NHKのクレジットカード払いをやめたい、または受信契約そのものを解約したいとお考えではないでしょうか。マイページ(WEB)から手続きできることとできないことがあり、混乱するケースが多いです。本記事では、クレジットカード払いの停止・支払方法の変更から、NHK受信契約の解約方法まで、手順・注意点・返金ルールをわかりやすく解説します。
NHKの公式案内:支払方法の変更と受信契約の解約は別手続きです。受信契約の解約は0120-222000(9:00~18:00)、受信料・支払いに関する一般問い合わせは0570-077-077、IP電話等は050-3786-5003です。目的別の最新窓口はNHK公式の電話お問い合わせ一覧で確認してください。
NHKクレジットカード払いの「解約」とは何を指すのか

「NHKのクレジットカード払いを解約したい」と検索してこのページにたどり着いた方の中には、目的が大きく2パターンに分かれます。
- クレジットカードへの引き落としをやめて、別の支払方法に変えたい
- NHKとの受信契約そのものを終わらせたい(テレビを捨てた・引越しなど)
この2つはまったく異なる手続きです。混同したまま進めると、手続きが完了しているつもりでもクレジットカードへの請求が続いたり、逆に受信契約が残り続けたりするトラブルが発生します。まずは自分がどちらを求めているのかを明確にしてから手続きを進めましょう。
①NHKの「支払方法変更」と「受信契約の解約」の違い
NHKに関する手続きは、大きく以下の2種類に分かれます。それぞれの目的・手続き方法・完了にかかる時間が異なるため、違いをしっかり把握しておくことが重要です。
②NHK受信契約の解約ができる主な事由一覧
NHKの受信契約は、どのような理由でも自由に解約できるわけではありません。解約が認められるのは、受信機(テレビ等)が不要になった場合や、住居の状況が変わった場合に限られます。以下に、解約が認められる主な事由をまとめます。
| 解約事由 | 具体的な状況 | 必要な証明書類(目安) |
|---|---|---|
| 受信機の廃棄・故障 | テレビを捨てた、壊れて使えなくなった | 家電リサイクル券、購入店の買取控えなど(要確認) |
| 住居の空き家化 | 引越しにより住居に誰も住まなくなった | 転出証明書など(要確認) |
| 世帯同居 | ひとり暮らしの解消・単身赴任の解消など2世帯が1つになった | WEB申込可能。確認書への署名・捺印・返送が必要 |
| NHK配信の受信終了 | アプリ・ブラウザでNHK配信を継続的に視聴しなくなった | NHKふれあいセンターへ連絡のうえ確認(要確認) |
| 施設入所・死亡 | 契約者が施設に入所、または死亡した | 入所証明書・死亡診断書など(要確認) |
「テレビを見ていないから解約したい」「受信料を払いたくないから解約したい」という理由だけでは、解約は認められません。解約できるのは、受信機がなくなった・住居に誰も住まなくなったなど、受信契約を要しなくなった場合に限られます。
また、NHKは届け出の内容をもとに受信機の有無や配信の視聴状況を確認したうえで解約を受け付けます。虚偽の届け出を行った場合は割増金の対象となるため、正確な情報を申告することが必要です。
なお、解約手続きの詳しい電話申込の手順については、次の章で解説します。
NHKクレジットカード払いをマイページで変更・停止する手順

NHKのクレジットカード払いを別の支払方法に切り替えたい場合、「NHK受信料の窓口」のWEBサイト(マイページ)から手続きが完結します。郵送や電話は不要です。以下の手順に沿って操作を進めましょう。
①NHKマイページへのアクセス方法と事前に準備するもの
手続きを始める前に、以下のものを手元に準備しておくとスムーズです。
- お客様番号(NHKから届いた払込用紙・通知はがきに記載)
- 登録済みのメールアドレス(受信料アカウントを作成済みの場合)
- 切り替え先が口座振替の場合:金融機関名・支店名・口座番号・口座名義人
- 切り替え先が払込用紙の場合:特に書類は不要
お客様番号は、NHKから届いた各種通知や、クレジットカード会社の利用明細書に記載されている場合があります。見当たらない場合はNHKふれあいセンター(0570-077-077)に問い合わせると確認できます。
準備ができたら、以下のURLからNHK受信料の窓口にアクセスします。
- NHK受信料の窓口(支払方法変更):https://www.nhk-cs.jp/jushinryo/PayChangeMenu.do
スマートフォン・PCどちらからでも手続きが可能です。
②NHKクレジットカード払いから口座振替または払込用紙への変更操作手順
マイページにアクセスしたら、以下の手順で操作を進めます。
- 「支払方法変更のお手続き」ページにアクセスする
NHK受信料の窓口トップページから「契約確認・変更」→「支払方法の変更」を選択します。 - 変更後の支払方法を選択する
「口座振替への変更」または「払込用紙への変更」のいずれかを選択します。 - お客様情報を入力する
お客様番号・氏名・住所・電話番号などの必要事項を入力します。口座振替に変更する場合は、金融機関情報も入力します。 - 入力内容を確認して送信する
入力内容に誤りがないか確認のうえ、送信ボタンを押します。 - 完了メールを受け取る
手続きが完了すると、登録済みのメールアドレスに確認メールが届きます。メールが届いたら手続き完了です。
なお、払込用紙への変更を選択した場合、変更後の最初の払込用紙はNHKから郵送で届きます。届くまでに数週間かかる場合があるため、期日までに支払いができるよう余裕をもって手続きを進めましょう。
また、口座振替への変更は、インターネットでの手続きのほか、用紙を印刷して郵送する方法も選べます。プリンターがない場合は、NHKから用紙を郵送してもらうことも可能ですが、届くまでに2週間前後かかる場合があります。
③NHKクレジットカード請求が止まるタイミングと手続き完了後の確認方法
支払方法の変更手続きが完了しても、クレジットカードへの請求がすぐに止まるわけではありません。手続きのタイミングによっては、変更後も一度クレジットカードに請求が来る場合があります。
NHKの受信料は以下のコースに分かれており、それぞれ請求のタイミングが異なります。
| 支払コース | 請求タイミング | 変更が反映されるタイミング |
|---|---|---|
| 2か月払 | 毎偶数月にクレジットカード会社へ請求 | 手続き完了後の次回請求分から反映 |
| 6か月前払 | お支払期間始めの月(または前月)に6か月分を一括請求 | 現在の前払期間終了後の次回請求分から反映 |
| 12か月前払 | お支払期間始めの月(または前月)に12か月分を一括請求 | 現在の前払期間終了後の次回請求分から反映 |
特に6か月前払・12か月前払を利用している方は注意が必要です。手続きを完了しても、現在の前払期間が終わるまでは変更が反映されません。前払期間の途中で手続きをした場合でも、その期間分はすでに支払済みのため返金は発生しません。
手続き完了後は、以下の方法で変更が正しく反映されているかを確認しましょう。
- 完了メールの内容を確認する:手続き完了メールに変更後の支払方法が記載されています。
- クレジットカードの利用明細を確認する:次回の請求日以降にNHKからの請求がなくなっていれば、変更が反映されています。
- NHKから届く通知を確認する:変更後、NHKからお知らせが郵送される場合があります。
万が一、変更手続き後もクレジットカードへの請求が続く場合は、NHKふれあいセンター(0570-077-077)に問い合わせて状況を確認することをおすすめします。

NHKクレジットカード払いの解約・変更でよくある失敗と対処法

NHKのクレジットカード払いに関する手続きでは、手順を誤ったり確認不足のまま進めたりすることで、予期せぬ請求や返金トラブルが発生することがあります。ここではよくある失敗パターンと、それぞれの対処法を解説します。
①NHK支払コース(2か月払・6か月前払・12か月前払)別の注意点
NHKのクレジットカード払いには、支払コースが3種類あります。コースによって請求タイミングが異なるため、解約・変更手続きの締切も変わります。自分がどのコースを利用しているかを事前に確認しておくことが重要です。
NHK各支払コースの請求タイミングと解約申込の締切比較表
| 支払コース | 割引率 | 請求タイミング | 解約・変更時の注意点 |
|---|---|---|---|
| 2か月払 | なし | 毎偶数月にクレジットカード会社へ2か月分を請求 | 次回請求日までに手続きが完了すれば、その請求分から変更が反映される。比較的タイムラグが短い。 |
| 6か月前払 | 4.4%割引 | お支払期間始めの月(または前月)に6か月分を一括請求 | 前払期間の途中で手続きをしても、その期間の請求はすでに確定済み。変更は次の前払期間から反映。未消化分は解約時に返金対象。 |
| 12か月前払 | 7.0%割引 | お支払期間始めの月(または前月)に12か月分を一括請求 | 最大で約1年先まで請求が確定している場合がある。解約時の返金対象期間が長くなることも。返金先指定書の提出が特に重要。 |
6か月前払・12か月前払のコースを利用している方は特に注意が必要です。前払期間の途中に解約・変更手続きをしても、すでに支払い済みの期間分についてはクレジットカードへの請求を止めることができません。解約受理後、未消化期間に相当する金額が返金されますが、返金先指定書の提出が必要です。書類の提出を忘れると返金手続きが進まないため、届き次第すみやかに対応しましょう。
また、更新のお知らせはNHKから特に届かない場合があります。12か月前払いを利用している場合、更新日を自分で記録しておかないと、気づかないうちに次の12か月分が請求されてしまうケースがあります。支払期間の終了時期は、NHKふれあいセンターに問い合わせて事前に確認しておくと安心です。
②NHKの手続き前にクレジットカードを先に解約・更新停止してしまった場合の対処法
クレジットカードを先に解約したり、更新を停止したりしても、NHKとの受信契約は自動的に解約されません。これは多くの方が誤解しやすいポイントです。
クレジットカード払いができなくなった場合、NHKの受信規約では以下のように定められています。
- クレジットカード会社からの立替払いができなくなった場合、該当期間分は払込用紙(継続振込)での支払いに切り替わります。
- その後の受信料についても、自動的に継続振込(払込用紙)での支払いとなります。
つまり、クレジットカードを解約しても受信料の支払い義務はなくならず、払込用紙での請求に切り替わるだけです。受信契約を完全に終了させたい場合は、別途NHKふれあいセンターへの電話手続きが必要です。
すでにクレジットカードを先に解約・停止してしまった場合の対処法は以下のとおりです。
- NHK受信料の窓口にアクセスし、支払方法を口座振替または払込用紙に変更する
クレジットカードへの請求が止まり、新しい支払方法に切り替わります。 - 受信契約そのものを解約したい場合は、NHKふれあいセンター(0120-222000)に電話する
解約事由(テレビの廃棄など)を伝え、解約届の送付を依頼します。 - 払込用紙での未払い分がある場合は速やかに支払う
未払いが続くと、NHKから督促や法的手続きに発展する可能性があります。
③NHKの手続きをせずに残高不足にした場合のリスク
「クレジットカードの残高をゼロにすれば請求が止まる」と考える方もいますが、これは非常にリスクの高い行為です。絶対に避けるべき方法です。
残高不足による引き落とし失敗が発生した場合、以下のリスクがあります。
- クレジットカードの信用情報に傷がつく
支払い遅延・引き落とし失敗は、信用情報機関に記録される可能性があります。住宅ローン・自動車ローン・新たなクレジットカードの審査に影響が出ることがあります。 - NHKへの受信料の支払い義務はなくならない
前述のとおり、クレジットカードへの請求が失敗しても、払込用紙(継続振込)での支払いに切り替わるだけで、受信料の支払い義務は継続します。 - 未払いが続くと督促・法的手続きのリスクがある
NHKは未払いに対して民事訴訟を起こすケースがあります。未払いのまま放置することは避けましょう。
クレジットカード払いをやめたい場合は、必ず正規の手続き(支払方法変更または受信契約の解約)を行うことが唯一の正しい対処法です。手続きに不明点がある場合は、NHKふれあいセンター(0570-077-077)に問い合わせて確認しましょう。
NHKクレジットカード払いに関するよくある質問(FAQ)

NHKのクレジットカード払いに関する手続きでは、事前に疑問を解消しておくことで、スムーズに手続きを進めることができます。ここではよくある質問と回答をまとめました。
①マイページだけでNHK受信契約の解約まで完結できますか?
原則として、マイページだけで受信契約の解約を完結させることはできません。
マイページ(NHK受信料の窓口のWEBサイト)で対応できる手続きは、以下のものに限られます。
- 支払方法の変更(クレジットカード→口座振替・払込用紙など)
- 登録クレジットカードの変更
- 支払コースの変更
- 住所・氏名・メールアドレスなどの登録情報の変更
- 世帯同居に伴う解約の申込(例外的にWEB対応)
一方、テレビの廃棄・住居の空き家化・施設入所などを理由とした受信契約の解約は、NHKふれあいセンターへの電話が必要です。電話後に解約届が郵送され、署名・捺印のうえ返送して初めて解約が完了します。
「マイページで支払方法を変更したから解約できた」と勘違いするケースが多いため、注意が必要です。支払方法の変更はあくまで「クレジットカードへの請求を止める手続き」であり、受信契約そのものは継続したままです。
②NHK解約後の返金はいつ・どのように受け取れますか?
解約受理後、解約を受理した月以降のお支払い分が返金対象となります。返金を受け取るには、解約届と一緒に送られてくる「放送受信料返金先指定書」に銀行口座情報を記入して返送する必要があります。
返金に関するポイントをまとめると以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 返金対象 | 解約受理月以降に相当する前払い分 |
| 返金方法 | 指定した銀行口座への振込(クレジットカードへの返金ではない) |
| 返金までの目安 | 返送から18日前後(目安) |
| 必要な手続き | 放送受信料返金先指定書への記入・返送 |
| 注意点 | 返金先指定書を提出しないと返金手続きが進まない |
また、解約手続きのタイミングによっては、手続き後も一度クレジットカードへの請求が発生する場合があります。この場合も、解約受理月以降の分は返金されます。返金先指定書が届いたら、記入漏れがないよう確認のうえ、速やかに返送しましょう。
③テレビを廃棄したが書類(リサイクル券)がない場合でも解約できますか?
リサイクル券や買取控えなどの証明書類がない場合でも、すぐに解約できないと決まっているわけではありません。ただし、NHKは届け出の内容をもとに受信機の廃棄状況を確認するため、証明書類がないと手続きが難航するケースがあります。
証明書類がない場合の対応としては、以下の方法が考えられます。
- 廃棄した家電量販店・リサイクル業者に再発行を依頼する
家電リサイクル券は再発行できる場合があります。廃棄した店舗や業者に問い合わせてみましょう。 - 廃棄した状況をできる限り詳しく説明する
廃棄した日付・場所・方法(粗大ごみ・家電量販店での回収など)を具体的に伝えることで、NHK側が状況を確認しやすくなります。 - NHKふれあいセンターに相談する
書類がない状況でも相談に応じてもらえる場合があります。まずは電話で状況を説明しましょう。
テレビを廃棄する際は、家電リサイクル券や買取店の控えを必ず保管しておくことを強くおすすめします。書類があれば解約手続きがスムーズに進むため、廃棄前に意識しておくとよいでしょう。
④代理人(家族)がNHK解約手続きをすることはできますか?
契約者本人が高齢・入院・死亡などの理由で手続きが困難な場合、家族などの代理人が手続きを行うことは可能です。ただし、代理人が手続きをする場合でも、解約届への署名・捺印は契約者本人(または正式な代理権を持つ方)が行う必要があります。
代理人が手続きを進める際のポイントは以下のとおりです。
- 電話での申込は代理人が行うことができます。その際、契約者のお客様番号・氏名・住所・解約事由を伝えましょう。
- 契約者が死亡している場合は、相続人や遺族が手続きを行うことができます。死亡診断書などの書類が必要になる場合があります(要確認)。
- 施設に入所した場合は、入所証明書などの書類を準備したうえで、家族がNHKふれあいセンターに連絡するとスムーズです。
代理手続きの詳細な要件はケースによって異なるため、不明点はNHKふれあいセンター(0570-077-077)に事前に確認することをおすすめします。
⑤NHK受信料のクレジットカードを新しいものに変更するだけの場合の手順は?
受信契約は継続したまま、登録しているクレジットカードだけを新しいものに変更したい場合は、マイページ(WEB)から手続きが完結します。電話や書類の郵送は不要です。
手順は以下のとおりです。
- NHK受信料の窓口にアクセスする
https://www.nhk-cs.jp/jushinryo/PayCreditMenu.do - 「クレジットカード継続払への変更のお手続き」を選択する
新しいカードへの変更もこのページから手続きできます。 - 新しいクレジットカード情報を入力する
カード番号・有効期限・氏名・住所などの必要事項を入力します。 - 内容を確認して送信する
- 完了メールを受け取る
登録済みのメールアドレスに確認メールが届いたら手続き完了です。
NHKのクレジットカード払いで利用できるブランドは以下のとおりです。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- American Express
- ダイナースクラブ
変更手続きが完了するまでの間は旧カードへの請求が継続されます。新カードへの切り替えは手続き完了後に行われるため、旧カードと新カードで二重に請求されることはありません。ただし、手続きが完了する前に旧カードを解約してしまうと支払いが滞る可能性があるため、必ずNHKの変更手続きを完了させてから旧カードの解約を行いましょう。
まとめ|NHKクレジットカード払いの解約・変更は「目的に合った手続きルート」が重要です
いかがでしたでしょうか。NHKのクレジットカード払いをやめたい場合、支払方法を変更したいだけであればマイページのWEB手続きで完結できます。一方、受信契約そのものを解約する場合は、原則として電話での申込が必要です。この2つを混同したまま手続きを進めると、予期せぬ引き落としや手続きの遅延につながることがあります。本記事のポイントを参考に、目的に合った手続きをスムーズに進めてみてください。
- 「クレジットカード払いの停止(支払方法変更)」と「受信契約の解約」は別手続きである
- 支払方法の変更はマイページWEBで完結できるが、受信契約の解約は電話が必要
- 6か月・12か月前払いコースは、解約タイミングによって一時引き落としが発生することがある
- クレジットカードを先に解約すると手続きが複雑になるため、必ずNHK手続きを先に行う
- 解約後の返金は、解約受理月以降の支払い分が対象となる
