イオン銀行の解約方法にお悩みの方へ。本記事では、口座・カード・AEON Pay・イオンスクエアメンバーIDなど、各サービスの解約手続きを契約経路別に詳しく解説。解約前に確認すべきポイントや他行との比較情報、よくある質問まで網羅しています。
イオン銀行の口座解約方法

① インターネットバンキングでの解約手順
利用条件と注意点
イオン銀行のインターネットバンキングから解約するには、口座が個人名義であることが前提です。また、未処理の取引や残高がある場合は手続きができません。ログインできる状態であることも必要です。
解約手続きのステップバイステップ
- イオン銀行のインターネットバンキングにログイン
- 「口座管理」メニューから「口座解約」を選択
- 画面の案内に従って解約理由などを入力
- 確認画面で内容をチェックし、手続きを完了
解約後の確認事項
- 即時で口座利用が停止されます
- 口座番号は再利用不可になります
- 証明書の発行を希望する場合は別途申請が必要です
② 総合口座解約専用ページでの手続き
利用可能な条件
イオン銀行の公式サイト内「総合口座解約専用フォーム」から申し込む方法です。本人確認書類のアップロードが必要で、郵送物の受け取りができる住所があることが前提です。
必要な情報と入力手順
- 専用フォームにアクセス
- 氏名、生年月日、口座番号などを入力
- 本人確認書類の画像をアップロード
- 確認後、申請を送信
手続き完了後の流れ
- イオン銀行で確認後、解約完了通知が郵送されます
- 残高がある場合は登録口座への送金処理が行われます
③ 店舗での解約方法
必要書類と持参物
- キャッシュカード
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)
- 届出印(登録済みの場合)
手続きの流れと所要時間
- 最寄りのイオン銀行店舗に来店
- 窓口で「口座解約希望」と伝える
- 必要書類を提出し、手続き完了
所要時間は15~30分程度ですが、混雑状況によって異なります。
店舗検索と予約方法
イオン銀行の公式店舗検索ページから最寄りの支店を探せます。事前予約は原則不要ですが、混雑時は待ち時間が発生します。
④ コールセンターを通じた解約
電話番号と受付時間
- イオン銀行コールセンター:0120-13-1089
- 受付時間:9:00~18:00(年末年始除く)
書類の取り寄せと返送手順
- コールセンターに連絡し、解約書類を請求
- 書類が郵送されるので、記入して返送
- 銀行側で確認後、手続き完了
解約完了までの期間
書類の往復を含め、おおよそ1~2週間程度を見込んでおくと安心です。
⑤ 解約前に確認すべきポイント
残高の処理方法
残高がある場合は、別の金融機関口座への振込が行われるか、残高0円にしてからの手続きが必要です。
定期預金やローンの有無
定期預金がある場合は、先に解約しておく必要があります。ローンが残っている場合は口座解約できませんので注意が必要です。
他のサービスへの影響
イオンカードセレクト、WAON、投資信託などと連携している場合は、事前に個別サービスの解約または解除が必要となります。
⑥ よくある質問とトラブルシューティング
解約手続きが進まない場合
ブラウザの不具合や未対応機種の場合、処理が途中で止まることがあります。別のデバイスから再試行、またはコールセンターへの連絡を推奨します。
必要書類を紛失した場合
本人確認書類やキャッシュカードを紛失した場合は、再発行または別途証明書類の提出が求められます。まずは窓口または電話で状況を伝えましょう。
解約後の証明書発行について
解約証明書は、原則として自動では発行されません。必要な場合は、コールセンターや店舗に依頼することで発行対応が可能です。
イオン銀行のカード解約方法

① イオンカードセレクトの解約手順
インターネットバンキングでの手続き
イオンカードセレクトは、イオン銀行の口座とクレジットカードが一体化したカードです。解約には「暮らしのマネーサイト」または「イオンウォレット」アプリを使用します。
- 暮らしのマネーサイトにログイン
- 「各種お手続き」→「カード退会」へ進む
- 必要情報を入力し、退会手続き完了
インターネットが使えない場合は、テレホンアンサー(自動音声)や郵送による手続きも可能です。
解約時の注意点と影響
- イオン銀行の口座自体も同時に解約される点に注意
- 公共料金等の引き落としがある場合は事前に変更手続きを行う必要あり
- ときめきポイントは失効するため、使い切ってからの解約がおすすめ
② イオン銀行キャッシュ+デビットの解約方法
インターネットバンキングでの手続き
キャッシュ+デビットカードの解約は、インターネットバンキングから手続き可能です。
- インターネットバンキングにログイン
- 「キャッシュ+デビット管理」メニューから「カード解約」を選択
- 手続き内容を確認し、解約申請
解約後の対応事項
- カードは物理的に破棄(ICチップ部分にハサミを入れる)
- 別途、新しいカードを発行する場合は「キャッシュカード単体」の申し込みが必要
③ イオンデビットカードの解約手順
コールセンターへの連絡方法
イオンデビットカードの解約は、インターネット上からは手続き不可です。コールセンターへ直接連絡してください。
- イオン銀行コールセンター:0120-13-1089
- 受付時間:9:00~18:00(年中無休、年末年始除く)
書類の取り寄せと返送手順
- 電話で解約希望を伝え、必要書類を郵送で取り寄せ
- 書類に記入・署名し、同封の返信用封筒で返送
- 銀行側で書類確認後、解約完了通知が届く
④ その他のイオンカードの解約方法
暮らしのマネーサイトでの手続き
イオンカード各種(WAON一体型、ゴールドなど)の解約は、暮らしのマネーサイトから手続き可能です。
- 暮らしのマネーサイトにログイン
- 「ご利用カード情報」から該当カードを選択
- 「退会申請」を選び、手続きを完了
テレホンアンサーを利用した解約
自動音声応答サービス「テレホンアンサー」でも手続き可能です。
- 固定電話:0120-223-212
- 携帯電話・スマホ:0570-064-750(通話料有料)
郵送での解約手続き
「カード退会届」を郵送して手続きすることも可能です。ダウンロードまたは電話請求で書類を取得し、必要事項を記入して返送します。
⑤ 解約時の共通注意点
ポイントの扱い
ときめきポイントは、カード解約と同時に全て失効します。ポイントは事前に交換や使用を済ませてからの解約をおすすめします。
家族カードやETCカードの影響
本会員カードを解約すると、家族カード・ETCカードも同時に無効になります。利用明細の確認もできなくなるため、必要な記録は保管しておきましょう。
公共料金の支払い変更手続き
カードを通じて水道光熱費や携帯料金などを引き落としていた場合、新しい支払い方法に切り替える必要があります。変更が遅れると未納やサービス停止の恐れもあるため、解約前に済ませておきましょう。
AEON Payの退会方法

① イオンウォレットからの退会手順
アプリ内の操作ステップ
AEON Payをイオンウォレットアプリで利用している場合、以下の手順で退会可能です。
- イオンウォレットアプリを起動
- 画面右上の「メニュー」アイコンをタップ
- 「AEON Payの設定」を選択
- 「退会する」を選び、画面の案内に従って手続きを完了
退会後の再登録について
一度退会すると、AEON Payの利用履歴や設定は削除されます。再度利用する場合は、初期登録からのやり直しが必要になります。
② iAEONアプリからの退会方法
カード連携解除の手順
iAEONアプリからAEON Payを利用している場合、以下の手順でカード連携解除を行い退会します。
- iAEONアプリを起動
- 「マイページ」内の「AEON Pay設定」を開く
- 登録されているカード情報を削除
- 画面下部の「退会する」ボタンをタップ
退会後の注意点
- 残高が残っている場合は使用後に退会することがおすすめです
- カード連携を解除していないと、情報がアプリに残る可能性があるため確実に解除を行いましょう
③ 退会時の共通注意事項
残高やポイントの扱い
AEON Pay自体にはチャージ残高は存在しませんが、連携しているWAONポイントやキャンペーンポイントは失効する場合があります。必ずポイント残高を確認してから退会しましょう。
他のサービスへの影響
AEON Payを退会すると、イオンウォレットやiAEONアプリ内での決済機能が使えなくなります。連携されていたイオンカードなども一時的に利用制限がかかる場合があるため、退会後は必要に応じて再設定が必要です。
イオンスクエアメンバーIDの退会方法

① 暮らしのマネーサイトからの退会手順
ログインとメニュー操作
イオンスクエアメンバーIDは、暮らしのマネーサイトから退会手続きが可能です。
- 暮らしのマネーサイト(https://www.aeon.co.jp/)にアクセス
- ID・パスワードでログイン
- 「登録情報の確認・変更」→「退会手続き」メニューへ進む
退会手続きの完了まで
- 注意事項を確認のうえ「退会する」を選択
- 再確認画面で「はい」を選ぶと手続きが完了
- 退会完了の確認メールが登録アドレス宛に届きます
② イオンウォレットアプリからの退会方法
アプリ内の操作ステップ
イオンウォレットアプリでもメンバーIDの退会が可能です。
- アプリを起動しログイン
- 「設定」→「各種手続き」→「イオンスクエアメンバーID退会」
- 画面の案内に従い確認・退会を完了
退会後の確認事項
- アプリからもログイン不可になります
- 再度利用したい場合は、新規IDの取得が必要です
- 過去の取引明細や履歴は確認できなくなります
③ 退会時の注意点
Web明細の解除について
Web明細の登録がある場合、退会と同時にサービスも解除されます。紙の明細への切り替えはできないため、明細保存が必要な方はPDFで事前に保存しておきましょう。
クレジットカードとの連携解除
退会手続きを行うと、連携しているクレジットカード情報も削除されます。特に暮らしのマネーサイトやイオンウォレットで明細確認をしていた方は、退会後は明細閲覧ができなくなる点にご注意ください。
解約時のチェックリストと乗り換え先比較

① 解約前のチェックリスト
残高の確認
イオン銀行を解約するには、口座残高を0円にする必要があります。ATMやインターネットバンキングで残高を確認し、出金・振込で使い切るか、解約手続き時に返金先を指定してください。
定期預金やローンの有無
定期預金がある場合は、解約手続き前に別途解約が必要です。また、ローン契約がある場合は口座を解約できません。完済後、ローン情報が抹消されるのを待ってから手続きを行いましょう。
公共料金の支払い変更手続き
イオン銀行口座で携帯料金や水道光熱費などを支払っていた場合は、他の口座やクレジットカードへの変更が必要です。解約前に新しい支払い方法へ変更を完了しておかないと、支払い不能でサービス停止の恐れがあります。
② 他行サービスとの比較表
手数料やサービス内容の比較
主要なネットバンク・都市銀行との比較表を以下にまとめました(2025年6月時点の情報、要確認)。
銀行名 | ATM手数料 | 振込手数料 | 通帳の有無 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
イオン銀行 | 無料回数あり(最大5回) | 無料条件あり | なし(Web通帳) | WAONポイント連携、店舗が多い |
楽天銀行 | 最大7回/月無料 | 他行宛3回/月無料 | なし | 楽天経済圏との親和性が高い |
住信SBIネット銀行 | 最大20回/月無料 | 他行宛月20回無料 | なし | 証券口座との連携が便利 |
三菱UFJ銀行 | 条件付き無料 | 220円〜/回 | あり | 全国に支店があり安心感 |
特典やキャンペーン情報
- 楽天銀行: 楽天ポイントが貯まる「ハッピープログラム」あり
- 住信SBIネット銀行: 開設+利用で現金プレゼントの常時キャンペーン
- 三菱UFJ銀行: 新規口座開設でPayPayポイントプレゼントの期間限定特典あり(要確認)
解約後の乗り換え先は、自分の生活スタイルに合ったサービス内容・連携のしやすさを基準に選ぶのがポイントです。
まとめ:イオン銀行の解約方法
いかがでしたでしょうか。イオン銀行の各種サービスの解約方法について、契約経路別に詳しく解説しました。解約手続きは、サービスの種類や利用状況により異なるため、事前に必要な情報を確認し、適切な方法で手続きを進めてください。不明点がある場合は、イオン銀行の公式サイトやコールセンターにお問い合わせください。
ポイントまとめ:
- インターネットバンキングや専用ページでの解約が可能
- カードの種類により解約手続きが異なる
- AEON PayやイオンスクエアメンバーIDの退会はアプリから手続き
- 解約前に残高や各種サービスの確認が必要
- 不明点はイオン銀行の公式サイトやコールセンターで確認