京都銀行の口座解約は、支店窓口での手続きが基本です。京銀アプリの「本人口座削除」だけでは正式な解約にならない点に注意しましょう。必要な持ち物や、京都カードネオ・京銀JCBデビットの解約順序、2021年3月以降開設の口座にかかる未利用口座管理手数料と自動解約の仕組みまで詳しく解説します。
京都銀行の口座解約方法の全体像

京都銀行の口座解約は、支店窓口での手続きが基本です。まず、多くの方が誤解しやすいポイントから確認しましょう。
| 手続き | 内容 |
|---|---|
| 京銀アプリの「本人口座削除」 | アプリ・京銀ダイレクトバンキング上の登録削除のみ(口座解約にはならない) |
| 口座そのものの解約 | 支店窓口での手続きが必要 |
①京銀アプリの「本人口座削除」は解約と別物
京銀アプリのメニューから「アプリ設定」→「口座設定」→「本人口座削除」と進むことで、アプリ・京銀ダイレクトバンキング上から口座の登録を削除できます。しかし、これはあくまでアプリ上の表示を消すだけの手続きであり、口座自体の解約にはなりません。口座そのものが不要な場合は、別途窓口での解約手続きが必要です。
②普通預金口座の解約は窓口が基本
普通預金口座の解約は、お近くの支店窓口への来店が基本の手続き方法です。定期預金・積立式定期預金については、京銀ダイレクトバンキングに申し込んでいる方であれば、パソコンやスマートフォンからの解約が一部可能です。
京都銀行口座の解約前に確認すべきこと

①代理人による解約も条件付きで可能
京都銀行では、配偶者やご家族などの代理人によるお取引も受け付けています。ただし、代理権の確認や、預金者ご本人さまへの意思確認が必要となる場合があり、確認ができない場合は受付できないこともあります。来店時には代理人さまとご本人さま両方の本人確認書類が必要です。
②給与・年金の振込口座になっていないか確認する
解約する口座が給与振込や年金受取に指定されている場合は、先に勤務先や年金事務所へ振込先の変更手続きを済ませてから解約を進めてください。順番を誤ると振込を受け取れなくなります。
③京都カードネオ・京銀JCBデビットは先に解約する
以下のカード・デビットサービスを契約している場合は、決済口座を解約する前に、それぞれ個別の退会手続きが必要です。退会は本人会員からの申し出のみ受付可能です。
| サービス | 手続き方法 |
|---|---|
| 京都カードネオ | 京銀アプリまたは窓口 |
| 京銀JCBデビット | 京銀アプリまたは窓口 |
いずれも、決済口座が京銀ダイレクトバンキングの代表口座である場合は、京銀アプリからの退会手続きが可能です。それ以外の場合は窓口での手続きとなります。
窓口での解約手続きの具体的な流れ

①必要な持ち物を準備する
| 持ち物 | 備考 |
|---|---|
| 通帳 | 必須 |
| キャッシュカード | 発行している場合のみ |
| お届出印 | 口座開設時に登録した印鑑 |
| 本人確認書類 | 運転免許証など(原本の提示を求められる場合あり) |
②残高が1万円未満なら印鑑不要で解約できるケースも
預金残高が1万円未満の場合、本人が来店し、顔写真付きの本人確認書類を提示することで、お届出印なしでも解約できる場合があります。
③お近くの窓口へ来店する
お近くの支店窓口へ来店し、解約したい旨を伝えてください。持参物が揃っていれば、その場で手続きが完了します。
未利用口座管理手数料と自動解約に注意

京都銀行では2021年3月1日以降に開設された口座を対象に、長期間利用のない口座への手数料制度を導入しています。
①対象になる口座の条件
2021年3月1日以降に開設された普通預金口座(総合口座を含む)・貯蓄預金口座のうち、最後の入出金から2年以上取引のない口座が対象です。2021年2月28日以前に開設した口座は対象外となるため、古くから利用している口座であれば、この手数料の心配はありません。
②対象外となるケース
- 口座残高が10,000円以上の場合
- 同一取引店で定期預金の残高が1円以上ある場合
- 外貨預金・投資信託・債券・金融商品仲介・信託などの金融資産の指定預金口座である場合
- 借入の返済口座(カードローン含む)である場合
③手数料の金額と自動解約のスケジュール
対象口座には年間1,320円(税込)の手数料が発生します。毎年7月頃、手数料徴収日となる10月5日(休日の場合は翌営業日)までに入出金がなければ通知が届き、その後も利用や解約の手続きがなければ、10月5日に手数料が引き落とされます。
【要注意】口座残高が手数料未満の場合は、残高全額が手数料として充当され、10月5日時点で口座が自動的に解約されます。一度徴収された手数料の返却や、自動解約後の口座再利用はできません。
長期間放置した休眠状態の口座がある場合

長い間ご利用のない預金通帳・証書がある場合でも、京都銀行では引き続き預かっています。通帳・証書とお取引印の確認など所定の手続きを経れば払い戻しが可能なため、心当たりがある場合はお取引店に相談しましょう。通帳や証書、お取引印が見当たらない場合でも、ご本人であることが確認できれば払戻しができる場合があります。
京都銀行の口座解約に関するよくある質問

Q1. 京銀アプリで口座を削除すれば解約になりますか?
いいえ、なりません。京銀アプリの「本人口座削除」はアプリ・京銀ダイレクトバンキング上の登録を削除するだけの手続きで、口座自体は解約されません。口座が不要な場合は、別途窓口での解約手続きが必要です。
Q2. 家族に代わりに解約してもらうことはできますか?
条件付きで可能です。代理人によるお取引となるため、代理権の確認や、預金者ご本人への意思確認が必要になる場合があります。来店時には代理人とご本人、両方の本人確認書類を持参してください。
Q3. 通帳やキャッシュカードを紛失していても解約できますか?
解約自体は可能ですが、別途、紛失や再発行の手続きが必要になり、通常より時間がかかります。事前に紛失の届け出を済ませておくと当日の手続きがスムーズです。
Q4. 使っていない口座を放置しておくとどうなりますか?
2021年3月1日以降に開設した口座で2年以上取引がない場合、未利用口座管理手数料(年間1,320円)の対象となり、毎年10月5日に手数料が引き落とされ、残高が不足していれば自動的に解約されます。それより前に開設した口座は対象外です。
【まとめ】京都銀行の口座解約方法

京都銀行の口座解約は、支店窓口への来店が基本です。京銀アプリの「本人口座削除」だけでは解約にならない点に注意し、京都カードネオや京銀JCBデビットなど関連サービスを先に解約しておきましょう。給与振込や自動引き落としの変更も忘れずに済ませて、余裕を持って手続きを進めてください。
- 京銀アプリの「本人口座削除」は解約ではないため、口座を解約したい場合は窓口での手続きが必要
- 普通預金口座の解約は支店窓口への来店が基本
- 持ち物は「通帳」「キャッシュカード」「お届出印」「本人確認書類」の4点
- 京都カードネオ・京銀JCBデビットは先に個別の退会手続きが必要
- 未利用口座管理手数料は2021年3月1日以降に開設した口座のみが対象、年間1,320円
- 手数料徴収・自動解約は毎年10月5日に実施される
