マネーツリーの解約方法を徹底解説。課金停止とアカウント退会の違いや、それぞれの手順をiOS・Android・Web版ごとにわかりやすく案内します。退会後のデータ削除や注意点、よくある質問もカバーしているので、迷わず手続きが進められます。
もくじ
マネーツリーの課金停止と退会は別物!まず違いを押さえる

① 課金停止(有料プランの解約)
比較表:iOS/Android/Webでの手続き
プラットフォーム | 課金停止の手順 |
---|---|
iOS(Apple経由) | 設定アプリ → Apple ID → サブスクリプション → Moneytreeを選択 → 「サブスクリプションをキャンセル」 |
Android(Google経由) | Playストア → メニュー(≡)→ サブスクリプション → Moneytreeを選択 → 「定期購入を解約」 |
Web(カード払い) | マネーツリーWeb版にログイン → 歯車アイコン → 「マイアカウント」→「プラン変更」→ 無料プランに変更 |
注意点:返金不可・期間満了まで利用可能
課金停止をしても、即時利用停止にはなりません。
支払い済み期間の終了日までは有料機能が引き続き利用可能です。ただし、途中解約による返金は不可となっていますので、その点はあらかじめ理解しておきましょう。
② アカウント退会(データ削除)
iOSアプリ版手順(歯車→退会→パスコード)
- マネーツリーのiOSアプリを起動
- 画面右下の「設定(歯車)」をタップ
- 「退会する」を選択
- パスコードまたはFace IDで認証
- 確認画面で「退会を完了」を選択
Androidアプリ版手順(口座画面→設定→退会→パスコード)
- マネーツリーのAndroidアプリを起動
- 「口座」タブを開く
- 右上のメニュー(︙)→「設定」
- 「退会」を選択し、パスコード認証
- 内容を確認のうえ、退会を確定
Web版手順(ログイン→歯車→マイアカウント→退会)
- ブラウザからマネーツリーWeb版へログイン
- 右上の歯車アイコンをクリック
- 「マイアカウント」を選択
- 「退会する」をクリックし、認証後に削除を確定
図解付きチェックリスト:ステップ&事前準備
- 課金停止が先 → 退会が後(順番を守る)
- 連携サービスは事前に解除(ゆうちょレコなど)
- 必要なデータは退会前にCSV形式でバックアップ
- パスワード・認証情報を準備(ログインできる状態に)
- 退会すると全データが完全削除され復元不可
上記のチェックポイントを守って、スムーズに退会を進めましょう。
マネーツリーの手順ごとのつまずきポイントと対策

① ログインできない
パスワード忘れ時の再設定方法
ログイン画面から「パスワードをお忘れですか?」を選び、登録メールアドレスを入力します。案内メールが届いたら、リンクから新しいパスワードを設定してください。
サポート問い合わせ先
再設定メールが届かない、または登録メールアドレスが不明な場合は、マネーツリーの公式サポートからお問い合わせください。
② プラットフォームで課金停止できない
Apple/Googleでの定期購入処理方法
定期購入は各プラットフォーム(Apple IDやGoogleアカウント)側で管理されているため、マネーツリーのアプリからは直接解約できません。それぞれのストアの設定からキャンセル手続きを行ってください。
誤って退会してしまったときの対処
退会後はデータがすべて削除されるため、復元はできません。
万一誤って退会してしまった場合、同じメールアドレスで再登録は可能ですが、過去の記録は引き継がれません。
③ 連携サービスからの連携解除
Money Canvas・ゆうちょレコとの連携解除順序
連携サービスによっては、まず連携先(例:ゆうちょレコ)で解除操作を行ってから、マネーツリー側での削除が必要です。サービスごとに手順が異なるため、両方のアプリで確認して進めましょう。
削除とアーカイブの違い説明
マネーツリーにはアーカイブ機能があります。これは連携を解除しても明細を一時的に保存する機能ですが、完全削除を選択すると復元できなくなるので注意しましょう。
マネーツリー退会後に知っておくべきこと

① データ削除範囲と復元不可
金融明細・連携履歴などすべて消える
退会手続きを完了すると、以下のデータがすべて完全に削除されます。
- 連携していた銀行・証券・クレジットカードなどの金融機関情報
- 過去の収支履歴・取引明細・分類情報
- 各種メモ・タグ・通知設定
一度削除されると、いかなる理由でも復元は不可能となります。
削除前にCSVバックアップ推奨
削除前にデータを保存しておきたい場合は、アプリ内やWeb版から明細をCSV形式でエクスポートすることが可能です。マネーツリーの「口座」画面や「明細」画面にあるエクスポート機能を利用してください。
② アカウント復元はできない
再登録は可能だが、過去の履歴なし
退会後に同じメールアドレスで再度アカウントを作成することは可能です。ただし、以前の履歴・金融連携・設定情報などは一切引き継がれません。
よくある誤解と公式文言の引用
「一時的に使わないから退会しよう」は要注意です。退会は完全な削除を意味し、アカウントを再開する手段はありません。
マネーツリー公式の表記でも、以下のように記載されています:
退会されたアカウントは復元できません。ご利用履歴も含め、すべての情報は削除されます。(マネーツリー公式ヘルプより)
③ 退会後使えなくなる機能
通知機能や連携機能の即時停止
退会が完了すると、以下の機能は即座に無効になります。
- 金融機関からの入出金通知・更新通知
- マネーツリーからのレポート配信・お知らせ
- 連携サービス(例:ゆうちょレコ、Money Canvasなど)での情報共有
すぐに情報が届かなくなるため、他サービスに移行する場合は事前に連携解除・移行作業を行っておくことを推奨します。
サポート連絡先と問い合わせ方法
退会後に不明点がある場合は、マネーツリー公式サポート窓口にて問い合わせが可能です。
ただし、退会後は本人確認の手段が限られるため、メールアドレスや登録情報を控えておくとスムーズに対応してもらえます。
マネーツリーの解約に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 課金済みだけど早期解約して返金できる?
返金の可否と期間満了の扱い
マネーツリーの有料プランは、AppleやGoogleの定期購入システムに基づいて提供されています。
そのため、途中で解約しても日割り返金はされません。解約しても、支払済み期間の最終日まではプレミアム機能を利用できます。
Q2. ログインできずに退会できない
パスワード再発行手順
ログインできない場合は、ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」から再設定を行ってください。登録メールアドレスに再設定用のリンクが届きます。
サポート問い合わせ対応フロー
パスワードが再設定できない場合や、登録アドレスが不明な場合は、マネーツリーの公式サポート窓口からお問い合わせください。
本人確認のため、登録時の情報(氏名・メール・連携口座など)をできるだけ詳細に伝えるのがスムーズです。
Q3. 連携解除したのに明細が残っているのはなぜ?
アーカイブ vs 完全削除の違い図
マネーツリーには「アーカイブ機能」があります。これは金融機関との連携を解除しても、過去の明細を閲覧用に残しておく機能です。
完全に履歴を削除したい場合は、アーカイブを削除する必要があります。
再連携したいときの手順
アーカイブした口座は再度連携することも可能です。
口座一覧から「再連携」を選ぶことで、再び情報を取得できるようになります。ただし、過去の明細が復元されるわけではない点に注意してください。
Q4. マネーツリーから他の家計簿アプリに乗り換えたい
Moneytree vs 他サービスの簡易比較
項目 | マネーツリー | Zaim | Money Forward |
---|---|---|---|
自動連携数 | 50以上 | 30前後 | 70以上 |
無料プランでの制限 | あり(プレミアム優先) | 少ない | あり(連携数制限) |
セキュリティ | 金融機関レベル | 標準 | 銀行レベル |
乗り換えを検討する場合は、それぞれのアプリの無料・有料プランの機能比較や、対応している金融機関の種類をよく確認しましょう。
【まとめ】マネーツリー 解約方法と注意点

いかがでしたでしょうか。マネーツリーの解約方法は、「課金停止」と「アカウント退会」で目的と手順が大きく異なります。アプリやWebからの手続き、各プラットフォームごとの注意点、退会後のデータ削除のリスクなど、本記事では初心者の方でも迷わないように詳細かつ丁寧に解説しました。
解約に不安がある方も、チェックリストやFAQを参考に一つずつ確認しながら進めれば大丈夫です。
- 有料プランの解約とアカウント退会の違いを理解してから手続きを始める
- iOS・Android・Webそれぞれで操作手順が異なるので注意
- 退会するとすべてのデータが即時に削除され復元できない
- 必要な情報は退会前にCSV形式でバックアップしておく
- 不安な場合は、公式サポートに相談するのもおすすめ