
AppleCareの解約方法にお困りの方へ。契約経路(Apple公式・キャリア・販売店)や支払い方法によって手続きは異なります。本記事では、それぞれのケースに対応した具体的な解約手順と注意点をわかりやすく解説します。
AppleCareの解約方法を契約経路別に解説

① Apple公式サイトまたはデバイスからの解約手順
Appleの公式サービスから直接AppleCareに加入した場合、主に以下の2つの方法で解約が可能です。
- iPhoneやiPadの設定アプリからの解約方法
「設定」アプリ → 「[ユーザー名]」→「サブスクリプション」→「AppleCare+」を選択し、「サブスクリプションをキャンセル」をタップします。すぐに解約が完了します。 - Apple公式サイトでの手続き方法
Appleの公式サポートページ(こちら)から、Apple IDでサインインし、サブスクリプション管理画面で解約手続きを進めることも可能です。
② キャリア(au、ソフトバンク、楽天モバイル)経由の解約手順
携帯キャリアを通じてAppleCareに加入している場合は、それぞれの提供窓口での手続きが必要です。
- 各キャリアの専用アプリやウェブサイトでの解約方法
契約しているキャリア(au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)のマイページまたは専用アプリにログインし、サポートメニューからAppleCareの契約状況を確認のうえ、解約手続きを行ってください。 - キャリアショップでの手続き方法
オンラインでの解約が難しい場合は、契約店舗やキャリアショップに直接行って、店員に「AppleCareの解約をしたい」と伝えることで案内を受けられます。身分証明書と契約中の端末を持参することをおすすめします。
③ 販売店(家電量販店など)での解約手順
ヨドバシカメラやビックカメラなどの販売店経由でAppleCareを申し込んだ場合は、店頭またはAppleサポート経由での手続きが必要です。
- 購入店舗での解約手続きの流れ
店頭で契約をした場合、基本的にはAppleCareの管理はAppleが行っているため、Appleサポートに連絡し、契約時のレシートやデバイス情報を提示して解約を依頼します。 - 必要な書類や情報
解約には「購入証明書(レシートなど)」「デバイスのシリアル番号」「Apple ID情報」が必要です。スムーズに進めるため、事前に用意しておきましょう。
AppleCare解約時の注意点と返金ポリシー

① 一括払いと月払いの返金ポリシーの違い
AppleCareには一括払いと月払いの2種類の支払い方法があり、それぞれ解約時の返金ルールが異なります。
- 30日以内の解約時の全額返金条件
AppleCare加入後30日以内に解約した場合、未使用であれば原則として全額返金されます。ただし、保証を利用した場合や、物理的な修理対応を受けた場合は返金額が減額されることがあります。 - 31日以降の解約時の按分返金計算方法
一括払いの場合、31日を過ぎた場合でも解約可能ですが、未経過期間分の金額から手数料などを差し引いた額が返金されます。月払いの場合は、次回請求日前に解約すれば以後の請求が停止され、日割り返金は原則ありません。
② 解約後の再加入制限と注意点
AppleCareを一度解約すると、再加入には制限がかかることがあります。
- 解約後の再加入ができないケース
解約後、同じデバイスに対して再加入できない場合が多く、特に購入から日数が経過していると不可となります。 - 再加入可能な条件と手続き
デバイス購入から30日以内であれば、条件を満たせば再加入できる可能性があります。その場合、デバイスの点検や写真の提出を求められることがあるため、Appleサポートに直接確認しましょう。
③ 解約手続きに必要な情報と書類
AppleCareの解約には、契約時の情報が必須です。これらを揃えておくと手続きがスムーズに進みます。
- 契約番号やデバイスのシリアル番号の確認方法
AppleCareの契約番号やシリアル番号は、「設定」アプリ → 「一般」→「情報」の中で確認できます。また、Apple IDに紐づくメールでも契約内容を確認できます。 - 購入証明書の準備
店舗で購入した場合はレシートや納品書、オンラインで購入した場合は購入完了メールなどが購入証明となります。AppleCareの申し込み時点の証明が必要になるため、事前に準備しておきましょう。
AppleCare解約時によくある質問(FAQ)

① 解約後、保証はいつまで有効ですか?
解約申請をした時点で、AppleCareの保証は通常その日で終了します。
ただし、解約申請が処理されるまでの間は、保証が有効なこともあります。Appleサポートに確認のうえ、手続きが完了したかどうかをきちんと把握しておきましょう。また、AppleCare解約後は、Apple製品本体の購入時に付帯していた通常保証(1年間のハードウェア保証と90日間の無償サポート)に戻ります。
② 解約手続き中に修理を依頼できますか?
基本的には、解約申請が完了するまでの間はAppleCareの保証対象として修理を依頼することが可能です。
ただし、返金処理が進行している段階での修理依頼は断られる場合があるため、事前にAppleサポートへ状況を確認するのが安心です。万が一のために、解約前に必要な修理がないか確認しておくことをおすすめします。
③ 解約後、iCloud+の契約はどうなりますか?
AppleCareとiCloud+は別契約のため、AppleCareを解約してもiCloud+には一切影響ありません。
ただし、iPhoneのストレージがiCloudバックアップに依存している場合は、AppleCareとは関係なく継続課金となるため注意してください。iCloud+を解約したい場合は、別途「設定」→「[ユーザー名]」→「iCloud」→「サブスクリプション」から手続きを行う必要があります。
AppleCare解約時のチェックリスト

① 解約前の確認事項
以下の項目は、解約手続きを始める前に必ず確認しておきましょう。
- 契約経路の確認
Apple公式・キャリア・販売店のどこを通じて契約したかにより、解約方法が異なります。 - 支払い方法の確認
一括払いか月額払いかで、返金対応や手続き方法に違いがあります。 - 必要書類の準備
契約番号・デバイスのシリアル番号・購入証明書など、事前に用意しておくと手続きがスムーズです。
② 解約手続き中の注意点
実際に解約手続きを行う際に、気をつけておきたいポイントを以下にまとめました。
- 手続きのタイミング
月額払いの方は次回請求日の前に、できるだけ余裕をもって手続きをしましょう。 - 返金ポリシーの確認
解約時期や契約条件により、返金額は変動します。Appleサポートのガイドラインを必ず確認してください。
③ 解約後の対応
手続きが完了した後にも、忘れずに対応すべきことがあります。
- 保証の終了確認
解約処理後、AppleCareの保証が正しく終了しているかどうかをApple IDのサブスクリプション管理から確認しましょう。 - 再加入の可否確認
将来的に再加入の可能性がある場合は、再加入条件(購入から30日以内など)をAppleサポートに確認しておくと安心です。
まとめ:AppleCareの解約方法
いかがでしたでしょうか。AppleCareの解約は、契約経路や支払い方法によって手続きが大きく異なります。本記事では、Apple公式、携帯キャリア、販売店ごとの手続き方法から、返金ポリシーや再加入制限まで網羅的に解説しました。
解約を検討している方は、手続きを始める前にご自身の契約状況をよく確認し、必要な書類や情報を準備したうえで進めてください。スムーズに解約を完了させるためにも、ぜひチェックリストを活用し、注意点を踏まえて行動しましょう。
最後に、本記事のポイントを以下にまとめます。
- AppleCareの解約方法は契約経路や支払い方法によって異なる
- 解約時期によって返金額が変動する
- 解約後の再加入には制限がある
- 解約手続きには契約番号やデバイスのシリアル番号が必要
- iCloud+との契約関係も確認が必要