネット回線)の契約が残っている
- auでんき(電力サービス)の契約が残っている
- auブックパスの読み放題プランが解約されていない
- その他のau関連有料サービスが残っている
- au PAYに残高がある
- Pontaポイントが残っている
エラーメッセージの例
- 「ご契約中のサービスがあるため、au IDを削除できません」
- 「以下のサービスを解約してからau IDを削除してください」
- 「au IDに紐付いているサービスを確認してください」
紐付きサービスの確認方法
- au ID会員情報サイトにアクセス
- https://id.auone.jp/にログイン
- 契約中のサービスを確認
- 「契約中のサービス」または「ご利用中のサービス」を確認
- au IDに紐付いているすべてのサービスが表示される
- 各サービスの解約状況を確認
- 解約が必要なサービスをリストアップ
主要サービスの解約方法
| サービス | 解約方法 |
|---|---|
| au回線(携帯電話) | auショップまたはMy auから解約 |
| auひかり | KDDIお客さまセンターに電話(0077-777または0120-22-0077) |
| auでんき | KDDIお客さまセンターに電話 |
| auブックパス読み放題 | 公式サイトのマイページから解約 |
| au PAY残高 | 残高を使い切るか、銀行口座に出金 |
| Pontaポイント | ポイントを使い切るか、他のアカウントに移行 |
すべてのサービスを解約する手順
- 紐付きサービスをすべてリストアップ
- 各サービスを順番に解約していく
- 解約完了後、再度au ID会員情報サイトで確認
- 「契約中のサービスなし」と表示されることを確認
- au ID削除手続きを実行
それでも削除できない場合
- auサポートに問い合わせ
- au IDサポート:https://id.auone.jp/id/pc/help/
- auお客さまサポート:0077-7-111(au携帯から無料、9:00〜20:00)
- 問い合わせ時に伝える情報
- au ID
- 削除できない状況の説明
- 表示されるエラーメッセージ
- 解約済みのサービス一覧
最後に:本当にau IDを削除する必要がありますか?
繰り返しになりますが、ほとんどの場合、au IDを削除する必要はありません。auブックパスの月額料金を止めたいだけなら、読み放題プランの解約で十分です。au IDを削除してしまうと:
- 購入した電子書籍がすべて読めなくなる
- 二度と復旧できない
- 再登録もできない
この重大な影響を十分に理解した上で、本当に必要な場合のみau IDを削除してください。迷っている場合は、まず読み放題プランだけを解約して様子を見ることをおすすめします。後からau IDを削除することは可能ですが、削除後に元に戻すことは不可能です。
auブックパス解約後のおすすめ乗り換え先サービス

auブックパスを解約した後、「他の読み放題サービスを使いたい」と考えている方のために、おすすめの乗り換え先サービスをご紹介します。雑誌中心か、コミックや小説も読みたいかによって、最適なサービスが異なります。
①雑誌読み放題サービスへの乗り換え
auブックパスのマガジンコースを利用していた方や、雑誌読み放題に特化したサービスを探している方には、楽天マガジンまたはdマガジンがおすすめです。
楽天マガジン(月額572円・年額5,500円)
楽天マガジンは、楽天グループが提供する雑誌読み放題サービスです。コストパフォーマンスの高さが最大の特徴です。
楽天マガジンの基本情報
- 月額料金:572円(税込)
- 年額料金:5,500円(税込) ※月額より年間1,364円お得
- 配信雑誌数:2,500誌以上
- 配信冊数:12,000冊以上(バックナンバー含む)
- 無料期間:初回31日間
- 対応デバイス:スマホ・タブレット最大5台、PC最大2台
楽天マガジンのメリット
- 年額プランが非常にお得:月額換算で約458円
- 配信雑誌数・冊数が業界最大級
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- 楽天モバイルユーザーは追加特典あり
- 複数端末で同時閲覧可能
- ダウンロード機能でオフライン閲覧可能
楽天マガジンのデメリット
- アプリの動作がやや重い場合がある
- 記事検索機能がアプリ版のみ
- 楽天ポイントを支払いに使えない(貯まるのみ)
楽天マガジンがおすすめな人
- とにかく安く雑誌読み放題を利用したい
- 楽天ポイントを貯めている
- 楽天モバイルや楽天市場を利用している
- 年額プランで長期利用を考えている
dマガジン(月額580円)
dマガジンは、NTTドコモが提供する雑誌読み放題サービスです。アプリの使いやすさとバックナンバーの充実度が特徴です。
dマガジンの基本情報
- 月額料金:580円(税込)
- 配信雑誌数:2,400誌以上
- 配信冊数:4,300冊以上(バックナンバー含む)
- 無料期間:初回31日間
- 対応デバイス:最大10台
dマガジンのメリット
- アプリの動作が速く使いやすい
- 記事検索機能が充実
- カテゴリ分けが細かく見つけやすい
- dポイントが貯まる・使える
- ドコモユーザー以外も利用可能
- ダウンロード機能が優秀
- 最大10台まで登録可能
dマガジンのデメリット
- 年額プランがない(月額のみ)
- 楽天マガジンより配信冊数が少ない
- 料金が楽天マガジンより若干高い
dマガジンがおすすめな人
- アプリの使いやすさを重視する
- 記事検索機能を活用したい
- dポイントを貯めている
- ドコモのサービスを利用している
- 快適な操作性を求める
auブックパスとの比較
auブックパスのマガジンコースと、楽天マガジン・dマガジンを比較した表です。
| 項目 | auブックパス マガジンコース |
楽天マガジン | dマガジン |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 418円 | 572円 | 580円 |
| 年額料金 | なし | 5,500円(月458円) | なし |
| 配信雑誌数 | 300誌以上 | 2,500誌以上 | 2,400誌以上 |
| 配信冊数 | 非公開 | 12,000冊以上 | 4,300冊以上 |
| 無料期間 | 30日間 | 31日間 | 31日間 |
| ポイント | Pontaポイント | 楽天ポイント | dポイント |
| アプリの使いやすさ | △ | ○ | ◎ |
雑誌読み放題サービスの選び方
- コスパ重視なら:楽天マガジン(特に年額プラン)
- 使いやすさ重視なら:dマガジン
- 楽天経済圏を使っているなら:楽天マガジン
- ドコモユーザーなら:dマガジン
どちらも無料期間があるので、両方試してから決めるのがおすすめです。
②総合的な電子書籍サービスへの乗り換え
auブックパスの総合コースを利用していた方や、雑誌だけでなくコミックや小説も読みたい方には、総合的な読み放題サービスがおすすめです。
Kindle Unlimited(月額980円)
Kindle Unlimitedは、Amazonが提供する電子書籍読み放題サービスです。圧倒的な配信冊数が最大の特徴です。
Kindle Unlimitedの基本情報
- 月額料金:980円(税込)
- 配信冊数:200万冊以上(和書約20万冊、洋書約180万冊)
- 無料期間:初回30日間(キャンペーンで延長されることも)
- 対応デバイス:Kindle端末、スマホ、タブレット、PC
- 同時利用冊数:最大20冊
Kindle Unlimitedのメリット
- 配信冊数が圧倒的に多い(200万冊以上)
- コミック、小説、ビジネス書、雑誌など幅広いジャンル
- Kindleストアの膨大なラインナップから選べる
- Kindle端末との相性が良い
- 洋書も豊富(英語学習にも最適)
- Amazonプライム会員との併用でさらにお得
Kindle Unlimitedのデメリット
- 月額料金が他サービスより高め
- 人気作品・最新作が対象外のことが多い
- 読み放題対象作品の入れ替わりが激しい
- 同時に借りられるのが20冊まで
Kindle Unlimitedがおすすめな人
- とにかくたくさんの本を読みたい
- コミック、小説、ビジネス書など幅広く読む
- Kindle端末を持っている
- Amazonプライム会員
- 洋書も読みたい
各サービスの特徴比較
auブックパス総合コースと、主要な総合読み放題サービスを比較した表です。
| 項目 | auブックパス 総合コース |
Kindle Unlimited |
|---|---|---|
| 月額料金 | 618円 | 980円 |
| 配信冊数 | 4万冊以上 | 200万冊以上 |
| 雑誌 | 300誌以上 | 数百誌 |
| コミック | ○ | ◎ |
| 小説 | ○ | ◎ |
| ビジネス書 | ○ | ◎ |
| 無料期間 | 30日間 | 30日間 |
| 運営 | KDDI | Amazon |
その他の読み放題サービス
- ブック放題(月額550円):雑誌700誌以上、コミック5万冊以上が読み放題
- コミックシーモア読み放題(月額780円〜):コミック特化、BL・TLも充実
- U-NEXT(月額2,189円):動画見放題+雑誌190誌読み放題
総合的な読み放題サービスの選び方
- 配信冊数重視なら:Kindle Unlimited
- コスパ重視なら:ブック放題
- コミック中心なら:コミックシーモア読み放題
- 動画も見たいなら:U-NEXT
乗り換え時のお得な活用法
- 無料期間を最大限活用
- 各サービスの無料期間を順番に試す
- 楽天マガジン(31日)→dマガジン(31日)→Kindle Unlimited(30日)で約3ヶ月無料
- キャンペーンを狙う
- Kindle Unlimitedは定期的に2〜3ヶ月99円などのキャンペーンを実施
- 楽天マガジンも年額プランのキャンペーンあり
- 複数サービスの併用
- 雑誌は楽天マガジン、コミックはKindle Unlimitedなど使い分ける
- 用途に応じて最適なサービスを選ぶ
まとめ:自分に合ったサービスを選ぼう
auブックパス解約後の乗り換え先は、何を読みたいかによって最適なサービスが異なります。
- 雑誌中心なら:楽天マガジンまたはdマガジン
- コミック・小説も読むなら:Kindle Unlimited
- コスパ重視なら:楽天マガジン(年額プラン)
- 使いやすさ重視なら:dマガジン
- 配信冊数重視なら:Kindle Unlimited
どのサービスも無料期間があるので、実際に試してから決めることを強くおすすめします。自分の読書スタイルに合ったサービスを見つけて、快適な読書ライフを楽しんでください。
auブックパス解約に関するよくある質問

auブックパスの解約に関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。解約前の疑問や不安を解消してから、手続きを進めてください。
解約手続きについて
解約手続きに関する基本的な質問にお答えします。
Q: 無料期間だけ使って解約できますか?
A: はい、無料期間だけ利用して解約することは可能です。
auブックパスの総合コースとマガジンコースは、それぞれ初回登録時に30日間の無料お試し期間が用意されています。この無料期間中に解約すれば、料金は一切かかりません。
無料期間中の解約で注意すべき点
- 無料期間中に解約すると、解約した瞬間にサービスが利用できなくなる
- 残りの無料期間があっても利用できない
- 無料期間をフルに活用したい場合は、無料期間の最終日に解約するのがおすすめ
- 無料期間終了日は、登録完了メールやマイページで確認できる
無料期間の計算例
- 1月1日に登録した場合:1月30日が無料期間最終日
- 1月30日23:59までに解約すれば、料金は一切発生しない
- 1月31日0:00以降は日割りで課金が開始される
Q: 解約したらいつから料金がかからなくなりますか?
A: 解約のタイミングによって異なります。
無料期間中に解約した場合
- 解約手続きを完了した時点で即座に料金は発生しない
- 無料期間内であれば、料金は一切かからない
有料期間中に解約した場合
- 解約手続きを完了した月の分までは料金が発生する
- 例:12月15日に解約した場合、12月分の月額料金は全額請求される
- ただし、月末までは引き続きサービスを利用できる
- 翌月(1月)からは料金が一切かからない
料金が停止するタイミング
| 解約日 | 解約月の請求 | 翌月の請求 | 利用可能期間 |
|---|---|---|---|
| 12月5日 | 12月分全額 | なし | 12月31日まで |
| 12月20日 | 12月分全額 | なし | 12月31日まで |
| 12月31日 | 12月分全額 | なし | 12月31日まで |
つまり、有料期間中はいつ解約しても損はしません。月初に解約しても月末に解約しても、月末まで利用でき、支払う金額も同じです。
Q: 日割り返金はありますか?
A: いいえ、解約時の日割り返金はありません。
auブックパスでは、月の途中で解約しても日割り返金は一切行われません。これは非常に重要なポイントです。
日割り返金がない例
- 12月1日に解約した場合:12月分の月額料金618円(または418円)が全額請求される
- 12月31日に解約した場合:12月分の月額料金618円(または418円)が全額請求される
- どちらも支払う金額は同じで、返金はない
登録時は日割り計算される
一方、登録時(無料期間終了後の初回課金時)には日割り計算が適用されます。
- 無料期間が1月30日に終了した場合、1月31日の1日分だけが日割りで請求される
- 2月分からは通常の月額料金が請求される
このように、登録時は日割り計算があるが、解約時は日割り返金がないという仕組みになっています。
最適な解約タイミング
- 有料期間中であれば、いつ解約しても損はしない
- 解約を忘れそうな場合は、早めに解約手続きをしておく
- 月末まで利用できるため、月初に解約しても問題ない
解約後のサービス利用について
解約後のサービス利用に関する質問にお答えします。
Q: 解約後も購入した本は読めますか?
A: はい、読み放題プランを解約しても、購入した本は引き続き読めます。
解約後も読める作品
- auブックパスで有料で個別に購入した電子書籍
- コミック、小説、実用書、雑誌など、ジャンルを問わず購入したすべての作品
- セールやキャンペーンで購入した作品
- ポイントやクーポンを使って購入した作品
解約後に読めなくなる作品
- 「読み放題」マークがついている作品
- 総合コースで読み放題だったコミック、小説、実用書
- マガジンコースで読み放題だった雑誌
- ダウンロード済みの読み放題作品も利用不可になる
購入した本を読み続けるための条件
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| au IDを削除しない | 読み放題プランの解約だけならOK |
| 同じau IDでログイン | 購入時と同じau IDでログインすること |
| アプリまたはWebサイトからアクセス | auブックパスアプリまたは公式サイトから利用 |
重要:読み放題プランだけを解約して、au IDを残しておけば、購入した本はずっと読み続けられます。au IDを削除してしまうと、購入した本もすべて読めなくなるので注意してください。
Q: 再登録したら無料期間は適用されますか?
A: 同じコースの再登録では無料期間は適用されませんが、別のコースなら適用されます。
無料期間が適用されないケース
- 総合コースを解約後、再度総合コースに登録する場合
- マガジンコースを解約後、再度マガジンコースに登録する場合
- 解約からどれだけ時間が経過していても、同じコースの再登録では無料期間なし
- 再登録した当日から日割りで月額料金が発生
無料期間が適用されるケース
- 総合コースを解約後、初めてマガジンコースに登録する場合
- マガジンコースを解約後、初めて総合コースに登録する場合
- それぞれのコースで1回ずつ、合計2回の無料期間を利用できる
無料期間の活用例
| ステップ | 内容 | 無料期間 |
|---|---|---|
| 1 | 総合コースに初回登録 | 30日間無料 |
| 2 | 30日後に総合コースを解約 | – |
| 3 | マガジンコースに初回登録 | 30日間無料 |
| 4 | 30日後にマガジンコースを解約 | – |
| 5 | 再度総合コースに登録 | 無料期間なし(即課金) |
その他のよくある質問
Q: auショップで解約できますか?
A: いいえ、auショップでは解約できません。解約は公式サイトのマイページからのみ可能です。auショップに行っても、「ご自身でWebから手続きしてください」と案内されるだけです。
Q: 電話で解約できますか?
A: いいえ、電話でも解約できません。解約方法は公式サイトのマイページからのみです。電話で問い合わせても、Webでの解約方法を案内されるだけです。
Q: 解約手数料はかかりますか?
A: いいえ、解約手数料は一切かかりません。いつ解約しても無料で解約できます。
Q: 解約後にアプリは使えますか?
A: はい、購入した本を読むためにアプリは引き続き使えます。ただし、読み放題作品は読めなくなります。無料コンテンツの閲覧や新規購入も可能です。
Q: 家族が誤って解約してしまった場合、復旧できますか?
A: 読み放題プランの解約は復旧できません。再度登録する必要があります。ただし、再登録時は無料期間が適用されず、即座に課金が開始されます。家族でau IDを共有している場合は、解約に注意してください。
Q: 解約を忘れて課金されてしまいました。返金してもらえますか?
A: 原則として返金は行われません。解約を忘れないよう、登録日をカレンダーに登録したり、リマインダーを設定したりすることをおすすめします。有料期間中は月末まで利用できるので、解約を忘れそうな場合は早めに手続きしておくと安心です。
【まとめ】auブックパス解約方法とスムーズに解約するためのチェックリスト
いかがでしたでしょうか。auブックパスの解約方法について、読み放題プランの解約手順からau IDの完全削除まで、詳しく解説してきました。
auブックパスの解約は、公式サイトのマイページから簡単に手続きできますが、アプリからは解約できない点や、無料期間中の解約は即座に利用停止になる点など、注意すべきポイントがいくつかあります。特に無料期間を最大限活用したい場合は、期間終了日をしっかり確認してから解約手続きを進めることが大切です。
また、au回線を解約する予定がある方は、事前に支払い方法をクレジットカードに変更しておくことで、auブックパスを継続利用できます。解約後は楽天マガジンやdマガジン、Kindle Unlimitedなど、自分の読書スタイルに合った代替サービスへの乗り換えも検討してみてください。
この記事を参考に、スムーズなauブックパス解約手続きを進めていただければ幸いです。
auブックパス解約の重要ポイント
- auブックパスの解約は公式サイトのマイページから3ステップで完了(所要時間約3分)。アプリからは解約できないため、必ずブラウザから手続きする。
- 無料期間中の解約は即座に利用停止、有料期間中の解約は契約期間終了まで利用可能。月途中の解約でも日割り返金はなく、いつ解約しても損はしない。
- 購入した作品は解約後も読めるが、読み放題作品は利用不可になる。au IDを削除すると購入作品も読めなくなるため、ほとんどの場合は読み放題プランの解約だけで十分。
- au回線解約時は支払い方法変更で継続利用可能。変更しないと自動退会となるため、解約月の月末までに手続きを完了させる。
- 解約後の乗り換え先は、雑誌中心なら楽天マガジンやdマガジン、総合的な読書ならKindle Unlimitedがおすすめ。無料期間を活用して自分に合ったサービスを見つける。
